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『導火線 flash point』

2011年06月06日
導火線

スティーブ・マックイーン、ブルース・リー、松田優作・・。
映画が誕生してから今に至る115年の間に生まれた「男を魅了する男」たち。
そこに加わるべく、また一人とてつもない「男」が生まれていた事をご存知でしょうか。
アジアを中心に目もくらむような活躍を果している21世紀の巨星。
その星の名は、ドニー・イェン。

・・

・・・なあんつってかっこつけて言っちゃたけど、ぶっちゃけみんな知ってますよね!大概の男子は知ってますよね!
ドニーさん!今回もかっこいいよドニーさん! オレ、今度生まれ変わったらドニーさんになる!!


あらすじ・・・
ドニーさんが、ボクシングジムに悪い犯罪者が居るのを発見。 →ボッコボコにする。
ドニーさんが、香港マフィアを脅かす程の一大勢力となりつつあるベトナム人3兄弟・アーチャー、トニー、タイガーのもとに潜入していた相棒・ウォルソン刑事と鉢合わせ。 →身元がバレるのを防がなければならない為、他人のフリしてボッコボコにする。
ドニーさんが、検挙時の行き過ぎた暴行が問題となった為音楽隊に転属になる。 →コンマスとして、指揮棒代わりのバスドラムをボッコボコにする。
ドニーさんは、ベトナム人3兄弟の一斉検挙にあたり、陣頭指揮をとる事になるのだが、ふとした拍子にウィルソン刑事の身元がバレてしまい、アーチャーは捕まえたもののトニーとタイガーが逃亡、ウィルソン刑事も大怪我を負ってしまう。 →家に帰って悔しさで壁をボッコボコにする。(たぶん)
ドニーさんの相棒が再び襲われた為、襲撃犯であるタイガ-を地獄の果てまで追い詰める。 →これ以上無いほどボッコボコにする。
ドニーさんの奮闘むなしく、相棒の恋人がさらわれ、引き換え条件として裁判での偽証を要求される。 →偽証のおかげで釈放されたアーチャーを、裁判所前でボッコボコにする。
ドニーさんの独断で、アーチャーと相棒の恋人を交換する事にし、トニーの根城に向かう。 →潜んでいた悪い犯罪者たちを銃でボッコボコにする。(弾はもちろん、台座でも)
ドニーさんと対等に闘える程の腕を持つトニーと、生死をかけた最後の決戦に挑む。 →全身全霊をかけてボッコボコにする。

【まとめ】 悪い犯罪者は、おおむねボッコボコにする。



先程も書きましたが、映画を好んで観ていらっしゃる男性でしたら、かなりの割合でとっくのとうにご存知である(と思われる)ドニーさん。
もしも、「まだ知らない」と仰る方。 あなたはもしかしたら幸せなのかもしれません。 なぜなら、「初めてドニーさんの技を目の当たりにする」という奇跡のような瞬間をこれから味わう事が出来るから。
いや、もちろん2度目、3度目であっても申し分ない程の感動を得られると思うのですが、しかしやはり、始めてドニーさんを目にしたその瞬間は、「すごい!なにこれすごい!!!すごすぎる!」と声をあげてしまうであろうその瞬間は、何ものにも代え難い奇跡の瞬間だと思うのです。
(アガサも、初めて『SPL/狼よ静かに死ね』を観た時の事は一生忘れませんよ!)
そして、初めての瞬間を迎えたあなたは、震える手を拳にかため、こう叫ぶに違いない。
オレもドニーさんみたいになりたい・・・! と。

と言う訳で、今回は『導火線』と照らし合わせながら、どうしたらドニーさんになれるか考えてみようと思います。

・ 筋肉バカになる
ドニーさん
(バカになれ!!)(※いい意味で)

やはり何はともあれ筋肉ですよね。 ドニーさんの跳躍を、左フックを、飛び膝蹴りを、活躍の全てを支えるのが筋肉でありキンニクでありKNなのですよ。
アガサも先日、ドニーさんが披露していた壁走りを習得せんと、自宅の塀に挑みかかってみたのですが、「圧倒的筋肉不足を痛感させられる」に帰結してしまいました。
自分の行動も信念も、すべて日頃の鍛錬に裏打ちされたものなのだ。と言う事を、静かに、そして雄弁に語りかけるドニーさんの肉体。

と言う事で、明日から筋トレ5時間がんばってみてはいかがでしょうか。

・おかあさんを大切にする

どんなに体が強くなっても、どんなに精神を鍛え上げても、思いやりの心を忘れては、それはただの筋肉マシンです。モンスターです。男の価値は筋肉で決まると思っているスポンジ脳野郎です。(←いいすぎ)
本作のドニーさんは、刑事の仕事が忙しくてほとんど家に帰る時間がないものの、いつもおかあさんの事を気にかけている優しい息子です。
どんな時でも両親を大切にする。
特にか弱い存在であるおかあさんを大切にする。そんな些細な思いやりが、明日の晩ご飯のおかずを左右すると言っても過言ではないのです。おかあさんだって人の子なのだから。

と言う事で、明日からお弁当箱は自分で洗いましょう。ご飯の後の食器も片付けましょう。 あと、なんだったらお小遣いも頻繁にあげてみてはいかがでしょうか。 なんだかんだ言って世の中金みたいなトコロもありますからね。

・ 自分だけの正義を見つける
ドニーさん4
(正義のチョークスイーパー(※訂正・チョークスリーパー)をお見舞いするドニーさん)

「自分だけ」と言っても「独善的であれ」という訳ではなく、「自分の中に揺るぎない正義を持っておく」という意味でね。ま、その線引きは誰がするんだ、と言ったら自分自身でしかない訳で、結局ひとりよがりになっちゃうのかもしれませんが。
本作において、「正義」の為なら犯人を病院送りにする事も厭わない刑事を演じるドニーさんも、傍からみればただの暴力刑事なのかもしれません。
もちろん、その行動にはやりすぎなきらいが多々見受けられるのですが、では、法が正当な判断を行えなかった時や、警察組織が抑止力として機能していなかった時、一体誰が非道な犯罪者を取り締まるというのか、という疑問も拭いきれないのが現実です。
「おまえらがやらないんだったらオレがやる」とばかりにダーティ・ワークを引き受けるドニーさんは、まさに「正義」という爆弾の先につけられた導火線の如く、バチバチと火花を散らして悪に飛び掛ります。
過激かもしれない。 
感情に流されすぎなもかもしれない。 
けれど、決してブレないその姿は、本当に美しい。

と言う事で、明日から「晩ご飯なんでもいいよ」と言っておきながら「えー?そうめんなの?」と相反するような発言をしないように心がけましょう。 「昼ご飯ならまだしもディナーにそうめんだけは許せない。それがオレのジャスティス」としっかり意思表示しておくコトがドニーさんへの第一歩です。うそです。 ま、要するにとにかくブレない事が大事なんだと思いますよ。

・ 柔軟性を身につける
ドニーさん5
(やわかいよ!)

うん・・まぁなんだ・・明日からお酢でも飲んでみるか。

・ ツンデレもありだと思う

犯罪組織に潜入する、という非常に危険な捜査を行っているウィルソン刑事。 そんな彼とタッグを組むドニーさんは、心配している様を顔に出すまいと、ウィルソンの前ではいつも憎まれ口を叩いてしまいます。
しかし、緊張感が解けた瞬間、小学生男子のような無邪気さでウィルソンとじゃれ合ったり、スーパー・キャハハウフフしたり、超高いマッサージチェアをさりげなくプレゼントしたりと、いじらしいほどのデレ真摯さを見せるドニーさん。
ありだと思う。 オレは心の底からありだと思う。ていうかもう、ウィルソン刑事の恋人とか出てこなくてもいいと思う。ここはひとつ、想像上の生き物という事でお願いします。

と言う事で、明日から全国の男子はツンデレになってみてはいかがでしょうか。 もちろん女子に対してじゃないですよ。 男子に対してですよ。


以上、5つほど考えてみたのですが、結局ドニーさんの作品を沢山観るコトが、一番の近道なのかもしれませんので、現在絶賛発売中&レンタル中の『導火線 flash point』『SPL/狼よ静かに死ね』『イップ・マン 序章』『イップ・マン 葉問』をご覧になったり、一部劇場で公開中の『孫文の義士団』や『処刑剣 14BLADES』に足を運んでみてはいかがでしょうか。
アガサもがんばってドニーさんに少しでも近づけるよう、日々鍛錬に励みたいと思います!


参考記事・・『SPL/狼よ静かに死ね』 感想


― おまけ ―

・ クライマックスのドニーさん対コリン・チョウの死闘は映画史に残るベストバウトだと思う。 総合格闘技好きのみなさんは必見ですよ。

・ そのクライマックスについて余談。 アガサが見たレンタル版ではコリン・チョウのおかあさんが死闘の後に出てくるのですが、別バージョンでは死闘の途中に出てくるらしいのですよね。 この登場のタイミングは、ドニーさんのキャラクターの性格づけに大きな意味を持つだけに、どちらが監督&ドニーさんの意志による最終版なのか知りたいトコロです。

・ ま、とは言え、ドニーさんとコリンさんが「敵同士」という立場を越え、互角の力を持つ者同士の「強敵に出会えた喜び」に目覚めてしまうこのクライマックスは、貨物船エノラゲイ上で海槌麗巳が“あたしは今、人生に感謝している・・一生に一度出会えるかどうかという敵にめぐり会わせてくれた人生に・・・”と麻宮サキに呼びかけるシーンくらい燃える事には違いないのですけどね。  わ か り に く い か 。



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