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『感染』

2006年07月28日
夏だ!


ホラーだ!


スプラッター最高!



こんにちは。オカルトネタで白飯3杯はいける、アガサです。

もはや、ホラー好きな自分ををオブラートに包もうにも、包みを破ってはみ出てしまう。
そんな夏が到来しました。
当然レンタルショップでも、ホラー棚直行です。


あぁいいさ。

こんな自分が大好きさ。

それに、ホラー棚直行は別に夏に限った事でも無いしね!



別に、日々の生活に何らかのストレスがある訳ではないんですよ。
映画全般好きなんです。本当です。(←世帯主様への言い訳コーナー)


と、言う訳で、「こんな蒸し暑い夜に何を観ようか?」と考えた時パッと浮かんだ、ジャパニーズ・ホラー 『感染』 を鑑賞いたしました。


何故 『感染』 だったのか?
理由は簡単。

愛しの佐野史郎様がお出になっているからです。

そして何と、最近では史郎に迫るほどの好感度アップ(私の中で)を果たしている、佐藤浩市(マイラブ)まで出ているとなれば、借りない訳にはいかないでしょう。


佐野史郎佐藤浩市だなんて・・・。

料理で言うと、なんでしょう。


スパゲッティの上にカレー


料理のIT革命やー!
もう古いですか? この言い回し。


とにかく、大好きな二人がホラーで競演だなんて、盆と正月が一度に来たような大騒ぎです。

前置きが長くなりましたが、そんな 『感染』 のあらすじをざっと紹介しますと、


経営難で廃業寸前のとある総合病院では、今日も残り少ない備品(医薬品)と足りない人手で、何とか患者の命を救おうと懸命な救命活動が行われていました。
真面目な医師・秋葉(佐藤浩市)やお金に困っているらしい医師・魚住(姉さん事件です)、有能な婦長(ケンワタナベの現嫁)などが不眠不休の看護を続けていた時、一人の患者が急変します。
心配停止になった患者に対し、懸命に蘇生術を施しますが、いかんせん睡眠不足&過労状態のスタッフ達。
薬品の言い間違いから医療事故を起してしまい、患者は亡くなってしまいます。
責任を取ろうとする秋葉医師でしたが、魚住医師や居合わせた看護士達に諭され、事故を闇に葬る決意をします。
投与ミスした薬品もろとも、患者の肉体組織を腐らせてしまおうと、空いた病室にストーブを運び込み腐敗を促そうと目論む、秋葉医師たち。
その頃、救急受付に一台のストレッチャーが置き去りになっているのが発見されます。
そこに横たわっていたのは、原因不明で内臓が溶け出した急患患者。
感染の恐れがある為、外部に救援を頼もうにも、只今医療事故の証拠隠滅作業の真っ最中。
それに、本当は一刻も早く専門機関に転送したい秋葉医師だったのですが、そこに突如現れた赤井医師(愛しの史郎)から半分脅しとも獲れる言葉をも受け、無理やり“未知のウイルスの研究”の為、その急患患者を保護する事になります。
その直後から、奇怪な現象が次々に起こり始めます。
溶け出していた急患患者が消え、監視にあたっていた婦長が感染。
ウイルスは脅威の感染力で、看護士や医師をどんどんえじきにしていきます。
感染の拡大で、生存しているのは秋葉医師と赤井医師(とその他の入院患者)だけに。
そんな状況下に於いても、平然と薄ら笑いを浮かべ続ける赤井医師。
秋葉医師は彼に疑いの目を向けますが、赤井医師の口から語られたのは、驚愕の事実だったのでした!



かいつまんで言うと、
緑のスライムを撒き散らし、病院関係者が次々に溶けて行く物語
ですかね。


この作品、特筆すべきは史郎の怪演。

パッケージに名前が大きくクレジットされているにも関わらず、本編開始後30分過ぎても登場しなかった時には、
「騙された・・・?」
と不安が過ぎりましたが、一度登場してからと言う物は怪奇俳優の真骨頂


メガネを外した史郎は、メガネ有りの時の数倍不気味な顔立ちになるんですよ。
知ってましたか?
そこがまたステキなんですが、ここまで特殊メイク無しでホラーにそぐう史郎って、一般的にはどうなんでしょうね。
オカルトな雰囲気を醸し出している史郎も、私の目には白馬に乗った王子様並みに輝いて見えるのですが、一般的にはどうなんでしょうね。


そして、そんな“どっから見ても120%クロ”の史郎に翻弄される、希代の色男・佐藤浩市のまたカッコいい事。
月9なんてかったるくて見てられないのですが、やはり佐藤浩市の為だけに見る事にしようか・・・。そんな自身の心の揺れを感じました。


この病院を正常に保っている、と言っても過言ではないほど、皆に信頼されていた秋葉医師(佐藤浩市)は、何故最後まで感染を免れていたのか?
赤井医師(史郎)は、本当に一連の感染騒ぎの黒幕なのか?
救急で担ぎ込まれた患者は、一体どこに消えたのか?

その全ての答えとなるのが、赤井医師の言葉
「このウイルスは、心を蝕む」



↓ハッキリとネタバレしてます



つまり、医療事故を隠蔽しようとしていた医師や看護士達が、良心の呵責から自滅していった。
謎の感染病とは、罪悪感だった訳ですね。
冒頭で精神科医が、
「目に映る色は、全て脳が作り出した色で、それが本当の色だとは限らない」
と言うナイスな説明セリフを口に出していましたが、その言葉の通り、緑のスライム状に溶け出していたのは、赤く滴る血だったと言う事です。
医師や看護士たちを殺したのが、秋葉医師だったのか、彼ら自身が自滅したのか、はたまたバトルロワイアルしたのかは定かではありません。

何故、秋葉医師だけが最後まで感染を免れていたのか?
それは彼が罪を罪と認めていなかったからであり、つまり、一番良心を持ち合わせていたかのように見えた秋葉医師が、一番性悪だったと。


怖いですねー。


ちなみに、赤井医師の正体は?と言いますと、何と“医療事故で亡くなった患者”だったんですね~。
“重度のやけどを負って意識不明だった患者”なので、顔も包帯で隠されていたのです。
最後に正体がわかるシーンで、顔の包帯を剥がされた時、下から現れた史郎の顔・・・。


ステキ・・・ 

じゃなくて、


ブキミ・・・!

いや、やっぱりステキ(どっちでもいいか)


無力な自分を、死に至らしめた医療従事者たちへの復讐。
だったら、何で最後に精神科医まで緑スライム地獄に陥ったのか判りませんが・・・。
・・・ついで?
もしくは・・・サービス?(どっちでもいいか)


夏の夜にピッタリな、背筋も凍るホラー。
(でも、舞台は冬みたいですけど。)
古びた廃院間近の病院を舞台に、恐怖の一夜が始まる。
(でも、外観はピッカピカの真新しい病院ですけど。)
様々な心の闇を抱えた医療従事者達を待ち受ける、恐ろしい怨念。
(でも、イヤミな外科医が殺される件は、本件には全く関係ないですけど。)
謎の老婆の目に映っているのは、死者か?幻か?
(でも、同じく意味深に登場する謎の少年は、全く以って必要ありませんでしたけど。)
おたんこナース、星野真理。
(でも、モロ師岡と病室で何をしていたんでしょうか。)


雰囲気だけなら、そこそこ怖がれるホラーだったのではないでしょうか。
これくらいなら、TV放送にも問題なさそうですし。


それよりなにより、特典映像で入っていた 『予言』(『感染』と同時公開されたホラー作品) に出ていた、三上博史の恐怖顔が恐ろしくて、夢に出そうで怖いです。
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