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『着信アリ 2』

2006年09月21日
『着信アリ 2』 の正しい見方。
1、何かおいしいおやつをつまみながら
2、寝そべってお尻でも掻きながら
3、失笑の渦に巻き込まれながら

4、・・・決して・・一人では・・・観ないで下さい・・・

やり場のない怒りに包まれるから・・・!


『着信アリ 2』を観るにあたって、ミムラについて考えてみた。
“月9の主演女優オーディション”と言う、ありがたいのかありがたくないのかよく判らないオーディションで、華々しくデビュー。
その後も立て続けにドラマに出演。
映画でも『着信アリ』『この胸いっぱいの愛を』で主演。
・・・きっと、デビュー後のドラマ連続起用は、オーディションで派手にデビューさせたフジテレビの、面目を保つ為だったんだろう。
最初の一発だけじゃ、フジの威信丸つぶれだしね。
で、顔と名前も大分浸透したころ、J・ホラーのヒット作の続編で、またまた主役に抜擢!
と言う事なのでしょうが・・・

・・・どうも似てるんですよね・・
・・アレに・・・
20060921013750.jpg ←アレ 20060921013837.jpg ←ミムラ



・・・まぁ、そんな事は置いておいて、とにかくそんな微妙なお年頃のミムラを主役に据えた 『着信アリ 2』 。
『呪怨』の伽椰子が、単純明快殺人鬼のジェイソン型だとしたら、粘着質ストーカーのフレディ型と言える『着信アリ』の美々子。
死の予告電話を何度も掛けて来て脅したり、物陰からこっそり見つめたり、呪いと呼ぶにはしつこさが度を越えていた感のある美々子でしたが、彼女の予想も出来ない真実が、今回明らかに・・・!

そんな『2』のあらすじは、
保育士のミムラと、その恋人の吉沢悠は、ある日友人のA子の携帯に、謎の着信が来る所に遭遇します。
その着信音は、1年前に世間を騒がした“死の予告電話”と同じ・・・。
不在のA子に代わって電話に出た、A子の父親が謎の死を遂げた所から、再び死の連鎖が始まります。
死を免れたA子の携帯メモリーから、次に選ばれたB子もまた3日後に死亡。
そして次に選ばれたのは、なんとミムラ・・・。
怯えるミムラ達の前に現れたルポライターの瀬戸朝香は、何故かこの一連の事件に並々ならぬ執着心を見せていました。
前回の事件を担当していた石橋蓮司と共に、今回の事件の事の始まりを調べる瀬戸朝香は、事件の発端が台湾にある事を突き止めます。
別居中だった台湾在住の夫、ピーター・ホーに協力を頼み、台湾に飛ぶ瀬戸朝香とミムラと吉沢悠。
死の予告電話の起源とは・・・?
ミムラは死を逃れる事が出来るのか・・・?

※役名は省略しております


そんなに台湾、行きたかったのかい・・・?

前作でホンボシと目された呪いの根源・美々子もまた、実は“死の予告電話”の被害者だった!
と言う、衝撃の展開を見せる『2』。
私が思い描いていた、怨念の被害者友の会は、予想もしない形で決起されていたのですね。
で、そのハイパワー・美々子すらを犠牲にした、さらなるダークパワーの持ち主が台湾にいると。
・・・何で台湾?!

J・ホラーのアジア市場進出の為だけに脚本に練りこまれたような、突飛な事極まりない、突然の舞台変更。
そして、それに伴い投入された、台湾スターピーター・ホー。

・・・ごめん ・・・誰?

最近話題の韓流スターではなく、華流スターを持ってくる微妙さ加減は一体・・・。
それはアジアに受けるのか?
それならアジア市場で買い手殺到なのか?

裏事情はよく判りませんが、もっと判らないのが、そのピーターと瀬戸朝香のシーン。

久しぶりに再会した(らしい)二人。
瀬「しさいのだいいちはっけんしゃとしせ、けいさすにじじょうをきかれてさの」
ピ「ダィチョブカ?タカコ?」
瀬「あなはこそだいしょうふ?」
ピ「アァ・・サキンイショカカタカラナ・・」
瀬「(死の着信音のファイルを見つけて)・・あなはもしらへてちゃの?!」
ピ「・・コノケニハカクァラナィホガイイ!」

これなんてコント?

致命的とも言える滑舌の悪さの瀬戸朝香と、ダイアローグコーチがよっぽどのガラクタだったとしか思えない、超カタコトのピーター。
二人が一堂に会した時、本当のカオスが幕を開ける・・・!
しかし、破綻をきたしているのは何もこのミラクルカップルだけではなく、『2』のストーリーもまた、『1』と辻褄を合わせる気があるのか無いのか判らない様なハチャメチャっぷり。

前作のヒロイン・柴咲コウが、ラストで意味ありげな微笑を浮かべていたのですが、それについては
彼女は美々子に取り憑かれたんじゃない! 内なる悪に目覚めたんだ!!
という、意味のよく判らない説明がなされていました。
まぁ、どちらにせよ『2』の時点で死亡していたらしいので、大した関心はありませんが。

ルポライターの瀬戸朝香が執拗に事件を追う理由も、
幼少時にとある神社で妹と遊んでいたら、突然境内の公衆電話が鳴り、嫌がる妹に無理やり電話を取らせたが為に、妹は謎の死を遂げ、その責任が自分にあると永年苦しみ続けてきた為。
という、これまた意味ありげでなさげな説明。
もちろん、亡くなった妹は本件には一切関知しておりません。

大人の事情で、台湾を絡ませたかったが為だけに追加されたような、
呪いの起源である超能力少女・リーリィ
も、演じる子役に邪悪さの欠片も無い為に、全く恐怖を感じません。
どうせやるんなら、『キャリー』のシシー・スペイセクくらいガチで来い!ってなもんだ。
画面の隅に一瞬映る霊の演出も、登場人物の後ろに不自然な空白がある時に、必ずそこに霊が現れる為、途中からは空白が空いただけで「来るな・・」と予想がついてしまいます。

お前はホラーと言う物が、何もわかっちゃいない・・・!
監督の塚本連平とやらに会う事があったら、是非伝えておいて下さい。(←人任せ)

柴咲コウ(1) → ミムラ(2) → 菊川怜(TV版主演) と、判りやすい下降線を示してきた『着信アリ』。
この夏に公開された『完結編』を観るかどうかは、レンタルショップの割引きクーポン配布如何に架かっていると言っても、過言ではないでしょう・・・。
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着信アリ2 今、見終わりました。こ、こ、こわかったぁ、、、 そして、プチ、感動。 この映画に、さめたイチャモン付けてる人、多いんだケド、ホラー映画の楽しみ方、知らないわね。どうせ見るんなら、恐怖しないと、、、 あたしは、純粋に....

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