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『アベンジャーズ』

2012年09月24日
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はい、と言う訳で、かれこれ一ヶ月くらい前に「日本よ、これが映画だ!」というキャッチコピーで色んな人を怒らせたり興奮させつつも華々しく公開された超娯楽作品『アベンジャーズ』をやっとこさ観てきましたので、ちょっくら感想を書いてみますよ。

あらすじ・・・
神の国アスガルドから追放された邪神ロキ。 宇宙で最も凶暴な種族と恐れられる「チタウリ」と手を組んだ彼は、国際平和維持組織・シールドによって管理されているコズミック・キューブに目をつけた。 無限のパワーを持つといわれる超宇宙物質を利用して地球上にワームホールを開き、そこから招き入れたチタウリ軍団と共に、一気に地球を支配しようという魂胆だ。 まずは順調にキューブを奪い取り、シールドの有能な射撃手であるホークアイを洗脳したロキは、宇宙物理学の権威・セルヴィグ教授にコズミックパワー増幅装置を作らせる。 一方、地球の危機を察知したシールドの長官・フューリーは、女スパイ・ブラック・ウィドウと部下のコールソンに連絡をとり、天才科学者・ブルース・バナーと伝説の兵士・スティーブ・ロジャース、実業家のトニー・スタークを呼び集める。 実は、彼らは超人的な能力を持つヒーロー。 世界の平和を脅かすものに鉄槌を下す「アベンジャーズ」なのだ・・・!

と、ここまで書いてはみたものの、予備知識を持つ方なら「はいはいキタキタ」という内容でしょうが、そうではない、例えばうちの母にこれを見せてもポカーンとした薄い反応しか帰ってこないような気がしますので、そんな「うちの母」的な方にでもザックリ察して頂けるように、簡単な人物紹介カモン!

アイアン 名前【ヒゲ】 特徴【ほとんどロボット】 武器【爆弾とレーザー光線】

ソー名前【胸板】 特徴【神さま】 武器【鈍器】

ハルク名前【ずんだもち】 特徴【ずんだもち】 武器【すんだもち】

ブラック名前【フェロモン】 特徴【わがままバディ】 必殺技【うそ泣き】

ホーク名前【オムそば】 特徴【高校の時の同級生の藤原くんに似ている】 武器【弓矢】

長官名前【ハゲ】 特徴【サミュエル・L・ジャクソン】 必殺技【小芝居】

キャップ名前【キャプテン・アメリカ】 特徴【真面目】 得意なこと【長生き】

ロキ名前【もやし】 特徴【じと目】 すきなこと【お兄ちゃんとゴロゴロ】

チタウリ名前【チタウリ】 特徴【質より量】 必殺技【人海戦術】

つまり、胸板とゴロゴロしたいのにできなくてつまんなくなったもやしがチタウリに頼んで一緒に暴れたら、ハゲに招集されたヒゲとかずんだもちとかキャプテン・アメリカとかフェロモンとかに本気で怒られて、超ションボリするというお話ですね。 あと、付け足すとするならばオムそばおまえ何やってんのというトコロでしょうか。
「国際平和維持組織」なのにアメリカしか守ってない感たっぷり(というかアメリカの中でもニューヨーク界隈しか危機に陥っていない感)な描写、そして「きょうびアメリカ国旗の柄の衣装ってマズくない・・?」と空気を読むキャップに「いや、逆に今コレが必要なんですヨ!」と恥ずかしいコスチュームを強要するシールドメンバーなどから、「なにはともあれアメリカさいこう!」な雰囲気がバシバシ伝わってきて、深く何かを考えることなく安心して惚けている事が出来ました。

とにかく「おもしろかった」くらいしか感想が出てこない程、とことん娯楽に徹した内容で、「みんなだいすきスーパーヒーローが一堂に会したらどうなるかって・・・?・・・そんなの内輪揉めに決まってるんだよ!」と身も蓋もない小競り合いを延々1時間半続けられた日にはもう「ごちそうさまでした」としか言いようがないですね。
だってこういうのが観たかったから。 キャップの盾とソーのトンカチどっちが強いか!みたいなね、こういうのが。 ほんで結局のトコロ、素手喧嘩(ステゴロ)のハルクが一番強かったという。 ま、いいんですけどね!ソーは神さまじゃなくて、ただの宇宙人ですから!

各キャラの持ち味を活かしたエピソード。 
説教臭くならない程度に盛り込まれた「協調」というメッセージ。
1+1は2ではない、史上最高にでっかい1なんだ! みたいなキラキラした主張が、なんだかくすぐったいような心地よいような、でもとても素直に胸に響いてきて、ちびっこ諸君にも是非観てもらいたいなぁ・・と思いました。
あとほら、「仕事で協力するんならプライベート部分でも仲良くないとダメ」みたいな押し付けがましさがないのもよかったですね。
それが最も伝わってくるイキなラストカットが、日本とアメリカ版にだけにしか無いというのは、非常にもったいないと思いました。

欲をいえば、ヒーローたちが気持ちをひとつにして街をぶっ壊しはじめてからの展開が短すぎる(つまりそこまでが長すぎる)為、今までの単発作品に感じていた「壮大な前フリ感」がここにきてまたしても漂ってしまった点でしょうか。
やっとこさ本編(アベンジャーズ)にたどり着いたのに、キャラ紹介で終わっちゃったよ・・・と。
まぁ、その紹介パートがめちゃくちゃおもしろかったので、ホント「欲を言えば」なんですけどね!



― 追記 ―

・ ロキとソーのやりとりを見ていた社長に「シェイクスピアかよ!」とつっこませたり、空から落ちてきたハルクを見た作業着姿のハリー・ディーン・スタントンに「エイリアンじゃないの?」とつっこませたりという、ちょっとしたお遊びシーンも楽しかったです。

・ 今回の作品を観て改めて思ったのですが、やっぱキャップさいこうですね!

・ もともと、ちょい悪タイプではなく真面目メガネタイプがだいこうぶつのアガサですので、キャプテン・アメリカことスティーブさんの「常に真剣そう」な眼差しが超グっときていた訳なのですが、本作におけるスティーブさんの「ぼっち感」というか「浮いてる感」はたまらんかったですね! そうでなくても周りとは異なる世代の人なのに、さらに周りみんな彼女持ち(もしくは元カノあり)で完全に取り残されてるスティーブ! かわいいよスティーブ!

・ なんかね、キャバ嬢に「数年前に患った病気が再発して入院しなければならないんだけどお金が・・」って相談されたら素直にお金渡しちゃって「本当は会ってお礼が言いたいんだけど面会謝絶なの・・」ってメールもらって我慢してその後も何回かお金振り込んじゃってたある日、街中でその女の子が別の誰かと腕を組んで歩いてるトコ目撃した時、「よかった、病気のキャバ嬢はいなかったんだ」って言いそうなんですよね、キャップって。 そういう所がだいすきです。

・ 元プレイボーイでエゴイストで鼻持ちならなかったけど今はケロヨン(グウィネス・パルトロウ)一筋で社会にも貢献してますよ!というスターク社長がちやほやされるのが、アガサは納得いかないのですよ。 更正した不良少年えらい!みたいな。  そうじゃなくてさぁ、最初からまじめで頑張りやさんで童貞のスティーブさんをもっと評価すべきじゃないのか!え?!

・ 今回仲間として共に闘った、ブラック・ウィドウとオムそばは、どちらも普通の人間であってキャップのような超人ではないはずなのに、一緒に並んでたらほとんど互角という所も物悲しくていいですよね。 ていうか、空を飛べない(飛んでみようという発想もない)キャップとは違い、軽々と敵の飛行マシンを乗っ取ってしまう普通人間コンビ。 おまえらもうちょっとキャップに気を遣えよ!

・ と、ヘタしたら「ただのへんたいマスクの人」と思われてしまいそうなキャップですが、いざという時にはヒーローたちの特性をきちんと把握してテキパキと指示を出すという、このギャップがね! 「仕事のデキるへんたいマスクの人」へと昇華する瞬間がね! 本当に愛おしいヒーローですよあなたは!

・ ということで、『アベンジャーズ』の続編はもちろんのこと、『キャプテン・アメリカ』の続きも早いとこお願いしたいものですね! 



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