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『アイアンマン3』

2013年04月27日
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あらすじ・・・
飛んできたアイアンマンをペッパー・ポッツがドーン!!!



(※ 以下ネバタレ感想となっております。)




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(※ ペッパー・ポッツ、小町に降臨!)


いやぁ、さいこうにおもしろかったですね!

予告篇やテレビCMで繰り返し流される「さらば アイアンマン」という謳い文句やトニー・スタークさんの辛気臭いモノローグ、そして監督が語ったといわれる「最終章となります」という言葉から、待ちに待った最新作は、一体どれだけいんきなおはなしになってしまっているのだろうか・・・と心が千々に乱れていたわたしなのですが、観終わった瞬間(もちろん、エンドクレジット後のアレも含めて、ですよ!言うまでもないことですが!)立ち上がって拍手喝采を贈りたい気持ちになりました!

『アベンジャーズ』として、地球(というかニューヨーク)をわるい宇宙人から守って1年。
ひどいPTSDに苦しんでいた、アイアンマンことスタークさん。
目を閉じるたび瞼にうかぶ、死闘の数々。
神さまとか興奮したらおっきくなる人とかご長寿じいさんといった特殊な人たちを前に、とめどなく押し寄せる無力感。
確かに闘いには勝った。 
しかし、一度宇宙人相手にガチンコ勝負をキメてしまった以上、いつなんどき、新たな強敵が現れるとも限らない。 
その日が来たとき、愛する人を守り抜くことはできるのか。
スーツがなければ空すら飛べない自分に、・・いや、まぁ、正確に言うと、じいさんも空は飛べないんだけど、果たしてそんな「ちっぽけな自分」に勝算はあるのか。 
えげつないストレスを紛らわせる為、パワードスーツの開発・改良に没頭するしかないスタークさん。

そんな中、無差別テロがアメリカ全土で多発し・・・  というのが、おおまかなあらすじなのですが、今回スタークさんは「アメリカ」を守ろうとはしていないのですよね。
なぜなら、「アメリカ」には前作で軍に寄贈された「ウォーマシーン」があるから。
中に入る人さえいれば、トニー・スタークは必要ない。 パワードスーツさえあれば、アイアンマンはいらない。
あれ?じゃあ、オレの存在理由って何なの・・?
闘いによるPTSDのみならず、アイデンティティーの危機にまで陥ってしまうスタークさん。

どうですか。
ジメっとした内容に寄せてきたなぁ・・と思いませんか。
過去の「ドカーン!ボカーン!イエーイ!」な路線から外れ、ダークなアメコミ路線に方向展開したのかなぁ・・・と不安になりませんか。
全然なってないんですよ!これが! おっさん(トニー・スタークさん)今回もめちゃくちゃ陽気やで!

さまざまな迷いはあるものの、ちょっと悩んだら「ま、いっか!」とポジティブになるのがスタークさんのいいところであり、『アイアンマン』という作品が多くのファンを惹きつける理由なのではないか、とわたしは思うのですよね。
そして、なんだかんだありながらも、きちんといつものスタークさんらしさを魅せてくれた本作。
落ち込むこともある、だけど常に自分を信じて前に進もう。
オレなら出来るさ。
だってオレは天才だから。
アイアンマンはスーツではない。 オレ自身がアイアンマンなのだから。
どうですかこの圧倒的なまでの「オレだいすき」オーラ! わかったよ!わしらこれからもずっと前・社長についてくよ!

スタークさんが住む海辺の豪邸が、テロ組織によって爆破されるダイナミックなシーン。
エアフォースワンから放り出された乗務員たちを、アイアンマンが得意のとんちで救出する爽快なシーン。
スタークさんの無責任な一言によって人生を狂わされたガイ・ピアースさんの、劇的ビフォーアフター。
遺伝子レベルで改造を施され、スーパーパワーを身につけた兵士たちとの船上バトル。
・・ん・・? ・・スーパーパワーソルジャー・・? ちょっと!キャップ!出番ですよ!!(残念ながら出てきませんでした。おじいちゃん、寝てたのかな・・)

矢継ぎ早に繰り出されるアクションに目を奪われ、ネガティブ思考をガシーンと跳ね返すスターク節に酔いしれた『アイアンマン3』。
非常に満足度の高い、すばらしい娯楽作だったわけですが、そんな本作を盛り上げていたもう一人の立役者がいたことにも、触れないわけには参りますまい。

1作目では有能秘書としてキビキビとスターク社長のお世話をし、
2作目ではその(秘書の)座を若くてプリっとしたケツのチャンネーに脅かされそうになり気を揉んだものの、一発逆転で社長に大抜擢され、
『アベンジャーズ』ではすっかり「本妻の座」を勝ち取ったみたいなドヤ顔全開で、スタークさんの身を案じてみせていたあの女性。
シリーズ3作目となった今回、スカ子(スカーレット・ヨハンソン)の陰でくすみがちだったお肌の輝きを再び取り戻すことはできたのか。キャリアとプライベート両方において、思う存分成り上がることはできたのか。
関係者各位の心配を笑い飛ばすかのように、我らがペッパー・ポッツことケロヨンは、スクリーンに舞い戻ってきました。
今までのシリーズにはなかった「強さ」を身につけて・・・!

そう、実は『アイアンマン3』はケロヨンがアイアンマンばりに活躍していたのですよ! 
というか、もうケロヨンがアイアンマンって言っても過言ではないんでねえの!


ケロヨン
(※ 眠れる獅子が・・目を覚ます・・・!)

アメリカ国民が憧れる世紀のヒーロー・アイアンマンことスタークさんの姿を、砂かぶりで眺めることを許された唯一の女性・ケロヨン。
シリーズ2作目で引き継いだ社長職もすっかり板につき、巨大企業の舵取りというハードなワークをなんなくこなす彼女は、だいたいの男が、いつの間にだか判らないもののいつの間にだか恋焦がれてしまっている、という謎フェロモンの持ち主なのであります。
今回も、スタークさんの昔の知り合いであるガイ・ピアースさんと、いつの間にか知り合いになっており、しかも理不尽なほど強く求愛を迫られるという、「ヒロイン」に相応しい役どころとなっており、さすがは世界で最も美しいケロヨンと呼ばれただけのことはあるな・・・!としか言いようがないんですよね!もう、ぼくにはそれ以外言葉がない!

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(※ 米ピープル誌「2013年最も美しい人」にグウィネス・パルトロウを選出! - ABC振興会★海外セレブ・ゴシップ課

そんなケロヨンは、スタークさんの体調不良を知ってか知らずか、はたまた、「ストレスにはもっとすごいストレスをあてがう事で色々有耶無耶にできる」という毒を持って毒を制する作戦に出てみたのか、夜中に悪夢を見てうなされるスタークさんにパンチの効いた毒を吐いてみせます。
そりゃまあね、寝起きざまに遠隔操作式のパワードスーツから急襲されれば、動転もするでしょうね、まあね。
もともとスタークさんのスーツ作り自体も、あまり快く思っていなかったこともありますしね、「あたしとパワードスーツ、どっちが大事なのよ!」つって怒った夜も、ケロヨンにはありました。(たぶん)
しかし、PTSDに苦しみ、常に緊張状態から抜け出せずにいる恋人に対し、「こんな部屋出てってやるから、一晩中ケチなフィギュアでもいじってろよ!このタコスケ!(意訳)」はあんまりなのではないか。
「わたしは大丈夫だから安心してね」の一言がなぜ言えないのか。 ホント、ケロヨンは当たりが強いよねー!
たとえ、一日当たり数万円分の高級食材を使ったヘルシーフードでもてなしたところで、肝心の愛情がこもっていなければ、心の平穏を手にすることは出来ないのと同じで、平素からどれだけ「あなたのことが心配なんですよーマジでー」と唱えていても、いざ苦しむ恋人に毒を吐いていては元も子もないですよ。

あとね、余談なのですけれども、アヒルの卵とか岡山のスーパーには売っていないので、次にレシピ本を出される時は、うずらか鶏卵の二択でおたのもうします!

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(※ グウィネス・パルトローの新料理本 お金持ちでないと作れないレシピだらけ - シネマトゥデイ

13年前にかった恨みから、命を狙われることとなったスタークさん。
そして、またもや騒動に巻き込まれることとなったケロヨン。
というか、自由に動き回って、田舎の子どもと仲良く共同戦線を張るスタークさんの代わりに、がっつり敵に捕まり、ごっさ拷問されるケロヨン。
今までなら、泣くか助けを待つかしかなかった彼女の中の獅子が目を覚ますきっかけとなったのは、皮肉にも敵が拷問に使用した「遺伝子組み換え点滴」でした。
オーガニック食材にこだわり、マクロビオティックな食生活を心がけてきた身体に、こともあろうに「遺伝子組み換え点滴」・・ガイ・ピアースよ・・おまえは今・・決してやってはならないことをした・・・。

というわけで、図らずも不死身の身体を手にしてしまったケロヨンは、炎の中から不死鳥のごとく舞い戻り、飛んできたアイアンマンをグーパンチでドーン! 
にっくきガイ・ピアースを掌底でダーン! 
とどめに小型ミサイルを撃ち込んでバーン! 

いけすかないヤツは完膚なきまでに叩きのめす・・・ それがケロヨンの流儀・・・!

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(※ ケロおこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム状態)

そして、すべての闘いが終わった時、スタークさんはひとつの決断を下します。
正気に戻ったケロヨンへ捨て身のプレゼント。
我が子同然だったフィギュアパワードスーツを、全て焼却処分したのです。
スクリーンの前のおともだちが(心の中で)悲鳴を上げる中、スタークさんに抱かれほくそえむケロヨン。

あのね・・ そこに至るまでのね・・自らもスーツを使って闘ってみたり、誰かを守るということについて見つめ直してみたりとかのね、経験から照らし合わせればね、「もうそんなことしなくていいのよ!トニー!」って言ってもいいと思うの・・闇雲に「フィギュア捨てろ!」って怒ってた頃とは、もう状況が変わってるはずじゃないスか・・・ ところがどっこいケロヨンはちがうんですよね・・してやったりみたいな顔なんですよ・・・

・・おそろしい・・・わしはケロヨンが心底おそろしいぞ・・!

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(※ 一度でいいからみてみたい、小町にトピを立てるとこ)(ケロヨンが)

ケロヨンによる、時に厳しく、時にハードで、時に世知辛い後押しの甲斐あり、大きな(個人的)闘いを終えたスタークさんは、物語の最後にパワードスーツを捨てさり、アークリアクターをも取り除き、「普通の人」へと戻って行きました。
はたして彼は、目論見通りの展開不安から解放され幸せそうな笑顔をうかべるケロヨンと共に、いち社長としての人生を歩んでゆくのでしょうか。
一度も映されなかったその胸元に願いをこめつつ、2014年春公開予定の『アベンジャーズ2』に期待したいと思います!
そう、『アベンジャーズ2』があるんだもんね!

「パワードスーツは繭だった。」 
そのスタークさんの言葉が示すとおり、さらなる成長を遂げ、華麗に羽ばたいてくれるであろう新生アイアンマンの活躍が、早くも楽しみでなりません!



― 追記 ―

・ “サー”ベン・キングスレー、マジきゃわたん!

・ とにかく、初登場シーンから退場シーンまでぶっ通しで萌えちぎりました。 大仰な衣装だなぁ・・とは思ったのですが、まさかこんなに愛らしいキャラクターだったとは・・・ 偉大な役者としてのイメージを逆手にとったマンダリンさんのゆるきゃわ具合に、ときめきがとまりません。

・ 今後はベンきゅんとお呼びしたい。

・ ウォーマシンの中の人ことドン・チードルさんも、力の抜けた感じでとてもよかったですね。 今回の闘いを観ていて、ああ、本当の意味での「相棒」になったのだなぁ・・・とうれしくなりました。 コメディリリーフとしても大活躍だったと思います。

・ ウォーマシンはともかく、なんだかケロヨンもこのままパワードスーツを着る方向に進んで行きそうで、震えた。

・ どうしてスタークさんがケロヨンに夢中なのか、どうしてもわからないままここまで来てしまったわたしです。(と嘆いていたら、世帯主さまに「オレはおまえがどうしてそこまでケロヨンに牙をむくのかがわからんよ・・」と言われました。ごめんねミスター。)

・ いや、きらいなわけじゃないのですよ。なんつうか、一周まわってすきって言うか、マジリスペクトなんスよ。

・ 歴代アイアンマンスーツが大集合・・という画を観た時は、正直「やりすぎじゃね・・」と思ったのですが、なるほど、そういう使い方になるとはね! もったいないけどおもしろかったです!もったいないけど!

・ とはいえ、出来れば一体一体をもうちょっとじっくり見せて欲しかったですよね。 暗闇でビュンビュン動き回られた日には動体視力も追いつきませんて!
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(※ この人とかすごいかっこいいじゃないか!名前わからないケド!)

・ アイアンマンのスーツって、防水加工してなかったの・・・?

・ アイアンマンのスーツって、意外と脆かったの・・・?(遺伝子組み換え人間はともかく、子どもに指部分をメキって折られちゃうのはマズイのではなかろうか)

・ あれかな、間接の内側に曲がる方向なら強いけど、外に向けて、逆関節とかキメられちゃったらアウトなのかな、そうなのかな。

・ エンドクレジット後のおまけもすばらしかったですね! いねむりバナーさんかわいいなぁ・・・。


― 追記その2―

・ スタン・リーさん、今回もきっちり顔出ししてましたね! 「10点!」

・ そういえば、鑑賞前にTwitterで 「アイアンマン3に『SPL 狼よ静かに死ね』のウー・ジンさんや『孫文の義士団』のファン・ビンビンさんやワン・シュエチーさんが出ているらしい」 という情報を目にしていたのですが、ワン・シュエチーさん以外全くわかりませんでしたよ・・・ ホントに出てたの・・・?

・ モブキャラ程度の扱いだったのでしょうかねぇ・・・。 もしもウー・ジンさんを出しておきながらアクションの絡みなしだったりしたのなら、それはもう正気を疑う一大事だと思うのですが・・。 DVDが出たら、もう一度コマ送りしながらチェックしてみたいと思います。 




関連作品の感想・・・『アイアンマン2』
          ・・・『アベンジャーズ』


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