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『ナチョ・リブレ 覆面の神様』

2007年05月19日
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よい子のおともだちへ・・・
右上のジャック・ブラックが“石立鉄男”にしか見えない件については、触れないようにしようね!!




ご機嫌いかがですか? アガサです。
殆ど言ってもいい程ゲームをしない我が家に、ひょんな事からPSPが舞い降りました。
そのまま埋もれさせて置くには惜しい機能が満載だと伝え聞いたので、試しに『ファイナル・ファンタジー1』を購入してみたアガサ。
しかし、所詮はゲーム能力に欠けている為、いちいちパソコンを開いては攻略サイトで進路を確認しつつゲームに興じる日々・・・。
そんなアガサに世帯主さまが一言。
世 「攻略ガイド見ずにゲーム出来ないの?」
ア 「ガイド見ないと、この先どうすればいいのか判らんじゃん」
世 「・・・判らないのを自分で切り開くのがRPGなんじゃないの?」
ア 「自分で切り開いてたら、5分で行き詰るんだもん」

・・・なんと言うか、アホの子を見るような眼で見られてしまいましたね。

あがさ は あほのこ の スキルを てにいれた!

とりあえず、その都度パソコンを開くのだけは、止めておこうと思いました。
攻略ページを印刷しておく事にします。(←根本的に間違っている)

さてさて、そんなにわかゲーマー気取りのアガサですが、前からとっても観たかったコメディ 『ナチョ・リブレ』 をやっと観る事が出来ましたので、軽~くレビューしてみたいと思います。

あらすじ・・・
孤児だった為、修道院で育ったイグナシオ(通称ナチョ)は、レスラーが大好きな少年でした。
修道院内の小物をちょろまかしては、自作のマントとコスチュームでレスラー気分を満喫していたナチョでしたが、「レスリング=悪」と決め付けていた修道院の手前、そのレスラー愛を封印して行かざるを得ない事に・・・。

そうして大人に成長したナチョは、修道院の食事係とし平坦な日々を過ごしていました。
しかし、修道院は常に金欠状態で、世話をしている孤児たちに新鮮な野菜を食べさせる事すら出来ません。
そんなある日、新しく赴任してきた美しいシスター。
そして、町で偶然見かけた「アマレス大会」のポスター。
ナチョの脳内方程式が、めまぐるしく計算を始めます。
(レスリング+俺=大金ガッポリ>貧乏)×シスター=ラブラブ生活

・・・やるっきゃナイト!みやすのんき)

てな訳で、野菜とお金と愛を懸けて、覆面レスラーとしての闘いに挑む事を決意したナチョ。
果たして彼は、修道院にバレずに小金を稼ぐ事が出来るのでしょうか?
そして、シスター・エンカルナシオンのハートをゲットする事が出来るのでしょうか?


あぁ・・、好きだなぁ、この映画

ジャック・ブラックの代表作、 『スクール・オブ・ロック』 。
「懐かしロック大全集」的な題材といい、落ちこぼれ集団が大成すると言う「天使にラブソングを」的な構成といい、ヒットして当然の作品だった『スクール・・・』は、多くのカポー(カップル)や映画ファンに大歓迎されました。
果てはジャック・ブラック(以下JB)のくどさ満開の変顔まで、オサレなOLさんから「可愛い」呼ばわりされると言う異常事態にまで発展した、そんな『スクール・・・』から4年。
再びJBが暑苦しい変顔で所狭しと飛び回る本作は、とっても男気溢れる快作で、とっても女性にとっての試金石となっておりました。

用意された関門は、
① JBのモサモサ感たっぷりなビジュアル。(CanCam度ゼロ)
② 舞台がメキシコの片田舎。(JJ度ゼロ)
③ 登場人物がほとんど変顔。(CLASSY.度ゼロ)
④ もっさいオヤジ連中が、四角いリングでくんずほぐれつ。(NIKITA度ゼロ)
等など、オサレ感の欠片もない、多種多様な変顔と共にまったりと繰り広げられるルチャ・リブレ(メキシコ版プロレス)。
これぇ、『スクール・オブ・ロック』に出てた人のぉ、映画だよねぇ」なんて、アレの余韻そのままで鑑賞になだれ込んだりなんかしたら、ヘタしたらそのカポーは破局ですよ。 ええ、そうですとも。
しかし、その関門を見事潜り抜ける事が出来れば、そのカポーは愛を成就する事が出来るでしょうね。 ええ、つまるところ入籍ですよ。

全国の恋と将来に悩むカポー達に贈る、愛と絆のリトマス紙。
『ナチョ・リブレ』 全国書店にて好評発売中!

・・・すみません、後半ちょっと訳が判らなくなりました。
と言うか、「カポー」が言いたかっただけなのかもしれません。
でもお陰さまで、一生分の「カポー」は言い切ったという達成感でいっぱいです!

うそです。(←お約束)

メキシコ中の変顔さんを集結させたような、キャラ立ちまくりの登場人物の皆さんと、たった一人でそれらを上回ってしまっているキング・オブ・変顔ことJBのパフォーマンスは、オサレなコメディを期待した艶女(アデージョ)には受け入れられにくいかもしれませんね。
“女性”って、「プロレス」と言うだけで拒絶反応を起す方も多い生き物ですし。
しかし、脱力感たっぷりなルチャ・シーンや、孤児院の貧乏くさい面々が織り成すちょこっとラブを観ているうちに、いつしかそれらに愛情を感じるようになると言う、不思議な魅力に満ちているのもこれ事実。
最後のルチャ・シーンで空を舞うJBの姿などは、思わず胸が熱くなる事間違いなしです。

朴訥だけど底なしに美しいメキシコの風景と、そこに散りばめられた小ネタの数々に、思う存分笑い、そして、少しの勇気を与えて貰える本作。
華麗なるハイ・ウェストのブルマーが目に眩しいJBの、ステキな唄のパフォーマンスとポニョポニョな小腹と共に、アガサの心にいつまでも輝き続ける事でしょう。

それにしても、闘う男には「生卵」と「階段」は必要不可欠なのでしょうかねぇ?
今作でも、そのダブル・アイテムがきっちり登場しており、“めっさ弱いレスラー”JBの男の花道を盛り立てておりました。

くそぅ・・・。
やっぱ階段巡りするっきゃないか・・・!
(※ロッキーに引き続いて)
と、思わずにはいられない、アガサ(闘う女)・花の30代なのでした。
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『40歳の童貞男』

2007年04月01日
20070329211737.jpg  ←日本が誇る 『童貞』 の金字塔 (おやすみなさい。)


この映画を観て、アガサの頭に真っ先に浮んだ事。
それは、

女に唆されたくらいでコレクション売り飛ばすなんて、オタク失格なんだよこの
童 貞 野 朗 !!


と言う事だったのですが、よく考えてみたら童貞がメインの話だったので、そこには何の問題も無い訳なんですね。

失敬、失敬。

“女性の処女喪失”、と言うと悲惨でダークなイメージしか湧かないアガサなのですが、皆さんはいかがですか?
友達より早く エッチをしたいけど
やったらやったで「やり逃げ」されたり「変な病気」をうつされたり、揚句には「妊娠」しちゃって「向こうの親に罵声を浴びせられ」たりと、処女喪失の向こう側には、甘くトロケるラブラブな世界ではなく傷付き、ボロ雑巾の様に捨てられる苦く厳しい世界しかないのではないかと思います。

そして、女はそんな厳しい世界を踏み越えて、強く、たくましくなるんですよ!
ねえ! 皆さん!!

誰に向かって問いかけているのか、自分でもよく判らなくなってしまいましたが、要するに女性は大変なんだと言う事です。
そんな(アガサの中では)ダークな処女問題に比べて、男性の童貞問題はなんと明るい事でしょう。
合コンで、
「実は俺、童貞なんだ~」
と言っても、
「キモいんだよこの童貞野朗!」
と、笑い飛ばされるネタくらいにしかならないんじゃないでしょうか、童貞問題なんて。

・・・え?

・・笑えない?

そんな笑えない童貞問題が、笑える逸品に仕上げられたのが、 『40歳の童貞男』 になります。

あらすじ・・・
電気店に勤めるアンディは、40歳にして堂々の童貞男。
しかしその生活は、好きなフィギアや最新鋭のゲーム、コミック本等のコレクションに囲まれ、誰に邪魔されることも無く悠々自適に過ごす、最高に快適な生活でした。
しかしある日、ひょんな事から同僚に“童貞”である事がバレてしまった事から、生活は一変。
身近な童貞男を放っておけない野朗どもが、あの手この手でアンディのロストバージンを試みます。
そしてそんな中、店に偶然訪れた客・トリシュに一目ぼれしたアンディ。
「彼女一本に絞りたい」アンディと、「本命の前に童貞を捨てておくべき」と言う野朗ども。

アンディは無事、童貞を捨てて幸せを掴める事が出来るのでしょうか・・?


童貞男アンディの生活を見て、「羨ましい・・」と思う人は多いのではないでしょうか。
大好きなモノたちに囲まれて、好きなジャンルの職にも就いて、毎日が自分の為だけに繰り返される・・。
これだけ充実していたら、寂しさなんて充分吹き飛ばせるんじゃないでしょうか。
アンディに関しては、性欲の方が大して旺盛ではないのでさらに問題なし。
もしこれが市川海老蔵クラスのえげつない性欲の塊だったら、大いに問題ありでしょうが。

アンディの童貞喪失に尽力していた悪友3人組が、アンディと行動をともしする内、だんだんアンディの“性は無いけど”充実した暮らしに感化されて行くのが面白い。
多くの男性の中には、「誰にも邪魔されず、自分の趣味だけに囲まれて暮したい」と言う願望があるのではないでしょうか。
そんな男性の隠れた本性を、ズバリと表現していると思います。

それに対して、女性の描かれ方も実にリアル。
アンディと付き合い始めるトリシュは、21歳・16歳・6歳の3人の子持ちで、しかもその内の一人は既に子持ち。
つまりおばあちゃんだったりします。
最初の妊娠は学生時代で離婚経験もあるトリシュは、可愛いフリしてあの子わりとやるもんだねと言われていたに違いありません。
そんな波乱万丈なトリシュですので、中年に差し掛かり新たに出会った彼氏候補生・アンディには、注意の上に注意を重ねた慎重な付き合いをせまります。
 体だけが目的じゃないか?
 手に職はあるか?
 子供達とうまくやっていけるか?
 暴力男じゃないか?
 安定した収入は見込めるか?
などなど、完璧に結婚を視野に入れた品定めで、アンディとの交際をスタートさせるトリシュの狡猾さと言ったら・・。
まさに、過去に厳しい世界を踏み越えた女性のたくましさを、ズバリと表現しているのではないでしょうか。

童貞ネタに悪友3人組の恋模様も交えて、大いにほのぼのとした笑いを提供してくれる本作。
主人公アンディが、童貞のクセにモテ男だったり、オタクなのかと思ったらコレクションをあっさり手放したりと、40年間童貞だったという点が今一つ説得力に欠ける様な気もします。
それに、上映時間132分(完全版だったので)は、ちと饒舌すぎる様な・・。
と、不満も無くはないのですが、最後の最後に流れるエンドクレジットでのミュージカルシーンが、余りにもバカバカしくて面白かったので、全て帳消しにしたい気持ちになりました。

・・でもやっぱり、コメディで132分は長すぎるかな・・?

で、“日本で童貞”と言うと、やはり『おやすみなさい』は外せないのではないでしょうか。
ミラーボールを削り出す職業に就いている上野鉄郎(童貞)の、しょんぼりとしていてどこか微笑ましい(童貞な)毎日は、世の童貞諸君に一瞬の気休めと心強さを与えてくれる、名作中の名作だと思います。
アメリカに負けずに、日本でもこの作品を映画化してくれないかな・・。
ただし、セリフが「ピー」音ばっかりになるから、R指定は免れないかもしれませんね。
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