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『ラスト・キング・オブ・スコットランド』

2008年10月09日
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第79回アカデミー賞 主演男優賞 受賞作品

と言う訳で、予告どおり開催中の “秋のマカヴォイ祭り・第2弾”の今回は、ハリウッドのべー師匠ことウィテカーさん主演の 『ラスト・キング・オブ・スコットランド』 を鑑賞。

あらすじ・・・
医者の父を持つニコラスは、無事医師免許を取得したものの家業を継ぐ気持ちにもなれず、とりあえず「日本全国ダーツの旅」みたいな感じで赴任先を選ぶ。
地球儀を回して目を瞑り、一番最初に指差した国で“第一村人発見”を目指すのだ。
しかし、最初に指が示した国はカナダ。
・・・先進国じゃん・・。
そこで、カナダは見無かった事にしてもう一度トライ。

かくしてニコラス青年は、なんとなく「いい事やってあげてる感がたっぷり味わえそう」な発展途上国・ウガンダへと降り立った。
期待通りのド田舎で、病人の8割方は村の祈祷師に頼っているという状況の中、高尚な志を思う存分貫こうと奮闘するニコラス。
しかし、まだ大学を出たばかりの青臭い若造だったニコラスが、その実情に閉塞感を感じ始めるのに、大した時間は必要なかった。
派手なオペも、患者からの尊敬の眼差しもなく、いとも簡単に直面する多くの“死”。
そんな地味で悲惨な現実に、あっという間にやりがいを無くす、ダメ人間のニコラス。
職場に唯一の女性スタッフ・サラに、やる気を見出そうとするものの、人妻だったサラは貞操を死守。
そんな中、フラれてますますやる気減退のニコラスに転機が訪れた。

ウガンダの大統領・アミンの捻挫をたまたま治療したのがきっかけで、彼とドッキドキ急接近。
若さゆえの情熱で、たちまちアミンのカリスマ性の虜になってしまったニコラスは、アミンに求められるまま彼の主治医に就任してしまったのだ。
田舎を離れ、ウガンダの首都へと移ったニコラスは、アミンによって熱烈な歓迎を受ける。
家も高級、車も高級、サラリーも高給という、まさに“これぞ医者”な生活に大満足のニコラス。
アミンからは最上級の信頼を受け、気分は大統領の懐刀。
一方、ウガンダ国内は荒れに荒れていた。
止まらない内乱。
都市部と農村部とで広がる格差。

巧みにアメとムチを使い分け、民衆の心を完全に奪ってしまったハート泥棒アミンはしかし、世にも恐ろしい独裁者でもあったのだという事は、既に多くの国内外の人々が知るところとなっていた。
それでもなお、周りの忠告の声にも耳を貸さず、アミンの指導力に心酔していたニコラス。
そんな中、自らの迂闊な一言が誠実な一人の人間を死に至らしめた事を知り、初めて自分が恐ろしい深淵に入り込んでしまって事に気付くのだったが・・・。


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またもや長々とあらすじを書いてしまいましたが、要するに
アミンかっこえー

アミンおもしれー

アミン怖えぇ・・?

アミン超怖ぇぇぇぇぇぇ!!((((;´Д`)))
という、一人の青年の移り行く心の機微を繊細且つ大胆に描いた、一大人妻ラブロマンだと言う事です。

うそです。


権力に憧れる人、権力者を志す人というのは、どのポイントから私利私欲の坂を転がり始めるのでしょうか。
初めから「金も女もオレのもんだ」てな風に欲望に忠実な人は、そんなにいない筈。(←アホな2世や3世を除いて)
みんなの暮らしをよくしたい。
全ての人が不安を抱えず生きて行ける様にしたい。
そんな崇高な夢を現実にしたいが為に、頂点を目指す筈。 いや、目指していた筈。

なのに人は、“力”を手にするとそれにいとも簡単に溺れてしまう。
金にモノを言わせてねじ伏せる。
言う事聞かないヤツは、社会的に抹殺する。
多数決で決めようとする。
しかも票はきっちり操る。
有り余るほどのお金を手にしても、いつか必ず人には死が訪れる。
なのにそんなにお金が欲しいのか?
いくらでも欲しいのか?

否、欲しい!  オラももっとお金欲しいなぁ!!!(←ダメ人間)

じゃなくて。

本作の“食人大統領”ことアミンも、最初はウガンダという国をなんとかしたいと言う理想を持っていたはずです。
貧しい農村部に生まれ、辛い幼少期を送っていたからこそ強く抱く様になった、滾る様な野心。
それが実を結び、国のトップの座を奪い取った時も、まだ“民衆が餓えや病気に苦しまない様な生活”の事は考えていた筈。
それが、政敵によるテロ活動や暗殺の罠を掻い潜るうちに、どんどん猜疑心に蝕まれ、正常な視点が持てなくなって行く。
オレが死なない為に・・。
オレが殺されない為に・・。
その為に形振り構わず、あらゆる悪い芽(と思い込んだモノ)を潰そうと決意した、殺戮者アミン。
でっかい体のクセに、とんでもない臆病者だったのですね。
まぁ、“力”を持つと、同じだけ“力”に怯えるのは仕方ない。 
何故なら誰よりも“力”の恐ろしさを知っているのだから。

卓越した演技力で、そんな“気は小さいが力持ち”な狂人・アミン大統領を説得力たっぷりに演じたウィテカー師匠が素晴らしい。
ユーモアのセンスも抜群だったらしいアミンの魅力が、ウィテカー師匠の屈託の無い笑顔のお陰でひしひしと伝わってきます。
で、その後の鬼畜っぷり。
さすがは師匠です!
よっ! オスカー俳優!!
『バトルフィールド・アース』の事は、この際無かった事にしちゃえばいいと思うよ!

ただし、本作の監督さんはなんでも、
「ウィテカーがアミンそっくりでびびった」
などと語っていたらしいのですが、どう考えても当時のウガンダにこの監督さんが居たとは思えないので、今度会ったら「お前ホントに実物見て来たのかよ」と軽くシメておきたいと思います。

そして、そんな圧倒的なパワーを誇る師匠に優るとも劣らない存在力と演技力を魅せてくれたのが、言うまでも無く我らがマカヴォイ。
ビックリするくらいカメレオン俳優なんですね!
『ウォンテッド』 とも 『ペネロピ』 ともタムナスさんとも違う、女好きで情けなくて意志の弱い青年がそこに居ました。

物語の中の役割としては、
人妻にちょっかいかけたり、余計な事をしたり、人妻に色目使ったり、余計な事言ったり、人妻に手をつけたり、人妻を孕ませたり、人妻☆危機一髪になったり・・
と、かなりイラつく人物なのですが、実際私たちが同じ様な状況にあったら、案外こんなものかもしれません。
自分には無い魅力(しかも圧倒的)を持つ人物から、「オレにはお前が必要なんだ」と求められたら・・・。
その瞬間、相手の魅力(やパワー)に自分が同化した様に感じてしまうのではないでしょうか。
そしてその“力”を手放す事は、そう容易い事では無いのでは・・。
人間とはかくも弱い生き物なのだと、ニコラス青年の悲惨な結末を観ていて痛感させられました。


・・・ええと、本当はもっと言いたい事や書きたい事があったのですが、とんでもなく長くなってしまいそうなのと、頭が全く纏まらなくなって来ましたので、本日はこの辺で切り上げたいと思います。

ちなみに、『ラスト・キング・オブ・スコットランド』 と言う題名について。
ウガンダの独裁者なのに、何故“スコットランドの王”なのか?
と、散々頭を絞ってみたのですが、本編中にも説明らしい説明はなかったのですよねぇ。
アミンとニコラスの初対面シーンで、ニコラスがスコットランド人だと判った瞬間に破顔するして、
「俺、スコットランド大好きなんだ! マウマウ団の粛清の時も一緒に戦った仲だしな!」
と言うアミン。
そう言う裏事情にプラスして、英国の植民地から独立したものの監視下に置かれ続けているウガンダ(我が身)の状況と、嫌々UKに併合させられたものの心はいつも独立国家なスコットランドの状況が、ダブって見えたせいもあるのかもしれませんね。
つまり、「なんとなく他人な気がしない」・・・みたいな!

まぁ、だからと言って自分を“スコットランドの最後の王”呼ばわりするのはどうかと思いますが。
おまww そりゃちょっと言い過ぎだろwww
スコットランドの皆さん、コレちょっと怒ってもいい所かもしれませんよ。(大人だからいちいち怒らないのかなぁ)

後半にとびっきりの残酷描写がありますので、その点だけはご注意(&心の準備)頂く方がいいかと思いますが、映画としては申し分ない傑作だと思いますので、未見の方は是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。
『ペネロピ』 の記事に本作のお薦めコメントを下さった皆さま、本当にありがとうございました!

“秋のマカヴォイ祭り・第3弾”は 『つぐない』 を鑑賞予定ですので、よろしかったらまたお付き合い下さいませ♪ (ちょっと先になりそうなのですが^^;)

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『The Lost』 (黒い夏)

2008年09月13日
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鬼畜小説家・ケッチャムの胸くそ悪い傑作 『黒い夏』 を完全映像化した本作は、果たして映画としても虫唾の走る傑作と成り得たのか?



あらすじ・・・
人より優れた容姿に恵まれている(と自負している)ものの、身長に若干恵まれなかった男・レイは、手下どもを引き連れて訪れたキャンプ場で見かけた、2人組の美女を殺す事にした。
何故なら、彼女達は明らかに高そうな物をさり気なく身につけ、明らかにいい大学に通っていそうで、明らかにレイの様な田舎のモーテルの従業員は相手にしてくれなそうだったからだ。
てな事を認めるのは癪なので、一応「こいつらがレズだから」と言う事にしておこう。
レイの犯行は、一人の死と、もう一人の植物状態化によって、完全犯罪として世に葬られたのであった・・・。

4年後、植物状態だった被害者は、結局意識を戻す事のないまま死んだ。
「犯人はレイに違いない」と見切っていたものの、証拠が掴めない為なす術も無かった刑事・チャーリーは、被害者の死がきっかけとなり、眠らせていた刑事魂を再び燃え上がらせる事に。
とは言っても、決め手となるモノは何も無いので、とにかくレイに精神的な圧力をかける事に専念した。
私生活の不充実さ具合も、この際なので全部レイへの圧へと転嫁した。

レイはと言うと、相変わらず4年前と同じ手下を引き連れて、小さな体に宿る大きな虚栄心を満たしていた。
4年前と違う点といったら、つい先日ナンパに成功したキャサリンの存在だろうか。
都会からやってきたキャサリンは、明らかにレイのガールフレンドたちとは比べ物にならないくらい垢抜けていて、聡明で、美人で、ナイスバディで、トンチも鮮やかだよ一級品。
そんな「住む世界の違う」彼女が、レイの誘いに応じてくれた。
レイは、今まで味わった事の無い感情に突き動かされていくのであった・・・。

しかし、そんな「この胸の苦しみは・・・もしかして・・これが恋なの?」状態のレイは、チャーリーの仕掛けた包囲網により、着実に追い詰められていた。
声を掛けた女性にこっぴどくフラれ、ドラッグパーティを開けばガサ入れされ、上物のヤクはトイレに流す羽目になり、入れ込んでいたキャサリンからもコケにされ、挙句には自分の意のままだと思っていた手下どもにも裏切られたレイ。
プライドを完膚なきまでに叩きのめされ、取り繕うモノも何も無くなったレイは、4年前のあの日から大事に隠し持っていたライフルを手に、あるがままの本能に従う事にした。
つまり、邪魔なヤツは殺すだけ殺して、女どもは全員オレのモノにする。

世界はいつだって、レイだけの為に存在していなければならないのだ。


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あらすじ内の薄いブルーな部分は、原作ではみっちり書き込まれているものの、映画版では省かれていた部分です。

よりにもよって、一番肝心な心象部分をなぁ・・・(いや、これ以上は言うまい。)

基本的には、大変原作に忠実に作られていた本作。
中でも、レイの人となりを素晴らしく表している「ブーツの中に潰した空缶をイン☆」のくだりは、冒頭、本編が始まる前にまでテロップで注意書きされる念の入りよう。
勿論本編中にも、「シークレットなブーツが完成するまで」のハウツー描写をねっちりと挿入。
これ、アレですよねぇ・・・。
キャラクター表現うんぬんと言うより、スタッフの悪意の現れの様に感じられるのは何故なんでしょうか。
まぁ、それくらいの嫌われキャラなんですけどね、レイって男は。

その他、いかにも場末チックなレイの(長年連れ添った)恋人や、負け犬臭たっぷりなレイの子分も原作のイメージそのままですし、細かいエピソードの再現率もなかなかのモノです。
しかし、その再現シーンの乱れ撃ちが、逆に本作を散漫な印象に仕上げてしまっているのが、「残念」と言うか「予想通り」と言うか・・。
先程も書きましたが、
レイの捻れた(偏見とコンプレックスに満ちた)性格だとか、
チャーリーが公私をやや混同しつつも、勢いに任せて掛けまくってしまった圧力の数々だとか、
キャサリンと言うキャラクターの特異さ加減だとかが抜けているせいで、レイの辿る破滅への道がなんだか足早すぎる様に感じてしまうのです。
“コロコロと転がっていく” のではなく “ポンポンと跳ねて飛んで行く” という感じに・・。

意外と多い登場人物の説明が最小限な為、感情移入がし難いという点も残念でした。
中でもチャーリーの元相棒・エドや、その超若い恋人サリーなんかは、一番重要なのに一番省略されていた部分で、画面に出てきたと思ったらイチャイチャして、なんか突然ケンカして、あっという間にレイに拉致されてしまうサリーの可哀想な事といったら・・・
しかも、そんな可哀想なのに今ひとつ感情移入も出来ない(されない)ってか。
あまりの仕打ちに全米のサリーファン(と猫ファン)が泣いた・・・!!

まぁ、「これ以上は言うまい」と言いながらも結局色々書いてしまいましたが、一番肝心な“レイ”が見事に役にはまっていましたので、物語にそれなりの説得力はあったと思います。
勿論、「充分な」とは言えませんがね。(←まあまあ上からな目線だな)


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『ブラッド・パラダイス』 (原題TURISTAS)

2008年09月01日
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なんやその潤んだ眼差しは! そういうのはヤンマガとかヤンサンとかもしくはスピリッツ辺りでやっとくれ!


あらすじ・・・ブラジル流に臓器をゲットする10の方法

1. 浜辺にイカした海の家を設営して、アホなバックパッカーが来るまで待機。
2. アホが来たらゴキゲンなパーティを開き、一服盛って前後不覚に落とし込む。
3. 寝入ったら、とりあえず1~2人程先に持ち運ぶ。
4. 残りは自由行動。
5. 自由行動で行き詰って来たのを確認したら、地元民に山奥の隠れ家に誘導させる。
6. ただし徒歩で。 (10時間前後は時間をみる事)
7. 隠れ家に到着したら、もっかい自由行動。
8. アホどもが寝静まった頃ヘリで襲撃。
9. ドナーを適当に見繕って、手術開始。

おしまい。


アレ・・・?
9個・・しかない・・  のかな・・? ま、いいよね!
じゃ、9の方法ってことで! 
(←投げやりな訳じゃないですよ)

wataruさんにお借りしていた、“本当は怖い旅行シリーズ”の日本未発売版 『TURISTAS』 のレビューを、るしはさんがされているのを見て、自分が書きかけのままだった事を思い出して、慌てて続きを書きました。
・・・もうなんか、この小学生みたいな文↑をなんとかしてください・゚・(ノД`;)・゚・

本作の第一印象はと言いますと、
テキサス、スロバキア、オーストラリア、そして真打ブラジル登場!
って事ですかね・・・。
しかし、各国とも“人狩り”を生業にしているものの、その動機(というか目的)はというと結構多種多様なのでして、
テキサス=食料
スロバキア=ビジネス
オーストラリア=趣味
ブラジル=貧乏

と、切実さに若干の温度差があるのでs・・って、び ・ び ・貧乏?!
Yes! びん☆ぼう!!


そう。
ブラジルの彼らは、貧乏ゆえに白人を拉致し、腹を掻っ捌いて臓器を取り上げるのです。
貧乏・・・ なんと無常かつ切ないその響き・・・。
“エロを餌にバックパッカーを浚ってくる” と言う点では、スロバキアの某ハンティング社と通ずるものがありますが、その資金力、その組織力、その飼い犬の品種、はたまたそのスーツの仕立て具合など、どれをとっても雲泥の差があるのは明らかです。
それもこれもなにもかもが、貧乏のせい。

ごめんよ・・お雪・・ 父ちゃんが貧乏なばっかりに・・・
と、鑑賞中は、なめくじ長屋で血の混じった痰を吐く石橋蓮司の姿が目に浮かんでは消えていたアガサ。
いや、別に(鑑賞中)蓮司の事しか考えてなかった訳じゃありませんけどね。(半分くらいです)

でもって、彼らを反抗へと駆り立てるのはただ“貧乏”だと言う事だけではなく、白人からの理不尽な搾取の歴史に対する仕返しでもあります。
いままで散々、国の資源や人間、子供や、それこそ臓器まで持って行かれた・・・。
だけどもう沢山だ! このツケはきっちり払って貰うかんな!
と、フツフツとたぎる思いが、彼らを犯罪に走らせたのです。
の筈なのですが、どうもフツフツしているのは犯罪グループを牛耳っている叔父貴のみで、他の下っ端の皆さんは食傷気味のようなのですね。

ではちょっと、そこら辺の本音を下っ端代表のジャマールさんにお聞きしてみましょう。
「いやぁ・・・、そりゃ俺たちだって好きでこんな事やってんじゃないけどさぁ・・ でもまぁ、やってれば確実にお金が手に入るし、やらなかったらやらなかったで叔父貴に目ん玉串刺しにされるし・・ ねぇ・・ しゃーないっつーか、選びしろが無いっつーか・・ ・・ね?」
ああ、やっぱり貧乏がいけないのですね☆(←話を端折り過ぎ)

ここらへんの首謀格と実行犯のテンションの差は、“終盤の脱出劇に繋げる為の設定”なのか、はたまた“貧乏ゆえの臓器ドロだと余りに国の印象が悪くなる”からなのかは定かではありませんが、多分両方だと思います。
一つだけ言える事は、“エリハン”というムチャな設定を笑ってスルーしたスロバキアという国家の懐のデカさに、改めて感銘を受けたという事でしょうか。
スロバキア・・・あんたホントに眩しいよ・・・!゚・。*(´∀`*)。・゚+

さて、“臓器売買”という、非常にダークで非人道的な犯罪をテーマに据えた本作。
先程述べたように、首謀者のマッドな闇医者以外は、意外と良識ある人たちばかりが出てきますし、そもそも一番の目玉シーンである「生きたまま解剖」も、マッドな人がブツブツ愚痴っている間に終わってしまいますので、それ程ゴアな印象を受けません。
そもそも、スプラッターとは、その行為(殺害or解体)の裏に狂気が見え隠れしているから面白い興味深いのであって、本作の解剖などは言ってしまえば「ただのお仕事」なんですよね。
マッドな人の助手などは、完全にやっつけ仕事ですし。
ですから、その辺の件に恐怖は殆ど感じませんでした。

では、そこに至るまではどうなのかというと、アホな若者が羽目を外して大はしゃぎと言う、切株界ではとってもデジャヴな模様がまたぞろ繰り返されるくらいで、やはり大したクライシスは感じません。

実は本作を総じて振り返ってみると、一番息詰まる恐怖を感じたのは終盤。
叔父貴の別荘から脱出したアホ3人組が滝の裏の水中洞窟にダイブし、水面と岩盤との僅かな隙間で酸素を得ながら、しつこい追っ手から死に物狂いで逃げ回る(潜りまわる)クライマックスは本当にリアルで、本当に絶望的で、泳ぎが得意でないアガサにとっては一番追い込まれたくない状況です。
これだったらまだ、テキサスのど真ん中の方がマシですよ。(とりあえず酸素の事は考えなくていいですしね!)

という事で、本作を一言で売り込むとするならば
本格潜水アドベンチャー!(ポロリもあるよ☆)
でいいのではないでしょうか。

・・やだなぁ、投げやりとかじゃないですってば。

ただし、ノーマルなお客さまの為に、
本作には一部、過激なシーンが含まれていますので、お子様とのご鑑賞の際はご配慮をお願い致します
というテロップくらいは入れた方がいいかもしれませんね。

飲み会の余興にBGM代わりに流しておくと、いい感じに盛り上がれる無難な作品なのではないでしょうか♪


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『屋敷女』

2008年08月05日
屋敷女
肯定は出来ないが、否定も出来なかった。 (アガサ談)


※ 以下の文章はすべてネタバレ大全開ですので、未見の方はご注意下さい。




あらすじ・・・
女はもうずっと昔から、子供を欲していた。
誰よりも子供を愛する自信があった。
世界で一番優しい母になれると思っていた。
しかし、彼女は子供を授かる事が出来なかった。

長い年月が過ぎ、女は歳をとり、子供の事を諦め始めていた。
そんな時、彼女は自身の胎内に、待ち望んでいた命が宿っている事を知った。
生まれて初めて、人生の喜びを知った。
彼女は幸せだった。

その事故に遭うまでは。

そして今、彼女は為すべき事を為し遂げる為に、一軒の家の扉を叩く。
当然の事が、行われようとしているのだ、と。 彼女は考える。
彼女はきっと、素晴らしい母親になる筈なのだ。
何故なら、子供は彼女の人生のすべてだから・・・。


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あの“切株映画の夢先案内人☆ナマニクさん”でさえ、「嫌悪感を抱いた」と仰る程の残酷映画 『屋敷女』 を、大都会に行った際に鑑賞して参りました。

噂に違わぬ後味の悪さ。
期待を上回る切株行為。
とにかく何せ、ターゲットが妊婦さんですから。

ゴメンなさい。 ホントもう堪忍して下さい。
と、鑑賞しているだけでも、ものすご~くいけない事に加担している様な気持ちにさせられる、その非道な設定。

どれをとっても、鑑賞後に爽快になれる要素が全く見当たらない、凄まじい破壊力を持った映画です。

短評にも書きましたが、鑑賞後の体感重力は 『ミスト』 を越えたかもしれません。
あちらはまぁ、若干自業自得的な部分もありましたが、こちらには何の非もありませんので。
ただ、不幸な事故が起き、激しく傷ついた女が2人残され、その2人が一つの命の為に命懸けで闘う。
この闘いの不毛さ、醜さ、救いの無さに、きっと誰もが打ちのめされる筈。

しかし、この作品は決して“後味が悪”く“無意味に残酷”で“人道に反した”行為だけを売り物にした映画では無いと、アガサは思うのです。

妊娠6ヶ月の時交通事故に遭い、愛する夫を失ったサラ。
生きる事への情熱を見失い、亡き夫の思い出に浸り、今はもうすぐ産まれる子供と言う存在の為だけに惰性で生きながらえているサラは、翌日に迫った赤ちゃんの誕生を、決して喜んでいるようには見えません。
むしろ、“一人で赤ちゃんを迎える”という事に対し、漠然とした不安で一杯の状態で、自分の母や、好意を寄せてくれる上司の心配をよそに、とにかく無気力&やさぐれ番長。

いますよねぇ、こういう「世界で一番不幸な私・・・どう?!」みたいなタイプ。
いや、勿論そうあって然るべき境遇にあるとは思いますよ、思いますけど・・ねぇ・・・。


そんなやる気のないサラが、物語が進むにつれて生気を増してゆくのが、実に興味深いです。
死を前にして、人は初めて生を感じるのだ、という『SAW』っぽい嫌味教訓がサラリと描かれていて、好感が持てますね。

そして一方、その同じ事故によって、待望の胎児を失った女。
何よりも大切だった赤ちゃんを流産してしまった女は、ひたすらに衝突相手のサラを憎み、失ったものを取り返そうと決意する。
どう考えても常軌を逸した行動ですが、女にとっては、人生を取り戻す唯一つの方法だったに違いありません。

こちらの彼女はと言うと、とにかく生きる事に貪欲です。
正確に言うと、「子供と共に」生きる事に。
当面の目的は、サラのお腹の子供を頂戴する事、ただそれだけ。
邪魔する奴は皆殺し。 例えそれが警官だろうと一般人だろうとお構いなし。
そんな彼女のブレていない姿勢がステキです。 ・・と書くと人格を疑われそうですので、撤回します。

撤回はするのですが、彼女は本当にただただ、子供が欲しいだけなので、サラがピンチに陥った時には、サラを助ける側に回ったりします。
先程まで、血まみれでぶった切り合いをしていた女達が、“子供”という共通の守るべきものの為に一致団結する姿は、不謹慎ながら美しい・・・。
うん、やっぱりステキです。

結局、彼女達は互いに致命傷と言える程の痛手を負い、サラには陣痛までが襲い掛かり、体に負った傷と初産の苦しみに喘ぐサラを女が励ます、という世にも地獄絵図な展開に落とし込まれます。
そして、なかなか子宮口が開かないサラに、女が施す最後の手段・・・。
嗚呼、これ以上はさすがの私も書けません><
まぁ、ギリギリヒントを出すとすれば「おおかみと七匹のこやぎ」って実は、すげぇ残虐非道なオチじゃね?といったトコロでしょうか。(←充分です)

ホントにもう、胸がムカムカして、胃が鉛を飲み込んだように重くて、脳細胞がグラグラと揺さぶられる様な人として絶対に許せない行為を、最後まで躊躇することなく描ききったスタッフは、色んな意味でかなりの逸材だと思います。
これから彼らは一生、
「あぁ、あの非道い映画を撮った人ね・・・妊婦がアレでアレされるヤツね・・」
と言われ続けるに違いありませんがね。 

・・・ま、頑張ってくれ! それ(非道いって部分)、半分くらいは褒め言葉だと思うから!

結局、多くの無関係な人々同様サラは死に、女は子供を手に入れ、その手に抱き、一人満足気に佇むシーンで本編は終了します。
一見、何の救いも無いラストの様ですが、アガサはこう思いました。
彼女は望みを果たした。 しかし、彼女もまた体中傷だらけだ。
もしかしたらあくる朝までは、彼女の命は持たないかもしれない・・、と。
朝になれば、子供は怪物の手から逃れ、保護を受ける事が出来るだろう。
憐れで物騒な彼女はと言うと、短い時間だろうが子供を抱く喜びを実感し、事切れるだろう。

少なくとも、これは(女にとっては)救いと呼べる範疇に収まるのではないでしょうか。

・・・いや、勿論サラとその関係者にとっちゃ迷惑極まりない話ですけどね!
要するに逆恨みですもんね!コレ!


ただ、漠然と、ラストシーンを観ながら
「結局、子供は収まるべき所に収まったんだなぁ・・・」
という思いが浮かんでしまったアガサは、実は物凄く鬼畜なのかもしれません・・・。

この映画は、是非女性の方の感想がお聞きしたいものですね。(早くDVDになあれ☆)

主演のベアトリス・(ベティ)・ダルは、その怨念溢れる演技で「すきっ歯と鋏に敵うモノ無し」と言う都市伝説を見事に証明。
最強すきっ歯に対抗するサラを演じていたのは、あのジョニデの嫁ことヴァネッサ・パラディの実妹さんだそうなのですが、出演時間の約8割が顔面血まみれだったので、正直よくわかりませんでした。
しかし、初主演作にコレをチョイスすると言う気骨溢れる選択眼をお持ちの様で、なかなか将来有望なのではないかと思いました。

いやぁ、本当に凄まじい作品でした。(←褒め言葉)
この監督さんの新作が、早く観たいモノですね!



最後に余談ですが、巷で散々酷評されている本作の邦題の件。
実はアガサは、その元ネタの 「座敷女」 を全く知りません。
と言う訳ですので、巷の大ブーイングからは完全に取り残された感があります。(我ながら)
本編を観て、改めて 『屋敷女』 という邦題を見ても、さして違和感も感じませんし・・・。(←屋敷に2人の女が居るんだから、それでいいじゃないか)

でも、皆さんからはかなり顰蹙をかっているようですので、それなりに納得のいかない事態なのでしょうね。きっと。
そうですねぇ・・・、もしも自分が思い入れのある名作のタイトルが、全く似て非なる作品にパクリっぽく使われていたら・・・。

何かあるかなぁ・・・


・・・タイトル・・


・・タイトル・・ねぇ・・・


・・そうねぇ、「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」に被って、「世紀末リーダー伝たけし!」が始まったみたいなモノなのかしら・・・


・・・うわぁ・・なんだコレすごいムカついてきたぞ、オイ。(-_-#")


(※違ってたらどうもずみません)




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『変人村』

2008年07月13日
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こぉんなにスタイリッシュなポスターが
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言葉ひとつでキワモノ映画に大変身!(いやあ愉快愉快)

昨夜のホラーチャットにご参加下さった皆様、どうもお疲れ様でした。
途中で寝オチ、さらに終盤も早々と睡魔に襲われて脱落してしまったヘタレのアガサですが、来月も懲りずに開催を目論んでいますので、その際はどうぞお付き合い下さいませ。

で、そのホラチャでもちょっと話題に上ったのですが、世の中には実に様々な変態モノが存在しているのですよね。
以前、ひょんな事から摩訶不思議な変態村に迷い込んでしまったアガサ。(村の詳細はこちらのレビューにて)
で、その際散々苦汁を舐めさせられた筈だったのですが、今回また新たな村に入村してしまいましたので、皆様にもご報告を兼ねたご紹介をば。

あらすじ・・・
やあ! おれヴァンサン・カッセル!
嫁はベルッチ!
そうそう、イタリアの司法のモニカね!って裁いてどうすんねん!
至宝、至宝!お宝の方!!
最近おれが一目置いてる将来有望な若手の映画制作者に、今度映画を撮らせる事になったんだ。
嫁? 嫁は出ないよ! 
出てみない?って聞いたら「知るかボケ」って言われたよ!

作品のアウトラインは、
田舎でひっそり暮らす悪魔崇拝者の家に色仕掛けで連れて来られたアホな若者が危機一髪
って感じ! ・・で、あってるよね?モニカ?
また「知るかボケ」って言われたよ♪モニカったらセクシーなんだからぁ(笑)
なにせおれが一目置いてる若者だからさぁ、ってコレさっき言ったっけ?
ええと・・、だからさぁ、おれも張り切って役作りして、映画史に残るような怪演をしてやろうと思ってんだ!
正直言って、この作品は一般受けする様なタイプの映画ではないと思うんだよね。
でも、おれは自信があるんだ!
きっとマニアの間で後々に語り継がれるような、カルトな人気を得る作品になるってね!
そうだよね、モニカ? 「知るかボケ」だよね、うん、言うと思った♪


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どエラいのを婿に貰ってしまいましたね、奥さん!!

と、きっとあちらこちらのパーチー会場で噂されているに違いないモニカ・ベルッチ(イタリアの至宝)。
いや、素晴らしい作品にも出演されてますよね、おたくのご主人。
ただ、ちょいちょい“けったいな作品”にも出ているのがたまに傷なんですよね。理解します。

今回“モニカの婿”ことヴァンサン野郎(←ヒドイ呼び方)は、元来の向こう見ずな性格が災いして、悪魔に目をつけられた農夫・ジョゼフを熱演。
ジョゼフはやんちゃが過ぎた余り実の妹に手を出し、なんと彼女は妊娠。
で、その赤子が産まれるまでに、生身の人体パーツを使用して作った人形が必要らしく、ヴァンサン野郎とその愉快な仲間たちが大活躍する羽目に。

ヴァンサン野郎の、妹だか娘だか姪っ子だかよく判らない若いギャルは、都会に赴きピッティピティな男子を誘惑。
口車にのせて、無事田舎の実家まで連れて来たら、今度はヴァンサン野郎が手を変え品を変えのおもてなし大作戦。
「温泉いかねぇか~」 「子ヤギの丸焼きくわねぇか~」 「エロゲーしねぇか~」 
と、健全な男子の心をくすぐります。(※エロゲはウソ)

ところが、あまりにヴァンサン野郎の目の奥が笑っていなかったせいか、男子連中は徐々に警戒心を募らせてゆき、作戦が頓挫してしまったヴァンサン野郎はヤケクソ戦法で、一気に男子のパーツを手に入れる算段に!
って、色々書きましたが、なんだかよく判らない映画でした。以上!

やだなぁ!ヤケクソな訳ないじゃないですか┐(´▽`)┌ ホントに判らないんですってば!

その原題が指し示すとおり、“悪魔=サタン”を題材にした映画なのでしょうが、その肝心の“悪魔”部分が待てど暮らせど出て来ない。
ヴァンサン野郎が待ち構える田舎の村そのものが悪魔信仰の村なのか、
それともヴァンサン一家の単独信仰なのか、
具体的にどんな信仰スタイルなのか、
ご本尊(悪魔)とはどんな取り決めをしているのか、
ブキミ人形の完成期日を出産までと決めているのには何の意味があるのか、誰も何にも教えてくれないじゃないですかお立会い。

そりゃ、あからさまにドバシャ―――ッと山羊頭の悪魔(しかもCG)に出てこられても興醒めな事この上なしですが、もう少し悪魔信仰なりこだわりポイントなりを描いてくれないと、ヴァンサン野郎がただのガイキチにしかみえません。
で、ただのガイキチならばそれはそれで成り立つだろうとも思うのです。

閉鎖的な村の中、近親相姦の果てに生まれた狂気の一家。
悪魔の存在を信じ、闇雲に若き生贄を捧げようとする一家の長。
恐いじゃないですか。おぞましいじゃないですか。
一番怖いのは、狂信的になった人間による常識では計りきれない行動なのだと、そういうオチならこちとら大歓迎ですよ。
しかし、この作品はそこに行き着く訳でもない。

なんだろうなぁ・・・ なんか気持ちがノリきれないんですよねぇ・・なんだろ・・脚本?脚本なのかなぁ・・ いや、そんな訳な・・あ、きっと今日食べたノリ弁に乗ってたナイルバーチのせいなんだYO! それでこんなにアンニュイな気持ちなんd(長くなりそうなので省略)

ブキミ人形を完成させる事だけが目当てならば、攫って来るのは一人で充分な筈。
ところが村にお招きされたのは、主人公バート・バートの友人(男)・クラブのバーテン(女)・クラブの常連(男)の計4名。
で、ヴァンサン野郎が熱視線を送る主人公・バート以外の数名は、仕掛け人のギャルを含めて2カップルで滅多やたに発情プレイ。
どちらのおにゃのこにも相手にされず、友達からはバカにされ、村のヘンテコな若者達からは殴られ、温泉と言う名のため池に落とされ、髪の毛を毟られ、ヴァンサン野郎からは熱烈なアピール光線を送られ、「これ何プレイ?」と聞きたくなる様な仕打ちだらけのバート。

でも大丈夫! ちっとも可哀想に思えないから!

てか、どんとこい!(何が?)

初登場シーンから、エンジン全開フルスロットルで性根の悪臭を振りまいてくれるバートは、その無軌道なご友人も含めてまったく同情の気持ちが湧いてこない、とても(ホラー的には)優秀なキャラなのです。
「さっさとボコられたらいいのに☆」 と観客の皆に思わせる実力派・バート。
ところが、ボコられたらボコられたで、こちらの気持ちが晴れる訳でもない。
それは、要所要所にいきなり挟み込まれる意味不明なエロネタのせいなのか、致命的なテンポの悪さのせいなのか定かではありません。
ただ、とにかくスカっとしない。

なんなのでしょうねぇ・・・  やっぱお昼に食べたノリ弁の上のナイルバーチがs(以下省略)

まぁ、唯一救いなのは、出てくるギャルがどの子も滅法カワイイ点でしょうか。
おまけに潔く脱いでくれてますし。(※筆者はおにゃのこです)

そんな訳で、孕ませてしまった妹との二役までこなすと言う大活躍を魅せてくれたヴァンサン野郎はスルーしておくとして、不気味な雰囲気を今ひとつ活かしきれなかった本作は、アガサにちょっぴり残念な思い出を残しつつエンドクレジットを迎えてしまったのでした・・・。
ホント、惜しかったです・・・ 悪魔うんぬんが無かった方が良かったのかもしれませんね・・。
なんかこう・・

・・なんか・・

・・・


・・・・?!

モ、モ、モニカ・ベルッチ出とるやないか―――!!

なんと最後の最後にエンドクレジットを眺めていたら、キャスト欄に嫁の名前が書かれていました。
どうやらイタリアの至宝は、カメオ出演で旦那さまをサポートしていらしたようですね。

ダメだこの夫婦・・・ なんとかしないと・・・

なんだかとても大きな「夫婦愛」を目の当たりにしたようで、とめどなく流れる涙がちょっぴり薄塩風味だった夏の夜だったのでした。
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その愛を、見逃すな・・・!!(なんだこのオチ)
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