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『パラノーマル・エンティティ2』

2011年06月23日
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あらすじ・・・
稀代の殺人鬼ジョン・ゲイシー家の跡地に建てられた家に潜入し、なんらかの怪奇現象をカメラに収めんと息巻くクルーたちに襲い掛かる、血に飢えた悪鬼の正体とは・・?!

もう充分懲りたはずだったのですよね。 
もう『パラノーマル』と名のつくアレには手を出すまいと。
なにせ雨後の筍状態ですからね。 借りても借りてもキリがないというか。報われない恋心というか。

それなのに、気がつくとレジに差し出していたという。

しかも『パラノーマル・ビギニング』と一緒に。

かあさん、人の心って不思議ですね。


と、言う訳で「おっぱいが出る方のパラノーマル」の続編、『パラノーマル・エンティティ2』を鑑賞しました。
おっぱいが出てきて、流血沙汰は起こらないという、期待を裏切らない出来でした。
登場するのは、心理学者、霊媒師、プロデューサーにカメラマンなどなど、合計7名のこじんまりとしたパーティ。
どうやら全米を回ってテレビのネタになりそうなおばけ屋敷を取材しているようなのですが、今までの取材はほぼ空振りで、最後に辿り着いたこの家でゲイシーの霊を召還する事に全てを賭けているご様子。
ジョン・ゲイシーというのは、知っている方も多いと思いますが、アメリカに実在した超有名な連続殺人鬼で、存命中に手にかけた犠牲者の数は少年を含めて33名。
「ピエロ」に並々ならぬ関心を持っていたそうで、コスプレしたり絵に描いたりと、「ゲイシー=ピエロ」というイメージが定着している程のピエロマニアでもあります。(スティーヴン・キングの『IT』に登場するペニーワイズが、ゲイシーをモデルにしているというのは有名な話ですね)

さて、そんな「ゲイシーネタ」を大々的にアピールし、製作された本作の内容なのですが、冒頭、犯行現場となった彼の家は1979年に取り壊され、その3年後に新たな家が建てられたものの2002年以降空き家となっているという事が説明されます。(※ホントかどうかわかりませんが)
つまり、カメラクルーたちが取材していたのは、ゲイシーが実際住んでいた家ではなく、全く別の家だという事なんですね。

・・・

・・ゲイシー出てこないだろそれ!


いやね、霊媒師のおねいさんが一生懸命キャンドル焚いて「いでよ・・ゲイシーの霊!」ってやってるんですけどね、更地にしてから別の家を建ててる時点で、もうかなり「ゲイシー色」弱まってると思うんですよね。
ゲイシー自身も、他人の家歩き回るとか、ちょっと違和感あるんじゃないかなぁ・・って。「アレ・・間取りチガウ・・」みたいなね。 クルーの皆さんが地下室に行って「まだ子どもたちが埋まってたりしてな!」とか息巻いているんですけど、いくらなんでも掘り返し済みだろ!FBIなめんな!
霊媒師のおねいさんもうっすら気付いてしまったのか、途中から「悪神ロキよ・・ピエロの霊に伝えておくれ・・」みたいな感じに別の悪霊を折り込み始めたりなんかしちゃって、ははーん、さてはコレ途中からうまいことゲイシーから離れてオカルト方面にシフトチェンジするつもりなんだな、と。 本家のシリーズと同じように、山羊爪小悪魔系で行くつもりなんだな、と。 そう思っていた時期が、私にもありました。

パラ2
・・・ゲイシー出てくるのかよ!!
エロイムエッサイム系が登場するのかと思いきや、なんとね、ゲイシーさん出てきちゃったんですよね。
しかもグンパンにタンクトップというラフな格好で。 おい!そこピエロじゃないのかよ!


と言う訳で、ゲイシーネタで責めていくとかと思いきや悪霊オカルトネタに走り、結局最後は律儀な自縛霊と化したゲイシーが半裸で全員とっちめる、というある意味衝撃だった本作。
一応定点カメラや手持ちカメラに心霊現象らしきものも映り込んできますが、「ドアがバーン」と「出演者自ら壁に向かってジャンプ」程度の現象で、残りの部分は撮影方針を巡って延々おしゃべりしているだけですので、怖がりの方でも安心してご覧いただけるのではないでしょうか。
ま、安心とは言え、絶対おすすめはしませんけどね! 
余談ですが、私は全編通して鑑賞するまでに3回チャレンジしました。 催眠効果バツグンアルヨー!
観終わった瞬間、机の上に鎮座まします『パラノーマル・ビギニング』と目を合わせるのがイヤなくらい、心が折れまくったアガサだったのですが、もうこうなったらいっそ、パラノーマルと名がつく映画を全制覇してしまうというのもアリなのかもしれませんので、今後も頑張ってお店屋さんの棚を注視していきたいと思います。

あと、これといってグロいシーンもショックシーンも無かった中、アガサが一番腰を抜かしたのは、エンドクレジット前映し出される、登場人物たちの死亡診断書。(※もちろん作り物ですよ)
パラ3
「ジャニーナさん、享年30歳」ってテロップが出るんですけどね。

パラ1
ジャニーナさん老け過ぎだろ!!
本編でとんでもない程の巨乳を放り出しながら一人気を吐いていた霊媒師・ジャニーナさんの年齢が、なんと驚きの30ジャストだったとは・・・! お前の正義はどこに行ってしまったんだ?!(←深い意味はない)
いやいやいやでもね、失礼ながらこのビジュアルで「30歳」っていうのはかなり衝撃でしたよね。 
放つ色香は熟女のそれなんですもん。
で、念の為もう一度診断書をよーく見てみましたら。

ゲイシー
「38歳」って書いてあるじゃん!!


【本日のまとめ】アルバトロスはもうちょっとちゃんとしよう!(※ この手のオモシロ作品を多数リリースしてくれている、気のいい映画配給会社)

ま、38歳だろうと30歳だろうと生欠伸必至のゆるふわ擬似ホラーであるという点には変わりないのですけどね。
あと、大人の事情からか、本編中では一切本物のゲイシーに関する映像や資料が使われていなかったのですが、エンドクレジット直前にサブリミナル効果程度にピエロメイク(の一部分)が映されますので、ピエロ恐怖症の方はくれぐれもお気をつけください。(そういう方は最初から借りてこないのかもしれませんが)

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