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『パラノーマル・エンティティ3 エクソシズム・テープ』

2012年01月06日
こんにちは、アガサです。
1月も5日を過ぎ、テレビの特番を除きすっかりお正月気分の消え去った世の中となっておりますが、いかがおすごしでしょうか。
昨年中は拙い文章をご贔屓にして頂き、本当にありがとうございました。
弊ブログにつきましては、早いもので今年6周年を迎えるという事で、以前にも増して、おふざけの過ぎる感想とあらすじに全力を注ぐブログにしてゆきたいなぁ、などと思っております所存で御座候。
そして、そんな気合に油を注ぐべく、諸事情からずっと躊躇していたTSUTAYA DISCASについに入会いたしました!
これで、アガサの居住範囲内のレンタル店には無かった『パラノーマル・フェノミナン』も『パラノーマル・サイキック』も全て鑑賞する事ができるということで、ますます「パラノーマル」に特化したブログへと成長する事間違いなし!

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自問


はい、という訳で今年最初の更新は『パラノーマル・エンティティ3』の感想です! 気にしない!オレはもう細かいことは気にしない!

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あらすじ・・・
1976年、ドイツ・バイエルン地方。
ある一人の少女が、家族や神父が見守る中他界。
死因は、餓死だった。
このテープは、当時少女の治療にあたっていた医師が資料の為記録していたものであり、彼女の死以降、その余りに衝撃的な内容から当局によって封印されていたものである。
35年の時を経て公開された、17日分のテープ。 
そこに映し出された、少女の死の真相とは・・・。



2005年に制作された真面目な法廷サスペンス映画『エミリー・ローズ』。
そのモデルとなっていたのは、「元祖・エクソシストされた女の子」としてオカルト界では知らぬ者のいない超有名人、アンネリーゼ・ミシェルさんなのですが、なんと本作で「パラノーマル名物・盗撮地獄」の餌食になるのもアンネリーゼ・ミヒェルさん!
そう! もはや関連付けようという気遣いすら感じられない、アルバトロス社発・雨後のパラノーマルシリーズが今回ターゲットにしたのは、昨年あたりから再び流行の兆しが見え隠れしている「悪魔祓い」なのです!!
「悪魔祓い」をPOVで!モキュメンタリーっぽく! ・・という内容から察するに、きっと製作元のアサイラム社は『ラスト・エクソシズム』あたりをナニしてアレしようと思ったのでしょう。
だったら配給元のアルバトロス社も「エンティティ」じゃなくて「パラノーマル・エクソシズム」くらいにしておけばよかったのにね・・・。まぁ、大した違いはないけどね・・アハハ・・

先にも述べたように、本作を製作したのはメジャー映画のパクリリスペクト作品でおなじみのアサイラム社。
いつもはサメがおっきくなったりヘビがおっきくなったりタコがおっきくなったりピラニアがおっきくなったりする映画作りに精をだしているアサイラム社ですが、今回は史実を元にしているからなのか、ちょっとばかし様子がへんです。
主人公の少女(アンネリーゼ)、神父(レンツ)に司祭(アルト)の名前や、彼女に取り憑いている悪霊(ヒトラー、暴君ネロ、実在した悪い聖職者)の名前は本物と同じ。
蜘蛛を食べたり、知らないはずの言語を操ったり、ベッドで暴れたりといった異常行動や、彼女を治療しようとする医師と悪魔が憑依していると断定する神父との諍いなと、描かれるエピソードもかなり実際の出来事と重なっています。
本気です。
アサイラムくんが、ついに本気の力でオカルトに挑戦しています。
アガサはそんなアサイラムくんが眩しくて、もう目が開けていられませんでしたよ・・・  そう・・  ・・こうね、・・まぶたがね、  ・・だんだん重くなって  ・・・おもく ・・・ 

ごめん、オレ寝ちゃってた!!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

真面目に作ろうとしたのが裏目に出たのか、はたまた不真面目であっても同じ結果だったのか、それは神のみぞ知るコトではありますが、ともかく絶望的におもしろくないんですよね!
バカ!新年早々これを借りたオレのバカ!


アンネリーゼと2人の聖職者以外のキャストは(たぶん)オリジナル要素なので、各部屋に仕掛けられたパラノーマル名物の盗撮カメラは実在する筈もありません。(悪魔祓いの様子を撮影した動画は、もしかしたらあるのかもしれませんが)
本編の後半、怒涛のように築かれる死体の山も、もちろんアサイラム社の奔放さがほとばしった結果でしょう。
史実に基づいていないこれらの「オリジナル」部分で、なぜもう少し恐怖を増幅させる事は出来なかったのか。
「アンネリーゼ、最期の17日間」と銘打ったビデオは、「アンネリーゼがワーってなる」「階下のみんながワーって駆けつける」「ベッドの周りを囲んでワーってやる」が延々繰り返されるばかりで、緊張感の欠片もない。
途中、「アンネリーゼが階下のみんなを訪ねて行ってワーってやる」という変化球も加わるものの、場所が変わっているだけでやっている事はほぼ同じ。
こわい顔をするアンネリーゼ。
手で顔を覆う両親。
ぼんやりと佇む聖職者。
/(^o^)\なんてこったい!と頭を抱える医師たち。 賑やかし要員のカメラクルー。
総勢9人のキャストによる息のあったアンサンブル。
ぼくはこれを、「劇団アンネリーゼ一座」と名付けました。(名付けたらどうだって訳じゃないケド)

おっぱいまでも放り出し熱演する座長・アンネリーゼが、カメラを意識しすぎてちょいちょいサービス過多になるのはご愛嬌。
「現代医学では効果がないので、ぼくらエクソシズムします!」宣言しながら、ほとんど聖書を開く気配のない神父さんが、ちょいちょいカメラ目線で語り始めるのも長い目でみてあげましょう。
「お祈りで病は治らない!一刻も早く入院させる事が必要なのだ!」とカメラの前では威勢のいい医師が、いざアンネリーゼの前に来ると日和まくるのも・・まぁ・・うん・・しょうがないか・・。
あと、悪魔憑きをただの狂言と断定し、アンネリーゼを挑発するカメラマンは、カメラマンのくせして自分から被写体になってオレ語りするばっかで・・ なんというか・・ ・・ダメだな!全員ダメ!! なにこのポンコツ劇団!
とにかく、全員カメラ写りを気にしすぎて、自然な演技もへったくれもなくなっているのですよね!
ほんで、肝心のカメラもこれまた、物語の序盤までは「76年の出来事ヨー」という主張にリアリティを持たせるべく、画質をフィルム調にしてみたり傷をつけてみたりと工夫をこらしているのですが、途中から面倒くさくなったのかのっぺりとしたビデオ画質に落ち着いてしまうという体たらくっぷり。 アサイラムよ・・お前の中の「一貫性」はどこに行ってしまったのか!
もうひとつ、「史実に基づいた」お話に奥行を与えるべく、日付が変わる度に医師の「観察レポート」の抜粋が読み上げられたりもするのですが、これがまたホントにねぇ!
「今日はアンネリーゼが尿をなめていました。汚かったです」
「今日はアンネリーゼが蜘蛛を食べていました。オエっとなりました」
「今日はアンネリーゼがすごい握力を発揮していました。とてもびっくりしました」とか小学生の日記か!

かあさん・・・ ぼくらのアサイラム社は、今日も平常運転だったようです・・。



という事で、いつものアサイラム社によるドッキリ超常現象バラエティ・パラノーマルエンティティ3。 
この調子でいくと次あたり「エリア51」と絡めて来られるんじゃないかという、一抹の期待不安も過ぎったりするのですが、ここまできたらとことん付き合いたいと思いますよぼかあ。
だってほら、DISCASも始めちゃったコトですし!

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なにはともあれ、本年もよろしくお願いいたします!


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