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『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

2018年08月06日
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(※ 今回の内容もすべてネタバレとなっておりますので、鑑賞後の方もしくはネタバレ大歓迎な方のみご覧いただけるとさいわいです)


あらすじ・・・
おはよう、イーサン・ハントくん。
君も知っての通り、世界・・・ というか主にアメリカ・CIAを混乱の渦に突き落としていた謎のスパイ組織「シンジケート」は、そのボスであるソロモン・レーンの逮捕と共に消滅した。
が、しかし、消滅とはいっても要は消息が不明になっただけで、その残党たちは名前を「アポストル」と変え、いまだ世界を股にかけあくどい工作に精を出している様子。
我々がつかんだ情報によると、どうやら彼らは某国から盗まれたプルトニウムと反社会主義者のマッドな科学者を使い、未曽有の核兵器テロを起こそうとしているらしい。

そこで今回のミッションだ。
アポストルに先を越される前に、武器商人からプルトニウムを買い取ってほしい。
ちなみに言っとくが、もしこれに失敗してしまうと、世界は火の海だ。
あ、今「プルトニウムを奪い取られても、マッドな科学者さえ捕まえちゃえば核兵器は作れないっしょ」と思ったね?
安直だな。 安直と書いてトムだな。
マッドな科学者は、とっくの昔にそのレシピを「ジョン・ラーク」という人物に渡してしまっているのだよ。
聞いてくれ、またこいつがちょっと人としてどうかと思うぐらいタチが悪いやつでな。
先般、世界のあちこちで天然痘ウィルスがまき散らされ、罪のない子どもたちが大勢亡くなったことは、君の記憶にも新しいだろう。
なにを隠そう、アレの首謀者がこの「ジョン・ラーク」なのだ。
ムカっときたろう? カチンときたろう?
もしもミッションに失敗し、プルトニウムをアポストルに奪い取られるようなことがあったら、あとはもうこの「ジョン・ラーク」をなんとか追尾して、その取引相手とおぼしき謎の女「ホワイト・ウィドウ」に接触をはかるしかない。
どうだ、情報がぼんやりとしているだろう? いかにもめんどくさそうだろう? 
君に残された道は、「どこよりも先にプルトニウムを買い取る」、これしかないのだ。

最後に。
ワールドポリスU・S・Aは今回も君たちのミッションに一切協力出来ないし、仮に捕まるようなことがあっても知らぬ存ぜぬを貫き通す所存なので、援軍は期待せずありものを使ってなんとか頑張ってくれたまえ。
なお、このテープは5秒後に消滅する。


もっぱら「謎の人物」しか出てこなくて一見ややこしそうですが、とりあえず「プルトニウムを手に入れる」ということだけ押さえておけばよさそうなやさしいミッションですので、これならトムにもなんとかできそうです!! よかったね、トム!!

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(※かっこいいひとたち)

トムさいこう! ミッション・インポッシブルさいこう!

前作の時もいったかもしれませんが、今回もいわずにはいられません。
シリーズものは数あれど、おもしろさが回を重ねるごとに前作を上回ってゆくものが、果たしてどれくらいあるでしょうか。
『ミッション:インポッシブル』は、いやさ、トムはそんな不可能なミッションを可能にしてきた。
これは、1作目が大しておもんないとかそういうことではないのです。
もちのろんに毎回おもしろい。 
しかし、数年後もっとおもしろくなって帰ってくる、それがトム・・・じゃなかった、『ミッション:インポッシブル』なのです!
体内を、血液の代わりにサービス精神が循環しているかのようなトム。
サメは止まったら死ぬといいますが、トムは高いところにのぼるのをやめたら老いるのではないか。 ぼくにはそう思えてなりません。
たとえが全然ちがうじゃないかとか、そういうのは大目にみてください。
というか、きっとここから先はこんな感じにとっちらかった感想が続きますので、そういうのがだいじょうぶな方のみ引き続きおつきあいください!


■シリーズ集大成的なアレになっている
パンフレットを読んで初めて知ったのですが、シリーズ6作目となった本作は「シリーズの総決算」だったのだそうです。
聞いてない。 
っていうか、いつの間にまとめに入ろうと思ったのトム。 アレか、映画でよくある3本セットの法則か。
それはさておき、いわれてみれば納得な内容でしたよね。

まずいちばん大きいのは、3作目でトムがコマし・・・ 結婚したジュリアさんの復活、これです。
トムと結婚したばかりに、おっかない人たちに拉致されたり身元が危なくなってひっそり隠れるように生きることを余儀なくされたりしていたジュリアさん。
前作ではその存在にまったく触れられなかったため、「まさか既にいないことになってる・・・?」と不安が胸をよぎったものでしたが、完全なる杞憂でした。
トムは別々の人生を歩むことになったジュリアさんを今でも愛していたし、彼女を巻き込んでしまったことを今でも後悔していた。
そしてジュリアさんもまた、遠い空の下でトムのことを想い続けていた・・・。
そんなふたりの予期せぬ再会は、うれしいものではなくとてもつらいものでした。
敵が核兵器を仕込みに行った場所について、チームの仲間から「なんで医療キャンプに核兵器なんだろね?」と聞かれたトムが「ぜんぜんわからん」と即答したことからもわかるように、トムはジュリアさんへの気持ちを隠し通せていると思っていたのではないでしょうか。
もう自分とジュリアは無関係。 だからジュリアが敵に狙われるわけはない、と。
決して、「医療キャンプ・・・? ん・・・? 医療関係者・・・ お医者さん・・・ ま、まさか・・ジュ、ジュリア~~?!」と連想ゲームできなかったわけではないのです!
さんざんジュリアさんが狙われてる風な夢を見たりそれが正夢みたいになってたのに、察したりつなげて考えたりできなかったわけではないのです! 
トムはトムなりに、「オレできてる」と思っていたんだからしょうがない!! 

目の前に佇むジュリアさんを見て、素直に喜ぶのではなく絶望に打ちひしがれるトム。
そんなトムを見て、すぐに事情をざっくり察するジュリアさん。
離れていても、夫婦という関係は終わっていても、ふたりがお互いにとってかけがえのない存在であることは変わらないのだ、というこのシーン。 なんつうか、沁みますよね・・・

シリーズ総決算だったのはジュリアさんだけではありません。
1作目に登場した伝説の武器商人マックス(ヴァネッサ・レッドグレイヴさん)。
今回登場した謎の女性ホワイト・ウィドウがパーティ会場で「母マックスの資産を・・・」とスピーチするシーンがありましたが、もしかしたら彼女はマックスさんの娘だったのではないでしょうか。
組織力や行動力、そして若さに見合わぬ肝っ玉やCIAとのつながりなどなど、マックスの娘であれば納得できることばかり。
ぼかぁもう「わあ・・・トムがかあちゃんと娘さん二代にわたってコマし・・・ じゃなかった渡り合ってはる・・・」と気が気ではありませんでしたよ。
2作目の冒頭で印象的だったものの本編にはビタイチ関係なく、「これトムが単にのぼりたかっただけじゃん」と各所から絶賛の声が寄せられたロッククライミングも、今回のクライマックスに再登場。
遠くアメリカ方面から、「2作目のアレはこの伏線やったんやぞ・・」というトムの呼び声が聞こえなくもないこともない。
そんなわけないけどありえなくもない、なぜなら今回総決算だから。
今回の重要小物だったGPSチップは、3作目の肝だった埋め込み式爆弾を思い起こさせて「なるへそ・・・埋め込みシリーズ第二弾か・・・」と遠い目にさせてくれましたし、4作目で使った「マスク製造プリンターの不調ネタ」を天丼で登場させるに至っては、そのシーンにおけるヘンリー・カヴィルさんのばかかわいさも相まって「さいこうか!」と叫ばずにはいられませんでしたよね。

おもしろいシリーズだった・・・ そう満足げなためいきをつき、劇場をあとにしたわたしだったのでした。(まだ終わってない)(たぶん)


■英国紳士まつり、ふたたび
前作わたしがもっとも夢中になった英国紳士といえばそう、ショーン・ハリスさん。
こわいんだかこわくないだかよくわからない謎の組織・シンジケートを牛耳るソロモン・レーンを演じていたショーンさんが、雰囲気・服装・小道具すべて、そりゃもうド好みでしてね・・・・
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(センキューメガネ!)

トムへの強い、わたくし個人的には「愛」と呼んでも差し支えないぐらい強いこだわりも含め、歴代最高にイカす悪役だったわけですが、だいたい殺されてきた過去の悪役と違い、前作のラストでは逮捕という形での退場でした。
生きている、ということはまだ出番がある。
どんなかな? 今回のソロモンちゃんはどんなかな? ムショ暮らしでちょっぴりやつれちゃってるかな!かな!!

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ヒエッ…


見た目はさておき、今回のソロモンちゃんもまた、前作以上にこじらせていて最の高でした。
なんていっても、自分を捕まえたトムに復讐するためだけに、CIAの現役暗殺者であるウォーカー(カヴィルさん)にコンタクトをとってアポストルに引き入れ、有能なトムのことだから絶対カヴィルさんの正体に気づくであろうことまで計算したうえで、プルトニウムの持ち主である自分のところに誘い込み、そこにトムの関係者もみんな集まるよう仕組んでおいて、最後は核兵器を爆発させて心中をはかろうというんですよ。
そうです、これはもう大がかりな心中なのです。
逮捕という屈辱に対して・・・ なんつうのは建前ですよ。 前作のときもそうでしたが、要はトムを自分の思い通りにしたいんですよ、ソロモンちゃんは。 ドライブのときは大黒摩季の「あなただけ見つめてる」をかけて大熱唱してるんですよ。 夢のハイテンションなんですよ。
ルーサー直伝の方法(※詳細は謎)でゴーストとして生きてきたはずのジュリアさんを突き止め、不自然でないようカシミール地方に誘うとか、どれだけトムのことを調べてきたの・・・ 寝ても覚めてもトムか・・・ 惚れた男がわるかったんだ・・・ だってトムは・・・ みんなのトムだから・・・

まさかトムが核兵器の起爆装置を解除してしまうとは思いもせず、自信満々でイルサに「イーサン・ハントの大切な者たちはみな、ここで死ぬ・・」と告げるソロモンちゃん。
その「みな」の中にはソロモンちゃん自身も入っているのだ、と気づいたとき、わたしは悲しみと痛ましさで身をよじり、泣きました。
ま、結局今回も死ななかったので、ワンチャンありますから!
これに懲りず、がんばれ!ソロモンちゃん!!


■友達を大切にするトム
観たことあるようなシーン、起きたことあるような展開、しかしその中央には確実に成長しているトムがいる。
女とみればコマし、なんでもひとりでできるもんと息巻いていたトム。
そんなトムが今は適度に加齢し、女性には丁寧に、敵を欺くためといえども義は貫き、なにはなくとも仲間を救うことを最優先する器の大きい男となった。
そう、今回のトムも前作同様、全力でチームメンバーを大切にしていたのでした。

まずしょっぱなから、「プルトニウム買ってきてね」と頼まれたのに、いざ仲間のルーサーが敵の手におちたらその救出を優先しちゃいますからね!
いやわかるけど!
目の前にドアを開けた車(全自動)があって、その前にプルトニウム入りのアタッシュケースがあって、他方では銃口を突き付けられているルーサーがいる。
あなたならどうしますか? わたしですか? わたしだったらまずアタッシュケースをポイーンと車に放り込んでおいてから、ルーサー救出に向かいますね。 だって数秒でできるし。 アタッシュケースを路上に放置してルーサーのもとに駆け付けるとか、素人じゃあるまいしトムともあろう人がそんな・・・
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案の定カバン、なくなってるー!!!

いや、トムはルーサーを助けるため全力投球だった。
それに、世界を灰にするプルトニウムはさいあくあとから取り返せばいい、けれどルーサーの命は失ったら最後取り返せませんからね。
だがベンジー、おまえはダメだ。
・・・うそうそ!!!ベンジーも援護射撃がんばったもんね!! しょうがない!これはもうしょうがない!不可抗力みたいなもん!!

このルーサー最優先という名の「世界の命よりもひとりの命」論は、本作のテーマともなっており、トムはことあるごとにいろんな人の命とミッションを天秤にかけられることとなります。
そしてその都度、トムは目の前の人を救うのです。
誰にでもいい顔しているみたいに見えるかもしれない。 人格が完璧超人すぎるかもしれない。
でも、わたしはこれはね、とてもすきでしたね。
というのも、わたしも常々「ひとりの人間も救えないのに世界を救うだなんて大きいこといわれても」と思いがちだったから。
世界は救えないけど目の前のあなたは救えるかもしれない、という個人レベルな話が、積もり積もれば最終的に多くの人を救うことになるかもしれないではないか。
トムが「仲間」として助けた中には、のちにIMFを裏切るアポストルのメンバーもいたため、トムは窮地に立たされることとなりますが、それを「あいつだけは助けなきゃよかった」と振り返るトムの素直さも含め、とてもよかったと思います。


■圧倒的トム力(ぢから)
そんなトムが助けてきた仲間たちはとうぜんのごとく、なにがあってもトムを信じます。
たとえそれがどれだけその場しのぎ感まるだしであっても、「どうするつもりなの?」という質問に「うーん、考えとく!」とか「うーん、なんとかする!」などといった小学生のような答えしか返ってこなくても、ピュアな心と過去の実績でトムについてゆく。
まあ、じっさいなんとかしますからね!
この圧倒的主役パワー・・・!  いや、主役ですけど。
ただね、「主役だから生き残るっしょ」みたいなアレに甘んじない、これまでのトムのがんばりがあったからこそ、ルーサーもベンジーもジュリアさんもIMF長官もイルサさんも、そしてスクリーンのこちら側にいるお客さんも、みんな納得しちゃうんだと思うのです。

正直、毎回ストーリーは穴だらけですよ。
必要のない宙づり、まわりくどい敵の策略、裏切り者ばっかリクルートしてんじゃねえの感溢れるCIA。
今回だってなんですか、パリで開催される合法的なパーティに潜入するためヘイロージャンプ(高高度降下低高度開傘・軍の潜入作戦などに使用される特殊なスカイダイビング)って。
バチカンに潜入するためだけに塀から宙づりになってた頃とやってることは一緒ですけど、スケール違いすぎるだろ。
普通に! 行けばいいじゃない! タクシーかなんかで!
毎回毎回敵や身内に欺かれ、汚名を着せられ、窮地に立たされながらも、肉体というキャンバスに「お れ は た だ し い」と書きなぐり宙を舞ってきたトム。
文字通り「体を張って」築いてきたその説得力。
もうね、みんな充分すぎるほど納得してますって。
もう誰がどんな罪を着せようとしたって、「そんなわけないっしょ」って疑いませんから。
「トムなら助けに来てくれる」
「トムならなんとかしてくれる」
「トムなら世界を救ってくれる」
絶対的なトムへの信頼度は、普通の映画においてはミスリードや謎解きが成り立たなくなるような重大なマイナス要素かもしれませんが、この『ミッション:インポッシブル』では違ったものになる。
というか、もうそういうのあんまり気にならなくなる。
アクションが生死の境をさまよい過ぎていて、ストーリーでそんなにハラハラドキドキさせてくれなくてもいいですよ、という気持ちになるんです。 
トムが汚名? 
トムが内通者? 
わかったわかった、そういうやつね! よし!次いこう!!!(便器ガシャーン)みたいなおおらかな気持ち。
作っている人と観ている人のテンションをひとつにまとめたトムの主役パワーに乾杯!


■「ミッション:インポッシブル」と書いて「世界の衝撃映像集」と読む
と、いうことで、結局見どころはアクションなんですよ。 これ全力でほめ言葉ですからね。 
中身がスッカスカだなんていう人がもしいたら、どこ観てたんだろ?って思いますよ。
だって、まばたきも憚られるぐらいギュウギュウでしたから。
先述のヘイロージャンプに始まり、パリ市内(凱旋門・オペラ座・ビラケム橋)をどうかしている速度で疾走するバイクチェイス、雪山でのヘリチェイスなど、予告の段階で「スタントも織り交ぜつつCGでやってるんだろうけど、それにしてもどうやって撮ったのかわからんなぁ・・」と思っていたシーンが、軒並みマジもんだったことを知った時の衝撃たるや・・・
もうね、「すごい!」とか「さすがトム!」とかを通り越して、「死に急いではる・・・!」と思ってしまいましたよね。

バイクで車の往来に飛び込んでゆくシーンなんて、「プロが運転する車70台で、逆走するトムとぶつからないようスタントしていた」っていうじゃないですか・・・。
いやもうそれだめですって。 一歩間違ったら死んじゃうから。
わしまだトムの訃報、見たくないですから。
製作途中、世界をにぎわせた「ビルに飛び移るシーンでの骨折」というニュース。 
あれを見た時もかなり血の気が引きましたが、本編観たらぜんぜん序の口なんですもん。

近年のトムはとにかくノースタントにこだわっていて、アクション映画を観ただけでなんでもできるような気になってしまってエレベーターの天井の蓋を探したり並走するトラックに飛び移る妄想ばかりしているわたしみたいなメンタルになってるというか、とにかく、どの映画でも「すごいアクションシーンに挑戦してます!」が宣伝文句になってしまっており。
それは本音をいえば、とてもたのしみなことではあるものの、このまま「もっとすごいことを!」を突き詰めていったらと思うとこわいんですよね。
また、この『ミッション:インポッシブル』シリーズではその傾向が特に顕著だからなおのこと。
なんなんですか、「ヘリのシーンがイイネってなったから、トムに取り急ぎ免許とってもらった」って。
ジンギスカンが食べたくなったから北海道行くみたいなアレか。
ほんじゃあなんですか? 次回作で衛星に仕掛けられた爆弾かなにかを解除するみたいな展開があったら、取り急ぎNASAの訓練生になってもらって、最終的にはスペースシャトルの免許でもとってもらうんですか? え?!え??!!(免許があるのかどうかしらんけど)(マジでやりかねないのがこわい)

言葉が出ないくらい見事なアクションシーン。 
「手に汗握る」とよくいいますが、観ている間じゅう汗レベルではない量の液体で手のひらビッシャビシャでしたから。
常人を超えたレベルのトムの努力と、スタッフの並外れた技術、それらをとりまとめる監督の統率力。
『フォールアウト』で、アクション映画はひとつの頂点を極めたのではないか、そんな思いが頭をよぎるほどすばらしい映画でした。
だからこそ、トムの今後がわりと本気で心配です。
そして、そんな心配を抱いてしまうほどすさまじいアクションのつるべ打ちが観られる『フォールアウト』は、やはり大傑作であるといわずにはいられないのでした。

おねがいだから、身体にきをつけてね!!! コンプライアンスをたいせつにね!!! 



― おまけ ―

・ ノンストップアクションすぎて体感時間30分ぐらいでした。

・ トムのことばっかり書きましたが、今回みんなの見せ場もきちんとあったのがよかったです。 ルーサーの独白もよかったし、ベンジーのわちゃわちゃっぷりもよかったし、いつのまにかシレっと仲間になってるイルサもよかった。 ここにブラントくんがいたらもっとよかった。

・ アレック・ボールドウィンさんの退場は絶対にいただけない。

・ 前作では、トムの壮絶ドライビングの横で思う存分リアクションしていたベンジーが観られましたが、今回は同じような状況で完璧な無表情を貫き通すソロモンちゃんの逆顔芸を堪能できます。 すげえわ! あの助手席でキャーって言わずにいられるソロモンちゃん・・・っていうかショーン・ハリスさんすげえわ!!!

・ ルーサーいわく、「イーサンが生涯で愛した女はふたりだけ」 ・・・タ、タンディ・ニュートンはーー?!!

・ IMF名物 イーサン・ハント一座の小芝居がたのしめるのは『ミッション:インポッシブル』だけ!!

・ 通りすがりのオフィスの窓からジャンプしなければならなくなったシーンで、トムを見守る会社員のみなさんの中で「いきなはれ・・・」みたいにこくこく頷いていたおばあちゃんがめっちゃよかったです。 わたしもそこそこおばちゃんなので、もしよかったらこくこく頷かせてください・・! もしくはトムと一緒にダイブしたい・・・!!(※アクション映画を観たらなんでもできると思いがちなタイプ)

・ 前作、トムのおかげで自由の身になれたはずだったイルサ。 なんだかんだでいまだ囚われの身だったものの、今回その元凶といえるソロモンちゃんと対決することで、彼女の旅はようやく終わりを迎えました。 果たしてイルサは今後「ふつう」の女性に戻るのでしょうか。 イーサン・ハントが彼女に抱いていた「足を洗ってほしい」という気持ちは、仕事を辞めて家庭に入るとかどこかの会社員になるとかそういうことではなく、なにものにも縛られず、自分が思うように生きるということなのではないかと思います。 イーサン・ハント自身がそうであるように。 だから、もしも次回作があったら、わたしはまたイルサが活躍するところが観てみたいなぁと思います。 もしくは、イーサン・ハントに代わりIMFのリーダーを務めているイルサがいてもいい。

・ イルサがジュリアさんの耳元でなにかをささやくシーン、気になる~!!! 電話番号きいたのかな?! 「彼女気に入ったわ」って言ってたし! 「トムのお世話はわたしに任せて」なんてつまんないこと、いってないですよね?! いってないだろ?なあ、マッカリー?! (※一部敬称略)




関連感想
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』(前作)
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(シリーズ4作目)
「誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいイーサン・ハントのすべてについて教えましょう。」(シリーズ1~3まとめ)


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