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『サンゲリア』

2008年02月08日
サンゲ3
NOツッコミ・NOリアクション。 芸人泣かせのアイツが帰って来た・・!(アイツって誰?)


ィヤッホー! ィィヤッホー!!
○○○さんと生電話しちゃったぜー☆(軽くネタバレ)

先日kurosuiさんが 『サンゲリア』 のレビューをされているのを見て、
イイナー イイナー(*`ε´*)
と駄々をこねまくっていたアガサを見かねた(に違いない)○○○さんが、なんと所蔵のソフトをレンタルして下さいました。

ありがとう・・・。
あんた、ホンマにええ人やでぇ・・・。・゚・(´□`。)・゚・。

で、あまりの感激に勢い余って電話してしまい、ついでに生チャットをゲットしてしまいました♪(*`▽´*)イエス!
お疲れのトコ、ホントすみませんでした。
でもやはり、同じモノを愛する人と直接お話できるのって楽しいですね。
ああ、一度でいいからホラーを愛する皆さんとオフ会がやってみたいなぁ・・。
誰か頭のいい人、大人数が同時に話せる電話機作ってくれないかなぁ・・・。
(て、そんなの前にドコモのCMでやってなかったっけか・・・?ハテ?)

で、そんなこんなで待望の 『サンゲリア』 をやっとこさ鑑賞しましたので、さっくりレビューを。
あらすじ・・・
ここはNYだぜ。
オレは新聞記者だぜ。
聞く所によると、湾を漂うヨットの上で、謎の男に警官が噛み殺されたらしいぜ。
敏腕記者のオレだから、すぐに現場に飛ぶぜ!

警官の目を盗んで、ヨットに侵入するレディを見つけたぜ。
なかなかのべっぴんさんだぜ。
上手い事言い包めて、遺体発見現場でイチャイチャするぜ。
現場保存なんて、クソくらえだぜ!

よく聞いてみると、そのレディはヨットの持ち主の娘らしいぜ。
さらに聞いてみると、持ち主である父親はマツールという島で消息を絶って久しいそうだぜ。
よっしゃ!いっちょマツール島に行ってやるぜ!行ってやるぜ!
もう既に、NYの事件とはかけ離れていってしまってるけど、そんなの関係ないぜ!

丁度、港に停泊中のボートに乗り込むカポーを発見したぜ。
これ、マツールまで行く? 近くで降ろしてくれるだけでいいぜ?
オレたち、船の運転は上手いゼ~?
で、なんだかんだあったけど、無事島に着いたぜ!
責任者に会ったぜ。
責任者の嫁にも会いに行ったら、ゾンビに喰われてたぜ?
て、ゾンビってサクっと言っちゃったけど、ホントの呼び名はサングらしいぜ。
正直、どっちでもいいぜ!

道中、カポーがゾンビに襲われたりしながらも、なんとか建物に逃げ込んだオレたち。
どっこいゾンビに囲まれちゃったぜ。
そこで火炎瓶で抵抗してみたぜ。
よく考えたらココ、木造だったぜ!
そりゃもう、ドえらい燃えたぜ~♪
ま、そう言う事もたまにはあるぜ!

《 劇 終 》


ま、だいたいこんな感じの内容ですが、 にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ツッコミ部分に入る前に一押し♪

あたし・・、 あたし、おぢさまの事誤解してた!

フルチおぢさまの作品といえば、
適当極まりないストーリー
で、
中華包丁でぶったぎった様な編集
で、
意味は無いけどグロ一直線
てなもんだ とばかり思ってた・・・。
こんなに・・
こんなに伏線がちゃんと活きてるラストが用意されてるだなんて・・・!

・・・
・・で、その伏線以外は思ってたとおりだったんですけどね。

アイヤー! コレ誤解ぢゃなかったネー!(←誰?)


「あのさぁ、地獄の門てのがあるんだけどさぁ、月曜までに閉めなかったら世界は破滅だから、そこんトコ夜露死苦!
と言う、無責任極まりないストーリーでお馴染み 『地獄の門』 の創造主・フルチ御大。
本作でもその実力を存分に発揮して下さっていました。

上記のあらすじでは省略してしまいましたが、今回の無責任エピソードナンバー1は、なんと言っても“水中ゾンビ”でしょう。
NYからマツール島に向かう航海中、突然何の脈絡も無くカポーの女性がトップレス&紐パン一丁でスキューバ開始。
奥さん、乳丸見えですよ。(奥さんじゃないか)
と言うツッコミもなく、華麗にスルーされたまま女性は海中にドボン。
で、なんとそこに鮫&ゾンビが登場!
色んなパーツを丸出しの女性には目もくれず、いきなり死闘を繰り広げます。
キャメルクラッチを仕掛けるゾンビ。
鮫は焦る事無く噛み付きで応酬。
頑張れゾンビ! 負けるな鮫! 
肉食一族の誇りを魅せつけるがよい!!

で、そんな熱い戦いを尻目に、女性はさっさと船に帰還。
なんか水ん中に人がいたってよ~!こえーこえー!(>▽<)
じゃ、いこっか。(´_ゝ`)

と、何事も無かったように次のエピソードへ。

鮫とゾンビ・・・、放置ですか?

こいつがフルチクオリティ。
こいつがフルチデオドラント。(←意味無し)
その他の点も、思い切って挙げてみましょう。

 マツール島って、なんでゾンビ(サング)だらけになっちゃったの?
 ・・ほら、アレだよ・・ブードゥー教の陰謀だよ。太鼓ドンドン鳴ってたっしょ?
 マツール島に鳴り響いてた太鼓って、誰が叩いてたの?
 ・・・そりゃあーた、ブードゥー教の奴らに決まってんぢゃん!
 太鼓叩くだけでゾンビになるの?
 んな訳ないぢゃん!て、その筋の専門家ならそう言うよ!
 ゾンビって水中で暮せるの?
 まぁね・・ホラ、アイツら死後だし・・息しなくていいんだから、水中でも問題ないっしょ?
 なんで、スキューバダイビングをトップレスでしてたの?
 エロの無いホラーなんて、肉の入っていないカレーみたいなモノだとは思わんかね?
あ、うち、しょっちゅう入ってないや!

て、昭和中期の家か!(牛の代わりに魚肉ウィンナー)

・・・すみません、話がいささか逸れました。
要点が伝わりにくい展開、謎が謎を呼ぶだけのストーリー、超スローライフを送るゾンビたちに、そんなゾンビに遭遇してもNOリアクションで「ポカーン」としているだけの登場人物。
一歩間違うと眠りの国にも誘い込まれかねない、ユルさ満点の作品ですが、フルチおぢさまの
「そこの諸君、グロとエロを存分にご堪能なさいな!
と言う情熱だけはしっかと伝わる快作だと思います。
なんだかんだ言って、着々とフルチの虜になりつつある自分がちょっとだけコワイですが、この調子で 『ビヨンド』 にも手を出したいモノですね!

あ、伏線の件ですか?
ラストの世紀末的(NY壊滅状態下でそぞろ歩くゾンビ群)シーンに繋がる、ちょっとしたシーンが、かなり最初の方にあるのですよ。
なんだフルチおぢさん、意外と真面目に作ってんじゃん。
と感心してしまいました♪
ま、その直後 「感心ぶち壊しシーン」 にも突入してしまうのですが

こんなに楽しい鑑賞の機会を与えてくださった、アガサの紫のバラの人に重ねて御礼申し上げさせて頂いて、今回のレビューを終わらせて頂きたいと思います。 
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『遺体安置室-死霊のめざめ-』

2007年12月23日
トビー
そうさ、フーパーさんは悪くないさ。むしろ頑張ってるさ。 ただ、脚本がクソなのさ。

さあ、いよいよクリスマス連休ですよ!
普段と同じ帰り道なのに、木々で煌くLED電球のお陰で幻想的な雰囲気が味わえる、クリスマスですよ!
普段と違う点は天辺に乗っかったサンタの砂糖菓子だけなのに、1.5割り増しの料金設定になるケーキが味わえる、クリスマスですよ!
今年のクリスマスも、皆さんにとってステキなクリスマスになるといいですね!

ちなみに、アガサの人生に於けるクリスマスのエピソードと言うと、
プレゼントに渡そうと数ヶ月かけて編んでいた手袋を、いよいよ仕上げようとしていたイヴの4日前に、別れの電話を頂戴した。
と言う、血塗られた記憶がありますが何か?

あらすじ・・・
① いわくつきの土地で葬儀屋を開業すべく、とある母子家庭がアメリカを横断。
② 前は墓地。後ろは高速。地中からは腐臭。 と言う、幼い娘を育てるには最適な廃屋に到着。
③ 念願の新生活を前に、母ちゃんハイテンション。
④ 居間には棺おけ、地下には遺体処置室、と言うこれ以上ないほどホラーテイストな家に、息子と娘はテンションだだ下がり。
⑤ 新参者に甘くない街の不良どもは、息子に絡むものの成果が得られず、仕返しとばかりに、家の前の墓地で乱痴気騒ぎ。
⑥ 目の前でバカ騒ぎをされてるのに、息子気付かず。
⑦ 不良といえば乱交。
⑧ 乱交と言えば背後から殺人鬼。
⑨ 変わり果てた姿の不良、息子のダイナーに乱入し、黒いゲロを吐き散らす。
⑩ その頃、手引書を片手に遺体の処理を施していた母ちゃんがゾンビに襲撃される。
⑪ 息子、ゲイに遭遇する。
⑫ ゾンビに変身した母ちゃん、娘と息子とその友達に説教する。
⑬ 家が4~5人のゾンビたちに包囲されもうアカン。
⑭ たまたま塩がかかったゾンビが、溶け出してゆくのを目撃。
⑮ 敵の弱点見つけたりぃっ!とばかりに塩まきをしている間に、謎のおっさんが娘を拉致。
⑯ 地下に秘密基地を作っていたおっさんと娘が、ひと時の交流。
⑰ おっさんの加齢臭がキツかったのか、娘が脱出。
⑱ 救出に向かった息子と友人が娘と合流して、地下に集まった4~5人のゾンビに塩をまく。
⑲ 諸悪の根源である地中の妖怪(?)にも塩をまく。  
⑳ 妖怪が溶解して一件落着。


ダジャレでどうもすみません。

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あの、 『悪魔のいけにえ』  『ポルターガイスト』 のトビー・フーパー監督が、満を持してゾンビモノに挑戦!
と言う事で、ホラーファンの期待を大いに煽ってくれた本作。
蓋を開けてみると正統派ゾンビではなく、地中に巣食っていた悪しきモノが、吐瀉物を介して人に感染。 と言う今までに無い斬新なアイデアにお目にかかれたのでした。
噛み付いて感染。なんてもう時代遅れ。
時代は嘔吐。 しかも顔面にね。
細かいディテールに感心しきりの邸内。
繊維状のカビに埋め尽くされた壁のおぞましき事よ ・・色んな意味で。
最新のCGで表現されたカビの繁殖風景は、身震い必至です ・・・色んな意味で。
親近者が感染する。と言う使い古された──もとい、深いテーマが観る者の涙を誘い・・

・・さそい・・・

・・・・さそ・・

ゴメン・・・
もうこれ以上
自分にウソはつけないや。・゚・(゚ノД`゚)・゚・

はっきり言います。
あたいに言わせりゃ、これはクソです。
トビーの演出には問題ないのです。脚本がクソなのです。

例えば、伝説の怪人・ボビー。
物語の舞台となる葬儀屋のもともとの持ち主だったボビーの両親は、幼いボビーを虐待。
8才のとき失踪してしまったボビーを、近所の人たちはてっきり殺されたのだと思っていました。
しかし、失踪から10年後に両親は何者かにドタマをカチ割られて死亡。
この一件から、住人たちはボビー生存説を唱えるように・・・。
で、このいわくつきの葬儀屋に主人公一家は引っ越してきますので、当然ボビーは物語のキモとなる筈。 なのですが、ほとんど関係してきません。
ゾンビ蔓延の役割を果たすでもなく、あっちをチラリこっちをチラリ。
で、可愛い幼女に一目惚れの揚句、最期は彼女を庇って死亡。
伝説の怪人は、実はただの寂しがり屋で引きこもりのロリコンおやじでした。
・・・って あのなぁ・・・(←脱力)

他にも、ゾンビ蔓延の実行犯となるカビがもずくにしか見えなかったり、
濃いキャラであるカフェオーナーは、ゾンビに感染するきっかけだけが描かれていて、その後が全く出てこなかったり、
自分が恋する乙女が始終べったりのイケメンを、てっきり彼女の恋人だと思っていた主人公が、気を決して探りを入れてみたら「んな訳ないない!僕ゲイだもん」と、衝撃のカミングアウトを受け、それなのにその後の展開でゲイの設定が全く活かされていなかったり、
不良が墓場で酒盛りの際、昔の担任の墓石に小水を引っ掛けるシーンが意味ありげに挿入されるのに、結局その担任はゾンビになっていなかったり、
とにかくもう、差し出される伏線がどれもこれも放りっぱなし&投げっぱなし。

念の為に調べてみると、この本を担当したのはなんと、トビーのヌルーい前作 『ツール・ボックス・マーダー』 と同じコンビじゃないですか。

お前ら・・・ 巨匠の顔に2連続して泥を塗りやがって・・・!
そんなに大味な本が書きたいのなら、ベイさんがブラッカイマーさんトコにでも行きやがれ!コンニャロー!

トビーさんは・・  トビーさんはなぁ・・

ハズしたらもう、後が無いんだよ・・゚・(゚`Д´゚)・゚・(←失言)

とまぁ、アガサの心にちょっとした殺意を抱かせてくれたアダム&ジェイス(※脚本コンビ)。
とりあえず一番彼らに言っておきたいのは、
ゾンビは人を齧らんといかんでしょう。
と言う事でしょうねぇ。

齧ってなんぼの商売ですよ、ゾンビってやつは。


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『ゾンビ・ドッグ』

2007年12月17日
ゾンビドッグ


近所のTSUTAYAで、ゾンビ商人に呼び止められました。

奥さん! いいゾンビ入ってるよ! しかも犬、すなわちドッグだよ!

・・その話 ・ ・ ・ のったぁ!!

と言う訳で、またもや阿漕なゾンビ商法にまんまと小銭を持っていかれたアガサだったのですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

あらすじ・・・
アニメの脚本家・ミラードは、結構な前から大スランプに陥っていました。
頭をどう捻っても、一行も浮びません。
浮ばないから落ち着かない。
落ち着かないから酒を呑む。
酒を呑むから浮ばない。
堂々巡りです。

ほとんどアル中状態だったミラードは、ある日、飲酒運転の果てに一匹のわんこを轢いてしまいます。
何となく家につれて帰ったものの、腸がはみ出し、瀕死の状態のわんこ。
「ラッキー」というネームプレートをつけていたわんこは、看病の甲斐なくその数日後死去。
しかし、裏庭に掘った穴にわんこを埋め、お清めのつもりで酒を撒いたその時、奇蹟が起こりました。
なんと、わんこが蘇ったのです。

一度は確かに死んだ筈のわんこが生き返った。
すなわち生ける屍。
すなわちゾンビ。
すなわち ゾンビ・ドッグ。

ふ ざ く ん な 


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勿論、皆さんお察しの通り 『ゾンビ・ドッグ』 は邦題です。
原題はわんこの名前をとり 『LUCKY』 となっており、ゾンビのゾの字も入っておりません。
そしてそれはとても正しい事なのです。
なぜならこの作品は、ちっともゾンビじゃないから・・・。

いえ、確かにゾンビはゾンビなのです。
一度死んだ後生き返って人の肉を喰らう。という条件はクリアしていますし、喋るゾンビが過去にいなかった訳でもない。(このわんこも喋ります)
しかし何なのでしょう・・・   この凄まじい程の失望感は・・・。

ゾンビ・ドッグ のくせに、腐食メイクは全く無しのキャワイイわんこのままで、つぶらな瞳で語りかけてくる様が癪に障るのでしょうか。
周りに全くゾンビの輪が広がらない所が、物足りないのでしょうか。
登場人物が揃いも揃ってくたびれた中年ばかりなのが、もの寂しいのでしょうか。
いいえ、きっと画面からゾンビ臭がまったく漂ってこないトコが、なにより許せないのです。

数多のゾンビモノにありがちな、激しい低予算スメルと共に幕を上げる本作。
主人公ミラードは生粋の変態であり、一日の半分以上は妄想世界で過ごしています。
仕事も欲しいがそれより恋人がもっと欲しい!
で、あらゆるツテを総動員して、色んな女性と会ってみた。
でも全くモテなかった。
そっかそっか。 現実世界でモテないんだったら、妄想世界で理想の恋人を作り出せばいいんだ!
そっち側の世界でなら、オレ、最強だもんね!!


と言う事で、脳内でメイキングした恋人・ミスティを相手に「あんなプレイやこんなプレイ」と、変態プレイの限りを尽くしていたミラードでしたが、なんとある日偶然、ミスティに瓜二つな女性と出会ってしまいます。
しかも彼女の名前もミスティ。
わんこの助けもあり、奇跡的に彼女と交際する事になったミラードでしたが、妄想世界の住人にありがちな“現実世界ではチキン野郎”と言う鉄則どおり、リアル・ミスティに手を出す事が出来ません。

仕方なく、今までどおり脳内ミスティ相手に性欲を解消するミラード。
しかし、ある日リアル・ミスティが彼の前から姿を消します。
鬼畜プレイを強いてきた脳内ミスティならまだしも、清い交際を続けてきたリアル・ミスティに逃げられてしまい、ミラードは失意のどん底に。
そしてその失意が怒りに変わった時、ミラードは今までの鬱憤を全て晴らすかのように、あらゆる女性を拉致し、変態プレイの果てに殺して行くのでした。
殺しても殺しても、一向に晴れようとしない気持ち。
ミラードは、自分が唯一本当に愛した女性・ミスティへの愛を再確認し、自らに銃口を向けるのでした・・・。


・・・ね?  ゾンビ関係ないでしょ?

で、わんこはこの間何をしていたのかと言うと、スランプ状態だったミラードにプロットを授け、原稿にチェックを入れ、一躍売れっ子ライターに仕立て上げてくれていました。
才能の無いミラードを、脅したりなだめたりスカしたりしながら育て上げる様は、『ブロードウェイと銃弾』 のチーチさながらです。
まぁ、流石にそれだけではわんこの役割が薄いと思ったのか、中盤からは人も襲っていました。
ミラードの家を訪ねてきた女性を、こっそりたんぱく源にしていたのです。

・・・なんですかねぇ、この「人喰っときゃゾンビだろ」的ななげやり感は。

妄想世界に片足を突っ込む、スランプの脚本家。
悪魔か天使かはたまた妖精か、創作の手助けをするわんこ。
何もかもが少しずつ狂い始め、救いようの無い展開に陥ってしまうストーリーは、どこか観たような感覚はあるものの、決して面白くない訳ではありません。

これが “ゾンビ” で無いのなら・・・。
“ゾンビ・ドッグ” で無かったなら、変態サスペンスとしてそこそこ楽しめたかもしれないものを・・・。
ベンテン・エンタテイメント(配給会社)の奴らめぇ~・・・(`Д´#) いらん邦題つけやがって

でもまぁ、 “ゾンビ” がついてなきゃ、そもそも借りていなかったのですけどね。
はいはい。 ベンテンはえらいえらい

わんこ好きで、変態プレイが好きな方には永久保存版の一本でしょうが、生粋のゾンビファンの方は、間違ってもカウンターに持って行ってはいけない一本だと思いますので、皆さんはくれぐれもお気をつけ下さい。
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『デッド・フライト』

2007年11月25日
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ホンマ、好っきゃねん。

えー、今に始まった事では無いのですが、最近またもやホラー鑑賞率が上昇中のアガサです。
『バイオハザード』 も 観終わったし、ちょっとゾンビは一休み・・・と思いつつレンタル屋に脚を運んだら、何故か 『デッドフライト』 を片手に帰宅していたという摩訶不思議ワールド。
いっその事お前もゾンビになってしまえ。と世帯主さまに言われそうでドキドキが止まらない晩秋の夕暮れですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

あらすじ・・・
ロサンジェルス発パリ行きのジェット機。
普通のジェットなのに、何故か国家機密レベルのヤヴァイ荷物を積んでいたそうな。
ついでに国際手配中の詐欺師も護送中だったそうな。
ただし、どちらの件も警備にあたっていたのは一人だけだったそうな。

さあさあ、ヤバイ空気が漂って参りましたよ~!


以下は、あらすじを書くのもバカらしくなってしまう程予想通りの展開ですので、割愛させていただきます。

まぁ要するに、
荷物の中身がゾンビウィルスであっという間に機内がゾンビだらけになってイヤんバカん。
と言うお話です。

凄まじいほどのB級スメルを放つ今作。
なにせ舞台は機内ですので、セットは最小限で済みました。
何度か機外も出てくるのですが、セットが2面しか映らないペンタゴンの一室で、たった3人の役人が「あーだこーだ」言っているだけですので、これまた最小限。
あとは、空撮も撃墜に来る戦闘機も全てCGが何とかしてくれました。
いやぁCG最高。(←棒読み)

しかし、そんな低予算臭を吹き飛ばすほどの張り切りを魅せてくれる皆さんがいます。
それはズバリ、生ける屍のみなさんです。
あ、そうそう。
飛行機の客室の床って、素手で穴が開くんですね。
この歳になるまで知りませんでした。
いやぁ、勉強になるなぁ・・ゾンビ映画って。
で、最初は床下の貨物室に閉じ込められていたゾンビの皆さんは、空腹の余り床に穴を開け、下から乗客を引っ張り込みます。
ちょっとした蟻地獄感覚ですね。
この便利穴を使って、機内のゾンビ率は爆発的に上昇。
あっちでパクリ。 こっちでガブリ。そこはまさにゾンビパラダイス。

で、そんな自由な心を持つゾンビの皆さんを、辛くも生き残った刑事・スッチー・詐欺師・運輸局員の4人が、これまた自由気ままに撃ちまくり。
ええっと・・・ ここ、機内ですから。
弾が無い時には、カセットボンベをくくって簡易爆弾を作り、それでゾンビを爆破。
・・もう一回言っておきますが、ここ機内ですから・・て、まぁもういっか。

床はベニアでしたが壁は防弾仕様だった機内で、ゾンビ&非ゾンビの皆さんがワッショイワッショイ大騒ぎ。
なんだよ・・何か楽しそうだなオイ。

ゾンビファンなら、きっと思わず「おばちゃんもよせてぇ~」と言いたくなる様な地獄絵巻は、まさに「お金が無いならアイデアを使え」と言う優れた低予算ムービーのお手本の様な、楽しさに溢れています。
ゴテゴテはしていないものの、キチンと塗りこまれたゾンビメイク。
内臓は殆ど出ないものの、その分惜しみなく噴出す血飛沫。
非ロメロ系のアクティブなゾンビも、狭い機内にはピッタリ。

閉所恐怖症の方には全くもってオススメ出来ませんが、ゾンビ好きな方でしたら間違いなく好きになる映画なのではないでしょうか。

以前、今作をオススメ下さったwataruさん、おもろい作品をどうもありがとうございました♪
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『バイオハザードIII』

2007年11月22日
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何はともあれアリスさん、お疲れ様でした!! ・・・て、え・・?まだやるの?

先日 『バイオハザード3』 に備え、過去の作品をおさらいしてみたアガサですが、観ればみるほど深まる謎がいくつか浮かび上がってしまいました。
謎その1・・・結局のトコ、アンブレラ社は何がしたかったのか?
謎その2・・・“アリス計画”とは一体なんだったのか?
謎その3・・・改造人間アリスは、ひょっとしてシガニー先輩の様に“リプリー化”してしまうのか?
謎その4・・・果たして3作目で、全てのモヤモヤは晴れるのだろうか?

ではこれらの謎を踏まえつつ、『バイオハザード3』いざ鑑賞デス!

あらすじ・・・
悪の総合商社・アンブレラ社が、自社の不始末を核ミサイルで吹き飛ばしてから早や数年。
闇に葬った筈のゾンビウィルスはどっこい生きていて、全米に飛び火。
さらに全世界へも瞬く間に広がり、動植物にも感染を広げ、世界は滅亡へのカウントダウン状態でした。
一握りの生存者たちはゾンビに教われないよう、トレーラーで移動を続けるので精一杯。
しかし、どこまで行っても安全な場所は無く、燃料までも底を付き始めた為、それすらも日々の果て。
人類の希望の光・アリスはと言うと、
「あたいがいたら皆に迷惑かけちゃうから・・」
と、おセンチ気味に単独全米横断中。

で、全ての元凶・アンブレラ社もただ手をこまねいていた訳ではなく、天才科学者・アイザック博士に、抗ウィルス剤の開発をバッチリ丸投げしていたのでした。
しかも期限は1週間ポッキリ。
こいつらやっぱり鬼でっせ。
アイザック博士が着目したのは、最終兵器・アリスの遺伝子。
史上最強のサイキック美女・アリスの遺伝子には、ゾンビウィルスに対抗出来るだけの何かがある・・・!
オレの直感だけどな!!
一方、たまたま生存者のグループがゾンビカラスに襲われているのを見つけたアリスは、自慢のサイキックパワーでカラスを撃退。
そして、昔の仲間・カルロスがそのグループに所属していたので、行動を共にする事に。
旅の途中で拾った手帳に、「アラスカ最高!ゾンビも居ないしね!」と書いてあるのを鵜呑みにしたアリスは、仲間たちにアラスカ行きを提案します。
ところが、偵察衛星からアリスの居場所を確認したアイザック博士が、抗ウィルスの開発の為、アリス奪還を計画。
グループの元に、研究途中に偶然誕生したスーパーアンデッド(SA)を仕向た為、事態は最悪の展開に。
スピードもパワーも食欲も、全てにおいて通常ゾンビに勝るSA。
アリスの健闘むなしく、仲間は次々に犠牲になって行き、ついにはカルロスまで・・・。
大事な仲間を奪われ、怒りが頂点に達したアリスは、自分の身を犠牲にしてでも、必ずやアイザック博士を倒す事を誓います。

しかしその頃、研究所ではアイザック博士の身に、とんでもない異変が起きていたのでした・・・。


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では答え合わせ。
謎その1・・・無茶がしたかった。
謎その2・・・アリスを使って無茶をする計画。
謎その3・・・若干リプリー化。ただし異形クローンは無し。なぜなら綺麗系だから。(リプリーはガテン系)
謎その4・・・余計増え・・(モゴモゴ

帰宅後、世帯主さまに「面白かった?」と聞かれれば「そうでもない」と答え、「つまらなかったの?」と聞かれれば「いや、そうでもない」と、なんとも煮え切らない返答しか出来なかった本作。

総責任者・ポール・アンダーソンは、相当投げやり気味になっていたのでしょうか?
あるいは、観客自身が己の想像力をフル稼働させるべきなのでしょうか?
いや、うちの嫁さん、キレイでしょ?だけでは済まされない事が、世の中にはあるのではないでしょうか?

ね? どですか?そこんトコ。
と言う事で、ポールはハッキリした回答を100字以内にまとめて、1時間以内に提出してください。

では、ポールからの返信が届くまでの間、もう少しストーリーに触れてみましょう。

1・2作目の雰囲気とは全く異なる世界での展開となった本作。
世紀末救世主伝説・YOUはショック的な世界には、どうやら“残念な人”が多く生き残っているようです。

残念その1・・・全世界がゾンビで埋め尽くされ、僅かな人類しか残っていないと言うのに、偽無線でおびき寄せた生存者をピーしてピーするしか能の無い無法者。
ちなみに、抵抗してきたアリスを殴って気絶させる割には手を出さずそのまま放置する奥ゆかしさを兼ね備えています。 空気の読める無法者でよかったね!
残念その2・・・ゾンビに噛まれ、感染は明らかなのに誰にも言い出せず、結局旅の途中でいつの間にかゾンビ化して撃ち殺される。と、オチらしいオチも用意されなかったL.J.。
残念その3・・・たまたま見つけた首吊り死体の、傍に落ちていた手帳に書かれた情報を信じて、一心不乱にアラスカを目指すアリス。ガソリンは足りるのか? っていうか、そもそもその手帳の持ち主は自殺していた。 ゾンビに追い込まれたからなのか悲観したからなのかはわかりませんが、ならばアラスカ情報も信憑性が低いのでは?と考えるのが自然なのでは。 おいアリスしっかりしろ。

で、そんな皆様に追いつけ追い越せでがんばっていた、最も残念な方がアイザック博士。
アンブレラ社からゾンビウィルスの抑制を託され、自信たっぷりに迷走を繰り返す中で、アリスのクローンを大量生産し、
「はたしてアリスは、ゾンビと非道な罠が仕掛けられた建物から脱出出来るのか?」
と言うわけのわからない実験を延々と続ける博士。
その数、実に87回。
やり過ぎだろ。 それはもう、趣味の域だろ。

一方で、ゾンビを薬漬けにして手懐けようという実験も開始する博士。
そして速攻失敗。
安易に薬で何とかしようなんて、ゾンビに対する敬意が余りに足りないではないですか!
アイザック博士はローガン博士(inえじき)の爪の垢を毎日常温のミネラルウォーターに混ぜて5リットル飲めコノヤロ──!

だいたい、アリス本人の遺伝子が抗ウィルス剤開発には不可欠だと判った時点で、「アリスさん、至急本部にお戻り下さい!」とビラを撒くなり、無線で呼びかけるなり、ヘリで上空から放送するなり、狼煙を上げるなり、なにがしかの方法でアリスにコンタクトを取ればよかったのですよ。 マジでアイザックはウェスカー議長からゴリゴリに叱られるべき。

この後、件の博士は(またもや)自らの失態から大変身を遂げる事になるのですが、コイツもまた実に微妙でですね。
強さ的にもビジュアル的にも、そして末期の姿も・・・。
なんですかねぇ、私は原作にはノータッチなのですが、こういう特撮ヒーローの怪人みたいなキャラは、どうしても登場させないといけないものなのでしょうかねぇ?
まぁ、アリスが超人になってしまってますので、普通のゾンビでは相手にならないのは判りますが・・。

結局、アンブレラ社がこの世紀末世界に於いて、何をどうしたかったのか、さっぱりわからないまま物語は終了してしまいましたが、どうも本作は原作から大きく離れたオリジナルな展開だそうですので、最初に挙げました
謎その1

結局のトコ、ポールは何がしたかったのか?
に書き直した方がいいのかもしれません。


・・あ、どうやらポールから回答が届いたようです。 では早速見てみましょう。

「嫁がキレイなんだからしょうがないじゃない。」


そっか! じゃあしょうがないな!

ということで、みなさんこれからもポールの嫁自慢を心ゆくまでお楽しみください!
わたしはそろそろ脱落しそうです!



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