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『テキサス・チェーンキラー・ビギニング』

2008年07月27日
gady-1116.jpg
ビギニングどころか、これ一本でファイナルまで網羅致しております。

年甲斐も無く全力ではしゃいだ海水浴のせいなのか、はたまた悪戯な真夏の太陽のせいなのか、久しぶりに体調を崩してしまったアガサです。ご無沙汰しております。
励まして下さったみなさま、どうもありがとうございました(泣)
お陰様でなんとか体調も戻り、無事おさんどんに精を出す日々でございます。

で、本当はそんな気分でもなかったのですが、返却期限が翌日に迫っていた為、頑張ってスプラッターを鑑賞してみました。(←頑張らないと観れない辺りに、病み上がり感が垣間見える)

ちまたでは、その紛らわしいタイトルが災いしてか、辛辣な口調で語られる事の多い本作 『テキサス・チェーンソウ・ビギニ』 ・・えっ?違いましたっけ?ああ、 『テキサス・キラーチェーンソウ・マサカ』 ・・じゃなくって、 『テキサスいチェーン店はファミリー層にビキニを売りつけ』 ・・・違いますよ、わかってますよ、わざとですよ。 ・・・ええと、ええとですねぇ、たしか 『テキサス・チェーンソーキラー・オブ・ザ・ビギニンg』

あらすじ・・・
テキサスでヒッチハイクしちゃ、ダメ! 絶対!!

これをですねぇ、よろしかったら にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ちょっと一押しお願いできたらと。

B級だったよ! ねぇお母さん!これB級だったよ!!


デニス・ホッパーさんは名優だと、出演作は1級品だと、そう言われていたのはもはや遠い日々なのでしょうか。
(いや、名優でしょうよ? 判ってますともさ!やだなぁ!!)
意味ありそうで結局無さそうだった怪優マイケル・マドセンと共に、カメオと友情の瀬戸際くらいの出演時間を果たしたホッパーさん。
勿論、出演時間に反比例した存在感は見事としか言いようが無いのですが、それにしてもなんで出ちゃったの?ねぇねぇ?なんかヤな事でもあった?もしくは“所詮血塗られた道”とかそういうクシャナ的なやつ?

メイキングで監督さんが仰るには、
「悪魔のいけにえは所詮フィクションだろ? その点こっちは、正真正銘実話を基に作ってっからよお!」
だそうなのですが、実話を基にしている方が緊張感に欠けているというのは、色んな意味で問題なのではないでしょうか。
「実際の事件の資料をかき集め、実際に押収された拷問の様子を収めたカセットテープを聞き、配慮を重ねて作ったんだぜ!」
と言いながら、同じ口で
「ブラック・ジョークも交えてな!」
と言っちゃうのはどうなのでしょうか。
黒でも白でもどっちにせよジョークにしたらあかんやろ!
と、叫びそうになりつつも、そもそもそんな拷問ジャンルの映画を借りてきている自分にどうこう言う資格などないのかも・・と思ったり・・・。
・・・うーん・・。 アガサ、弱気になってるのかもネ☆ (←不謹慎ですね、はいはい)

で、もうとにかく、どこからどう手をつければいいのか途方に暮れたくなるくらい、ツッコミどころが満載な本作は、
テキサスの僻地の牧場に屯っている、非常にアレな感じの一家が、ヒッチハイクを試みている不法労働者や、身寄りの無さそうな流れ者ばかりを拾って来ては、馬車馬のようにこき使い、牛追い棒でビリビリってやって、「やーいやーい」って小突いて、最終的にはジャーキーにして小間物屋で売る。
という身の毛がよだつ様な実話を、一体どのように表現したかったのでしょうか?

冒頭から鬱陶しいくらいに状況を説明してくれるナレーションが、途中からパタっと無くなって、時々思い出したように復活するのには、どんな意味があるのか?
主役っぽく登場する男子が、いつの間にか闇夜に紛れて殺されているのは、何かの手違いなのかそれとも計算づくなのか?
もう一人の主役っぽく登場するおっさんが、トラウマを抱えたイラクの帰還兵だったのには、どんな意図が隠されていたのか?
マドセンさんって犯人面だから、いっその事“犯人はマド”ってオチにしちゃえばいいんじゃないのか?(←問題発言)
いや、もうこれぶっちゃけ、早送りしちゃってもいいですか?(←さらに問題発言)

などと、浮かんでは消える心の声。
確かにこれらは、本作をB級に貶めるに値する問題点と言えるでしょう。
しかし、私たちは忘れてはいけないのです。
本作が実話を基にしている、という事を。
・・・そう、これはよくよく考えると
ヒックスプロイテーションと言う現代のグリム童話的な形式を採りながらも、同時にイラク戦争とベトナム戦争に共通する現代アメリカが抱える病巣をも鋭く浮き彫りにした、シニカルでリリカルなポリティカルメッセージ性の強いサッパリわからんわボケエヾ(*`Д´*)ノ"(←典型的な逆ギレ)

ええと、上記は、難しい事を書こうとしたら逆に自分の白痴っぷりを露呈してしまったと言う、非常にわかり易い例ですね。
やはり人間、慣れない事には手を出すべきじゃないだわさ☆ (*ノェノ)イヤン

まぁ要するに、
行き当たりばったりな設定が裏目に出た、非常にまとまりの無い穴だらけの脚本による、緊張感に欠けた演出の、無駄に豪華なキャスト陣も物哀しいB級ホラー(※あくまでアガサの感想ですが)
ですので、レンタル店ではくれぐれもそのタイトルとパッケージに釣られない様心がけて頂きたいと思います。
熱狂的なホッパーさんファンの方ですら、ちょっとキツイ作品のような気がしますゆえ・・・(だってチョットしか出ないんだもん><)

あと、一つ補足させて頂きますと、 『チェーンキラー』 と名づけられている本作ですが、実際チェーンソーが凶器な訳ではありませんでしたのであしからず。
・・いや、出てきますよ? 
出て来るのですが、専ら木を切る為に全力で使用されていました。

母さん・・・、自信はありませんが、もしかしたら本来はコレが正しい使用法なんじゃないかと言う気がします・・・。

・・ま、納得は出来かねますがね・・・ヾ(`ε´)ノプンスカプン
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『プラネット・テラー (グラインドハウスUSA版より)』

2008年05月27日
プラテラ
まさに “すきなものだけでいいです” 状態。

つまり何が言いたいかというと、 『ランボー4』 に行きたい訳ですよ。(←いきなり支離滅裂)

男の子ばっかりに、楽しい思いをさせてたまるかってんですよ。
でも、なかなか行けない訳ですよ。
とにかく、一刻も早く観に行きたいのですよ。

だって、凄い切株だって言うじゃないですか!
切株だって言うじゃないですか!!
切株だって言うじゃないですか!!! (なぜ3回言う)

てな訳で、『ランボー4』に無事行けるまでの切株補給の為、紫の腹の人にお借りしていた 『グラインドハウスUSA版』 を一挙鑑賞しました!
一応、昨年 『デス・プルーフ』 の単品レビューは書いておりますので、今回は 『プラネット・テラー』 メインでよろしくお願いいたします。
勿論、金利手数料はジャパネットあがさが負担いたします! (←何がなんだかよくわからない)

『プラテラ』 あらすじ・・・
激ヤバな薬品が街に流出し、住民たちは次々とグロテスクな姿へと変貌を遂げた。
混沌と化す病院内ではDV医師ブロックが、浮気をしていた彼の妻・ダコタに、愛のお仕置きを施そうとしていた。
場末のストリップ劇場でゴーゴーダンスを生業にしていたチェリーは、心機一転人生をやり直すため、街を出ようとしていた。
自称・テキサス一のバーベキュー屋(だけど閑古鳥)であるJTの店では、謎に満ちた解体屋エル・レイが、そんなチェリーに未練を募らせていた。
保安官事務所では、JTの弟であり保安官でもあるヘイグが、JTの秘密レシピを盗もうと頭を悩ませていた。

すっかり肉団子状に膨れ上がった住民たちが、非感染者の体を貪り始めた時、チェリーたち負け犬どもの心がひとつになる・・・!


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グラインドハウス・・・
それは、夢と変態の宝石箱


ハリウッドきってのおたく・タランティーノと、基本的にスタジオひとり状態(※劇団ひとりっぽい感じ)で撮影から音楽からメガフォンからこなしてしまうロドリゲスが、昔から大好きだった6~70年代風低予算映画を復活させた 『グラインドハウス』 は、2本の長編映画と、4本のフェイク予告で成り立っています。 

非常に残念な事に、日本ではごく限られた劇場でしかこのスタイルでの上映は行われず、一般的な劇場では長編一本づつが約1ヶ月差で公開されるにとどまりました。 

で、奇跡的にも日本では、この2+4状態での完璧なDVDが発売され、ギロッポンに行けなかった地方人もご家庭でお楽しみ頂ける運びとなったのですが、これまた残念な事にレンタル屋さんには並ばないと言う罠が。

買えって事か? なあ、コレDVD-BOXを買えって事か?

・・・まぁ、汚い大人のやり口はこの際ひとまず置いておいて。

で、その長編部分で、タランティーノは大好きな車と大好きなギャルのお尻と大好きなギャルのgdgdトークをメインに構成した 『デス・プルーフ』 を製作しました。(詳しくは『デス・プルーフ』レビューをご覧下さい^^)
一方ロドリゲスの方はというと、アガサが想像するに
・ オレ好みのエロイ姉ちゃんがマシンガンをぶっ放したら面白かろう。
・ 相手をオレが好きなゾンビっぽいのにしたらこれまた面白かろう。
・ オレの好きなアウトローを活躍させても面白かろう。
・ オレが敬愛するフルチの目玉ぶっ刺しも入れれば面白かろう。
・ 勿論爆破も大好きだから、ふんだんに入れるのが面白かろう。
・ 先述のマシンガンだけど、普通に撃つよりも体の一部分にしちまえばより面白かろう。

という感じに、これまたロドリゲス監督が好きなものだけを並べ立てて、それらを思いっきり下品に飾り立てて、ザザっと映画にしてしまったのだと思われます。

もうアレですね。
この人たちは、自分の職業欄に “職業:やりたい放題” って書けばいいんですよ。
で、なんだったら2人で製作スタジオを作って、「すきなものだけでいいです」って名前にすればいいんですよ。
どうしてもって言うんなら、使わせてあげてもいいんだからね! (←上から目線)

とにかく、
「やるすぎると面白くなる」と言うゴアの法則に則られた、膝を叩いて笑い転げるしかない大量虐殺シーンの数々、
「サンゲリア」 の材木目玉ぶっ刺しと 「ゾンゲリア」 の注射器目玉ぶっ刺しが一度に楽しめる、奇跡の眼球コラボ・シーン、(ちなみに注射器を操るダコタの髪型は「ゾンゲ」のナースそっくり♪)
ロドリゲスの趣味全開のおっぱい姉ちゃんたち、
無駄にかっこいいブルース・ウィリスのトロマっぽい肉団子化や、
ここ数年“使える男”化が甚だしい、ダイアン・レインの旦那ことジョシュ・ブローリンの尋常じゃないねちっこさ、
ヒロイン以上にGOTH美しい女医・ダコタの注射プレイ、
一瞬ロイ・シャイダーに見間違えたくらい年季の入ったマイケル・ビーンと、ジョン・レグイザモから胡散臭さを排除したような男前・フレディ・ロドリゲス(「レディ・イン・ザ・ウォーター」の右手だけムキムキ要員)によるイケメン小柄対決などなど、
むせ返るばかりの変態色に彩られた、非常に志の高い作品だと思います。

目指しているトコロがハッキリしているのがいい。
(変態の)人として軸がぶれていないところがまた、実にいい。


ただ欲を言えば、もうちょっとダコタに活躍の場を設けて欲しかった気がします。
アガサは正直、チェリーではなくダコタ派です。 (ってハッキリ言い切るってどうなんだ、オレ)
チェリーの片脚マシンガンも非常によい画なのですが、
ちょっとあんた、引き金の問題とかどうやってクリアしてんのよ? 
と、親戚のおばちゃんみたいにケチをつけたくならなくでもない。
ロドリゲスのリアルな恋人だと言うのも何気にムカつき聞き捨てなりませんし、だいたい、エル・レイとのベッドシーンで手ブラってどういう事ですか?!
人として何か間違ってるでしょう? それは! (←その発言が女として間違い)

ですから、DV夫に負けず、手首を骨折してでも車を運転して息子のもとに駆けつけるダコタは、非常に男前な奥さまであり、尚且つユマ・サーマン系のクールビューティなのですから、もう言う事ナシなのです。
むしろ、こっちがヒロインでオッケーなのではないでしょうか。
そんなダコたんが、肝心なトコロでしょっちゅうメソメソしてしまい、クライマックスなどはちっとも活躍してくれないなどと言うのは不可解極まりない。
やっぱ大人の事情なのでしょうか・・・ いや、ロドリゲスの事情か。

しかし、そのような点を排除したとしても軽い気分で楽しめる、切株としては申し分ないとっても愉快な作品だった事は確かです。
で、この一本(単品)だけはもちろん、タランティーノの 『デスプル』 やフェイク予告と合わせて合計3時間超の長尺にしても、全くだれる事の無い興奮を味わえる 『グラインドハウスUSA版』 は本当に素晴らしい作品だと思いました。

まぁ、『プラテラ』 も 『デスプル』 も、観ればみるほど変質的な映画なんですけどね。
なるほど! 
こりゃヒットしない訳だ!≧(´▽`)≦キャハ♪
(アメリカではコケたらしいです)

ロドリゲス監督の 『マチェーテ』、
ロブ・ゾンビ監督の『ナチ親衛隊の狼女』、
エドガー・ライト監督の『Don't/ドント』、
そして、我らがイーライ・ロス兄貴の『感謝祭』
と言う豪華な布陣によるフェイク予告も、本編以上に素晴らしく、そそられる内容でしたので、いつの日か劇場でこれらの本編にお目にかかれる事を願ってやみません。
特に 『ナチ親衛隊の狼女』 と 『感謝祭』 ね!
ニコラス・ケイジはいい加減、“男前路線”を諦めてコッチ路線に専念すればいいのに・・・。
(『ナチ親衛隊の狼女』でフー・マンチュー博士を怪演ww)

では、明日あたりにでも 『ランボー4』 を観に行けれる事を祈りつつ、今回のレビューを終わらせて頂こうと思います。
ああ・・おらも早く「凄い切株」観たいなぁ・・・♪
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『ヒルズ・ハブ・アイズ』 

2008年04月23日
※ 2007年8月にアップしていた記事ですが、DVD発売を記念してちょいちょい修正&加筆してみました。
焼き直しとか言わないでくだs ><


20070806130657.jpg
壁に耳ありヒルズに目あり。

日本(いや世界)のホラーファンが賛否の渦に巻き込まれた 『ハイテンション』 。
そのオチはアリかナシか?! という点だけに注目が集まってしまった感もありますが、『ハイテンション』の本当の価値は全編に漲る緊張感とグロのマリアージュにある。とアガサは思うのです。

って、マリアージュってなんやねぇぇぇん!

いきなりの一人ノリ突っ込みで始まりました、今回のレビュー。
今、日本で一番ハイテンションなのは自分なのでないかと思うアガサ・花の30代ですこんにちは。

むかーしむかし、70年代ホラーブームに乗っかって公開された中に、 『サランドラ』 という映画がありました。
今の若いお嬢さん方はご存じないとは思いますが、「ジョギリショック!」という映画史に燦然と輝く誇大広告で一世を風靡したB級ホラー、それが 『サランドラ』 ・・・。
そしてそれを、前述の 『ハイテンション』 で非凡ある才能を世に知らしめた、ホラー界随一の美形監督アレクサンドル・アジャが華麗にリメイクしてしまったのですねぇ。

ホラーファンなら誰もが興味をそそられるであろう、この夢のリメイク企画。
しかし、その内容の一部に 「日本ではナシナシの方向で」 語られるキーワードがあった為、一時は日本での公開&リリースは絶望的という状態に陥ってしまったのでした。
そこで、侍魂に突き動かされた(要は観たくて辛抱たまらなかった)熱狂的ホラーファンたちは、
公開されないなら、メリケンから輸入してしまえ!!
を合言葉に海外版を購入し、言葉の壁をもろともせず、この素晴らしいリメイクに酔いしれたのでした・・・。

で、かくいうアガサも、親切な友人に本作をお借りして、思う存分堪能する事が出来ましたので、さくっとレビューをお届け致しますですよ~。><


あらすじ(前半戦)・・・
ダグです。
妻の両親が銀婚式を迎えたので、アメリカ横断ドライブに初挑戦です。
正直、気分がのらない事この上なしです。
正直、満喫しているのは団塊ジュニアだけなのですが、ミスターKYな舅はお構い無しらしいです。
若干道に迷ったので、立ち寄ったガソリンスタンドの胡散臭い店主にショートカットを教えて貰いました。
そうそう、春らしく耳のラインまでバッサリって、ベタなボケですみません。

しかし、よく観る田舎ホラーの定説通り、私道のど真ん中で突如車がパンク。
そのまま手頃な岩にぶつかり、大破してしまったのです。
携帯も繋がらない、人気も全く無い砂漠のド真ん中で、ぼくらは途方に暮れました。
しかし、KYの帝王は迷う事無く徒歩での探索を決定。
ぼくと彼(舅)で当所なく彷徨い、ラッキーだったら助けを呼んでみようという作戦のようです。
彼の辞書には
「女子供を残して行くのはキケン」
とか
「ガラガラヘビに噛まれるかもよ」
という注意事項は載っていないのですね。さすがは就職氷河期を生き抜いた男。
てか、そういう不遜な態度を取ってると、そのうち誰かに刺されちゃいますよ?
あと、そういうの専門用語で死亡フラグって言うらしいですよ?


てな感じの心の声とは裏腹に、舅は先程のガソリンスタンドへ、ぼくはより一層砂漠のド真ん中へと、前進前進また前進。
その間、キャンピングカーに残された姑&ぼくの嫁・リン&リンの妹&リンの弟&可愛いマイベイビー・キャサリンと言う、絶対的に貧弱なメンバーたちは、呑気に机を広げてディナータイムです。
アメリカンジョークも飛ばします。
ま、炎天下の下で死のロングウォークを続けるぼくと舅の現状を思うと、ぶっちゃけカチンと来ますよね。
そういう横柄な態度を取ってると、そのうち誰かに喰われちゃうよ・・・?
そういうのを、専門用語で・・・
(以下略)

そしてそんな束の間のディナータイムは、突如引き裂かれる事に。
目を離した隙に車から逃げ出した、一家の愛犬・ビューティを追って、荒野の奥地へと潜入した弟くんが、キレイに捌かれたビューティの骸を発見してしまった(らしい)のです。
慌てていた弟くんは、スッテン転んでそのまま気絶。
彼は一体どうなってしまうのか?!


・・・長いですねぇ。(´▽`;)
いつもにも増して長いあらすじとなっており、各方面の皆様にはご迷惑をお掛けしております。
と言う訳で、後半戦に入る前に、この作品を世に送り出した“ホラー界随一の男前”・アジャ監督の画像などどうぞ。

20070808003322.jpg  無駄に男前( ゚∀゚ )キタコレ━━!!

どうして・・・どうしてスプラッター監督のくせにこんなに・・どうしてこんなにかっこいブゴッ(←アガサが血反吐を吐く音)

気を取り直してあらすじ(後半戦)・・・
一方その頃、砂漠のどん詰まりまで辿り着いたぼくは、巨大なクレーターと廃車の群れを発見しました。
えーと・・・、コレ未知との遭遇・・じゃ・・ないよね?
そして何とかガソリンスタンドに辿り着いた舅が見たものは、壁に貼られた数多の「失踪者」記事と、「核実験による奇形」の記事・・・。

そうなのです。
なんとぼくら一家が誘導されたのは、奇形(フリークス)が食糧確保の為健常者を捕食しつつ生活している、恐怖の谷だったのです!
驚愕の事実を知り、慌てて家族の元に帰ろうとした舅は、酔いつぶれたガソリンスタンドの店主を発見。
しかし、どうやらフリークスの血縁者であったらしい店主は、自らの罪とフリークス一族の将来を儚んで猟銃自殺。
動揺していた舅もまた、フリークスの一人・ジュピターに襲われてしまいました。
・・・と、推測されます。

その頃、荒地で気絶していた弟くんは姉に発見され、無事キャンピングカーに帰還した模様。
実は、気絶していた間、フリークス一族の看板娘・ルビーが弟くんの貞操を守ってくれていたのですが、勿論彼らはその事を知る由もありませんでした・・・。
フリークスの一員と呼ぶには可憐過ぎるルビーちゃん。
見ようによっちゃぁ結構可愛いですよね、彼女。
ぼくが15年若かったら・・・いやぁ、ウソですよ!ウソ!
それにしても、今のリンの視線、ダイアモンドカッター並の鋭さだったね・・・アハハ・・ハ・ハ(;´▽`A
ま、それはさておきそんなルビーちゃん、パッと見ガチャさんに似てなくも無いよね・・・。
いや、赤いパーカーを被っているから、パッと見ムックさんか・・・?
目元はガチャさんだけど、色合いはムックさんで、と言う事は全体的に見るとゴメン、どっちでもいいや。


さてさて、そんな事情も(その時は)露知らずクレーターをぶらついていたぼくは、する事も無いのでキャンプに帰還。
まだ帰ってこない舅に思いを馳せつつ、まったりしていました。
しかし、ビューティの見事な活け作りを見てしまっていた弟くんだけは、砂漠に潜む何者かの影に怯えきっていました。
早く言やぁいいのに、ヘタレだった為にぼくらにその事を言い出せなかった弟くん。
なんとその間に、フリークス一族のエロ担当・リザードとプルートがキャンピングカーに侵入してしまったのです。
妹ちゃんに襲い掛かると同時に、離れた場所で巨大な松明を燃やして、ぼくらの気を引き付けるフリークスコンビ。
意外と策士よのう。

まんまとフリークスの作戦に嵌ったぼくたちは、まさかその間にリザードたちが妹ちゃんたちを強姦しようとしているとは考えもせず松明を接近確認。
するとなんと燃やされていたのは舅その人ではないですか・・!!
目の前でウェルダンな焼き加減になってゆく舅を見て、錯乱状態のぼくたちを尻目に、果敢にもフリークスに立ち向かっていった愛妻・リンと姑は殺され、愛娘・キャサリンも連れ去られてしまった・・・。

一瞬で愛する家族を奪われたぼく。
厳しくも愛情たっぷりに育ててくれた両親を失った兄妹。
仲の良かったつがいのわんこ・ビューティを捌かれたビースト(犬)。
寄せ集めの家族となったぼくらは、恐怖心を復讐心で乗り越え、悪食のフリークスたちに立ち向かう決心をするのでした・・・。


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もうハッキリ言いますが、
コレは本当に面白いです!!

1回目観た時は、
いやでももしかしたら、“日本でリリースされなかった幻の作品”だから何割か増しで面白く感じるのかも・・・
なんて思っていました。

ほら、特殊な状況下(海外のリゾート地)で出逢う人(サーファー等)が必要以上にカッコよく見えるのと同じで、帰国してから再会する・・・で、どちらさまでしたっけ?ときつねにつままれた様な気持ちに叩き込まれる、例のアレと同じ原理ですね。

しかし、コレは違う・・・!
2回、3回目を観て確信しました。
真の男前とは、半裸で獅子頭を小脇に抱えてお台場冒険王に行っていても尚、美しい・・・と! (←何を言っているのかよく判らない)

容赦ないグロ映像。
容赦ないフリークス映像。
合間に、ルビーちゃんの健常者へのせつない憧れ。(←涙無しでは観られません)
またもや容赦ない犬(ビースト)最強伝説。
そして最後に、容赦ないダグの男前っぷり。

登場当初はただの「舅に頭が上がらない娘婿」だったダグ。
舅(父ちゃん)が人間バーベキューにされてもまだ、オタオタするだけだったヘタレメガネのダグが、妻を殺され、子を拉致された事で一気に漢(おとこ)へと変貌する様は、ホラーで済ますには勿体無い程のカタルシスを感じさせてくれる事でしょう。

血にまみれ、埃にまみれ、他の犠牲者たちのカットされた手足にまみれ、フリークスをどつき倒すダグ。
返り血でズレたメガネを指で直す仕草なんて、余りに美しすぎてこれがスプラッター映画だと言う事を忘れてしましまいます。
と思った瞬間、画面に脳髄を飛び散らせて「ホラホラ、これはスプラッターだよ~ 間違えちゃダメだよ~」と思い出させてくれるアジャ監督。
もうなんか、とことん尽くしてくれる男ですね・・・コイツ(アジャ)は。

そして、そんな最強メガネ男子の地位を確固たるモノにしたダグに勝るとも劣らないビジュアルを誇るのが、他ならぬアジャ監督自身。
スプラッター監督には絶対に必要ない、ハイレベルなビジュアルは、映画監督史上でも最上級なのではないでしょうか。
そんなとろける様な男っぷりなのに、本編の中で披露してくれる事と言えば、
可愛いわんこを活け作りにしたり
身体障害者を人肉愛好者にしたり
身体障害者に女性を強姦させたり
一家の大黒柱(父ちゃん)をバーベキューにしたり
その後さらに、黒こげになった父ちゃんの頭に星条旗をデコレートしたりと
これでもかと言う程の鬼畜っぷり。

しかし、画面に張り詰める「異様な緊張感」や、小道具を振り回しているとは思えない「迫力ある格闘シーン」、身がすくむ様な「物凄く痛そうな描写」や、精神的な幼さを残す登場人物たちが「絶望を乗り越えて成長してゆく」さまなどが、長編3作目とは思えないほどキレのあるテンポで展開され、アジャ監督がただの男前のド変態ではなく、映像作家としての演出技量もしっかり持っているのがよく判ります。

ニクイ! 憎いぜこんちきしょー!!
とまぁ、愛してしまうほど憎たらしいアジャ監督の非常に完成度の高いスプラッターだったのでした。

アガサは運良く、レオニダス氏(通称・紫の腹の人)からお借りする事が出来、早い段階で鑑賞する事が出来たのですが、当初は日本で幻となってゆく予定だった本作。
まぁ、核実験で障害者になった人が人肉主食主義になると言う設定は、エグ過ぎると言うかデリケート過ぎると言うのも、確かによく判ります。
しかし、「被爆障害者の方が人肉主義になる」なんて、普通に考えてあり得ない事ですしねぇ・・・。
だったら「幼少期に母親を亡くした少年はみんな、若い主婦を屍姦するのか」って話じゃないですか。

そういうのを世間では屁理屈と言うのでしょうか?
しかし、果たしてそうでしょうか?

ともかく、ホラーファンの熱い願いが見事に実を結び、ついに日本版リリースを目前に控えた 『ヒルズ・ハブ・アイズ』 。
本当に見応えのある、優れたスプラッターでした。
血糊とメガネで、もう・・おなかいっぱいです・・゚・(ノ∀`;)・゚・
今世紀最高の恐怖とカタルシスを体感したい方は、是非レンタル屋さん(もしくはレコード屋さん)に駆けつけて下さいね!
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『The FEAST/ザ・フィースト』

2008年04月19日

フィースト1


フィースト2

フィスト3

フィスト4

タフィさんを本気で怒らせたら、リアルに“奥歯ガタガタ”言わされちゃいますよ?

あらすじ・・・
おっす!おらタフィ!
一人息子を育てる為に、場末のバーでウェイトレスやってんだ!
それだけじゃ食ってけないから、店のオーナーにも春を売ってんだけど、それは秘密な!

ある日、いつものようにこ汚い常連客が管を巻いていた店に、えっらいかっこつけた男が入ってきたんだ。
なんだおめぇ、ヒーローってのか?
すげぇな~、それ本名か?

ところがヒーローはあっちこちを怪我してて、慌てた口調でこう言ったんだ
「外には謎のモンスターがいる! もうすぐここも襲われるぞ!」
ってな。
おめぇ本気なのかよ?! おらそんなの信じねぇぞ!
常連客たちも最初は半信半疑だったみてぇだな。
でも、おらたちを説得していたヒーローがいきなり、窓を突き破ってきた 『ヴィレッジ』(シャマラン) みたいな被り物のモンスターに首根っこ掴まれて頭をもぎ取られた瞬間、全員納得。
あったりめぇだろ? おらたちこれでも良識派だぜ?なぁ、じっちゃん?
そのまま窓から飛び込んできたちっこいオバケみたいなヤツに、おらたちは大パニック。
なんか顔の皮剥がされてたやつもいたみてぇだな、 ・・・存在感無い奴だったからよく判んないけど。
まぁとにかく、そのちっこいのに何人か殺られながらも、なんとか冷蔵庫に閉じ込めたんだけど、今度は店のドアからえっらいかっこつけた女が入ってきた。
なんだおめぇ、ヒロインってのか?
まさかとは思うけど、それも本名なのか?

すげぇなぁ・・・ おらちょっと感動したぞ!

ヒロインは予想通り、さっきのヒーローの嫁だったみてぇだな。
何がどうなってんのか、状況がさっぱり理解出来ないおらたちを、ヒロインは持ち前のリーダーシップで牽引。
「持ち前」も何も初めて会った人なんだけど、それはナイショな!
バーの戸という戸を封鎖して、篭城って形をとるしかないおらたち。
外でギャーギャー喚いてるモンスターのやつらに、おらたちのパワーを見せ付ける為に、さっき捕まえてたちっこいヤツの死骸を晒してやる事にしたんだ。
手近でみっけた棒に刺して、そっと窓から差し出してみると、なんとアイツら、その死骸をムシャムシャ食っちまったんだぜ?!
で、そのままドギースタイルで繁殖行為開始!
って、おら「犬姿勢」が何の事なのかは判んねぇぞ! いちおう乙女だかんな!

精力をつけて、新しい子供まで産み落としたモンスター夫婦は、ますます攻勢を強めてきた。
おらたちも即席爆弾で対抗しようとしたんだけど、ま、たいした反撃にはなんなかったなぁ。
おまけに男連中は、大した提案はしないわ、内輪揉めはするわ、使えねぇったらありゃしねぇぞ!
しょうがねぇヤツラだなぁ・・・ こうなったらおらが何とかするしかねっか。
あんなに強そうなモンスターが相手なのかぁ・・・

そっかぁ・・

・・

なんかおら、ワクワクしてきたぞ!


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と、言う訳で(どういう訳?)、久しぶりのレビューは恒例のwataruさんお宝特集・第4~5弾!(←すごいアバウト) 『ザ・フィースト』 でございます。

言うまでもないのですが、本編はDBとは無関係ですのであしからず。

いかにもテキサスい(←wataruさん)場末のバーに、正体不明のエイリアン(モンスター)が乱入して来て巻き起こる珍騒動を描いた本作。
不必要に凝りまくった登場人物紹介で、わざわざ彼らの残り寿命までテロップで流しておきながら、全くそれとは関係ない順番で殺されて行くと言う、念の入った裏切り方が実にアガサ好みでした♪

『ディープ・ブルー』 でも使われた、「いかにも主人公っぽい人が真っ先に殺される」という小ネタから始まり、何の罪も無い子供が喰われる無情な展開、溢れる血潮、恒例行事の仲間割れ、まさかの見殺しなど、見所も満載。

そして、ホラー(スプラッター)でアガサが一番重要視している “反撃” がまた、ここ数年でも一番の爽快感!
紆余曲折を乗り越え、全てを失ったヒロインが、ラストに見せる鬼の形相と容赦ないタコ殴りは、「スーパー・女怖い・ムービー 『ディセント』 」のそれを上回る迫力なのではないでしょうか。
欲を言えば、もっと暴れまわってくれてもよかったですけどね

で、そんな本作で一つ不満を挙げるとするならば、モンスターに襲われるシーンのカメラがちょっと雑(というか見づらい)点でしょうか。
接写で素早い動きを映されると言うのは、臨場感を煽ってくれるものですが、それと同時に「何が起こっているのか皆目見当つかない」というのも事実。
画面上をちょこまかと動き回り、あっちこっちで生皮を剥いだ切株を量産したりしてくれるのはありがたいのですが、あいにく人間の動体視力には限りがありますので・・・ねぇ・・。

正々堂々と勝負せんか! 
と、今度機会がありましたら製作者を小一時間(以下略)。

そうそう、その製作者なのですが、本作の制作に一役買っているのは、なんとハリウッドの若き才能・マット&ベンなのですね。 
皆さん忘れているかもしれませんが、その昔アカデミー賞物書き部門を制してしまった過去を持つ2人ですので、こんなふざけたスプラッターに関わっている事について本作の予告編(むちゃくちゃ面白いデス)中でも、
「いいのか?マット?!大丈夫か?ベン?!」
なんて心配されておりました。

いやしかし、 『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』 を観れば一目瞭然ではありませんか・・・。
こいつらが、掛け値なしのアホだという事は!(←最大級の褒め言葉)

もし上記の作品をまだご覧になっていないという方は、是非一度お試し下さい><
アガサの人生で、1・2を争う傑作コメディですので♪

・・・えと、ちょっと話が逸れましたが^^;
とにかく、チープな舞台設定からアップテンポなストーリー展開、美しいヒロインによる怒涛の反撃など、とても愉快な切株アクションでした♪
既に続編(パート2&3)の製作も決まっているそうですので、そちらもちょっぴり期待したいと思います。 (←ちょっぴりなのか)

さて、wataruさんお宝特集もいよいよ残すところあと2本!
次は 『HOT FUZZ』 ですよー><!!
 
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『ヒルズ・ハブ・アイズ2』

2008年03月29日
HHE2_wallpaper1_1280.jpg
壁に耳ありヒルズに面白ダンジョンあり。

最近なかなかブログを書く時間が無く(←いえ、自業自得なのですが)、ましてやイラストなんぞもってのほか!と言う状態が続いております。
その上、先日あたりからは風邪症状(←これも自業自得)まで出始めて、ほとほと自分のアホさ加減にあきれ返る花の30代。

・・・そうか! 3の倍数だからアホなのか!!(←安友さん、これも拾ってやって下さい)

さてさて、それはさておきwataruさんにお借りした宝物品の数々も後半戦に突入。
今回は、ホラー界の貴公子アレクサンドル・アジャが撮ったかの名作 『ヒルズ・ハブ・アイズ』 の続編、略して 『ヒルハブ2』 をひっそりと鑑賞してみましたのでその感想などを・・。

あらすじ・・・
最強メガネ男子・ダグや最強わんこ・ビーストが、食人一家と死闘を繰り広げたあの核実験施設(通称セクター16)に、性懲りもせず再び政府関係者たちがやってきた!

で、喰われた! (正確には襲われただけ)

そこで、訓練を終えたばかりの国家警備隊の新人チームが、セクター16に彼らを救出にやってきた!

で、喰われた! (正確には襲われただけ)

・・犬は・・!
・・・犬(わんこ)は助けに来てはくれないのか・・!!

待て! 次号!! (次号は作者取材の為休載します)


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日に日に適当さに拍車がかかっているような気がしてきました。
「あらすじ」 は、アガサの健康バランスを大いに反映しております! (・・いや、断言されても)

名作の続編と言うのはツライものです。
絶対に前作と比べられ、絶対に前作を越える事は出来ないからです。

だったら続編なんかつくらなきゃ(モゴモゴ)

しかし、誰しも夢や野望を止める事など出来ない訳で、
「おれだって「ターミネーター2」くらい作れたんだ! おれが作った「ゴッドファーザー3」なら作品賞も獲れたんだ!」
と、映画史上数える程しか見当たらない “当たり続編” のお仲間に入れる事を信じて、あくなき続編製作に乗り出さずにはいられないのです。
止めときゃいいのにね☆ ┐(´∀`)┌

で、この 『ヒルハブ2』 もご多分に漏れず、偉大な前作には遥か及ばない、どこかで観たようなサバイバルホラーと成り果ててしまっていたのですが、しかし、もしこれがかの続編でさえなければ
「うひょー☆ 結構面白いじゃん><」
と、楽しめたであろう事もまた事実。

どこからとも無く舞い降りた食人一家と駆け出しの兵士が、やたらと穴の多い荒地を舞台に
トイレでセクハラされたり
落とし穴に落っこちたり
滑り台を滑ったり
フリークライミングしてみたり
石を落っことされたり
また落とし穴に落っこちたり
という様々なおもしろアトラクションを満喫しつつ退場してゆくのですから、そらぁ面白くない訳が無いですよね!皆さん! (“面白い”の定義はさておき)

あとは前作同様、若干ヘタレ気味のイケメンを投入して物語を引っ掻き回しつつ、彼の精神的成長とともに最後のカタルシスへとなだれ込めば一丁上がり。
ついでに、前作にはなかった「カワイイおにゃのこ」要素も追加しておけば、男子のみなさんにもご納得頂けるでしょう。
うんうん、そうでしょうとも。
確かにホラーとして必要な物は、おおかた揃ってるでしょうともよ。

・・・ホント、これが 『ヒルハブ』 の正当な後継者でさえなければね・・・。

という訳で、もしこれから 『ヒルハブ』 体験をされるという方は、思い切って「パート2」の方からご覧になると言うのも一つの手かもしれませんよ☆
どっちみち1作目との繋がりなんて皆無ですし。 (←ちょっと毒吐き)

さて、ちょこっと誉めておきましたので(そうか?)、ここからはアガサが感じた不満ポイントを。
この物語は中盤から地下トンネルがメインの舞台になりまして、新米兵士達は退路をことごとく絶たれつつも、仲間を救うため敵の要塞(←言い過ぎ)へと突き進むのですが、これがもうとにかく何処もかしこも真っ暗闇。
どこに何があるのかさっぱり判らない状態の中、危うく敷居につまづいたり、鴨居に頭をぶつけたり、挙句箪笥の角で足の小指を強打してもおかしくないような恐怖に、観客は思わず息が詰まりそうになる事必至でしょう。

・・勿論イヤミですよ、これ。

百歩譲って、地理関係がアガサの理解度を超えている点はよしとしましょう。
たとえ登場人物が「ジャンパー」だったとしか思えないような、ラクラク移動をしていたとしても、
たとえ登場人物が同じ場所ばかりを移動しているように思えても、
たとえ登場人物の位置関係がありえないくらい適当でも、
ふうん・・、不思議なダンジョンなんだね・・と思えば腹も立ちません。

しかし、映画の肝である食人一家との絡みを暗闇で済ましてしまうとはこれ如何に。
せっかく出てきた面白キャラが、何だか良く判らない間に兵士に頭を叩き割られてしまうなんて、勿体無いとは思わんかね。
(度々引き合いに出して申し訳ないですが)『ヒルハブ』1作目の評価すべき点は、乾いた、刺すような太陽の下で、家族対家族の潰しあいが描かれていた点だと思います。
「自分達が生き残るために、別の命を絶つ。」 という非人道的な行為。
本当は隠してしまいたい残酷な闘いを、あえて白日の下で展開するところに、アジャの鬼畜度誠実さを感じたのです。
「人殺しとはおぞましいものなんだよ」と。
そして駄目押しで、健常者に憧れる不幸せな少女・ルビーちゃんを登場させることで、さらにフリークス一家にも人間性を感じさせ、その潰し合いに無常さを与えた・・・。

それをこの続編では、暗がりで済まそうとする。(※全部が全部ではありませんが)

いいか、闇を利用するのはいい。 しかし、闇に逃げるな。

と、ちょっと上から目線で物申してみます。

以上、散々貶してしまった 『ヒルハブ2』 レビューですが、最後にとっても嬉しかった点を。
なんと、本作で生き残り合戦にチャレンジする女兵士の片割れが、 『クライモリ デッドエンド』 にて男前な女兵士エンバーを演じていたダニエラ・アロンソその人だったのですよー!><
ヘタレ男を守りつつともに命尽きるその最期が、 『エイリアン2』 のバスケスを思い起こさせるかっこよさだったダニエラさん。
なんと傑作食人一家モノの続編どちらもに、女兵士役で出演とは・・・。(しかもどちらの役も美味しいの

ステキだ・・・
ステキすぎるよ・・・  そのキャリア・・・
「すきなものだけでいいです」はこれからも、ダニエラ・アロンソさんを全力で応援いたします!

フレー! \(゚∀゚)/ フレー! \(゚∀゚)/ ダ☆ニ☆エ☆ラ!
食人界の星となれ!!
 (ヒドイ応援だな)
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