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7分くらいでわかる『スクリーム』のおはなし。(シリーズまとめ)

2012年03月10日
映画『スクリーム』はひとことで言うと「衝撃」でした。

「人殺しが行われるのを嬉々として鑑賞する」という世にも不謹慎な娯楽の代表だった「ホラー映画」のお約束を逆手に取り、それを楽しむ人も目くじら立てる人をも全部引っくるめて笑い飛ばすという、それまでにありそうでなかった画期的な映画。
「恐ろしさ」と「滑稽さ」はいかに紙一重かという所に焦点を絞り、新たなホラー映画の楽しみ方を提示してくれた『スクリーム』に激しく高揚すると共に、これは過去数々の名作を手がけたウェス・クレイヴン監督から映画ファンへの贈り物だったのではないかと思ったのです。
ホラーを好んでいなかった人には、「ホラーって意外とおもしろいんですよ?」。
ホラーを愛し続けてくれた人には、「ホラーって最高におもしろいよな、な!」という。
わかるひとには痛いほどわかる、映画への想いが詰まった贈り物だったのではないか、と。

で、昨年、そんな『スクリーム』シリーズの実に11年ぶりとなる新作が公開されたのですが、あんなに一世を風靡したシリーズにも関わらず、我が岡山は上映館ゼロという理不尽にも程がある扱いで、アガサなんかはもう暴動を起こすか起こさないかの瀬戸際だった訳なのですが、この度ようやくDVDが発売され晴れて鑑賞の運びと相成りましたので、その前に一応過去3作のおさらいをしておこうかなぁなんて思った次第でござる。

まぁ、要するに『スクリーム』の復習ですよ! まえがきが長くなったのでこっからはサクっと行くよ!


『スクリーム』(1作目)
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【ざっくりあらすじ】
アメリカの田舎町・ウッズボローで起こった陰惨な殺人事件。 不気味な殺人鬼の影は、一年前に母親を惨殺され心に傷を負う少女・シドニーを追い詰める。


【いつものみなさん】
● シドニー・プレスコットさん
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(中の人 ネーブ・キャンベル)
シドニー!まだかわいいよシドニー!
ヤリ○ンの母親が殺され、気弱なおとうさんと二人暮らしの女子高生シドニー。でも彼氏を自室にひっぱりこんでイチャイチャしたりもする。可愛い顔して割とやるタイプ。でも貞操は堅い。 ゴーストのお面をつけた殺人鬼になぜか粘着されます。

● ゲイル・ウェザーズさん
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(中の人 コートニー・コックス)
地方局のワイドショーレポーター。ゴシップが栄養源。上昇志向の鬼。
シドニーのビッチマミィ事件の際、容疑者として逮捕されたコットンの冤罪を訴え、シドニーの証言に疑念を示した為、プレスコット家から目の敵にされています。

● デューイさん
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(中の人 デヴィッド・アークエット)
ウッズボローの頼りにならない保安官代理。 シドニーの親友・テイタムの兄。 
ゲイルのおべっかにデレる保安官代理。 社交辞令を真に受けてゲイルに恋心を募らせる保安官代理。 「代理」が外れる日は遠い・・!

● ランディくん
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(中の人 ジェイミー・ケネディ)
シドニーに絶賛横恋慕中の童貞。 映画オタク。 童貞。

● コットン・ウェアリーさん
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(中の人 リーヴ・シュレイバー)
シドニーの証言により、ビッチマミィ殺害容疑で収監中。 今回はテレビ画面だけの出演です。


【主な登場人物】
● ビリー
スキート
シドニーの恋人。 身持ちが弱そうで堅いシドニーに振り回され、毎回寸止めの刑を食らっている。かわいそう。
演じるのは、当時「2代目ジョニーデップ」と持て囃されていた若手スター、スキート・ウールリッチさん。
グイグイ行くのかと思いきや、初代ジョニー・デップの勢いが全く衰えなかった為そのまま陽の当たらない存在へ。かわいそう。

● スチュアート&テイタム
ドーソン
シドニーの親友・テイタムと、その恋人でビリーの親友・スチュアート。 その4人にランディを加えた5人でいつもつるんでいる。 ・・ん?・・ てことは・・ランディはおミソ・・(ゲフンゲフン)
スチュアート役のマシュー・リラードさんは『13ゴースト』や『スクービー・ドゥー』でもお馴染み。
そしてテイタム役は『プラネット・テラー』の片脚マシンガールことローズ・マッゴーワンさん。 やっぱホラーは若手の登竜門やで!


【ゲストのみなさん】
● ケイシー 
ドリュー
(中の人 ドリュー・バリモア)
冒頭の電話&殺害シーンは、もはや映画史に残る伝説といっても過言ではない。 このシーンにおけるドリューの可憐さ、そして迫真の恐怖表現があったからこそ、『スクリーム』は成功したと言えるのではないだろうか。 

● リポーター
リーガン
こちらも映画史に残る伝説の悪魔憑き少女ことリンダ・ブレアさんが、シドニーにしつこく食い下がるテレビレポーターとしてカメオ出演。 面影だけじゃわかんないヨ・・・


【今回のルール・ホラーで生き残るためには 篇】
ルール1・性行為はご法度
ルール2・酒やドラッグも禁止
ルール3・「すぐ戻る」は絶対禁句
(このルールがどう活かされるのかも本シリーズの見所なのであります。)


【今回のボディ・カウント】
① 冒頭のケイシー。 
② ケイシーのアメフト部の彼氏。臓物ダラーン。 
③ ウッズボロー高校の校長先生。生徒から取り上げたゴーストのお面でふざけていて惨殺されます。 
④ テイタム。 ビールを取りに行ったガレージで殺人鬼に襲われ、猫用の出口から逃げようとするもそのまま挟まれ圧死。
⑤ カメラマン。 ゲイルにアゴで使われる最中、たまたま殺人鬼に襲われ死亡。典型的な巻き込まれ型。
⑥ ビリー。
⑦ スチュアート。


【要するに】
シドニーのビッチマミィはビリーのおとうさんとも関係を持っており、それが原因でビリーのおかあさんは出てゆき家庭崩壊。 ビリーはシドニー一家を逆恨みし、ちょっとおつむがアレだったともだちのスチュアートと一緒に連続殺人を犯します。 シドニー一家が憎いならその3人だけ狙えばいいのにねーなんかアレだよねー気の毒なタイプのアレだよねー。


【今回の監督】
監督
がおー フレディ・クルーガーだぞー。


『スクリーム2』(2作目)
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【ざっくりあらすじ】
前作の一部始終は映画化され『スタブ』として全国一斉ロードショーされる事に。 一方大学生になったシドニーの周囲で再び始まる連続殺人事件。そして犯人の魔の手は再びシドニーへと・・・。


【いつもの面々】
● シドニー・プレスコットさん
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前作での辛い経験から、不審な電話対策としてナンバーディスプレイ式の電話を設置。イタ電にも「えーと、○○地区にお住まいの○○さんね」と余裕の対応。
大学では演劇クラスに属し、怪しげな暗黒舞踊一歩手前のアングラ演劇で主役を張る。

● ゲイル・ウェザーズさん
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前作でのあらましを書いた書籍が大ベストセラー&映画化で、一躍有名レポーターに。 でもまだまだゴシップには貪欲。 釈放されたコットンとシドニーを絡ませる事でもう一ネタ企むも、連続殺人に巻き込まれ命懸けの闘いを強いられる事に。

● デューイさん
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再びウッズボローで起こった殺人事件に危機感を抱きシドニーの元に向かう。 そこで久しぶりにゲイルに再会するが、著書で「頼りない」「とっちゃん坊や」「顔面センター」など正直な印象を書かれていた為反発する。 ホントはゲイルの事がすき。

● ランディくん
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シドニーと同じ大学に通う一途な映画オタク。 本シリーズの良心。 今回は「ホラー映画の続編」について熱く語ります。

● コットン・ウェアリーさん
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前作、ビリーとスチュアートがビッチマミィ事件の真犯人だった事が判ったため晴れて釈放。 テレビのトークショーに呼ばれるなどこの世の春を満喫中。 しかしまだ冤罪時代の偏見を感じる事があり、なんとかシドニーの協力を経て全国区の番組に出演し汚名を晴らしたいと願っています。


【主な登場人物】
● デレク
彼氏
シドニーと同じ大学に通う誠実を絵に書いたような青年。 シドニーの恋人。 たまたまシドニーが殺人鬼に襲われた時居合わせた為、犯人ではないかと疑われてしまうかわいそうな人。
演じるジェリー・オコンネルさんは『スタンド・バイ・ミー』のおでぶちゃんでお馴染み。 『ピラニア3D』での超ゲスい監督姿も記憶に新しい。 「ぬ・・濡れ濡れTシャ・・ツが・・見・・たい・・(ガクッ)」

● ミッキー  
ミッキー
デレクとシドニーの友人。 ランディに負けじ劣らずの映画オタク。
演じるのは、『ダイ・ハード4.0』でスーパーハカーのテロリストリーダーになっていたティモシー・オリファントさん。 やっぱホラーは若手の登竜門やで!


【気のいいゲストのみなさん】
● モーリーン
ジェイダ
冒頭、『スタブ』の試写会場でゴーストのお面を被った殺人鬼に刺殺される女性を演じるのは、ウィルスミスの奥さんことジェイダ・ピンケット=スミスさん。 蓮舫ばりのベリーショートカットで「なぜ白人なんですか!黒人じゃダメなんですか!」(※黒人がいかに映画史において迫害・抑圧され続けてきたか)という事ついて熱弁を奮います。

● 『スタブ』におけるドリュー・バリモア役の人
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前作ドリューが演じたこの役は、いくら劇中劇とはいえ、生半可なキャスティングでは大失敗の元になりかねない重要な役どころ。 そこで起用されたのが、『オースティン・パワーズ』『フロム・ヘル』のヘザー・グレアムさん。 ホントもうね、超かわいいんですよ。さいこうですよ。 ぼくは監督に言いたい、ありがとうと。

● 『スタブ』におけるシドニー役
トリ
とは言っても、冒頭の電話シーン以外は重要なようで重要でないのが劇中劇ってもんなんですよね。そこで、シドニーの役は前作にあった「もし映画化されたらわたしの役はトリ・スペリングかなぁ」というセリフをそのまま活かし、『ビバリーヒルズ高校白書』のトリさんが友情出演。 顔がゴツい。 計り知れないほどゴツい。 瓦せんべい並のゴツさ。(※四国銘菓)

● 『スタブ』におけるビリー役
ルーク
こちらの役は、まだパっとする前のルーク・ウィルソンが担当。 この後『天才マックスの世界』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『キューティ・ブロンド』などに出演し、甘いマスクをいかした甘い役どころで活躍します。

● シーシー  
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シドニーが通う大学にある寮でお留守番をしてた所、まんが悪いコトに殺人鬼に目星をつけられ、哀れ犠牲になってしまう女子大生。 演じたのは『ラストサマー』『THE JUON/呪怨 』のスクリームクイーン、サラ・ミシェル・ゲラーさん。 やっぱホラーは若手の登竜も(略)  


【こんなところに!】
● シドニーの大学の上級生
ポーシャ
『アリー my ラブ』の絶対零度のネルことポーシャ・デ・ロッシさんじゃないですか! 人に歴史あり・・!!


【今回のルール・続編はかくあるべし 篇】
ルール1・殺しを増やす。
ルール2・殺しのシーンはさらに凝って、血糊も派手に。
ルール3・マルチに売るなら決して・・・
(※ 「決して」のあとの言葉は遮られて続ける事が出来ませんでした。なにを言おうとしたんじゃ・・ランディよ・・)


【今回のボディ・カウント】
① モーリーン。 ウィルスミスの奥さん。
② フィル。 モーリーンの恋人。映画館のトイレで隣の個室から漏れ聴こえる声に聞き耳を立てたトコロ、壁を貫通する勢いで突き立てられたナイフに脳天突き刺しされ死亡。 ちなみにこのシーンは、パロディ映画『最'新'絶叫計画』でチ○コバージョンに変えられていました。頭がわるいくてさいこうだと思います。
③ シーシー。 それにしても、電話掛けてくるタイミングってどこで決めているのでしょうかね。 女子寮をずっと見張ってるのか、携帯持って。 どんだけ暇なんや・・・
④ ランディ。 前作からいい味を出し続けてきた童貞の星・ランディくんが、映画知識をひけらかして犯人を挑発したら返り討ちに遭ってしまいました。 なんかねー もったいないというか、残念というか。
⑤ シドニーを護衛していた刑事。 殺人鬼に狙われたシドニーを安全な場所に移送していたものの、信号待ちの車を急襲されさっくりナイフで切り刻まれるという体たらくぶり。 おまえはホントに刑事なのかと小一時間・・。
⑥ シドニーを護衛していた刑事・その2。 コンビで行動してるのに何一緒に刺されまくってんねん! おまえらホントに刑事なのかと小一じかn
⑦ ハリー。 シドニーのルームメイト。 心配だから一緒につっくいて歩いてたらこの有様だよ!世知辛すぎるだろ!
⑧ デレク。 シドニーと付き合ったばかりに、はりつけられるわ銃殺されるわ散々な目に遭う。
⑨ ミッキー。
⑩ デビー・ソルト。


【要するに】
デビー・ソルトなるテレビレポーターが、シドニーやゲイルの周りをうろついていたのですが、実はこのソルトこそ前作の犯人・ビリーのおかあさん。 アレな息子ではあるものの、愛する家族を失ったおかあさんは、ホラーオタクのミッキーをそそのかして連続殺人事件を起こさせ、シドニーを恐怖のどん底に叩き落としたのち全ての罪をきせて口を封じる大作戦だったのでした。 おかあさんがアレだから息子もアレだったのか・・・。それにしても、ここまで沢山の災いを雪ダルマ式に導いてしまったシドニーのビッチマミィSUGEEE!


【今回の監督】
監督2
じゃじゃーん!おいしゃさんコスをしてみたよ!(※画面奥)



『スクリーム3』(3作目)
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【ざっくりあらすじ】
恐ろしい体験がトラウマとなったシドニーは、防御柵を張り巡らせた山奥の一軒家に引きこもっていた。しかし、昔馴染みのコットンが何者かによって刺殺され、『スタブ』シリーズの新作を撮影していたスタジオでも殺人が起こった事からまたしても陰惨な事件へと巻き込まれてゆき・・。


【よっ!皆勤賞!】
● シドニー・プレスコットさん
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セキュリティーシステムに囲まれ、下界との唯一の繋がりは電話機という、徹底した引きこもり生活を送っている。 新たに発生した連続殺人事件の陰にビッチマミィの過去が関わっていると知り、下山して犯人を突き止めようとするのですが、そんな彼女を待ち受けていたのは「大人の事情で出番が激減」という仕打ちだったのでした・・・! ハリウッドKOEEE!

● ゲイル・ウェザーズさん
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ジャーナリスト論を講演する程の有名人になったゲイルさん。 どこにでもこっそりカメラを持ち込む貪欲さも健在。 今回は山にこもったシドニーに代わり、ヒロインばりの大活躍を魅せます。 ていうか今までもヒロインだったのかも・・・。

● デューイさん
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前作で瀕死の重体となったデューイさんも、特に後遺症などなく元気に登場。 保安官の職を放棄してはいない筈ですが、ゲイルさんに捨てられた腹いせに、『スタブ』のスーパーバイザーとして映画版ゲイルの女優さんとねんごろになっている様子。 でも、なんだかんだ言って一番すきなのはゲイルさんなんですよね。 めんどくせえ男だな。

● ランディくん
ランディ3
シリーズの良心ながら、前作で非業の死を遂げたランディくんですが、なんと今回は「実は死ぬ前に遺言ビデオを遺していた」という設定でちゃっかり皆勤賞ゲット。 そして明かされる衝撃の事実・・・ 「じつはおれ、童貞捨ててたんだよね・・」 ・・・そういうことか!(※ホラー映画を生き残るルール参照)

● コットン・ウェアリーさん
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前作のラストで、ビリーのおかあさんと映画狂のミッキーに襲われたシドニーを助けたコットンさんは、自分の汚名を晴らすと共に一躍マスコミの寵児となり、今では冠番組を持つほどの人気者に。 ただ、未だに『スタブ』シリーズに影響力を持とうとするなど、過去の功績にしがみついているトコロも。 そんなコットンさんを演じてきたリーヴ・シュレイバーさんは、『ウルヴァリン』でわんこっぽいおにいちゃんになったり、『ソルト』でアンジェリーナ・ジョリーにしばき倒されたりというおいしい役どころで絶賛活躍中です。 よっ!出世頭!


【主な登場人物】
● キンケイド
デンプシ
『スタブ3』スタジオ連続殺人事件を追う刑事。 ハリウッド育ちの為映画業界には詳しいらしいが、そんな設定が余計に胡散臭く感じられる「いかにも」なキャラクター。 演じるのはこれまた「いかにも」な甘いマスクの役柄が多いパトリック・デンプシー。 もうね、出てきただけで「いかにもー!」って言いたくなるんですよね。 ザ・アメリカの色男!

● ローマン・ブリッジャー
ローマン
『スタブ3』で念願のホラー映画初監督を果たしたローマンさん。 しかし、思い入れたっぶりの作品が、度重なる殺人やトラブルで製作中止となってしまいやさぐれる日々に。 演じるスコット・フォーリーは、なんとジェリファー・ガーナーの元旦那さまだった模様。 ジェ・・ジェニファー・・ 初婚じゃなかったのか・・!(←ベンは知っているのか?!)(←知ってるだろ)

● ミルトン
ランス
『スタブ』シリーズを手がけた映画界の有名プロデューサー。 過去にはかなりやんちゃをしており、若かりし頃女優をしていたシドニーのビッチマミィの淫乱さを開花させた張本人。 モデルとなっているのは、本作にカメオ出演もしているロジャー・コーマン・・なのかな・・?(コーマンさんは女優をヤク漬けにしたりしてないだろうケド) 演じているのはみんなだいすきランス・ヘンリクセンさん。 出てくるだけで画面に安心感が漂いますよね!言葉に出来ない安心感が!


【愉快なゲストのみなさん】
● キャリー・フィッシャー
キャリー
説明不要のプリンセスレイアことフィッシャーさんが、ハリウッドの生き証人である資料室のお局さま役で登場。 「あれ・・?も、もしかして・・」「違うわよ」「いや、でもそっくr」「しょっちゅう言われるけどレイアじゃないわよ。私もあの頃オーディション受けたけど、監督と寝た女の方が受かったの」と、セルフパロディにも程がある毒吐きを披露。 姐さん、ルーカスさんの了解は得たんですか?!際どいネタですけど大丈夫なんですか?姐さん?!

● エミリー・モーティマー
エミリー
『スタブ3』を降板したらしいトリ・スペリングさん(でも2までは出てたのか!いい人だナー)に代わり、シドニー役を射止めたラッキーガール・アンジェリーナ役で出演していたのは、『ラースと、その彼女』『シャッター・アイランド』のエミリー・モーティマーさん。 最近は『ヒューゴの不思議な発明』でサシャ・バロン・コーエンさんと淡い恋を芽生えさせたりしていました。 よっ! 出世頭!!

● ヘザー・マタラッツォ
妹
衝撃!ランディには妹がいた!  という事で遺品のビデオを携え登場した妹・マーサ役には『ウェルカム・ドールハウス』のヘザー・マタラッツォさん。  『ホステル2』では逆さ吊りにされて酷い目に遭っていましたね!


【今回のルール・3部作のスーパールール 篇】
ルール1・完結編に出てくる敵は超人。 普通の武器では倒せない。
ルール2・主役でも死ぬ可能性あり。
ルール3・思いがけない過去が明らかとなり、その過去が災いして現在に復讐する。
(なんかもうルールっていうより本作の補足みたいになっちゃってんのな・・)


【今回のボディ・カウント】
① コットン。 いくら常連さんであろうとも、電話で誘い出されまんまと刺殺されてしまうのがこのシリーズのこわいトコですよね。
② コットンの恋人。 完全に巻き込まれ型。 ボイスチェンジャーで声を操る犯人によって、コットンに対する疑惑を植え付けられた為、救出にきたコットンとドツき合いの死闘を繰り広げる事に。 この勘違いネタはおもしろかったです。
③ サラ。 『スタブ3』のおっぱい要員。 スタジオで白昼堂々殺されるという損な役柄。
④ ボディガード。 セレブを顧客に持つ腕利きのボディガードも、ゴーストのお面を被った殺人鬼にはひとたまりもないのである。 というか、殺人鬼なんかもう強すぎてやだ。
⑤ トム。 『スタブ3』でデューイ役を演じる俳優。 撮影が中止になり俳優仲間でやさぐれていた所を襲われ、ガス爆発で死亡。 要するに殺され要員。
⑥ アンジェリーナ。 シドニー役を得るためプロデューサーと寝た事を暴露しつつ刺殺。 なんというか、生臭い映画だなぁ。
⑦ ジェニファー。 『スタブ』シリーズでゲイル役を演じてきた女優。 コメディリリーフとしてコミカルな演技を挟み込んできたジェニファーは、最期もとってもおいしい殺され方でフィニッシュ。よかったね。ホラー映画的にはよかったね。
⑧ タイソン。 『スタブ3』でランディ役に抜擢された黒人俳優。 なんでランディの人種が変わってしまったのかは大人の事情なので・・ね・・。 特に何をするでもなく賑やかして死んでいった、典型的な殺され要員。 もうちょっとなんとかならんかったのか。
⑨ ランス・ヘンリクセン。 まあね!ランスさんが出てきて生き残る訳が無いですよね!ね!
⑩ ローマン。 


【要するに】
シドニーのビッチマミィは結婚前に売れない女優をしており、ドラッグとセックルの果てに身を持ち崩してハリウッドを去っておりました。 その頃、ひっそりと出産していたのがローマンであり、つまり、ローマンとシドニーは種違いの兄妹だったのです。 成長したローマンはおかあさんに会いに行くのですが、主婦の座に収まっていたビッチマミィに自分の存在を全否定され絶望。 
その頃おかあさんがビリーのおとうさんと関係を持っていた事を知ったローマンは、マミィの淫乱ビデオを隠し撮ってビリーの家に送付。 ビリーのおうちは家庭崩壊。 ビリーとスチュアートが殺人を開始。 シドニーに返り討ちに遭う。(←1作目)
愛する息子を殺されたビリーのおかあさんがミッキーをそそのかし殺人を開始。 シドニーに返り討ちに遭う。(←2作目)
沢山事件は起きたものの、肝心のシドニーが生き残り怒り心頭のローマン。 警戒し、姿をくらませてしまったシドニーをおびき寄せるため、コットンを殺害したり『スタブ3』の撮影現場を荒らしたりビッチマミィの写真を意味ありげにばら撒いてみる。 作戦が功を奏しシドニーと対面したローマンは、すべての事情を明かして思いのたけをぶつけるも結局返り討ちに遭う。(←new!)

要するに兄妹喧嘩。
それにしても、自分に関わるすべての人間の人生を狂わしたビッチマミィ超SUGEEE!!


【今回の監督】【と】【ジョーとサイレントボブ】
監督3
やっほー!今日はスタジオ見学にやってきたよー! いい映画オタクの代表・ケヴィン・スミスくんも一緒だよー!




以上です編集長! 
予想通りですが、7分どころじゃおさまりませんでしたよ!ごめんねゴロー!抱いてセニョリータ!(←特に意味はないです)

1作目では「ホラー映画」のセオリーを茶化しまくり、2作目ではちょっと真面目に「ホラー映画と現実は影響しあうのか?」というテーマに触れてみたりして、3作目ではハリウッドに蠢くおぞましい欲望を、ラス・メイヤーばりのワイルドなパーティ秘話とともに暴露してみせた『スクリーム』シリーズ。
特に2作目の「ホラー映画を観たアホは実際に殺人をするか否か」という討論は、それを生業にしてきたクレイブン監督の手で描かれる事で、より強いメッセージ性を感じました。
「映画に責任をおしつけて罪を逃れようとする」アホが「単純な怨恨」によって殺されるというラスト。
そこから、監督の「んな訳あるか!」という声が聞こえてくるような気がしたのです。
映画が人を殺すんじゃない、人が人を殺すんだ、という声が。

ともあれ、十数年ぶりに鑑賞し直しましたが、心地よい緊張感と程よい抜け具合がとても愉快で、かつ過去の映画作品へのオマージュに満ち溢れた傑作でした。
さすがにシドニーの近親者ネタは出尽くした筈ですので、最新作『スクリーム4』ではどのような方向に舵を切っているのか気になるトコロですね。
監督が今度はどんなコスプレで登場するのか、という点も合わせて鑑賞するのが楽しみです!
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