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『バッド・バイオロジー 狂った性器ども』 (DVDタイトルは「狂った♂♀ヤツらども」)

2009年11月27日
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★★★
割れ鍋に綴じ蓋。 もしくは運命の赤い糸。

あらすじ・・・
どうもこんにちは。
このブログを統治下においております、アガサと申します。
かれこれ4年近く、ホラーをメインに具にもつかない感想などを書き綴っている訳なんですけども、実はうちの世帯主さまというのが大のホラー嫌いでして、アガサが「切株」だ「臓物」だと雄たけびをあげながらパソコンに向かう姿を、いつも苦々しく見ているのですよね。という事で、チクリと批判を浴びる事もしばしばで、特に残酷な内容を細かく書いている時や、下品な単語を使っている時などのリアクションなどは、「人間やめろ」と言わんばかりの猛攻になる訳なのですよ。しかもこのブログ、リアル親戚も時々見てくれているとかいないとか。そりゃもう、余計に自主規制が重く圧し掛かってくる訳です。で、今回の作品なんかは、もうどうやって感想を書いたらいいのか途方に暮れてしまう様な内容でして、じゃあ書かなきゃいいじゃない、と言われるかもしれないのですが、・・まぁ、仰るとおりなんですが、それではブログをやっている意味など無い訳で。と言う事で、なんとかオブラートに包んで本作のあらすじを書くとするならば、
7つのクリスマスに似た語感の部位を持つ女性と、約61センチのテニスに似た語感の部位を持つ男性が織り成す、究極の結合劇。
という感じですかね。
ていうかゴメン、これがオレの精一杯。



となかんとか言いながら、にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  実生活では下ネタばっかり喋ってますが。


いきなりウザい自分語りで申し訳ありませんでした。
ま、斜め読みで済ませて頂けたらと。
あと、オブラートが薄すぎて包み込めてなかったら、素直にアイムソーリー。

と言う訳で、いまさらカマトト(←死語)ぶるつもりも無いですが、どうしてもダイレクトな単語は書けませんでした。アガサです。
これが噂の逆ネット弁慶です! そうでもないか! よし!どうでもいいから次いこう!


モンスターお兄ちゃんの童貞喪失物語『バスケットケース』(※感想)でお馴染み、フランク・ヘネンロッター監督が、16年の沈黙を破りついに第一線復帰!
と、世界中のスキモノ達を歓喜の渦で包み込んだ 『バッド・バイオロジー』 。
残念ながら、というか当然のごとく、岡山では公開されなかった本作が、めでたくDVDリリースされていたので、早速鑑賞してみました。


いやー先生!突き抜けた変態ってすばらしいですね!(ノ∀`)アチャー

「巨大な○ニスを持つ男」なんて設定は、さほど珍しいものではないと思うのですよ。 ま、男性機能の中で他に巨大化出来る部分もありませんしね。
で、問題は、それに対抗できる女性を仕立て上げるには、どこを強化すればいいのか、という事。
普通は(普通という言い方もおかしいですが)、まず胸を思い浮かべますよね。
いわゆるロケットおっぱい、的な。
ビックリ人間大集合、的な。 超デカいおっぱい。
ところが変態教授・ヘネンロッター先生は、そんな安易な発想はしないのですよね。
つまり、刀を納めるには、鞘を用意するしかない、と。
それも、超個性的な鞘を。

「そういえばさぁ、女性のナニって、受けた刺激を敏感にキャッチして「気持ちええのんが来たぞー」と体に伝達するアレがついてたよねぇ。
通常は一人一個しかついていないアレを、思い切って増やしてみたらどうよ?」
と、変態先生は考えたのですよ、きっと。
「そうさなぁ、新世紀のアダムとイヴの話な訳だから、聖書の7つの大罪にちなんで7つのアレで行くか!」 みたいにね。

まさに鬼才あらわる!!状態。
いやねー・・・、その発想はないですよね。
よっぽどの人でない限り、そこの数を増やそうとは思わないですよ。
しかもこれ、ホントにただ性感帯が増えただけで、別に害は無いという。
つまり、せっかくのオモシロ設定だと言うのに、増えた突起が闖入してきたブツを噛み砕くとか、そんなハードコアな展開など無いのです。
何その「あっさり感」。
あれか。 『キラーコンドーム』を全否定か。(←別に否定はしていない)

と言う訳で、今さら書くのもなんですが、本作はホラーではありません。
“すごい女性器とすごい男性器による命がけの性交渉の末に、珍妙な子孫が生まれる。”
と、一行で語れるラブファンタジーなのです。
が、それだけの内容にもかかわらず、ここまでワクワクさせてくれるヘネンロッター監督はやはり鬼才であり、突き抜けた変態なのではないでしょうか。
そして、そんな「変態の誘蛾灯」のような映画にどうしようもなく惹きつけられる我々もまた、変態候補生なのかもしれません。
ま、その境地は遥か彼方で、まだまだ手が届きそうもないですけどね!(※届きたいのかよ)

不幸な生い立ちの末に、究極の悦びを知るヒロインを演じるチャーリー・ダニエルソン。
出演作はこれ1作だけのようですが、地味だけど時々ハっとさせるような色香も感じさせ、とてもいい女優さんだと思いました。
ちょっとローラ・ダーンに似てたような・・・いや・・ゴメン・・こっちの方がもうちょっとかわいいか。(←失言)


大量のホルモン剤により異様に成長し、自我まで持ち始めた○ニスが、主人の体から分離してエロいちゃんねーを無差別夜這いするシーンが、まんま『バスケットケース』のベリアル兄ちゃんのそれで大爆笑。
床板や壁剤を打ち破って侵入してくる○ニスを、君は見たことがあるか?
ちなみに、オレは無い!
(あったら困る)

そんな常識ではあり得ないファンタジーワールドを一貫して描き続けるヘネンロッター先生は、「もしかして26年前から全く成長してないんじゃねえの?」 と突っ込みそうになりますが、ここは「最初から完成していたのだ」と言うべきでしょう。 さすがは先生!

題材が題材ですので、かなりの量のおっぱいだとかエロいシーンが盛り込まれていますが、なぜかそんなに扇情的ではない(むしろギャグ)ので、気軽に鑑賞出来るのではないでしょうか。
あ、これはあくまでアガサの意見ですので、もし男子の方が観て、興奮して寝られなくなったらごめんなさい。
ま、なんとか頑張って!(←まる投げ)

なお、本作では、特殊な体質のヒロインが性交渉の後すぐ奇形の赤ちゃんを出産してしまうというくだりが何度かあるのですが、その際彼女がとるのは「そんなのシラネ」とばかりにゴミ箱へポイ(もしくは放置)という、とても非人道的な対応ですので、そういうのが許せない方はクルっと回れ右される事をお勧めします。

不幸な生い立ちの為に、真実の愛から見放された女と男が、愛はさておき真実の快楽に辿り着くラストが感動を呼ぶ 『バッド・バイオロジー』 。
その感動を台無しにするチ○コ型クリーチャーの誕生も含めて、とても為にならない良い作品だと思いました。


最後に余談ですが、本作のDVDにはホラー秘宝レーベル作品でお馴染み、バタリアンズのコメンタリーが収録されておりまして、その中の井口監督の発言が実にふるっていたのですよね。
どんな発言かといいますと、
「これ(バッドバイオロジー)を観ていたら、自分が考えていた
“お尻から排泄された○○○がそのまま体と一体化しちゃってる可愛い女の子のお話”
というネタもアリなのかなぁ、と思った」
だと。

先生! ここにも突き抜けたド変態が!!。・゚・(ノ∀`)・゚・。ワチャー


いつの日か、国境や年齢を超えた変態頂上決戦が観られる事を、不安と期待を入り混ぜつつ待ちたいと思ったアガサなのでした。 ていうか、そっちのシモはアウトだと思いますので、やっぱり待ちません。 
正直すまん。 



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