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『リング』

2012年05月02日
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あらすじ・・・
・ テレビ局でディレクターをしていたシングルマザーの松嶋菜々子が、突然死した親戚の女子高生・竹内結子のお葬式に行ったところ、なんとその死に様は、丁度取材中だった都市伝説の「呪いのビデオ」にそっくりだったのでした。
・ 竹内結子が死の一週間前に訪れていたという伊豆のペンションを訪ねてみると、無料貸出用ビデオラックの中にタイトルの無いテープが一本紛れております。 菜々子が再生した所、がちゃがちゃとした編集のカイル・クーパー風不気味映像が映し出されるのでした。
・ 再生が終わったが早いか、部屋の電話がクトゥルルルと鳴り響きました。 「ケロケロペチャクチャ」という名状しがたい音を耳にした菜々子は「イ・ヤアアーーー!」と声の限りに叫ぶのでした。
・ 追い込まれた菜々子。 別れた夫である真田広之に応援を要請し、幼い息子を放りっぱなしでビデオの出自について調査して回るのですが、ある晩ふと目を覚ますと、真っ暗な部屋で息子がこっそり呪いのビデオを観ていルルイエではありませんか。「ええちくしょう!」菜々子はこうなったら死ぬ気でビデオの謎を解くしかない、と心に誓うのでした。
・ ビデオに映っていた僅かな情報をたよりに向かった伊豆大島。 真田広之による神託の結果、どうやらビデオを作ったのは千里眼で一世を風靡した山村志津子の娘なのではないか、という事実にたどり着きます。
・ 島に住み続けていた志津子の兄・ザドック老人によると、志津子は小さい頃から海と人語を介さずに会話を楽しんでいたらしく、周りから一目置かれた存在であった、と。 その後千里眼でマスコミに持て囃されたものの手のひら返しでバッシングを受けた志津子は、娘を残し、失意のうちに火山に身を投げた事が判明。
・ 普通の人間と変わりない女の子として生まれたさダゴンは、母親を亡くしたあと一体どこに行ってしまったのか。 忌まわしき物語の始まりの場所、伊ン豆マウスに向かった菜々子と真田広之は、驚愕の真実を目にするのでありました。



数年ぶりに鑑賞したのですが、こんなにクトゥルフ風味強かったっけ?!と思うほどしっかりと「海要素」が描かれていた事に驚きました。
貞子の父は、本作ではいちおう「山村志津子の千里眼に目をつけた伊能博士」という事になっているのですが、志津子の兄のセリフから「実はそうではない」という怪奇色も匂わされています。
漁師仲間が皆恐れていた「海」と通じ合う志津子。 
いつの間にか生まれてきていた貞子。
貞子が常に濡れている点も、非常に磯くさくていいですね。(落とされたのは井戸ですけども)

実は、初めて『リング』を観た時、ラストに登場した「超下目づかい」がほんっっっっっとうにこわくてですね、当分夢に見てしまうほど後を引いてしまいまして、それ以来、本作が流れていても最後のシーンだけはチャンネルを変えていたのですよね。
おそろしい顔と言えば上目づかい、みたいなトコ、あったじゃないですか。 ほら、「うらめしや~」なんつっって言いながら見下す幽霊もいませんでしたし。
そんな固定概念をゴバーンと覆してしまった貞子の超下目づかい。
久しぶりに勇気を出して「くる・・ きっとくる・・・ ・・やっぱキタ━(゚∀゚)━!!」とばかりに観てみましたがやっぱりこわかったです。 白目部分充血しすぎだろ!何回撮り直したんだよ!!


(※ 本物はこわすぎるのでイメージ図でどうぞ)

自分の好奇心を満足させる為だけに、得体の知れないシロモノに手を出してしまい、その結果息子や夫の命までも死の危険に晒し、果てには自分たちだけが助かるために他の人間を巻き込む決断をする。
という、エゴの塊みたいなストーリーがとてもおもしろく、ショックシーンと呼べるようなものは最後のアレだけと言ってもいいかもしれませんが、それ以外のシーンにおいても、巧みに映しこまれた天井や鳴りそうで鳴らない電話などがじりじりとにじり寄るような恐怖を醸し出していて、とてもすばらしかったと思います。

それにしても、貞子のお骨をご供養すれば呪いは解ける・・かもしんない!とばかりに、井戸を探索するのはいいのですが、井戸の中に入る係が真田広之で、井戸の上から水の浸ったバケツを引き上げる係が松嶋菜々子って、それ役割の振り分けおかしいんじゃね? 
寿命があと1時間強しか残っていないという状態で、ひたすら井戸に満ち満ちる水を汲み出す菜々子。
汲んでは下ろし、また汲んでは下ろしの繰り返しで小一時間。
精も根も尽き果て、「もう無理よー!」と絶望する菜々子に、「ばっきゃろー死にたいのか!さっさとバケツを引き上げろ!」とヤジを飛ばす広之。
お ま え は 鬼 か 。

そんな鬼の広之が、さらに邪悪な一面を顕にする『らせん』で明かされる、呪いのビデオ・メイキング秘話とは・・・。
次回、シリーズ第二作『らせん』感想に続きます。(たぶん)


リング貞子
(※ 這いよれ!さダゴンさん)(←色々ちがう)

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