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『ゾンビ・ナイト』

2007年07月19日
20070716220332.jpg ← ※ 思い出しても腹が立つので、写真も極小サイズ。

どえらいものを掴まされてしまいました。

いいえ、掴んだのは他でもない私。
選んだのも私。
誰のせいでもありゃしない、全部あたいが悪いのさ・・・!

・・・

・・

。・゚・(*ノД`*)・゚・。ウワァァァン!


いつものレンタル屋で、いつものホラー棚で、いつものように何気なくゾンビタイトルをチェックしていた時(いつもなのか)、それは目に飛び込んできました。
『ゾンビ・ナイト』
激しくB級の香りを漂わせるそのパッケージを裏返すと、
ゾンビ映画の歴史を塗り替えた、伝説のゾンビホラー!
との文字が。

・・・そんな伝説あったけナァ・・?

若干の疑問が過ぎりつつも、「ひょっとしたら思わぬ拾いモノかも」という一抹の期待が捨て切れなかったアガサは、ためらいながらもレジへと直行。

・・・で、・・まぁ、・・・予想どうりクソ駄作だった訳ですね。(涙)

あらすじ・・・
小粋なおっさんマイクと訳アリ美女のアンバーは、娘のエミリーを連れて全米縦断ドライヴの真っ最中。
しかし、突如ラジオから聞こえてきた放送を聴いてビックリ仰天します。
「えー、こちらは某一流テレビ局。只今入った情報によりますと、パキスタンがインドに核ミサイルを発射。中東地帯はパニック状態になり、中国も俄然ヤル気を出して来たらしく旧ソ連に対し侵略を始めた模様です。皆様は引き続き厳重な注意を・・・」

・・て え゛ぇ゛ぇぇぇ!!

何故だか一斉にヤル気を出してしまったアジア諸国のせいで、地球は危機的状況に陥ってしまったようです。
ちなみに、ラジオをつけたのにテレビの放送が入ったのも、きっとアジア諸国のせいなのでしょう。
慌てたマイクたちを更なる危機が襲います。
なんと車が訳もなく動かなくなってしまったのです!
きっとその故障も、アジアのどこかの国が原因なのでしょう。
マイクたちはとりあえず近くの倉庫に侵入し、その地下室に立て篭もります。
食料も水も無いまま2日間が過ぎ、業を煮やしたマイクは下界を探索する事に。
女子供を残して外のフレッシュな空気を吸っていたマイクは、偶然出逢ったデイヴと合流。
デイヴが言う事には、なんとアメリカ全国民は総ゾンビ化しつつあるらしいのです。
言うまでもありませんが、それもやっぱりアジアの国のせい・・(モゴモゴ)
既に家族を喪っていたデイヴや、途中で合流した生存者たちと共に、何とかゾンビをかわしつつアンバーとエミリーを回収したマイク。
一行は、ゾンビから逃れる方法を探りながら、生存への道を模索するのですが・・・。


この映画を観て、一番驚いた事。
原題も『Zombie Night』だった事。

ここまで邦題くさい原題に出会ったのは、ゾンビ人生で初めてです。

主演:ダニー・テクノヴィッチ。
・・・120%初対面の俳優さんです。おそらく最初で最後の対面でしょう。
製作:デヴィッド・J・フランシス&アンバー・L・フランシス。
・・・お前ら、自分の名前を主人公に付けやがったな!コンチキショー!

なんですかねぇ・・・。
このデヴィッドとアンバーは、映画の編集が済んでから一度でも通しで鑑賞してみたのでしょうか?
映画のエンドクレジットを観ていると、「アンバー・フランシスに捧ぐ」と出ていましたので、今は亡きアンバーに試写鑑賞は不可能だったのかもしれません。
ひょっとするとデヴィッドも一連のショックで鑑賞せず、そのまま出荷してしまったのでしょうか?

そんな考えが浮んでは消え、消えては浮びしてしまう程、圧倒的な低さを誇るクオリティ。
シーンが変わるたび、行動を共にする生存者たちが増えていったり、誰かが死んでいたり、ゾンビが現れたり、消えたり、予想不可能な展開の連続。
先の読めないこれぞまさしく、ジェットコースター・ムービー!!

・・・そんなコースター
乗りたくないんじゃぁぁ!!ヽ(`Д´#)ノ


撮り方がヘタクソおかしい為、一行が逃げ込む住居の間取りも判らず、観ていても誰がどこに向かって歩いているのか、さっぱり見当がつきません。
セリフもクソグダグダで、説明セリフが出てきても説明になっていないと言う破綻っぷり。

終盤、生死を共にして固い友情で結ばれていた(ハズ)のマイクとデイヴだったのですが、マイクがゾンビに噛まれて負傷。
感染を覚悟し、自ら命を絶とうとするマイクは、親友のデイヴにアンバーとエミリーを託すのですが、その時のセリフが泣かせます。

「デイヴ、一つだけ頼みがある。おれの家族の面倒を看てくれないか?」
「もちろんいいともさ。」
「こんな危機的状況下でない時なら、お前の様なヤツにはせいぜい家のタイル貼りくらいしか頼まないんだが・・・

ね。 泣かすでしょ?
色んな意味で泣けてきます。
お前ら親友やったんちゃうんか?!
貶したいのか褒めたいのか、どうしたいんじゃい!

到底、いい年こいた大人が言う事では無いセリフを遺して、(主役だと思っていた)マイクは死亡。
でもって、残ったアンバーとエミリーはさぞかし打ちひしがれて・・
・・ない!
主役級のキャラクターが亡くなったと言うのに、何の感涙も何の慟哭も無く、続いて行くストーリー。

演技がマズイのか、演出がマズイのか、はたまたアジア諸国が悪いのか・・。
きっと借りてきた私が悪いのでしょうね。

全編通して、どこもかしこも辻褄の合わない本作。
もしかすると合わせる気そのものが無いのかもしれません。
なぜならコレ、allcinemaのデータベースで検索すると、ジャンルがコメディになっていますから・・・。

ちなみに配給元はアートポート。
ちまたで噂の『レイク・オブ・サ・デッド』や最低映画『バタリアン4&5』を配給していた会社です。
劇場公開作品は、かなりいいラインナップを配給している(マーダー・ライド・ショーやバタフライ・エフェクトなど)のですが、未公開作となると壮絶なラインナップですね。
もう金輪際、アートポートの未公開モノには手を出すまいと思います。(と言ってもまた借りてしまうホラー好きの哀しい性)
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『死霊のしたたり2』

2007年07月04日
20070702232149.jpg

今回も思う存分したたってますよ!!(何が?)

いつもの夕暮れ、いつものスーパー。
いつもと何ら変わりない風景の中に、その人はいました。

・・・そう、昔の彼氏が・・・。

(元カレ)またキタコレ!!

少し前、行きつけのレンタル屋で数年ぶりに元カレに出逢って、少しの動揺と少しの寂しさを味わったアガサですが、なんと今回は近所のスーパーで元カレに再会してしまいました。(ちなみに前回とは別件です)

で、今回もだからどうしたと言う事も無いのですが、・・・アレですねぇ、つくづく映画のような出来事は現実には起きないもので、『マディソン群の橋』での“ごんぶとストリープ”と“張り付きワカメ”の様な展開は、まず有り得ない事だけは確かだと思います。

数年ぶりに再会した元カレ(その2)・・・。

・・・その人は、ウガンダ・トラにそっくりになっていたのでした。

元々ぽっちゃり体形の方ではあったのですが、当時はせいぜいザ・たっちレベルだったはず・・・。
もはやメタボ君とか言う言葉にすら、殺意を抱きたくなりますね。
やはり、時間の流れとはときに残酷だという事なのでしょう・・・。
と言うか、今年に入って折角2回も元カレと再会したと言うのに、そのどちらの方も交際当時の原形を留めていないとはこれいかに?!
そうなのか?
元カレとの再会って、そう言う物なのか??
オリジナルは今や、どこにも現存して居ないものなのか?!

何だか 『ハイフィデリティ』 ばりに、過去にお付き合いした方々の家を巡礼してみたくなってしまったアガサだったのでした。

さて、前フリはこの辺にして置いて、本題に入りますね。

『死霊のしたたり2』、あらすじ・・・
南米・ペルー。
前作のラストから8ヵ月後、ウェスト医師とケイン医師は内戦の医療キャンプで負傷者の治療に従事していました。
いや、従事するフリをして、ホントは瀕死の患者を使った蘇生実験を続けていたのでした。
しかし結局、実験の成功まで後一歩と言う所で内戦が激化し、帰国を余儀なくされてしまうのでした。

場面は変わって、またまたアメリカ・ミスカトニック医学校
あれだけの大惨事を巻き起こした張本人であるにも関わらず、何事も無かったかのようにバリバリ働くウェスト&ケインのマッドサイエンティストカップル。
本人も本人ですが、雇う方も雇う方です。
相変わらず、男同士の固い友情アンドその他諸々の切ない愛情で結ばれ、マッドな研究に明け暮れていたウェスト&ケイン。
しかしその研究はと言うと、蘇生液を接着剤代わりに使って、死体の一部を適当にくっ付け、可愛げのない珍妙なクリーチャーを産み出すくらいで、ハッキリ言ってどこを・何を目指しているのかよく判らない状態。
当然の如くイラつくケイン。
愛するケインの心を繋ぎ止める為、ウェストは隠し玉を使う事に・・・。
そう、それは前作で非業の死を遂げた、ケインの元カノ・メグの復活。
こんな事もあろうかと、資料室からちゃっかり失敬していたメグの心臓をちらつかせ、ケインの心を引き寄せる作戦です。
愛の天才軍師・ウェストの作中にまんまとはまった、単細胞男・ケイン。
しかし2人が仲睦まじく、メグの心臓を使った「理想の恋人製作」に勤しんでいたのも束の間、ペルーで一緒に活動していたフランチェスカなるフェロモン美女が2人の前に現れてしまったから事態はヤヤコシイ事に

優柔不断なケインがフランチェスカの色香に惑わされているのを、ヤキモキしながら見ているしかないウェスト。
こうなったら一日も早く、「理想の恋人」を完成させるしかないのですが、なんと前作での蘇生騒ぎを単独捜査していた刑事までが乱入して、事態はさらにヤヤコシイ事に

そしてなんと、ウェストの天敵・ヒル教授までもが、首に羽を着けて何気に復活してしまったから、事態はさらっさらにヤヤコシイ事に

コメディ映画ならではのヤヤコシイ展開(コメディだったのか?)の最中、ウェストとケインの愛の共同作業が実を結び、ついに「理想の恋人」作りが終了。
ケインの元カノ・メグの心臓を持つ人造人間・グロリアVSフェロモン美女・フランチェスカVSマッドサイエンティスト予備軍・ケインVSマッド界の期待の新星・ウェストと言う、四つ巴の修羅場を制するのは、果たして誰なのでしょうか・・・?


前回のラストで、マッド界のゴッドファーザー・ヒル教授(の主に頭部分)とえげつない乱痴気騒ぎを繰り広げた、マッド界のニューホープ・ウェストが、またまた蘇生液を使って周囲を混乱のどん底に叩き落します!
しかも今回は、恋女房・ケインの心を繋ぎ止める為、究極の女体を作り上げる事に・・・。

て、アナタ。
3次元の女体に興味あったのですか・・・?
いや、そもそも2次元だろうが4次元だろうが、女人自体に関心なんぞあったのですか・・・?

前は両刀だって言ってたじゃーーん!!。・゚・(*ノД`*)・゚・。(※言ってない

でもって、勢いで始めてしまった女体作りだったのですが、なにぶん凝り性のウェスト。
あれこれこだわって完成させた入魂の一作(名前・グロリア)に対して、判りやすくお熱を上げるケインはもとより、ウェストまでもが女体に愛着を感じてしまってこりゃ一大事。

・・・これが、これがホントの愛と言う物なのか・・・?
今までケインに感じていたのとは明らかに違う、この胸のときめき・・・。

ならば今こそ立ち上がろう・・・!
愛と言う名のもとに、愛しのグロリア奪還の為に、


そしてオレ様のリアル・ラブを成就させる為に!!

・・・違いますね。
きっと違います。

違った証拠に、完成直後、予想外の恋愛粘着体質だったグロリアに対して、まずはケインが心変わり。
「お前・・・なんかキモい!!」
と言う鬼畜な発言で撥ねつけ、そんなケインの反応を見たウェストまでも、ケインに右に倣えでグロリアを罵倒。
「お前なんて、所詮ただの死んだ細胞の継ぎはぎに過ぎないじゃねーか!」

その「継ぎはぎ」を継ぎたり接ぎたりしたのは当の貴様ぢゃないかコノヤロー!!

ヤロー・・・
ヤロー・・
ヤロー・・

とまぁ、今回もオレ流を貫いたマッドサイエンティスト・ウェスト。
しかしどんなに頑張っても、こめかみに羽を生やして飛び回るお茶目なヒル教授の前では、ただのこぢんまりとしたマッドっぷりにしか見えない所が、観る者の涙を誘います。

ひよっこマッドのウェストを嘲笑うかの様に、大人気ないマッドっぷりを魅せ付けてくれたヒル教授。
果たしてヒル>>>越えられない壁>>>ウェストの法則が崩される日はやって来るのでしょうか・・・。
こうなったらウェストも首だけになって、ケインにハードなセクハラの一つでも仕掛けない限り、マッド王の称号を勝ち取る事は出来ないのかもしれませんね。(そんな称号いらないか)

と言う訳で、したたりシリーズも残す所あと1本。
気が向いたらレビューしたいと思います。(←投げやり)
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『ZOMBIO/死霊のしたたり』

2007年06月15日
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何がしたたっているのかは観てのお楽しみ。

それにしても、この世に紛らわしいタイトルのいかに多い事か・・・。

『いけにえ』『えじき』『はらわた』、の3ワードだけでも手一杯だと言うのに、さらに 『したたり』 までが混入してしまうと、もはやそこはカオスと化してしまうではないですか。
そこで、どんなカオスなのかを判り易くする為、これらを一括りにまとめてみました。

例・・・「死霊が腸を生贄に使われ、餌食となった後滴った」

・・・ね!
何が  なのかは判りませんが)

よく判りませんが、確実に言える事はアガサが冒頭のネタ作りに苦しんでいた事だけではないでしょうか。

と、言う訳で(どういう訳?)、先日レンタル屋で発掘した 『死霊のしたたり』 レビューをコツコツ書いてみたいと思いますので、よろしかったらお付き合い下さい。

あらすじ・・・
スイス大学医科
世界的な脳研究の権威・グルーバー博士の研究室から、男性の断末魔の叫びが響き渡る。
駆けつけた警備員たちが、こじ開けた扉の向こうに見たものは、血まみれで横たわる博士と、そこに馬乗りになり注射器を構える若き研究者・ウェストの姿。
警備員に取り押さえられ、「お前が殺したのか?!」と詰られたウェストは一言、
いいや、生き返らせたのだ。

場面は変わってアメリカ、ミスカトニック医学校
誠実で有能な医学生・ケインは、勉強の傍ら学校長の娘・メグとのラブラブ生活をエンジョイしていました。
一介の医学生(しかも奨学生)の分際で一軒家に一人暮らしをしていたケインは、やっとその非合理性に気付いたのか、行内の掲示板に「同居人求ム」の貼り紙をします。
すると早速エントリーしてきた一人の医学生。
何を隠そうその学生とは、スイスの医大でグルーバー博士を「生き返らせようと」していたウェストだったのです。
見るからに変質者の眼をしているウェストとは、同居しないようアイ・コンタクトを送るメグをそっちのけで、そそくさとウェストを受け入れるケイン。
「同居人を求める」という事は、その先メグが来てもイチャコラ出来ないは明白。
で、ギラついた眼をしたウェストを同居人に受け入れる。
・・・ハハーン。
さてはコイツ(ケイン)、両刀やな。


学生と言うよりは連続殺人鬼のような面持ちのウェストは、ミスカトニック校で脳研究を極めているヒル博士を敵対視し、事あるごとに食って掛かります。
ヒル教授の授業に出席するクセに、いざ講義が始まると博士を野次り倒し、“かまって欲しいオーラ”が満々のウェスト。
・・・ハハーン。
さてはコイツ(ウェスト)も、両刀やな。(ただしではないかもしれない)


男同士の愛憎うごめく学校内で、その時ついに歴史が動きます。
スイス以降もコッソリ蘇生研究を進めていたウェストが、愛の魔術でケインを説き伏せ、2人揃って行内の死体安置所に侵入。
死後経過時間の短い死体を使って、人間の蘇生にチャレンジしようと言うのです。
ケインの愛が、自分ではなくウェストに向かっていると感付いたメグは、学校長の父をけしかけて2人がいる死体安置所に向かわせます。
・・・どんなに窮地に陥っても、自分の手は汚さない・・。
怖い女です。


しかし運悪く、学校長が辿り着いた時には既に、安置されている中でも一番のマッチョな死体が蘇生済み。
学校長は、力の限りに暴れまわっていたマッチョに殺された挙句、ウェストによって蘇生させられてしまったのです。
蘇生の具合がいい感じだった学校長は、
いかにもゾンビ
と言うよりは
どっちかと言うとキ○ガイ
の様に見えた為、ヒル博士によって拘束されてしまいます。
愛しいケイン奪還に失敗した上、たった一人の肉親をも失ってしまったメグ。
しかし、捨てる者あれば拾う者あり。
そんなメグを、ずっと前からストーキングしていた人物がいたのでした。
その人物こそは、ヒル博士。
年の差カップルを狙っていたヒル博士は、邪魔だった学校長にロボトミー手術を施し、自分の言いなりにする事に成功。
尚且つ、学校長がただのキ○ガイなのではなく、一度死に、蘇生させられている事も把握していた為、全て元凶であるウェストを訪ね、蘇生術の研究成果を横取りする算段を巡らします。

気に入らないヤツの軒先には、ネコの死骸を投げ込みそうな眼つきのウェストは、研究室にノコノコとやって来たヒル博士をいとも簡単に返り討ち。
そして、首を切り離したヒル博士にまでも、蘇生薬を投与し、実験を続けます。
さすがは七つの海を越えて来た変質者。
マッドサイエンティストとしてのマッド度で言うと、
ウェスト>>越えられない壁>>ヒル
と言ったトコでしょうか。


ところがどっこい、首と本体がセパレート状態のまま蘇生したヒル博士は、油断していたウェストを襲い脱出。
ウェストの研究レポートとメグをさらい、死体安置所に逃げ込みます。
ウェストは盗んだ蘇生薬を使い、安置所内の死体を全て甦らせ、ついでにロボトミー施術で思い通りに操る事に成功。
手下となった死体たちに見張りをさせて、自分はと言うとメグに対してセクハラ頂上決戦を挑みます。
セパレート状態になった事で、ヒルの変態度が一気にアップ!
形勢逆転で、
ヒル>>>圧倒的に越えられない壁>>ウェスト
となるか?!
まぁどっちでもいいか。


命よりも大切なレポートを盗まれたウェストとケインは、連帯プレーも鮮やかに安置所に到着。
かくして、ウェストとケイン、ヒルとメグの2カップルによる、愛の異種格闘決戦の幕が切って落とされるのでした・・・!


今回も長くてすみません。
そして、今回はかなりアガサの独自目線のあらすじとなっていますので、本来のストーリーとは若干趣が異なる箇所があるかもしれませんが、まぁ、長ーい目で見て下さい。
本当は、メグと学校長による感涙間違いなしの親子愛ですとか、ヒルのメグに対する切ない純愛だとか、ケインとウェストの心温まる友情物語とか・・・・・いや、それも違うか。

ともかく、作品に出てくるのは
変質者ロリコンゾンビ
と、只者ではないツワモノ揃い。

マッドサイエンティストなんて言葉じゃ、この胸のドキドキは止まらないよ
と、どこかのジャニーズにでも唄って欲しいようなマッドっぷりは、今まで観た全てのマッドサイエンティストを軽く凌駕してしまっています。
ヒル博士に至っては、そんなマッドっぷりにストーキングとセクハラ面での暴走っぷりまで加算されており、まさにマッド界のゴッドファーザー状態です。
そもそも本作の一番のマッド王は、主役であるウェストくんであったハズなのですが、終わってみると頭の中にはヒル博士のあんな顔やこんな顔しか浮かびません。(どんな顔かは実際にご覧になってお確かめ下さい)
数あるホラーの中でも、ここまで人間の煩悩に焦点を当てた作品は無いのではないでしょうか。
そんな意味でも、非常に見応えのある一本でした。

無駄のない編集、サービス満点のストーリー、そして、ちょっぴり人間の業の深さをも感じさせるラストと、どこに出しても恥ずかしくない立派なホラー作品。
ただ、オープニングのテーマ曲だけはどこに出すのも恥ずかしいかもしれません。
まんま『サイコ』のテーマを、ポップ調にしただけですので、恥ずかしいどころか訴訟モノです・・・。

『したたり2』 でテーマ曲がどうなっているのか、非常に楽しみデスね!
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『ブレインデッド』

2007年06月10日
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まさに、記録より記憶に残る作品です

いつもクリックありがとうございます! よろしかったら今日もどうぞ一押し・・!


先月のゴールデンウィーク時に、ブラリ近所を散策していてアガサが見つけた、昭和の香り漂う老舗のビデオレンタル店。
そこで発掘した幻の名作?『ブレインデッド』を、リフレッシュも終わった事だし、とりあえず借りておこうとばかりに再びお店を訪れました。
すると、前回見落としていた張り紙に気付いたアガサ。

「このコーナー、販売も出来ます」

販売も・・・できま・・す・・?


持って帰っちゃっていいんですか?コレ?!

なんと、ビデオもDVDも廃盤になり、今や入手困難になっているスプラッター界の伝説の一本『ブレインデッド』が、280円でのご奉仕価格でご提供ですよ!奥さん!!

・・・もちろん即決です。
・・興奮の余り、小銭を握り締める手が震えております。

実は他にも錚々たるメンツ(スプラッター界の)のビデオがズラリと並んでいたのですが、さすがにいくら破格だとは言え一度に買占めてしまうと、もう近所を歩けなくなる(要注意人物として)可能性がありますので、今回は『ブレインデッド』一本でよろしくお願いします。(誰にお願いしているのか)

と言う訳で、意気揚々とお店を引き上げて、念願の『ブレインデッド』、堂々鑑賞デス!!

あらすじ・・・
根っからのマザコン野朗・ライオネル、近所の日用品店に行く。
店の看板娘・パキータから一方的にマークされ、熱愛の対象にされる。
まんざらでもないライオネルを見て、ママンの眼が光る。
押しの一手のラテン系電波娘・パキータの策略に嵌り、動物園デートに出掛けるライオネル。
こっそりついて来たママン、息子(ライオネル)とあばずれ(パキータ)のキスシーンを目撃したせいで興奮し、うっかりラットモンキーの檻に触れてしまう。
その昔、秘境中の秘境・スカル島から密輸されて来た、呪いの魔力を持つ珍獣・ラットモンキーは、ママンの腕に威勢良く噛み付いた!
しかし、噛まれたママンがやられっ放しな訳も無く、怒りが頂点に達したママンは世界的に貴重な珍獣・ラットモンキーをさっくりと踏み殺す。
ママン、傷が痛むので早々に床に入る。
一方、昼間の動物園での大騒ぎは軽くスルーして、何事も無かったように夜這いを仕掛けてきたパキータ。
ライオネルは、据え膳をありがたく頂戴した!
童貞とおさらばしたライオネルは、朝になってすっかり腐乱レベルの増したママンを発見。
その時運悪く、以前からママンが力を入れていた婦人会の会長夫妻が、家庭訪問に現れた!
慌てて厚化粧をするママン。
力を込めてファンデーションを塗りすぎて、顔の皮膚がベローンと剥がれてしまった。
ライオネルはボンドでママンの皮膚をくっ付けた!
何とか会長夫妻をもてなしたライオネルだしたが、ママンは既に限界に達しており、お見舞いに来ていたパキータの飼い犬を毛皮ごと丸呑み。

生肉は喰う、皮膚は剥がれ落ちる、体液は飛び出す、と、すっかり死人チックな装いになったママンを診察してもらうべく、看護婦さんをオーダーしたライオネル。
ところが、肝心のママンは駆けつけたナースに襲い掛かり、なんとナースもママンと同じ様に死人チックに変貌してしまった。
と言うか、要するにゾンビである。
ゾンビになってしまったママン(とナース)を世間的に一度死んだと言う事にする為、墓地に埋葬するライオネル。
しかし、夜中にこっそり掘り出そうとした時、運悪く町の不良たちに襲われ、しかもその不良たちはママンによって返り討ちにされてしまうのだ。
はい、さっきまで2人だったゾンビが6人に。
これぞまさしくネズミ算式。

ラットモンキーなだけにね!
墓場で大暴れする不良ゾンビを許さじと、教会のマックダラー神父が飛び蹴りで乱入だ!
いつマスターしたのかは判らないが、滅法カンフーに長けていた神父さんは、不良どもを惨殺。
しかし結局、その神父さんまでも不良に噛まれてゾンビに・・・。
成り行き上、ママンナース神父不良の4人のゾンビを養うことになってしまったライオネル。
ナチの残党らしき動物病院医師から購入した動物用精神安定剤を利用して、うまい事ゾンビの餌付けに成功だ!
そんな中、“生”は無いけど“性”は有る、エロナースゾンビと絶倫神父ゾンビは、何だかいい雰囲気になってきて、一気にベッドイン。
そして、愛の結晶・ベビーゾンビが誕生!
父性に目覚めたのか、ベビーゾンビを乳母車に乗せて、ライオネル堂々の公園デビュー!
しかし、直ぐベビーゾンビが逃走を始め、慌てて手提げ袋に捕獲したライオネルは、袋の中のベビーをタコ殴り。
コレがホントの袋叩き。(どうでもいいか)
一方その頃、ママンが遺した莫大な遺産に目を付けたライオネルの叔父レスは、まさか一同がゾンビ化しているとは露とも知らず、ただライオネルが死体を収集しているのだと思い込み、それをネタに財産を巻き上げようと、ライオネルを脅しにかかる。
そして、ライオネル(とママン)の豪邸に客を集め、どんちゃん騒ぎを始めるが、実は地下室では、ライオネルがゾンビたちに毒薬を打ったつもりが、動物用興奮剤を注入してしまったからさあ大変。
パワーアップしたゾンビたちは、客人たちに襲い掛かり、フロアは気が付けば一面ゾンビだらけに。
愛しのライオネルの傍にいる為、勝手に屋敷に上がりこんでいたパキータを巻き込んで、人間VSゾンビの壮絶なる掃討戦争が、今、始まるのであった・・・!


簡潔に言います。

メチャクチャ面白いのがキタよコレ!!!

今やすっかりオスカー像を持つ大物監督になってしまった、『指輪物語』のピーター・ジャクソン(通称PJ)。
私の初・PJは、『さまよう魂たち』なのですが、
「マイケル・J・フォックスが久しぶりにロバート・ゼメキスと組んだ!」
と聞いて観に行ったものですから、てっきりゼメキスが監督したのだと思っていたもんです。
なんだか必要以上にエグイシーンが多いなぁ、と思いつつ鑑賞を終えて、実はメガフォンを獲っていたのが(当時無名の)PJだったと知り、さらにその後『乙女の祈り』を観て、この人に一生ついていこうと心に誓ったのでした。

嗚呼、あの頃、『ブレインデッド』も観ていたらなぁ・・・。
本気でニュージーランドに渡っていたかもしれないのになぁ・・!

ともかく、どこを切っても面白い。
なんなのでしょうか、この尋常でないテンションの高さは?!
今まで観て来たゾンビ映画を、全て凌駕してしまっている。
そう言っても過言ではないような、凄まじい程の出来の良さ。
ロメロのゾンビモノと言うよりは、サム・ライミの『死霊のはらわた』シリーズに通ずるような悪ノリ感ですね。
捨てシーンがひとつも無い、捨てキャラも一人も居ない、奇跡のような作品です。

主人公はか細く、世界的に言えばティム・ロス、アジア的に言えば市川染五郎によく似た、とても笑える顔をしたヤサ男。
ヒロインは、思い込んだら一直線。よく言えばアメリタイプ。悪く言えば邪悪なアメリタイプ。(どっちにしてもアメリなのか)
脇をささえるママンは、悪趣味なサングラスが最高にイカしていますし、カンフー神父はとってもブルキャン似でこれまたイカス!
他にも首の皮一枚でパカパカと揺れ動く年増のナースや、可愛げのないベビーゾンビくん、意味深に登場したのにその後ちっとも出て来ない元ナチのハインリッヒくんなどなど、キャラ立ちまくりの、ヘン顔大展示即売会状態。

そんな彼らが、前半は爆笑コント集、後半はコレでもかとばかりの大スプラッター大会を繰り広げてくれるのですよお立会い!
正直無駄なんです。 前半のショートコント集は。
正直汚いんです。 後半ゴアゴアシーンは。
なのに、なぜなんでしょう。
全編観終わっても「捨てシーン」と感じる所が無のは・・・。

むしろそのコントのシーンを思い出しただけで、また笑える。
ハインリッヒくんの描写なんて、ホント本筋に殆ど関係ないのに、鼻から鼻毛がワッサーと出ているんです。
出てるで! 
鼻毛めっさ出てるでぇ!ハインリッヒくん!!

と思いっきり突っ込みたくなるシーンなのに、その後一切ハインリッヒくんの登場無し。

・・・やるなぁ、PJ。

そして、ライオネルがベビーゾンビを連れて公園デビューをしているのですが、そのデビューには必然性が全く感じられないです。
何ゆえ、ゾンビを公園に連れて行くのか?
果たして、ゾンビに日光浴は必要なのか?
否!
連れてった方が面白いから。(PJ談)

・・・冒険野朗やなぁ、PJ。

また後半、堰を切ったように怒涛の如く押し寄せる、大スプラッターシーンは、まさにスプラッターのアイデアの宝庫。
ゴアの玉手箱やぁー!
と、彦麿呂師匠も言ったとか言わなかったとか。(多分言ってない)

こういう作品を伸び伸び作れるニュージーランドが、心底羨ましく、また、そういう国にPJと言う怪物が解き放たれていた事を、神に深く感謝したい気持ちでいっぱいです。
良識ある配給会社の方々からは、PJの黒歴史として葬り去られた感のある『ブレインデッド』。
しかしこの作品は、これ一本を観ただけでPJの全てが理解できるような、まさにPJ作品の雛形とも言える傑作である事は間違いないでしょうし、スプラッターとかゴアとかを越えた爆笑必至のブラックコメディだったりしますので、ホラーファンのみらず多くの映画ファンの方に是非観て頂きたいですね。

・・・ただし、ラストのゴアシーンはかなりしつこく続くので、食事直後の鑑賞はお薦め出来ません、念の為。
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『リビングデッド・ザ・ビギニング』

2007年06月01日
20070531004001.jpg  どうビギニングなのかは観てのお楽しみ (うそです


こんにちは、アガサです。
毎週水曜日は、近所のレンタル屋が割引デーなのであります!


岡山の一部地域以外の方には、何のお得感も無いプチ情報で始まりました、今回のレビュー。
実は先日、そのレンタル屋で、昔ちょっとばかしお付き合いしていた人に、7年ぶりに再会しました。
俗に言う、“元カレ”というやつです。
だからどうしたと言う事も無いのですが、・・・アレですねぇ、やはり映画のような出来事はなかなか現実には起きないもので、『恋におちて』のメリル・ストリープとデ・ニーロの様な展開は、まず有り得ない事だけは確かだと思います。

7年ぶりに再会した元カレ・・・。

・・・その人は、ケン・ワタナベにそっくりになっていました。

・・・頭がね。

いえ、だからどうだと言う訳ではないのですが。
時間の流れとは、ときに残酷だなぁ・・、と。

それよりなにより、久しぶりの再会の真っ最中だというのに、
後ろ手に持っている、 『リビングデッド・ザ・ビギニング』 のDVDを見られたらどうしよう・・・
と言うロマンスの欠片も感じられない事項で、アガサの頭の中がいっぱいいっぱいだった事の方が、マズいんじゃないかと言う気がしないでもありません。

まぁ、持っていたのが 『変態村』 じゃなかった事だけでもマシだったとは思いますが。

と言う訳で、そんなロマンス殺しな『ビギニング』のあらすじ・・・
ジョンとジェニファーは、ドライヴの真っ最中。
あての無い2人旅。
車中で繰り広げられるのは、フライドポテト(Mサイズ)を懸けた、静かな攻防戦。
なぁ、・・ポテトちょっとくれって言ったら怒る?
怒るわよ
いいじゃん、ポテトの一本や二本・・
あんたっていつもそう。イモが食いたいんなら、ハンバーガー頼まずにイモ頼みゃあいいんじゃん
・・・もういいよ・・・

クドカン並の線の細さを誇るジョンと、メタボリック化した渡辺美里のような線の強さを誇るジェニファーたちは、ポテトに夢中になっている間に、すっかり道に迷ってしまいました。
その上突然タイヤがパンク。
真夜中に、見知らぬ森のど真ん中で立ち往生の、ジョン&ジェニファー。
その時彼らの視線の先に、不審な男の寝姿が・・・。
気になるから見てきてよ
と言う、修羅のようなジェニファーの鶴の一声で、ジョンは渋々その男を調べに行く事に・・。
しかし、調べに行ったジョンは予定調和的に男に噛みつかれてしまうのでした。

その直後から、ジョンの体に異変が起こり始めます。
脈が止まり、皮膚が腐り、骨が貧弱に・・・。
でも、体は普通に動く・・・。
要するに、ゾンビになってしまったのですね。

愛するジョンを見捨てる事が出来ないジェニファーの運命は、ゾンビ化して大胆さを身に付けたジョンによって、大きく狂い始めるのでした・・。


イモの一本くらい、くれてやれ・・・ジェニファーよ。
そんなんだから、西武球場ラストライブの頃の渡辺美里みたいな体形になるんだよ。

と、思わず呟いてしまうオープニングから始まり、ひたすら地味に展開するこの作品。
『リビングデッド・ザ・ビギニング』 と言うステキに投げやりな邦題に釣られて、思わず借りてしまいました。

それにしても、ネコも杓子もレクター博士までも、「ビギニングだ」「ライジングだ」と浮かれ小坊主状態にある今日。
その余波が、まさかこんな所(生ける屍)にまで押し寄せていたとは・・・!

・・・でも、“リビングデッド”の“ビギニング”って、それはつまりただの(生きている)人間ってことなんじゃ・・・(モゴモゴ

ちなみに原題は 『SHADOWS OF THE DEAD』 。
どちらにしても大した題名じゃありません(←暴言)。

邦題を見ただけで、完全にしょっぱい仕上がりなのは予想済みだったのですが、いざ鑑賞してみるとその予想を遥かに上回っていました。
アガサの完敗です。
パッケージの写真が、ゾンビというよりミイラ男だった点で、気付くべきだったのかもしれませんが、判っているのに手にとってしまうのがホラーファンの宿命(さだめ)。

悪い男(クソ映画)だと、判っているのに惚れて(借りて)しまう。
あんた、続編作りなはれ。 
紛らわしいタイトルも付けなはれ。

ゾンビやゾンビや!とりあえずオブ・サ・デッド」付けてまえー!!

そんな自分が、意外と好きだったりするのがホラーファンと言うものなのです。(たぶん)

それはさておき、
ひたすら低予算に!ひたすらこぢんまりと!
ネバー・ギヴアップ! ネバー・サレンダー!
を合言葉に製作されたであろう本作。

ある日突然ゾンビ化してしまった、最愛の彼。
その彼を見捨てる事も出来ず、ひたすら尽くす彼女。
生ける屍でいる事の孤独に耐えられず、愛ゆえに彼女をもゾンビの道連れにした彼。
理不尽にゾンビ化された自分の体に戸惑いつつも、愛する彼との同一化に喜びを感じたりもする彼女の、複雑な乙女心・・・。


「愛する人がゾンビになってしまったら、残されたあなたはどうしますか?」
と言う、過去にもあったような無かったような、イヤ、やっぱりあったような究極の問い掛けに、真正面から答えようとした真面目なゾンビ映画だったように思います。

・・・だからと言って、「真面目だったらどうなのさ?」 と聞かれてもどうにも出来ない様な作品なのですが。

一生懸命に、人間の生と死について語ろうとしたのは判りますが、その語り口がなんともダラダラと一本調子で締りがない。
ゾンビと言うか、ビジュアル的には100%ミイラ男な主人公は、自分の思ったことを日記につれつれと記して、やたらとアンニュイな空気に酔いしれていますし、そうかと思ったら、ゾンビの特性を思い出したのか突然キャンプを楽しんでいた人々を襲い、そしてまたアンニュイになる、と堂々巡り。

そんな主人公に、ヒロイン・ジェニファーは最後まで愛想を尽かしませんでしたが、何を隠そう観ている観客は、早々に愛想を尽かしてしまっているに違いありません。 

それに、結局ゾンビの造形が、包帯グルグル巻きのミイラファッションと白塗りのオバQメイクだけだったのは、勿論予算の関係だったのでしょうが、同じく予算の関係から頭頂部のメイクをごまかす為か、主役2人共がグレーのフード付きパーカーを被っていた様子がまるで皇帝パルパティーンのようで、いつ指先から電流をビリビリ放つのか、気になって気になって仕方ありませんでした。

とまぁ、様々な煩悩が錯綜する本作なのですが、「時間の無駄」と言うほど酷くも無く、かと言って「隠れた佳作」と言う程の出来でもなく、なんとも評価しがたい微妙な一本ですね。
よっぽど時間が有り余っている時、もしくはアンニュイな気分に浸りたい時以外は、あまりお薦め出来ません。
ただし、ゾンビ映画の分際でグロ映像は皆無だったりしますので、ゾンビ初心者の方には安心安全な作品と言えるかもしれませんね。

・・・ややっ?!
もしやそれで 「ビギニング」 だったのか・・?!
(多分違う)
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