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アルバム、の、ようなもの。(親方!空から40歳女性が!の巻)

2013年04月10日
「おっかあ!おらローラーコースターのりてえだ!」

カートゥーンネットワークの見すぎでアメリカナイズされているちびっこの一言が、乾いたリビングに響き渡った。


と、いうことで、先日岡山県が誇る老舗テーマパーク・鷲羽山ハイランドに行ってきました。
・・え? 何のテーマか・・ですか? テーマはずばり、ブラジルです。

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ね! ブラジルでしょ!

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ダンスフロアにはためくネズミ(チューピーくん)・ブラジル・山の3大アイコン!

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身長制限を伝える看板すらもブラジルですよ!

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一日2~3回開催されるサンバパーティには、ナイスバディのチャンネーが・・・

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・・いると思った? ざんねん!おっさんでした!

おっさんの名前はバルジアさん。 聞くところによると、テレビ東京系列で放送されている「モヤモヤさまぁ〜ず2」という番組でいじられた事があり、その界隈ではちょっとした有名人のようです。どの界隈だよ。
サンバ中なんども「ワタシノナマエハ?!」とお客さんに向かって連呼し、うまく答えられた人には景品をプレゼントしてくれるという、謎の気前の良さを発揮する、とてもいいおっさんでした。

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瀬戸内海が一望できます。

アガサが最後に鷲羽山ハイランドを訪れたのは、高校の遠足旅行。
その頃はもう少し「瀬戸大橋」推しだった気がするのですが、気づいたら主役の座はブラジルにとってかわられていました。
一体誰が、なぜ、ブラジル推しにGOサインを出したのか。
その方向転換にどんな勝算を見出したのか。
謎が謎を呼ぶ鷲羽山ハイランド。
ともあれ、辺鄙な場所に位置しているにも関わらず、長年に渡って岡山県民に愛され続けてきたのですから、ブラジル推しもバルジアさんのがんばりも無駄ではなかったという事なのでしょう。

がんばれハイランド! 不況に負けるなハイランド!

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見てください。がんばってるコースターです。
その名もずばり「バックナンジャー」。 後ろ向きに走るジェットコースターです。
最近USJにバックドロップとかいう背面走行コースターが誕生し、話題を集めているようですが、鷲羽山ハイランドにだってずっとずっと前からあるんだかんね!
ちなみに「バックナンジャー」とは「バックなのですよ」を岡山弁に直したものです。

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仰向けの状態で垂直に登ってゆき、一気に落下したのち2,3回ひねられるコースターだってありますよ。
どんな名前か気になりますか? 「ウルトラツイスター」です。 岡山弁じゃねえのかよ!

鷲羽山ハイランドにはこの他にも、バックナンジャーのレールに立ったまま乗るスタイルのカゴをすげ替えて走らせる「スタンディングコースター」という絶叫マシンもあり、なかなかどうして充実のラインナップとなっております。
しかし、実はハイランドの真のおそろしさは、各種絶叫乗り物でもくるおしいまでのブラジル推しでもない事を、あなたは知っているだろうか。
ハイランドの真の恐ろしさ・・・ それは老朽化と海抜です!

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軒並みこんな感じ。

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乗り物が見えなかったら完全に廃墟写真のそれ。

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小さいお友達向け乗り物もこの有様。

雨ざらしになった安全バー。 劣化したスポンジからは水が滲み出し、身体に固定した瞬間別の意味でヒヤっとします。だってほら、服が濡れるから。
傾斜をゆっくりとのぼってゆくコースターからは、尋常ではない大きさの「ガタンコトン」という効果音が。
その旋律によって開かれるのは、破滅への扉なのか・・・? 『名探偵コナン・崩壊の前奏曲(プレリュード)』はこのあとすぐ!

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グルコサミン&コンドロイチン!

いまここにあるもうひとつの恐怖、海抜。
標高133メートルの鷲羽山に建てられたハイランドは、山の起伏を有効活用し、おびただしい量の階段を設置。
のぼれどのぼれどアトラクションには辿り着けません。
これはもう、遊園地ではない。 ちょっとしたトレッキングである! 

そして、浴びるほどの階段を制圧した先には、海抜を最大限に活かした乗り物が待ち受けています。

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「ターボドロップ」です。
いわゆるひとつのフリーフォールです。
どこの遊園地でも見かけそうな、ありふれた乗り物。
しかし、特筆すべきはその高さ。 なんとのぼりきった瞬間の海抜・200メートルからの自由落下なのです。

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頂きからの眺望。 ちょっとどうかと思うぐらいの高さ。

遥か眼下に見下ろすは瀬戸大橋。 そして雄大な瀬戸内海。
アガサもね、高いところはキライじゃないというか、むしろ俄然登っちゃうタイプなのですけどね、さすがに上昇している途中で「そろそろ止まるだろ・・」と思ってタワーを見上げましたよね。 
何気なく座ったベンチが海抜200メートルまで浮かび上がったようなものですからね。 いや、何気なくじゃなくて自己責任ですけどね。
ちなみに一緒に乗ったいもうとちゃんは最初から最後までずっと平井堅でした。(瞳を閉じていました)

と、ここまでずっと、視界に入っていたものの敢えて話題を避け続けていたとあるブツに関して、ついに世帯主さまが口火を切りました。

「で、いつ飛ぶの?」

そう、鷲羽山ハイランドの目玉アトラクション、バンジージャンプへのいざないです。

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よりにもよって頂上に設置してやんの。

園内随一の絶景ポイントにこちらえられたバンジー台。
海抜はおおよそ170メートル。
まあね、先程のターボドロップに比べれば30メートルも低いですけどね。

そっか、30メートルも低いのか!なあんだ!(←ちょっと感覚がおかしくなっている)

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気づいたら命綱を装着させられていました。

以前からテレビで芸人さんがバンジージャンプに怯えている姿を見るたびに、「へっ!なさけねえな!こんなの楽勝じゃん!」と豪語していた私に、世帯主さまからここぞとばかりに浴びせられた「飛べるんだよね?」「まさか飛べない訳ないよね?」「うっそー飛べないのー?またまたー冗談ばっかりー」という言葉の銃弾。
「引くに引けないってこういう事なんだな・・・」と思った時にはバンジー台の階段を踏みしめていました。

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ざっくり10階分の階段。 頂上にたどり着いた時には完全に息があがっていました。


おもてたんとちゃう!

なんかね、バンジー台ってね、地面にクッションが敷いてあるじゃないですか、当たり前ですけど。
それ目掛けてジャンプするんだと思いますよね。
そんでね、いざ台から下を見下ろしましたらね、クッション、ほとんど見えないんでやんの。
むきだしの大地へとダイブする感じなんでやんの。
聞いてない。 あと、海抜すごいから風に煽られる度がハンパないんだけど、それも聞いてない。
しかし、バンジージャンプにはルールがあり、5分以内にジャンプ出来なければ強制終了。(実際、飛ばずに退場されていた方も見かけました)
その上、事前に徴収された別料金(※1500円)は返金不可というではありませんか。 ナニソレ!MOTTAINAI!  ええい、ままよ!


心の中でブルジュ・ハリーファからダイブするトムをイメージ。

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記念のTシャツをもらいました。 

高さに対する恐怖心というよりは、「この命綱ホントに切れないの・・?」という老朽化関連の不安の方が大きかったのですが、いざ飛んでみると実に気持ちよくて、ボヨーンというバウンドはちょうたのしいし、跳ねが止まってからブラーンと宙吊りになっている状態も開放感たっぷりでさいこうでした! 
Tシャツいらないから別料金もうちょっと安くしてくんろ・・・(そしたら何回も飛べるのに)


というわけで、世帯主さまの鼻を明かし得心したトコロで、ハイランドの隠れた絶叫アトラクションへと移動。
一説によると「世界で最も怖い」とされるアトラクション、「スカイサイクル」です。

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これから皆さんにはこの上を自転車で走ってもらいます。

柵もない、命綱もない、転落防止ネットもない、ないないづくしのコースが設置されているのは地上約16メートル。 ビルディングにして4階建てに相当する高さだそうです。
まあね、まあね、菜箸の上にプラレールをのっけただけのようなシロモノに見えなくもない。そう、見えなくもない。
しかし、高さがどうのこうの言ったって、自転車でギコギコ漕いでいくだけの話じゃないか。
一周なんてあっという間だし、みんなちょっとオーバーに騒ぎすぎなだけなんじゃないの?

そう思っていた時期が、わたしにもありました。

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マジでなんも無かった!

とりあえずね、今まの人生で「乗ったこと」を後悔したアトラクションは初めてでしたね。
自転車はペダルが重くて思うように進まないわ、時々足元でグギャンって心もとない音を発するわ、レールは細いわ、自転車の「ママチャリくっつけただけ」感はすごいわ、ホントもう風が頬をくすぐるたびに何度も「もはやこれまでか・・・!」と思いましたよ。 誰だよこれ作ろうと思った人! どうかしてるよ!

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眺めだけはバツグンにいいです。

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ちなみにいもうとちゃんは乗ることを拒否しました。賢明な判断だと思います。

2台の自転車がヤジロベーのようにレールに乗せられた「スカイサイクル」。
スピードも遠心力もG(重力)もありませんが、「自転車がレールから外れてガターンって傾く」白昼夢や「谷間に吸い込まれてゆく」感覚、そして「生きるか死ぬか漕ぐか」という極限状態を味わう事ができる、最狂のアトラクションなのではないでしょうか。
バンジージャンプの数倍怖かったですよ!

ということで、念願のローラコースターや高所をおなかいっぱい堪能したちびっこも、絶叫系を諦めてひたすらメリーゴーランドに乗っていたいもうとちゃんも、サンバ隊のちちをじっとりと眺めた世帯主さまも大満足の、とてもたのしい一日でした。

鷲羽山ハイランドは年中無休。午前9時~午後7時まで絶賛営業中です。(平日は午前10時~午後5時。GWや長期休暇シーズンは延長営業あり)
盛りだくさんなアトラクション類は、大人2500円・子ども2000円ポッキリで全て乗り放題。(※バンジージャンプやお化け屋敷など、一部別料金)
もちろん、田舎なので駐車場は無料ですよ!田舎ばんざい!
岡山近郊にお住まいの皆さん、はたまた命懸けのスカイサイクルにチャレンジしてみたい方、おすすめですよ!



― おまけ ―

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いわゆるひとつのお化け屋敷。 別料金(ハイランド入場者は300円)が必要です。 生身の人間による驚かしを排除し、フルオートメーション化に成功したスリラーハウス。 館内に設置されたマジックミラーから、とびきりユニークなハリボテが人感センサーの指示により姿を浮かび上がらせます。 ただし、センサーが若干ポンコツなので、反応するのは基本的に「お客さんが通り過ぎた後」になります。 安心設計だね!

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バイキング方式のレストランも完備。 フォントが映画のアレとまるっきり一緒なのですが、著作権の問題とかだいじょうぶなのでしょうか・・・

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