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すきもの主婦が選ぶ2015年ベスト110 (110~90位の巻)

2016年03月22日
怒涛の2016年も残すところあと300日を切りましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

「お過ごしも何も」と思ったでしょう。
「2016年ほぼ残ってるじゃん」って思ったでしょう。
しかし、思い出してみてください、去年の今頃を。
きっとみなさまも、2015年の3月には「まだ3月かー」とつぶやいていたはず。
そして4月には「まだ4月か―」、翌月には「まだ5月だもんなー」、その翌月には「まだ一年の半分しか過ぎてない」とつぶやいていたはずなのです。
その後の展開はもうおわかりでしょう。 
年号だけを変えつつ連綿と繰り返される、「夏っつったって7月だし」「暑いなー早く8月終んないかなー」「9月って要するに夏じゃね?」「10月は1日しか祝日ないから」「11月からクリスマスの飾りっておかしいだろ」「12月になったけどまだ3週間残ってるし・・」「まだ2週間・・」「えっ・・1週間・・・・」「・・・年賀状どうしよう・・・・」という日々。
まだ3月だなんてぼんやりしていたら、気が付けば大晦日なんですよ。
いや、ハッキリ言おう。
もう既に、大みそかはすぐそこまで迫ってきているといっても過言ではないのだ、と!

と、いうことを身をもって証明するのが、今回のこの企画です。
そうです。 2015年にわたしが鑑賞した全映画作品のすべてに順位をつけてみる、というベストテン企画です。
今は2016年ですが、2015年のランキング。
どうですか! ぼんやりしていた結果がこれですよ! みなさんも気をつけなはれや!!

てなわけで、以下が「すきもの主婦がいまさら選ぶ2015年ベスト110」になります。 要するに去年観たすべての映画に順位をつけるの巻!
昨年同様、あくまで「わたしが2015年に観た」映画ですので、新作旧作お構いなし。(ただし初見の作品に限る)
順位の基準はただひとつ、「わたしがすきだったか、たいしてすきじゃなかった」、それだけ。 もしくは「ノレたかノレなかったか」です。
また、突如ネタバレが始まる危険性をはらんでいることもご承知いただけると幸いです。


オッケー!じゃあここから出来る限りサクサクいきますよ!


110位 『ギャラクシー街道』
あらすじ・・・
香取慎吾さんが元カノ批判をして、綾瀬はるかさんが口をとんがらせて、小栗旬さんが着ぐるみに入って、遠藤憲一さんが子どもを産みます。

これを110位に入れずして、何を110位に入れよというのか・・・!(いや、何が何位かなんてわたしのさじ加減ひとつなんですけどね)
人間性(宇宙人性)に問題がある生き物が続々登場して、ひたすら壮絶にスベり続けるだけという、超おそろしいコメディ映画。 
悪夢のようにおもしろくない。というか、まだ悪夢の方がマシ。 
なぜならこれは目が覚めても消えてなくならないから。 
肝心の三谷さんの目が覚める日はくるのでしょうか・・。

以前書いた感想


109位 『神さまの言うとおり』
あらすじ・・・
普通の高校生・福士蒼汰さんや、普通じゃない高校生神木きゅんが、謎ルールに則り殺し合いをさせられます。

注目の109位はコチラ! 注目してない?! いやそう仰らずに! 
わたし自身今回改めて鑑賞ノート見直してて、「わしゃなんぼほどの時間を無駄にしてきたんや・・・」ってうんざりしちゃいましたけど、いちおう注目してつかあさい! もしかしたら地雷よけのアドバイスぐらいにはなるかもだし!
今をときめく若手がゾロゾロ登場する本作、一言でいうととにかくひどい。 
神木きゅんだけを心の支えに観続けましたけど、それでも途中でくじけそうになるぐらいひどかった。 
原作があるそうですが、そっちはもっとマシなのでしょうか。 
「とりあえず学生に不条理サバイバルさせときゃいい」みたいな企画を出すやつにこそ、だるまさんが転んだをさせようぜ! 磯野ー!大手広告代理店のやつらにネズミの着ぐるみ着させようぜー!
ヤマなしオチなしイミなしなストーリーから「オレたちの闘いはこれからだ」なラストまで、ノンストップで生き地獄なので、自分をいたぶりたい時におすすめな一品です。


108位 『海月姫』
あらすじ・・・
メガネをかけたダサい女の子が、メガネを外しただけで全くの別人かっていうぐらいかわいくなり、当然の流れとして超絶モテまくります。

生き地獄とまで書いてしまった『神さまの言うとおり』を僅差で上回り、見事108位に輝いたのは、大人気少女コミックを忠実に映像化した『海月姫』。 
なにはさておき、漫画実写化映画のお約束とも言える「コスプレ大会」感が異様に強い本作。 
というか、それしかない。 
原作に忠実なコスプレと原作に忠実なストーリー展開が拝めるから、原作ファン的にはそれでいいのか・・・とも思ったのですが、だったら原作だけ読んでおけばいいのかもしれない、と思えなくもない気がします。わたしは、ですが。
あとさ、提案なんだけどさ、とりあえず「メガネっ子がオシャレしたら超美少女」ネタはもう二次元の世界だけにしておこうぜ。 
あと、「女装した男の子が女の子と間違われる」ネタも封印しようじゃないか。 これ以上誰も傷つけないために。 そうだ、そうしよう。 
ごめんよ菅田きゅん・・・ オレがもっと・・早く提案出来ていれ・・ば・・・ (ゴフッ)


107位 『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』
あらすじ・・・
天才鑑定士の綾瀬はるかさんが、一晩でフランス語を習得します。

甲乙つけがたい話題作が並ぶ110~100位台。 「話題作」と書いたのは映画に対する精一杯の愛情のあらわれと思ってください。
もうね、本当に甲乙つけがたかった。 
海月姫と万能鑑定士の順位が入れ替わっても、ぼかぁなんの不思議もないと思いますね。(まぁ順位つけたのぼくなんですけどね)
なんでもジャンジャン鑑定しちゃうスゴ腕鑑定士の綾瀬さんに、ある日ルーブル美術館からお声がかかります。 
「今度モナ・リザを世界巡業させるんだけど、その学芸員になれるテストを受けないか」、というのです。 
千載一遇のチャンスに渡仏を即決する綾瀬さん。 
しかし、そんなウハウハ顔の綾瀬さんがその後突き落されるのは、窃盗団がモナ・リザを盗み出すために仕組んだ巧妙な罠だったのです・・・。 
そうです、そういう話なのです。 窃盗団がモナ・リザを盗むのです。 以上です編集長。

それだけのために(って勿論それは結構な理由ではあるけれど)、綾瀬さんの天才と評される鑑定眼を曇らせようぜーって計画をたてる窃盗団もどうかと思うし、天才のはずなのにガッツリ偽物に騙されちゃう綾瀬さんもどうかと思うし、「素晴らしいキャリアをドブに捨てて男に狂う」という学芸員のキャラ設定もどうかと思うし、なによりこれを観ている自分が一番どうかと思いました。 マジきっついでー。


106位 『ネットストーカー』
あらすじ・・・
きれいな女の人がストーカーにつきまとわれます。

というわけで、2015年ベスト110・洋画部門の最下位は『ネットストーカー』が勝ち取りました!おめでとう! なにがめでたいのかわからないけどおめでとう!
登場人物の描写もストーリー展開もお粗末すぎてペンペン草も枯れるレベル! 
火サスはおろか世界仰天ニュースにすら負けてる感を味わいたいなら、選んで『ネットストーカー』ネコまっしぐら!
ホントにもう、ストーカーがつきまとうだけの映画ですので、意外な犯人とか現代社会の闇とか、そういうのを味わいたい場合はご遠慮ください。


105位 『クロース・エンカウンター 第4種接近遭遇』
あらすじ・・・
森の中へお宝を探しに来た3人組がUFOを見てワーワー言ったりウロウロしたりして、唐突に死にます。

「彼らは一攫千金を夢見て来たわけですよ。 だから、金属探知機を持っているんですよね。 で、普通地面に反応するじゃないですか、金属探知機って。 それが、空に反応するんですよ。 なんでかって、空にUFOがいるから。 すごいでしょ。 なかなか無い発想でしょ。 オレ、いいの思いついたでしょ。」 っていう監督の鼻息だけが荒いUFO+POV映画。 
しかし実際のトコロは、第4種というよりは睡魔との遭遇。 

舞台となっているのが、現実世界でも1980年にUFO目撃事件が起きたイギリスのレンデルシャムという森で、そこいらへんのポイントも監督の鼻息に拍車をかけているのかもしれませんが、いかんせんうざったい登場人物と単調なシーンの繰り返しで、まったくレンデルシャムが活きてこない。 
なんだったらうちの田舎の山でもいいんじゃないか。 
飛行機ぐらいなら飛んでっからよ。


104位 『エンカウンターズ ‐侵略‐』
あらすじ・・・
森の中へ自主映画の撮影に来た3人組がUFOを見てワーワー言ったりウロウロしたりして、唐突に死にます。

つまらなすぎて殺意が湧いた思い出の一品。 
延々続くホームビデオレベルの映像。 くだらないおしゃべり。 たわいもないやりとり。 絡み合う(ようでたいして絡まない)人間関係。 
「オレは一体何を見せられているのか・・・」そんな風な悲しみは、いつしか怒りに変わった。 でも、誰も悪くない。 借りたのはわたしだから。 その決断を下したのは、他でもないわたし自身なのだから・・・。

もしかしたらアポカリプティックサウンドに着想を得て作った映画なのかもしれない(そういう音が登場します)し、本当は応援したいんですよ。 
クローンとかスピルバーグの宇宙戦争を思い起こさせるようなシーンとか、熱意があるのもわかりますし。 
「あーおもしろかったー」って言ってDVDを取り出したい。 
でも、そんな風にきれいにお別れするにはしょっぱ過ぎる内容なんです。 
あーつれー。 すきな部分探せないのつれー。


103位 『デッドハング』
あらすじ・・・
会社の不正に気付いた有能な会社員が、会長から送り込まれた殺し屋と夜のオフィスで格闘します。

「ビルまるまる一棟」「他に残業してる人いない」「常駐している警備員も一人だけ」という、ヒロインを追い込むにはなかなかおいしい設定があまり活かされていないのが非常に勿体なかったです。 
ビルの内外を使って、ジョン・マクレーン並みに派手に逃げ回るのかと思いきや、早々にエレベーターに閉じ込められてしまい状況は俄然停滞。 
ヒロインはエレベーターから出られないし、殺し屋はエレベーターに入れないし、ということで、じゃあふたりはどうするのかと思ったらひたすらボケーっとしているんですよね。 
「困ったなー」みたいな感じで。 
どないやねん。  この監督は緊迫感とかこだわらないタイプか。 
で、このままエレベーター放置しててもしょうがないと思った殺し屋、どうするのかと思ったら、エレベーターのメンテナンス業者呼んじゃいます。  
呼ぶんかい! 第三者介入させるんかい! させへんのかいおもたらさせんのかい! 

真面目にコメントすると、いちおう殺し屋なわけですし、目撃者は極力増やさない方がいいと思います。


102位 『MONSTERZ モンスターズ』
あらすじ・・・
藤原竜也さんが山田孝之さんとイチャイチャします。

どんな人間も視線ひとつで思いのままに操ることのできる藤原竜也さんの前に現れた山田孝之さん。 
しかし、竜也は孝之を操ることができなかった。 
色めき立つ竜也。 
なぜ操れないのか。 なんとしても操りたい。 もっと操りたい。 もっともっと近くで操りたい。 竜也は孝之のこと、本気で操りたい。  
つまり、そういうことです。  わ か る な 。 (←わからなくてもいいです)
役者はいいのに、お話や演出が超絶に雑だわヘッポコだわでガッカリしてしまいました。 
まぁ、一番ガッカリだったのは、エンドクレジットの最後に画面に映し出された「監督 中田秀夫」の文字なんですけどね。 
マ ジ か ー !!(※予備知識いっさい無しで鑑賞した) 
しかしアレだな、藤原さんが演じていた彼は、せっかく人を操れるんだから、ちまちま銀行強盗してないで、どっかの石油王を何人か懐柔して、オイルマネーで悠々自適に暮らせばよかったのにな。 


101位 『呪怨 -ザ・ファイナル-』
あらすじ・・・
家を失った伽椰子さんがさらに神出鬼没になって色んな人を呪い殺します。

この映画はさておき、今年6月にいよいよ公開となる『貞子VS伽椰子』、楽しみですね!

以前書いた感想


100位 『ビューティフル・クリーチャーズ 光と闇に選ばれし者』
あらすじ・・・
超すごい魔女になれるだけのポテンシャルを持つ女の子が、なんだかんだあって超すごい魔女になります。

「なるよなるよ~伝説の少女になるよ~もしかしたらならないかもだけどなるよ~ていうか絶対なるよ~ ほらなった~!」というだけのお話に、生まれ変わりとか呪いとか血統とか許されざる恋とか、まぁなんかそういうふんわりとしたものを盛り込みつつ、主役のふたりはナウでヤングな新人俳優、脇は演技派で固めて様子を見るというのが、この路線の映画の定番なのかもしれません。
実際、本作の脇もすごいですもん。 
ジェレミー・アイアンズさんにエマ・トンプソンさんにエミー・ロッサムさんにヴァイオラ・デイヴィスさんですよ。 めっちゃ豪華やん! 
ただ、いかんせん画面全体から漂ってくる「金かかってない」感と、「主人公の運命の相手である青年のチリチリ頭が全力で“ビューティフル”という題名に逆らっている」感が否めなくて、結局ノリきれなかったんですけどね。 
ああ惜しい! 
光とか闇とか関係なく、純粋な恋愛モノとして幕を閉じるラストはけっこうすきです。


99位 『シャドウハンター』
あらすじ・・・
超すごい妖魔ハンターになれるだけのポテンシャルを持つ女の子が、なんだかんだあって超すごい妖魔ハンターになります。

全米ベストセラー小説「シャドウハンター」シリーズの第一弾・「骨の街」を堂々映画化。 
ずば抜けた力を持つ妖魔ハンターの娘と、彼女を導く若きリーダーを中心に、彼らを取り囲む仲間たちとの友情、恋愛、成長、青春、陰謀、宿命などなど、「トワイライト」がすきそうな層の心をくすぐる要素全部乗せ状態にしてみた結果、ウケにウケた。 
よかったよかった。 
じゃあ映画作ろっか。 と、ここまではよかったのでしょうが、脇に重厚な演技派を配置しなかったのがマズかったのか、ただ単にこの手の映画が飽きられ始めていただけなのか、とにかく大コケにコケたため第二弾の映像化はない模様。

今気づいたんですけど、本作に出てくる狼男を演じていたのって、ぼくがだいすきなキーリちゃん(ドワーフ)じゃないですか! 
しかもメガネだぜ!
マジか! ブルーレイ買おうかな!


98位 『ヴァンパイア・アカデミー』
あらすじ・・・
超すごいボディガードになれるだけのポテンシャルを持つ女の子が、なんだかんだあって超すごいボディガードになります。

人間とヴァンパイアのハーフとして生まれたヒロインが、幼馴染でヴァンパイア一族の王女でもある親友を護るため奮闘するお話です。 
またヴァンパイアかよ。 またトワイライトかよ。  
ところがどっこい、本国(アメリカ)では、トワイライトというよりヴァンパイア版ハリー・ポッターなんて呼ばれているそうです。 
もしかしてだけど、学園ものだからハリポタってこと・・・? 安易・・その考えスーパー安易やで・・・! 
『シャドウハンター』と同じく、こちらも「トワイライト」層にウケそうな、友情、恋愛、成長、青春、陰謀、宿命などなどを全部乗せ状態にしてあるのですが、同じく興行成績がいまひとつだったようで、現段階で続編映画の製作予定はない模様。 
ウケそうなのになぁ。 
劇場映画というにはややこじんまりした印象なので、TVシリーズぐらいにしておく方がよかったのかもしれませんね。


97位 『エリア0<ゼロ>』
あらすじ・・・
森の中へキャンプに来た一家がUFOを見てワーワー言ったりウロウロしたりして、唐突に死にます。

UFOの目撃例が多発しているブラウン山でキャンプするぜー! と息巻いてはみたものの、①カーナビがおかしくなる ②道に迷う ③ミュージシャンじゃない方のグレイに遭遇する ④順繰りにさらわれてゆく、と安定の不幸道をひた走ることになる一家。 
そもそもよりにもよってUFO出現ポイントでキャンプしようとするか? 自分たちだけならまだしも、子ども連れで? と、アホな親にイライラがとまりません。 
アブダクションが定番の夜間ではなく白昼堂々行われるトコはおもしろかったです。

余談ですが、この映画の舞台となっている「ブラウン山」で起きている怪光事件の実際の映像がyoutubeにあげられているのですが、謎の光を発見した撮影者が「OHーーー!!」っつってテンションガチ上がりでレーザーポインターを当てたりしていて、「このアメリカン、度胸ありすぎだろ・・」と思いました。  
こっちの動画の方が本編よりおもしろいかもしれん。



96位 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』
あらすじ・・・
隊長がシャンパンを飲みます。


95位 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
あらすじ・・・
隊長がリンゴを食べます。

鑑賞した当時は思い出すだけでもストレスで毛髪が二・三本抜け落ちそうだったのですが、今では何周か回ってシキシマ隊長がだいすきになっているわたしがいます。

以前書いた感想


94位 『劇場霊』
あらすじ・・・
劇場に人形のおばけが出ます。

ちょうだいちょうだいって、あげないんだからー!(声に出して読みたい日本語)


93位 『パラノーマル・インシディアス』
あらすじ・・・
引っ越し先におばけが出ます。

おばけというか、ホントは魔女みたいなんですけど、もういいじゃないですか。 おばけでも魔女でもいいじゃないですか。 結局やるこたぁは一緒なんだから。(←投げやり)
ということで、いつものアレです。 
夜ごと怪奇現象が起きぃの、カメラ仕掛けぇの、ドアがギーギー鳴りぃの、地下室で物音がしぃの、取り憑かれぇの、っていうアレ。
他の作品と違うのは、「魔女の呪いで人が死んだベル家」という実在したおうちがベースとなっている点と、思った以上に人が死ぬという点ぐらいでしょうか。
どう見てもカンペ読んでる感まる出しだったり、お腹の上に腸が乗っかっているだけという「服ぐらい破いとけよ」な雑さテンコ盛りだったり、友達が死んでも撮影を止めないという「POVの不自然さなんかしったこっちゃねえよ」的なロックなメッセージが感じられるシーンがあったりして、「これぞ雨後のパラノーマル!」とある種の達成感が味わえる一品となっておりますので、世のパラノーマリストの皆さんは要チェケラ!(それ以外のみなさんは察してください)

電気の不具合を直しに来た配線業者のおじさんが、「このコードはめっちゃ高圧だから触ったらアカン」と言いながらコードをつかんでビリビリー!っていうシーンのテンポの良さだけはだいすきです。


92位 『パラノーマル ホスピタル』
あらすじ・・・
廃墟にヒゲじいさんが出ます。

本作の見どころ・・・ヒロインの親友がYOSHIKI

以前書いた感想


91位 『お買いもの中毒な私!』
あらすじ・・・
買い物依存症の女性が恋と仕事を手に入れます。

ブランドものの服やバッグや靴などを買うことが我慢できない。 
自分の生活よりも買い物を優先してしまう。 
カードは限度額いっぱいまで使用。 
ただ、支払いが滞っているので徐々に止められている状態。 
それでも買い物はやめられない。 
嘘をついても借金まみれになっても親友を失っても。 

てな具合に、主人公の立ち位置が完全に病の域に達しているので、なかなかどうして笑えないんですよね。 
あくまでロマンティックコメディのはずなのに、観ている自分の顔が真顔になっているのがわかる。 
これのどこがロマンティックなんや・・・ 完全にウシジマくん物件やないか・・・。
いちおうラストは主人公が依存症克服のためリハビリに前向きになって、嘘も認めて再出発するというハッピーエンドになってはいるものの、最後までそのノリについていけなかったわたしなのでありました。 

借金アカン!


90位 『闇金ウシジマくん Part2』
あらすじ・・・
借金アカン!

社会にひそむ、落ちてはいけない穴を丁寧に教えてくれる反面教師的ダークヒーロー・ウシジマくんの劇場映画版第二弾。 
要するに、「借金とチンピラとヤクザはこわいなー!」っていうお話です。
映画版はさておき、ウシジマくんの原作は一度読めば絶対に消費者金融を利用したくならないし、チンピラには関わりたくならないし、ホストクラブには近寄りたくなくなるし、なによりチャラいやつとか上手い話とかに慎重になると思うので、全国の小中学校の学級文庫に揃えておくべきだと思います。
余談ですが、たまたま一緒に観ていたちびっこに「これ、ヨシヒコとムラサキだよ」と教えてあげると超ビックリしていました。 俳優さんってすごいよねー。
あと、ビッグ・ラブ師匠こと中尾明慶さんがすごく光っていたのが印象的でした。 
出演作をそんなに沢山観ているわけではありませんが、師匠のベストアクトなんじゃなかろうか。



と、ここまで書いていてどうにもこうにも長くなりそうなことに気づいたので、以下分割にしたいと思います。
では次回、90~80位の巻でお会いしましょう!(たぶん近日更新します)(あくまで予定)




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すきもの主婦が選ぶ音楽映画ベストテン

2016年01月26日
おばんでやんす。 アガサです。
おばはんでやんす、じゃないですよ。 いや確かにおばはんですけども。違いますよ、おばはんっていうかアガサですよ。

ということで、例のごとく枝葉がわっさわっさと伸び放題みたいな文章でスタートしてしまったわけですが、今回の本題はズバリ「音楽映画ベストテン」
そう、例のごとく大人気ブログ・男の魂に火をつけろ! 様による年末恒例ベストテン企画にシレッとのっかる季節が今年もやってきたのですよ! しかも今年は「音楽映画」! わーい!わし音楽映画だいすきー!(←毎年言ってるような気が・・・)








って、ここまでは書いていたものの続きを書く時間がなく、あれよあれよ言う間に月日は流れ、気づいたらとっくの昔に集計期限はおろか年すら越していました。
ふたたびおばんでやんす、アガサです。 泣きたいです。

ということで、もうワッシュさんの企画には参加できませんが、いちおう自分なりに10作品選び出してはいたので、本来の意味での完全なる便乗企画として、すきもの主婦が(勝手に)選んだ音楽映画ベストテン&泣く泣くベストテンから外した作品などをざっくりご紹介させていただこうと思います。
あらかじめお断りしておきますが、ド定番ばっかりですよ!

では、興味のある方だけどうぞ~!


第1位 『ウエスト・サイド物語』

(1961年公開/監督 ロバート・ワイズさん&ジェローム・ロビンスさん/出演 ジェット団、シャーク団、マリア、アニタ、他)

リタ・モレノ! リタ・モレノ! リタ・モレノ!

ミュージカル好きの母にくっついて初めて観た時から、わたしの音楽映画オールベストは永遠に『ウェスト・サイド物語』です。
今までもこれからも塗り替えられることはありませんね!
音楽もストーリーもダンスも映像もすべて最高!
どのシーンも鳥肌必至なのですが、中でもわたしが一番すきなのはこの「America」!
リタ・モレノが刻む生命力に満ちたステップ・・・!もう観ているだけで自然と涙が溢れてきますよね!幸せすぎて!

中・高生の頃、毎晩のようにサントラLP盤に合わせて熱唱していたこと、今この場をお借りして、ご近所のみなさまに謝罪させていただきたいと思います。
たぶんめっちゃうるさかったと思うねん。
特に「Somewhere」のあたり。

余談ですが、そんなウェストサイドだいすきなわたしではあるものの、『ツインピークス』を初めて観た時は、そのあまりにあまりな変わりように、ベンジャミン・ホーン氏とジャコビー先生がトニーとリフだとは全く気付きませんでしたよね。
あと、せっかくなのでトニーがアイドルだったという母に「これトニーだヨ」と教えてあげたところ、ショックのあまり絶句していたことをご報告させて頂きたいと思います。
今となっては、いい思い出です。


第2位 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

(1994年公開/監督 ヘンリー・セリックさん/出演 ジャックさん、サリーさん、悪鬼、他)

昨年末の「アニメ映画ベストテン」の際にも選出した『ナイトメア』を今回も同じく2位に入れてしまいました。
だってホントに人生変わるぐらい衝撃だったんだもん・・・。
細かいことは昨年の記事に書いているので省略しますが、音楽でいうとこの「What's This?」は特に印象が強くてですね。
そこに至るまでの物語から一転、キラキラとした色の洪水とハッピーな音符の渦が押し寄せ、わたしの頭の中もまさに「What's This?」状態に。
雪の斜面をジャックが滑り降りてくるシーンでは、「ストップモーションアニメなのに、雪に筋がついている・・・かき分けた跡がついている・・・なんという細やかさ・・・っていうかどうやってるの・・・?」と、もう脳内物質ドバドバ大放出でしたよね。ドバドバ76分ですよね。

この曲を受けての「making christmas」で繰り広げられる幸せな対比も最高です!


第3位 『トップ・ハット』

(1936年公開/監督 マーク・サンドリッチさん/出演 フレッド・アステア様、ジンジャー・ロジャースさん)

今回一番頭を悩ませたのは「アステアの作品を何本まで入れるか」という点だというぐらい、フレッド・アステア超だいすきなわたしな訳ですが。
放っておいたら10本全部アステアになりそうなので、心を鬼にして一本だけ選んだのがこの『トップ・ハット』。
なのですが、リンクを貼っている動画は『イースター・パレード』の「Drum Crazy」というね。
だってホントは選べないし!全部入れたいし!(←駄々っ子主婦43歳)

フレッド・アステアは本当に美しい。 物腰も、すっと伸びた背筋も、足の上げ方も、手の仕草も、視線の送り方も、何もかも美しい。
そこだけ重力が無くなったようなステップ。 水盤の上を滑っているような回転。 精密機械のようなタップのリズム。 ただひたすらうっとりするばかりです。
あと、観ているだけで笑顔になっちゃうんですよね。 幸せすぎて。 ああ、たまらん。 タップ習いたい。


第4位 『メリー・ポピンズ』

(1965年公開/監督 ロバート・スティーヴンソンさん、ハミルトン・S・ラスクさん/出演 ジュリー・アンドリュースさん、ディック・ヴァン・ダイクさん、子ども、銀行マン、山羊、牛、馬、豚、鶏、小鳥、他)

ジュリー・アンドリュースさんの作品では、『サウンド・オブ・ミュージック』もぜひ入れたかったのですが、そんなんしてたらベスト20とか30とかになってしまうのでぐっとこらえて本作のみを。
こちらも中学生の頃が初見だったと思うのですが、音楽も映像も最高すぎて一瞬でだいすきになってしまいました。
「A Spoonful of Sugar」や「Supercalifragilisticexpialidocious」や「Chim Chim Cher-ee」などなど有名な曲が目白押しの本作ですが、わたしが一番すきな曲はこの「Feed the Birds」。
寂しさと優しさが混然一体となった名曲だと思います。


第5位 『ブラス!』

(1997年公開/監督 マーク・ハーマンさん/出演 ピート・ポスルスウェイトさん、ユアン・マクレガーさん、他)

吹奏楽経験者でこの映画をキライな人、いないんじゃないでしょうかね。
イギリスの小さな炭鉱の町にあるブラスバンドを描いた本作は、ドラマ面も音楽面も完璧な作品だと思います。
余談ですが、わたしの周りのラッパ吹きは高確率で「Danny Boy」で泣いていました。 まあね、おいしいもんね、ラッパ。
エンディングの威風堂々もずるいですよね。 マジこのタイミングでエルガー。 そりゃ泣くわ。 威風堂々で泣かない吹奏楽経験者がいようか! (いたらすまん)

あと、ずっと昔ロンドン旅行した際、ラッパ吹きの姉とロイヤル・アルバート・ホール詣でをしたのはいい思い出です。そうです、自慢です。


第6位 『ロッキー・ホラー・ショー』

(1976年公開/監督 ジム・シャーマンさん/出演 ティム・カリーさん、スーザン・サランドンさん、ミートローフさん、他)

どれだけオスカーノミネートされても受賞しても、「あー!タチ・タチ・タチ・タッチミーの人だー!」って言われるスーザン・サランドンさんの気持ち、考えてみろよ!(→考えてみた)(→結論・たぶん全く意に介さない)

こちらも初見時の衝撃と興奮が忘れられない作品ですね。
それより先に、スーザン・サランドンさんの大真面目な作品をいろいろ観ていたので、「(やっとる役)イロモノやんけー!」とビックリしたのですが、ファッションといい曲といい、こりゃ奇抜さだけじゃない極上のエンターテイトじゃないか!と心を鷲掴みにされました。

またまた余談ですが、今から十数年間前、この作品を市内の映画館でリバイバル上映する(しかもコスプレ&合唱&踊りOKのイベント上映)というのでいそいそと出かけた途中、原付で派手にすっころび救急搬送されたのは今となってはいい思い出です。
しかもそれは結婚式の約一か月前だったというね。 各方面からめちゃくちゃ怒られましたよね、まあね。
顔に包帯を巻いての挙式はなんとか免れましたが、いまだに雨の日は頬の傷跡と心の傷が痛みます・・・。 ああ・・観たかったなぁ・・・。(そっちか)


第7位 『ウェインズ・ワールド』

(1992年公開/監督 ペネロープ・スフィーリスさん/出演 ウェイン、ガース、カサンドラ、ロブ・ロウ、他)

音楽映画と言えば『ウェインズ・ワールド』ですよね。
うさんくさいプロデューサーのウォーケン様や贅沢な使い方をされるキム・ベイシンガーさんなどがたのしい『ウェインズ・ワールド2』も、ぼかぁだいすきですよ。


第8位 『ギター弾きの恋』

(2001年公開/監督 ウディ・アレンさん/出演 世界で二番目に上手いギター弾きエメット・レイ、素朴なハッティ、お金持ちのブランチ、他)

音楽映画と言われたらこれも外せない、ウディ・アレンの『ギター弾きの恋』。
実在する天才ギタリスト「ジャンゴ・ラインハルト」に憧れる架空のギタリスト・エメットを主人公にした、甘く苦く切なく心にしみる音楽映画の傑作です。
とにかくエメットがダメ男でダメ男で超ダメ男で、観ている間じゅう「ほんまこいつ・・・」ってなるものの、どうしても憎むことができないんですよね。 それは彼が奏でるギターから飛び出す音のカラフルさに惹かれてしまうからなのか、自分の中に潜む「ダメな子ほどかわいい」本能によるものなのか・・・。
ウディ・アレンの映画はどれも音楽の使い方が鬼センスなため、鑑賞後必ずサントラも欲しくなってしまうという、非常におさいふにやさしくない魔性の映画だと思います。


第9位 『プリシラ』

(1995年公開/監督 ステファン・エリオットさん/出演 テレンス・スタンプさん、ヒューゴ・ウィーヴィングさん、ガイ・ピアースさん、他)

すごく苦しくてすごく愛おしくてすごく美しくてすごくだいすきな映画です。
エージェント・スミスになったり裂け谷のエルロンド卿になる前のヒューゴさんも凛としててすてき。


第10位 『ブルース・ブラザース』

(1981年公開/監督 ジョン・ランディスさん/出演 ジョン・ベルーシさん、ダン・エイクロイドさん、神さま、他)

とにかくかっこいいし音楽さいこうだし、観ているだけで頭がクラクラしてハッピーな気持ちになります。 
落ち込んだ時によく効く、法律で禁じられていない種類のおくすり、それが音楽なのだなぁ、と心底思える傑作。
全編を彩る神さまたちの饗宴もたまらんのですが、主演のおふたりのひょうひょうとした佇まい、ハチャメチャでたのしいやりとりなども超すてきです。
パトカーのシーンなんかも、あそこだけずっと流して観ていたいぐらいすき。
若き日のスピルバーグのカメオシーンになるたびに、毎回「おかあさんみて!これスピルバーグ!監督のスピルバーグ!」とドヤ顔で報告していたのも、今となってはいい思い出です。(我が家ではグレムリンの時も同じ現象が起こっていた)





と、いうことで、以上がすきもの主婦が選んだ音楽映画ベストテンでした。

とにかく映画もすきなら音楽もすきで、歌謡曲だろうとクラッシックだろうとテレビのBGMだろうと、耳に入った瞬間からだがゆらゆらと動いてしまうようなわたしなので、正直、音楽映画として10本だけを選ぶのは今までのお題以上に困難でした。

一度挙げたものの泣く泣く外した作品としては、『ONCE ダブリンの街角で』(音楽がめちゃくちゃいい!)『マイ・フェア・レディ』(グラナダ版ホームズのジェレミー・ブレットさま!)『サウンド・オブ・ミュージック』(すべての山に登れ!)(メンタル的な意味で)『天使にラブソングを…』(音楽映画ジャンルにおける、ダメチームの再生と復活パターンの先駆けですよね!)『マグノリア』(Wise Upで号泣!)『青春デンデケデケデケ』(ギター少年浅野忠信さんとロック中年佐野史郎さまの夢の共演!)『バンディッツ』(女囚ロック!)『ミート・ザ・フィーブルズ 怒りのヒポポタマス』(とてつもなく不健全で、とてつもなく爽快な切株マペットショー!)『ロック・オブ・エイジズ』(すげえトム!)『海の上のピアニスト』(ピアノがツルーってなるトコ!)『シャイン』(神さまに祝福された天才!)『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』(才能に人生を支配された天才!)『不滅の恋/ベートーヴェン』(飲んだくれの父!)『アマデウス』(埋葬シーンの衝撃!)そして、『雨に唄えば』などなど!

・・ホントにキリがないことに気づいたので、そろそろ自重します。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
これからもすばらしい映画作品たちの映像に、声に、音楽にうたれながら生きていきたいものですね!

では最後に、『雨に唄えば』の中でわたしが一番すきなシーンをご紹介しておしまいにさせて頂こうと思います。



Make 'Em Laugh!




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1月ももう5分の一終わったけど、2015年の「すきなものだけでいいです」を振り返ってみるよ!

2016年01月06日
あけましておめでとうございます!
とっくにあけてますけどおめでとうございます!
今年もみなさまにとってゆかいなことが盛り沢山な一年になりますように!


ということで、2016年が始まってあっというまにもう6日も過ぎてしまったわけですが。
実は昨年末、こんなブログ記事を拝見していまして。



年間ベスト記事!  そういうのもあるのか・・

ということで、当ブログははてな村には属していませんし、特に誰かから要望があった訳でもありませんが、お茶を濁す ブログの更新頻度を上げるのに最適なこの企画にシレッとのっからせて頂こうと思いますよ!
振り返るだけで一本更新出来る!
さいこうじゃないか!ええ?!

なお、年間ベストの基準ですが、アクセス数を調べる時間も気力も湧き出なかった為、更新時にTwitterにのせたツイートのRT数とfav数を合わせたものを参考にさせて頂こうと思います。 手抜きじゃないですよ。 こういうのは「手抜き」とは言わないのです。 「無理のないレベルのことをやる」というのです。 みんなも無理は禁物だよ!

ではでは、手前味噌ではありますが、以下2015年「すきなものだけでいいです」で反響があった感想ベスト5 ドーン!

第1位 214ポイント


『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』の感想を、こんなにたくさんRTして頂けていただなんて・・・(※今調べていて知りました)
基本的に、常にブログの感想を書きながら「わしさいこう!わしめちゃおもしろい!」と自画自賛しているタイプの人間なのですが、このトム感想も書いていてちょうたのしかったですよね。
みなさまにも楽しんで頂けたようで、本当にうれしいです。
あと、このブログを書いたのちに、次回作でも今作と同じくクリストファー・マッカリー監督がメガフォンを執ることが伝えられて、「ははあ・・・トム自身も(ウケるコツを掴んだという手ごたえ)感じてはったんやな・・・」と思いましたよね。
イケるで・・トム・・・! マッカリー監督のグンバツのバランス感覚で、次もヒット間違いなしや・・・!


第2位 87ポイント


次に気に入って頂いた感想は、『キングスマン』でした。
スパイ映画が続けてランクイン! 本当に2015年はスパイの当たり年でした・・・!
最初この映画を観た時は、中盤のあのシーンがつらくてつらくて、「今年のワーストはキングスマンや!」とまで思ってしまったほどだったのですが、帰宅してパソコンに向かい、自分の気持ちをああだこうだと書き綴ってゆくうち、この映画のすばらしいところを再確認することができ、もちろん哀しみが癒えない部分はあるものの、自分の中で「愛すべき映画」として折り合いがつけられたので、改めて、「わたしにとってブログはさいこうの話し相手なんだなぁ・・」と痛感しましたね。
え? さみしくないよ? 映画について語り合える友達いないけど、自分の頭の中に別の自分がいるもんで、ぜんぜんさみしくなんかないから。 趣味が似てるもんだから、まぁ話が弾むの弾まないのって!アハハ・・・アハハ・・ㇵㇵ


第3位 78ポイント


3番目に反響を頂いたのは、「ジュラシック・パーク」シリーズのまとめでした。
最初にシリーズもののまとめ感想を書いたのは「SAW」だったと思いますが、どのシリーズまとめも毎回とても沢山の方に読んで頂けているようで、本当にありがたいことです。
実はまとめのようでまとめになっていない内容であるため、いつ苦情がくるかと内心ビクビクしながら更新しているのですが、もっときちんとしたまとめ記事は世の中に星の数ほどあると思いますので、真面目なほうはそちらにお任せして、今後も機会があったらザクザクまとめていきたい所存です。
その節はよろしくお願いいたします。


第4位 77ポイント


アベンジャーズ関係・・というか、MCU関係の感想は、だいたいいつも不真面目の極みのような内容になっていて、これまたいつアメコミファンの方から苦情がくるかと手汗ビッチャビチャで更新しているのですが、寛容なみなさまのお陰で長い目で見守って頂いているようで、感謝の気持ちでいっぱいでござる。
長年当ブログを覗いて下さっている方は薄々お気づきかもしれませんが、わし、アメコミだいすきなんスよ! 全く詳しくないですけどね!
なので、不真面目な文章の行間にこれでもかと込めた、アベンジャーズ(というか特にキャップ)への暑苦しい気持ちを少しでも感じ取って頂ければと! ぼかぁね、キャップが、すきで、たまらないんですよ!


第5位 57ポイント


5番目に気に入って頂いたのは、先月末公開になった『フォースの覚醒』の感想でした。
実は『フォースの覚醒』、最初はブログを書くつもりじゃなかったんですよね。
この作品を観た頃、生活の方がシャレにならないぐらい忙しくてしんどくて、ブログを書く隙間が全く作れない状態でして。
絶対に初日に観る、と心に誓い、段取りも立ててはいたのですが、感想はやめとこうと思っていたのですよ。 
普段の自分のブログを書くペースから言っても、それは無理だろう、と。
ところがどっこい、観たらもう気持ちが抑えられなくなってしまったんですよね! 映画がすごすぎて! 様々な感情の渦にのまれて、くるわんばかりになって!
で、気づいたら一心不乱にパソコンに向かっていました。
ごはんを作る時間が大幅にずれ込んでも、お構いなしで書いていました。 
ブログって、ホントはこういう形がいいんでしょうね。 「わー!書きたい!」っていう熱を、そのままぶつけられるのが。
 
久しぶりにブログを書いていてたのしさを感じましたし、やっぱりブログはやめられないなぁと思えまして、そういう意味もあり、自分でも気に入っている感想だったりします。
いやぁ、みなさまにも気に入って頂けてよかったです!


番外編 23ポイント 


ベスト5は上記の通りですが、番外編として自分で気に入っている感想もご紹介させて頂きますね。
『シンデレラ』は、RT数などは『進撃の巨人』に及ばなかったものの、自分で書いていてめちゃくちゃたのしかった感想でして。
もうね、王子がシンデレラのブランコを押すシーンを観た瞬間に、「こいつ(王子)はとんでもねえエロ策士やで・・・!」という感情でいっぱいになりましたからね。
「家帰ったら書かな・・・ブログ書かな・・・!」と、気もそぞろでしたもん。 実際書き始めたら、まぁ文章書くのがたのしいのなんの!
結果、あのようなしまりのない長文になってしまい、非常に面目ない。
でも、書かずにはいられなかったんですよ。 わかってつかあさいよ。 あれでもだいぶ削ってるんですよ。



ということで、以上「すきなものだけでいいです」年間ベスト5+αでした。
年々更新頻度がめっきり下がっていくなか、変わらず沢山の方に見守って頂けていること、本当にありがたいコトだと思っております。 いつもありがとうございます!
今年も、昨年以上にブログを書くのが厳しくなるのではないか、という気がしているのですが、無理のないレベルのことをやっていこうと思いますので、よろしければまたお時間がある時にでも覗いて頂けると幸いです!


ではではみなさま、今年も「すきなものだけでいいです」をよろしくお願いいたします!





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『ジュラシック・ワールド』(シリーズ4作目)

2015年10月21日
jurassic world

【一行あらすじ】
大金持ちのインド企業家が恐竜のテーマパークを作って大失敗します。


【舞台】
ヌブラル島(コスタリカの西 約200km)


【主な登場人物】
オーウェン・・・恐竜公園の管理人。 元軍人かつ恐竜行動学のエキスパート。 ヴェロキラプトルを絶賛しつけ中
クレアおばさん・・・恐竜公園の管理責任者。 オーウェンとは一度だけデートした仲。 姉の子どもを恐竜公園に招いてイイトコみせようと目論むも、漂うのは大失敗の予兆のみ
グレイ・・・クレアおばさんの甥っ子。 恐竜大好き。 両親の離婚危機にドギー&マギー
ザック・・・クレアおばさんのクリームシチュー。 グレイの兄。 両親の離婚危機にうんざり顔。 車のことならおまかせボーイ
マスラニ社長・・・いわくがつきまくりのインジェン社を買収する奇特な億万長者。 失敗するから。絶対失敗するから。 ヘリコプターのことならおまかせジェントルマン
バリー・・・オーウェンのマブダチ。 ヴェロキラプトルの調教師。 恐竜行動学を心得ているはずだけど、やってることはもっぱら公園内をウロウロのみ
ホスキンス・・・恐竜公園のセキュリティ担当者。 とみせかけて、実はインジェン社の密偵
ヘンリー・ウー博士・・・1作目にも登場したインジェン社お抱えの遺伝子学者。 性懲りもなく適当な生物の遺伝子を恐竜のDNAに組み込んで、とんでもねえハイブリッド恐竜を作ります
ロウリー・・・恐竜公園のシステム担当者。 今は亡きハモンド社長が作ろうとして大失敗したジュラシック・パークの大ファン。 念願かなって恐竜公園に就職。 よかったね! あと、童貞だよね!
ヴィヴィ・・・恐竜公園のシステム担当者。 主に泣いています。 彼氏がいるのでロウリーとは付き合えません。 そのくだりいるか?


【主な登場恐竜】
ガリミムス・・・瞬足のやつ。 かぎりなくダチョウっぽいやつ。 草食うやつ
ステゴサウルス・・・背中が健康遊歩道の激しいバージョンみたいなやつ
アンキロサウルス・・・尻尾が鈍器のやつ
アパトサウルス・・・草食うやつ。 超ヘビー級のやつ。 a.k.a.ブロントサウルス・インダハウス
プテラノドン・・・滑空するやつ。 そで下がジュディ・オングの流れをくむやつ
ヴェロキラプトル・・・チームで狩りをするやつ。 超あたまがいいやつ
ティラノサウルス・レックス・・・咀嚼力バツグンのやつ。 お刺身に添えられた菊のように控えめな前脚がチャームポイントのやつ
インドミナス・レックス・・・遺伝子操作により生み出された新種のやつ。 せっかくの肉を食わずにいじって遊ぶだけという、カミカミ期の幼児みたいなことをするやつ
モササウルス・・・水に棲むやつ。 ワニとお魚のニコイチみたいなやつ


【たべられたみなさん】
裏切り者のホスキンスさん・・・裏切るからだよ!
インドミナスの監視員のおじさん・・・インドミナス担当っていう時点でご臨終感半端ない
インドミナスの作業員のおじさん・・・インドミナス担当っていう時点で(略
セキュリティ担当のハマダさん・・・主戦場はインドミナスの足の裏
セキュリティ担当のクレイグさん・・・インドミナスに背中をへし折られスナックと化する
セキュリティ担当のクーパーさん・・・負傷した仲間を守るためインドミナスに果敢に立ち向かうもお腹の中へダイレクトイン
セキュリティ担当のリーさん・・・インドミナスのおやつと化する
セキュリティ担当のミラーさん・・・インドミナスの軽食と化する
セキュリティ担当のスピアーズさん・・・インドミナスのおつまみと化する
ヘリの副操縦士さん・・・プテラノドンのくちばしで胸を一突き
ヘリの射撃手さん・・・プテラノドンに弄ばれる
インジェン社の兵士(10人程度)・・・ラプター用の夜食
クレアの秘書・・・クレアに子守を押し付けられるわ、プテラノドンにつままれるわ、モササウルスに食われるわ、災難続きです


【落下したひと】
マスラニ社長・・・ヘリの操縦に自信あり(落ちないとは言ってない)

【今回の推しメン】
インドミナス・レックスとラプトルとやっぱりみんなだいすきTレックス


【思い出写真館】
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すべての元凶ひげじいさんが銅像で登場!


【補足】
・ 超巨大企業インジェン社も、さすがにあれだけの大惨事を引き起こしたら潰れますわなぁ!
・ という訳で、虫の息だったインジェン社を買い取ったマスラニ社が、ハモンド社長の遺志を継ぎ、装いも新たにジュラシック・パークを新装開店!
・ しかもまたもや遺伝子をいじって、恐竜をより賢くしたりより強くしたりするマスラニ社
・ しかも遺伝子やら種類やらを掛け合わせて、最強恐竜まで作り出しちゃうマスラニ社。 もちろん肉食うやつです!
・ おまえはアホか、アホなのか
・ 一方、買収されたインジェン社も負けてはいません
・ 失敗を繰り返すたびにアホっぽさがレベルアップしているインジェン社。 なんと今回は、マスラニ社の資金力と開発力を利用し、恐竜を生物兵器に変身させようと企てます!
・ 言うことを聞かせるのに手間もヒマもかかりすぎる恐竜より、無人偵察機や攻撃用ドローンなんかを開発する方がよっぽどか効率的だし低コストだと思うんですけど、インジェン社のえらい人はどうしちゃったのかなー?脳みそのかわりにホイップクリームでも詰まってるのかなー?どうなのかなー?
・ 銃弾もロケットランチャーも効かないぐらい強い恐竜に四苦八苦するマスラニ社と、全然言うこと聞いてくれないラプターに四苦八苦するインジェン社。 2万人の来園者のみなさん、本当にお気の毒さまでした! まぁあの、アレだ、訴訟しようぜ!
・ シリーズ1作目を超リスペクトしている本作。 ちょっと気を遣いすぎなんじゃないの?というかスピルバーグ先生におもねりすぎなんじゃないの?という印象すら漂う程のリスペクトっぷりでした
・ お馴染みのテーマ曲、「するな」ということを絶対にする子ども、なんかつったらカエルの遺伝子を混ぜ込んじゃう博士、DNAくん、旧パークのレストランの壁画、発煙筒などなど、「ほらほら、原点に戻りましたよー!」と両手を広げて満面の笑みを浮かべている感じ、きらいじゃないです
・ そのかわり、3作目に出てきた「ラプターの鳴き声が再現できる骨模型」は完全スルーでしたけどね! しょうがないよね! 今回の主役は1作目だもんね!
・ 遺伝子をいじられて、1作目に出ていたタイプよりもちょこっとお利巧になっていたラプトルたちと、クリス・プラットさんのふれあいがとてもステキでした。 きっとこの映画は、「人間と恐竜(ラプトル)はわかりあえるのか」という点とクライマックスの「恐竜大戦争」のためだけにあるのだろうと思います。 そして、そこが大成功しているので、それでいいのだと思います
・ ただ、わたしの好みを言わせていただくと、「パーク内の2万人近いお客さんを恐竜が襲う」という、シリーズ史上最大の虐殺絵巻が繰り広げられる可能性をちらつかせておきながら、せいぜいプテラノドンが逃げ惑うおっさんおばさんをつまんで落とす程度で、全く血のシャワーが噴き出さないというのはね、一体どういうことなのか、と
・ そうですよね、レイティングですよね。 わかりますよ、そりゃわかってますよ。 でもね、予告を観た時に感じた「おっ!恐竜のごはんがいっぱい!」というワクワク感がね・・・ くやしいのう・・くやしいのう・・・
・ 今回、カエルだのラプターだのの遺伝子を掛け合わせた最強恐竜を登場させたのはなぜですか? もちろん、人間を襲うためじゃないですか! オレはもっとこう、ファミリー向け映画にあるまじき阿鼻叫喚が観たいんだよ・・・!
・ というわけで、少々歪んだ嗜好をもつわたしにはモヤモヤの残る内容となっていたのですが、恐竜バトル部分に関しては非の打ち所もございませんので、心からの拍手でもってシリーズの復活を祝いたいと思います!



関連感想
『ジュラシック・パーク』シリーズ3作まとめ




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9月に観た映画詰め合わせ 『カリフォルニア・ダウン』『アントマン』『ピクセル』

2015年10月14日
『カルフォルニア・ダウン』
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あらすじ・・・
妻から三行半を叩きつけられたお父さんが娘への想いだけを原動力に不可能を可能にします。


・ 小難しい説明や状況説明は極力省き、ひたすらにアメリカ西海岸を破壊する鬼畜ストーリー。

・ わたしはいわゆる「ディザスタームービー」がとても好きで、エメリッヒ監督の『2012』なんかはそれをおかずに白飯がパクパク頂けちゃうようなタイプなのですが、やはり東日本大震災以降にこの手のパニック映画を観る時は、なんとなく心がざわつくというか、もちろん虚構と現実は別物なのですが、映像がリアルであればあるほど、心臓を冷たい手で触られたような感覚になることがありまして、本作でもあまりにすさまじい崩壊の描写に喉が詰まってしまった瞬間がありました。

・ まぁ、最後まで観てみると、そんな気持ちが吹き飛んでしまう・・というか意味なく思えるほど荒唐無稽な「父ちゃんSUGEE」伝説のてんこ盛りムービーでもあったのですけどね。

・ 妻と二人の娘に囲まれ幸せいっぱいの生活を送っていたすご腕レスキュー隊員の父ちゃん(ザ・ロック様)は、数年前自分が誘った急流下りの最中に起きた水難事故で娘のひとりを亡くしてしまい、それ以来罪悪感から妻に対し心を閉ざしてしまっていました。 妻はそんな父ちゃんと一緒にいることに耐えられなくなり、離婚を決意。 今は大手ゼネコンの社長と絶賛同棲中です。

・ 残されたもう一人の娘はというと、いまだに父ちゃん大好きっ子で両親の復縁を密かに願い続けているのですが、新しい彼氏との新生活にワクワクしている母にも、毎日救助活動で忙しくしている父にも無茶な要求は出来ず、大人たちの微妙なやりとりを静観する日々。 子の心親知らず。

・ そんな中、ロサンゼルスから東に約400キロのフーバーダム付近で巨大地震が発生します。 早速ヘリで救助に向かおうとする父ちゃん。 一方娘と母ちゃんは彼氏が経営する会社のビルがあるサンフランシスコにお出かけ中。  

・ まずは父ちゃんがラスベガスでじゃんじゃん人助けに奔走するんだろうなぁ・・・ と思いきや、移動の途中で新たな巨大地震が発生し、なんと娘と母ちゃんが絶体絶命の状態に陥ってしまいます。 

・ 思ってた。 たぶんそんなこったろうと思ってた。

・ で、それぞれが父ちゃんの携帯にSOSの電話をかけてくるもんだから、父ちゃんは職場放棄して華麗に家族の救出へGO! 物わかりのいい上司でよかったね!

・ この、父ちゃんが家族と自分の人生を再生させるに至るための装置が「地震」であり「津波」なので、他の人の人生なんて塵ほどの重みもない! 潔い! この切り捨て方、逆に潔い!

・ とにかく父ちゃんも母ちゃんも娘さんも娘さんのお友達もみんなSUGEEE! 彼らが選ぶ道は全て「解放」と「救済」というゴールへと続き、彼ら以外の人間が選ぶ道はだいたいビルに押しつぶされるか津波に流されますからね! こわい!この一家、逆にこわい!

・ 母ちゃんが指し示す方角とは逆のドアを開けた女性(恋人のお姉さん)は、崩壊しかけていたビルから転落死。 母ちゃんが誘導しようとしたのとは逆の方向に逃げた店員は、たぶんビルのがれきに押しつぶされて圧死。 娘さんが閉じ込められていた地下駐車場の天井は、崩落しそうでしなさそうで結局しないので、脱出後はビルから逃げてきた人たちに悠々合流。 で、どれだけビルが崩れてきても娘さんとそのお連れの方々には直撃しない代わりに、じゃんじゃん潰される群衆。 ヘリが墜落しても、次から次へと代わりの乗り物をゲットする父ちゃんと母ちゃん。 超でっかい津波が来てもボートで波のてっぺんまで登っちゃいます。 馬力どんだけやねん。 もちろん、その他のボート班のみなさんは登っている途中で続々落下ですよ。 避難所目指してサンフランシスコの街中を進んでいた人たちも、いちいち描かれすらしませんでしたが、あの津波だったらひとたまりもないと思います。 どうですか。 鬼畜でしょう。 もう一度言いますが、なにせ塵ほどの重みもないですからね! 

・ ビルを越え、津波を登り、やっとこさ娘の居場所に辿り着く父ちゃんでしたが、彼女は水の中に閉じ込められておりどうしても助け出すことができない。  父ちゃんの脳裏に、以前娘を亡くした時のつらい光景がよみがえる・・・。

・ その後、なんとか娘を救出できたものの、懸命の人工呼吸もむなしく呼びかけに応えてくれない娘の身体。 しかし安心してください、結局はいていますよ。(水を)

・ 一度は救えなかった命を救った父ちゃん。 アメリカを訪れていた外国(イギリス)人の命も救う父ちゃん。 壊滅的な被害を受けた街を前に、「壊れたなら、もう一度作ればいい」と復活を宣言する父ちゃん。 父ちゃんの姿はなんど苦境に突き落されても立ち上がるアメリカそのものなのかもしれない・・・!

・ しょうじき、ぼかぁもうおなかいっぱいです!

・ ちなみに母ちゃんの恋人で役職は高いけど人としては下の下というダニエル氏を演じていたのは2005年版『ファンタスティック・フォー』で伸びる人に扮していたヨアン・グリフィズさん。 意外と伸びなかった!(色んな意味で)

・ ジアマッティかわいいよジアマッティ!

・ おそろしいほどスピード重視の展開だったのですが、「データー取りにフーバーダムいくで!」 からの 「地震前に起きる周波出たで!」 → 「こりゃ地震予知出来るで!」 ← 「予知もなにもすぐ震度7きたで!」 までの無駄のなさが特にすばらしかったですね。 ストーリーがむちゃくちゃであればあるほど、有無を言わさぬ勢いって大事なんだなぁ。



『アントマン』
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あらすじ・・・
妻から三行半を叩きつけられたお父さんが娘への想いだけを原動力に不可能を可能にします。 あと、負け組のレッテルを貼られた人たちが特技を活かしてでっかい敵に立ち向かいます。


・ この博士がひどい!

・ 【ひどさ その1】 娘と会話しない

・ 若かりし頃、妻と共にシールドのメンバーだったピム博士。 活躍中のある日、なんやかんやでソビエト連邦がアメリカに向け大陸弾道ミサイルを発射してしまいました。 博士は自ら開発したアントマンスーツを着込み、ミサイルを墜落させようとしましたが、アリサイズのスーツではミサイルの内部に入り込むことができません。 このままではミサイルがアメリカに到達してしまう・・・ その時、妻は自らのサイズ調節つまみを壊し、体を量子サイズまで縮小させることでミサイル内へ潜入。 第三次世界大戦の危機は回避できたものの、彼女の身体は永久に縮み続けることを余儀なくされ、ついにはそのまま宇宙の藻屑となってしまったのでした。

・ つまり、「お母さんはアメリカを救うため、大規模な戦争が起こるのを防ぐため、自らを犠牲にした」んですよね。 英雄ですよ。 二度と会えないことは哀しいけれど、無駄な死って訳でもないし、そこは教えてあげればいいじゃない。 きちんと説明してあげればいいじゃない。

・ ところが博士は一番大事なそこを省いちゃうんですよね。 「お母さんは飛行機事故で死んじゃった」ってモロバレな嘘をついてしまうんです。 なぜなら、本当のことを話すことでたったひとりの愛娘まで「かあちゃんスゲーうちもそれやるー」ってなったら困るから。 なにせ自分たちに似て正義感も我も強いタイプだし。

・ で、省かれた娘はというと、かなり早い段階で父親のウソを見抜き、「結局のところなぜ母は死んだのか」「なぜ父は本当のことを自分に教えてくれないのか」「父にとって自分は信用ならない存在なのか」「頼りにもならない存在なのか」「父にとってたいせつなのは研究(スーツ)だけなのではないか」などなど各種猜疑心にさいなまれつつ育つ羽目に。 

・ 娘にまでスーツを着させて危険なミッションをさせたくない、という親心はわかりますが、会話は省いちゃいけませんよね。そこ省いてもなんもいいことないですよ。 娘の「知る権利」や「将来を選択する権利」より、自分が再び傷つきたくないって願望だけ優先しちゃう父ちゃんを、同じ親として是非反面教師に採用したい!

・ 【ひどさ その2】 息子の替わりを作る

・ 娘に本当のことを言えない博士は、そのモヤモヤを晴らすかのように、娘みたいに血が繋がって愛着のある子ではなく、自分が後腐れなく育てられる疑似息子のような存在を作ろうと思い立ちます。

・ そんな折、若い頃の自分を思い起こさせるような才能ある青年を見つけた博士。 渡りに船とばかりに、自社の跡継ぎとしてスカウトします。 これがのちにイエロージャケットを開発して謀反をこころみることになるダレンさんです。

・ 見立て通りメキメキと頭角を現してくるダレンさん。 会社の経営面でも技術の開発面でも超グイグイきて、博士なんだかちょっとダレンさんのことがウザくなってきちゃいます。 青年が胸に秘める野心は成長を促す燃料となるが、同時に功を焦って暴走してしまう危険性もある・・・。  ・・・かいつまんでいうと、青年の野心が暑苦しく思えてきた博士。 しょうじき嫉妬もあったんじゃねえの、とわしは思う。

・ そこで博士は自分の一番の発明であるピム粒子やアントマンスーツをなかったこととして、その存在をダレンさんにひた隠したり秘密にしたり蚊帳の外に置いたりないがしろにしたり、要するに知らぬ顔を決め込んでしまいます。

・ で、のけものにされたダレンさんはというと、かなり早い段階で博士のウソを見抜き、「結局のところ自分は博士から信用されていないのではないか」「なぜ博士は本当のことを自分に教えてくれないのか」「自分は博士から疎ましく思われているのではないか」「頼りにもならない存在なのか」「博士にとってたいせつなのは研究(スーツ)だけなのではないか」などなど各種猜疑心にさいなまれつつ育つ羽目に。

・ あれ・・これさっきもどっかで観たよ・・・!

・ 博士(父)に認められらたくて研究に打ち込み、博士(父)を越えるために悪党に魂を売り渡すことを決意したハゲかわいそう。

・ 【ひどさ その3】 ムシは使い捨て要員

・ だってムシだから。

・ 「小さくてパワフルで賢くて飛んだり浮いたりできるアリンコって、超便利な兵隊じゃね?」 ・・・ということで大量のアリンコを脳波でコントロールして任務を与える博士。

・ 最悪何匹か潰されても、なあに、代わりなら庭にいくらでもいるさ!(博士の心の声)

・ 謝れ!アントニーに謝れ!!

・ 【ひどさ その4】 娘以外なら犠牲にしてもいっか的なアレ

・ 大事な娘にスーツを与えて、みすみす危険なミッションに送り出す訳にはいかない。 そこで博士は、「理系の知識に優れて」いて、「義侠心」があって、「人の親だから情にも厚く」て、「フットワークが軽め」で、なおかつ「人生どんづまりであとがな」さそうなスコットをスカウト。 

・ スコットが自らの意志で博士の邸宅に盗みに入るよう、すべて先回りしてセッティング。 難解なセキュリティシステムをどのようにクリアするかを別室でモニタリングしつつ、最終的にはアントマンスーツを着るという選択肢以外選べないトコまで追い込む算段です。

・ この博士はかわいい顔してわりとやる博士やで・・! 

・ そもそも、博士が妻を亡くした時点で娘さんと真摯に向き合い、妻(母)の死について、自分にとって娘がどれだけ大切な存在かということについて、きっちり話し合っていればこんなややこしいことにはなっていなかったと思いますし、ダレンさんに関しても、スーツがはらむ可能性についてもっと早く共通理解をはかっていれば、暴走して物騒な機能のついた自己流スーツを開発することもなかったのではないでしょうか。

・ もっとハゲの能力を正当に評価してあげて・・・ 彼は褒められると伸びるタイプなんです・・たぶん・・・

・ 開発に関することもそうですけど、もっとこう、世の中のために出来ることというか、「自分たちが開発しうる技術は正義のために使えばいいものだけど、悪に手渡せば地球を滅ぼしかねない」っていう倫理観みたいなものも教えてあげればよかったんじゃないですかね。 ダレンさん、家族いなさそうだし、寂しかったんじゃないかな・・・。 やっと理想の父親的存在に出会え、しかも息子のようにかわいがられてその気にさせられたのに、さっさと梯子を外されるダレンさんかわいそう。

・ ブラックホールマシンみたいなのくっつけられてどっか消えちゃったダレンさんが、量子の世界で博士の奥さんに出会い一緒にこの世にカムバックしてまたひと悶着!みたいな話があっても、オレはいいと思う。

・ ということで、父ちゃん(博士)は毒親でしたが、ここのところ陰惨な空気になりがちだったMCU界に舞い降りた「とにかく明るいマーベルヒーロー」像はとても新鮮でたいへんおもしろかったです。

・ 前科持ちだけど義賊だからアリ!っていう居直り方もすごいし、そんなスコットを演じているポール・ラッドさんの全身から滲み出る「お人よし」感もすごい! あと、スコットのちょいワルな仲間たち! 再婚モノでは珍しい「いい義父」のおまわりさん! MCU作品は他のものもそうなんですけど、キャスティングやキャラクターの設定が本当に絶妙だと思います。

・ 子ども部屋を使った闘いも超たのしかった! 予告で使われていたトーマス脱線のシーンの膨らませ方もうまい! 細かいところまで手と気を抜かないってこういうことなんですよね!

・ バ・・・バッキーちゃん!!

・ まったく思いもよらないところからのバッキーちゃん登場に、本編以上に興奮してしまったことをご報告させて頂きます。 おお・・・なんという・・・・


『ピクセル』
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あらすじ・・・
負け組のレッテルを貼られた人たちが特技を活かしてでっかい敵に立ち向かいます。

・ 小学校の頃なら神のごとくチヤホヤされる「特技・ゲーム」も、大人になったら話のとっかりり程度にしかならないのか。 そんな「過去は輝いていたけど今はなんとなくくすぶってる」大人たちの大人たちによる大人たちの為のミラクルストーリー。 それが『ピクセル』です。

・ とにかくね、主人公はゲームしか能がないんですよ。 それも今のゲームではなく、もっぱら昭和のアーケードゲーム。 子どもに自慢しても「ふーん」と流されるような特技なんです。 それが世界を救うんだからもうさいこうですよ!

・ でも、実は本作でもっとさいこうなのは、ゲームにうつつをぬかし続け、女の子からも(ゲーセン以外では)見向きもされなったオタク三人衆の中の一人が、アメリカ大統領になっているというこの世界なんですよね!

・ 難しい単語が読めなくて記者にバカにされたり、世界の非常事態だってのに嫁とイチャイチャしている所をすっぱ抜かれたり、なんかっつったら友達をホワイトハウスに呼んじゃったり、一体どんな経歴をへてアメリカの最高権力者へ登りつめたのかさっぱりわからないへっぽこ大統領! いいなぁ!わしもこんな友達ほしい! 

・ 映画に登場する大統領って、たいがいいかにも「出来る人」が演じているじゃないですか。 まあね、ワールドポリスアメリカのリーダーですものね、そりゃピリっとしたキャスティングになりますよね。 でもこの映画の世界では、「オレら」と地続きの誰かがアメリカ大統領なんですよ。 特別じゃない、欠点だらけで、幼馴染とつるんでクダ巻くのがだいすきで、権力を手にしてもなにも変わらない男が大統領。 もうこの時点で、この世界は夢と希望に満ち溢れているではありませんか・・・!

・ てコトで、頭のてっぺんから尻尾の先まで超大甘なアンコがみっちり詰まった『ピクセル』。 わたしが好きにならないわけもなく、また、一緒に観に行ったちびっこたちもその毒気の無さを大いに気に入ったようで、とても愉快な1時間45分となったのでした。

・ ゲームがふんだんに使われていましたが、マニアックなネタを理解できる人たちだけではなく、登場するゲームの中では「パックマン」と「ドンキーコング」と「テトリス」ぐらいしか知らないようなわたしでも、何の問題もなく楽しめるような作りになっていたのもよかったと思いますねぇ。 もともとのゲームのルールのシンプルさもあるのでしょうが、素材の取り入れ方やストーリーの紡ぎ方が優れているからなんだろうなぁ・・。 大人から子どもまで。 ヘビーユーザーからライトユーザーまで。 

・ あと、異星人の侵略を扱っていながら、画面が常にしあわせな色をしていたのも印象的でした。 白昼の攻撃も、夜間に米軍基地が襲われているシーンも、とにかく色調が暗くない。 ピクセルと化す街並からは、悲壮感ではなく多幸感が溢れてきました。 製作者のゲーム愛を感じるとともに、これは「登場する異星人は本来危険性のない種族なのだ」という意味合いも込められているのだろうなぁ、と思いました。 だからあのオチなんですよね。 ほんと、やさしい映画だなぁ。

・ マーサ・スチュワート!

・ ショーン・ビーンさんなにしてはるんですか!

・ どのキャラクターもとても人間くさく、とても愉快で、とても愛らしい! 中でもラズロもかわゆさは異常! (ちびっこたちの間でも一番ウケていました)

・ ちなみに、わたしはゲームはからきしダメだったものの、鉄棒にスカートを巻きつけてグルグル回るのはメチャクチャ得意な小学生だったのですが、それが異星人をやっつける鍵になるような映画、出来ませんかねぇ。  クラスで一番回ってて、周りの子たちから「すげえ・・・あいつ風車みてえだ・・・」って言われてたんですけどね。 ダメですかね。  

・ 鉄棒にスカートを巻きつけて回るタイプの異星人からの挑戦求む・・・!




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