2008.03.29 (Sat)
『ヒルズ・ハブ・アイズ2』

壁に耳ありヒルズに面白ダンジョンあり。
最近なかなかブログを書く時間が無く(←いえ、自業自得なのですが
)、ましてやイラストなんぞもってのほか!と言う状態が続いております。その上、先日あたりからは風邪症状(←これも自業自得
)まで出始めて、ほとほと自分のアホさ加減にあきれ返る花の30代。・・・そうか! 3の倍数だからアホなのか!!(←安友さん、これも拾ってやって下さい)
さてさて、それはさておきwataruさんにお借りした宝物品の数々も後半戦に突入。
今回は、ホラー界の貴公子アレクサンドル・アジャが撮ったかの名作 『ヒルズ・ハブ・アイズ』 の続編、略して 『ヒルハブ2』 をひっそりと鑑賞してみましたのでその感想などを・・。
あらすじ・・・
最強メガネ男子・ダグや最強わんこ・ビーストが、食人一家と死闘を繰り広げたあの核実験施設(通称セクター16)に、性懲りもせず再び政府関係者たちがやってきた!
で、喰われた! (正確には襲われただけ)
そこで、訓練を終えたばかりの国家警備隊の新人チームが、セクター16に彼らを救出にやってきた!
で、喰われた! (正確には襲われただけ)
・・犬は・・!
・・・犬(わんこ)は助けに来てはくれないのか・・!!
待て! 次号!! (次号は作者取材の為休載します)
次号の前に
日に日に適当さに拍車がかかっているような気がしてきました。
「あらすじ」 は、アガサの健康バランスを大いに反映しております! (・・いや、断言されても)
名作の続編と言うのはツライものです。
絶対に前作と比べられ、絶対に前作を越える事は出来ないからです。
だったら続編なんかつくらなきゃ(モゴモゴ)
しかし、誰しも夢や野望を止める事など出来ない訳で、
「おれだって「ターミネーター2」くらい作れたんだ! おれが作った「ゴッドファーザー3」なら作品賞も獲れたんだ!」
と、映画史上数える程しか見当たらない “当たり続編” のお仲間に入れる事を信じて、あくなき続編製作に乗り出さずにはいられないのです。
止めときゃいいのにね☆ ┐(´∀`)┌
で、この 『ヒルハブ2』 もご多分に漏れず、偉大な前作には遥か及ばない、どこかで観たようなサバイバルホラーと成り果ててしまっていたのですが、しかし、もしこれがかの続編でさえなければ
「うひょー☆ 結構面白いじゃん><」
と、楽しめたであろう事もまた事実。
どこからとも無く舞い降りた食人一家と駆け出しの兵士が、やたらと穴の多い荒地を舞台に
トイレでセクハラされたり
落とし穴に落っこちたり
滑り台を滑ったり
フリークライミングしてみたり
石を落っことされたり
また落とし穴に落っこちたり
という様々なおもしろアトラクションを満喫しつつ退場してゆくのですから、そらぁ面白くない訳が無いですよね!皆さん! (“面白い”の定義はさておき)
あとは前作同様、若干ヘタレ気味のイケメンを投入して物語を引っ掻き回しつつ、彼の精神的成長とともに最後のカタルシスへとなだれ込めば一丁上がり。
ついでに、前作にはなかった「カワイイおにゃのこ」要素も追加しておけば、男子のみなさんにもご納得頂けるでしょう。
うんうん、そうでしょうとも。
確かにホラーとして必要な物は、おおかた揃ってるでしょうともよ。
・・・ホント、これが 『ヒルハブ』 の正当な後継者でさえなければね・・・。
という訳で、もしこれから 『ヒルハブ』 体験をされるという方は、思い切って「パート2」の方からご覧になると言うのも一つの手かもしれませんよ☆
どっちみち1作目との繋がりなんて皆無ですし。 (←ちょっと毒吐き)
さて、ちょこっと誉めておきましたので(そうか?)、ここからはアガサが感じた不満ポイントを。
この物語は中盤から地下トンネルがメインの舞台になりまして、新米兵士達は退路をことごとく絶たれつつも、仲間を救うため敵の要塞(←言い過ぎ)へと突き進むのですが、これがもうとにかく何処もかしこも真っ暗闇。
どこに何があるのかさっぱり判らない状態の中、危うく敷居につまづいたり、鴨居に頭をぶつけたり、挙句箪笥の角で足の小指を強打してもおかしくないような恐怖に、観客は思わず息が詰まりそうになる事必至でしょう。
・・勿論イヤミですよ、これ。
百歩譲って、地理関係がアガサの理解度を超えている点はよしとしましょう。
たとえ登場人物が「ジャンパー」だったとしか思えないような、ラクラク移動をしていたとしても、
たとえ登場人物が同じ場所ばかりを移動しているように思えても、
たとえ登場人物の位置関係がありえないくらい適当でも、
ふうん・・、不思議なダンジョンなんだね・・と思えば腹も立ちません。
しかし、映画の肝である食人一家との絡みを暗闇で済ましてしまうとはこれ如何に。
せっかく出てきた面白キャラが、何だか良く判らない間に兵士に頭を叩き割られてしまうなんて、勿体無いとは思わんかね。
(度々引き合いに出して申し訳ないですが)『ヒルハブ』1作目の評価すべき点は、乾いた、刺すような太陽の下で、家族対家族の潰しあいが描かれていた点だと思います。
「自分達が生き残るために、別の命を絶つ。」 という非人道的な行為。
本当は隠してしまいたい残酷な闘いを、あえて白日の下で展開するところに、アジャの
「人殺しとはおぞましいものなんだよ」と。
そして駄目押しで、健常者に憧れる不幸せな少女・ルビーちゃんを登場させることで、さらにフリークス一家にも人間性を感じさせ、その潰し合いに無常さを与えた・・・。
それをこの続編では、暗がりで済まそうとする。(※全部が全部ではありませんが)
いいか、闇を利用するのはいい。 しかし、闇に逃げるな。
と、ちょっと上から目線で物申してみます。
以上、散々貶してしまった 『ヒルハブ2』 レビューですが、最後にとっても嬉しかった点を。
なんと、本作で生き残り合戦にチャレンジする女兵士の片割れが、 『クライモリ デッドエンド』 にて男前な女兵士エンバーを演じていたダニエラ・アロンソその人だったのですよー!><
ヘタレ男を守りつつともに命尽きるその最期が、 『エイリアン2』 のバスケスを思い起こさせるかっこよさだったダニエラさん。
なんと傑作食人一家モノの続編どちらもに、女兵士役で出演とは・・・。(しかもどちらの役も美味しいの
)ステキだ・・・
ステキすぎるよ・・・ そのキャリア・・・
「すきなものだけでいいです」はこれからも、ダニエラ・アロンソさんを全力で応援いたします!
フレー! \(゚∀゚)/ フレー! \(゚∀゚)/ ダ☆ニ☆エ☆ラ!
食人界の星となれ!! (ヒドイ応援だな)
2008.03.23 (Sun)
『スリザー』

これでスネイルどもも完全撃破!ネイルなだけにね!! (編註※ スネイル=かたつむり は出てきません)
どうもこんにちは。
だいたいの朝はゾンビなアガサです。
起き抜けにロメロ作品を鑑賞しているのではなく、弱いのです・・朝が

(いわゆる一つの低血圧ってヤツでしょうか)
で、そんな生ける屍アガサが先日しでかした失態はコチラ。
「キムチ風味噌汁」
お味噌を溶いた後のお鍋に、気が付くと何故かキムチチャーハンの素を投下していました(T△T)
慌ててすくってはみたものの、ほんのり香るキムチの残り香・・・。
和風だしと韓国風味の絶妙なハーモニー・・って、マズイわボケエ!!ヾ(*`Д´*)ノ"
勇気ある方は一度お試しあれ☆ (責任は持てませんが)
さて、そんな本編とは全く関係ない小咄はさておき、今日は切株隊長・wataruさんにお借りした寄生スプラッター 『スリザー』 をさくっとご紹介いたしますですよ〜。
あらすじ・・・
金にモノを言わせてゲットした超カワイイ幼な妻から、久しぶりの夜の営みを拒否られた中年男グラント。
カチンと来たので夜の街へ繰り出した。
なんと逆ナンされた。
据え膳を頂戴しようと、郊外の森に来た。
やっぱヤメた。(←この辺ちょっと義理堅い)
しかし、森を後にしようとしたその時、グラントは奇妙な物体を見つけたのである。
なんだかヌメヌメしていて、にょろ長く、ちょっぴり幅広な部分もあるその物体・・・。
・・・もしや・・もしやこれは・・
・ ・ つ☆ち☆の☆こ ?!
やったぜ!おれはついにアノ幻の生き物を発見したぜ!
さてどうしよう♪どこに連絡すればいい?
兵庫の美方町に言えば、別荘地100坪貰えるってホントか?
岡山の吉井町も2007万円の賞金が出るらしいしなぁ・・。
にゃにゃっ! 新潟の糸魚川市に言えば1億円も貰えんのか?
よっしゃぁぁ これでオレも歴史に名を残し尚且つ大金持ちだぜぇぇぇ!!
と、一瞬浮かれたグラントが、実はツチノコではなくて地球外生命体だった物体に寄生されたからさあ大変。
小さな街は瞬く間に、ナメクジ的生命体に支配されるのであった。
<完>
・・・<完>じゃねえよ!Σ(`д´)
一人ボケつっこみがキレイに決まったところで
なんとも投げやりなあらすじで恐縮です。
一応お断りしておきますが、ツチノコパニック映画ではありませんのであしからず。(※なら書くな)
それにしても、wataruさんには結構な数の輸入版をお借りしてしまったのですが、そのどれもが大当たりで困ってしまいますなぁ。(困りはしないか)
でこの 『スリザー』 もまた傑作も傑作、大傑作!!
先日の 『クライモリ デッドエンド』 とシンクロしたかのような切れ味鋭い胴体縦割りイヴェントあり、ミンチあり、変異あり、繁殖あり、成長ありと、盛り沢山でありながらも且つまとまりのある作り。
ゆるい田舎町がナメクジ状の異生物に寄生され一気にカオスな状態に陥る様は、寄生侵略モノというよりまるでゾンビ映画のようです。
そうなんです。
歩き方のギコギコした感じといい、「ミート♪ ミート♪」と呟きながらアグレッシブに人肉に喰らい付く感じといい、寄生後の町民たちはまさにゾンビ状態。
80年代ホラーを思わせる音楽の使い方や、脱力感たっぷりのクリーチャー造形も、古きよきホラーファンの心をくすぐりまくりでこそばゆいったらありゃしない。
コイツぁかなりのテクニシャンですぜ・・奥さん!(*`m´)
(テクニシャンて
)で、余りにホラーテイストに力を注ぐと、大概の場合おざなりになってしまう宿命なのが「ドラマ性」なのですが、この 『スリザー』 はそこら辺もきっちりカバー。
年の差結婚に浮かれるオヤヂ・グラントと、貧困家庭から救い上げてくれたグラントに“義理”と“忠誠”と言う名の愛情で応える妻・スターラ。
そんなスターラを幼少期から愛し続け、でも人妻相手なので愛の告白も出来ず、見守り続ける事しか出来ない保安官・ビル。
この愛のトライアングルが、「寄生」という
ホント、皆さん真剣なんですよねぇ・・・。
特にグラントのスターラに対する愛は、あまりに真っ直ぐであまりに深い。
最初はビル→スターラの恋が成就する事を祈っておりましたが、途中からはグラントが気の毒で気の毒で・・・ねぇ。(涙)
そして、最初に寄生されたグラントの意識が、その後に続々と寄生される人々の脳にシンクロされる仕組みになっておりますので、仕舞いには町民総グラント化現象でスターラに迫り来たりなんかして。
「オレがグラント」 「ぼくがグラント」 「あたしがグラント」 「わしがグラント」・・・
って、超新塾かよ! (←わかる人いるのかなぁ・・)
ともかく、おぞましい肉塊と化したグラントと自己に目覚めたスターラが迎える愛の結末に、あなたもきっと涙するハズ!
あと、ホラーに欠かせない「美しく可憐なヒロイン(←めっさカワイイ♪)」に、「反抗的且つ使える少女(←この娘もカワイイ♪)」も勿論大活躍。
「キラキラの付け爪には全く興味が無い」と言う、女性として問題山積みなアガサですが、これを観るとネイルアートは人生に必須なのかも・・と思ってしまいましたとさ。(ま、多分すぐ忘れるのでしょうけど)
シーンの繋ぎ方もとても上手く、場違いな様な(でもこれで正解なのです)音楽にのせて一気に畳み掛けるようにキャラクターを描くクライマックスなどは鳥肌モノでしたよ><。
こんなイイ映画を観る事が出来て、もうwataruには足を向けて寝られませんわい!
あらゆるホラー&SF&ゾンビ&スプラッターファンに送る極上のプレゼント、 『スリザー』 の日本版DVDは、4月25日発売予定。
皆さん、一食飛ばしてでも観るっきゃないですZE! (あれ?これ前も書いたような・・・)
2008.03.19 (Wed)
『ファイナル・デッドコースター』

手間隙かけてます。
こんにちは、アガサです。
ちょっと最近立て込んでおり更新が滞り気味なのですが、心はいつも切株です。(←意味不明)
今日もハンバーグの材料を捏ねながら、
「こいつぁいい特殊メイクの部材になりそうだぜ・・」
と、ミンチでゴアな妄想に浸っておりました。
・・・母さん・・。
自分の中の変態部分が、日に日に勢力を増しています・・・。
(こういう事を書くから世帯主さまに怒られちゃうんだな、ぼくは。
)それはさておき、あらすじ・・・
今日はウェンディの高校の卒業記念パーティ。
てことで、学年総出で遊園地にやって来ました。
卒業生のパーティの筈なのに、OBとか下級生とかが紛れ込んでいるようですが、そこは大人の事情と言う事で。
どうみても5ダブか10ダブくらいこなしている様な、老け顔高校生がずらりと揃っていますが、そこも大人の事情ですよ勿論ですよ。
さて宴もたけなわ、ウェンディと恋人ジェシー&親友キャリーと恋人ケヴィンは、遊園地の醍醐味・ジェットコースターに向かいますが、ウェンディはなんだか今ひとつ気乗りがしないご様子。
順番が回って、自分の席が最前列だと知ると、更に気が重くなってしまいます。
ではここで問題。
自分の恋人がこの様な状況だったら、あなたはどうしますか?
1.乗車をキャンセルする
2.席を最後尾に変える
3.オレはオレの道を行く(最前列に乗る)
では答え。
どうしても最前列に乗りたかったキャリーとケヴィンはコイン勝負をし、勝ったキャリーとジェシーは念願かなって最前列に、負けたケヴィンはウェンディに付き添い最後尾に座る事になりました。
と言う事で答えは 3 。
自分が後列に下がるのが嫌で、友達に恋人の付き添いをさせるとは・・・。
ジェシー・・・最前列に貪欲な男・・・!
席順も無事決まり、いよいよコースターが発車しようとした刹那、ウェンディの脳裏を凄惨な事故の模様が過ぎります。
それはつまり、予知夢だったに違いない!
そう確信したウェンディは、全力でコースターの走行を妨害し、ケヴィンや周囲にいた友達を巻き込んで屋外に退場させられますが、コースターはその直後に予知夢通り大破。
降り損ねた恋人・ジェシーとキャリーは帰らぬ人となったのでした・・・。
・・で、まぁ後は例によって例の展開になる訳ですよ、奥さん。
「例によって」の部分が謎の方は、
“死に様博覧会” “死のピタゴラ装置” などの誉れも高い、本シリーズ。
見所はその言葉の通り “趣向を凝らした死にっぷり” でしかなかったりする訳で、
ストーリーや人間ドラマなんかクソ食らえ!
というスタッフの悪ノリ感だけを頼りに、ここまでやって参りました。
前2作と同じく、話の流れとしては
何がしかのイヴェントに於いて、主人公が死の予知夢
↓
「みんな逃げて〜(゚ロ゚;w)」
↓
「あんだよテメふざくんなYO!(`ε´)」
↓
と言いつつ数人が予定をドタキャン
↓
大惨事
↓
ドタキャン組が一人づつ血祭りに
と、至ってシンプル。
で、あとは続編の名に恥じない程度に、血飛沫の量を倍増してレッツゴー!
・・・え? 血糊だけじゃ不満だって?
よっしゃ判った! オレ、今回は装置もトコトン工夫して作るよ!
と、漢気溢れるスタッフが言ったとか言わないとか言う訳ないとか、ともかく今回第3弾では例の仕掛けの複雑さが格段にアップ。
「パリス・ヒルトンの成れの果てみたいなバカギャルが、日焼けマシーンでこんがりバーベキューにされる。」
ただそれだけの結果に至るまでが、まぁ長いこと長いこと。
持ち込み禁止のジュースを持ち込んで、日サロの店長が長電話して、戸棚の練り歯磨き(←推測)が落っこちてきて、裏口のドアに挟まって、ネズミが出てきて、作り付けの棚が緩んで、そいから・・そいから・・・
って、もうなんでもええわ!
このバーベキューのくだりはまだ簡潔な方で、その後展開される死の仕掛けなどは更に複雑さを極めて行き、結局のトコなにがどう作用してこう(血まみれに)なったのか、さっぱりわからなくなると言うおまけつき。
それはまるで、お酒に呑まれて絡んでくるオヤジの自慢話の様な回りくどさだそうな。
・・・ホントくどい。
だが、それがいい。(←誰?)
しかしこれを観ると、1作目がいかに素直な作品だったかと思い知らされますねぇ。
なんだか久しぶりに、1作目から観直してみたくなってしまいました

とにかくストーリーや捻りなどは潔く放棄して、記録よりも記憶に残る死に様を追求する作り手の情熱には頭が下がりますし、手間隙かけた装置の数々はホラーファンならきっとお気に召す事でしょう。
未見の方は是非一度ご賞味あれ♪
タグ : ホラー 切株
2008.03.16 (Sun)
『クライモリ デッドエンド』 (クライモリ2)

食べ残し厳禁!!
管理人のアガサです。
毎度こんなブログをご愛顧頂き、ありがとうございます。
皆様のお陰で、なんと気付いたら
20万アクセスを突破
しておりました!なんというか、ホントにホントにありがとうございますo(≧∇≦o)(o≧∇≦)oキャー
更新も滞り気味のヘタレブログではございますが、よろしかったら今後とも、よろしくお付き合い下さいませ☆
・・・しかし・・にじゅうまんですか・・・(ゴクリ)
塵も積もれば山になるモノなんですね

。あと、折角なので、何か記念イヴェントでもやりましょうか・・・どうでしょうか?
何かアガサに「アレのレビューやってみて」「コレの体験レポートやってみろ」等リクエストありましたら、お気軽にご提案下さい。
・・・でも、スリーサイズはNGなのヨ
(←聞かれてない)・・・では、今回のレビューはwataruさん☆いいモノ貸して下さってありがとう特集・第2弾。
“生きてるコトは食べるコト”でお馴染み食人一家モノ 『クライモリ デッドエンド』 行ってみます!
あらすじ・・・
仲良し奇形家族のスティーヴンさん。(仮名)
今日の晩ご飯は、山林で狩って来た都会っ子。
明日の晩ご飯は、水辺で狩って来た都会っ子。
明後日の晩ご飯も、山道で狩って来た都会っ子。
多分来年の卒業シーズンの晩ご飯も、森で狩って来た都会っ子。
毎日毎日都会っ子のモツ煮込みばっかりで、父ちゃん青汁飲まなきゃやってらんないよ。
てか、狩り過ぎだろう・・・。
今日の記念に
近親相姦の繰り返しの果てに生まれた、超ストロングでデンジャラスな奇形トリオが、地図にも載っていないような田舎の森に迷い込んだ都会っ子たちを狩りまくる 『クライモリ』 。
その、とびきり挑発的な続編が、劇場公開なんてナマっちょろい手順を飛び越してDVD界に見参!
・・・いや、要はDVDスルーされたってコトなのですが。
どこが劇場公開への道を阻んだのか?
と聞くのが野暮なくらい、とにかくタブーのオンパレードな本作。
前作では「近親相姦ばっかやってっからダヨ!」くらいで片付けられていた、怪力奇形トリオのパワーの源が、実は「近親相姦+廃棄物汚染」だった事が判明しますが、まさか今さらそこがDVDスルーの原因だなんて言いませんよね?
それとも、奇形一家の新生児に対する扱いが問題視されたのでしょうか?(※ミルクの替わりにスゴイものを与えていた)
イやもうそんな事はどうでもいいのですよ。
お陰で(と言うか何と言うか)、今回のグロ度数はガイガーカウンター振り切ってしまっていますから!
「YOUたち、山林で過酷なサバイバルをしちゃいなヨ!」と言うリアリティ番組の収録の為、えっちらおっちら集まった都会っ子(とクルー)たち。
ナンパ命のチャラ男ジョーンジー、おサセのエレナ、明らかに暗い過去を持つニーナ、故障したフットボール選手ジェイク、イラク従軍経験がある女兵士エンバー、そして歌手志望のキンバリーが、その参加メンバーになのですが、キンバリーは本編が始まって直ぐに奇形一家の罠に嵌り、縦真っ二つにされるという面白イベント(←酷)がありますので、早々と退場してしまいます。
そこで、なかなか現れないキンバリーの穴を埋める為、ディレクターの恋人兼プロデューサーのマーラが、6人目のメンバーとして投入される事に。
かくして、彼らを仕切る役目の退役軍人・デイル大佐と共に、一向は山の中をサクサクお散歩する訳なのですが、その山こそが奇形一家の縄張りだったからクライシス。
森の木陰でハアハア言いながら、都会っ子にロックオン☆するフリークスの皆さん。
斧投げる!
木に吊るす!
弓で射る!
落とし穴に落っことす!
・・・で、その後はまぁ、ボチボチ捌きまひょか? てな余裕すら感じる弄びっぷりで、観ていてホントに気分がいいですね! (←人として問題発言?)
「省く事には何のメリットも無い」と、よぉく判っていらっしゃるスタッフにより、手間隙かけて精巧に突作られたゴアシーンは、手足が飛び、頭が割られ、運動会の万国旗の様にはためく十二指腸の下をゴールインするかのような爽快感。 (←若干意味不明)
コレはほんに良い切株ですなぁ♪(‘ ∀‘ )
そこに奇形一家による、親子愛、夫婦愛、兄弟愛、なんか知らないけど愛、などなど、溢れんばかりの各種愛が加わって、ゴア映画として最強クラスの破壊力を手に入れておいでです。
ここまで潔くぶちまけて頂けると、観ている方もスカっとするのですよね。
空気が読め過ぎる製作陣に、心からの賛辞と感謝を捧げたくなる逸品でした。
アガサは海外版を観ましたので、例の如く英語面で若干の不安はありましたが、日本語版も4月4日に発売されるらしいので、切株ファンの皆様は一食飛ばしてでも一見の価値アリですぜ!
それにしても、1作目よりも更に家族の構成や役割、絆まで描かれた本作は、ますますケッチャムの「オフシーズン」そのまんまですねぇ。
これがOKなのだったら、「オフシーズン」も映画化すればいいのになぁ。
イヤ、もうコレが映画化みたいなモノか・・。
なにはともあれ、wataruさんには感謝感謝でございます♪
2008.01.24 (Thu)
『ホステル2』

ホステル業界の意外な内幕を、ペーソスたっぷりに描く話題作。 (ウソです)
先日 『28週後...』 を観るにあたって、嫌ホラー家の世帯主と不毛な押し問答を繰り広げたアガサ。
今回は、もう一本の問題作へ。
ア 「ねぇねぇ、もう一本観に行ってもいいかなぁ?」
世 「何観るの? どうせまたゾンビだろ?」
ア 「・・・ゾンビではないよ」
世 「じゃあ何?」
ア 「え?! え・・えっと・・ こ・怖い映画・・・」
「怖い映画て・・・小学生か。」 (世帯主談)
と、華麗につっこまれたのですが、
「スロバキアで女子大生が人身売買されて拷問される映画」
だなんて、嫌バイオレンス家の世帯主さまには口が裂けても言えませんよねぇ・・。怖くて。(色んな意味で)
とりあえず今度聞かれたら、「切り株映画だよ」と言おうと思います。
何となくカントリー風な響きですし。
てな訳で、紆余曲折(?)を乗り越えて無事鑑賞出来た 『ホステル2』 。
切り株映画の名に恥じない弾けっぷりの本作を、大オチを解放しつつレビュー!
あらすじ・・・
エリート・ハンティング運営委員会がやらないといけない事。
その1 ・・・密告に気を付けつつ会員集め
その2 ・・・契約書作成
その3 ・・・司法への目配せ
その4 ・・・ハンティング施設のメンテナンス
その5 ・・・温泉のメンテナンス
その6 ・・・逃亡者の後始末
その7 ・・・会員へのメールマガジン発行
その8 ・・・関係者(特にサクラ)への圧力
その9 ・・・現場の証拠隠滅
その10・・・税金対策でヘリ購入
その11・・・兵役経験者を警備員として勧誘
その12・・・警備員の労災申請
その13・・・ヨーロッパ各地の施設に潜入し、獲物選び
その14・・・獲物の行く先々にサクラを配置し、スロバキアに誘導
その15・・・スロバキアの温泉内にも多くのサクラを配置
その16・・・会員の送迎サービス(専用ジェット機使用)
その17・・・会員へ刺青サービス(ただし強制)
その18・・・獰猛犬の一括購入
その19・・・獰猛犬の散歩(一日最低1時間以上)
その20・・・獰猛犬のトリミング
結構カツカツなんですよ。(支出バランスが)
そんなエリート・ハンティングの愉快な仲間たちが、新たな獲物にロックオン。
ターゲットはローマの美術大学に留学中のアメリカ娘3人組。
なにせアメリカ人は高値がつく。
しかも女。 女子大生。
計算通り、女子大生3人組はまんまとスロバキアの温泉地にやって来た。
全世界の会員から選りすぐったメンバーに、入札の案内も済ませた。
あとは獲物の入札をスムーズに執り行い、世界の特殊な嗜好を持つエリートたちに思う存分狩りを楽しんで貰う。ただそれだけ。
なお、当クラブに於いては返金・途中辞退・苦情は一切受け付けておりませんので、くれぐれもご留意のほど宜しくお願いいたします。
では、心ゆくまで狩りをご堪能下さい。
なんかねぇ、
前作で登場し、全世界のホラーファンの肝を凍りつかせた「エリート・ハンティング・クラブ」。
人殺し願望を持つお金持ちに、思う存分人殺しを満喫して貰う為に結成された組織ですが、今回の続編ではその全容がかなり詳しく描かれています。
細かい所まで行き届いた気配り・・・。
予想以上に世界規模な組織のネットワーク・・・。
大量のわんこ・・・。
社員も大量・・・。
こりゃあ、かなりの必要経費ですぜ!ダンナ!
当然の事ながら、経理の人や総務の人、施設内の蛍光灯を変える人やたまった新聞をくくる人など多くの従業員も抱えているでしょうし、人件費だけでもかなりのモノなのではないでしょうか。
そんなカツカツ組織・エリートハンティングの、今回知った新たな規約。
それが
「獲物にはキッチリ止めを刺すべし」
と言う事。
いくら常々「人を狩ってみたい・・」と思ってはいても、実際に我が手を汚せば心が動揺するのが人間と言うもの。
狩りが初めての人間なら尚の事です。
しかし、どんなにビビリでも後戻りは出来ない。 それがこの組織。
途中で現実と空想の違いに気付いて退場しようとなんてしたら、いくらエリートであろうとも速攻でわんこがじゃれ付いて来るのです。
しかも、ただじゃれ付くだけならいいのですがエリートな贅肉まで齧ってくれるので、ヘタしたら失血死モノです。
と言うか、旅先で一般人が行方不明になるのと、会社社長や役員が居なくなるのとでは、後の騒ぎの規模にかなりの開きがあると思うのですが・・・。
たとえばアッコがある日突然失踪したら、竜太は死に物狂いで捜索するだろう。 と言う事ですよ。
・・いや、探さないか。 (逆に)
峰竜太の野望はさておき、もしも旅先でそんなエリート・ハンティングに捕まったら、もう二度と太陽の光を拝む事は出来ません。
前作で指を失いつつも何とか脱走に成功した青年も、折角帰国して田舎に潜伏していたのに、結局追っ手に捕まって派手に首を刈られていましたし。
と言うか、猟銃自殺かなんかで死体が見つかるのと、首ちょんぱの変死体が見つかるのとでは、後の警察の捜査規模にかなりの開きがあると思うのですが・・・。
たとえればアッコにまかせっきりだったMCをある日突然まかされてしまったら、竜太のストレスは如何ほどか。と言う事ですよ。
・・いや、発奮するか。 (逆に)
峰竜太・・・怖い子・・!
それはさておき、どんなホラー映画に於いても、観客が一番感情移入するのはズバリ 「反撃」 。
不死身の殺人鬼、冷酷無比な犯人に追い詰められた時、主人公はどうやって脱出&決着をつけるのか?
この 『ホステル』 シリーズも、前作でまんまと脱走者を出してしまった猛省の甲斐あってか、今作では警備の本気度がさらにアップ。
各部屋の防犯カメラに始まり、廊下に仕込まれた防護柵、殺人わんこ、などなど、まさにネズミ一匹通さない鉄壁のディフェンスっぷり。
普通はどの映画でも、「ここを突けば逃げられるかも」という余地を残してくれるものですが、この 『ホステル2』 にはそれが無いのです。
何度もエリートハンターの裏を掻こうとしながらも、結局どんなに足掻いてもこの施設から脱出する事など不可能だ。という絶望的な空気に包まれるヒロイン。
さて、彼女はは一体、どうやってこの窮地を脱するのでしょうか。
それはなんと、普通に大金。
捻りが無くて、どうもスミマセン。
中盤付近で伏線として、
彼女だったらスロバキア(国)ごと買えるわよ
と言う、ヒロインのお金持ちっぷりを解説するセリフがあったのですが、その設定をそのまま持って来て、
自分を狩ろうとしていたハンターよりも高額で、ハンター自身を買い直す
と言うビックリな反撃に。
いえ、当然すぎる反撃に。
そりゃあお嬢様は充分なお金を持っていらっしゃるのだから、使うなら今を逃していつがある?ってなものですよね。
きっとこの人の口癖は、「パンが無いならキャビア丼を食べればいいじゃない。」でしょう。(若干意味不明)
力を持つものが、その力を行使する事に躊躇する理由などないのです。
それが弱肉強食という、この世の定め。
観る人を激しく限定させる“切り株天国”に於いて、そんな人の世の無情や恐ろしさをきっちり映し出してくれたイーライくん。
やはりケッチャムの「オフシーズン」を映画化出来るのは君しかいない!
そう確信したアガサだったのでした。
※参考までに・・・
スロバキア共和国の国内総生産(GDP)は約550億ドル(2006年度)だそうです。
・・・550億ドル・・・
・・・・6兆円くらいか・・・?
結論。
ヒロインの正体は、女装したビル・ゲイツだったに違いない。

