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『ハウルの動く城』

2009年08月02日
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★★★☆
したたか!狡猾!ラブさりげなく! 年下男性のオトし方を、恋愛マスター・ソフィさんに聞く!!

先日ふと気付いたのですが、このブログでジブリ映画ネタを扱った事は数ありますが、肝心の映画そのものに触れた事って限りなくゼロなのですよね。(去年「ぽにょ」を書いている程度)

という事で、今回はジブリ作品の中でも一番影の薄い 『ハウルの動く城』 をチョイス!
興行収入的にも、ファン受け的にも、「可もなく不可もなく」な出来と噂の 『ハウル』 の正体やいかに!
そして、その一番の要因だとかじゃないとか言われているキムタク大明神の声優アピール度は!

期待に胸を膨らませつつ(実はハヤオ作品でコレだけ未見でした)、いざ鑑賞スタートです。


あらすじ・・・
今日は「クーガー女に100の金言」が大ベストセラー中の恋愛マスター・ソフィさんに、年下男性からのモテの極意をお聞きしたいと思います。
ソフィーさん、よろしくお願い致します。
「は~い、シクヨロ~☆」
ではソフィーさん、まずは年下男性との出会いについて。
第一印象でいかに好感を抱かせるかという点についてですが。
「そうね~、まずは表情かしらね~。 どんなに相手がグッドルッキンなハンサムガイであろうと、露骨に嬉しそうな顔をしない事☆ ちょっとの恥じらい、それから芯の強さを垣間見せる。 これポイントね☆」
なるほど。
「ちなみに、私がハウルと初めて出会った時も、正直心の中では「イエス!」って感じだったけど、おくびにも出さなかったみたいな? 斜め45度下方をアンニュイな眼差しで眺めつつ、ハウルの指示には大胆に従っちゃう。 ここまで出来ればもうカレは私の手中に落ちたもド☆ウ☆ゼ☆ン☆」
斜め下45度ですね。 勉強になります。
では次に、そんな彼との間にライバルが出現した場合の対処法を。
「ライバルね~。 そういうのが出てきた時は、とにかく凛とした姿勢で臨む事かな。 例えば荒地の魔女みたいなタイプの超ヘヴィなメイクの高圧的な熟女が現れたとしても、丁重にお引取りを願うとか。 ま、あたしの場合はそれで呪いをかけられちゃったんだけど(笑) どんだけ~(笑)」
ソフィさんは本当に逞しいというか、強い方なんですね。
「やぁだぁ! 全然あたしなんかか弱いから~! も~! 超はずかし~☆」
では次に、意中のカレとの同棲を成功させる秘訣などを。
「秘訣っていうのは特にないんだけど~。 ま、しいて言うなら外堀から埋めるって感じかな。 本人に言い出す前に、カレの親しい仲間うちを懐柔しちゃうのよ。 あたしなんか、最初っからカレの弟子やらペット(?)やらを味方に引き入れちゃったから、もうカレが家に帰ってきた頃には完全に家族扱い?みたいな?」
しかし、そんな強引な同居生活ですと、彼との間で揉める事もあるのでは?
「う~ん。 あたしの場合だと、確かに最初はちょっと揉めたわね~。 あたしはどっちかって言うと主導権を握りたい派だからぁ。」
では、その様に彼との間にToLOVEるが生じた場合の解決法をお願いします。
「やだぁ~! 言うの~? 言っちゃうの~? ちょっとこれゴールデンじゃないの~?深夜枠なの~? 言えな~い!! ていうか「トラブル」が「ToLOVEる」になっちゃってるから! なによアナタ、萌えアニメが好きなの?そうなの? どんだけ~(笑)」
すみません、単なる誤変換ですので・・。
では、改めまして、彼と喧嘩してしまった時の解決法を。
「いや、絶対誤変換じゃないでしょ~? 単語登録してるクセに~! やだわもう! 萌えなのよ!この人絶対チェリーボーイなのよ~!」
(・・・・・・)
「あらやだ! 怒っちゃったの? あたしに至らない点があったら謝るわ・・ゴメンなさいね・・・ あたしって時々羽目を外しちゃってみんなに迷惑を掛けちゃうんだ・・・ホントだめだよね・・・あたし・・・」
いえ、こちらこそすみません。 折角お越し頂きましたのに、ソフィさんに失礼な態度をとってしまい・・。 
子供っぽい所があると、よく人から注意されるんです。
本当にすみませんでした。 お話をお続けください。
「あのね、あたしのカレもそういうトコあったんだぁ。 あ、ハウルの事だけどね。 自分が世界で一番イケメンだって信じてるの。ま、実際そうなんだけど(笑) でもその自信がふとした拍子に崩れると、もうダダこねちゃって大変。」
そうなんですか。
「ほら、カレって魔法使いでしょ? だからキレると魔力のバランスが崩れて変な色の体液を放出したり、ホント困っちゃう。」
彼がキレた時はどのように対応なさるのですか?
「キレられたら、逆ギレで返す。 これがあたし流!」
逆ギレ・・・ですか・・・。
しかし、こちらまでキレてしまうと、かえって仲直りのきっかけが無くなってしまうのでは?
「逆ギレにはタイミングがあるのよ~。 まず怒って家を飛び出すの。 で、外で泣いてみせる。 数分待っても追いかけて来てくれなかったら、すっぱり諦めて、今度はカレを慰める作戦に変更。」
ほお~。
「ただキレるだけじゃ芸がないわよ~☆」
お見それ致しました。
「喧嘩の時は、“フテる”少々と“謝る”たっぷり。 これで大概のケンカはクリアできる!ハズ!」
恋愛マスターと呼ばれる所以がわかった様な気がします。
では、そんな彼との恋愛生活なのですが、いつまでも彼の気持ちを惹き付けて置くにはどうしたらいいのでしょうか。
「とにかく、何事もマンネリは大敵よね! 常に新鮮な驚きをもたらす事、これが肝心。 あたしの場合は気分に応じて外見が18歳から90歳まで変わるから、ハウルも内心ドッキドキだったと思うわ~☆」
18歳から90歳・・ですか・・?
それはまたどうして・・・?
「なにアナタ、何にも知らないのね~! だから、さっき言った“荒地の魔女の呪い”っていうのがソレなの! ホントは18歳なのに、90歳に変えられちゃったの!」
そうだったんですか。
で、90歳という設定に変えられたものが、一体なぜコロコロ変化するのですか?
「フィーリング?」
フィ・・・
「なんかあたしもよく判らないんだけどねぇ、やる気が沸くと若返るみたいよ? で、落ち込むと老け込む、みたいな。 ってなに?! リアルと同じじゃないの~! も~超やんなっちゃう! 呪いとか関係ないんじゃな~い! こんなにアンチエイジングには気を配ってるのに~! 寝る前にフェイシャルヨガしないとだわ!!」
た、大変なんですね・・・。
とりあえずマンネリの打破、と。そういう事ですね。
では最後に、そんな彼からどうすればプロポーズを引き出せるか、それについて効果的な方法があればご口授願えますか。
「プロポーズ行っちゃう? やっぱソコ聞きたい?(笑) そうねぇ、8割がたはココじゃ言えない内容なんだけど」
どんな内容なんですか?!
「あら! 聞きたいの~? どうしてもって言うんなら、このあとプライベートで教えてあげてもいいわよ~☆」
(ゴクリ・・・)
「言える範囲でいいなら、結局母性って事なのかしらねぇ。 時に厳しく、時に大きな愛で、一生懸命やってる風に尽くしてあげるの☆ で、多少カレに問題があっても、将来性に掛けてみる。 女はねぇ、慎重かつ大胆に恋愛しなきゃダ☆メ☆」
なるほど!
「最終的に「ぼくは今までずっと逃げてきた。でもやっと守りたいものが出来たんだ。 それはキミだ。」ってセリフを引き出せたら、もう磐石よ~! みんなも頑張ってね~☆」
本日は色々とありがとうございました。
来週のこの時間は、「愛されガールのつ・く・り・か・た」がドラマ化された事でもお馴染みのリュシータ・トエル・ウル・ラピュタさんにお越し頂き、上手な男の転がし方についてお聞きしたいと思います。
それではまた来週。


ちなみにインタビュアーはこの後ソフィさんにお持ち帰りされました。 
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シワシワにされたり空爆に遭ったりもしたけれど、わたしは元気です!

すごい! すごいっすね!ソフィさん!!


と、いう事で、
自分と自分の人生になんの希望も見出せない18歳女性が、威圧的な魔女に理不尽な呪いをかけられたものの、その呪いのお陰で超イケメンの年下男性をゲットする。
という、ハイパーラブストーリー 『ハウルの動く城』 を観ました。
戦争も絡んできますが、要するにそういうお話です。
そういう事にしておこうと思います。

いや、そういう事にせずに、本格的に読み解くべきなのかもしれませんが・・・。
ぶっちゃけわかりづらいんですよねぇ・・・アガサの知能指数じゃ・・・。+゚(⊃ω・`)゚+。

とかなんとか思いつつネットをまさぐっていたら、なんとハヤオ本人が「説明部分は全部省略してるっス」と言ってるらしいんですね、この『ハウル』。
そりゃわかる訳ない! わかる訳ねぇよ!ァハハハハハハ( ゚∀゚)八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

しかしまぁ、投げっぱなしなのもアレなので、アガサなりの解釈を載せてみますと、

■ 史上最強の魔女・サリマンが投げっぱなし
 ・・・ なんつーか、孫悟空のお釈迦様みたいな存在なんじゃないの? みんなサリマン先生の掌の上で青春してただけ?みたいな?

■ 2国間戦争の詳細が投げっぱなし
 ・・・ 詳細ねぇ・・・。 あの争いに理由なんて無いのかもしれません。 戦争というのは、いつの時代も無意味なものなのです。 ていうか、真面目に答えると「女の取り合い」とかそんなんじゃね? いつの時代も、オスはメスを取り合うものなのです。 って取り合って貰った事ねぇ――!! マジへこむわ―――!

■ 荒地の魔女も投げっぱなしていうか割とすぐ荒地の魔女じゃなくなる
 ・・・ 結局荒地の魔女というのは、ソフィに人生を変えるきっかけを与えてくれた天使というか、ハウルとの縁を取り持ってくれた、出会い系魔女なのだと思います。 是非うちにも来て貰いたいものです。   あと、早い段階で荒地の魔女からただのおばあちゃんに戻されるのは、大人の事情です。

■ ソフィの帽子屋さんも投げっぱなし
 ・・・ ソフィの帽子屋さんと言うのは、つまりソフィ自身を外の社会から隠していた壁の様な存在であり、人を愛し、自信を持つ事が出来たソフィには、もうその帽子は必要ないのである。 って、勿論紫外線対策には必要ですけどね! レッツ・アンチエイジング!!

■ ハウルと同居している少年の正体も投げっぱなし
 ・・・ 実はあれは少女で、ハウルが精魂込めて作りました。 相手は工藤静k・・  おや、こんな時間に誰だろう。 


こんな感じでどうでしょうか。
ちなみにアガサは “火の悪魔・カルシファー” とハウルの周りでグルグル回っていた星の精みたいな人影との関連性に気付かなかった為、サリマン先生がお城でソフィに何を言いたかったのかが、さっぱりわかりませんでした。
空から降り注いでいた花火がカルシファー(とその仲間)だったんですね。
すごいや親方! 空から火の悪魔が!!

まぁ、映画のみならず、色々な作品をどう解釈するか、どんな印象を受けるか、なんていうものは人それぞれなわけで、よっぽどどこかのサイトから丸パクリとかでない限り、その感想は100人いれば100通り存在するのですよね。
また、そうあるべきだと思いますし。
哲学的に解釈してもいいですし、なんかわかんないけどハウル超かっこいい☆でもいい。
圧倒的メカ愛に酔いしれてもいいし、シンプルなガールミーツボーイ劇に浸ってもいい。
とにかく、目に飛び込んでくる映像を素直に租借し、心の栄養にすればいいのではないでしょうか。

と言う訳で、アガサはとっても満腹です。 
やっぱりジブリは面白いなぁ。

で、今回の『ハウル』なのですが、いつものジブリと違ってとてもアダルティな一面も併せ持っていたのですよね。
全国のちびっこには、その真意は伝わっていなかったでしょうが、どっこいアガサのアンテナは拾い損ねませんでしたよ!

例えば、ダダを捏ねたハウルが見せる半ケツ。
すなわち半分のケツです。
下半身を覆ったタオルから恥じらいを以って覗いた、シリの割れ目がたまりません。
変態ですまん。

次に、ソフィが半ば強引に奪ったハウルの唇。
今までのジブリ作品で、ここまでハッキリとしたキスシーンがあったでしょうか?
ありましたっけ? どうでしたっけ? いや、無い! 
さりげなく、しかし確実にダイレクトインしていると思われます! ナニがね!!
下ネタですまん。

あと、ソフィを陰で支え続けたカカシの野蛮な恋。
物語の最後にソフィのキスによって呪いを解かれたカカシは、目にも麗しいイケメン王子に早変わりするのですが、密かにソフィに思いを寄せていた彼は、ソフィといちゃつくハウルの姿に思いを断ち切るどころか、高々に宣戦布告。
「人の気持ちは変わるものですから・・・」(キラッ)
(キラッ)って! なにその根拠の無い自信!
“イケメンと結ばれて、めでたしめでたし”  で終わっていた時代はもう遠い・・・!
次回、『続・ハウルの動く城』では、ソフィをめぐってカカシとハウルの激しくも泥沼な恋愛バトルが繰り広げられます! お楽しみに!
ウソついてすまん。

そして一番アダルティだったのが、老老介護の現実。
呪いによって年老いたソフィ(推定60歳)が、魔力を失ってただの老女となってしまった元・荒地の魔女(推定102歳)の生活をサポートします。
腰の痛みに耐えながら、おばあちゃんの身の回りの世話に明け暮れるソフィ。
楽しさを装いながらも、要所要所に厳しい介護の現実が垣間見えます。
頼みの綱のハウルはしょっちゅう家を空け、傍に居るのは年端も行かない少年。
もうねぇ、下手したらソフィが潰れちゃいますって。
介護ってそんな簡単なものじゃないですからね!!ホントに!!

とまぁ、このように、様々なアダルト要素も織り込まれ、過去のジブリ作品とは一線を画す社会派娯楽作となっていたのでした。
とりあえずシリはいいよね! シリはね!
アダルト万歳!

メーヴェとフラップターを足して2で割ったような小型飛行機や、切断されるおさげ、カオナシっぽいゴム人間や、指輪から放たれる光、そしてお約束の宮崎泣きなど、沢山のセルフパロディも散りばめられ、ハヤオの本作に対する姿勢には余裕すら感じられますねぇ。
違うちがう、ネタ切れとかそんなんじゃないから。 ファンサービスだから。


さて、話題の声優陣ですが、カルシファーの若人あきら我修院達也さんや弟子っちょの神木隆之介さんなど、実に違和感なく馴染んでいたと思います。
特に美輪明宏さんはすごい。
嫌味な年増状態から邪気の無いお年寄りまで、見事に表現されていて、先日テレビで見た“皺消しライトを当てられすぎて物の怪にしか見えなかった”三輪さんの姿を、一瞬ですが忘れる事が出来ました。
ソフィを演じた倍賞千恵子さんも、18歳の状態は少し島本須美さんっぽい声質で、「結局ハヤオはこの手のタイプが好きなんだろうなぁ」としみじみ感じました。 
っていうか、だったら島本さんでいいじゃないか。(歳とったからおばあちゃんでも違和感なくあてれるだろうに)

そして、問題のキムタク大明神。
アガサは全く問題なかったと思いますよ。
むしろ、声だけでここまで「男前」を表現できるだなんて、さすがは「好きな男15年連続ナンバー1」だなぁ、と感心しました。(←嫌味じゃないですよ)
もしかしたら、今まで目にした木村モノの中で、一番好きかもしれません。

ただ、正直、「これが史郎だったらなぁ・・・」とも思いましたけどね。

史郎の声の幅は、皆さんが思っているより広いんですよ!
たぶんドレーク海峡くらい広いです。
少年の声だってイケるイケる! 問題ないって!

という事で、スタジオジブリの次回作で、なんとか史郎が豪華声優陣の中に滑り込めないかと心を砕く毎日ですが、私は元気です。


皆さんも暑い夏はジブリ作品を観て、心に栄養をつけて下さいね!



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