ブログパーツ

『ソルト』

2010年08月05日
Angie_SaltPoster.jpg
とりあえず、おまいらもちつけ! ペターンペターン! そうそう、こうやって杵と臼でってライスケイク!!!!


あらすじ・・・
あがさです! こんなアクション映画観たことない!
今度のアンジーは300万カラットの煌めきだ!今までのは289万カラットくらい? やだ!誤差?誤差の範囲内?!
腕利きのCIAエージェントだったアンジーが、ロシアから亡命してきたスパイのタレ込みによって、大統領暗殺の犯人に疑われちゃう! 大統領って言ってもアメリカのじゃなくってロシアのね!なんでロシアのスパイが自国の大統領を暗殺するの?!訳がわからない事すんじゃないわよ!ロシアのスパイめ!踏んづけてやる! それはともかく、まずはCIAの建物から脱出するアンジー!たまたま部屋にあった机や洗剤を利用して、小型のバズーカーなんか作っちゃう! ココ何階なの?わかんない!わかんないけど窓から飛び出しちゃった! みんな追ってー!全力で追いかけてー! そして踏んづけてー!! アンジーを疑って鬼の形相になってる諜報部をかわす為に、自宅マンションの外壁を伝って逃げるアンジー!スタント無しの荒業よ!心臓が粟立つわー! お次はすさまじいカーチェイスね! しつこく追いすがるパトカーや特殊車両!トラックの屋根から屋根へ飛び移って逃げるアンジー!キャー!心臓が粟立つわー! あら、今のさっきも言ったかしら!まあいいわ! さあ、いよいよロシアの大統領の元に向かうアンジー! 変装にも長けたアンジーは、ビゲン香りのヘアカラーで髪の根元まで真っ黒に染め上げて、どこから見ても全くの同一人物!郁恵ちゃんもビックリ!  って、え?同一人物?! なによちょっと!見た目さっきと一緒じゃないの!髪の色と眼の色が違うだけで造形面は手付かずってあんたバカなんじゃないの!バカバカ!おバカ!髪型くらい変えなさいよ!  でもみんなアンジーに騙されちゃう! 心臓も粟立っちゃう! ええとええとなんだっけ!ロシアの大統領を完璧な防御網を敷いて警護するシークレットサービスやCIAの面々の心臓も粟立っちゃう! そこに颯爽と現われるアンジー!どうなるの?!アンジーは本当に大統領を暗殺しちゃうの?! あー!この壮大な罠にまっ逆さまー!!



違いますよ。おすぎじゃないですよ。 にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 性別的にはかなり近いものがありますが、現時点ではまだおすぎじゃないですよ。


と言う訳で 『ソルト』 です。
スパイスの方じゃなくて、スパイの方のソルトです。

って書きながら「オレ上手い事いうなぁ」と思ったのですが、よく考えてみたら塩は香辛料じゃないんですよね・・。 でもまぁ・・ほら・・無くも無いですよね・・クレイジーソルト的な・・なんつーか、塩と香辛料が夢の競演、みたいな・・ね・・まぁ、ある意味アンジーもクレイジーなレディな訳だし・・ どうもこんにちはー!クレイジーでスパイシーなソルティ・レディ、アンジェリーナ・ジョリ子でーす!みたいな・・ねぇ・・ごめん、のっけからごめん。


※ のっけからですが以下ネタバレです。

とにかくもう、あらすじでも雰囲気はお伝えしたつもりなのですが、全編通して出てくる人出てくる人みんな大慌てな作品だったのですよね。

ジョリ子が勤めているCIAの職員は、ロシアからの亡命者がいきなりやってきたもんだから「どうしましょう!ロシアだっつってんですけど、どうしましょう!あ、もしかしてジョリーさん、もう帰られるコトでした?!すすすみません!でもどうしましょう!」ってあたふた。
しょうがないなぁ、って残業して亡命者との聞き取りを始めたら、その亡命者が「お前ソルトって言うの?じゃお前がロシアのスパイだな」って衝撃発言したもんだから、待機していた諜報部員は「やべえ!ソルトまじやべえ!」とざわざわ。
とにかくジョリ子への尋問は後回しにして先に亡命者を移送しようと思ったら、そいつが警護官を殺して逃げちゃってCIAはおたおた。
その騒ぎの隙をついてジョリ子までもが逃亡を図ったと知った諜報部員は「マジふざけんなよ!巨乳!」とギリギリ。
女一人捕まえるのに装甲服着た特殊工作員チームまで出動させられてわらわら。
それなのにまんまと逃げられて怒り心頭の諜報部員は「おえー!おえー!」ってムカムカ。
街中を縦横無尽に逃げ回るジョリ子に、車を潰されたり、トラックからトラックへと飛び移られたり、橋から飛び降りられて「なんなの!スパイダーマン的なアレなの?!」とおまわりさんキリキリ。
ロシア大統領が出没した大聖堂の地下に、なんてことはなく侵入したジョリ子に諜報部員ピリピリ。
ロシア大統領が立ってた床を爆破されて「マジありえない!その手は無い!規模的に無い!」とフラフラ。
自国の大統領が暗殺されたと知ったロシア国民は、アメリカ大使館に猛抗議してガヤガヤ。
ロシア国民が色めき立っていると知ったアメリカ政府はハラハラ。
今度はジョリ子がホワイトハウスに出現したもんだから、シークレットサービスもドキドキ。
補佐官に「なんかロシアの核爆弾の位置が動いてるみたいなんすよ」と報告された大統領は「マジでか!もう先手を打ってこっちから核ミサイル飛ばすっきゃないか!」とギンギン。
「あれ? 今のジョリ子じゃね?」みたいな、「マジかよー!あいつ司令室まで入って来ちゃったのかよー!」みたいな、「撃つか!もう核ミサイル撃っちゃうか!」みたいな、「ちょwまてよww」みたいな、「うそー!ロシアの大統領って死んでなかったの?!鬼ヤバくね!」みたいな、「しまった!“ぼくと付き合って下さい”って書こうと思ったのに“突き合って下さい”って書いて送信しちゃった!」みたいな い い か ら お 前 ら い っ か い 落 ち 着 こ う か 。

もうねぇ、ホントみんな慌てすぎ。 「いくらなんでも」が適用されるレベルの慌てすぎ。
最初からクライマックスくらいの勢いで慌てすぎなものだから、ジョリ子に襲われたロシアの大統領が本当に死んでるのかどうかすら、自国(ロシア)に移送したご遺体が元気いっぱい空港で手を振る映像をニュースで見るまで気付かない有様。
はい、アガサ今から大切な事言いますよ!  ね え よ !

ジョリ子が何か行動するたびに、いちいち「やべー!ソルトくるー!」と大騒ぎして、その割には髪色を変えただけのジョリ子に気付かなかったり、“ターゲットが現われる場所の向かいのホテル”という絶好の暗殺者潜伏ポイントすら捜査していなかったり、というCIA並びにFBIの皆さん。
一体お前ら、今までの人生で何を学んできたのかと、小一時間問い詰めたくなる様な体たらくぶりなのですが、まぁしょうがないですよね。 ジョリ子が目の前で生着替えしたりするんですものね。 そりゃ動揺するさ。なぁじいさんや!

で、そんなじいさんたちとは裏腹に、全く慌てないジョリ子。

CIAで疑われようと、元同僚たちに追われようと、愛する旦那さまが行方不明だろうと、警官隊に囲まれようと、武装したロシアのスパイの潜伏場所に通されようと、事もあろうにロシア(KGB)のみんなが軽いノリで核戦争をおっぱじめようと目論んでいる事を知ろうと、信頼していた仲間が実は裏切り者であろうと、泣く訳でも喚く訳でも無く、終始感情を殺して冷静沈着な表情のジョリ子。
初めて感情を爆発させるのは、やっと会えた旦那さまが目の前で撃ち殺された時で、その瞬間初めて観客はジョリ子の真意に気付くのですが、なんというか、非常に淡白なんですよね。ここの描き方が。
もう少しここをコッテリと描いてくれた方が、その後のジョリ子のスーパーマンっぷりにも没入しやすいのかもしれません。
ただ、それすらも、「幼少期からロシアで徹底的に叩き込まれた感情コントロール術のせいで素直に気持ちを表現できなくなっている」のだと思うと、ジョリ子の悲運な生き様に涙が止まりませんが。 そりゃ報復攻撃にも出るさ! なぁばあさんや!

あまりに矢継ぎ早なアクションの連続で、途中から色んな事がどうでもよくなってくる可能性も大ですし、もしかしたら、なんとなく過去に観た事があるような既視感に襲われたり、ジョリ子が超人すぎて早々にお腹いっぱいになったり、「この面子だったら真犯人はラテ欄の法則から言っても2番手のお兄ちゃん(リーヴ・シュレイダー=ウルヴァリンのお兄ちゃん)だよなぁ」なんて火サス的な穿った見方をしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、アガサは純粋に楽しめましたよ。
ていうかやってみたいよね! 車の屋根から車の屋根へ飛び移ってみたいよね! あと、長年憧れている「エレベーターホールに侵入」とかね!あれも是非やってみたい! あと、実行する機会はないだろうけど、ラスト近くで披露していた「手錠を使ってハンギング」もやってみたいし、なんだったら、ヘリから川にダイビングとか、ホテルの窓から窓へ移動とか、走ってる地下鉄から飛び降りるとかごめん、ちょっと落ち着こうか、オレ。(※根っからのアクション好き)

と言う事で、全国のじいさんばあさんお孫さん、みんなでジョリ子の体を張ったアクションに舌鼓を打ちつつ、新たな活躍が拝める日を楽しみにしようじゃありませんか。
出来れば次は、是非お色気部分を2~3倍アップして頂けると、もう言うこと無いですけどね!
ボンドとボンドガールを一人二役でこなすジョリ子の勇姿に期待しつつ、待て次号!
(当然続編も作られるであろうラストでしたもんね!)

angelina-jolie-salt-movie-still-01_convert_.jpg
(ジョリ子近影。 スタートレックに出ていた様な気がしないでもない)



余談:
映画の冒頭。 北朝鮮の軍部に捕まり、拷問されるジョリ子のシーンがあるのですが、その時北がしていた“口にホースを突っ込んで無理やり水を流し込み、すかさずお腹を殴って吐き出させる”という拷問が「粘膜人間」で憲兵が行っていたモノと同じで、うへえ・・となりました。
え?なに? これってそっちの世界ではお馴染みな手口なの?
こんな地獄から救ってくれた人(※旦那さま)ですもの。そりゃどんな手を使ってでも助けようと思うよなぁ・・。
冒頭にこんなえぐいシーンもってくるなんて、フィリップ・ノイスはチャレンジャーだなぁ、と思いました。(アガサが観た回は年配の方やバイオレンスな映画に慣れていない方が多かったらしく、案の定あちこちから呻き声が漏れていた) 

     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

Trackback
ジョリ姐こと、アンジェリーナ・ジョリー主演の『ソルト』、観てきました。 あらすじは、 アメリカCIA本部。優秀な分析官イブリン・ソルトは、突然現われたロシアからの亡命者・オルロフを尋問する。特殊スパイ養成機関の元教官だという彼は、アメリカに長年

※当ブログで使用しているイラスト等の著作権は、全てはアガサにありますので、転載、二次加工、再配布の際は一言ご連絡下さいませ。