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『ファイナル・デッドサーキット 3D』

2009年10月18日
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★★☆
大いなるハネケホイホイ。(※ハネケ・・・オーストリアが生んだ究極のドS監督ミヒャエル・ハネケ)


上にも書きましたが、ハネケさんという性根の悪い(←褒め言葉)監督さんがおりまして。
「暴力を娯楽として扱っているハリウッドに対するアンチテーゼ」という名の下、ド酷いトラウマ映画をコンスタントに送り出して下さっているおっちゃんな訳なのですが。

マズいってば!ww
こんなの観たら、おっちゃん、また怒っちゃうってば!!www
「ハリウッドのボケどもがぁぁぁぁ!」って、負けじと『ファニー・ゲーム』を超える精神的拷問映画を作っちゃうってば!!wwwww


というくらいのハネケ(もしくは良識派)ホイホイだった本作。
アガサはというと、こういう不謹慎な死体量産映画は勿論大好物ですので、大層喜びながら鑑賞しましたとさ。


あらすじ・・・(※今回はネタバレなしです)
サーキット観戦の最中、主人公が死の予知夢
    ↓
「みんな死ぬぞー逃げろー(゚ロ゚;w)」
    ↓
「あんだとコラてめぇコノヤロ!(`ε´)」
    ↓
と言いつつ数人が退場
    ↓
大惨事
    ↓
退場組が一人づつ血祭りに


前作の感想と被ってるけど、しょうがないじゃない。 にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 毎回このパターンなんだもん。


※ そんな前作(シリーズ第3作)の感想


とまぁ、完全に手抜き臭の漂うあらすじで申し訳ないのですが、実際本シリーズは、この展開意外広げようがないのですよねぇ。
だからこそ逆に、水戸黄門を見ているかのような安心感を持って鑑賞していられるのですが。
「ハイハイハイ、ここで鉄骨がドーン!ってね!」 とか、
「そうそうそう、こっから出た瞬間車がバーン!ってね!」みたいな。 そういう“オチを見越せる”安心感。

前作の時も書きましたが、このシリーズは要するに
いかに面白おかしく独創的な死に様を用意できるか
の一点に全身全霊を込めて製作されているシロモノな訳ですよ。
ですので、「人の死をおもしろイベントみたいにするのはいかがなものか!」とキリキリ怒る様な方以外は、素直に楽しめるのではないかと思います。
また、そうあるべきですし、そう思えない方は観なければいいだけの話。あー簡単。

で、あとは「今流行の3Dだし、ちょっと観とく?」みたいな方が、そこそこの臓物映像を浴びせられる羽目になって、ゲンナリしながら劇場を後にする姿を横目にしながら存分に楽しむ、と。
どう? こんなひねくれもののオレ、どう?(←どうもこうも、だからモテないんだと思う)

「約束された死」のアラカルトは、とてもよく出来た作り物であり、とても惹きつけられる見世物なのですよね。
観客の予測を軽くかわしつつも、その後躊躇いのない右フック(ミンチ描写)を叩き込んでおく等、しっかりと計算され尽くしている展開も心地よい限りです。
シリーズそのものに若干飽きを感じなくもないのですが、こういうマンガみたいな馬鹿ホラーは、この世知辛い世の中においては存在するだけで価値があると思いますので、今後ともせっせと作られるべきだと思ったのでした。


さて、本編に関してはもうそんなに言う事がないのですが、今回はどうしても触れざるを得ない問題があるので、ちょっとそこを突っついておきましょうかね!


そうです!


例の吹き替え問題ですよ!!



洋画、邦画問わず、近年増加の一途を辿っている、タレントを使っての吹き替え版。
その殆どが非難の矢面に立たされる宿命にあるにも関わらず、一向に配慮されない吹き替え版。
有名、無名、微妙、には一切こだわっていない様な、意味不明なキャスティングがウリの吹き替え版。

本作におけるココリコ田中や里田まいやはるな愛の吹き替えに関しても、発表された時点で既に、公開後に巻き起こるであろうブーイングの嵐は予測されていた訳で。
だから、ホントは言わずにおこうと思っていたのですよ。
ここはあえて、グっとこらえておこうと。
オレだけは言葉を呑んであげようと。

本編を観るまではね!(←まぁ、観る前から失敗だと決め付けてたのも失礼な話かもしれませんが)

もうねぇ、非道かったんですよ。
箸とか棒とか、そういうレベルの問題じゃない。
お前なんか藁だ! おぼれた時に掴もうとしても掴めないくらいの藁だ!このストロー野郎!!




ココリコに関しては、まず、演技がひとつも出来てない。
「うわー」って叫ぶシーンでアガサが殺意を抱いたのは、実に『デビルマン』以来の出来事であった。
緊迫したシーン、怯えるシーン、恋人をなぐさめるシーン、周囲を気遣うシーン、軽快なシーン、痛みに耐えるシーン
って全部一緒じゃねえかこのやろう!!(ノ`Д´)つ)`з゜)・:゙;
そして滑舌の悪さもいちいち癪に障る。
お前は細かすぎるものまねの「サ行が言えない人」か! あめんぼ赤いなあいうえおから出直してこい!

里田まいに関しては、もう絶望的な棒っぷり。
頼むからしゃべらないでくれ・・・と何度願っても叶わないアガサの想い。 だって彼女は準主役だから。 そりゃしゃべるわ。 ちょいちょい絡んでくるわ。 
心なしか、実際演じている女優さんまで大根に見えてくるという。 まさにメイクミラクル! セコムしてますか!(←古い)

あと、はるな愛に関しては、なんというか、上の2人に比べればまともでした。
ただ、おっさん声でがなるシーンはいいのですが、過去を思い出して涙声になるシーンでは見事にオネエ声に戻ってしまうので、役柄である車の整備士のおじさんまでがどっちつかずなアイウォンチュー状態に。(←アイウォンチューってなんやねん)


なにもアガサは、(タレント吹き替えの)全てが全て「けしからん」と思っている訳ではないのですよ。
なんでもかんでも叩く行為って、みっともないというか、寂しい姿だと思いますしね。
要はうまけりゃいいって事じゃないですか。
少なくとも、映画本編の邪魔になるような吹き替えでさえなければ、そしてその起用によって、少しでも劇場に足を運ぶ人が増えるというのならば、タレント吹き替え大いに結構。
しかし、クソみたいな吹き替えのせいで、本来の面白さが損なわれる様な事だけは我慢出来ません。

本作のタレントさんの場合、残念ながら完全にアウトだったと思いました。
もう、観ていてつらかったです。

こんな吹き替えしか出来ないんだったらもういっその事、主要2人の部分だけモールス信号にしちゃえばいいんじゃね?
その方がまだ、上手に感情を伝えられてたんじゃね?

「トントンツートントン!」(これで死の連鎖は断ち切れたのね!)
「ツートントン!ツーツートンツートン!」(そうだよベイベー!ぼくたちの勝利だ!)
「ツン?トンツーツンツントントトツー?」(アレ?でももしかして順番間違ってない?)
「トンツートーーーーーンーーーーー!!!」
(なんだってーーーーーー!!!)


みたいなね!
ああそうさ! やけっぱちさ!。・゚・(つД`)・゚・。ウワワーン


3D上映ですので、吹き替え版のみの公開になってしまったのは仕方のない事なのかもしれませんが、せめてきちんと演技が出来るタレントさんを使って欲しかったです。
ホラーが成功するかどうかって、役者さんの表現力にかかっていると言っても過言ではないと思うのですよ。
ビビり方が上手ければ上手いほど、その恐怖がこちらにも伝染してしまうものなのですから。


それともうひとつ。
メガネ人間って、3Dメガネをかけると物凄く観難くなるものなのですね。
アガサは基本的にメガネ着用型なのですが、今回初めて3Dメガネを体験して、その重さに震えました。
メガネ・オン・メガネはきついよ!ママン!!

世の中のメガネっ子諸君はどうしてるのでしょうか・・・?
ちなみにアガサは、通常メガネが圧迫されて痛かった為、3Dメガネをずっと手で支えながらの鑑賞になってしまいました。
お陰で微妙に画像がブレて、アップの画の時などは特に、2重写しみたいになってしまい、もう違和感があるったらなかったです。(どっちだよ)


吹き替えの件もありますし、これはDVDが出たら観直さないといけないかなぁ・・・。

メガネの件は、なんとか年末の『アバター』までに対処法を考えておきたいトコロです。


という事で、残念な側面を持ってしまった悲劇のスプラッターコメディ 『ファイナル・デッドサーキット』 。
なんだかんだ言っても、劇場で臓物グチャドロが観れるのステキな機会ですので、そっち系が好きな方は是非劇場でお楽しみ頂ければと思いました。


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原題 FINAL DESTINATION IV (2009年) 鑑賞 劇場 監督 デヴィット・R・エリス 製作 エリック・ブレス 出演 ボビー・カンポ 、 シャンテル・ヴァンサンテン 物語 ファイナル・デッドサーキット 3D - goo 映画 ※シリーズ4作目となる本作品、3Dなので待っ

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