2008.09.06 (Sat)
『人のセックスを笑うな』



先生! アガサさんが血の泡を吐きました!
何となく秋めいてきましたね。
秋と言えば、ときめき。 ときめきと言えば恋愛映画。
そういえば最近、殺伐とした映画の観過ぎで、女力が低下しつつあるのを実感していたんですよねぇ・・。
的な事を世帯主さまに言ったら、
何をいまさら・・・(-_−)
と、珍しい生き物でも見るような表情をされました。
まぁ・・ね・・・。
と言う事で、「これじゃいかん」と早速レンタル屋さんに直行。
以前から観たかった 『人のセックルを笑うな』 をゲットして参りました。
これは期待が持てますよ〜!
なにせ、パッケージに “せつなさ100%の恋愛映画” って書いてありますからね☆
どうですか、このサンキスト
に喧嘩売るようなキャッチコピーは! よかろう! ならば存分に頂戴しようではないか!
当店ご自慢の“刹那さ”とやらをな!(←なんだかよく判らなくなっている)
てな訳であらすじ・・・
美大に通う19歳のみるめ君は恋に落ちた。
相手は20歳年上の講師・ユリちゃんだ。
友人のえんちゃんも堂本君も、恋の波にのまれて溺死寸前のみるめ君が心配でならない。
特にえんちゃんは、みるめ君に密かな想いを抱いているから、もう気が気ではない。
ある日、えんちゃんの悪い予感は的中した。
ユリちゃんには歳の離れた旦那さまがいたのだ。
そしてユリちゃんは、実にあっけらかんと、その事をみるめ君に伝える。
いくら好きでも、不倫はできん。
みるめ君は何とかユリちゃんへの想いを断ち切ろうと、引き篭もりになってみた。
しかし、恋に落ちるのはいとも簡単なのとは裏腹に、恋から抜け出すのは非常に困難なのである。
恋に落ちるのに理由はいらない。そこにあるのは本能だけ。
そして、本能で好きになったものを、理性でコントロールなんて出来る訳が無いのだ。
苦悩を続けるみるめ君。
それを歯がゆい思いで見守るえんちゃん。
そんなえんちゃんの動向が気になる堂本君。
ユリちゃんが大学を辞め、姿を消したのは、それからしばらく経ってからのことだった・・・。
ランキング参加中らしいです
すまんかった。 ホンマすまんかった。゚(ノД`゚)゚。
確かに主役はアガサが絶対神・史郎の次に好きな松ケンだ。
そして、相手役はアガサと同年代の永作博美。
おまけに若手女優の中で一番ストライクゾーン(←何の?)の蒼井優もこっぷり登場。
このメンツなら、そこそこの“ときめき&刹那さ”は間違いないだろうとは思っていた。
ある程度の共感も得られてしまうだろうと。
だが、だが、まさかここまでとは・・・!!
アガサ、完敗です。
アガサの黒歴史を振り返ってみると、実は年下君との恋愛は全くありません。
学生時代に微かにドキムネした記憶はあるのですが、実際の接近遭遇となると皆無。
何故なんでしょう・・・ 自分がガキっぽいから、相手くらいはドシンと構えて欲しいという深層心理の表れなのでしょうか・・ムウ。
ですので正直、映画の中の永作さんには、殆ど共感出来ませんでした。
むしろ松ケン。
年上の秘密めいた女性に完全に持ってかれた松ケンの、狂おしいまでの若い愛に完全シンクロ。
なんだよ>< 振り回すなよ! うそゴメン、振り回して下さい。
さっきまで強がっていた舌の根に、乾く隙を与えない程の心の揺れ。
人は恋に落ちると、こうも有頂天で、悲観的で、臆病者で、向こう見ずで、アホで、間抜けで、可愛いヤツになってしまうものなのですね。
松ケン、かわいいよ松ケン><
思い切りバカになればいいんだよ。 恋ってそういうモノだから。
後先なんて考えなくていいんだよ。 後になって後悔しても、それは自分が精一杯自分に誠実でいた証なんだから。
てな具合に、もんどり打ちつつ全身全霊を込めて共感させて頂きました。
で、まぁ松ケンはいいとして、問題なのは魔性の女・永作さんですね。
典型的すぎる魔性の女で、ちょっと後半は辟易してしまいました。
「つきあっちゃいけないかなぁ」 「だって触りたかったんだもん」
って天然か!
お前は自由奔放に生きる、アーティスティックでクリエイティヴなインディペンデント・ウーマンか!
愛した人が結婚していたと知って、自問自答の無限ループに陥る松ケンの前から突然姿を消し、行った先がこれまたインドですってよ、奥さん。
まんまかよ! (←アートな人が自分探しで行きそうなイメージ)
果たしてユリちゃん(永作さん)は、本気でみるめ君(松ケン)の事を愛していたのか・・・
きっと彼女は、遊びとか本気とかそういうのではなく、純粋に惹かれて、だから肌を重ねたのでしょう。
ただ、それだけなんでしょうね。
・・ったく。 これだから右脳で動くタイプは・・ (・д・)チッ(←って書いてる自分もそっち型)
そんな童顔の小悪魔・ユリちゃんが退場した後、映画の後半は悶々とするみるめ君とえんちゃんと堂本君の三つ巴の闘いに突入します。
“3人が3人とも、違う人に恋をしている。尚且つ美大生。おまけに蒼井優” という事で、否が応でも『はちみつとクローバー』を連想してしまったアガサなのですが、かの名作に勝るとも劣らない凄まじい威力を持ったスーパーニヤニヤタイムがここに・・・!
ホントにねぇ・・・ えんちゃん(蒼井優)は可愛いったらねぇな・・・。
自分を女として見てくれる気配の無いみるめ君に、はにかんだり、怒ったり、傷ついたり、ラジバンダr(自主規制)
ニヤニヤしすぎて、お茶の間は完全に不審者祭りです。
とにかく、ユリちゃん不在のまま、物語は完全にえんちゃん×野郎どもの恋模様にシフトしてしまい、ラストでやっとユリちゃん(声だけ)が登場するのですが、なんとなく気分はもう「過去の人」。
それよりも、みるめ君への想いを吹っ切ったえんちゃんと、堂本君の成り行きの方が、相当気がかりです。
またねぇ・・・ 堂本君がいいメガネ男子なんですよねぇ・・ まったく・・このメガネキラーめ!
冒頭のイラストでも描いたのですが、堂本君の不意打ちキスシーンは、ニヤニヤとか言うレベルじゃないですよ。
もはやこれは演習ではない! 実戦なのである!! (←興奮し過ぎ)
はぁ・・・ やっぱり恋愛映画はテンションが上がりますねぇ。
オサレな舞台背景に、美男美女揃いの登場人物。
儚い夢のような、とても心地よい作品でした。
一つだけケチをつけるとすれば、声の小ささでしょうか・・・。
ホント、日本映画の音声問題は、いつになったら改善されるのでしょうね。
いい加減、セリフの部分だけボリュームを最大にする生活からはおさらばしたいのですが。(`ω´)ムウ
てな訳で、恋愛映画に味を占めたので、次も色恋モノにチャレンジしてみたいと思います。
アガサのダークサイド(切株面)をお望みの方々は、今しばらくお待ち頂ければと・・・。
2008.09.03 (Wed)
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 その中途半端な読感
最初は「3部作くらい作れりゃ御の字かな?」思っていたが、毎回の手堅い興収と、予想外に成長と役とが違和感なくシンクロしていた主役トリオに気をよくしてか、その後もきっちり製作される事となった「ハリポタ・シリーズ」。
気が付けば全7巻の原作中、既に5作までが映画化されており、待望の6作目も来年あたり公開されるそうな・・・。
つまり何が言いたいのかというと、まだまだ終わった感じがしないんですよね。原作は終わりましたけど。
来年観られる筈の「謎のプリンス」と、その何年後かに観られる筈の「死の秘宝」とを観終わらないと、ハリーの物語は終わらない・・・。
それくらい、アガサの中では完全に、映画版の役者さんと本の中の登場人物が同化しているのです。
特にスネイプ先生がね!
あらすじ(前作のネタバレ部分は反転)・・・
前作のラストで、頼れる親方・ダンブルドア校長を喪ったハリー。
もはや完全に復活したと言っていい、蛇面・ヴォルデモート卿とそのワル仲間たち。
そしていよいよ、ハリーにかかっていた守護魔法の効力が切れる17歳の誕生日が、すぐそこまで迫っていた。
魔法界の希望の光・ハリーを、なんとか守ろうと奔走する“不死鳥の騎士団”。
そんな中、当のハリーはヴォルデモート卿を倒すただ一つの作戦を遂行する為に、親友のロンとハーマイオニーと共にさすらいの旅に出るのでした。
使える男・ダンブルドア亡き今、完全に統制を失った魔法省はヴォルデモート卿の意のままに牛耳られ、日に日に凄惨さを増してゆく魔法界。
ハリーたちもまた、行く先々で死喰い人や賞金稼ぎに狙われ、その作戦は行き詰まってしまっていた。
やっぱ大人がいないと何ともなんねぇよな・・・
と、やさぐれ、亀裂が入り始める3人の友情。
果たしてハリーたちは、ヴォルデモート卿の野望を阻止する事が出来るのでしょうか?
そして、スネイプ先生の本領発揮タイムは、いつになったら訪れるのでしょうか?
最終巻ですので、ネタバレなしで書くのは難しいのですが・・おら頑張るぞ><。
とにかく、読み終わって感じたのは
セブルス・・・ オレじゃ駄目か・・?
に尽きます。
2次元に恋するだなんて、中学校の段階で卒業したとばかり思っていましたが、完全に恋に落ちました。
しかも、とても苦しい恋です。
おかしいなぁ・・・ スネイプ先生にクルーシオ!って言われちゃったカナ・・・
でもいいの・・ セブルスにならあたし・・・ 喜んで「武装解除」しちゃうんだから・・.。゚+.(*´∀`*)゚+.゚。
ああ、なんとでも言え。(←どうせアガサはアホですよ、アホでいいですよ)
ちなみにここでの脳内スネイプ先生は、当然ですがアラン・リックマンですので。そりゃもうバッチリとね!
痛い話はこれくらいにして、本題に。
毎回このシリーズを読む度に思いますが、ローリングさんはホントに読ませ上手ですね。(世界的ベストセラー作家さんに言う事じゃないですが)
今回も上巻は一気読み、下巻に突入した時点で翌朝に差し支えそうだったので泣く泣く中断、翌日はおさんどんを完全放棄して読みふけってしまいました。
今までも重要な人物がサクっと死んでいっていましたので、少々の犠牲者は予想していましたが、まさかこんなに死体の山が築かれようとは・・・。
ローリング・・・ この雌豚野郎め!(←いくらなんでも言い過ぎ)
ハリーはいつも、周りに居る沢山の人々に助けられてきました。
「賢者の石」で華々しく登場した当初こそ、
世界を滅ぼすほどの魔力を持つヴォルデモート卿の攻撃から生き残ったハリーは、きっとみんなビックリのスーパーウルトラパワーを隠し持っていて、最後は強力魔法でヴォルデモートをビリビリ☆ドカーン!なオチ
なのかと思っていましたが、巻が進むにつれ、そんな浅はかな考えは吹き飛んでしまいました。
ハリーを深く愛していた両親、固い信頼で結ばれた友人、ハリーの両親と親しかった人々、聡明で誇り高きホグワーツの教師たち・・・
ハリーを取り囲む多くの人々が、ハリーの運命を信じて、未熟なハリーを必死に支えようとする。
ハリーは、時にそんなみんなに暴言を吐きつつ、時にツンツンしつつ、時にデレデレしつつ、自らも成長してきたのです。
読み続けてきた私たちもまた、余りに都合よく劇的に展開する物語にヤキモキ・ハラハラさせられながらも、過酷で壮大な宿命を見届ける覚悟を固めていった様な気がします。
最初から6〜7巻クラスのテンション来られたら、きっとちゃぶ台をひっくり返していたでしょう。(当たり前か)
で、シリーズ最後の本作は、今までで一番哀しく、一番残酷で、一番苦しい物語が用意されています。
ハリーが17歳の若さで悟らなければならなかった自らの運命。
信頼していた人の裏切り(と言うか若気の至り)。
世界は闇に包まれ、希望の光も弱々しいばかりの展開が、過去の作品と全く違ってとても静かに語られていきます。
ホントに児童文学なのですか・・? コレ・・。
最近のお子さんは、こんな現実的なファンタジーまで理解しないといけないとは・・・うーん><。
まぁ、それはそておき、そんな過酷な本作では、今まで以上に多くの力がハリーの為に終結します。
圧巻だったのはクライマックスの、シリーズ最終巻の名に相応しい様な血まみれの死闘。
個々の力は小さいけれど、とても大きな勇気を持った人々が、想像を絶するような巨大な力に立ち向かう。
ハリーは確かに特別な男の子だったのでしょう。
しかし、ハリーを支え、自分達の尊厳を守る為に命懸けの闘いに挑む“その他大勢”の人々もまた、特別な男の子であり、女の子に違いありません。
私たちはいつでも、特別になれるのです。 “そうであろう”という勇気さえあれば。
勿論、最後の最後に過酷過ぎる運命を受け入れ、ヴォルデモート卿に対峙するハリーもまた、言うまでもなく、底知れない勇気を持った男の子でしたよ。
サシであいつ(※ヴォルデモート)に説教くれようなんて、そうそう出来るもんじゃありません。
それから、全作を読み終わってアガサが強く思ったのは、このシリーズはハリーの物語であると同時に、セブルス・スネイプの物語でもあったのだ、と言う事。
最初からその生い立ちの多くが闇に包まれていたセブルス。
とことんハリー厳しく、決して本音を表に出さなかったが為に、6作目のラストまで、彼の真意は掴みきれませんでした。
本作でついに、全て明らかになるセブルスの過去は、きっと読者の魂を絞る事でしょう。
ハリーとヴォルデモートの闘いは、セブルス無しでは有り得なかった。
ハリーの17年の人生を護っていたのは、母・リリーの保護魔法ではなくセブルスだったと言っても過言ではない。
そんな想いで胸がいっぱいになり、涙が止まりませんでした。
兎にも角にも、今まではこのシリーズにイライラした事もありましたが、今はこの壮大な愛の物語に胸いっぱいで、もう一度最初から読み直したくてムラムラしているアガサです。
出来れば全巻揃えたいものですがねぇ・・。
そうさのう・・・ クリスマス商戦まで、あと3ヶ月を切った様な気がするのう・・なぁ、じいさんや・・(←特定人物へのメッセージ)
映画化されるのが、ホントにほんとに楽しみです。
ま、いっぱい枝葉のエピソードはヘつられる(※削られる)でしょうけどね!
では、今回は最後ですので、おまけとして第7巻の登場人物をレッツ補足!(ネタバレを含むので続きを読むに続く)
♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →気が付けば全7巻の原作中、既に5作までが映画化されており、待望の6作目も来年あたり公開されるそうな・・・。
つまり何が言いたいのかというと、まだまだ終わった感じがしないんですよね。原作は終わりましたけど。
来年観られる筈の「謎のプリンス」と、その何年後かに観られる筈の「死の秘宝」とを観終わらないと、ハリーの物語は終わらない・・・。
それくらい、アガサの中では完全に、映画版の役者さんと本の中の登場人物が同化しているのです。
特にスネイプ先生がね!
あらすじ(前作のネタバレ部分は反転)・・・
前作のラストで、頼れる親方・ダンブルドア校長を喪ったハリー。
もはや完全に復活したと言っていい、蛇面・ヴォルデモート卿とそのワル仲間たち。
そしていよいよ、ハリーにかかっていた守護魔法の効力が切れる17歳の誕生日が、すぐそこまで迫っていた。
魔法界の希望の光・ハリーを、なんとか守ろうと奔走する“不死鳥の騎士団”。
そんな中、当のハリーはヴォルデモート卿を倒すただ一つの作戦を遂行する為に、親友のロンとハーマイオニーと共にさすらいの旅に出るのでした。
使える男・ダンブルドア亡き今、完全に統制を失った魔法省はヴォルデモート卿の意のままに牛耳られ、日に日に凄惨さを増してゆく魔法界。
ハリーたちもまた、行く先々で死喰い人や賞金稼ぎに狙われ、その作戦は行き詰まってしまっていた。
やっぱ大人がいないと何ともなんねぇよな・・・
と、やさぐれ、亀裂が入り始める3人の友情。
果たしてハリーたちは、ヴォルデモート卿の野望を阻止する事が出来るのでしょうか?
そして、スネイプ先生の本領発揮タイムは、いつになったら訪れるのでしょうか?
最終巻ですので、ネタバレなしで書くのは難しいのですが・・おら頑張るぞ><。
とにかく、読み終わって感じたのは
セブルス・・・ オレじゃ駄目か・・?
に尽きます。
2次元に恋するだなんて、中学校の段階で卒業したとばかり思っていましたが、完全に恋に落ちました。
しかも、とても苦しい恋です。
おかしいなぁ・・・ スネイプ先生にクルーシオ!って言われちゃったカナ・・・
でもいいの・・ セブルスにならあたし・・・ 喜んで「武装解除」しちゃうんだから・・.。゚+.(*´∀`*)゚+.゚。
ああ、なんとでも言え。(←どうせアガサはアホですよ、アホでいいですよ)
ちなみにここでの脳内スネイプ先生は、当然ですがアラン・リックマンですので。そりゃもうバッチリとね!
痛い話はこれくらいにして、本題に。
毎回このシリーズを読む度に思いますが、ローリングさんはホントに読ませ上手ですね。(世界的ベストセラー作家さんに言う事じゃないですが)
今回も上巻は一気読み、下巻に突入した時点で翌朝に差し支えそうだったので泣く泣く中断、翌日はおさんどんを完全放棄して読みふけってしまいました。
今までも重要な人物がサクっと死んでいっていましたので、少々の犠牲者は予想していましたが、まさかこんなに死体の山が築かれようとは・・・。
ローリング・・・ この雌豚野郎め!(←いくらなんでも言い過ぎ)
ハリーはいつも、周りに居る沢山の人々に助けられてきました。
「賢者の石」で華々しく登場した当初こそ、
世界を滅ぼすほどの魔力を持つヴォルデモート卿の攻撃から生き残ったハリーは、きっとみんなビックリのスーパーウルトラパワーを隠し持っていて、最後は強力魔法でヴォルデモートをビリビリ☆ドカーン!なオチ
なのかと思っていましたが、巻が進むにつれ、そんな浅はかな考えは吹き飛んでしまいました。
ハリーを深く愛していた両親、固い信頼で結ばれた友人、ハリーの両親と親しかった人々、聡明で誇り高きホグワーツの教師たち・・・
ハリーを取り囲む多くの人々が、ハリーの運命を信じて、未熟なハリーを必死に支えようとする。
ハリーは、時にそんなみんなに暴言を吐きつつ、時にツンツンしつつ、時にデレデレしつつ、自らも成長してきたのです。
読み続けてきた私たちもまた、余りに
最初から6〜7巻クラスのテンション来られたら、きっとちゃぶ台をひっくり返していたでしょう。(当たり前か)
で、シリーズ最後の本作は、今までで一番哀しく、一番残酷で、一番苦しい物語が用意されています。
ハリーが17歳の若さで悟らなければならなかった自らの運命。
信頼していた人の裏切り(と言うか若気の至り)。
世界は闇に包まれ、希望の光も弱々しいばかりの展開が、過去の作品と全く違ってとても静かに語られていきます。
ホントに児童文学なのですか・・? コレ・・。
最近のお子さんは、こんな現実的なファンタジーまで理解しないといけないとは・・・うーん><。
まぁ、それはそておき、そんな過酷な本作では、今まで以上に多くの力がハリーの為に終結します。
圧巻だったのはクライマックスの、シリーズ最終巻の名に相応しい様な血まみれの死闘。
個々の力は小さいけれど、とても大きな勇気を持った人々が、想像を絶するような巨大な力に立ち向かう。
ハリーは確かに特別な男の子だったのでしょう。
しかし、ハリーを支え、自分達の尊厳を守る為に命懸けの闘いに挑む“その他大勢”の人々もまた、特別な男の子であり、女の子に違いありません。
私たちはいつでも、特別になれるのです。 “そうであろう”という勇気さえあれば。
勿論、最後の最後に過酷過ぎる運命を受け入れ、ヴォルデモート卿に対峙するハリーもまた、言うまでもなく、底知れない勇気を持った男の子でしたよ。
サシであいつ(※ヴォルデモート)に説教くれようなんて、そうそう出来るもんじゃありません。
それから、全作を読み終わってアガサが強く思ったのは、このシリーズはハリーの物語であると同時に、セブルス・スネイプの物語でもあったのだ、と言う事。
最初からその生い立ちの多くが闇に包まれていたセブルス。
とことんハリー厳しく、決して本音を表に出さなかったが為に、6作目のラストまで、彼の真意は掴みきれませんでした。
本作でついに、全て明らかになるセブルスの過去は、きっと読者の魂を絞る事でしょう。
ハリーとヴォルデモートの闘いは、セブルス無しでは有り得なかった。
ハリーの17年の人生を護っていたのは、母・リリーの保護魔法ではなくセブルスだったと言っても過言ではない。
そんな想いで胸がいっぱいになり、涙が止まりませんでした。
兎にも角にも、今まではこのシリーズにイライラした事もありましたが、今はこの壮大な愛の物語に胸いっぱいで、もう一度最初から読み直したくてムラムラしているアガサです。
出来れば全巻揃えたいものですがねぇ・・。
そうさのう・・・ クリスマス商戦まで、あと3ヶ月を切った様な気がするのう・・なぁ、じいさんや・・(←特定人物へのメッセージ)
映画化されるのが、ホントにほんとに楽しみです。
ま、いっぱい枝葉のエピソードはヘつられる(※削られる)でしょうけどね!
では、今回は最後ですので、おまけとして第7巻の登場人物をレッツ補足!(ネタバレを含むので続きを読むに続く)
2008.09.01 (Mon)
『TURISTAS』

なんやその潤んだ眼差しは! そういうのはヤンマガとかヤンサンとかもしくはスピリッツ辺りでやっとくれ!
あらすじ・・・ブラジル流に臓器をゲットする10の方法
1. 浜辺にイカした海の家を設営して、アホなバックパッカーが来るまで待機。
2. アホが来たらゴキゲンなパーティを開き、一服盛って前後不覚に落とし込む。
3. 寝入ったら、とりあえず1〜2人程先に持ち運ぶ。
4. 残りは自由行動。
5. 自由行動で行き詰って来たのを確認したら、地元民に山奥の隠れ家に誘導させる。
6. ただし徒歩で。 (10時間前後は時間をみる事)
7. 隠れ家に到着したら、もっかい自由行動。
8. アホどもが寝静まった頃ヘリで襲撃。
9. ドナーを適当に見繕って、手術開始。
おしまい。
アレ・・・?
9個・・しかない・・ のかな・・? ま、いいよね!
じゃ、9の方法ってことで! (←投げやりな訳じゃないですよ)
wataruさんにお借りしていた、“本当は怖い旅行シリーズ”の日本未発売版 『TURISTAS』 のレビューを、るしはさんがされているのを見て、自分が書きかけのままだった事を思い出して、慌てて続きを書きました。
・・・もうなんか、この小学生みたいな文↑をなんとかしてください・゚・(ノД`;)・゚・
本作の第一印象はと言いますと、
テキサス、スロバキア、オーストラリア、そして真打ブラジル登場!
って事ですかね・・・。
しかし、各国とも“人狩り”を生業にしているものの、その動機(というか目的)はというと結構多種多様なのでして、
テキサス=食料
スロバキア=ビジネス
オーストラリア=趣味
ブラジル=貧乏
と、切実さに若干の温度差があるのでs・・って、び ・ び ・貧乏?!
Yes! びん☆ぼう!!
そう。
ブラジルの彼らは、貧乏ゆえに白人を拉致し、腹を掻っ捌いて臓器を取り上げるのです。
貧乏・・・ なんと無常かつ切ないその響き・・・。
“エロを餌にバックパッカーを浚ってくる” と言う点では、スロバキアの某ハンティング社と通ずるものがありますが、その資金力、その組織力、その飼い犬の品種、はたまたそのスーツの仕立て具合など、どれをとっても雲泥の差があるのは明らかです。
それもこれもなにもかもが、貧乏のせい。
ごめんよ・・お雪・・ 父ちゃんが貧乏なばっかりに・・・
と、鑑賞中は、なめくじ長屋で血の混じった痰を吐く石橋蓮司の姿が目に浮かんでは消えていたアガサ。
いや、別に(鑑賞中)蓮司の事しか考えてなかった訳じゃありませんけどね。(半分くらいですかね)
でもって、彼らを反抗へと駆り立てるのはただ“貧乏”だと言う事だけではなく、白人からの理不尽な搾取の歴史に対する仕返しでもあります。
いままで散々、国の資源や人間、子供や、それこそ臓器まで持って行かれた・・・。
だけどもう沢山だ! このツケはきっちり払って貰うかんな!
と、フツフツとたぎる思いが、彼らを犯罪に走らせたのです。
の筈なのですが、どうもフツフツしているのは犯罪グループを牛耳っている叔父貴のみで、他の下っ端の皆さんは食傷気味のようなのですね。
ではちょっと、そこら辺の本音を下っ端代表のジャマールさんにお聞きしてみましょう。
「いやぁ・・・、そりゃ俺たちだって好きでこんな事やってんじゃないけどさぁ・・ でもまぁ、やってれば確実にお金が手に入るし、やらなかったらやらなかったで叔父貴に目ん玉串刺しにされるし・・ ねぇ・・ しゃーないっつーか、選びしろが無いっつーか・・(´・ω・`) ・・そうじゃね?」
ああ、やっぱり貧乏がいけないのですね☆(←話を端折り過ぎ)
ここらへんの首謀格と実行犯のテンションの差は、“終盤の脱出劇に繋げる為の設定”なのか、はたまた“貧乏ゆえの臓器ドロだと余りに国の印象が悪くなる”からなのかは定かではありませんが、多分両方だと思います。
一つだけ言える事は、スロバキア・・・あんた眩しいよ・・・!゚・。*(´∀`*)。・゚+と、エリハンの設定を笑ってスルーしたスロバキアの懐のデカさに、改めて感銘を受けたという事でしょうか。
さて、“臓器売買”という、非常にダークで非人道的な犯罪をテーマに据えた本作。
先程述べたように、首謀者のマッドな闇医者以外は、意外と良識ある人たちばかりが出てきますし、そもそも一番の目玉シーンである「生きたまま解剖」も、マッドな人がブツブツ愚痴っている間に終わってしまいますので、それ程ゴアな印象を受けません。
そもそも、スプラッターとは、その行為(殺害or解体)の裏に狂気が見え隠れしているから
マッドな人の助手などは、完全にやっつけ仕事ですし。
ですから、その辺の件に恐怖は殆ど感じませんでした。
では、そこに至るまではどうなのかというと、アホな若者が羽目を外して大はしゃぎと言う、切株界ではとってもデジャヴな模様がまたぞろ繰り返されるくらいで、やはり大したクライシスは感じません。
実は本作を総じて振り返ってみると、一番息詰まる恐怖を感じたのは終盤。
叔父貴の別荘から脱出したアホ3人組が滝の裏の水中洞窟にダイブし、水面と岩盤との僅かな隙間で酸素を得ながら、しつこい追っ手から死に物狂いで逃げ回る(潜りまわる)クライマックスは本当にリアルで、本当に絶望的で、泳ぎが得意でないアガサにとっては一番追い込まれたくない状況です。
これだったらまだ、テキサスのど真ん中の方がマシですよ。(とりあえず酸素の事は考えなくていいですしね!)
という事で、本作を一言で売り込むとするならば
本格潜水アドベンチャー!(ポロリもあるよ☆)
でいいのではないでしょうか。
・・やだなぁ、投げやりとかじゃないですってば。
ただし、ノーマルなお客さまの為に、
本作には一部、過激なシーンが含まれていますので、お子様とのご鑑賞の際はご配慮をお願い致します
というテロップくらいは入れた方がいいかもしれませんね。
飲み会の余興にBGM代わりに流しておくと、いい感じに盛り上がれる無難な作品なのではないでしょうか♪
2008.08.29 (Fri)
『片腕マシンガール』

本編に負けないくらい抱腹絶倒(色んな意味で)の前説は必見ですよ!(つまりトイレはお早めにネ☆)
緊急連絡。
岡山在住の切株ファンは今すぐ
娯楽の殿堂☆シネマ・クレール
に行かないと一生後悔する事になりますので、残業要請に「NO!」を叩きつけてでも行って下さい。
(ただし、その後に起こりうる最悪の事態には、アガサは一切責任を持てませんのであしからず)
では早速本題に。
あらすじ・・・
冤罪を苦にし自ら命を絶った両親を、今でも深く尊敬し愛するアミ。
しかし、ささやかで慎ましい生活を送る彼女を、一転地獄の底に突き落とす様な事件が襲う。
たった一人の家族であり、何よりも大切な存在である弟・ユウが、ヤクザ兼ニンジャの息子にイジメられて死んでしまったのだ。
一度は何とか滾る血を抑え、話し合いでイジメの真相を究明しようとしたアミ。
しかし、ユウの遺影を胸に聞き込みに行ったクラスメイトの家で、その両親からの理不尽な返り討ちに遭ったアミは、早々に悟ったのである。
流された血は、新たな血で洗い流すしかないのだ、と。
セーラー服を血に染めて、アミは立ち上がる。
一人の平凡な女子高生は今、復讐の鬼神と化したのである・・・。
今日も頑張りますので
こ れ は ヒ ド イ !ヾ(゚∀゚)ノ(←アガサ最大級の褒め言葉)
魂のこもった台詞まわし。
出演者の情念溢れる表情。
キッチリ纏められた脚本。
不謹慎極まりないギャグ。
大人から子供まで、平等にミンチにされてゆく!
そして、それらがノンストップで続くのだ!!
・・・アレ? なんか最近似たような文章を書いた様な気が・・
うん・・ 気のせいか・・ 気のせいだよね!
忘ちゃお!忘れちゃお! 『The 遺失物』の事なんてキレイさっぱりネ!
と・に・か・く、 『片腕マシンガール』 こそは日本映画の希望の光であり、本物の娯楽作である。
映像の粒子の粗さだとか、役者の無名さ加減や、画面のここそこから漂ってくる低予算臭から、
えー、所詮B級スプラッターなんでしょ?
だなんて高を括ってはいけない!
荒唐無稽な血みどろアクションの形こそ採ってはいるものの、本作は暴力の虚しさ、復讐の無意味さ、人間が持つ良心の儚さを滔々と説いた、社会派ドラマと言えなくもないコトも無いかもしれないのだ、違う可能性も捨てがたいけど。
ごめん、全部適当。
いや、適当じゃないんですけど。(どっちだよ)
結局、暴力と言うのは、何も解決してくれないんですよね。
復讐もまた然り。
身内を喪った哀しみや怒りは、大いなる負の力を生み出します。
その力に飲まれて、たとえ相手を討ったとしても、その相手にも親(身内)というものがあります。
ありきたりな言葉ですが、憎しみは憎しみしか生まないし、暴力の連鎖はよっぽどの強固な意志の元でないと断ち切れません。
何がしかの理不尽な暴力に遭った人は、延々と仕返し合戦を続けるか、我慢するしかない。
残念ながら、それが人間という生き物なのだと思います。
本作の主人公・アミは、最初こそ冷静に痛みと向き合おうとしますが、イジメっ子の両親が完全体のキチガイだった為に、不毛な方の対処法を選んでしまう。
つまり、血で血を洗う方ですね。
で、そんなアミの復讐相手となるキチガイ中学生の親も、キチガイなれど親は親。
我が子を愛する気持ちは(多少の歪みは否めませんが)アミの弟に対するそれと、なんら変わりないのです。
て事で、目には目を!切株には切株を!の弔い合戦がスタート。
・・・
しかしやっぱり、もしも自分の大切な人に何か起きたら、じっと我慢なんてしていられないでしょうし、たとえその先にあるのが地獄だと判っていても、きっとアミの様に鎌を持って討ち入りしたくなるのでしょうね。
人は、自分の中の痛みを昇華するだけの強さを持っていないからこそ、他の形での強さを求めてしまうのかもしれません。・・直接的な強さを。
うあなんだコレ (;´・ω・)
やぁですねぇ>< オヤジの説教みたいで!
まぁ、この作品はそんな陰気臭い事は考えずに頭を空っぽにして、ただただ感じればいいのかもしれませんね。
画面から溢れかえらんばかりの“情熱”・・・。
・・すなわちパッションを! (←何故か英訳)
ほらほら、心を研ぎ澄ましてご覧なさいな。
野に放たれた獣のように、熱い想いを撒き散らしながら縦横無尽に駆け回るスタッフの姿が目に浮かぶ様ではないですか。
俺たち、こういうのがやりたかったんだピョン!
ってな。
・・・ウサギなのかよ!!(かわええ獣じゃねぇか)
今まで多くのメジャー系映画で目にしては、大いなる失望でもって迎えられてきた“ヘンなニッポン描写”の数々。
本作でもバッチリ(と言うか全編に渡って)登場するそれらの描写が、こんなに好印象を与えてくれるなんて、おら、なんだかワクワクしてきちゃったぞ!
残酷描写も、時代(国籍?)考証も、何事も思い切ってやり尽くす事が肝要なのだという事を、改めて思い知らされました。
日本の食文化を代表するトップ3、「寿司」「天ぷら」「豆乳鍋」をテーマにしたお下劣料理は、あなたを最高にゲンナリさせてくれる事でしょう☆
変態とキチガイがわんさか出てきて、終盤までに8割方がミンチになる
というとっても爽快な本格切株劇だった本作。
そしてそこに、きゃわいい女子高生と、勝気なタンクトップ姉ちゃんが加わり、「肉片ときどきキャットファイト」状態と言う酒池肉林状態。
一体これ以上、何が必要だと言うのか? いや、何もあるものか!
あとはもうひたすら、
『キルビル』 だあ? あんなもん手ヌルいわ!
復讐ってもんはよう、
復讐てのはこうやるもんなんじゃい!!゜*。・*゜ ヽ(*゚∀゚)ノ.・。*゜。ドリャアアアア
と言う、監督以下スタッフの皆さんの気骨溢れるメッセージをしかと受け取り、心のワイパーで画面に浴びせられた血飛沫を拭いながら、思う存分切株プレイを堪能して下さい。
アガサにはただ、それくらいの事しか言えません・・・。 (充分過ぎるか)
あと、はっきり申し上げておきますが、コレは堂々たるB級映画です。
バカな大人たちが大はしゃぎしながら作ったであろう、趣味と実益を兼ね備えた低予算映画です。
そして近年稀に見る程の、ガイガーカウンターぶっちぎり☆大ゴア大会となっております。
まともな神経の持ち主(人が刺されたり轢かれたりしても血の出ない映画に慣れた方々)にとっては、本作の上映時間は苦痛と胸焼け生産マシーン以外の何物でもありませんで、決してご覧になるべきではありません。
ていうか、絶対観んな。(←珍しく強気発言)
他の映画でしたら・・、アガサが好きになった他の映画でしたら、大絶賛の上是が非でもの鑑賞をゴリ押しするトコロなのですが、本作に限ってはノーマルな方にオススメするつもりは毛頭ありません。
それは、もしオススメした所で、B級スプラッターの良さ(味わい方)をそういうのが嫌いな方に納得頂けるとは思えないから。
納豆が嫌いな人に、いくら口角泡を飛ばして“その豊富な栄養分”やら“意外な調理法”を説明した所で
ヤだよ。 だって臭いし腐ってるし。
と門前払いを喰らうのと同じで、心の底からゴアに嫌悪感を抱く人に本作の魅力を説明しても、きっといい結果は見られないから・・・。 うん・・もう判ったんだ・・おれ・・。
た だ し 、切株関係がイケル口の方は話が別ですよ。
「スプラッター? いいねぇ☆」 「スプラッターかぁ・・まぁ、嫌いじゃないけどなぁ」
くらいの方は、絶対観に行って下さい。
で、出来ればカポーで鑑賞されると、鑑賞中や鑑賞後に必要以上に親密度が上がるのではないかと・・・。
もしくは、単独の方は、劇場入り口付近でかわええおにゃのこを物色しておいてですねぇ、席に着いたらすかさずその子の近くの席をゲット!
そうすれば、まず間違いなく鑑賞後には、一体となっていないにも関わらず凄まじい濃度の一体感を味わう事が出来る筈です!(←珍しく下ネタ発言)
そういう威力を持った、素晴らしい変態映画なんですよ!コレは!
(ああもう>< 直にお伝えできないのがもどかしい!)
「主人公×その相棒」、「主人公×親友」が画面に映った時にほのかに香る百合色もイイ。
戦隊モノみたいな「中学生ニンジャ」や「スーパー遺族」の決めポーズは、思わず真似したくなる大人が急増だ。
それに、いかにも悪の組織の親分みたいな戦闘形態をした、フェロモン爆発の極妻はどうだ!
・・・もうアレですね。
いっその事、日曜朝7時半からレギュラー放送でやっちゃえばいいのに。(先程のノーマルうんぬん発言をスゴイ勢いで撤回)
ええと、今回もこんな感じでまとまりの無い内容になってしまいましたが、いかがでしょうか?
とにかくヒドイから観て! という一行だけでもよかったんじゃないかと、今更になって自責の念に駆られています。 (ま、書いちゃったので載せますけどネ☆)
本作が初主演とは思えない、腰の据わった演技が素晴らしかったヒロイン・八代みなせ。
獣のような鋭い眼差しと凛とした美しさは、今後も注目せざるを得ませんね。
マシンガンやチェーンソーを正しく振り回し、血の海で見得を切ってみせる姿は、ホント「これぞ日本の美」と言う感じでした。
ていうか、踏まれてみたいよね。(←珍しく変態発言)(←いつもか)
と言う訳で、お近くに上映館がある方でスプラッターに抵抗がない方は、絶対ぜっっっったいオススメですので、是非大画面でこのパンチの効いた流血沙汰をお楽しみ下さい。
岡山のみんなは、シネマ・クレールに直行だお!
・・・
・・
と思ったら、シネマ・クレールでの上映は今日迄でした・・・。
・・・なんかゴメン・・色々ゴメン・・・゚・(ノД`;)・゚・
ええと、DVDが出たら必見なのら!(←ヒドイ)
2008.08.25 (Mon)
『オトシモノ』

※本作に屋敷しもべは出てきません。(よく似たのは出てきますが)
先日のホラチャにご参加下さった皆さま、どうもお疲れ様でした。
毎回毎回、自分の勉強不足に恥じ入るばかりのアガサでございます。
ええと、たぶんまたお声掛けさせて頂くと思いますので、どうぞその節はよろしくお願い致します><
あと、そろそろ本格的にボイスチャットの方にもチャレンジしてみたいのですが・・・
・・まぁそちらは色々初期投資(ヘッドセットなりマイクなり)が必要ですので、あまり強引にお誘いしてもアレなんですが・・ねぇ・・
一番理想なのは“オフ会”という事になると思うのですが、如何せんあまり現実的ではありませんので・・・。
ま、一先ずそれは置いておいて(置くのかよ)、今回は久しぶりにJホラー・レビューなど。
あらすじ・・・
ある時は駅のホームで。
またある時は車両の座席で。
偶然見つけた誰かのオトシモノを拾い上げた時、あなたの人生は恐怖のズンドコへと叩き落される・・・!
合言葉は唯一つ・・・ 「八重子に気をつけろ」
・・・ま、ラスボスは八重子じゃないんですけどね!
いつも応援ありがとうございます。
映画 『オトシモノ』 はスゴイ!
棒読みの台詞。
出演者の虚ろな表情。
辻褄の合わない脚本。
投げきったオチ。
何もかもが破綻しまくっている!
そして、それなのにおもしろい!!
本作がどれだけ面白いか?
それは寝ぼけ半分でテレビをつけたアガサが、1時間半の長丁場を居眠りすることなく乗り切った事からも窺い知る事が出来るだろう。
そして、この作品の一番凄いところは、かったるい展開が続く序盤〜中盤のgdgd感を一気に吹き飛ばすようなラスト15分!
かの名作 『ブレインデッド』 での芝刈り機シークエンスへの、現代邦画界からの回答がここにある!
血糊は皆無だが、きっとそうだ。そうに違いない!
映画ファンの皆さんは、この空前の最高傑作を観ずして邦画を語ることは許されないだろう。
何故なら本作こそが、今後のJホラーの一つの試金石となる事は明白なのだから。
・・・と、ここまで書いて寝間に入ったアガサ。
で、次の日、書きかけだった事を思い出して、ここまで読み返したアガサ。
なんじゃコリャ――Σ(´Д`;)
何書いとるんスか? この人は!
『オトシモノ』 に関しての記憶ですか?ええ、ええ、そりゃ確かにありますとも、でもこんな内容じゃなかったとは思いますけどね!
睡魔って・・・ 睡魔って最高のドラッグなんだね!ママン!(KOEEEEE)
いやぁ、危ない危ない。
危うく勢いで、ブログタイトルを「すきなものだけでいいです」から「オトシモノだけでいいです」に変えてしまうトコでした。(そんな内容を指示するメモが残っていた)
と言う訳で、完全にラリったような状態で観れば最高傑作だった様な気がする本作。
バッチリ覚醒した状態で観ると、100円払うのも惜しまれる様な
とまぁ、褒めているのか貶しているのか判らない(どうみても後者ですか?)文章を書きましたが、実は睡魔ーズ☆ハイ状態の文の中にも言い過ぎでは無い箇所があるのですね。
それは “ラスト15分”の奇跡 について。
確かに本作はハッキリ言って、邦画の欠点の粋を結集させた様な駄作です。
テーマは(聞くところによると)、エリカ様&麻婆豆腐が飲み物だった若槻さんとの友情物語だったそうなのですが、その肝心の友情部分が一番感情移入出来ないという罠。
妹がオトシモノを拾ってしまったが為に行方不明になったエリカ様と、
彼氏が拾ったオトシモノを貰ってしまったが為に生命の危機に瀕する若槻さん。
一見共通項があるようで、実は無い様な気もするこの2人が、駅で偶然出会った事から一致団結する事に。
そこでそのお2人が、何故我が身を危険に晒してまで駅の魔物に立ち向かおうとするのかを、それぞれ
要約すると、とにかく負けない!逃げない!と、そういう事になりそうな予感です。
なるほど、ZARD+大事MANブラザーズバンドですね、わかりました。
そんなこんなで、なんだかよく判らない間に協力体制が整っていた2人が、互いを励ましあいながら魔物退治に出掛けるのですが、早々に行動がバラバラになります。
何故なら、ヒロイン・エリカ様には、ヒーロー・小栗旬との見目麗しい2ショットが必要とされるからです。
・・・ええと、・・じゃあ若槻さんはどうするよ?
うーん・・。 一人じゃアレだし、誰かくっつけとくか?
えー? でもこれ以上若手男優増やせねぇよ?
・・んじゃ、杉本彩でもつけとくか?
って杉本彩かよ!流れ(展開)が急すぎて溺れちゃいそうだよ!・゚・(ノД`;)・゚・
そんなこんなで、降って湧いたように若槻さんの相棒となった彩姐さんですが、彼女もまたオトシモノを拾ってしまった我が子が行方不明になってしまった過去を持つ、哀しい女性だったりします。
一人息子を喪い、諸事情から片目も失ってしまった彩姐さん。
こうなりゃ息子の弔い合戦じゃー!とばかりに、魔物退治に参戦表明しますが、実は姐さんの出生事情には、本筋に関わる重大な秘密が隠されていた・・・!
・・筈だったのですが、その秘密が明らかになるシーンがもの凄く適当にあしらわれているので、全くと言っていい程ストーリーに絡んできません。
本当なら、大オチなっても良さそうな美味しいネタなんですが・・・ま、ありがちな内容と言えばそうなんですけどね。
てかコレ、彩姐さんじゃなくてもよくネ?(ポロリも無いしね!)
・・・ええと・・・ どこまで触れましたっけ・・・? そうそう、エリカ様と小栗旬が魔窟に突入って話ですね!(そうだっけ?)
そんなこんなで(←3回目)、今をときめく美男美女カポーが、噂の八重子出没地点と目される地下トンネルに電車で突入するのですが、ここからが先述の “奇跡の15分” への入り口なのです。
予想通り八重子に遭遇するエリカ様。
ところが、いざ会ってみると、八重子もまたその昔、オトシモノを拾って事故に巻き込まれていた悲しき被害者だったのだという事が判明。
では、一体何が“諸悪の根源”なのか?
まさかとは思うけど、まさかだよね?!(もう古いよな?そのネタ)
と、ここで我々の想像の遥か斜め上をゆく、とんでもない展開が。
なんとこの地下トンネルの奥には、フルチさんもビックリの地獄の門が隠されていたのですよ!お客さん!!
地味に繰り広げられていたJホラーの定番っぽい“黒髪おばけ”との攻防が、一体なんだったのか判らなくなるような、めくるめく死霊(ゾンビ)ワールド。
道端に置いてある山羊頭の悪魔像。
一見屋敷しもべみたいなその悪魔像の先には、無造作に積み上げられ石化した死体の山。
エリカ様もビックリですが、一番ビックリなのはここまで忍耐強く鑑賞してきた観客でしょうとも。
カレーライスだと思って食べていたモノが、なんとあんこ入りパスタライスだったかの様なその裏切り!
意味わからんな! うん!オレもわからんよ!
とにかく、そこから先は怒涛のイミフワールドのつるべ打ち。
うず高い死体の天辺で、何故かこざっぱりと生存していた妹と共に脱出を図るエリカ様と、それを縦横無尽に追い回す死霊の群れ。
大変! 仕組みはわからないけど、エリカ様の足元が崩れて奈落の底にまっ逆さまよ!
エリカ様の背後に怪しく浮かぶ
そこに唐突に現れるマブダチ・若槻さんの霊。
・・・なんかもう、自分が何ジャンルを観ていたのかさっぱり判らなくなってきましたよ!゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
とにかく、映画として壊れまくっているにも関わらず、この不条理で予想不可能なクライマックスは、そこに至るまでの全ての生温い展開を吹き飛ばしてくれる事でしょう。
この際勢いで書いてしまいますが、ラスト15分の為にあると言っても過言ではないのです・・・ この映画は。 (勢いなのかよ)
出来る事なら、劇場で是非鑑賞したかったですねぇ・・・。
そして、皆さんと一緒に味わってみたかったです・・・“オトシモノ☆ムーヴメント”を!
死霊の群れから辛くも脱出した後、小栗旬が巻き起こす珍騒動や、
(周囲の無実な人が山ほど死んでいるにも関わらず)何事も無かったかのように日常生活に戻るエリカ様や、
そんなエリカ様を「森の木陰からルークたちを優しく見守るジェダイマスター」の如く、ヌルい笑みを浮かべて見つめる若槻さんのフォース共々、
記憶に焼き付いて離れない、新しいタイプのJホラーだったと思います。
そうそう、冒頭でトリップ中に書いた「ブレインデッド云々」の件ですが、トンネルからエリカ様と小栗さんが脱出する際に、スゴイ切株が披露されますので、多分その事が言いたかったのであろうと思います。
血糊も肉片もまったく映らないのですが、その代わりに立派な切株擬音が惜しみなく響き渡りますので。
是非、あなたのその聴力に、“妄想”というスパイスを振りかけてお楽しみ下さい。
アガサは充分、血沸き肉踊りましたよ!
さて、明日あたりは本物の切株である 『片腕マシンガール』 に行けたらいいなぁ・・☆

