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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(シリーズ6作目)

2009年07月17日
セブ1
★★☆
そうです、わたすが半純血のプリンスです! 

2001年から始まった愉快でやんちゃな魔法少年物語 『ハリー・ポッター』 シリーズも、足掛け8年でついに6作目に到達しました。
すごいですねぇ・・・まさかホントに最後までオリジナルメンバーで作るとは・・・。

・・みたいな事は、過去の感想にも書いておりましたので、一応今までに載せていました関連記事を貼り付けておきます。いや、手抜きとかそういうんじゃないです。

■ 『ハリー・ポッター/炎のゴブレット』 (映画版4作目感想)
■ 『ハリー・ポッター/不死鳥の騎士団』 (映画版5作目感想)

● 「ハリー・ポッターと死の秘宝」(原作最終巻読感)

全部あると思ったら大間違いだかんな! (っ`∀´)っヒャーッヒャッヒャッヒャ
と、不遜な態度をとってみたものの、基本的にチキンハートなアガサですので、こんな中途半端なおさらいの穴埋めとばかりに、今回の主な登場人物をざっくりとご紹介。


ハリー・ポッター・・・やる気まんまんパワー。 性欲の塊。
ロン・ウィーズリー・・・やる気まんまんパワー。(その2) 性欲の鬼。
ハーマイオニー・グレンジャー・・・マグル(人間)と魔法使いのハーフ。 正真正銘のマグル(人間)っ子。 いわゆる一つのだめんずウォーカー。
ドラコ・マルフォイ・・・黙るフォイ!
ジニー・ウィーズリー・・・ロンの実妹。 モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール。
ルーナ・・・ハリー達の同級生。 天然系電波少女なんだもン。
ネビル・ロングボトム・・・完全に空気。
フレッド&ジョージ・ウィーズリー・・・ロンの実兄。 青年実業家。
ラベンダー・・・ロンにやり逃げ恋心を弄ばれる不幸な少女。

ダンブルドア校長・・・ひげじいさん。
マクゴナガル先生・・・ひげばあさん。(※ヒゲはうそ)
スネイプ先生・・・アラン・リックマン。
ハグリッド・・・完全に空気。(その2)
リーマス・ルーピン・・・元教師。 ウォーでガンスの狼男。
トンクス・・・ルーピン(元)先生のワイフ。
ホラス・スラグホーン先生・・・ダンブルドアの知り合い。 ヴォルデモートにいらん事を吹き込んだ張本人。

ベラトリックス・・・いかにも悪そうな魔女。
ナルシッサ・マルフォイ・・・ママフォイ。 ベラトリックスとは姉妹フォイ。
ヴォルデモート・・・鼻の下が異様に長い魔法使い。 ちなみにこれは芸名。
トム・リドル・・・ヴォルデモートの本名。 非モテ。

はい、ザックリね!

では、本編の感想行ってみましょう。
※ 以 下 ネ タ バ レ で す



あらすじ・・・
・ ハリー、人間界で見かけたウェイトレスに色目を使う。
・ マルフォイ、例のあの人から白羽の矢を立てられる。
・ ハリー、ロンの家で久しぶりにジニーに会って色気づく。
・ マルフォイ、怖い大人(死喰い人)に囲まれて怖気づく。
・ ハリー、学校で惚れ薬を目にしてハイになる。
・ マルフォイ、極度のストレスで授業に身が入らない。
・ ロン、珍しくモテまくる。
・ マルフォイ、重責を持て余す。
・ いつも一緒のハリー&ロン&ハーマイオニー。
・ いつも孤独なマルフォイ、困るフォイ、悩むフォイ。
・ ロン、クリスマスパーティでハッスルする。
・ マルフォイ、休日返上で任務の下準備に発奮する。
・ 目下の悩みは「初めての恋人とキスをしまくって唇が荒れる事」のロン。
・ 目下の悩みは「怖い伯母さんがやたらと圧をかけまくるせいで胃が荒れる事」のマルフォイ。
・ なんだかんだで、ハーマイオニーと相思相愛になるロン。
・ なんだかんだで、誰も頼れず一人で孤軍奮闘するマルフォイ。
・ ダンブルドアと一緒に洞窟に行くハリー。
・ セブルスと一緒に校長を待つフォイ。
・ 罠にはまったダンブルドア校長を見守るハリー。
・ 罠にはめたダンブルドア校長から諭されるマルフォイ。
・ いきり立つハリー。
・ 意気消沈のマルフォイ。
・ かくして、頼みの綱の校長を失ったものの、親友2人と気持ちを新たにするハリー。
・ かくして、頼みの綱のセブルスに助けられたものの、相変わらず周りは怖い大人ばかりなのでキムチをサラダにするマルフォイ。


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マルフォイは可哀想な子なんですよ。
1作目でこそ
マルフォイ
こんな感じに可愛さ余って憎さ百倍だった姿が、8年の月日で
マルフォイ2
こんな事に。

劣化したとまでは言いませんが、貴様一体何者だ!(←もっと酷い事を)
この写真なんてまだいい方ですよ。
ホントもうなんか、疲れた営業マンみたいなオーラが出ていますから。
ま、ハリ-も充分「休日のサラリーマン」みたいな空気をまとってますけどね。

違うんですよ。
見た目の話じゃなくて。

過去の作品では、もっぱら賑やかしに徹していたドラコ・マルフォイが、シリーズ最終章を前にしてついに覚醒。
覚醒というか、否応なく巻き込まれたというか。
姑息なお父さんにくっついて悪ぶっていただけだったのに、最凶ニート野郎・ヴォルデモートに大抜擢されて、あろうことかあのダンブルドアの暗殺に前向きな姿勢で取り組む事になってしまいます。
ホント可哀想です。
スーパーで惣菜パンを万引きしたのを自慢してたら、「じゃあ次は日銀本店に侵入して金塊を強奪して来い」って言われた様なものですから。
そりゃもう段違いのドキドキでしょうよ。

周りで「お前、逃げんじゃねえぞ~!」と包囲網を敷く死喰い人の皆さんは果てしなく怖い。
普通だったら「うちの甥っこが可哀想でしょ!」と庇ってくれそうな伯母さんも、ウルトラど級のアレなので全くアテにならない。 ていうかむしろアウェイ。完全アウェイ。
お母さんが頼み込んでくれたお陰で、スネイプ先生だけは絶対自分を守ってくれる事になったものの、誰かを信じる事が出来ない(当然誰からも信頼された事も無い)マルフォイは不安の影から逃れる事が出来ません。
明らかに自身の力不足さを感じつつ、それでも一生懸命、みんなが「やれ青春だ」「やれ接吻沙汰だ」と浮かれている間も準備をし、ダンブルドアに対し非情になりきれるよう心を押さえつけるマルフォイ。
わかるなぁ・・・ 要するに非モテだったって事ですよね!(違います)


今回の6作目は、次(最終章)への橋渡しという事で、今までにあったような大きな課題がありません。
地下に隠してある石をとって来いとか、秘密の部屋を見つけて来いとか、荒ぶる柳の木と闘えとか、有名魔法学校の対抗試合で優勝しろとか、子供で秘密組織を作って予言の玉をとってこい、みたいな課題)
ハリー自身が大きく成長する(すごい魔法を覚えるとか)のではなく、ひたすらヴォルデモートとの最終決戦に備えての下準備が描かれ、ダンブルドアが旅に出たり、スネイプ先生が密談をかわしたり、マルフォイが苦境に立たされたりするので、映画自体はかなり盛り上がりに欠け、陰気なイメージです。

で、そのお詫びの気持ちなのか、バランスが大事(ホイト保安官)だからなのか、本編の前半は延々ハリーたちの青春群像劇に費やされることに。
もうねぇ、ゴメン。
正直かったるい。
彼女や彼氏を作るのって、そんなに大事ですか?
学生の本分って、勉学じゃないんですか?
放課後に制服デートしてる人たちって、なんであんなに「勝ち組」みたいな顔をしてるんですか?
くそう・・・!  リア充はs(略)

いや、冗談ですよ。 わかりますよ、ハリーたちの若さゆえの悲喜こもごもは。 
そりゃもうアガサだって、学生時代は思う存分リアルな充実を満喫していましたから。
リアルにね。
 
リアル。 

・・リアルってなに? 食べられるのそれ?


悲しくなってきたので話題を変えます。


そんなこんなの鬱うつとした学生生活の果てに、ハリーたちを襲うとびっきりの悲劇。
まさかダンブルドア校長が・・・ あんなに万能っぽかった校長先生が・・・。
アガサは原作を読んでいるので何の驚きもありませんでしたが、この映画シリーズだけを観ていらっしゃる方はさぞかし仰天だったでしょうね。
その末期の展開自体も、かなり突然でしたし。
余りにあっけなすぎて「実は生きてるんじゃね?」と思わずにはいられないのではないでしょうか。
大丈夫! ガチで死んでるから!(←鬼畜)

この校長のシーン以外でも、今回は度々「説明不足な急展開」が見られます。
ハリーがいつの間にかジニーにホの字になっていたり、
旅に出ていた校長がいつの間にか帰ってきていたり、
ハグリッドの家が燃やされたり、
でもハグリッドには何の影響も無かったり、
ロンの家が燃やされたり、
でもロンの両親には何の影響も無かったり、
学校に死喰い人がなだれ込んで来たり、
でも特に何の悪さもしなかったり(食堂を荒らしたくらい)、
セブルスが意外とあっさり正体をばらしたり、
ベラトリックス(ティム・バートンの嫁)がますます80年代ロックアイドル風だったり、
ドラコの生え際が微妙になって来てたり・・・。

うん、最後の2つは勢いで書いた。 正直すまん。

それはさておき、原作を読んでいたら判るであろうその背景が、この編集だけだと何だか理解し難く、観ている方は消化不良になってしまうのではないでしょうか。

勿論、長いお話ですから、かなり思い切った割愛が必要でしょうが、ハリーたちのもっちゃりとした恋愛模様が意外と長かっただけに、もう少しその分を他(死喰い人が及ぼす脅威とか、ハリーの人間的成長度とか)にまわせなかったのかなぁ・・・と、思わずにはいられませんでした。
いや、別にアガサが非モテだからとかじゃなくてね。
やっかみとかじゃなくて。
違うってば。
違うっつってんだろ!!。・゚・ヾ(゚`Д´゚)ノ゙・゚・。ウワアアン

とはいえ、やっとと言うかついにと言うか、とにかくここまで来ましたし、早く次の最終章が観たいものですね!
と、思いながらエンドクレジットを眺めていたら、最後に
「次回最終章は2010年秋と11年初夏に、2部形式で公開!」
とのお知らせが。

ほう。
そう来たか。

なんというか、汚い大人にだけはなりたくないものですな!


1本の映画としては、ちょっと散漫で感情移入がし難い作品でしたので、あまり手放しで褒める事が出来ませんでしたが、壮大な物語のクライマックスへ向けての橋渡しとしては充分な程に悲劇的ですし、頼れる大人が居ない中でハリーたちが立ち向かわなければならない未来を思うと、否応にも心が揺さぶられますので、非モテのみなさんは是非ご覧になって下さい。
うそです。
モテも非モテも老いも若きも、ファンタジーに抵抗の無い方は是非ご覧になって下さい。
ただし、鑑賞される前には必ずおさらいする事をおすすめします。
『SAW』どころでは無いくらい、前作までの記憶がためされますので。

さて、色々言いましたが、結局アガサが一番不満だった
“スネイプ先生の露出不足”
に関しては、きっと次回で大幅解消されると思いますので、そこらへんも期待しつつ、来年の秋を待ちたいものですね。
なんだったらもう、2部作の片方は全編通して「セブルス祭り」でも、オレはいいと思うんだ!! (←たぶん却下)


あと、トム・リドル(若き日のヴォルデモート)が超タイプだった事をお知らせして、今回の感想を終わらせたいと思います。
むしろ、鼻の下が長い(ヘビ顔モードの)レイフ・ファインズを使うよりも、このままトム・リドルのビジュアルで最終章も突っ走ると言うのはどうだろうか。
なんだったらもう、2部作の全編通して「セブルス&トム・リドル祭り」でも、オレはいいと思うんだ! (←これもたぶん却下)


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