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『ノロイ』

2006年08月24日
いやー、怖かった。
この歳になって、夜中にトイレに行くのが怖くなるとは思いませなんだ。
『呪怨』の数倍怖いぞ、こりゃ!



そんな想いを抱きつつ、涼しい一夜を過ごしたのですが、夜が明けてみると、

・・・えーっと、

・・出てきた怖いお面って、なんだっけ・・・


・・・くらたま?

・・神楽坂?

・・・フォークダンスDE成子坂!!


と、7年も前に解散したコンビすら浮かぶほどの忘れっぷり。

記憶、抜けすぎ。

ホントに怖かったのか? 私。
しっかりしろ、私。

てな訳であらすじ
とあるところに、怪奇ドキュメンタリー作家の小林雅文という人がおりました。
小林氏は、『ノロイ』と名付けられた最新ドキュメンタリーを制作しておりました。
しかし、完成直後に小林氏の家が全焼、焼け跡からは妻の焼死体が発見され、小林氏本人は行方不明と言う、謎の事件が発生してしまいました。

その作品の中には、この1年半の間に小林氏が取材した、奇怪な事件や心霊現象などが収められていました。
ことの発端は、「隣家から奇怪な物音が聞こえる」と訴える、とある母子へのインタビュー。
訴えを聞き、隣家を訪ねた小林氏は、中から出てきた異様な面持ちをした中年女性・石井潤子に追い返されます。
その数日後に、母子は事故死。
それと同じ頃、とあるバラエティ番組で心霊スポットの取材中にハプニングに遭遇した、新人女優の松本まりかの周辺でも、奇怪な現象が起きていました。
彼女ととある心霊トークショーに出演した小林氏は、そこにゲストで呼ばれていた“最強霊能師”堀光男が、奇声を上げながら彼女に飛び掛る場面に遭遇します。
それとまた時を同じくして、とある超能力特番に出演して、透視や物体移動を成功させていた“スーパー小学生”矢野加奈ちゃんの家を取材に訪れた小林氏は、彼女の奇怪な言動について、両親から相談を受けます。
やがて矢野加奈ちゃんが失踪。
霊能師・堀光男を訪ねた小林氏に、堀光男は加奈ちゃんの居場所を示します。
そのマンションを突き止めた小林氏でしたが、なんとそこにも石井潤子が住んでいた事が判明。
それらの事柄を霊視してもらった堀光男の口から出た言葉、「かぐたば」。
その「かぐたば」という言葉を調べるうち、またもや浮かび上がる石井潤子の存在。
かぐたば」が、過去に存在していた呪術に関係している事を知り、ついに石井潤子の住処までも捜し当てた小林氏だったが・・・。


かぐたばでしたね。
ちなみに漢字で書くと禍具束
ギュっと詰まった
わるそ~・・・

“とある”ばっかりながらも、限りなくドキュメンタリータッチに仕上げてある本作。
要所要所に、実在のタレントさん(ダンカン・飯島愛・荒俣宏・アンガールズ)が出演する、実在(?)のバラエティ番組のワンシーンが挿入されたり、編集素材であるVTRが手ブレの臨場感もそのままに挿入されたりと、観ていて思わず「ホントかも?」と思ってしまう、姑息な上手い作りになっています。

所々にハプニング的に映りこむ“霊体”が、余りにも合成チックなのは否めませんが、暗がりに何かいるようなドキドキ感や、田舎の家の湿った陰気さが、なかなかの恐怖を誘ってくれます。

オチまで解説しますと、
悪のトップブリーダーである、かぐたば
それを現代に蘇らせるべく、中絶処置された赤子の死体をわんさと集めて、超能力少女・矢野加奈ちゃんを巫女替わりにして、謎の儀式を行っていた石井潤子。
最強霊能師・堀光男の活躍により、その一部始終を知る事に至った小林氏は、石井邸に不法侵入し加奈ちゃんの救出を図りますが、石井潤子は既に自殺しており、加奈ちゃんも事切れていました。
悲惨な現場から、唯一助け出された一人の少年。
石井潤子がずっと連れ歩いていたその少年は、結局身元が判らないまま小林氏に引き取られます。
石井潤子の死によって、全てが解決したと思っていた小林氏でしたが、そんな彼の家に突如現れた、最強霊能師・堀光男。
取り乱した状態で家にあがり込むと、怯える妻に殴りかかり謎の少年をも殴り倒します。
必死で堀光男を止めようと説得する小林氏。
小:「かぐたばはもう解決したんだ!」
堀:「そうじゃない!そうじゃないんだ!」
小:「石井潤子はもういないじゃないか!」
堀:「石井潤子じゃない!かぐたばはこいつだ!!


堀光雄にそう言われて立ち尽くす少年の顔は、真っ赤な血に染まり、まるで禍具束のお面そのもの。
その直後、放心状態になった堀光雄は少年の手を引いて、家から逃走。
小林氏の妻は家と自らに火を放ち、小林氏が命からがらカメラを携えて逃げ出す所で映像は終了します。


・・・なんか最後は『オーメン』になっちゃいましたが。
まあいいか。
つまり、悪の暗黒卿・かぐたばの正体が、石井潤子だと思っていたら実は石井潤子が連れまわしていた少年だったと。
判りやすく言うならば、
小林雅文・・・ルーク
松本まりか・・・オビ・ワン
堀光雄・・・ヨーダ
カメラマン宮川・・・C-3PO
石井潤子・・・アナキン
少年・・・皇帝パルパティーン
矢野加奈ちゃん・・・アミダラ

嗚呼! なんて(一部の人には)判り易い!!


ヨーダこと最強霊能師・堀光男のビジュアルですが、アルミホイルで部屋中を覆って、自分の帽子にもコートにも表面にアルミホイルを貼り付けて、傍らにはいつも予備のアルミホイル(徳用)を携えるという、かなりアレないでたちです。
そういえば、『サイン』でもメル・ギブソンの子供達が「宇宙人から思考を遮る為」に頭にアルミホイルの帽子を乗っけていましたね。
アルミホイルは全国共通でアレの代名詞なんでしょうか。

とまあ、明らかに作り物臭い反面、どこか「本物なのかも・・・」という思いが拭い切れず、怖い一夜を過ごした私だったのですが、どうしても頭に浮かび続けるある疑問がありました。

主人公である、小林雅文氏についてです。

絶対どこかで見た事あるんです・・・。

でも思い出せない・・・!

ドキュメンタリー作家てのは、本当なのだろうか?(←ちょっと信じてる素直な私)
もしそうだとしたら、何かの番組か?
でも真面目な番組とも思えない・・。
お笑い番組か?
大食い番組に出てたような気も・・・。
それとも、この人が役者さんだったとしたら、何かの映画か?
最近観た映画?
・・・ あ゛ー ! 気になる!!


そんな答えの見つからない自問自答を、一晩中続けていた私。

それが、ついに今日判明しました。

思いもよらない所から・・・。

20060824013001.jpg← これが小林雅文氏



20060824013435.jpg← こどもちゃれんじ・ほっぷ より

20060824013656.jpg← うたのおにいさん・通称ムラさん



! ! 

ム ラ さ ん だーーーー!!!!


え ら い こ っ ち ゃ ーーーー!!!



全焼した家から、忽然と失踪した怪奇ドキュメンタリー作家・小林雅文氏が、

こどもちゃれんじ界の邪悪なうたのおにいさん

こと

ムラさん(画像は“ハートレンジャー”に変身した時のもの)だったとは・・・。


ムラさんで、恐怖の一夜を体験していたのか、私・・・。

まぁ確かに、ムラさんのビジュアル自体、こどもちゃれんじにあるまじき邪悪さではあるけれど・・・。

目が怖いと、思ってたんだよなー・・・ムラさん

頑張れ、私。

負けるな、私。

20060824214916.jpg  「また遊ぼうね!」(こどもちゃれんじより抜粋)



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 映像ドキュメンタリーと銘打ったホラー映画。フィクションかノンフィクションか、その答えは映画の中にあるようだ・・・
数年前、呪いのビデオテープが・・・流行しましたよね。リングですが。たまに観てもいいなって思います。ホラーっぽい映画も。さらに思い返すと、6年前の2000年に劇場へ映画を観に行ったのは1本だけでしたが・・・それは、ブレア・ウィッチ・プロジェクトでした。すんません
ノロイみなさまのご意見、全然見ていないのですが、おそらく、評価は低いんじゃないかな?が! 孤立しても良いわyo!あたしは、すっごくよかったです!これは、ほんと、おもしろかった! ぁ、いぁ、怖かった!! うへへ、、、フィクションか、ノンフィクションか....

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