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『モーテル』

2009年07月02日
Vacancy.jpg
★★★☆
内容にピッタリな邦題 『地獄のモーテル』 は、権利の関係上使用出来なかったそうです。 と、思います。 たぶん。 じぇねえの?


あらすじ・・・
えー、客商売というのは、なかなか苦労の尽きないものでして。
「もっと凄いのを」「もっとエゲつないのを」と、日々高まる要望に応えつつ、一定のクオリティを保つのは並大抵の努力ではないのでございます。

かくいう私も、ちょっとした映像業を営んでおりまして、撮影のスムーズな進行の為に様々な創意工夫を凝らしております。
中でも、客室への侵入の為の地下トンネルを掘った時。
アレは本当に大変でしたな。
なにせ、途中にはネズミの巣。
穴を掘り進めるのも一苦労でして、まぁ、ネズミなだけに要チュー意なんてな!
ダメだこりゃ!

では本編行ってみよう!
「もしも田舎のモーテルが、スナッフフィルム製作会社の隠れ蓑だったら」


最近あらすじが短いとお嘆きのあなたもどうぞ一押し! にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ え?嘆いてない?あ、そう。


ホラー映画はですね、怖くないんですよ。
勿論スプラッター映画も怖くなんてない。
何故なら、そこに描かれているのは常に作り物の恐怖であり、ホッケーマスクを被った殺人鬼も、チェーンソーを振り回す豊満バディの童貞男も、実際には存在しないのです。
恐怖と言うのは、何気ない日常の中にこそ宿り、発色のいい血糊や完成度の高い臓物が引き出すのは、恐怖ではなく嫌悪。
すなわち
「やだもう!さいてい!こんなの見せるなんて、純くんのいじわる!(ポカポカ)」
「ハッハッハ! 父さん、れいちゃんは超怖がりな訳で!」
みたいな乳繰り合いへと、ナウでヤングなカップルを発展させるが為に、ホラー映画は存在しているのですていうかなんで『北の国から』やねん。

では、その「日常に宿る恐怖」とは何かというと、言うまでも無いのですが実に単純な事柄なのですよね。
例えば、死角になって見えない、半開きのドアの向こう側。
誰も居ないはずの部屋から聞こえる「ギシッ・・」という物音。
一人で寝ている時に聞こえる、ドアのノック音。
窓に一瞬映りこむ、何者かの影。
“幽霊の正体見たり枯れ尾花” という慣用句もあるように、原因がわかってみればホントにしょうもない事が多いのですが、常に私達の心臓に見えない糸を張り捲らせ、何かの拍子にキュっと絞り上げる、些細な恐怖の数々。

本作が各方面で概ね高評価を得ているのは、そのちっちゃい恐怖の再現に成功しているから。
もうねぇ、ホントに怖いです。
見えそうで見えないドアの向こう。 
その向こうに居そうで居ない覆面男。
割れそうで割れない窓ガラス。
繋がりそうで繋がらない電話。
逃げられそうで逃げられない主人公。
取れそうで取れない拳銃。
怪しそうでやっぱり怪しかったモーテルのオーナー。
って怪しいのかよ! 
でも、そんな素直なお前もキライじゃないぜ!
(←誰なんだよ)

もう少し頑張れば、機転を利かせれば助かりそうな状況で、ホラーにありがちな凡ミスを繰り返す主人公カップル。
携帯を落としたり、車を有効活用しなかったり、目の前にあるライフルをスルーしたり、とどめを刺さなかったり・・・。
そりゃもうイライラします。
たとえそれが、奴らの思う壺だったとしても・・・。
あくまのつぼ。  (※参考画像・おもうつぼ)(※うそです)


そして、お約束の如く、ついたり消えたりする懐中電灯。
もうさぁ、いい加減アメリカのみんなは、日ごろから懐中電灯のケアをしとくべきだよね。
絶対肝心な時に消えかけるんだからさ! 
まったく! 大雑把なアメ公どもだぜ!
なんて思いながら、一応うちの懐中電灯をチェックしてみたら、見事に電池が切れてました。
合衆国在住の皆様には、本当にすまなかったと思ってる。

そんなアガサの地道な裏づけ捜査からも、本作のリアリズムへの真摯な姿勢は明らかな訳ですが、一番リアルさを感じたのは、実は主人公カップル(夫婦)の性格づけだったりします。

不慮の事故から一人息子を亡くし、深く大きな溝が出来てしまった2人。
妻はひたすら、目を離してしまった自分を責め、夫はそんな妻とやり直したいけれど上手に気持ちを伝えることが出来ない。
そんなこんなで離婚秒読み状態な2人が、とんでもないキチガイおやじが待ち受けるモーテルにご宿泊の運びとなってしまうのですが、まずそこに至るまでにも超リアルな丁々発止が繰り広げられる。
眠いのに素直に「眠いんだよね~」と言わない夫。
道も判らないのに「多分こっち」とばかりにわき道に入り込む夫。
車がヤバそうな状態なのに「もしかしたらヤバイかも」とは口が裂けても言わない夫。
そんな夫に対し、「だからアタシは最初からあっちの道の方がいいと思ったのに」
「だからアタシは最初からどこかで休憩すればいいと思ったのに」
「だからアタシは何回も運転変わってあげようと思ったのに」
と、壮絶な“そもそも論”を展開する妻。

もう、見事なほどに、
プライドが高く、常に主導権を握ろうとする男と、
自分は客観的にモノを見ているとばかりに、何かと冷ややかな態度をとる女。
と、言う男と女の習性を表していますよね。
マーク・L・スミス・・・  怖い子・・・!(※脚本家)

そして、こんな2人が地獄のようなモーテルで、恐怖のどん底に叩き込まれた時、果たしてどんなへ変化が生まれるのか・・・。
と思ったら、男は主導権を握り、女は震えて泣き濡れるのである。 
あんま変わんないのかよ。

ホントねぇ、空気なんですよね、嫁が。
メソメソベソベソしてやがんの。
もっぱら旦那さんが「うーやーたー!」って活躍して、その後ろをモタモタしていってるだけでやんの。しかも泣きながら。
ああ、物足りないね!
全く以って物足りない!!

ホラーにおけるヒロインが、こんな不出来な嫁でいいのでしょうか?
むしろ張り切りすぎた旦那が早々に深手を負い、それに変わって一気に表舞台に躍り出るのが、ホラーの嫁たる者の役割なのではないでしょうか?
それがなに? 「あたしを置いていかないで~」?
ヌルい事言ってんじゃねえぞゴルア!!ヾ(*`Д´*)ノ

自分がなんでこんなに怒っているのかよくわかりませんが、とにかく本作の嫁は最後の最後になるまでほぼ空気です。
ようやくクライマックスでやっこらせと立ち上がりますが、それも「やむを得ず」的なニュアンス。
ただ、それこそが究極のリアリズムなのではないでしょうか。
ガチでコアなキチガイに包囲されて、水を得た魚の如く奮い立つ嫁なんて・・・無い無い!そんなの!
ごめん!マジでごめん! じぶんも泣いていいですか?


と言う訳で、心にも無い泣き言をいいながら(無いのかよ)、なんとか上手いこと纏めようと頑張っているのですが、要するにとても心地よい緊張感に溢れた、心臓によくない良作ホラーですので、夫婦生活にマンネリズムを感じ始めたお二人にお薦めの一品なのではないでしょうか。
「あー、おれらも手に手を取り合って頑張らないとなー」、なんて、奥さんとネンゴロになるチャンスですよ! そこのご主人!

え、夫婦じゃない?
じゃカップルでご覧になると言うのもアリかも・・・ え?カップルでもない? マジで?!
でも大丈夫。 アガサも一人ぼっちでクッションを抱えて観ましたから!
むしろ、クッションが相方?みたいな?
ううん、ううん、全然寂しくないし! あー愉快!ヒャッホー!!

・・・

・・

・・・じぶんも泣いていいですか?


あと、これは余談なのですが、実際にありそうな恐怖と小汚いモーテルの部屋を見事に再現してくれた本作を観ていると、アメリカってマジでこんな場所ばっかなんじゃないの?と思わざるを得ませんね。
ヒッチハイカーはキチガイで、田舎のガソリンスタンドの店員もキチガイで、僻地のモーテルの支配人もキチガイ。
旅行者泣かせの国、アメリカ。
こわいよアメリカ。

これはねぇ、そろそろここらで心温まるほのぼのモーテル物語とかを作ってリリースしとかないと。
オスカー5部門制覇!みたいなハッピーなやつを。
でないと、「日本には未だにニンジャがいる」と外国から思われてるみたいに、アメリカも「アメリカの田舎は殺人鬼の巣窟だ」と認識されかねませんよ。
ちなみに、そんな危機感を抱いて我らが日本が海外向けに製作したのが、ジャパニーズなスピリチュアルに溢れた 『GOEMON』 だそうです。 よし!ぶち壊し成功!

(※うそです。GOEMONさいこう。←棒読み)

と言う訳で、機会がありましたら 『GOEMON』 とあわせてご覧頂ければと思います。


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『サスペリア・テルザ 最後の魔女』

2009年05月23日
サスペリア
★★★☆
やーい! お前のかあちゃんビッチー!!


「決して、ひとりでは見ないで下さい・・・」

そんな胸躍る脅し文句で一世を風靡したイタリアン・ホラーの傑作 『サスペリア』 から約30年。
魔女3部作という設定のもと作られた、80年製作の 『インフェルノ』 を経て、ついにその最新作にして最終作が日本公開されました。
なので、取るものも取り敢えず劇場へ向かうアガサ。

ちなみに、今回の宣伝文句も 「三度目の約束です。決してひとりでは見ないで下さい」 ですけど、一人で観に行きました。
もしもこれが 「絶対にひとりでは見ないで下さい」 って言われてても、一人で行くでしょう。
万が一 「むしろカップルで見に行くべきです」 って言われてても、一人で行くでしょう。
っていうか、何が何でも一人で行くよね。

リア充もげろ。


あらすじ・・・
・ 田舎で墓地を掘り返していた神父、胡散臭そうな棺を発見。
・ いかにも黒魔術テイストの木箱がくっついていたので、知り合いの美術館館長に送付。
・ 館長不在時に届いた木箱を、学芸員が勝手にオープン。
・ オープンの際、指を怪我した学芸員。
・ 木箱に垂れる赤血球。
・ 箱の中から不細工な像とオサレなTシャツを発見。
・ 像に刻まれた言葉を読み上げる学芸員。
・ 部下に辞書を取りに行かせる学芸員。
・ 部下が居なくなったのを見計らったように、謎のサル登場。
・ 謎のゴブリンも登場。
・ スーパー臓物タイム。
・ 腸で首を絞められる学芸員を、襖の陰から覗き見る部下。
・ サルに気づかれ、追い回される部下。
・ 追い詰められた部下に、どこからか逃亡を手助けする声がする・・・。

・ 奇跡的に逃げおおせる部下。
・ 駆けつけた刑事に疑われる部下。
・ 館長参上。
・ 実はこの部下と館長は恋仲だった。
・ はいはい、コネ入社コネ入社。
・ 部下(サラ)はサルが怖いので、館長の家に自分ちの様に帰宅する。
・ コブつき館長。
・ コブ(子供)が超可愛い件。
・ 他人の家なのに超リラックスモードのサラ。
・ 夜中の間に、最凶の魔女である“涙の母”が復活。
・ 朝起きると、そこは混沌と狂気の街だった。
・ とりあえず、件の木箱を送ってきた神父に会いにいく館長。

・ 時を同じくして、飛行機や列車でローマに集結する世界各地の魔女たち。
・ 全盛期のSHOW-YAっぽい魔女、ご老人の手荷物を転がして高笑い。
・ 全盛期のアン・ルイスっぽい魔女、通行人に怖い顔をしてみせて高笑い。
・ さすが魔女!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ! そこにシビれる!憧れるゥ!  

・ 館長の子供が魔女に浚われる。
・ 館長も魔女に浚われる。
・ 駅をフラフラしていて、性根の悪そうな魔女の集団に睨まれるサラ。
・ ジャパニーズ魔女登場。
・ 白石加代子っぽい魔女に追い回されるサラ。
・ 何故か銀歯の白石加代子
・ 見ようによっちゃあ菊地凛子。
・ どっちにしても鬼ババ系。

まじょ
悪いごいねが~

・ サラを尾行していた刑事、鬼ババに絞め殺される。
・ 鬼ババ、サラにドタマをかち割られる。
・ サラ最強説。

・ サラ、悪魔祓いのプロに会いに行く。
・ プロの家にいた謎の熟女が、やたらとサラの実母について詳しい件。
・ 熟女はプロの信頼も厚い件。
・ で、お前は誰やねん。>熟女 
・ プロ曰く、全ての元凶はやはりあの木箱らしい。
・ あと、サラの実母は昔、今回復活した“涙の母”と対決して死んだらしい。
・ そんでどうやら実母は白魔術師だったらしい。
・ だからお前も頑張れよ!的なニュアンス。
・ そんな事言われても。
・ 頼みの綱のプロが、ちょっと油断した隙に、悪魔つきの女にメッタ刺しにされる。
・ その他の悪魔つきに取り囲まれるサラと熟女。
・ サクッと脱出する2人。

・ 一旦家に帰ると、すっかり豹変してしまった館長が居る。
・ オラオラ館長。
・ 躊躇することなく、館長に火を放つサラ。
・ 人間キャンプファイヤー・館長。
・ 実は既にゾンビだったので、倒れずに追いかけてくる館長。
・ 「イヤー! 火はやめてー!」ってサラ。
・ お前がつけたんだろ。
・ 危機一髪のトコロで、実母の守護霊に助けてもらうサラ。
・ その頃熟女は、魔女の手下の襲撃を食らっていた。
・ スーパー串刺しタイム。
・ “涙の母”、やりすぎの手下にお怒りのご様子。

・ 生前の熟女に聞いていた錬金術師の家に向かうサラ。
・ 妙な薬を盛られるサラ。
・ 変顔を施されるサラ。
テルザ
それにしてもこの娘、ノリノリである。

・ 変顔テストの結果サラの身元が保証される。
・ 錬金術師が見せてくれた本には、伝説の3魔女(涙・ため息・暗闇)の小洒落たマンションが紹介されていた。
・ あとはまぁ、がんばって!的なニュアンス。
・ だからそんな事言われても。

・ 何ともなしにウロウロしていて、“涙の母”のマンションを発見するサラ。
・ その後を追う刑事。
・ っていうか、刑事いつの間に。
・ 2人でマンションを散策中、魔女の追っ手に捕まる刑事。
・ 刑事とはぐれてウロウロしていたら、“涙の母”の集会所を発見するサラ。
・ 乱交という名の決起集会。
・ 満を持して“涙の母”登場。
・ 冒頭の木箱に入っていたオサレTシャツを着る“涙の母”。
・ どことなく80年代ロッククイーンな“涙の母”。
テルザ3
こんばんはー! プリンセスプリンセスでーす!

・ 宴もたけなわの会場。
・ いつの間に捕まったのか、切株状態の錬金術師も居るよ!
・ KY感たっぷりに闖入してきたサラに、「自慢の白魔術を見せてみろや!」みたいな空気になる会場。
・ アドリブを振られた時の江頭みたいになるサラ。
・ 仕方ないので、“涙の母”が着ていたTシャツを剥ぎ取って燃やしてみたサラ。
・ 全裸だと本領が発揮できないらしい“涙の母”。
・ まいっちんぐ状態の“涙の母”。
・ 泣きたいのはこっちだ。

・ マンションの倒壊開始。
・ 汚水にまみれて逃げるサラと刑事
・ っていうか刑事生きてたのかよ。
・ 崩れてきたマンションの飾り塔に刺されて“涙の母”絶命。
・ スーパー汚水タイムは、CMの後もまだまだ続くよ!
・ 果たしてサラと刑事のうんめいや如何に! 汚水なだけにウンめい! うまい!
(←うまくない)

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上映が終わって劇場を後にするアガサの顔には、爽やかな笑みが浮かんでいたと言う。
なんたる悪ふざけ!
なんたるやりたい放題!



謎の木箱に入っていた謎の像に書いてある呪文を読むだけで甦る“涙の母”。
どんだけお手軽なシステムやねん。
その呪文に反応していきなり飛び出し、か弱きおばはん女性に襲い掛かるゴブリンたち。
壮絶にえぐられる柔肌。 えいこらせーと引っ張り出される臓物。
でも、その後の物語に全く絡んでこないゴブリンたち。
サラが出会う登場人物たちは皆一様に、単刀直入かつ説明不足気味に、“魔女復活劇”の背景を物語ってくれる。
ま、説明不足だからよくわからないんだけど。
要所要所でサラを助けてくれる白魔女(実母)の守護霊。
「娘であるサラにも、当然その能力が受け継がれている」という前提のもと進められるストーリー。
でも、最後まで白魔術らしいスキルは使用しないサラ。
むしろ拳(こぶし)で勝負。

“涙の母”復活で、世紀末の様相を呈するローマの街。
あちこちで強姦、略奪、暴行が繰り広げられる。
ただし、低予算だから詳しくはセリフで説明な!(「こんなに酷い事になってるらしい・・うんぬんかんぬん」)

「伝説の3魔女中、最も美しく、最も残酷」と名高い“涙の母”のヘタレっぷりも凄まじい。
とにかくおっぱいポロリ。
基本ポロリ。
で、時々Tシャツ。 ちなみにロックテイスト。 なんや、UTか?
最後の魔女集会で、どんな凄い魔力を見せてくれるのかと思いきや、サラにTシャツを剥ぎ取られて泣き濡れる“涙の母”。
ポロリだけじゃないって信じたかった・・・ 
最後の魔女としての誇りを表現したかった・・・
なのに何故?! 何故なのダリオ―――ッ!

ダリオ 「いや・・わし、アーシアにしか興味ないし・・」

で、そんな父のコールに見事にレスポンスする、娘・アーシア。
無駄に脱ぎ、無駄に変顔し、無駄に汚水にまみれながらも、強くたくましく生き抜いてゆく。
ていうか普通に強い。
そりゃ白魔法なんか必要ないよね! だって素手で人の頭叩き潰せるんだもん!

ホラー映画史上類を見ない様なビッチ系ヒロイン。
刑事だろうが魔女だろうが、「やんのかゴルア?!」的態度のヒロイン。
怖いです。 どチンピラです。 正直勝てる気がしません。

魔女っ子物語なのに、たいした魔法も出てこず、ひたすら本能のままにエキサイトなゴア描写とおっぱいポロリを魅せつけてくれたダリオ・アルジェント。
老いてなお壮ん、というか、老いても老いなくてもやるこたぁ同じ、というか、とにかく協力的な娘さんと共に、これからもじゃんじゃん弾けたホラーを撮り続けて頂きたいものですね!

ちなみに、散々ストーリーにいちゃもんをつけてしまいましたが、今回ダリオと一緒に本作の脚本を担当したのは、アダム・ギーラッシュとジェイス・アンダーソン。

そうです!
トビー・フーパーの名に泥を塗りたくった例のクソ駄作、
ゾンビは塩が怖い、でおなじみ 『遺体安置所 -死霊のめざめ-』 と、
殺人鬼はホームセンターがお好き、でおなじみ 『ツールボックス・マーダー』 の脚本を担当した、あの能無しコンビです!

どうりでグダグダの脚本だと思ったよ!
ま、ダリオが一人で書いてたとしても、大して変わらなかったかもしんないけどな!(←失言)

フランスの陰惨なグロや、アメリカの軽快なグロとは一線を画すお下劣なユーロトラッシュとして、非常に楽しめる、とっても愉快な魔女っ子物語でした。
『オーメン』と『エクソシスト』を足して2で割ったようなサントラも、大仰で素晴らしかったです。

そっち系が好きな方は、絶対見逃す事なかれ!


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『13日の金曜日』(ベイ)

2009年02月22日
ジェイソン
見切れたっていいじゃない。ジェイソンだもの。


岡山市以外で絶賛公開中の『13日の金曜日(ベイ)』。
お隣の倉敷市(車で約1時間)まで行けば上映しているものの、なかなか「行ってきな!」と首を縦にしない世帯主さま。
しかし、しつこい&ウザイ説得の甲斐あって、やっとお許しが出たのでした。
で、てっきり「ホラーなんかの為に隣の市まで行くだなんてけしからん」という理由で難色を示していたのだと思っていたのですが、よくよく聞いてみたら「だって危ないじゃん。終わるの夜中でしょ?」だそうな。

危ないってアレか? 夜の盛り場に屯するチーマー(※死語)とかに絡まれたりナンパされたりってそういうアレか?

これはとんでもないお題を出されてしまいましたよ!!

だってそんな事を言われたら、なんにも起きず(起こさず)には帰れないじゃないですか!
映画とかでも、「ママ・・絶対帰ってきてね・・」はヘタすると死亡フラグになりうるキーワードですよ?!
やばい・・! オレ、立派にネタを作って帰れるのか?

と言う訳で、本来の目的とは違うドキドキと闘いながら、無事シネコンに到着。
今回の上映終了予定はPM11:45。
駐車場に戻るのはAM0:00頃。
YES! まさにそこは危険なミッドナイト!!
「よーよー姉ちゃん、俺たちと遊ばねぇ?」 
「へいへいそこの彼女、この後ちょっと付き合えよ?」
など、チーマーたちの甘い誘惑(?)を脳内シュミレーションしながら劇場を目指したアガサが、ロビーで目にした光景は・・・! 

・・・

・・


・・・・カップルばっかなんでやんの。Σ(`Д´|||)

もうねぇ・・ そこいらじゅうカップルまみれで、絡まれるも絡まれないもあたいなんざぁ完全に視界外ですよ・・・。
カップルでホラー映画という黄金率を前に、試合開始を待たずに棄権せざるを得なかったアガサ・・・。
ま、そもそも絡まれるような魅惑のビジュアルをしていませんから、何の危険も無かったんですけどね!゚(ノД`゚)゚。

という事で、無駄に心の傷を増やした結果になった『13金』鑑賞。
映画自体はとっても面白かったのでうれしかったです。


そんなこんなであらすじ・・・

はい、じゃあ今日は『13日の金曜日(ベイ)』について学習して行きたいと思います。
かっこ・ベイですからね。 昔の方じゃありませんよ。

えーまず、最初に出てくるのは無軌道な若者ですね。
これらがキャンプに来る訳です。 ここの頭数は絶対奇数ですよ。
全部カップルじゃあ話になりませんからね。
で、この若者たちは「クサ」を獲りに山奥にキャンプに来ているのですが、当然道に迷います。
はいそこ、「テラ加勢大周ww」とか言わない。 加勢はハッパだけじゃなくヤクとの合わせ技ですよ。 同じ言うなら「若ノ鵬クソワラタ」と言うように。

で、この若者たちが酒盛りをしていたのが、クリスタルレイク近辺だった為に、怒ったジェイソンに粛清されます。

え? なんで怒ったのかって?
溝谷! お前オープニング観てなかったのか!
20年前にクリスタルレイクで溺れ死んだジェイソン少年のお母さんが、逆恨みして大量殺人してただろ?
で、たまたま生き残った女がお母さんの首をはねて事無きを得たんだけど、たまたま甦ってたジェイソン少年がその現場を見ていた為に、さらに逆ギレして復讐を誓う。  ってショートコントがついてたじゃないか!
それにその辺のくだりは旧シリーズでじっくり説明されてるぞ!
お前ちゃんと復習して来たのか?!

はい、まぁそれは各自またおさらいして貰っておくとして次行きますよ。

この第一次粛清において、一人生き残ったのがウィットニーですね。
ここは「妹」でもいいです。
なんで生き残ったのかわかる人?  はい、村井さん。 ・・そうです、「ジェイソンのお母さんにクリソツだったから」ですね。 
まぁピッチピチのレディーに対して若干失礼な気もしますが。
ちなみにここ試験に出ます。

で、この粛清から5ヵ月後、妹の兄・クレイが捜索を始めます。
ええと、ここも「兄」で構いません。
手がかりのないまま1ヶ月が経った頃、また別の無軌道な若者たちがクリスタルレイク近辺にやってきますが、この中の一人・ジェナが妹を探し中の兄に好意を持ちました。
面白くないのはジェナのボーイフレンド・トレントです。
あ、ここは覚えなくても大丈夫ですよ。 「ボンボン」でも「金持ち」でも「成金」でもだいたい通じますからね。
トレントと喧嘩したジェナは、兄を手伝う為に行動を共にします。

一方、ボンボンの別荘でドラッグパーティを楽しんでいた若者たちは、騒ぎを聞きつけたジェイソンの粛清を受ける事になりました。
これが第二次粛清です。

第一次、二次とも、童貞・カップル分け隔て無く粛清されます。
はいそこ、女子。 童貞に反応して「いやぁ~><」とか言わない。 こういう状況で「童貞」は、むしろ真っ先に狙われますからね。 それがスラッシャーと言うものですよ。

ここでのジェイソンはかなり機敏です。
俗に言う「13金の瞬間移動説」ですね。
これに関してはさまざまな文献が発刊されていますので、また各自で調べて於くように。
とにかく、湖、別荘、自宅、湖畔、などなど、目を離した隙にかなりの距離を移動していますので、後で混乱しないようにしっかり行動パターンを覚えておいて下さい。
実戦で役に立つかもしれません。

ジェイソンの自宅前で本人に遭遇した兄とジェナは、慌ててボンボンの別荘に逃げ込みますが、臍を曲げているボンボンはジェナへのあてつけから、見事な脱ぎっぷりの別の女と性交渉の真っ最中です。
はいそこ!溝谷!  「造形美ww」とか言わない。  この胸部は天然ですよ。 “生理食塩水”も“シリコン”も入っていませんからね。 脱ぎ専の女優さんをバカにしないこと。 
はい、女子もいちいち「いやぁ~><」とか言わない。

ボンボンに相手にされなかった兄とジェナは、別荘にあった電話で警察を呼びますが、駆けつけた警察も勿論ジェイソンに粛清されます。
別荘から命からがら逃げ出した兄とジェナですが、そのままジェイソンの自宅へ逆戻りします。
誰だ? 今「なんで戻るんだよw」って言ったのは?  なんだまた溝谷か!
ここも大事なとこだぞ?
ホラーの鉄則・その3、「逃げるんじゃない、むしろウェルカムバック」です。
ホントに逃げちゃったら、5分で終わっちゃうでしょうが! どこが面白いんだよ、それの!

あと、ボンボンは適当に粛清されてましたが、方式わかる人?
・・・なんだ居ないのか?  まぁね。 イヤミな役だった割には適当に殺されてましたからね・・。
いいですか、ボンボンはナタでザックリ、そして荷台でザックリ、の2ザックリですからね。
ここも試験に出ますよ。

さて、ジェイソンの自宅に戻った兄とジェナは、床下に監禁されていた妹と再会します。
先ほど村井さんが答えてくれましたが、妹はジェイソンのお母さんにクリソツだったんですね。
しかし、兄と共に逃亡を謀った為、ジェイソンは心に傷を負います。
そりゃあそうですよ、「お母さん」が夜逃げしちゃったんですから。
逃亡の途中、追ってきたジェイソンにジェナが1ザックリされますが、この兄妹はさっさと見殺しにします。
こういう展開は、「ある」ようで「ない」パターンですので注意するように。
まぁ、注意深く見てみれば、ジェナのビジュアルではファイナルガールには物足りない事がわかりますので、先生くらいになるとジェナの初登場シーンで予測出来てましたけどね。

ここからは人でなし兄妹とジェイソンの攻防戦です。
正しい見方は「ジェイソン頑張れ」ですからね。
兄妹なんてどうせ、「助かるけどドボーン」ですから。

はい、では今日の授業はここまで・・  
・・え? 
「結局、本編に於いて計何人がジェイソンの粛清に遭ったのか」 って?
そうですね、これわかる人いますか?
はい今“13人”って言った人! お前よく数えてたなぁ。
ええと、これは正解ですが不正解です。
スラッシャー、特に13日の金曜日に於いて、ボディカウントは必要ありません。
そんなのいちいち数えてたらジェイソンに集中出来ませんからね。
と言う訳で、正しい答えは「だいたい1ダース」。 もうねぇ、大まかでいいんです。
肝心なのは、ジェイソンの行動を完全にフォローする事。 
みなさん、伝説の殺人鬼入魂の可愛い仕草を見逃さないように!

なんだ溝谷?
「ホントにこれ試験に出るんですか」?

出る訳ないだろうが!!(笑)


(※ 「すきなものだけでいいです」は、バカリズムさんを応援します。)

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本日の見所 = ジェイソン。
という一言で終わっても問題ないような仕上がりだった 『13日の金曜日(ベイ)』 。
子供の頃、毎年の様に夏になると金曜ロードショーで拝んでいたジェイソンの勇姿を、まさかこの歳になって大スクリーンで観れようとは・・。
その点ばかりは、海の向こうのマイコー・ベイに感謝せざるを得ません。
まぁ、旧ホラーの名作を節操無くリメイクしている事に関しては、なんか美味しいトコ取りされているみたいで釈然としないのですが。

さて、こういうスラッシャーに対しては、
「人命が軽視されていて不謹慎だ」 
とか 
「血しぶきに歓びを見出すなんて不健全だ」 
などと言うPTAじみたご意見を聞かなくもないのですが、おれに言わせりゃあ
だったら観るな て言うか『築地魚河岸三代目』でも観てろ
って感じ?

もしもあなたがスラッシャー(ホラー)を観ようと言うのなら、その心構えは至ってシンプル。

・ バカな若者が、よりバカである事を期待。
・ 主人公(殺人鬼)が出てきたら拍手喝さい。
・ 手に持っているのがマチューテ(でっかいナタ)なら尚よろし。
・ おっぱいが出たら素直に喜ぶ。
・ 派手な血しぶきに特効さんの本気を感じる。
・ 最後のびっくらかしに心と体を委ねよう。

これだけでいいのです。

で、それだけに絞ってみれば、本作も非常に満足の行く内容だったと言えるでしょう。
後は、今までに無い俊敏さを魅せるジェイソンだとか、森の中にチマチマと鳴子(罠)仕掛けてたジェイソンだとか、偽かあちゃん(ヒロイン)の呼びかけに小鳥の様に小首をかしげるジェイソンだとかを愛でればオールオッケー。
勿論スタッフも、そんなファン心理を読みつくしているので、各所にジェイソンのかっこいい決めシーンを用意してくれていますしね!

もうねぇ、光源を背に佇むジェイソンとか・・・ 殺す気か!( *≧∇≦*)キャー (いや、殺す気なんですけどね)  

久方ぶりのメジャー復活ですので、殺しっぷりも実に気前がよろしい事で。ありがたや~ありがたや~。
ベイ直伝のゴキゲンなミュージックもかかりまくりですので、若干「これなんのプロモ?」と思わなくもないのですが、そこはそれご愛嬌。
なんだったら、新手のミュージカルだと思えばいいじゃない。 (←思えません)

きっちり要所要所で使われる、「キッキッキ・・・ マッマッマ・・・」の吐息サウンドもひたすら郷愁を誘い、もはやアガサは感涙寸前。
よかったよ・・・。
ホントよかったよ・・・。
隣の市まで来た甲斐があったよ・・・。+゚(゚´∀`゚)゚+。 (まぁ大した距離ではなかったのですが)

適当極まりない脚本のお陰で主人公のバカ兄妹になんら感情移入出来なかったり、
その兄の方が照英ソックリだったり、
矢継ぎ早に繰り出される殺害シーンのせいでそれらを反芻する暇もなかったり、
途中で(あんまり)関係ない地元民を殺しちゃったり、
おまけにその死体を意味ありげに持ち帰ったり、
でも特に何にも(例えば調理しちゃうとか)発展しなかったりと、
放置するにも程があるアラの数々も無くは無いのですが、終始ピントの合わない雑なカメラに比べれば笑って許せる範囲ですので、皆さんもここは思い切って笑い飛ばして下さい。

て言うか、撮影担当者は今すぐ眼鏡を買え。 (ピントがボケ過ぎてて酔ったわボケェ(*`Д´)ノ)


と言う訳で、細々とした問題点はあるものの、大雑把に言えばいい出来だった 『13日の金曜日』 。

とにかく、ジェイソンが男前でかっこよくて、ナタで頭をかち割ったり、火かき棒で目ん玉くり貫いたり、レゴラス並みの弓道術を魅せたりしてくれる、とても気前のよい作品でしたので、アガサは充分満足だったのでした。
これを機に、旧シリーズを見直すのも楽しいかもしれませんね!

本国では大ヒットだったようですので、近いうちにまたジェイソンの勇姿が観られるであろう事は確実と思われます。
次の時は、是非岡山でも上映されるといいなぁ・・。 と願いつつ、今回のレビューは終了と言う事で。


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『悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス』 (シリーズ第4作)

2009年02月07日
276192_det.jpg
テキチェンこれすなわちスターの登竜門。

前回も書きましたが、2月はアカデミー賞月間ですよ!
アガサの脳内がオスカー一色に染め上げられるこの時期、せっかくなのでレビューもオスカーにちなんだ作品を・・。

という事で、今回は第76回アカデミー賞で助演女優賞を獲得した、若手演技派女優レニー・ゼルウィガーの原点とも言える 『悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス』 をざっくりとレビュー。
実はこれ、昨年新宿のビデマを巡礼した際発見、購入していたのですよね。
ただ、洋モノなのでリージョンコードが合わず、そのまま寝かせていたのでした。
ああ勿体無い勿体無い。
今回無事鑑賞できましたので、マコノヘイも草葉の陰で喜んでくれている事でしょう。(草葉の陰はマズい)


そんなこんなであらすじ・・・
1973年に起きたチェーンソーによる世にもおぞましい事件は、世界を震撼させた。
しかし、その事件で全員が逮捕される事はなく、1名の関係者だけが何のお咎めもなく夜の闇の中へと消え去って行ったのであった。
その後、少なくとも2件の同様事件が起きたと思われるが、警察が動くことも無く5年以上の長い沈黙が保たれたのであった・・・。



って、まぁそんな事はどうでもよく、ところ変わってとある高校のプロム会場。
イケてない女子高生のジェニーは、ボーイフレンドと一緒に親友のヘザーの彼氏の車でイチャイチャしていたのだが、彼氏の浮気現場を見て逆上したヘザーがその車に乗り込んで暴走したせいで、追ってきた彼氏とヘザーと共に当て所ないドライブに参加する事になった。

要するに4人で田舎に行くんだってよ!

しかし、途中で接触事故を起こしたヘザーが動揺し、田舎道を迷走した挙句ダメ押しでもう一度事故を起こしたせいで、一行は立ち往生。
その相手の車の主が意識を失って倒れていた為に、ジェニーのボーイフレンドを現場に残して助けを呼びに向かう事に。
さんざっぱら歩いて見つけた事務所には、超フェロモンのチャンネーがおり、親切にも助けを手配してくれた。
チャンネーにお礼を言って、事故現場に戻ろうとするも、やっぱりそこはそれ田舎なので、またもや道に迷う。

途中でヘザーたちと逸れたジェニーは、謎のトラック運転手に拾われるが、その運転手はキチガイだった。
そして、ヘザーたちの方はと言うと、野中の一軒家に辿り着くもその家の住人もキチガイだった。

田舎なので仕方ない。

キチガイ一家の巣窟に迷い込んでしまったジェニーたちの運命や如何に!!


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映画史に燦然と輝くホラーバイブル 『悪魔のいけにえ』 から20年。
トビー・フーパーご本人が監督したパート2、アラゴルンことヴィゴ・モーテンセンがエプロン姿で漢(おとこ)の魅力を振りまいたパート3を経て作られた本作は、1作目の脚本を担当したキム・ヘンケルがメガフォンを執り、オリジナルの精神世界を再びスクリーンに再現した・・・!

・・んですってよ、奥さん!!

なのにこの仕打ち!

なのにこの出来栄え!!


言いだしっぺ(脚本担当)のくせに、なんて事してくれんだよヘンケルめ!!包丁みたいな名前しやがって!!(←とんだ言いがかり)

もう、この作品の待遇(ビデオ廃盤、マコノヘイとレニーの黒歴史化)から想像して、傑作な訳がないんですよ。
それは判ってはいたんですよ。
でも、せめてレザーフェイスの勇姿が観たいじゃない?
オスカー女優さま・レニーのスクリーミングクイーンっぷりが観てみたいじゃない?
あと、せっかく東京の聖地に参拝出来たんだから、希少品を持ち帰りたいじゃない?

そんなおのぼりさん気分で大枚をはたいてしまった当時の自分を、思い切り抱きしめてあげたい。
そして、優しく諭してあげたい。
「お前、5千円もあったら『ゾンビ廉価版』が2枚は買えたんじゃねえの?」と・・・。

ああ・・・オレの馬鹿・・・。+゚(゚つД`゚)゚+。

そんな感じで、今となっては夢としか思えない東京の淡い思い出と共に、いとも儚く弾けて消えた 『悪いけ パート4』 。
確かに1作目と同様に血飛沫ゼロ。
確かに1作目と同様にいきなりのハンマーアタックあり。
確かに1作目と同様に家族の愉快な食卓あり、と要所要所に偉大なオリジナルの雰囲気を再現したシーンがあるものの、それがどうしたぼくドラえもん。

再現なんか必要ないんだよ!
オリジナルが完璧なんだから、どう再現したって二番煎じとか劣化コピーとかしか言われないでしょ?
だったらトビーさんみたいに思い切った方向転換とか、もしくはマイコー・ベイみたいに切株要素を胸焼けがする程増量するとか、観る者の記憶に残るような続編を何故作ろうとしなかった?

で、結局出来上がったのは、当時流行のティーンホラーを無理やり混ぜ込んだ1作目の思い出めぐり品になってしまったのでした。
ホントにもう、なんで作った?としか言いようが無い。

ま、それは前作の 『パート3』 にも言える事なのですけどね。

ビックリするくらい節操無く詰め込んだ1作目のパクリシーンは、見ようによってはサイコな雰囲気を忠実に蘇らせている・・・ 見ようによっちゃあですが。
そして、1作目のファンには嬉しい、サリー(マリリン・バーンズ)とおじいちゃんの再登場これはホントに嬉しいでげすよね!!
っていうか、サリーたん熟しすぎてて誰だかわかんなかったんですけどね!! 正直すまん!!
おじいちゃんも、1作目の時点でミイラだったから、今回中の人が同一人物だって聞いても
「へぇ・・・  そ、・・そうなんだぁ・・・(´∀`;)」 
としか言えなかったの・・ゴメンね・・。

物語の進行も、ほぼ1作目と同じ。
チェーンソー振り回すお茶目なレザちんと、ギャースカ言いながら逃げ回るヒロイン。
逃げ込んだ先も一家の仲間。
晩餐前にはバッチリ着飾るレザちん。
激しいデジャヴと後悔(定価で買ってしまった事への)に心揺さぶられながら、それでももしかしたら一発逆転でスンゴイ面白い展開が待ち受けているかも・・と一縷の望みを胸に待つ事1時間。
そのスンゴイ、今回唯一のオリジナル要素とも言える展開はやって来ました。

みんな! ケネディ暗殺は、ソーヤー一家が絡んでたらしいよ!!

なんと、このキチガイ一家の裏では、世界の歴史上で暗躍する秘密組織が糸を引いていたらしいのです。
一説によると、その活動の歴史は1000年にも2000年にも及ぶという・・・

・・・・

・・

んな訳あるかボケェェェェェ!!(#゚Д゚)

あのさぁ、どうしようと思ったの?
オリバー・ストーンの『JFK』観てたら、なんかそういう気持ちになっちゃったの?(※『JFK』は1991年、コッチは1994年作
陰謀説とか、そういうのがカッコイー!ってなっちゃったの?
もうさぁ、バカなんじゃないの?ヘンケルは!

と言う訳で、なんかもうやり場の無い脱力感しか生み出さなかったシリーズ第4弾。
しかし、一家の斬り込み隊長・ヴィルマーを演じたマシュー・マコノヘイのキレっぷりだけは、アガサの記憶の中でいつまでも輝き続ける事でしょうし、オスカー女優さま・レニーのすっぱ顔もまた「人は何度でも生まれ変われる」と言う力強いメッセージを感じる事が出来ましたので、それはそれでよかったのかもしれません。(←強引なまとめ)


では最後に、あまり市場に出回っていない本作ですので、キャプチャー映像を皆様におすそ分け。
これでどうぞ、観た気分になって下さいませ!

はい、はじまりはじまり~ヽ(´∀`)ノ  (※グロ映像はありませんのでご安心を)

PDVD_001.jpg  オスカー受賞女優・レニーさんは昔からイケてないキャラ。

ike2.jpg  マブダチのヘザーが取り乱した為、

ike_004.jpg  車で迷走する羽目に。

ike_005.jpg  で、ガッシャーン。

ike_006.jpg  ちょっくら助けを呼んでくんよ。

ike_007.jpg  何の事務所なのかはさっぱりわかりません。

ike_008.jpg  親切なチャンネー。

ike_009.jpg  その頃、一人残っていたボーイフレンドの前に怪しいトラックが・・

ike_010.jpg  チャラーン! マコの平でーす!

ike_011.jpg  電話のお礼もそこそこに立ち去るヤングチーム。

ike_012.jpg  予想通り逸れます。

ike_013.jpg  ヘザーたちは一軒家を発見。

ike.jpg  志村、うしろうしろ!! (※レザちんが髪を嗅いでいます)

ike_016.jpg  はい、確保ー!

ike_017.jpg  ヘザーの彼氏に襲い掛かる、

ike_018.jpg  伝家の宝刀・ハンマーアタック。

ike_019.jpg  ヘザーにはお約束のフック責め。

ike_020.jpg  (※でもあんま痛そうじゃない。)

ike_021.jpg  その頃レニーさんはマコの平と夢のご対面。

ike_022.jpg  追い回されるオスカー女優。

ike_023.jpg  引き続きチェーンソー男に追い回されるオスカー女優。

ike_025.jpg  例の一軒家に辿り着くオスカー女優。

ike_026.jpg  屋根の上を逃げるオスカー女優。

ike_027.jpg  屋根のアンテナにも登るオスカー女優。

ike_028.jpg  屋根の電線も登るオスカー女優。 忍者かよ。

ike_030.jpg  まだまだ逃げるオスカー女優。

ike_031.jpg  やっと先ほどの事務所に到達。

ike_032.jpg  あのですねぇ、キチガイが追いかけて来たですよ!

ike_033.jpg  やぁねぇ、キチガイなんて居る訳ないじゃない♪

Pdvd_035.jpg  と言うのはウソでぇ、電気ビリビリされるオスカー女優。

ike_036.jpg  その頃、なんとヘザーが無傷で逃亡。 フックは?!

ike_037.jpg  ま、すぐ捕まっちゃうんですけどね。

ike_038.jpg  マコの平とオスカー女優の演技合戦。

ike_039.jpg  ヘンな顔攻撃に耐えるオスカー女優。

ike_040.jpg  やけに活き活きとしているマコの平。

ike_041.jpg  おらおら、オスカー像はどこに飾ってんだよ!

ike_042.jpg  今夜のおかずはキムチ鍋だぜー!! (※後ろに見えるお婆ちゃんはレザちん)

ike_043.jpg  あかん・・・ この人マジもんや・・・!

ike_044.jpg  悪いけ恒例・家族の食卓。

ike_045.jpg  そこに現れた謎の高官・・・。

ike_046.jpg  と思ったらただの変態でした。

Pdvd_047.jpg  なんだかんだあって再び逃げるオスカー女優。

Pdvd_049.jpg  追うレザちん。

Pdvd_050.jpg  車に乗り換えて追うレザちん。 (2作目のオマ-ジュか?)

Pdvd_051.jpg  乗ったり走ったり大変ですね。

Pdvd_053.jpg  しかし、たまたま通りかかった農薬散布のセスナに轢かれてマコの平死亡。
 
Pdvd_052.jpg  あまりの強引な展開にレニーもビックリ。

Pdvd_054.jpg  もっとビックリなレザちん。

Pdvd_055.jpg  タイミング良く通りかかった車に乗り込むレニー。

ike_056.jpg  しかし、その車の中には・・・!

ike_057.jpg  最後は、もはや悪イケシリーズのトレードマークともなった、チェーンソーダンスをお楽しみ下さい。


どうですか?
お腹いっぱいになって頂けましたでしょうか?

人に歴史あり、悪いけシリーズに若かりしスターの熱演あり。
旧シリーズは本作にて終了となってしまいましたが、新たに作られ始めているベイ版シリーズから、今後とも目が離せませんね!
明日のスターは、そこから誕生する!  ・・んじゃねえの?! わかりませんけどね!!(←投げやり)


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『ミラーズ』

2008年12月28日
ミラーズ
やたらとドルビーサラウンド。

憧れの演奏家さまの日記を見ていたら、「もしかして・・これあたいの記事の事?」という記述があって、絶賛ドキムネ中のアガサです。 こんにちは。
でも「これってどうなんすか?げへへ」なんてお尋ね出来る度胸などもなく、何度も日記を読み返して一人ムネムネしています。
まぁ、そんな訳ないんでしょうけどね。 思い上がりも甚だしいってね。 へいへい。

なんて言うか、街灯も星も、同じくらい綺麗ですね。空気が澄んでいる夜はね。(←支離滅裂)

という訳で、愛しのアレクサンドル・アジャの最新作がめでたく全国規模で劇場公開されたので、颯爽と馳せ参じました。

※ 絶賛公開直後ですが、そんな大人の事情にはお構いなくネタバレ全開で行きます。



ネタバレなので改行をたっぷりとってみます。

・ ・ ・

・ ・ こんな感じかしら?


・ ・ もうちょい?


・ ・ ・ ・ここら辺りでいい?



・ ・んもう ・ ・  ・ ・ せっかちなんだから///
 (←何がだよ)

あらすじ・・・
わたしの名前はアンナ・エシィカー。
何歳に見えますか?
・・「そういうのウザい」ですとな。
・・・そうですのう、かれこれ60は過ぎましたかのう。
今では立派な修道女のわたしですが、ちっちゃな頃から手がつけられない程の悪ガキでしてなぁ。
ナイフみたいに尖っては、触るもの皆傷付けておりましたものです。
もしくは、校舎の窓ガラスを割って、盗んだバイクで走り出しておったものです。
・・「平成生まれだからよく判んない」ですとな。
・・・悪そなヤツは大体友達、とでも言っておけばよろしいですかのう。

で、そんなわたしを悪魔憑きだと断定した両親は、神父さまやらお医者さまやら樋屋奇応丸やら色んな方法で、わたしの更生を計っておりました。
しかし、わたしの中に巣食っていたのは、なんと本物の悪霊だったのですじゃ。

悪魔、超KOEEEE!

・・「マジそういうの無理っぽい」ですかな。
現代っ子は手厳しいですのう。

最終的にわたしの治療を任された聖マタイ病院のケーン医師は、“鏡療法”という斬新な治療法を編み出しました。
周りを360度鏡に囲まれた小部屋を作り、その中に私を閉じ込めたら道が開ける。
その道を進めばどうなるものか。 迷わず行けよ!行けばわかるさ! ありがとう!!
・・って、これも通じませんかな。
平成生まれと言えども、猪木さんくらいは知っておいて損はないですぞ。 
なにせタバスコを日本に持ち込んだ偉大なる・・ え?違う? タバスコ云々の件は誤報だという事で確認済みですと?
わたしが知っていた猪木さんは、そんな事で虚勢を張るような人ではありませんでしたがのう。

ごめんなさい、「知っていた」はウソです。

“鏡療法”は、精神治療的にはてんでデタラメな治療法でしたがわたしの霊には効果を発揮しました。
わたしに巣食っていた悪霊どもは、見事鏡の中に閉じ込められましたのじゃ。
いやぁ、スッキリしました。
長年患っていたリュウマチも解消され、いまでは毎日階段の上り下りが楽しくて仕方ありません!
おまけに体脂肪も下がって一石二鳥!
こんなステキな“鏡療法”。 今ならまつげパーマとセットで、スーパーお得価格の2万9800円!

・・・人間生きておれば、投げやりになる瞬間もある筈じゃがのう。
あるとするならば、それが「今なのじゃ」。 とだけ言っておこうかのう。

わたしから鏡に乗り移った悪霊どもは、その後も病院の鏡の中でちょいちょい悪さを働いておったようですじゃ。
病院が不幸な事件から廃院となり、その跡地を利用して大型百貨店がオープンした時は、さすがのわたしも駆けつけそうになりました。
だって先着100名様に福袋とか言うチラシが・・いや、冗談ですじゃぞ。
最近の若いもんは我慢が足りなくていけませんのう。
その百貨店も、つい5年ほど前に火事で焼け落ちたとの事。
何でも放火犯は「鏡が・・」とか「エシィカーが・・」とか言っていたらしいですが、わたしは関知しておりません。
だってほら、わたし今修道院の中じゃん?
精一杯神さまにお祈りはしてるよ?
それが今のマイベスト? みたいな?

・・・なんでそんな可哀想な目でこっちを見るのですかな?
いやわたし全然可哀想じゃないですぞ。

きな臭い話題は流れていていたものの、知らぬ存ぜぬでやり過ごしていたわたしの元に、どこからどう調べてきたのか男が訪ねてきたのは、ある麗らかな小春日和の事でしたのう。
男は焼け落ちた百貨店の現・警備員で、警備につき始めてから身辺に異変が起き始めたとの事。
ついては自分と一緒に、わたしにあの鏡療法の小部屋を再訪しろと、そう言うのですじゃ。

しらねぇぇぇぇぇぇえ! 超しらねぇぇぇぇぇえ!!

だってあの部屋に変えるって事は、折角分離したあの霊たちを、再びわたしの中に取り込むって事ではないのかのう?
それって、「うーん!ゴメン、死んで?」って言ってるのと大して変わりないって事ではないかのう?
いやいやいや、それは無理!

私は一生を神に仕えると決心した身。
何のお役にも立てそうにありませぬが、せめてみなさまのご多幸とご健勝をお祈りして、お別れの挨拶へt

かみさま、銃は卑怯だと思います。

切羽詰った男は、わたしに銃を突きつけましたのじゃ。
すみません、無理とか言ってすみません。 死ぬ気で頑張ります。

という訳で、その男・ベンと共に、私は約50年ぶりに病院へと舞い戻りましたんじゃ。
無残に焼け焦げた百貨店内。
あの当時と全く変わらずそこにあった、治療室。
蘇る忌まわしい記憶。
オレ座ったら怯えるぜ酷く。
でもキミと一緒ならなれるんだ強く。
チェックザミラー☆ワン・ツー・カモン!

だからさっきも申し上げましたがのう。 「今なのじゃ」て。

明らかな死期を目前に控え、少々投げやり気分なわたしですが、この身がせめてあの警備員の家族を救う手助けになれば、今まで生き長らえてきた意味もあるというモノでしょうぞ。
ただし、警備員本人は別ですじゃ。
なんかやたらと 「こんな事に巻き込んでしまって、・・・・・本当にすまないと思っている!」 などと言っている割には、やっている事が強硬過ぎますでのう。
アレは許すまじ。

と言う事で、そろそろ悪霊が身体に漲ってきましたゆえ、わたしはこの辺で・・・。
華麗な変貌を遂げたわたし、ことスーパーヴァーさんと警備員のガチンコバトル、心行くまでご堪能くださいませ。


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うーん・・・ ごめんアジャ、正直コレちょっと微妙かも。

尋常じゃない緊張感のサイコホラー 『ハイテンション』 、尋常じゃない反撃の切株映画 『ヒルズ・ハブ・アイズ』 、そして尋常じゃないガチンコストーカーサスペンス 『P2』 (これは制作のみ)を手がけて、もはやホラー界の若手ナンバー1と言っても過言ではないアレクサンドル・アジャ監督。

“無駄に男前選手権”を開催すれば、間違いなく一位を勝ち取るんじゃないかという抜群のビジュアル。
aja.jpg  (※参考資料・ギザカッコヨス!)
そして、作中で魅せるえげつなさ満点のゴア描写。
舞台の湿度までも感じさせるような映像作りと、緊迫感あふれる空気作りに定評があるとかないとか。
さすがは切株界の貴公子・アジャ! けっこんしてくれ!

で、そんなアジャが韓国の未公開ホラーをリメイクすると言うので、否応無しに高まる期待。
なにせリメイク上手なのは『ヒルハブ』で証明済みですものね。
ハリウッド第2作目では、果たしていかなるえげつない展開を魅せてくれるのか?!


古びた巨大建築物で働く事になったおっさんが、次々起こる怪現象に巻き込まれ、正気と狂気の狭間を揺れ動く。 と言うと、どうしても『シャイニング』を連想してしまうのですが、本作も随所にアレっぽさを感じさせてくれます。
前任の警備員が精神に異常をきたして自殺・・・とか、
自己の不始末から職を失った男がアルコールに溺れて・・・とか、
徐々に病んで行く(設定では)筈の主人公が最初からキチガイっぽい・・とか、
おまけに怪しげな地下室まであったりと、もう
タイプライターはいつ登場するんですか?! 
「勉強ばかりで遊ばないと、ジャックはそのうち気が狂う」んですか?! まぁ、ジャックなだけにね!(ジャックはジャックでもバウアーの方)

と、ヘンな期待で胸が膨らんでしまうくらいのそれっぽさ。
いいですねぇ! さすがはフランスが生んだ切株王子・アジャ! けっこんしてくれ!

ところが、そんないい感じにそれっぽい舞台装置を用意してはいるのですが、どっこいどうしてなかなか怖くならない。
要するにお化け屋敷映画ですので、いかにおどろおどろしい雰囲気と陰に何かが潜んでいそうな緊張感を醸し出すかが勝負の付け所だと思うのですが、なんと言うか・・全体的に緊張感に欠けるのですよねぇ。
雰囲気は確かにあるのですが、そこに漂う空気が間延びしている。
この原因は、様子を伺うことなくいきなり盛大に始まる怪奇現象にあるのかも知れませんし、
いきなり鏡を見てキレまくりなキーファー・サザーランドのテンション配分にあるのかも知れませんし、
恐怖がもたらされる舞台が後半2箇所に分かれた為、散漫な印象を受けてしまうトコトにあるのかも知れませんし、
もしかするとアジャがホームシックになっていたとか、
キーファーとメタボ談義に花を咲かせすぎたとかかも知れませんが、とにかく盛り上がりに欠ける作りなのですよねぇ。

で、その代わりにと言うのではないのでしょうが、恐怖を演出する手立てはもっぱら“脅威のドルビーサラウンド”頼み

キーファーが鏡に映った自分の歪んだ顔を見て ジャーン!
物陰から鳩が飛んで ドジャーン!
あっちで バーン! こっちで ドガシャーン!
どうだい、南蛮渡来のデジタルサラウンドシステムは.。*゚+.*.
と言う程の大盤振る舞い。

どうもこうもあるか! 心臓止まってまうわ!! ドアホ!!ヾ(`Д´)ノ

物語がホラーの古典とも言える“お化け屋敷”モノですので、脅かし方も古典的に・・・と思ったのかどうなのか定かではありませんが、アジャにこれをやられるとは思いませんでした。
そして、ラストはいかにもハリウッドっぽい大爆破。
しかも何通りも角度を変えて、5~6パターンの爆破映像。
なんやねん。
なんカメやねん。
バラエティ番組のドッキリ成功シーンか。 アホか。

確かに芸術的とも言える爆破シーンでしたが、ここまで繰り返し映像を使われると後半はゲンナリしてしまいます。

アジャ・・・ ハリウッドって怖いトコロだよね・・・。 
わかるお!アジャのホントの気持ちはわかってるお! 
きっと次回作への足がかり的作品だったんだよね。
ぼくらの反応を伺ってみただけなんだよね。
大丈夫! だからこの際思い切ってけっこんしてくれ!(どの際なのかがさっぱりわからない)


とまぁ、貶したいだけ貶しておいてアレなんですが、一般的なホラー映画に比べても決して遜色ない作品ではあると思います。 『ヒルハブ』の興奮度を期待しなければ。
全ての怪現象のツケをオカルトに擦り付けて、しかも悪魔憑きでパワーアップしたスーパーヴァーさんが壁やら天井やらを縦横無尽に走り回ると言うトンデモ展開になりますが、それも微笑ましく観れると思います。 『ハイテンション』の緊張感を期待しなければ。
なんと言っても、オチはなかなか救いが無くて素晴らしかったですしね。

アガサにとっては 「劇場でアジャの新作を観る」 という事自体が、非常にありがたいイベントの様なものですので、観た事に悔いはありません。
おまけにパンフレットの中では、他の映画ではありえないくらいの比率で、アジャ監督の写真が大フューチャーされていましたもの!

さすがはイケメン変態仮面・アジャ! けっこn(省略)

という事で、涙あり、笑いあり、呪怨ありのビックリムービーだった 『ミラーズ』 。
思う存分ビビりたい方は是非劇場へ。
そうでない方は、是非DVDでお楽しみ下さい! (ああでもアジャの為には是非劇場へ><)

アジャの次回作がもっとえげつない傑作になる事と、アジャの体型がベッソンみたいな残念な状態にならない事を切に願って、今回レビューを括らせて頂きたいと思います。

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