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『マチェーテ』

2011年04月15日
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あらすじ・・・
有能なメキシコ連邦捜査官・マチェーテは、長年追い続けていた麻薬王の罠にかかり、愛する妻と娘を惨殺され、自らも生命の危機にさらされる。
九死に一生を得てアメリカに密入国し、日雇い労働者としてその日暮しの生活を送るしかなかったマチェーテ。
そんなある日、路上ファイトの腕を見込んだ謎の男性からとある依頼が舞い込む。
その内容は、「不法移民に厳しい上院議員・マクラフリンを暗殺せよ」というもの。
失うものの無いマチェーテは、報酬の15万ドルをメキシコ移民によって結成された裏組織に譲り、打ち合わせ場所へと向かうのだが・・・。



クエンティン・タランティーノさんとロバート・ロドリゲスさんがすきなものだけを詰め込んだ、ボンクラ映画の金字塔『グラインドハウス』から3年。
その作中、フェイク予告篇として観客の目を楽しませた『マチェーテ』が、ロドリゲスさんご本人の手によってまさかの長編映画化されたとの事!えらい!決めた人えらいぞ!!
タイトル・ロールのマチェーテさんに扮するのはもちろんこの人、ダニー・トレホさん。
かお
(※ The・顔!)

出演作の全てに於いて、その独特の面持ちで確実に観客の心にサムシングを植えつけて来た男・トレホさん。 
数多くの作品で血の花を咲かせてきたトレホさんが、ついにつかんだ「主役」の栄光。 
瓢箪(オモシロ企画)から駒(映画)だったとはいえ、その脇を飾るのはガッツリ本気の大物キャストで、ノリだけで作ったとは思えないような贅沢な仕上がりとなっております。
とはいえ、やっていることはというと「おっぱい!切株!大爆発!」という中学生の夢と希望がたっぷり詰まった内容に。
しょっぱなから生首はごろごろと転がるわ、チャンネーのパイオツはぷるんぷるんと揺れるわ、悪党の腹を掻っ捌いて引っ張り出した腸をロ-プ代わりにバンジージャンプするわ、と、とてもじゃないけどお子様にはお見せできないようなオモシロ映像のオンパレードで、心の底から拍手喝采を贈ってしまったアガサなのでした。

ただ、愉快な切株描写は前半に集中しており、後半にも心躍るアクションはあるものの、CG処理された血糊がメインな為若干の物足りなさを感じるのも事実。
そんなあなたに朗報です! 物足りない時は本作のもうひとつの見所、コスプレ天国をとくとご堪能頂けばよいのです!

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(※ 獣と化した白衣の天使・モナ&リサだッッ!)

リンジー
(※ 神に愛されし復讐の女神・セレビッチ・ザ・エイプリルだーーーッ!)

ロドリゲス
(※ そんでもって、範馬勇次郎が乱入してきて台無しにする、と。)

なにこの「ワカッテル」感!
こういうのって、ほんとセンスの問題だと思うんですよね。
いや、言葉を変えよう。趣味の問題だと思うんですよね。
ビッチであればあるほど燃え上がる、というか、貞淑さと野蛮さが渾然一体と化した時のフェロモンマジヤバい、というか、とにかく最高ですよコンチクショウ! ロドリゲス、お前とはうまい酒が飲めそうだ!!

ちなみに、特典映像の中にあった削除シーンには、こんな暗殺者も登場。

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(※ それはまるで、邪悪な大木凡人。)

ロドリゲス監督がメガホンを執った『プラネット・テラー』で、片脚マシンガールに扮していたローズ・マッゴーワンさんが演じる、静かなる暗殺者ブーツ・マッコイ。
残念ながら本編では全てカットされ、存在すら明らかにされなかったのですが、007シリーズの悪役・ブロフェルドばりに猫を掻き撫でながら登場しておきながらアッサリその猫を撃ち殺したり、唇から覗かせたカミソリで相手の首筋を掻き切ったりと、とてもおいしい役どころだったのですよね。
女の子の活躍が目に楽しい映画だっただけに、出来ればマッコイさんにも本編出演して頂きたかったです。
あと、メキシコの麻薬王(スティーヴン・セガール!)に常に付き添っていた謎のアジア系少女も、デボン青木さんみたいでかわいかったなぁ。 ていうかもうこの際デボンでいいじゃんか。ほんでセガールと一緒に日本刀持って暴れればいいじゃんか。 もしくは、いっその事セガールさんちの文子さんとかね。 惜しい!実に惜しい!!

もちろん、女優陣以外の面々も、前述のセガールさんやデニーロさんやドン・ジョンソンさん、全国のぼんくら男子のアコガレ↑・サビーニ大先生などなど、濃いメンツが大集合。
盛れるだけ盛ったと思われるキャスティングに、胃酸が出まくりの105分間となること必至です。


おこがましいのを承知で言う書きますが、トレホさんが主役を張る時代が来るだなんて、過去に想像したことはなかったのですよね。
いや、どんな映画に出ても、主役以上の存在感を発揮するトレホさんですので、主役でなくても主役級というか、わざわざ主役ですよーってアナウンスされなくてもある意味出てくるだけで主役、というか。
正直、イケメンからは程遠く、ずんぐりむっくりで武骨成分120%なビジュアルのトレホさんが、アイドル的ビジュアルのジェシカ・アルバさんと唇を重ね合わせているのを見ていると、なんとなくむず痒いというか。
違う違う!トレホさんをdisってるんじゃなくてね! なんか「ヤバイもん見た!」感があるんですよ!

で、もしかしたらこの『マチェーテ』って、アメリカ版『刑事物語』なんじゃないかなぁ、と。
片山刑事(鉄矢)がソープで裸の女の子に迫られてるシーンを見た時の、あの「ヤバイもん見た!」感とかね。 
怒りが沸点に達し、闘いに身を投じるずんぐりむっくりの主人公とかね。 誰かと一緒に居ても、どこか孤独な雰囲気を漂わせているトコロとかね。 油分の多そうな長髪なトコとか、あと、ずんぐりむっくりなトコとかね。
凶暴さ加減では敵わないものの、なんだか他人とは思えない、遠い親戚なんじゃないかと錯覚してしまうような「同系統の男臭さ」を感じてしまったアガサなのでした。
(なんだよ、結局体格しか似てねえじゃねえかよ! という苦情はナシナシの方向で)

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(※ ちがーう!木のやつー!!!)

エンディングでアナウンスされる続編『殺しのマチェーテ』と『続・殺しのマチェーテ』の実現にちょっぴり期待するのと同時に、フェイク予告集にあった『感謝祭』の方も、是非イーライ・ロス先生に長編化して頂きたいものですね!

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