アルバム、の、ようなもの。(首都圏3大観覧車完全制覇の旅)
2014年05月14日
おっかあ、おらディズニーランド行きてえだ!! そんなちびっこの声にお応えして首都圏の遊技場を巡りに出かけたんだけど気づいたら観覧車ばっかり見ていた、とある家族のお話。

というわけで、かれこれ3か月ほど前になりますが、旅行に行ってました。
冬休みどこにも行けなかった・・とか、ちびっこもついに小学校卒業だし・・・とか、いろいろ理屈付けしようとしましたが、要するにどっかに行きたかった母とむすめ。
そんな中、時を同じくして、世帯主さまが恵比寿のクラブでゲストDJをすることが判明。
こいつはまさしく渡りに船・・!
「じゃあオラたちも連れてってくんろ!」と反論の隙を与えることなく、さっさと宿の手配をすませ上京決定です。

テンションがあがったいもうとちゃんによる持ち物リストには、「Tシャシ パンシ クシシタ」と暗号文のような言葉が立ち並ぶ。 そんな彼女、お察しの通り、国語の成績はいまひとつです。

前回上京した時は飛行機を使用したので、今回が富士山初体験となるちびっこ。 あまりの大きさにかたまっています。
新横浜駅で下車後、第1目的地である藤子・F・不二雄ミュージアムに向け乗り継ぎを開始する一向。
が、その前に、登戸駅から歩いて5分というナイスな場所にあるカレー屋さんマニックさんを目指します。

ナマニクさん(@namaniku29)おすすめのマニックさん。ナマニクさんのマニック。マニアックなナマニックが楽しめるお店です。(←深い意味はない)
わたしはシーフードカレーを食べたのですが、具がゴロゴロ入っていて辛さも程よくて、とても満足しましたよ。
ナンもちびっこたちのテンションが上がる程でっかいし、チーズナンはトローミーだし、もう言うことないです。
ナマニクさん、いいお店を紹介してくださってありがとうございました!

おなかが満たされたので、登戸駅にこさえてあるミュージアム直行バス乗り場へ。 大人から子供まで、つべこべ言わずきちんと並びやすいよう、じべたには足跡の刻印が。 オッシャレ~!

もちろんバスの側面にはネコ型ロボットの一味を印刷。 ちなみにバスは全部で4種類あるそうです。
車内にも工夫を凝らした内装があちらこちらに点在していたのですが、まぁ、詳しいことはこちらのサイト様でも見て頂ければ、と・・。

「ど~こ~で~も~ド~ア~!」
生原稿ゾーンやF先生の思い出グッズゾーンなどの撮影禁止区域を過ぎると、ドラえもんさんの世界観が随所に再現された屋上庭園へとたどり着きます。

これはみんなの夢ですよねー。

庭園をぐるりと囲んだ斜面には、懐かしのF作品キャラクターが埋め込まれ、ひっそりと来館者の様子を伺っています。
こちらの石像は・・ほら・・あの・・なんだっけ・・・なんか犬のヤツ・・

あー知ってる!木ですよねコレ! なんとかっていう木だったと思う! ・・・ええと・・なんだっけ・・・キー坊・・?

ウラウラウラ・・ベ ッ カ ン コ ー !!(※揺るぎない自信)

記念撮影スポットも充実。

あれ・・?もしもボックスって、こんなエレベーターの階数を示すような針ついてたっけ・・・?

さりげなく日向ぼっこをたのしむパーマン1号&2号。 けっこうな大きさだったのですが、もしや原寸大だったのでしょうか。

細部までこだわりの詰まった館内。 注意事項だって素直に受け止められる・・そう、藤子不二雄キャラを使えばね。

お手洗いに行けば、おばあちゃんがこの一言ですよ。 もうね、これ見てね、おトイレ汚そうなんていう不届きな気持ち、湧く訳がない! そうですよね!ねぇみなさん!

読みたいだけマンガを読んでいいコーナーでは、ドラえもんさんご本人が自らの武勇伝に首ったけになっている様子を垣間見ることができます。 いやらしいたぬきだな!
館内に再現されたF先生の書斎には、所狭しと書籍やレコード、おもちゃや映画のソフトなどが並べられ、先生が持っていらした好奇心のアンテナに、ちょっとだけ触れたような気持ちになりました。
初期作品のキャラクター(ロボケット)とドラえもんさんが共演した夢のような短編映画を堪能したあとは、全国津々浦々のアミューズメント施設ですっかり定番となった、強制物欲刺激イベントという名のお土産コーナーに突入。
高畑さんが作ったテレポーテーション・ガンと、パーバッジを模したタブレットケースや、各種文房具、ジャイアングッズや小分けにされたお菓子類など、タガが外れたようにかごに放り込んだ結果、翌朝確実に後悔する額の散財をすることとなったのでした。
オレたちマジ金銭感覚マヒしてた! ホンマ、藤子不二雄ミュージアムはんは商売上手でんなぁ!

きれいなジャイアンを自力で召喚するいもうとちゃん。 写真撮影のタイミングがなかなか合わず、「もっかい!」「いもうとちゃん、もっかいジャイアン出して!」と幾度となく呼びかけたおかあさんに対し、最終的にブチ切れたことをお伝えしておきたいと思います。 普段はいい子なんですよ。

日もとっぷり暮れてきたので、場所を横浜中華街へと移し夕食ギグ開始。
あらかじめ、いくつかのお店を調べておいたのですが、なかなかこれといった決め手がみつからず、餡子の菓子をつまみながら夜の街をさ迷い歩く一向。
タクシーの運転手さんから仕入れた情報によると、「中華街のブッフェ(食べ放題)はどこもいまひとつだからやめておいた方がいい」とのことだったので、疑うことなくブッフェは除外。いや、あくまで運転手さんの意見ですよ。ホントのところは知りませんよ。

悩んだ末、「なんかおいしそうだから」という原始的な理由で福満園さんというお店に入ったのですが、ここがすごく大当たりで、出てくる料理はどれも初めての味(いい意味で)。 そして超おいしい!
この写真のスペアリブと蟹の殻を炒めたヤツなんて、もう食べている間じゅう「むしゃむしゃばりばりうめえうめえ」と、知的センスが皆無なやりとりしかできませんでしたからね。 それぐらいうファンタスティックな味でした。

そして何といっても麻婆豆腐ですよ。 わたしは辛い物はかなり好きだし、平気な方だと思うのですが、たった数口でみるみる噴き出す汗、業火に包まれる口内、その後に充満する旨み成分にノックアウトされました。
あてずっぽうで入ったにも関わらず、すばらしい料理に出会えてよかったです。

食事が済んだら、そのまま宿へと戻る予定だったのですが、せっかくここまで来たのだから、と夜景スポットを散策することに。

ものものしすぎてオエっとなるレベルのコスモクロック21。 大観覧車としては日本第4位の大きさだそうです。
赤レンガ倉庫まで歩いたところで、ちびっこたちが「もうかんべんしてください・・・」とギブアップし、そりゃまあそうだわなぁと帰宿。

宿泊したホテルの近くでみかけた敷石。 地名がイラストで表されていて、なんだかオッシャレ~!
・・え? ・・・地名ですか・・? えっと・・・ば・・馬車・・馬車馬・・・?

次なる目的地へと向かうため、都内へと移動。
乗り継ぎの為下車した渋谷で、かの有名なハチ公さんと初対面したちびっこでしたが、人の多さに早くもグロッキーな顔つきに。
これでもまだ・・・少ない方なんじゃよ・・・・(※数年前はじめてハチ公前で待ち合わせをした時、人波にもまれてオエっとなったおかあさん)

というわけで、渋谷をあとにし代々木の雑貨店BANDITさんへ。
ちびっこが超夢中になっている『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の関連商品を買うにはどこに行けばよいか。
そんな風に思いながら「東京 ナイトメア フィギュア」でググった際、まっさきに表示されたのがこのBANDITさん。
ナイトメアだけではなく、ティム・バートン監督作品に特化したおもちゃ屋さんで、他にもSWやほんのりアメコミ関連も取り揃えられた夢のようなお店です。
東京はこういうところがねたまうらやましいと思うの。(※専門店がたんまりあるところ)
余談ですが、代々木の駅を降りてお店へ向かう道中、目の前に「代々木ゼミナール」という文字があらわれたものですから「わー!代ゼミだってー!ねぇねぇ!代ゼミがこんなところに!」と興奮した口調で世帯主さまに話しかけたら「うん・・まぁ・・代々木だからね・・」と言われてしばらく意味がわかりませんでした。
そっかぁ!代々木にあるから代ゼミかぁ!(※かっぺ臭まる出し)

ここで、恵比寿のクラブへと向かう世帯主さまとわかれた我々は、今度はいもうとちゃんの夢を叶えるため一路お台場へ。

その前に、駅から出た瞬間から「さあ乗ってくれ!」と言わんばかりに目立って目立ってしょうがないパレットタウン大観覧車へ乗車。 こちらは日本第2位の大きさなのだそうです。
コミケに興味津々のちびっこに、「むすめよ、あれが同人の灯だ」と教えてあげると「いつか・・・いつかわたしも行けるのでしょうか・・?」と言うので「ああ・・いつかきっとな・・・!」とエールを送っておきました。

いもうとちゃんにとっての聖地・フジ・・・テレビだ!

「せかいでいちばんすきなテレビは逃走中と戦闘中!」という、フジっ子のいもうとちゃんに喜んでもらうべく、フジテレビを訪れたのですが、くだんの局内でまさかの「逃走中推し」が開催されていたものだから、そりゃもうもう大騒ぎでした。
「たんじょうびのプレゼントとしてバトルボールがほしい!たんじょうびはまだ先だけど、いますぐに!」と叫ぶいもうとちゃんをなんとかなだめつつ、既に押し気味の予定をこなすべくデックス東京ビーチへ。

はい!レゴランド、ドーン!

またフジテレビだよ!
レゴでできた観光地模型、レゴでできたレゴ工場、レゴみたいなのでできたクルクル回る乗り物、レゴで演じられた4Dムービー、レゴっぽいのでできたシューティングゲーム、レゴでできた・・レゴ風ななにかの・・・レゴそのものの・・・・レゴ・・・ レゴ・・ レリゴー!!

コインロッカーまでレゴじみてる!
レゴランドを心行くまで満喫したのち、東京在住の友人と夜景の見えるイタリアンレストランで夕食をとりました。
超めくるめく夜景なのに、一心不乱に食べる母娘・・・ まぁな・・・お昼食べ損ねたしな・・・
いろいろ手配してくれてありがとうMちゃん! また岡山帰った時はゆっくり喋ろうぜ!

新木場にとった宿の近くにはこんな看板が。

そしていよいよ今回のメインイベント東京ディズニーランドへ。 お父さんと一緒にディズニーランドに行けるとあって、足が地上から5センチぐらい浮いているようなテンションのいもうとちゃん。

が、入園後15分後にはこの有り様。
楽しみにしすぎて連日ストップ高だったいもうとちゃんのディズニー熱。 それがなぜ、大暴落となってしまったのか。
あのね、入園した我々は手始めに、行列がまだできていなかった「白雪姫と七人のこびと」というアトラクションをチョイスしたわけですよね。せいぜい、トロッコでハリボテの人形のそばを通り過ぎる程度だろう、と高をくくって。まぁ、実際そんな感じでしたよね。 ただ、ひとつ想定外だったのは、いもうとちゃんが極度のビビり怖がりだったということ・・・
「しらゆきひめなのに、なんでまじょしかでてこないの!しかもあんなこわそうなまじょばっかり!」
とやり場のない怒りと悲しみに唇を震わせるいもうとちゃん。
「え・・・こわそう・・?・・どこが・・・」と思ってしまう大人たちでしたが、それは怖くない者の一方的な解釈であることは言うまでもありません。
ということで、かなしいかな「夢と魔法の王国」は一転「悪夢と呪詛の狂国」へ。
このままではいかん! と思った我々は、落ち込んだ子どもを確実に元気にさせる方法、つまりファーストフードに頼らんとホットドッグ屋さんに立ち寄ったのですが、ここでもハトの大群に襲われてしまったいもうとちゃんは、さらにビビる恐怖心を募らせてしまう羽目に。
弱り目に祟り目とはこのことか・・。

ハトから離れた場所にあるベンチで、ポツネンとホットドッグに食らいつくいもうとちゃん。 早くも「帰りたいオーラ」全開。

一方、ちびっこはというと、念願だったホーンテッドマンションに大興奮。 モンスターズ・インクの“ライド&ゴーシーク!”やスタージェット、スプラッシュ・マウンテンなど、乗れそうなアトラクションは全部乗ったんねん!という勢いでパーク内を駆け回ります。

乗れそうな物が何もない・・・と絶望に打ちひしがれていたいもうとちゃんも、リハビリ目的で(なかば無理やり)乗せたウエスタンリバー鉄道で若干気分を持ち直した後、ちいさな世界を数周回ることで英気を養い、最後はガジェットのゴーコースターに並ぶまでに回復。

もちろん、甘いモノを随所に織り交ぜることも忘れない、策士な母。

ディズニーリゾート30周年を祝うイルミネーションにうっとり。

帰りの電車内から見た、葛西臨海公園にあるダイヤと花の大観覧車。 お待たせしました!日本第1位! (待ってたのか)
前日友人に「横浜とお台場の観覧車を見たんだー、じゃああと一個で3大観覧車制覇だねー」と言われ、すっかりその気になっていたものの、ディズニーランドで蓄積された疲労感と、まともにお昼ご飯をとれなかった空腹感から、立ち寄る気力など到底残っているはずもなかった一向。
まぁね、見ましたからね、もういいじゃない。それでもう、制覇ってことで、いいじゃない。
死んだ魚のような目のちびっこたちを前に、再び都内へ向かうという選択肢はありえなかった為、新木場駅の下にあった居酒屋で夕食。 なんかのお肉がおいしかったです。(※既にうろ覚え)

翌日は朝から雪雲が立ち込めて、なんだか怪しげな天気。 あまりに寒かったのでフードをかぶりっぱなしだったおかあさんも、相当怪しげに見えたことでしょう。

チラチラと小雪が舞い始める中、ちびっこの「東京に行ったら寄りたいリスト」でもかなり上位にランクインしていた中野ブロードウェイに到着。
フィギュアにマンガにキャラクターグッズ・・・ 何から手を付ければいいのやら、途方に暮れてしまうほどの物欲の館に迷い込んだちびっこは、迷った挙句「・・ジュース買っておくれ」とつぶやきました。 完敗なのか?! 闘う前からあきらめてしまうのか?!わが娘よ!(確かにパッときてチャチャっと買って帰られるような戦場ではないけれど)

それぞれが思い思いのお店を散策する中、おかあさんはどうしても立ち寄りたかったタコシェさん詣でに成功。 「TRASH-UP!!」のハーシェル・ゴードン・ルイス特集号、その他を購入しほくほく顔で聖地をあとにしたのでした。

お昼は、Twitterでアーノルズはせがわさん(@ringooooooooooz)に教えて頂いた中華そば 青葉さんでラーメン。 食べた瞬間はさっぱりしているんだけど、あとからあとから押し寄せる旨みがすごい! ラーメン好きのちびっこも大満足でした。
「中野・高円寺付近で魚介系のラーメン屋さん、おせーておくれ!(太麺以外で)」という大雑把な問いかけに、親切なお返事をくださったアーノルズはせがわさん、どうもありがとうございました!

再び駅に戻った段階で、もうこの状態。
この後、雑貨店めぐりを敢行すべく高円寺へと移動したのですが、勢いを増すばかりの雪に、カメラを構えるどころか歩行すら困難なほどになってしまい、下調べしておいたU.S.TOY専門店2000 Collectable Toysさんと豆魚雷さんを物色したところで時間終了。
本当は原宿のホットトイズさんにも行きたかったんだけどなぁ・・。やはり東京は広かった。
あきらかに詰め込みすぎなスケジュールでしたが、誰一人熱を出すこともなく無事乗り切ることができてよかったです。
さて、今度はどこに行こうかな。

高円寺で購入した、ハンナ・バーベラ作品のコミックブック。 なんと、「スカイキッドブラック魔王」が載っていてちびっこ狂喜乱舞。 やっぱいいなぁ・・専門店が多いって・・・
― special thanks to ―
・ ユニークなナマニークさん
・ 横浜中華街で、ちびっこに風船を譲ってくださったお兄さん
・ 新木場に宿泊した際、売店帰りでぼんやりしており、完全に自分の部屋だと思い込んで「おーい!あけてよ!おかあさんだよ!だいじょうぶだよ!おかあさんだよってば!」とドアノブをガチャガチャしまくったわたしに、「なんでしょうか?」と物腰柔らかな大人の対応をしてくださった隣の部屋の殿方
・ 本当にすみませんでした
・ あれな、こういうときってな、ホントに一瞬時が止まるのな。出てきた人の知らない顔を見て、「もうしわけありません!まちがえました!」って言葉が出るまでの時間が永遠に感じられましたよ。(たぶん1秒ぐらいですけど)
・ スプラッシュマウンテンでちびっこと席の列を変わってくださったお姉さん
・ アーノルズはせがわさんによるおもしろい動画チャンネル「川のほとりで」
・ その他、関わったすべてのみなさま
♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ → 
というわけで、かれこれ3か月ほど前になりますが、旅行に行ってました。
冬休みどこにも行けなかった・・とか、ちびっこもついに小学校卒業だし・・・とか、いろいろ理屈付けしようとしましたが、要するにどっかに行きたかった母とむすめ。
そんな中、時を同じくして、世帯主さまが恵比寿のクラブでゲストDJをすることが判明。
こいつはまさしく渡りに船・・!
「じゃあオラたちも連れてってくんろ!」と反論の隙を与えることなく、さっさと宿の手配をすませ上京決定です。

テンションがあがったいもうとちゃんによる持ち物リストには、「Tシャシ パンシ クシシタ」と暗号文のような言葉が立ち並ぶ。 そんな彼女、お察しの通り、国語の成績はいまひとつです。

前回上京した時は飛行機を使用したので、今回が富士山初体験となるちびっこ。 あまりの大きさにかたまっています。
新横浜駅で下車後、第1目的地である藤子・F・不二雄ミュージアムに向け乗り継ぎを開始する一向。
が、その前に、登戸駅から歩いて5分というナイスな場所にあるカレー屋さんマニックさんを目指します。

ナマニクさん(@namaniku29)おすすめのマニックさん。ナマニクさんのマニック。マニアックなナマニックが楽しめるお店です。(←深い意味はない)
わたしはシーフードカレーを食べたのですが、具がゴロゴロ入っていて辛さも程よくて、とても満足しましたよ。
ナンもちびっこたちのテンションが上がる程でっかいし、チーズナンはトローミーだし、もう言うことないです。
ナマニクさん、いいお店を紹介してくださってありがとうございました!

おなかが満たされたので、登戸駅にこさえてあるミュージアム直行バス乗り場へ。 大人から子供まで、つべこべ言わずきちんと並びやすいよう、じべたには足跡の刻印が。 オッシャレ~!

もちろんバスの側面にはネコ型ロボットの一味を印刷。 ちなみにバスは全部で4種類あるそうです。
車内にも工夫を凝らした内装があちらこちらに点在していたのですが、まぁ、詳しいことはこちらのサイト様でも見て頂ければ、と・・。
藤子・F・不二雄ミュージアムのシャトルバスお披露目 ドラえもんの降車ボタンにコロ助のつり革も - ねとらぼ

「ど~こ~で~も~ド~ア~!」
生原稿ゾーンやF先生の思い出グッズゾーンなどの撮影禁止区域を過ぎると、ドラえもんさんの世界観が随所に再現された屋上庭園へとたどり着きます。

これはみんなの夢ですよねー。

庭園をぐるりと囲んだ斜面には、懐かしのF作品キャラクターが埋め込まれ、ひっそりと来館者の様子を伺っています。
こちらの石像は・・ほら・・あの・・なんだっけ・・・なんか犬のヤツ・・

あー知ってる!木ですよねコレ! なんとかっていう木だったと思う! ・・・ええと・・なんだっけ・・・キー坊・・?

ウラウラウラ・・ベ ッ カ ン コ ー !!(※揺るぎない自信)

記念撮影スポットも充実。

あれ・・?もしもボックスって、こんなエレベーターの階数を示すような針ついてたっけ・・・?

さりげなく日向ぼっこをたのしむパーマン1号&2号。 けっこうな大きさだったのですが、もしや原寸大だったのでしょうか。

細部までこだわりの詰まった館内。 注意事項だって素直に受け止められる・・そう、藤子不二雄キャラを使えばね。

お手洗いに行けば、おばあちゃんがこの一言ですよ。 もうね、これ見てね、おトイレ汚そうなんていう不届きな気持ち、湧く訳がない! そうですよね!ねぇみなさん!

読みたいだけマンガを読んでいいコーナーでは、ドラえもんさんご本人が自らの武勇伝に首ったけになっている様子を垣間見ることができます。 いやらしいたぬきだな!
館内に再現されたF先生の書斎には、所狭しと書籍やレコード、おもちゃや映画のソフトなどが並べられ、先生が持っていらした好奇心のアンテナに、ちょっとだけ触れたような気持ちになりました。
初期作品のキャラクター(ロボケット)とドラえもんさんが共演した夢のような短編映画を堪能したあとは、全国津々浦々のアミューズメント施設ですっかり定番となった、強制物欲刺激イベントという名のお土産コーナーに突入。
高畑さんが作ったテレポーテーション・ガンと、パーバッジを模したタブレットケースや、各種文房具、ジャイアングッズや小分けにされたお菓子類など、タガが外れたようにかごに放り込んだ結果、翌朝確実に後悔する額の散財をすることとなったのでした。
オレたちマジ金銭感覚マヒしてた! ホンマ、藤子不二雄ミュージアムはんは商売上手でんなぁ!

きれいなジャイアンを自力で召喚するいもうとちゃん。 写真撮影のタイミングがなかなか合わず、「もっかい!」「いもうとちゃん、もっかいジャイアン出して!」と幾度となく呼びかけたおかあさんに対し、最終的にブチ切れたことをお伝えしておきたいと思います。 普段はいい子なんですよ。

日もとっぷり暮れてきたので、場所を横浜中華街へと移し夕食ギグ開始。
あらかじめ、いくつかのお店を調べておいたのですが、なかなかこれといった決め手がみつからず、餡子の菓子をつまみながら夜の街をさ迷い歩く一向。
タクシーの運転手さんから仕入れた情報によると、「中華街のブッフェ(食べ放題)はどこもいまひとつだからやめておいた方がいい」とのことだったので、疑うことなくブッフェは除外。いや、あくまで運転手さんの意見ですよ。ホントのところは知りませんよ。

悩んだ末、「なんかおいしそうだから」という原始的な理由で福満園さんというお店に入ったのですが、ここがすごく大当たりで、出てくる料理はどれも初めての味(いい意味で)。 そして超おいしい!
この写真のスペアリブと蟹の殻を炒めたヤツなんて、もう食べている間じゅう「むしゃむしゃばりばりうめえうめえ」と、知的センスが皆無なやりとりしかできませんでしたからね。 それぐらいうファンタスティックな味でした。

そして何といっても麻婆豆腐ですよ。 わたしは辛い物はかなり好きだし、平気な方だと思うのですが、たった数口でみるみる噴き出す汗、業火に包まれる口内、その後に充満する旨み成分にノックアウトされました。
あてずっぽうで入ったにも関わらず、すばらしい料理に出会えてよかったです。

食事が済んだら、そのまま宿へと戻る予定だったのですが、せっかくここまで来たのだから、と夜景スポットを散策することに。

ものものしすぎてオエっとなるレベルのコスモクロック21。 大観覧車としては日本第4位の大きさだそうです。
赤レンガ倉庫まで歩いたところで、ちびっこたちが「もうかんべんしてください・・・」とギブアップし、そりゃまあそうだわなぁと帰宿。

宿泊したホテルの近くでみかけた敷石。 地名がイラストで表されていて、なんだかオッシャレ~!
・・え? ・・・地名ですか・・? えっと・・・ば・・馬車・・馬車馬・・・?

次なる目的地へと向かうため、都内へと移動。
乗り継ぎの為下車した渋谷で、かの有名なハチ公さんと初対面したちびっこでしたが、人の多さに早くもグロッキーな顔つきに。
これでもまだ・・・少ない方なんじゃよ・・・・(※数年前はじめてハチ公前で待ち合わせをした時、人波にもまれてオエっとなったおかあさん)

というわけで、渋谷をあとにし代々木の雑貨店BANDITさんへ。
ちびっこが超夢中になっている『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の関連商品を買うにはどこに行けばよいか。
そんな風に思いながら「東京 ナイトメア フィギュア」でググった際、まっさきに表示されたのがこのBANDITさん。
ナイトメアだけではなく、ティム・バートン監督作品に特化したおもちゃ屋さんで、他にもSWやほんのりアメコミ関連も取り揃えられた夢のようなお店です。
東京はこういうところが
余談ですが、代々木の駅を降りてお店へ向かう道中、目の前に「代々木ゼミナール」という文字があらわれたものですから「わー!代ゼミだってー!ねぇねぇ!代ゼミがこんなところに!」と興奮した口調で世帯主さまに話しかけたら「うん・・まぁ・・代々木だからね・・」と言われてしばらく意味がわかりませんでした。
そっかぁ!代々木にあるから代ゼミかぁ!(※かっぺ臭まる出し)

ここで、恵比寿のクラブへと向かう世帯主さまとわかれた我々は、今度はいもうとちゃんの夢を叶えるため一路お台場へ。

その前に、駅から出た瞬間から「さあ乗ってくれ!」と言わんばかりに目立って目立ってしょうがないパレットタウン大観覧車へ乗車。 こちらは日本第2位の大きさなのだそうです。
コミケに興味津々のちびっこに、「むすめよ、あれが同人の灯だ」と教えてあげると「いつか・・・いつかわたしも行けるのでしょうか・・?」と言うので「ああ・・いつかきっとな・・・!」とエールを送っておきました。

いもうとちゃんにとっての聖地・フジ・・・テレビだ!

「せかいでいちばんすきなテレビは逃走中と戦闘中!」という、フジっ子のいもうとちゃんに喜んでもらうべく、フジテレビを訪れたのですが、くだんの局内でまさかの「逃走中推し」が開催されていたものだから、そりゃもうもう大騒ぎでした。
「たんじょうびのプレゼントとしてバトルボールがほしい!たんじょうびはまだ先だけど、いますぐに!」と叫ぶいもうとちゃんをなんとかなだめつつ、既に押し気味の予定をこなすべくデックス東京ビーチへ。

はい!レゴランド、ドーン!

またフジテレビだよ!
レゴでできた観光地模型、レゴでできたレゴ工場、レゴみたいなのでできたクルクル回る乗り物、レゴで演じられた4Dムービー、レゴっぽいのでできたシューティングゲーム、レゴでできた・・レゴ風ななにかの・・・レゴそのものの・・・・レゴ・・・ レゴ・・ レリゴー!!

コインロッカーまでレゴじみてる!
レゴランドを心行くまで満喫したのち、東京在住の友人と夜景の見えるイタリアンレストランで夕食をとりました。
超めくるめく夜景なのに、一心不乱に食べる母娘・・・ まぁな・・・お昼食べ損ねたしな・・・
いろいろ手配してくれてありがとうMちゃん! また岡山帰った時はゆっくり喋ろうぜ!

新木場にとった宿の近くにはこんな看板が。

そしていよいよ今回のメインイベント東京ディズニーランドへ。 お父さんと一緒にディズニーランドに行けるとあって、足が地上から5センチぐらい浮いているようなテンションのいもうとちゃん。

が、入園後15分後にはこの有り様。
楽しみにしすぎて連日ストップ高だったいもうとちゃんのディズニー熱。 それがなぜ、大暴落となってしまったのか。
あのね、入園した我々は手始めに、行列がまだできていなかった「白雪姫と七人のこびと」というアトラクションをチョイスしたわけですよね。せいぜい、トロッコでハリボテの人形のそばを通り過ぎる程度だろう、と高をくくって。まぁ、実際そんな感じでしたよね。 ただ、ひとつ想定外だったのは、いもうとちゃんが極度の
「しらゆきひめなのに、なんでまじょしかでてこないの!しかもあんなこわそうなまじょばっかり!」
とやり場のない怒りと悲しみに唇を震わせるいもうとちゃん。
「え・・・こわそう・・?・・どこが・・・」と思ってしまう大人たちでしたが、それは怖くない者の一方的な解釈であることは言うまでもありません。
ということで、かなしいかな「夢と魔法の王国」は一転「悪夢と呪詛の狂国」へ。
このままではいかん! と思った我々は、落ち込んだ子どもを確実に元気にさせる方法、つまりファーストフードに頼らんとホットドッグ屋さんに立ち寄ったのですが、ここでもハトの大群に襲われてしまったいもうとちゃんは、さらに
弱り目に祟り目とはこのことか・・。

ハトから離れた場所にあるベンチで、ポツネンとホットドッグに食らいつくいもうとちゃん。 早くも「帰りたいオーラ」全開。

一方、ちびっこはというと、念願だったホーンテッドマンションに大興奮。 モンスターズ・インクの“ライド&ゴーシーク!”やスタージェット、スプラッシュ・マウンテンなど、乗れそうなアトラクションは全部乗ったんねん!という勢いでパーク内を駆け回ります。

乗れそうな物が何もない・・・と絶望に打ちひしがれていたいもうとちゃんも、リハビリ目的で(なかば無理やり)乗せたウエスタンリバー鉄道で若干気分を持ち直した後、ちいさな世界を数周回ることで英気を養い、最後はガジェットのゴーコースターに並ぶまでに回復。

もちろん、甘いモノを随所に織り交ぜることも忘れない、策士な母。

ディズニーリゾート30周年を祝うイルミネーションにうっとり。

帰りの電車内から見た、葛西臨海公園にあるダイヤと花の大観覧車。 お待たせしました!日本第1位! (待ってたのか)
前日友人に「横浜とお台場の観覧車を見たんだー、じゃああと一個で3大観覧車制覇だねー」と言われ、すっかりその気になっていたものの、ディズニーランドで蓄積された疲労感と、まともにお昼ご飯をとれなかった空腹感から、立ち寄る気力など到底残っているはずもなかった一向。
まぁね、見ましたからね、もういいじゃない。それでもう、制覇ってことで、いいじゃない。
死んだ魚のような目のちびっこたちを前に、再び都内へ向かうという選択肢はありえなかった為、新木場駅の下にあった居酒屋で夕食。 なんかのお肉がおいしかったです。(※既にうろ覚え)

翌日は朝から雪雲が立ち込めて、なんだか怪しげな天気。 あまりに寒かったのでフードをかぶりっぱなしだったおかあさんも、相当怪しげに見えたことでしょう。

チラチラと小雪が舞い始める中、ちびっこの「東京に行ったら寄りたいリスト」でもかなり上位にランクインしていた中野ブロードウェイに到着。
フィギュアにマンガにキャラクターグッズ・・・ 何から手を付ければいいのやら、途方に暮れてしまうほどの物欲の館に迷い込んだちびっこは、迷った挙句「・・ジュース買っておくれ」とつぶやきました。 完敗なのか?! 闘う前からあきらめてしまうのか?!わが娘よ!(確かにパッときてチャチャっと買って帰られるような戦場ではないけれど)

それぞれが思い思いのお店を散策する中、おかあさんはどうしても立ち寄りたかったタコシェさん詣でに成功。 「TRASH-UP!!」のハーシェル・ゴードン・ルイス特集号、その他を購入しほくほく顔で聖地をあとにしたのでした。

お昼は、Twitterでアーノルズはせがわさん(@ringooooooooooz)に教えて頂いた中華そば 青葉さんでラーメン。 食べた瞬間はさっぱりしているんだけど、あとからあとから押し寄せる旨みがすごい! ラーメン好きのちびっこも大満足でした。
「中野・高円寺付近で魚介系のラーメン屋さん、おせーておくれ!(太麺以外で)」という大雑把な問いかけに、親切なお返事をくださったアーノルズはせがわさん、どうもありがとうございました!

再び駅に戻った段階で、もうこの状態。
この後、雑貨店めぐりを敢行すべく高円寺へと移動したのですが、勢いを増すばかりの雪に、カメラを構えるどころか歩行すら困難なほどになってしまい、下調べしておいたU.S.TOY専門店2000 Collectable Toysさんと豆魚雷さんを物色したところで時間終了。
本当は原宿のホットトイズさんにも行きたかったんだけどなぁ・・。やはり東京は広かった。
あきらかに詰め込みすぎなスケジュールでしたが、誰一人熱を出すこともなく無事乗り切ることができてよかったです。
さて、今度はどこに行こうかな。

高円寺で購入した、ハンナ・バーベラ作品のコミックブック。 なんと、「スカイキッドブラック魔王」が載っていてちびっこ狂喜乱舞。 やっぱいいなぁ・・専門店が多いって・・・
― special thanks to ―
・ ユニークなナマニークさん
・ 横浜中華街で、ちびっこに風船を譲ってくださったお兄さん
・ 新木場に宿泊した際、売店帰りでぼんやりしており、完全に自分の部屋だと思い込んで「おーい!あけてよ!おかあさんだよ!だいじょうぶだよ!おかあさんだよってば!」とドアノブをガチャガチャしまくったわたしに、「なんでしょうか?」と物腰柔らかな大人の対応をしてくださった隣の部屋の殿方
・ 本当にすみませんでした
・ あれな、こういうときってな、ホントに一瞬時が止まるのな。出てきた人の知らない顔を見て、「もうしわけありません!まちがえました!」って言葉が出るまでの時間が永遠に感じられましたよ。(たぶん1秒ぐらいですけど)
・ スプラッシュマウンテンでちびっこと席の列を変わってくださったお姉さん
・ アーノルズはせがわさんによるおもしろい動画チャンネル「川のほとりで」
・ その他、関わったすべてのみなさま

