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『エルム街の悪夢』

2006年08月07日
やろうかやるまいか迷っていましたが、『パイレーツ・オブ・カリビアン 2』大ヒットに背中を押され、ついにやる事に決めました。
見て見て、あれがホラーおたくだわよ」と、呼びたい奴は呼ぶがいいさ。


愛と青春の『エルム街祭り』 

堂々開幕です!!



何でこんなに力が入っているのでしょうか。
自分でもよく判りません。


ホラー界の人気を2分する、ジェイソンフレディ。 
見た目の判断だけで、圧倒的に頭の悪そうなジェイソンに比べ、根拠の無い自信に満ち溢れた表情からか頭脳派みたいな印象を受けるフレディ

やってる事は大差ないのですが。

そんなフレディと初めて出会ったのは、私がまだ高校生だった頃。
当時、片思いをしていた男子が大のエルム街ファンで、彼に聞かせたいが為に音楽室のピアノでしょっちゅうエルム街のテーマ曲の練習をしていたものでした。

・・・あぁ 甘酸っぱい。

ホラー映画の思い出が甘酸っぱいと言う段階で、自分はもしかして痛い部類に入るんじゃないか?と疑問が浮かばなくも無いのですが・・・。

それはさて置き、今回10数年ぶりに『エルム街』を見直すにあたって、まずレンタルショップでビックリした事。

パート1だけ無いじゃないかコノヤロー!

ここから推測される事。
1・ 『カリブの海賊』でジョニデにはまったギャルが、フィルモグラフィを見て借りに来た。
2・ ホラーを好きな人が借りていった。

2・ だと、続けて借りるのが筋だと思うので、勝手に1・だと解釈します。
大ヒット作の余波は、こんな所にまで及んでいたとは・・・。
恐るべし・・・全6部作。(予定)

そしてさらに驚いたのは、棚にズラリと並んだエルム街のタイトル達。
2~4まで、数字が書いてあるものは良いとして、ファイナル・ナイトメアリアル・ナイトメア?どっちが先?どれが5作目?あやつり人形のやつはどれ?バイクに変わるやつは?フレディが赤ちゃんになるやつ無かったっけ?ヘザーが本人役のが最後じゃなかったの?大体これらは全部で何作?!

哀しい事に、全何作なのかすら覚えていなかった自分に、軽い失望が隠せません。

ジェイソンのアレみたいに、10作もあったらどうしよう・・・。
早くも心が折れてしまいそうな自分を奮い立たせて、とりあえず他店で1~4まで借りてきました。
(家に帰って調べてみたら、全7作でした。・・・ギリ・・かな?)

随分前置きが長くなりましたが(前置きかよ!)、そんな万感の想いと共に観直した 『エルム街の悪夢』 記念すべき第1作。

あらすじはと言うと、
毎夜悪夢に悩まされるティナ・16歳(推定)。
夢の中で彼女は、焼け爛れた顔で右手に鉄の爪をつけたシマシマセーターの男から、ひとかたならないセクハラを受けていたのでした。
そんなティナの親友、ナンシー(主役)もまた、夢の中で同じ男に追い回されていましたが、そんなある日、悩んでいるティナに付き添う為、ナンシーはボーイフレンドのグレン(ジョニデ)と共にティナの家に泊まりこむ事になりました。

ティナを守る気満々だった二人でしたが、ティナのボーイフレンド(筋肉頭)が乱入したせいで、何となくモニョモニョとした雰囲気に。
帰るに帰れず、結局ティナの家に泊まっていると、ティナがボーイフレンドと二人の時に、夢の中で爪の男に惨殺される事態が発生。
そして、夢の中の出来事の筈が、実際にティナが死亡してしまい、容疑を掛けられたボーイフレンドはその場から逃亡してしまいます。

後日、ナンシーに身の潔白を証に来たボーイフレンドは逮捕され、拘留先の留置所で死亡。

失意のナンシーに、彼女の母から重大な過去が語られます。
その昔、エルム通りを恐怖の渦に突き落とした男、フレッド・クルーガー(通称フレディ)
近所の子供を次々に殺していたにも拘らず、行政の凡ミスで釈放されたフレディを、住民は秘密裏に始末する事を決意。
地下室に追い詰めて、焼き殺しました。
そのメンバーの内の一人が、ナンシーの母だったと言うのです。
ナンシーの夢に出てくるのは、フレディに違いない。
でもフレディなら昔に始末してるから大丈夫よ!

なんだ?その理屈。
でも一つだけこれでハッキリした事があります。
なるほどかあちゃん酒びたりな訳だ!


次に狙われるのは自分だと悟ったナンシーは、グレンにボディガードを頼みますが、今ひとつ事の重大さに気付いていなかったグレンまでも、のんきに居眠りしていたせいで死亡。
果たして孤立無援となったナンシーは、家の中にブービートラップを仕掛け、夢の中からフレディを引きずり出して、警察に引き渡す事を決めるのですが・・・。


いささか荒唐無稽ですか?


とにかく、この作品がここまでの人気シリーズになったのも、ひとえにフレディのキャラクターあっての事。

KING オブ ド変態 の称号は伊達じゃないんですよ!

背後からの抱きつき、追い付かない程度の追いまわし、お風呂ノゾキ、下品なベロ出しポーズの等等。
本当は構って欲しいだけなんじゃないの? と言いたくなる様な、節操の無いセクハラっぷりは、ホラーの域を超えています。

また、無類の女好きと言うところも、殿方の厚い支持を得た理由の一つでしょうね。

ナンシーやティナに対する粘着ぶりに対して、男連中の殺され方のアッサリした事といったら。
完全にやっつけ仕事です。
自分にまっすぐ。 それがフレディ流。

しかし、そんなコメディすれすれお茶目な仕草を見せつつも、殺しのシーンでのサービス過多な血のりの量など、アンバランスな所もまた魅力の一つ。
「ギャハハ」と笑っていた所を、ギュッと引き戻してくれる匙加減が、実に見事です。

まぁ、怖いか怖くないかで言うと、圧倒的に怖くないんですが。

しかし、フレディの焼け爛れた顔のメイクは、今観ても秀逸な出来ですし、パジャマで工場の中を歩き回っている美少女の姿は、シュールかつリアルな、まさに悪夢です

どこまでが夢なのか?
そもそもこれはナンシーの夢なのか? それともティナの夢なのか?
観ている私達の頭が混乱してくる、これこそが監督の思い描いた悪夢なのかもしれませんね。

ただの夢落ち?

とんでもない!

これから始まるフレディの伝説の第1歩にすぎない今作。

手作り感溢れる特殊効果も、好感度大でした。
昔はみんな、こんなんだったのにね・・・。
これをCGでやられてたら・・・
・・考えただけでゾッとします。

さて、1作目に比べて殆ど記憶に残っていない第2作、
『フレディの復讐』は、果たしてどんな事になっているのでしょうか?
夏が終わるまでに祭りも終えられますように・・・。



今回のフェイバリット・フレディ

受話器から舌をベロベロ

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