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『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?』

2010年11月13日
precure.jpg

はい、というわけで、秋といえばプリキュア。 
春の大集合と秋の単体スペシャルという流れがすっかり定着しつつあるプリキュアムービーを、例によって例の如く、ちびっこのお友達たちと共に鑑賞して参りました。
・・が、2年前に初めて劇場鑑賞した頃には総勢十数名だったメンバーも、今回はたった5人(アガサ+ちびっこ4人)と木枯らし吹き荒ぶような人数に。
なんというか、みんな、大人になったんだなぁ・・と、キュンとせずにはいられないアガサなのでした。 え?うちのちびっこ? うちは2人とも現役バリバリですよ!おっかあも含めてね!

さて、では今回も、「普段子供向けアニメなんて見ないからプリキュアとか言われても全然わからないんですよね、ぼく」という大きいお友達のみなさん用に、今期のプリキュアをざっくりご紹介いたしますね。

『ハートキャッチプリキュア!』 の華麗なる世界!

プリ3
キュアマリンさんとキュアブロッサムさん。
今期の主役。 銀座のママもビックリな盛りヘアーなのがブロッサムさん。 内気で引っ込み思案な自分を変えたいと、一念発起してプリキュアに変身。 チャンジの方向で。 いや、そっちのチェンジじゃなくて。 アダルティな世界のルール上でいうトコロのチェンジじゃなくて。  堪忍袋の緒がきれると猛烈ないきおいで殴りかかってくる。
マリンさんは、第1話で悪の組織によって半殺しの目にあった為、復讐天使としてプリキュア入り。 攻撃に躊躇が無い、根っからのヒットマン気質。 「海より広い心だけど、ここいらが我慢の限界だわね」と言い放ち、周囲半径10メートルを巻き込み自爆する事がある。 ジハード!!!

プリ5
キュアムーンライトさん。
もともと一人で悪の組織と闘っていたものの、ダークプリキュアさまの強大なパワーに倒れ、変身グッズを破損してしまい引退を余儀なくされる。 その後、新たにプリキュア入りしたブロッサムさんとマリンさんたちの頑張りで、再び変身グッズを手に入れ復活を果たす。 最初の頃タッグを組んでいたUMA・コロンさんを、ダークさまとの戦いで死なせてしまったコトを未だに悔やんでいる。 おしえてあげよう、ひとはそれをあいとよぶのです。 史上初の高校生プリキュア。 

いちゅき
キュアサンシャインさん。
いわゆる“ボクっ娘”。 病弱な兄にかわって実家の道場を継ごうと決心した日から、女である事を捨てストイックに生きてきた哀しき美少女。 手術を控えた兄が悪の組織によって拉致された為プリキュア入り。 兄を助けたのちも、パートナーであるUMAのいじらしさに惚れ込みプリキュア活動続行。 変身によって伸びる髪の長さは歴代プリキュア最長。(※ショートから超ロング) 武器であるタンバリンを回すと、敵がヘブン状態になることがある。

プリ
コフレさん(マリンさんのパートナー)、ポプリさん(サンシャインさんのパートナー)、シプレさん(ブロッサムさんのパートナー)
今期のUMA。 股間のふぐりが特徴。 グループホーム“こころの大樹”出身の妖精。興奮すると排泄する。  各担当プリキュアが変身する為の“種”を放出する役割があったが、最近新たな技を取得。 2期前のシリーズには、“自ら巨大な鳥になってプリキュアを運ぶ”というUMAが登場していたが、そこからさらに見も蓋も無い“布”、つまり“マント”の形状に変身できるUMAへと進化。 プリキュアの首にまきついて大空に飛び立たせる、という荒業を披露した。 
 
プリ2
コッペさま。
ブロッサムさんのおばあさんであり、50年前キュアフラワーとして腕を揮っていた花咲薫子さんのパートナーだったUMA。 愛ゆえに人型に変身。 そのモデルは薫子さんの亡き夫・空さんで、“誰かの代わりでもいいから愛する人の傍にいたい”、というコッペさまから薫子さんへの切ない恋心を感じさせる。 が、薫子さんが傍にいなくてもちょいちょい人型に変身してうろついている姿が近年目撃されているので、実は単に味をしめている、という説も。 一つ上のおとこをめざしている。


これらの登場人物が、不可思議な生命力を持つ植物のもと結集し、“世界が砂漠化してもあんまり気にならない、いや、むしろしたい”というアンチエコの精神を掲げる団体職員とオープンマイハートしながら闘う物語が、『ハートキャッチプリキュア!』なのであります。
ちなみに、悪の団体の花形スタア・ダークプリキュアさまに関しては、今回の映画版と無関係な為潔く割愛します。
ホントは今期の主役なんだよ! ダークさまが主役なの! それだけ覚えて帰ってください!


では本題に。
『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?』 のここが凄い!


・ ファッソンの秋なので、ブロッサムさんとサンシャインさんとムーンライトさんは、マリンさんの家族と一緒にパリに来ました。
・ おい! 学校はどうした!
・ おばあちゃんから「パリは花の都だよ」と聞いていたブロッサムさんは、街が花で埋め尽くされていないのでご立腹です。
・ 「全然花なんてねえじゃねえの!わしちょっくら花探してくるけんのう!」とシャンゼリゼ大通りへ飛び出すブロッサムさん。
・ 因縁のつけ方がヤクザ。 
・ 仙台に行ったら「杜の都なのに森がないじゃないか!」って怒ると予想。

・ あっという間に迷子になるブロッサムさん。
・ その時アパルトマンの屋上からMAKIDAIが降ってきて、下を歩いていた塚本高史の上に落ちる狼少年が降ってくる。 
プリ6 (※狼少年のルー・ガルー)
・ コッペさまとキャラ被ってんじゃん! 
・ 一つ上のおとこをめざすルー・ガルーさんが、屋根から落ちてきたにも関わらず無傷なのを見て目を回すブロッサムさん。 
・ 立ち去り際に「だいじょうぶ?」と社交辞令を投げかけるルー・ガルー。
・ ハートキャッチされるブロッサムさん。
・ 一生懸命その場を去ろうとするルー・ガルーさんに付き纏いを開始するブロッサムさん。
・ 悪の手先が追いかけてきた為、ブロッサムさんを抱きかかえて屋根から屋根へと飛び移るルー・ガルーさん。
・ いや、自分で飛べよ。(ブロッサムさぁ、変身できるんだからさぁ)
・ 2人の前にサラマンダー男爵なる人物が現われる。 男爵はルー・ガルーの育ての親なのだ。
・ どうやらルー・ガルーはサラマンダー男爵の大切な宝石を盗んで逃げていたらしい。
・ ルー・ガルーが宝石を手放さない為、彼をデザトリアンに変身させるサラマンダー男爵。
・ “宝石を手放さない→取り戻せない→デザトリアンに変身させる→宝石も一緒に変身させてしまう→ますます取り戻せない” 
・ うん・・ゴメン、なんで変身させるのかさっぱりわからない。 
・ 「あなた方お知り合いなんでしょ?」「そうだよ」「知ってる人をデザトリアンに変身させるなんて!」と怒り変身するブロッサムさん。
・ 知らない人ならいいのか。
・ スーパー販促タイム。(ブロッサムさん変身シーン)
・ もちろんひとりでは太刀打ちできない。
・ 駆けつけたマリンさんとサンシャインさんによるスーパー販促タイム。
・ サンシャインさんのくるくるタンバリンでヘブン状態のデザトリアン。
・ なんとかルー・ガルーをもとの姿に戻せたので、ひとまずマリンさんのアパルトマンに連れて帰ることに。
・ 女だらけの密室に軟禁されるルー・ガルーさん。

・ “ルー・ガルー”というのが本名ではなくあだ名だと知ったブロッサムさん、「じゃああたしが名前をつけてあげる!“オリヴィエ”にチェンジの方向で!」と宣告。 
・ 娘の知りあいだから、という理由で、オリヴィエさんをファッソンショーに出させてあげるコトにするマリンさんのおかあさん。
・ 全国のモデルのみなさん、業界なんてこんなもんなんすよ。 所詮コネクションがすべての汚い大人の世界なんすよ。
・ 慣れないウォーキングに苛立ちが隠せないオリヴィエさん。
・ 空気を読まず、オリヴィエさんに徹底的につきまとうブロッサムさん。
・ ストレスが爆発し、爪が伸びて情緒が不安定になるオリヴィエさん。
・ そんなオリヴィエさんを優しく抱擁し、夜の街へとしっぽりと消えてゆくブロッサムさん。
・ 翌朝、ムーンライトさんとセーヌ川のほとりを散策するオリヴィエさん。
・ 川面を眺めながら、「むかし男爵に狼男の種を埋め込まれて、こんな体にされちゃったんだよなー」などと説明くさい回想に浸るオリヴィエさん。
・ 2人の前にサラマンダー男爵が現われる。
・ スーパー販促タイム。(ムーンライトさん)  
・ オペラ座でサラマンダー男爵のスーパー説明タイム。

・ 男爵曰く、昔オリヴィエがまだ小さかった頃、ひとりぼっちで聖堂に参拝していた際、サラマンダー男爵が封印されていた祠を開いてしまったらしい。 
・ サラマンダー男爵を封印していたのは初代プリキュアのキュアアンジェだった。
・ ブロッサムさんたちが日本で戦っている団体“砂漠の使徒”の、初代メンバーだったサラマンダー男爵は、砂漠化とかはどうでもよくて、ただ閉塞感あふれる世の中に風穴を開けたくて、破壊の限りを尽くしていたのだが、その壊しっぷりが砂漠の王の逆鱗に触れ、結局キュアアンジェに倒されてしまったのだそうな。
・ オリヴィエに封印を解いてもらい、復讐の旅にでようとしたサラマンダー男爵は、オリヴィエが孤児である事を知り、彼を連れてゆくコトに。
・ 親子のように連れ添っていたオリヴィエは、どんなヒドイ目に遭ってもサラマンダー男爵を見捨てることが出来ない。
・ もうじき完全に狼少年になってしまうと知ったオリヴィエは、自分ひとりでサラマンダー男爵と向き合うことを決意するのであった。
・ なんかもうコレ、そっとしといてあげる方がよくね?

・ 帰宅したムーンライトさんから一部始終を聞いたブロッサムさんが炎上する。
・ 執着心の鬼と化したブロッサムさんを宥める為、みんなで一緒にオリヴィエさんを探すことに。
・ サラマンダー男爵の思い出の地・モン・サン=ミシェルに行ってみると、親子喧嘩がヒートアップしたらしく、世界遺産を破壊しまくっていたオリヴィエさん。
・ みんなで男爵の人生が転落するきっかけとなった“プリキュア”に変身して、徹底的に精神的嫌がらせをしよう!
・ サラマンダー男爵のトラウマスイッチが入って、大きなドラゴンに変身してしまう。
・ サンシャインさんたちに迫るドラゴン。 絶体絶命!
・ そんなピンチを救ったのは、人型に変身したコッペさまだった!
・ コッペさま・・・ 飛行機、どうやって乗ったんだろう・・・。
・ コッペさま、たった一回の攻撃で満身創痍状態に。
・ ああ・・たぶんアレだね・・、人型に変身して旅行してきたから、それだけでもう疲れちゃったんだろうね・・ ってそおい!
・ お待たせいたしました。 会場の幼女による初めての共同作業です。
・ 入場時に配布されていた謎のライトを点灯させて、プリキュアたちを応援するミポ!(※ミポはうそ)
・ 上映前にタイミング指導が為されていなかったので、手元のなんとかライトを所在なげに見つめるちびっこたち。
・ まばらな灯りに支えられ、パワーアップしたプリキュアさんたちがスーパーシルエットになる。
・ スーパーシルエットになったプリキュアさんたちによるプリキュア・ハートキャッチ・オーケストラが炸裂。

「説明しよう!“プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラ”とは全体的に色が薄くなったプリキュアさんたちが4人で「花よ咲き誇れ!」と掛け声をかけるとどこからともなく巨大な観音様みたいなアレが現われる、というどこがオーケストラなのかよくわからないけれどインパクトだけは誰にも負けない必殺技なのである!!!!」 
かんのん(※巨大な観音様みたいなアレのイメージ画像)(※あくまでイメージです)

・ ドラゴンにスーパー観音パンチを喰らわせる巨大なアレ。
・ 一撃でドラゴン抹殺。
・ もとの姿に戻った男爵に駆け寄るオリヴィエ。 なんかわからんが「チェンジしないと!チェンジしないと!」と声をかけるプリキュアさんたち。
・ オリヴィエと仲直りした男爵は、プリキュアの攻撃によってばらばらに砕けた宝石を再び集める旅に出かけるのであった。
・ 一件落着したので、みんなで東京ガールズコレクションみたいなファッソンショーにでるプリキュアさんたちとコッペさま。
・ だーかーらー! 学校はどうした!学校は!!



うーん。 なんというか、正直言って微妙な映画でしたねぇ。
あくまでおかあさん目線の感想なのですけどね、誰をターゲットにしてるのかよくわからないなぁ・・と。

過去の(と言ってもアガサが観ているのはここ3年くらいなのですが)プリキュア映画と違い、今回の敵は“ちくしょう!世の中みんなバカばっかりだ・・!”みたいな中二病全開のおっさんでして。
「オレを受け入れてくれない世界なんて壊してしまえばいいんだー!」って調子にのって破壊しまくっていたら、雇い主の“砂漠の王”にドン引きされて、正義の味方・プリキュアにふるぼっこにされて封印されてしまうおっさん。
それで反省するのかと思いきや、その状態で400年も閉じ込められていたものだからさらに中二病が悪化。
もうね、格好からして「おま・・・w」っていう香ばしさが漂っていますからね。 「そのキバ絶対差し歯だろw」っていう。
で、大ゴネにゴネて、最終的に観音パンチされたことでポジチブさを取り戻し、少年と一緒に自分探しの旅に出るという。

これ、幼稚園児にはピンとこないですよね、たぶんね。

そもそも、今期のプリキュア自体“あなたはあなたでいいんだよ”みたいな自己啓発っぽい話が多いので、映画版もそれ系の話になっているのかもしれませんが、もうちょっとちびっこ向けな題材でもいいのではないかと思うのですよ。
もちろん、内面は“自分を認め、他人をも認め”でいいのですが、それを語り合うのが“お菓子大好きムシバーン”だったら、ちびっこも大満足なわけじゃないですかw
あるいは、“大切にされなかった為、心が歪んでしまったおもちゃ”という、『トイストーリー3』を先取りしたような“トイマジン”とかね。 ちびっこの心にダイレクトに響く内容がいいなぁ・・と。 プリキュアに関しては。
謎ライトの点灯イベントが軽視されている点にも不満が残りますし、なんだか大きいお友達向けなのか小さいお友達向けなのかわかりづらい、と感じてしまう今回の劇場版だったのでした。


とまぁ、ちょっとばおばはん臭いいちゃもんをつけてしまったのですが、ものすごい疾走感に溢れるオープニングや、コッペさまの大活躍、見応え満点のアクションシーンなど、映画版ならではの面白さもありましたので、なんだかんだ言って楽しく鑑賞したのでありました。
あと、スタッフの名前が背景に書き込まれている、という遊び心あるオープニングは『ウエスト・サイド物語』みたいでワクワクしましたねぇ。 わしああいうのだいすき。

本編終了後に、来春公開予定のプリキュア大集合スペシャル第3弾が告知されていましたが、その際は是非ダークさまにもご登場願いたいものですね。
ていうか、要するに今回の映画はダークさまが出てこなかったのが一番の敗因だと思うねわしは! 次はもっとダークさまを全面に押し出していこう!ね!ね!(←それって結局大きいお友達向けになっちゃうってコトだよなぁ)(←さっき言ってたコトとちがう)(←でもイイんです!)

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