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『パラノーマル・ショッキング』

2013年12月05日
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あらすじ・・・
いつものアレ。


たかしへ。

めっきり寒くなりましたが、風邪などひいていませんか?

先日、最寄りのレンタル店で、また新しいパラノーマルを見つけました。
たかしからは聞いていませんでしたが、きっと照れくさかったのだろうと思い、ちゃんと借りてきましたよ。
このパラノーマルで、一体何パラノーマル目になるでしょうね・・。 
「いまのままのパラノーマルじゃあ、パラノーマルに未来はないんだよ!」と、今年のお正月、敦夫おじさんに掴みかかったたかしが練に練ったパラノーマルがついにきたのかと思うと、かあさん喜びもひとしおです。

今回は一体どんナーマルなのだろう・・、と思いながらパッケージを見て、たいそう驚きました。
「コスタリカ」。
そこには、「映画未開拓の地:南米コスタリカから届いた本気の恐怖映画!」と書かれているではありませんか。
ごめんね、たかし。
かあさん正直いうと、コスタリカと聞いてもコーヒーとバナナぐらいしか脳裏に浮かびませんでした。
でも、きっとレンタル屋さんでパッケージをクルっとひっくり返したもののチラ見して速攻で棚に戻していた、動物柄のジャージを着たおにいさんも同じ塩梅だと思います。
どうしてコスタリカだったのか。
認知度が低ければなんとかなると思ったのか。

・・いや、かあさんたかしを責めているんじゃないのですよ。
きっと全部、上司の高山さんがいけないのでしょうね。
それにね、百歩譲ってコスタリカでもいいのですよ。
国の認知度なんて大した問題じゃない。 
ほら、『パキスタン・ゾンビ』のような傑作もありますものね。
そう思って、かあさん、デッキにソフトをセットしました。

「1919年。 結核の療養所として開業したデュラン療養所。 そこでは入所者による不可解な死や失踪事件が相次ぎ、数多くの幽霊現象が起きていた。 そして2010年・・・。 ドキュメンタリー撮影を試みるため、療養所を訪れた映画関係者。 しかし、彼らの作品は現在も未完のままである・・・・」

どうするの、たかし。
しょっぱなから既に、コスタリカ色ゼロな点をどうするの。
コスタリカ色どころか、どのノーマルか全く区別のつかない、このポンコツな設定をどうするの。

開始5分で新しいコーヒーを淹れにいったかあさんを叱らないでください。

でもね、かあさん不思議と不安はありませんでした。
だってほら、パッケージにでっかく「徹底的に怖がらせたい!」って書いてありましたから。
間違いない。 これはたかしが考えた煽り文句だ。 かあさん、直感でそう思いました。
たかしがそういうんだから、きっと怖がらせてくれるに違いないと・・・。

「撮影開始14日前。 以前療養所で取材を敢行していたジャーナリストから借り受けたカセットテープを聞いた一同。 何の音も確認できなかったものの、飼い犬が反応。」

どうしたの、たかし。
かなり長いスパンで始めちゃったけどどうしたの。
それよりなにより、商業ドキュメンタリーを作ろうという監督とジャーナリストが怖いぐらい地味なんだけどどうしたの。 もうこの段階で、脇役と見分けがついていないけどどうしたの。 
この有様で、本気でイケると踏んだのですか?

「同日。 以前療養所でMVを撮影していたミュージシャンにインタビューする一同。 すると、その時撮影したMVに不審な黒い影が写りこんでいたことが判明。」

どうなの、たかし。
肝心のMVがほとんど映し出されない上に、ようやく見えた画面の影も「・・これ?・・あ・・ちがう・・これか・・?ん・・?」と未確認なまま次のシーンに行っちゃうのはどうなの。
世界の恐怖映像ベスト100的な番組なら、「おわかり・・いただけただろうか・・」って2・3回リピートしてくれる内容だと思うんだけど、どうなの。 
たかし的にはどうなの。
正味のところを、今度かあさんに教えて下さい。

「撮影開始13日前。 霊能力者にインタビューする一同。 過去の新聞やニュース映像を調べるうち、療養所では修道女に対する暴行や殺人までもが行われていたことが判明。」

どうなってるの、たかし。
まさかの一日刻みで行くつもりなの。
撮影前からカウントダウンするのはいいけれど、一日ごとというのは如何なものでしょうか。 
そこまで引っ張るだけのネタはあるのでしょうか。
しかも出てくる内容は何の新鮮味も驚きの新事実も皆無ではないですか。
どうなってるの。マジでどうなってるのたかし。

「撮影開始7日前。 幽霊ハンターを自認する男に機材を借りに行く一同。」

どうしてこうなったの、たかし。
一気に7日前まで飛んだのは、かあさん実際のとこホッとしました。
けれど、そこで紹介するエピソードは何を隠そう「幽霊ハンター」。
電磁場を感知してガガーって鳴る機械って、何年前のネタですか。
見飽きました。
かあさんこの手の展開はほとほと見飽きました。
にっちもさっちも行かないことになってる気がするのは、かあさんだけでしょうか。

「撮影開始3日前。 スタッフ紹介。」

どないしょ、たかし。
もうコレどないしょか。
ついにスタッフ紹介まで始めてしまいましたね。 しかもスタッフ全員華はありません。
いちおうPOVのていで進んでいた物語も、ここにきて「誰が撮っているかわからない目線」になってしまいました。
これコンサートだったらもう最後の、アンコール直前ぐらいな温度になってますよ。
「ここでメンバー紹介でっす!」って汗だくな勢いですよ。
会議室で汗だくになっていた、たかしの姿が目に浮かんだかあさんです。 
汗は汗でもアブラの方ですよ。

「撮影当日。 療養所に到着したスタッフを、いきなりな不可解な現象が襲う。 相次ぐポルターガイストをカメラに収めようと指揮をとるプロデューサーと、無理難題に振り回され負傷するスタッフ。 彼らは一体どうなってしまうのか・・。」

どうもこうもないわよね、たかし。
どうなるもこうなるも、未完に終わるって最初に出てたじゃない。 テロップ出しちゃってたじゃない。

たかし。
今年の暮れは帰られそうですか。
それと、もし可能なようでしたら、上司の高山さんに「無理にパラノーマルをつけないという選択肢が、我々双方にとってのメリットになるのではないか」という旨、一視聴者からの声としてお伝えください。
それではお体に気をつけて。

ははより。


(※ 文章中に登場する人物はフィクションであり、実在の人物・団体などとは一切関係ありません。)



とにかくもう、霊能力者は使えないわ、カメラマンは優柔不断だわ、何度も帰るきっかけがあるにも関わらず帰らないわ等等、まどろっこしい展開が延々と続いて、これ以上伸ばす筋ないわ!というぐらいストレッチに精が出てしまった映画でした。(※体を動かしていないと寝てしまう)
・・・というか、帰らないことは判っているのだから、帰るきっかけではなくて帰ることができなくなるきっかけが必要なんじゃないかと、かあさん思います。
だいたい、救急車来ちゃってましたし。
「あれ?!普通に行き来できる場所なんじゃん!」って思いますよね。
緊迫感、ない。 
もともとないけど、さらになくなってる。

とまぁ、散々な結果だったわけですが、クライマックスの畳みかけはキライじゃないですし、見えない存在に足をつかまれ、館内を引きずり回されたスタッフに対し、プロデューサー氏が掛けた最初の一言が「おまえ・・漏らしたな!」だった点は、大いに笑わせて頂きましたよ。
そこか? つっこむとこそこか? って。 
ホラー映画ではなかなか観ることの出来ない、かなり斬新なつっこみだったのではないでしょうか。

あと、今回の邦題『パラノーマル・ショッキング』ですが、販売会議で選びに選び抜かれた結果が「ショッキング」って、ちょっとみんな投げやりになってるんじゃないの?と心配になってしまいましたね。 
もう少し何かこう、グっとくる単語はなかったのか。
ほら・・ せっかくコスタリカなんだし・・・・もっと南米色を全面に押し出してさぁ・・・南米・・・ 『パラノーマル・サルサ』とか・・・『パラノーマル・タコス』とか・・・ マチュピチュ・・・ ・・

・・・ごめん・・ 「ショッキング」でいいや・・・


_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 投げやりなのは配給会社だけではなかった! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


今度レンタル店で「パラノーマル」を見かけても、もう借りませんからね。







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『パラノーマル・エクスタシー』

2013年03月07日
TSUTAYAディスカスというネット宅配レンタル、ありますよね。
先日そのラインナップを見ておりましたらね、というか、まぁ、隠す事でもありませんから正直に言いますけど、「パラノーマル」というキーワードで検索をかけていたのですけどね。
そうしましたら、新たなパラノーマルタイトルが目に飛び込んで来ましてですね。
まぁ、気がついたら猛烈な勢いでクリックしていましたよね、ええ、まあね。かごに入れまくってやりましたよね。

という訳で、我が家に『パラノーマル・エクスタシー』がやってきました。

パラ
(※ 「パラノーマル」の上に「エマニュエル」って書いてあるような気がするけど、あえて見なかった事にします。)

あらすじ・・・
愛欲を無限のパワーに変える装置を搭載した飛行船「エマニュエル号」に乗り込んだエマニュエル一行が、ワームホールをくぐり向け向かった先は・・・。

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(※ オープニングから全力でエマニュエル方向へ舵を切ってきますが、あえて気付かなかった事にします)

この時点では全く知る由もなかったのですが、どうやら本作は何がしかのシリーズ第5弾にあたる作品だったらしく、一行は過去に様々な空間で珍道中を繰り広げていた模様。文字通りのチン道中をね! 
いや、何のシリーズだったのかはわかりませんよ。気付かなかった事にしているので皆目見当つきませんってば! オレが借りたのは「パラノーマル」!誰がなんといおうと「パラノーマル」なの!

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(※ さすがにこの画が映った瞬間は「アレ・・・?オレが借りたの、オマターだったっけ・・・?」とDVDのラベルを見直しました)

エネルギー変換装置の前で、エネルギー変換にまつわる研究をしているとおぼしき博士がふたり。
と、その時飛行船のエンジンに不具合が発生。
そこで彼らはおもむろに「エマニュエル風味」のチョコレートを頬張り、自らの身体を犠牲にして愛欲エネルギーを作り出そうとします。要するに本番開始です。
激しい運動の末、大量のせいs・・・エネルギーを放出させた博士。
飛行船はワームホールを抜け、ピンク一色に染め上げられた謎の異世界へと辿り着きます。
戸惑うエマニュエル一行。
そんな中、彼らの前に性欲を持て余した幽体たちが現れ、唐突に人間たちの肉体を操り始めました。
なすすべなく肉欲の渦に巻き込まれるエマニュエルたち。
そう・・・・なんと一行が迷い込んだのは霊界だったのです・・・。

・・・ていうかポルノですよね。
頭の先からしっぽの先までポルノですよ。
5分に一度は本場の味ですよ。
ああとっくにご承知だったさ。 でっかく「エマニュエル」って書いてあったさ。そんくらいディスカスの在庫確認してる時点でガッツリ目視してたさ。
でもね、でも、借りずにはいられなかった。そんなオレを許してほしい。

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(※ おかあさん・・・、わたしは「パラノーマル」に躍起になるあまり、大切な何かをなくしてしまったのかもしれません・・・)


とまぁ、後悔先に立たずな状況で、とはいえ、作中の男性陣は全編通して立ちっぱなしでしたけども(←アダルティなジョーク)、うれしはずかしながらどこに出しても恥ずかしくない立派なピンク映画をまるっと鑑賞した訳なのですが、意味も関連性なくただいたずらに「パラノーマル」をくっつけていた訳ではなく、原題はズバリ『Emmanuelle's Supernatural Activities』。 
しれっとした顔で「スーパーナチュラルアクティビティ」と銘打っておりまして、飛行船でのお色気シーンにもきちんと幽霊が登場。
かの名作『エンティティー 霊体』をぼんやりと連想させる「ひとり運動会(←隠語)」の様子を盛り込むなど、いちおうそれらしい内容にしようという意欲が感じられます。
そして中盤にはなんと衝撃の展開が!

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(※ やべえ・・ こいつら本気でパラアクやるつもりだぞ・・・!)

霊界からの脱出方法を探るため、性の師匠マンディさんと共に幽体離脱を敢行したエマニュエルちゃん。
おばけの事はおばけに聞け、とばかりに向かった先は、今まさに心霊現象が頻発している一軒家。もちろんベッド脇にはハンディカムが待機中。
本家と見分けがつかない程のチープな映像が映し出される中、就寝中のカップルに魔の手が迫ります・・・!
その正体とは?! やっぱ山羊爪系悪魔なの?!そうなの?!

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(※ 幽霊の正体見たり枯れ尾花)(←ここでいう枯れ尾花とは、童貞で悶々としている幽霊の事なのである!)

この辺りからの展開がね、くやしいけれどそこそこおもしろかったりするのでタチが悪いのですよね。まぁ、エマニュエルちゃんは本編中ときどきタチになってましたけどね。(←アダルティなジョーク)
本家のパラアクでは山羊爪丸出しでシーツめくってたのが、こちらでは志半ばで亡くなった童貞の幽霊。
女の子のちちが気になって気になってしょうがない彼が、わーっつってこじらせまくった結果、毎夜シーツをめくったり寝姿を眺めたり。
そりゃしますよね。 ちょっかい出したくもなるでしょうよ。「もしも透明人間になれたらあなた、何しますか?」って聞かれてるのと同じですもん。 ていうか、世の中の心霊現象ってほとんど欲求不満な霊の仕業なんじゃないですかね。
・・不思議ですね・・・今、本家(山羊爪系悪魔)よりも説得力を感じちゃってる自分がいます・・・アハハ・・

パラアクなカップル宅では、ただ強く揉みしだけばいいと思っている男性に成り代わり、女性のちちをソフトタッチで撫で回すマンディ師匠の愛ある熱血指導が始められ、最後は師匠のテクで果てた女性にベッドから蹴り落とされた男性がカメラにぶっ飛んでくる、という本家も真っ青な「パラアク・オチ」まで拝むことが出来ます。
ここまでポイントをおさえて作られていようとは・・・。
なんというか、「学校一の不良とおそれられていたヤンキーが雨の日に捨て犬の箱に傘をさしてあげている所を見た」ような、そういう「いい意味でおもてたんとちゃう」みたいな、「やるじゃん!」みたいなやさしい気持ちになりました。 いいのかそれで。

その後童貞くんの霊は、飛行船のクルーである「清純派風だけど中身は淫乱」なリサちゃんに無事筆おろししてもらい、ふたつの意味で昇天。
その時発生したエネルギーにより飛行船の動力も復旧され、ふたたび現れたワームホールに突入した所で次号に続き、ジ・エンド。
可憐な面持ちと脱ぎっぷりの良さのギャップが魅力的なエマニュエルちゃんや、気持ちいいことへの探究心を忘れない、向上心の塊のようなマンディ師匠、性的な意味で好奇心旺盛なリサちゃんや、その他脱ぎ要因の女の子たちが皆とてもかわいらしく、ちちも大きいちちからこぶりなちち、多彩なにゅうりんが取り揃えられ、パリっと張ったしりも非常にワンダフル。
(いちおう)真面目にパロディに取り組んでいる感もあり、とてもじゃないけれどキライにはなれない、ていうか結構おもしろいピンク映画でした。
ま、他のシリーズまで観ようとは思いませんけどね!


(※ その他のシリーズ)
シン_convert_20130306232231「シン・シティ」・・? 
トワイライト_convert_20130306232243吸血鬼のアレ。
なぐさめ_convert_20130306232254「ダブルオー・シックスナイン/辱めの報酬」。羞恥プレイ・・か・・?
みち_convert_20130306232305「未知との挿入」・・うん・・・わるくないセンスだと思うよ!


『エロー・ポッターとヴァギナガンの囚人』レベル目指して、がんばれエマニュエル!



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『パラノーマル・アクティビティ4』

2012年11月01日
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パラノーマル姉妹を知っていますか? 
姉のケイティと妹クリスティで構成されたこの姉妹ユニットは、幼い頃から山羊爪系悪魔と縁深い人生を送る、ホームビデオ界のスーパーアイドルです。
そんな彼女たちの活躍が始まったのは、今を遡ること4年前。
たった1万5千ドルで産声をあげたシリーズは、本数を重ねるごとに制作費も跳ね上がり、近作では500万ドルにまで達しているといいます。 どうですか。 こういう豆知識どうですか。 いらないですか。そうでしょうね。じゃあ本題に入ります。(※早くも投げやり)

【シリーズおさらい】
『パラノーマル・アクティビティ』(第1作目)
・・・ケイティと恋人ミカの家に山羊爪系悪魔が参上します。
『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』(第2作目)
・・・アメリカ旅行中、うっかりケイティを轢いてしまった日本人女性・春花が、どうやら連れて帰ってしまったらしき山羊爪系悪魔に迷惑行為を繰り返された挙句、弟・幸一ともども呪い殺されてしまいます。
『パラノーマル・アクティビティ2』(第3作目)
・・・ケイティとミカの家に山羊爪悪魔が参上していた同時期、実はケイティの妹クリスティの家でも怪奇現象が多発しており、地味な悪魔的嫌がらせの末、豹変したケイティの襲撃に遭い一家総倒れ。1歳になる赤ちゃんのハンターくんを連れ去られてしまいます。
『パラノーマル・アクティビティ3』(第4作)
・・・ケイティとクリスティ姉妹の幼少期まで遡り、山羊爪系悪魔とのなれそめが描かれます。

はい、というわけで、前作のラスト、謎の組織に取り込まれたパラノーマル姉妹がその後一体どうなってしまったのかを気にしつつ、シリーズ最新作の感想ドーン!




(※ 早速ですが、以下「空気が読めない人か!」というくらいネタバレしておりますので、はなから鑑賞するつもりのない方や、むしろネタバレが知りたいんだ、という方のみそのままご覧ください。)


あらすじ・・・
2006年9月某日。  妹クリスティの家を訪問し、甥っ子のハンターを猫可愛がりするケイティ。
2006年10月某日。 妹クリスティの家を深夜に訪問し、一家を惨殺したのち甥っ子のハンターを略取し、そのまま消息を絶つケイティ。

2011年11月某日。 ボーイフレンドのベンと深夜のビデオチャットに耽る15歳の少女・アレックスは、向いの家に救急車が駆けつけるのを見かける。
2011年11月某日。 病院に運ばれたらしい向いの家の主・ケイティに代わり、彼女の息子・ロビーを数日間預かる事になる。
2011年11月某日。 弟のワイアットとロビーが親密になる。
2011年11月某日。 ベンとのチャットが終わり、そのまま寝落ちしてしまったアレックスのベッドに、ロビーがシレっと忍び込んで添い寝をかましていた事が、チャットをこっそり録画していたベンの手柄により発覚。 キモい。どちらかというと、アレックスの寝顔動画をオカズに何らかのアクションをキメていたであろうベンがキモい。
2011年11月某日。 ベンはさておき、ひとつ屋根の下にいるロビーの方も要注意という事で、ワイアットと母・ホリーと自分のノートパソコンのカメラ機能をオンにし続け、一部始終を録画しておく作戦を開始する。
2011年11月某日。 夜毎の怪奇音とロビーによる深夜徘徊に疲労困憊のアレックス。
2011年11月某日。 2、3日の約束だったはずが、1週間を過ぎても家に居座り続けるロビー。 しかし母・ホリーも父・ダグも一向に気にしていないご様子。 
2011年11月某日。 ロビーがワイアットの体に妙なマークを描き込む。 三角形の中に○が描かれたそれは、同居を始める以前から、ロビーがたびたび落書きしていたマークだった。 不審に思ったアレックスとベンがグーグル先生にお伺いをたてた所、「悪魔に男の子を捧げるぞー」という意気込みを表すシンボルである事が判明。
2011年11月某日。 深夜の物音で目覚めたアレックスが窓の外を眺めると、主が不在のはずのお向かいさんちの駐車場に車が大集合していた。 スマホのカメラで撮影しつつ不法侵入を試みるものの、いかにもオカルトルッキンなBBAに遭遇し、慌てて自宅へ駆け戻るアレックス。
2011年11月某日。 アレックスの真横にシャンデリアが落下する。即座に上を見上げると、階段の踊り場で佇むロビーの姿が。 父・ダグに相談するも、まったくとりあって貰えず落胆するアレックス。
2011年11月某日。 ワイアットを連れ立ったロビーが自宅に向かっている現場を押さえたアレックス。 慌ててワイアットを連れ戻そうとすると、目の前に入院していたはずのケイティが現れる。 いつの間に退院していたのか・・と訝るアレックスに「お母さんによろしく」と怪しく微笑みかけるケイティ。
2011年11月某日。 無事ロビーがケイティの元に戻り、安穏な生活を取り戻すと思いきや、全く収まる気配のない怪奇現象。 ワイアットはお風呂に引き摺り込まれ、アレックスは母・ホリーに一服盛られ昏睡している間に、見えない手によって宙高く浮かび上げられる。
2011年11月某日。 さんざん奇妙な現象が起こり続けているにも関わらず、15歳の娘と6歳の息子を残し夜遊びに出かけるダグ&ホリー夫妻。 大人のクセしてバカ。 / 深夜1時近くになっても帰宅しない両親の居ぬ間に、ベンとのビデオチャットに勤しむアレックス。 チャットを終えたその時怪奇音が聞こえた為、発生元を辿って車庫に向かうと、突然すべてのドアがロックされる。 / 密閉された空間の中、カギも無い状態でなぜか車のエンジンがかかり排気ガスに包まれるアレックス。
2011年11月某日。 昨晩の出来事を聞いたダグが色々反省し、アレックスを伴いランチに出かける。 問題山積みのポルターガイストハウスなのに。 ランチに行っちゃうの。 お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜(※横山ホットブラザース) / 白昼堂々ケイティがワイアットを迎えに来る。 怯え泣きしてバスルームに隠れるワイアット。 / 家の掃除をしていたホリーの耳が怪奇音をとらえる。 その時、ホリーの体が宙を舞い天井まで飛ばされたかと思うと、激しく床に叩きつけられる。 / アレックスを心配したベンが勝手に家に上がり込む。 / 自分ちの如くアレックスの部屋に侵入したベン。録画されていた監視映像をチェックしようとした瞬間、背後に立っていたケイティに頚椎を粉砕される。 / 夜が更けて帰宅したアレックスとダグ。 ケイティに連れられ向いの家に歩いてゆくワイアットを見つけ、ダグがその後を追う。 / 自宅に戻ったアレックスが、自室で事切れた状態のベンを発見。 / 錯乱状態で向かいの家に駆け込んだアレックス。 邸内引き回しの刑に処されている父・ダグを目の当たりにする。
2011年11月某日。 ワイアットを探すアレックスの前に、ずいぶんと面持ちの変わったケイティが立ちはだかる・・・。


【『パラノーマル・アクティビティ4』で忘れてはならない事】
・ 魔女コミュが総若返り
・ 未だ男児ゲットならず
・ 悪魔の威厳は風前の灯
・ というかもはやベビーシッター扱い
・ Xbox 360のキネクトというゲームシステムを作動させたまま室内の電気を消し暗視モードのカメラ越しに見たら、部屋がめっちゃキレイ
・ 次までにスペイン語を勉強しておく方がいいのかもしれない


前回の続きかと思いきや、シリーズ2作目の後日談としてスタートした今回のパラアク。
後日談というか、5年後ですけどね。
ケイティが悪魔的な何かに憑依され、ハンターくんを略取した5年前のあの日。
その足で魔女コミュに行くと思うじゃないですか。
幼少期、ばあさんによからぬ事を吹き込まれたものの、嫌な記憶として封印してすくすくと成長し、でも再び家に現れた山羊爪系悪魔によって覚醒させられたケイティだもんで、いっぱしの魔女気取りなんだと思うじゃないですか。
エロイムエッサイムとか言っちゃう系なのだろうと、雰囲気にのまれちゃう系なのだろうと、そう思うじゃないですか。
嗚呼それなのに、魔女っ子ケイティは折角連れ去ったハンターくんを見知らぬ夫婦に託し(養子にし)、5年もの間別の子どもと共にあちこち放浪していたのですよお客さん。

あかん コピー

アレックスの母・ホリーは、もしや魔女コミュの一員なのでは?
と、思わせるような不自然な言動がありました。 たとえば、いくらお隣さんが急病で入院し、他に身寄りが無かったとしても、見ず知らずの子どもを自分ちに住まわせるか?とか。(※しかもママ友だった訳でもない) 娘が一生懸命不審な出来事について相談しているにも関わらず、全く聞く耳を持とうとしないのは何故か?とか。
しかし、それも終盤、一切関係無かった事が明らかとなります。
そう、ホリーはケイティによって盛大にブン投げられるからです。

思わせぶりな展開はそのままスルーされ、過去の作品からの不都合な謎もそのまま放置され、魔女コミュだけが若返り、ケイティが無双っぷりを発揮する。
一体なぜ、こんな事になってしまったのか。
わしが愛したパラアクは、もう戻ってこないのか。(愛してたのか!)

大体ねぇ、今に始まったこっちゃないんですけど、悪魔が何をどうしたいのかがさっぱり判らないのですよね!
三角形に○のシンボルってなんやねん! どっかで見たよ!ぜったいそれどっかで見た事あるよ!

死の秘宝
と思ったらこれですよ! 透明マントと蘇りの石とニワトコの杖! はいガッツリ死の秘宝!
今オレはパラノーマル・アクティビティに、ハリポタ絡みでやっかいな訴訟に巻き込まれるという呪いをかけた!

このシンボルをどこかに描いたら男児をゲット出来るのか、はたまたただの気合入れなのか、「男児はここですよー」の合図なのかが、前作以降謎のまま。
今回さらに「男児をゲット出来る3つの方法」という、ゆるふわ恋愛映画の邦題みたいな文言も飛び出し、「その1、シンボルを描く」「その2、めいっぱい描きまくる」「その3、処女の血を捧げる」なんつって言い始める始末。あれ?じゃやっぱり気合い入れなのか。
ていうかもうさぁ、普通に子作りに励むか養子をもらうほうが早くね? そうじゃね?
あと、前回からの引き続きなのですけど、男児ゲット出来た暁に彼らは何を行おうと考えているのか。
悪魔的教育を施して、悪魔界のプリンスにでもするってか?
そうそう、念力集中ピーキピッキドカーン!てアホか!!

ま、いちばんアホなのは、そんなパラアクの初日の初回上映にいそいそと駆けつける私なのかもしれませんけどね! ごめん、なんだかんだ言ったけどパラアク嫌いじゃないんだ、オレ。

矛盾だけを詰め込んだようなストーリーにニヤニヤしながら横槍を入れるのも楽しいですし、なにより「今回はどんなびっくらかしを用意しているのだろう」と予想するのがたまらない。
そして予想通りぶん投げられる豊満バディ。
エンドクレジットを眺めていると、沢山のスタントマンの名前が連ねられている事に気づく。
まさか・・・まさかあのぶん投げはワイヤーアクション・・・? オーレン・ペリ・・こわいこ・・!(※調べてみましたが真偽のほどはわかりませんでした。すまんかった)
毎回毎回ホームビデオを回し続けていた不自然さも、今回は「ノートパソコンのチャット機能」を使用させる事で「あー現代っ子だもんねーやるよねーそういう事ねー」と腑に落ちさせる事に成功。 ・・成功、してましたよね。
結果的にはいつもと同じ事なのですけれど、最近のツールを取り入れて飽きさせないように頑張る姿勢って、それってステキやん。

正直なところ、さすがにもうこのホームビデオ姉妹物語に終止符を打たせてやりたい。と思っていた私なのですが、「これはマジもんの流出ビデオです」という建て前をとっぱらい、ポルターガイスト方面から魔女コミュ方面にシフトチェンジしてきた今回の最新作を観ると、この調子で、なんだったらもういっそのこと定点カメラさえも排除して、限界まで突っ走って貰いたいなぁ・・・という願望が芽生えてしまったのでした。
そうさ。オレが愛したパラアクは今もここにある。 彼らの行く末を、最後まで見届けようではないか。
クライマックスの魔女大集合シーン、オレはすごく怖かったよ! これからも、がんばれパラアク!



― 追 記 ―

・ エンドクレジットが終わってから、衝撃のおまけ映像が始まるのですが、これがすごい! 「スペイン語でまくしたてる男性(キリスト教ショップ?みたいな所でカメラを回している)が、店の奥にある秘密の教壇を映そうとした瞬間、オカルトルッキンなBBAに立ちはだかられて退散。」という中途半端にもほどがあるおまけ映像がノー字幕で垂れ流されるよ! 何言ってるのかさっぱりわかんないよ! 誰に対する挑戦なんだよ!

・ その直前、魔女コミュの館でアレックスが探索していた部屋の窓一面に新聞が貼られている光景が映るのですが、それがどうもメキシコの物っぽかったのですよね。 なので、魔女コミュとメキシコになんらかの関係があるという、『パラアク5』への前振りではないかと思うのですが、それにしてもこのおまけは酷い。 せめて字幕をおくれよ!わしらスペイン語わからないよ!

・ キネクトを持っている人は暗視モードのネタやってみるといいよ! すごくキラキラするよ! ためしてガッテン!

・ 相変わらず、ポルターガイスト開始の合図とばかりにヴゥー・・ンという重低音が鳴り響く場内。 もう慣れたよ・・・と思っていても、やっぱり大音量で「バン!」って物が動いたらビックリするんだよ。しょうがないよ、人間だもの。 体は正直なんスよ。 ビックリと恐怖は違うと言われるかもしれないけれど、幽霊の何が怖いって、こちらの予想しないタイミングでヌっと出てくるから怖いんじゃないでしょうかねぇ。 それって、結局ビックリなんですよね。 大音量だからズルいとか、ヌルっと出てくるから正攻法とか、自分の中のハードルなだけのような気がします。

・ で、私はどちらもオッケーです。 ドキドキしたりうははって笑ったり、今日も楽しい映画館でした。



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『グレイヴ・エンカウンターズ』

2012年10月29日
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あらすじ・・・
敏腕テレビプロデューサーのジェリー・ハートフィールド氏は語る。
「私の元にそのパイロット版テープが届けられた時、それはもう興奮しましたよ。 今ではそう珍しくもない“ゴーストバスターズ”系リアリティ番組ですが、あの当時はまだ誰も手をつけていない未開拓のジャンルだった。 若きプロデューサーのランス・プレストンは、その禁断の領域に勇敢に攻め込み、とてもおもしろい恐怖映像を作り上げていたのですから、躊躇する理由などないでしょう。 私は彼らにゴーサインを出し、新番組『グレイヴ・エンカウンターズ』は産声をあげたのです。」
しかしその後ほどなくして彼らは消息を絶った?
「そう、76時間に渡る取材テープを残してね。」
あなたはそれを見た?
「見ました。 そして、どうあっても公表すべきだと思ったのです。 とても過激でとても恐ろしいが、しかしこれを封印してしまっては、彼らの努力が浮かばれない。」
眉唾モノだという意見もあるのでは?
「勿論、そういう風に受け取る方もいらっしゃるでしょう。 だが、私は断じて彼らのテープに手を加えてはいません。 ここに映っているのはすべて、彼らがコリンウッド精神病院(※今は廃墟となっている)に潜入しカメラに収めてきたリアルな映像なのです。 心を開き、目に映るすべてを受け止めて欲しい。 彼らの身に、一体なにが起きたのかを。彼らが何に、遭遇してしまったのかを・・・」


はい、という訳で世にも奇妙なVTRドーン!


(※ サムネイルがおっかないキメ顔なので、できる限り小さくしてみました。)

予告編のYouTube再生回数、なんと脅威の2,100万回突破!というふれこみで意気揚々と公開された『パラノーマル・エンカウンターズ』を観ましたよ。 じゃなかった、『グレイヴ・エンカウンター』を観ましたよ!
オカルト系リアリティ番組の製作の為、潰れた精神病院でロケをしていた5人のテレビクルーたちが、謎の怪奇現象に襲われウンジャラゲー、その一部始終を収めていた固定カメラがハンジャラゲー、といういつものアレですよ!

あのですね、アガサには常常ふしぎに思っていた事があるのですけどね、「霊能力もないのにさも有るみたいに適当な事をくっちゃべっておぜぜのタネにしている」人たちのコト、当の幽霊さんたちはどう思ってるんだろうな、と。
ええ、もちろん「幽霊はいる」体での話ですよ。
幽霊の正体見たり枯れ尾花、というように、世に存在する多くの「幽霊目撃証言」は勘違いや思い込みの産物だと思います。
しかし、本当にそれらの存在を感じる事の出来る人はいるし、見える人もいる、と信じた上での疑問。
「自称霊能師」が「ふうむ・・あなたのうしろに亡くなったおじいさんが心配そうに佇んでますね・・」なんて訳知り顔で宣っている姿は、アチラ側から見ればさぞかし滑稽なのではないか。
もしくは「ちょ・・おま・・・ ふざけんなよ・・(ビキビキ)」てな具合にカッチーンと来ているのではないか。
あんがい、人(幽霊)によっては「また言ってらww」程度なのかもしれませんが、とにかくそこんトコどうなの?と。正味の話どう思ってんの?と。 

で、本作はそんな疑問にズバリ答える内容となっておりました。
つまり、「ヤラセで飯くってる不届き者にはそれ相応のお仕置きですだよ!」という全員野球宣言がなされていた訳です。
まずはラップ音で軽く肩慣らし。
ドアをバタンと閉めるポルターガイストでビビらせたら、空間を捻じ曲げ玄関扉を封印。
開けても開けても次の病棟に繋がるネバーエンディングな建造物にクルーを閉じ込めると、今度は矢継ぎ早に白塗りオバケを投入。
あっちの廊下やこっちの病室。 逃げ惑うクルーたちと上昇の一途をたどるエンカウント率。

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(※ おばけのイメージ図)(これを白く塗った感じ)

クルーのひとりには、精神病棟専用のパジャマまで着せてあげる気配りゴースト。
ただし、パジャマは保険対応外なので実費です。
気の配り方の「そうじゃない」度が計り知れなさすぎてオレは泣いた!

グレイヴ
(※ 昔の名前で出てきます)

そしてついには、過去この病院で非人道的な手術を行なっていたマッドなドクターまでもが、時間の枠を越え華麗にカムバック。
あのね、患者さんのおばけなら判るのですけどね、自分たちを虐げていたドクターまで蘇らせてどうするんですかね。 おまえたちは全員野球の意味をはき違えている・・・!

Vicious+Brothers+Premiere+Grave+Encounters+m7ccM7Q-trEl.jpg
(※ 本日の皆まで言うなスレはこ(rt )

メガフォンを執ったのは、本作が長編映画監督デビュー作となるザ・ヴィシャス・ブラザーズ。
ブラザースと言っても本当の兄弟ではなく、MVで腕を磨いてきたコリン・ミヒハンさんと映画のトレイラー編集や視覚効果などでキャリアを積んできたスチュアート・オルティスさんのコンビ名なのだそうです。
先日アメリカで公開された続編『グレイヴ・エンカウンター2』では脚本のみを担当している模様で、なんというか、こんな早い段階から既に『パラノーマル』のオーレン・ペリさんとか、『SAW』のジェームズ・ワンさんとか、『ブレア・ウィッチ』のダニエル・マイリックさん的な匂いを醸し出している点に、いささか不安を感じなくもないのですが、もうこうなったら行けるトコまで行くがいいと思うよ! うまく転がれば、先のおふたりの様に、年中行事として認知されるかもしれませんし!

まぁ、もしくはね、うまく転ばなくても、きっとアサイラムのみんなが「パラノーマル・エンカウンターズ」とか「グレイヴ・エンティティ」とか、なんかそんなニュアンスのアレに生まれ変わらせて骨を拾ってくれるはず!
というか多分もうアップを始めているに違いない!

・・・

・・

と思ったらもう拾ってました。 さすがアサイラム社!ナイスレシーブ!!




『100 GHOST STREET: THE RETURN OF RICHARD SPECK』(実在する殺人鬼リチャード・スペックが大量殺人を犯した現場に潜入し、一部始終を撮影したのち消息を絶った超常現象調査隊のお話)


『8213: GACY HOUSE』(日本版タイトル『パラノーマル・エンティティ2』/実在する殺人気ジョン・ゲイシーが昔住んでいた家を取り壊して新たに建てた家に潜入し、一部始終を撮影したのち消息を絶ったテレビクルーのお話)(感想


『The Amityville Haunting』(日本版タイトル『パラノーマル・エンティティ4』/実際に一家惨殺事件が起きたとされる住宅に引っ越してきたものの、一部始終を撮影したのち消息を絶った一家のお話)(感想

先生、アサイラムくんは消息を絶たせればなんとかなると思っているフシがあるので良くないと思います。


― 追記 ―
・ いつものアレ以上のモノは無く、アレ以下のモノも無いので、過剰な期待さえしなければワーキャー言いながらイチャつけるかも! イチャつく相手が居ない人は、ひたすら苦痛かもしれませんので、写経でもして心を落ちつかせるのが吉!
・ 代わり映えのない映像をとらえ続ける固定カメラは、例によって例のごとく、おばけの活動開始と共に「ウィーン」と唸り始めますので、「おっ、来るな」という心構えも出来るってもんですよね。
・ それにしても前半のダルさは異常。
・ 30分程経過して、やっとポルターガイストが起こり始めるも、おばけのバリエーションが少ない為、予告に使われている以上の「恐怖映像」が出てこないという。 「また白塗りアゴおばけぇ?」みたいなスーパーがっかりイリュージョン。
・ とは言え、「質より量!」といわんばかりのエンカウント率や、クライマックスに差し掛かった頃突如現れる「実験室」の盛りっぷり、マッドなドクターにプラスして山羊爪系悪魔の存在すらちらつけせるという貪欲さはキライじゃないですけどね! あれもこれもほしーの!
・ 結局、脅威の再生回数を誇ったという2分強の予告篇が一番おもしろかったのかもしれませんね。長さといい、後の引き方といい、好奇心の掻き立て方といい、出オチ感といい。

 

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『パラノーマル・エンティティ4』

2012年08月28日
エンティティ


あらすじ・・・
アミティビルに建ついわくつきの一軒家。 そこに引っ越してきたベンソンさん一家に襲いかかる不可思議な現象を、世帯主のダグラスさんが仕掛けた監視カメラの映像と共にふりかえります。

気が付けば8月ももう残すところあと僅か。
なかなか更新が出来ないままの弊ブログを放置した結果、FC2さんが厳選した広告バナーがどストライクゾーンに表示されると事態を招いてしまい、これはなんとか感想を載せねばいかんとばかりにアガサが手にとったが『パラノーマル・エンティティ4』。
何故よりにもよってこれなのか。
最もホラーが歓迎される真夏の夜のおたのしみに選択するのが、「おっぱいが出る方のパラノーマル」こと『パラエン』でいいのか。
そんな自問自答を抱えつつの鑑賞となったのですが、迷いが消え去るほど心地よい睡眠を得られたので、結果オーライですね!
ていうかね、寝落ちしちゃって返却日に間に合わなかった為、延滞金を払ってまで観たオレはどうかしてると思いますよね!
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
>「夏」には人の心を惑わす何ががある!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

(※そろそろ気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の感想はいつもにも増して内容が薄いです)


さて、充分な睡眠を摂ってふたたび挑んだ『パラエン4』を見届けた私からみなさんに一言申し上げるならば、「今回のパラエンは一味違う」となるでしょうな!
ローマ字で表記するなら「hitoajichigau」。
だから言ってるじゃないですか。内容が薄い、と。

「雨後のパラノーマル」、はたまた「濡れ手にパラノーマル」と(アガサから)揶揄される事の多かった『パラエン』シリーズですが、ただ単に話題ホラーを丸パクリしている安直企画な訳ではなく、独自の一貫性をもって続けられてきたという事を、みなさんはご存知でしょうか?
シリーズ1作目は、とある一軒家に引っ越してきた未亡人率いるおもしろ家族が遭遇したインキュバス(夢魔)による恐怖。
シリーズ2作目は、稀代の極悪人ジョン・ゲイシーが昔住んでいた場所を更地にしたのちに新しく建てられた家に突撃取材にやってきたテレビクルーが体験する恐怖。
シリーズ3作目は、元祖エクソシスト少女ことアンネリーゼ・ミシェルさんをこっそり盗撮していたフィルムが流出!その一部始終を大した盛り上がりもないまま見せ続けられるという(観客にとっての)恐怖。
そう!『パラエン』シリーズは、(1作目以外は)実在の事件を基にして作られてきたのです!
どうですか! ちょっとビックリしましたか! そうでもないですか! じゃあ次行きますね!

そんな「途中から急に思いついたみたいに実録恐怖シリーズになった・パラエン」の最新作の舞台となっているのは、アメリカ・ニューヨーク州に実在する閑静な住宅地アミティヴィル。
みんなだいすき『悪魔の棲む家』でお馴染みのアミティヴィルなわけですよ。
一家惨殺事件が起こった悲劇の館。
事件後、そこに移り住んだ者に襲いかかる心霊現象の数々。
『パラノーマル・エンティティ4』では、本家シリーズが散々むしゃぶり尽くして旨味成分のすっかり抜け落ちた「アミティヴィルの悪魔」ネタを再び取り上げ、何事もなかったかのように「今までと同じ事をもっかいやって見せる」というアグレッシブな行為に挑戦。
「それ、前にも見た事あるような・・・」だの「なんでいまさら・・・」だのという腑抜けた意見に、「でも今までは監視カメラ使ってなかったっしょ?」という伝家の宝刀で斬り返すアサイラム社の心意気には、アガサもシャッポを脱がざるを得ません。

まずは手始めに、いわくつきの家に不法侵入して肝試しを試みる不逞の輩が突然死。
その後は、件の家を貧乏一家に売りつけようとする不動産屋さんが、営業の途中で突然死。
荷物の搬送中に引越し屋さんが突然死。
監視カメラを取り付けるが早いか、ドアがバタンってなったり画面がシャーってなったりブーンってなったりウワワーンってなったりと怪奇現象のオンパレード。
なぜおとうさんは越してきたその日からカメラをセッティングしてしまったのかというと、そうでないとパラノーマル成分が補充出来ないからではなく、年頃の娘さんがヤリマ・・ ええと、男性遍歴が奔放だったからなのだそうです。
そりゃしょうがない。
娘さんの部屋とか、出入りが確認しやすい階段とかじゃなく、居間に隅にデデーンと設置しちゃうのがおかしいっちゃあおかしいですけど、詮無い事です。 諦めましょう。
で、娘さんがなりを潜めている間にもおかしな現象は続き、幼い妹ちゃんが幽霊と仲良しになっちゃったり、娘さんがへんたいの弟に盗撮されたり、帰還兵だったおとうさんが戦場を思い出して匍匐前進を始めたりしているうちに、さらなる犠牲者が・・・というストーリーが繰り広げられる訳ですが、今考えてみてもあまり心躍る想い出が残っていないので、まぁ、いつものアサイラムっぽくて安心した、とだけお伝えしておきたいと思います。

自宅のパソコンに入れている動画作成ソフトで作ったような「幽霊」の正体に微笑んだり、悪霊に襲われている様子を表現する為、安定感の悪いベッドの上でブリッジしてみせる若手女優さんの根性に感銘を受けたり、果たして本場アメリカーンのみなさんはコレを観て「オー!コレハメッチャコワイネー!」と叫んだりするのだろうか・・みたいな事に思いを馳せたりしながら、過ぎ行く夏を偲んでみたアガサだったのでした。


・・・え? 結局「今回のパラエンは一味違う」ていうのはどういう意味だったのか?
よくぞ聞いて下さいました!
『パラエン4』のキャストをちょっこしご覧あれ!

気が触れるお父さん・ダグラスを演じるのは、『クローバーフィールド/HAKAISHA』のリスペクト企画『バトルフィールド TOKYO』にちょぴっと出演していたJason Williamsさん!
バトルフィールド

健気にがんばるお母さん・バージニアさんを演じるのは、『トランスフォーマー』のリスペクト企画『トランスモーファー リターンズ』にちょぴっと出演していたAmy Van Horneさん!
モーファー_convert_20120828131918

ブレット役を演じていたのは、『バトルシップ』のリスペクト企画『バトル・オブ・パシフィック』に声だけ出演していたJon Kondelikさん!
バトルオブパシフィック_convert_20120828131902

お父さんの元同僚士官・ネイサンを演じていたのは、『アルマゲドン』のリスペクト企画『アルマゲドン2010』にちろっと出演していたJon Galeさん!
アルマゲドン

そしてメガフォンを執ったのは、『アイ・アム・レジェンド』のリーパク企画『アイ・アム・オメガ』に出演していたGeoff Meedさん! なんと今回初監督!
オメガ_convert_20120828132237
紀元 エアポート2011_convert_20120828131846
(↑これとか)             (↑これにも出てるみたいですよ!) 

数々の華麗な出演歴を誇るキャストが一堂に介した本作。
つまり、今回の『パラエン4』は
「 ア サ イ ラ ム 版 エ ク ス ペ ン ダ ブ ル ズ 」
であると言っても過言ではないのである!!



_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
>だから言ったじゃないですか!内容が薄いって!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄



―追記―
※「アサイラム」が何なのかわからない方は、こちら(ここまでパクっていいの?訴訟上等!チープだけどアイデア満載の超B級「モックバスター」!! - シネマトゥデイ ここまでパクっていいの?訴訟上等!チープだけどアイデア満載の超B級「モックバスター」!! - シネマトゥデイ)をご覧頂けると色々参考になると思いますよ。

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