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『呪怨 ザ・グラッジ3』

2009年09月09日
ザグラッジポスター

「ホラー界のたれぱんだ」こと伽耶子、7たび登場。


今日、伽耶子に会った。
久しぶりに会った伽耶子は、なんだか少し大人びて見えた。
「そんなコトないヨ」
そう言って、長い黒髪をかき上げた伽耶子の首筋から漂ってきた、今まで匂ったことの無い、甘く鉄臭い香りが、ぼくの鼻先をフワリとかすめて空気の中に消えていった。

鉄臭い香り。

赤血球のことか!!!


と言う訳で、なんだかセンチになってしまったアガサなのですよ。
それもその筈、実に2年ぶりの『呪怨』シリーズ鑑賞。
しかも、ハリウッド版3作目にして、ついに劇場未公開。
DVDスルーという屈辱に耐え、無事生まれ故郷に生還した伽耶子たんの勇姿、涙無しで見れますかっての。

ま、オレは大爆笑しながら見たけどね!(←まさに外道)



(いちおう参考までに)
アメリカ版第1作の感想
アメリカ版第2作の感想


と言う訳であらすじ・・・
はい、どうもこんにちは!伽耶子です!
今日もバッキバキにハイテンションで呪って行きますからね~! そこの老いも若きも要チェックだよ~!!

ていうかねぇ、なんだかんだ言って、あたしも渡米して2年も経っちゃったんですよね。
初めて海を渡った時。 怖かった~(゚▽゚*)ノ彡☆バンバン
なんかむちゃくちゃ期待もされちゃってて。
「こりゃあいよいよ呪いのパンデミックですぞ~!」
とかなんとか言われちゃって。

無いっつーの!!
新型インフルエンザじゃないんだから、パンデミックとか無いっつーの!
大体、あたしの呪いなんて、住んでる場所を訪れた人にしか効かないんだから、爆発的に感染させようと思ったら、ディズニーリゾートにでも住まわないと無理じゃないすか! って住めね~!!超住めね~!! 身延町で勘弁して~!

じゃあね、この2年間何やってたのかっつったら、そりゃもう地道な張り込み作業な訳ですよ。
日本の自宅が燃えちゃって、その頃呪ってた子が丁度アメリカに帰るっていうから、それに便乗してはみたのの、アメリカでも結局その子のアパートくらいしか出没出来ないじゃないですか、便宜上。
なので、その子の部屋を本拠地にして、あとは「誰か来ないかな~ 間違って入らないかな~」って。
毎日それ。
あんま誰も入ってくれないんで、ちょっと「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」って声も出してみたりなんかして。
「逆効果だよ!ママン!」なんつって、俊雄に叱られたりなんかして!

そんなある日、やっとその部屋に足を踏み入れてくれるボイズンガールズ登場。
しかも超乳繰り合いつつの入場。
もうねぇ、正直その場でやっちゃおうかと思いましたよ。
「リア充はもげろ!」って文字通りもいでやろうかと思ったんですけど、ま、2年ぶりなのに瞬殺っていうのもアレなんで、せいぜい粘着質に付き纏ってやろうかな~なんて。

まぁ、呪いのパンデミックだなんてのは大袈裟にしても、このアパート一棟ぶっ潰すのなんかわけないと思うんですよね~。
いちおうこれでも、日本では呪いのリーサルウェポンって呼ばれてたんで!
呼ばれてないか!
超ウケる!! ポニョ歌いましょうか?

あ~、なんか久しぶりの呪いに、ちょっとばかし興奮して来たな~!
ええと、今アポートに住んでるのは、管理人一家でしょ、絵描きのおばちゃんでしょ、あと、ナオコとか言う日本人がもうすぐ引越してくるらしいんですよね~。
ああ、こいつがそのナオコね!
あたしが言うのもアレですけど、辛気臭い顔してますよね~!!
何? 何ブツブツ言っちゃってんの? 超キモいんですけド!

「・・お姉ちゃん」?
お姉ちゃんっつった?今?

ま・・・ まさか・・・!!
あなた、あたしの妹のナオコなの・・・?!




って、「妹」て!誰やねんそれ!∵ゞ(゚ε゚ ) ブフー!



そして、伽耶子の隠された家族構成が明らかになる時、呪いの最終章が幕を開ける・・・。

「最終章に興味なんてねえよ」? にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ま、気持ちは判りますけどね。




何を隠そう、日本が製作した劇場版のパート2には、今話題沸騰のサイバー姐さんも出演していた 『呪怨』 シリーズ。
そう言えばその中で、お腹の中に転生した伽耶子を出産してましたっけねぇ、姐さん。
やっぱりなぁ~、道理でハイテンションな出産をしてた訳ですよ~。 
今思えば、あの頃から常に何がしかをキメキメだったんでしょうね! じゃなかったら伽耶子なんて産めませんって!

・・・てな具合に、「過去の映像をさも当時から怪しんでいた様に紹介する」ワイドショーが一時期垂れ流されていましたが、アレにはほとほと嫌気が差しましたねぇ。
「いつも明るい人気者」と採るも「異様なテンションの挙動不審者」と採るも、お前らの匙加減一つじゃないですか。
犯罪を犯した人に対し、“それはアカン”と指摘するのは当然のことなのですが、必要以上に正義を振りかざして叩きまくるのは、非常に気持ち悪い現象だと思います。


おっと! 話が大幅に逸れてしまった!
じゃ、本題に入りますね!

『呪怨』 はもう打ち止めにした方がいいよ!

おしまい。


工工エエェェ(´Д`;)ェェエエ工工


思えば、日本で作られたシリーズ自体も、本数が増えるに従ってどんどんアホになるというか、大雑把になって行った本シリーズ。
最初のオリジナルビデオ版で、日本中のちびっこを夜中のトイレに行けなくさせた清水崇監督は、その後も手を替え品を替え、様々な恐怖表現を世に送り出してきたものでした。
伽耶子を雨に濡れせる事でギズモ並みに増殖させてみたり、
髪の毛で天井から逆さにぶら下がるという、シルク・ドゥ・ソレイユ並みの荒業を魅せてくれたり、
今ではすっかりホラーの定番表現となった“元祖・アゴ開き”をお披露目してくれたり、
はたまた、そよ風のようにさり気無く、女子高生をゾンビに変身させてくれたり・・・。

そのどれもが、怖いと言うよりはオモロいシーンではありますが、まぁ、観る人によっては超こわかったんじゃないかと言えなくも無い事もない、ていうかどっちかというと多分ない。(←ダメじゃん)

ところが、そんなギリギリセーフみたいな呪いの連鎖が、アメリカ資本の手に渡った頃から、明らかな変化を見せ始める事になるのです。
つまり、「説明過多路線」に。

暴力にせよ、怨霊にせよ、一番怖いのは「どうしてなのかわからない事」だと思うのですよね。
過去に犯した罪に対する復讐だったり、うっかり倒してしまった祠だったり、知らないフリして埋め立ててしまった墓場だったり、こっそり食べてしまった栗まんじゅうだったりと、災いに対する原因の部分がハッキリしている場合、そこさえフォローすればなんとかなる筈。
しかし、それが判らなかったらどうでしょう。
いくら祈祷師に来て貰おうと、護摩を焚こうと、お墓を立て直そうと、ご先祖様を大切にしようと、信心深くなろうと、選挙の度に特定政党に投票しようと、ニッチもサッチもいかないのですよ奥さん!おーコワ!!バーニングッッ!!(←意味なし)

またもや話が逸れましたが、つまりアメリカ版はそんな恐怖のキモである「謎」の部分を徹底解剖アンド解説。
『THE JUON(1作目)』 では、いかにして伽耶子が元同級生をストーキングし、尚且つそれが旦那にバレてタコ殴りにされたかが発覚。
『パンデミック(2作目)』 では、いかにして伽耶子がすさまじい負の霊力を身に着けたのか、という出生の秘密が発覚。
そして今回の 『ザ・グラッジ3』 では、そんな伽耶子にいたってノーマルな妹が存在していた事が発覚、と、回を重ねるごとに解き明かされて行く謎。

正直いらないですよね、その解説ね。
ていうか、完全に後付けじゃねぇかコノヤロー!!


もうねぇ、ホトケのアガサと呼ばれたこのあっしでも、さすがに
「やりおったわい・・・こやつ・・・やりおったわい・・・」
と呟かずにはいられなかった、まさかの“妹”ネタ。

なんなの? アメリカでも“妹萌え属性”は市民権を得ているの? っていうかバカなんじゃないの?

しかもこの妹、どこで進む道を間違ったのか、呪いの家(佐伯家)でネチネチとストーキングやら階段降りやらをしていた姉とは正反対に、一端のキャリアウーマンの座を勝ち取っています。
夜は勿論、素っ裸にガウンです。
もうねぇ、どこの外人さんやねん、と。
日本人ならパジャマでしょうが! パジャマ、そしてお邪魔でしょうが!!

そんな西洋被れの妹は、姉(の怨霊)が渡米してなお不埒な悪行三昧を繰り広げていると知り、ストップ・ザ・カヤコとばかりに立ち上がるのですが、これがまた全く以って緊張感が無い。
イタコだったお母さんから譲り受けた、謎の白装束と謎の弓と謎の壷を携えアメリカ入りする妹。
不審がるアパートの住人にお姉ちゃん並みのガッツで付き纏い、なんとかカヤコ供養の承諾を得ると、早速浄霊スタート。
弓をポーンポーンと叩き、壷をクルクルとかき混ぜるとあら不思議。
どっからどうみても何かの血にしか見えない謎の液体が出来上がり。
「コレ飲んだら浄霊出来るから!さあ飲んで!一思いに飲んで! グイっとお飲みなさいな!!」
と、壷を片手に迫り来る妹。

ある意味こいつの方が性質が悪い様な気が。 気のせいか・・そうだよね・・アハハ・・・

で、当然の如く、その住人からノーを突きつけられた妹は、カヤたんの呪怨のとばっちりを受けて志半ばで悶死。

妹よ、お前の存在価値って一体・・・ (※実はその後に妹の真価が明らかになるのですけどね)

と言う訳で、前作で飛び出した、「カヤたんの母=イタコ」説もかなり寝耳に一斉放水でしたが、それを遥かに上回る衝撃展開だった本作に、かける言葉も見当たらなかったアガサ。(←その割には沢山書いている)
とりあえずこれは、崇の意見を聞いてみたいトコですね。
お前はどうなんだ、と。
呪怨界のオピニオンリーダーたる崇は、この事態をどう見るんだ、と。

たかし1
(※「吸血少女対少女フランケン」で好演するオピニオンリーダー・崇)(※多分大して気にしていない)


いかにもなラストシーンを観ると、今後も製作者のやる気と資金提供さえあれば、何作でも続きが作れそうな本シリーズなのですが、「人生何事も引き際が肝心だ」という念を強く海の向こうに飛ばしつつ、今回の感想は終わりにしようと思います。
結局長文になってしまってづみまぜん。

では最後におまけとして、本作で一番気になった点を2つほどご紹介。

その1 ・ 大胆な変更が施された俊雄メンバー。
ザグラッジ1

お 前 誰 や ね ん 。




juon_convert.jpg
(※参考資料:日本版の俊雄メンバー。)

ある意味児童ポルノすれすれだった、裸に白ブリーフという出で立ちから、色んな考慮の跡が伺える黒のショートパンツに変身した俊雄メンバー。
心なしか背丈も伸びてってお前絶対別人だろ!

まぁ、確かに日本版でも度々中の人の変更はありましたけどね・・・。(子役だから仕方ないですが)
ていうか、もうちょっと似た子供捜して来いよ。

ちなみに伽耶子メンバーの中の人も今回初めて変更されていました。
ショックです。
これはかなりショックです。
言ってみれば、大山のぶ代が水田わさびになるようなモノですから。
どっちも同じキャラだけどさ~! 全然違うんだよ~!!。・゚・(ノД`) みたいな。

カヤたんの魅力は、悪霊化してもどこか上品な気配が漂っているトコロにあると思うのですが、今回演じている方だと、ホントただのたれぱんだなんですよねぇ。
アクティブすぎるトコロもカヤたんらしくないって言うか・・・ 時々貞子とごっちゃになってる様な箇所もあり・・・

って熱く語るとキモいですか。 そうですか。


その2 ・ 大胆な熱演を魅せるアマンダさん。
ザグラッジ2

みんな大好き 『SAW』シリーズ でお馴染み、ジグソウおじさんの秘蔵っ子アマンダさん。
そのアマンダさんを演じているショウニー・スミスさんが、あろうことかこんなクソ続編隠れた珍品に出演。 しかもまさかの大熱演。

その熱演は、もっと違う機会にとっておいた方g・・(ゲフンゲフン)

しかし、本作の出演者の中で、恐怖演技が一番真に迫っていた点は素晴らしいの一言だと思います。
伊達に末期のじいさんからネチネチと特訓受けてきた訳じゃないよね!
もうアレだ、なんでもいいから、これからも全力投球で行くっきゃないね! アマンダさん!!


あー。 『SAW6』も楽しみだなー。(←棒読み)

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