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『ジェイソンZ』

2011年05月30日
マジンガーZ、Zガンダム、ドラゴンボールZ、ももいろクローバーZ・・・

歴史を彩る様々なヒーロー(ヒロイン)たちが集いしZの系譜に、新たな名前が刻まれた。

今、最終にして最強のダークヒーロー伝説がその幕を開ける。

その名は・・・

ジェイソン
殺(や)っても殺(や)っても殺(や)って来るんだってさ!! はいダジャレきたー!

あらすじ・・・
諸事情で閉鎖されたスキー場に勝手に入り込んだ若者たちが、世にもおっかない殺人鬼に追い掛け回されます。

もうねぇ、要するにいつものアレですよ!
「食べちゃう系」「売っちゃう系」「田舎コワイ系」「リア充憎い系」でいうトコロの4番目。もげろ!盛大にもげろ!というアレ。
主人公の青年は、沢尻エリカさん似のスーパービッチに弄ばれ中。 
そんな時、エリカさんのお父さんがとあるスキー場を買収することになり、どうせ買っちゃうんだったら事前にスノボしに行っちゃおうよ、とばかりにお友達一行を引き連れて山岳地帯へと繰り出すのですが、地域住民のみなさんはスノーボーダーに激しい拒絶反応を示しているらしく、行く先々で「スノボ族は帰れ」「悪いことは言わないから引き返せ」の大合唱。
で、もちろん田舎くさいカッペのご意見など右から左へと華麗に聞き流す一向ですので、辿り着いたスキー場で次々と血祭りにあげられる訳ですね。
いちゃついたらスコップで叩かれ、いちゃついてるのを覗いてたらアイスピックで刺され、いちゃつきかけたらスキーのストックで目ん玉をほじくり出され、あとは首が飛んだりくびがとんだりクビガトンダリしまくる。ただそれだけのお話です。

寒いところが舞台だから、なんとかこじつけてホッケーマスクが出てくるのかも・・。
そんな淡い期待は雪のように儚く溶け、予想通り、ナタも振り下ろされる事はありません。
ではなぜ、『ジェイソンZ』などというタイトルがつけられたのか。
不死身の殺人鬼もクリスタルレイクも出てこないこの茶番劇に、さも尤もらしいタイトルがつけられたのは、一体何故なのか。
そりゃあなた、登場人物にジェイソンさんがいるからに決まってるじゃないですか!
もうね、世界中で「ジェイソン」ってファーストネームを持つのがボーヒーズさんだけだなんて思ったら大間違いですよ!
ほら、ジェイソン・シュワルツマンさんでしょ、ジェイソン・ステイサムさんでしょ、ジェイソン・リーさんでしょ、ジェイソン・チャンさん、ジェイソン・チューさん、ジェイソン・チョンさん、ジェイソン・ツァンさん・・まあとにかく、ぎょうさんおるんですよ!(←興奮のあまり岡山弁)
それではここで、登場人物のお名前をチェックしてみたいと思います。


ジェイソン2
サラリーマンのコールさん。


ジェイソン8
全米で1、2を争う、トップ・スノーボーダーのカークさん。


ジェイソン4
映像作家志望のスカイラーさん


ジェイソン3
北欧から来ました・クリストフさん


ジェイソン6
セクハラだいすき保安官のトニーさん。


ジェイソン5
近所の酒屋のおやじ・バドさん。


ジェイソン7
スノボが大嫌いな除雪車の運転手さん。(脇役につき名前表記なし)

・・・

みんなー!「ジェイソン」いなかったよ!(だろうと思ったけど!)


まぁね、全く関係ないのに似たような名前なんてお話は、なにも今に始まったわけではなく、日の当たらない亜流ホラーに少しでも注目を集める為、苦肉の策として「パラノーマル」とか「オブザデッド」とかつけるのはお馴染みの手法ですものね。
本作にしても、本家の正当な続編『ジェイソンX』の隣にちょこんと置かれる事で、うっかり者の誰かさんのお宅にお邪魔できるかもしれませんし。
オレじゃない。オレはうっかり者じゃないよ。ほんとだよ。

特に際立つようなゴア描写がある訳ではなく、ストーリーにびっくり仰天するようなドンデン返しがある訳でもなく、粛々といつものアレが繰り広げられるだけの本作なのですが、とりあえず製作者の「スノボみたいなチャラついたモノやってる奴らは全員もげてしまえばいいんだ!」という強い情念だけは伝わってくると思いますので、ゲレンデで溶けるほど恋して痛い目に遭った事がある方々は、一度ご覧頂ければなんらかの溜飲が下がるのではないでしょうか。 

ジェイソン1
いちゃついて惨殺されてゆく登場人物の中、一人だけこれといった原因もなく勝手に自滅してしてしまったロビンさん。(画面後方)
このロビンさんのぶら下がり姿がなぜか執拗に映し出されるトコロに、製作者の底意地の悪さを感じたアガサだったのでした。 こういう性根の悪さ、きらいじゃないですよぼくは。


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