ブログパーツ

『ターミネーター3』(シリーズ3作目)

2009年06月07日
ターミネーター3
★★★
猛獣系女子、みたびあらわる。


あらすじ・・・
こんにちは、サラ・コナーです。
未来からやって来た液体警官との死闘を制した私と息子のジョンは、やっと訪れた平穏な日々を満喫していました。
ところがある時、体調を崩した為に訪れた病院で、白血病を宣告された私。
しかももう、打つ手がない状態なので、数ヶ月もてばよい方だと言われました。
確かに、確かにもう、私の使命は終わった・・。
サイバーダイン社も潰したし、担当エンジニアのダイソンも死んだ今、スカイネットが未来世界を脅かす事はないでしょう。
でも、私はどうしても見届けておきたかったのです・・。
1997年、すなわち、最初にカイルから聞いていた“審判の日”が、何事もなく終わるのを・・・。

そして今、私はその日が終わって行くのをベッドの中から眺めています。
もう、私の体は、私の意志で動いてくれません。
呼吸器の静かな音だけが、この部屋に生命の存在を告げてくれています。
カイルが教えてくれた“審判の日”。
いつもと変わらない、素晴らしい日。
それが終わろうとしている。
しかし、私は穏やかな幸せに包まれながらも、心のどこかでざわめく何かに、まだ怯えているのを感じています。
どうか杞憂であって欲しい。
ジョンが再び、武器を手に機械に立ち向かう日など来るべきではない。
そう思いながらも、私は信頼できる友人に、私の死後、ジョンが充分なだけの武器を手に入れる事が出来るよう、頼まずにはいられませんでした。

願わくば、その武器が私の棺の中で朽ち果てて行かん事を・・・。
そして世界が、ヘタレなジョンがあてにならないリーダーシップを発揮する日など来ない事を・・・。



つって!
言ってたんだって! ママがww!
テラワロスwww!テラワロスwww!!
何気に息子を扱き下ろすww いかにもママらしいw
っていうか、結局ね、オレはママが死んだ日にバックれたんでね、その辺の事情はよく知らなかったんですけどね。
さっきまた来ちゃって、アレが。 ほら、あのT-800が。
しかも今度はお姉ちゃん型と一緒に、裸でテレポーテーション。
裸www っていうかもう服着てるしww マジ死ねるww
見せて! そこちゃんと見せて! おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡°

でね、アレが言う事には、やっぱり“審判の日”は無くなってなかったんですって! 先に延びただけだったんですって!
ママww ギザ無駄死にwww
あとスカイネットね。
核戦争を引き起こす原因になった人工知能なんですけど、10年前はサイバーダインっていう会社のダイソンってエンジニアが開発するって思ってたんですよね。
ほんでママがそのエンジニアを奇襲したり、懐柔したりして、結果死んじゃったんで、まぁこれでもうスカイネットは生まれないよね!なんつって言ってたんですけど。
今回アレが言う事には、リアルにスカイネットを開発したのって、空軍の無人防衛システム(CRS)の担当者だったんですって!
はい、ダイソンアウトー!www 超バロスwwwwww
どうみても犬死ですww ありがとうございましたwww

ま、そんなこんなで、性懲りも無くオレ様を狙ってやって来たお姉ちゃん型サイボーグの魔の手をかわしつつ、アレと一緒に逃げる僕。
なんと今回は、将来僕の奥さんになるって言う、元同級生もセットでの逃走。
未来嫁キタ━━(゚∀゚)━━!!!!
若干骨太体系だけど、若干ビッチ気味だけど、若干タイプじゃないけど、
平面じゃないオレの嫁、ゲッ━━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━━トォォオ!!
それによく聞いてみると、この未来嫁のお父さんが、例のCRSの責任者だったんデスティニ――www
超ご都合主義www アホスwwww


え? なに? ・・・マジで?!

なんか今アレに聞いたところ、あと3時間弱で核ミサイルが発射されるらしいんで!
おまwww 早く言えよwwww 
救世主のオレ、超涙目wwwwww
てな訳で、しょうがないんで嫁と一緒に、ちょっくらCRSぶっ壊しに行ってきまつ(`・ω・´)ゞ

なんつって言ってたら、ヤッパリ間に合わなんだ!!(・∀・)
人類オワタ\(^o^)/\(^o^)/  正直スマソwwwwwwww
ま、こうなったら未来の世界でオレがんがるよ!
みんな!オレについて来い!!wwwww ウソだけどwwwww


ま、こんな感じのジョンが主役です。 にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ホントかどうかはその目で確かめて見て下さい


大人気シリーズ 『ターミネーター』 の中でも、ダントツに評判の悪い本作。
正当な後継者なのに、父親(監督)が違うからと言うだけで不貞の子みたいに思われるさだめの、不憫な本作。
アガサはキライじゃないですけどね。 女ターミネーターも不細工なジョンも込みで。

しかし、まぁ嫌われる要素はふんだんに盛り込まれているのですよね。

まずは「サラが知らない間に死んでいる」
コレは無い。 このシリーズの面白さの5割以上が、サラ・コナーの性別を超えた強さにあると言うのに、コレは無い。

次に「ジョンが不細工」
コレはもうしょうがない。 不細工っつったって天下のハリウッドスター様なんですから、一般的な男前度はクリアしているハズ。 
なんだったらもう、「てめぇ鏡見てから言えゴルア」って逆ギレされてもおかしくない。
アガサだったら鏡見て即ごめんなさいって言います。 ごめんなさい。

そして「救いが無い」
ここが一番の問題点でしょうね。
過去2作のテーマは、“運命は自分で切り開くもの”であり、何度未来から殺人マシンがやってきても、サラは決して諦めず、最悪のシナリオ(核戦争)を回避する為闘い続けます。
自分たちの命は勿論の事、人類の命も助かってこその人生。 なんですね。サラ的には。
ところが本作が迎える結末は、世界に核ミサイルが雨のように投下され、ジョンが運命どおり人類のリーダーとなる事を感じさせるもの。
結局、サラの奮闘も、T-800の溶鉱炉ダイブも、ダイソンの自己犠牲も、「核戦争による人類壊滅状態」を回避させる事は出来ず、というか、はなから回避されるなんて未来は用意されていなかったのです。
何度ターミネーターがやって来ようと未来は2つ。
ジョンが死ぬか、ケイト(嫁)と一緒に核戦争を生き延びて次世代に進む事か、という2つの選択肢しか無かったのです。

なんという過去シリーズ全否定。
そりゃキャメロンさんもおかんむりな訳ですよ。

ジョンが死ねばそのまま核戦争~機械圧勝~人類滅亡となり、
ジョンが生き残ればそのまま核戦争~機械劣勢~人類辛勝となる。
どっちにしても核戦争かよ。 ヒドイなおい。
ていうか、ジョンが生き残ったんだから人類勝つんじゃん。
『パート4』いらなくね?

と、身も蓋もないオチに辿り着かざるを得ない本作。
嫌われます。 完全に嫌われます。

じゃあ、そんなオチでもなんとか嫌われない為にはどうすればいいのか?
どうすれば愛され続編になれるのか?
そう思った(たぶん)製作陣は、敵役にマブいデルモ風のギャルを用意しました。
女を敵にする事で、過去には無かったハラハラドキドキを与えようと。
なんだったらもう、途中で服をビリビリ破いていって、シリーズ最大のエロを醸し出そうじゃないかと。
いつの時代も、ビッチがメッタメタにやられる姿と言うのは喜ばれるものですし。

ところがいざ、デルモ風ターミネータ-(T-X)を登場させたものの、レイティングの関係上あまり過激な性描写が出来ない。
子供も観るしね。
それにほら、液状ターミネーターって、服は柄の一部じゃん?
破れないし! 破れようがないし!
で、また、女だからかデルモ風なのが裏目に出たからなのか、ヤラレっぷりが非常に滑稽に見える。
トイレの壁にぶつけられ、便座でどつかれるT-X。
やたらとトラックやヘリや乗用車に轢かれるT-X。
その様はもはや、カートゥーンネットワーク。 
実写版トムとジェリーならぬ知事とフェミニン。
派手なアクションを繰り広げれば広げるほど笑いが巻き起こるという、世にも不思議な世紀末がそこに。
中でもT-Xが、電磁場を発生させる土管にくっつけられて、獲れたての魚みたいにピチピチする様は、もう目のやり場に困るほどの失笑シーンです。
で、そんな活き活きT-Xを前にすかさずケイト(ジョンの未来嫁)が放つキツい一言。 
「死にさらせこの腐れビッチ!」(←そこまでは言ってないか)

ジョン・・・ お前ホントにいいのか・・・?(考え直すなら今だぞ)

とまぁ、散々なT-Xなのですが、アガサは結構好きだったりします。
走り方はどん臭そう(T-1000みたいなしなやかさに欠ける)だし、ドジっ子なトコロもあるけれど、垣間見せる性根の悪そうな表情がたまりません。
自分のナノシステムを使って、他のマシンを操るテクなんて、もういかにも女王様然として素敵じゃないですか。
しまいには知事までヒールで踏みにじって「あたしの思い通りに操ってあげる・・・ウフフ・・」みたいな笑みを浮かべる始末。
このくそビッチめ! 大好きだ!!(←へんたい)


ただ、こんな本作の中で唯一アガサが首をかしげたのは最後の核ミサイル投下シーン。

ジョンの努力の甲斐も無く、雨あられと降り注ぐ核。
眩い閃光と共に、地上に広がる光の輪は、不謹慎なほどに美しい。
この絶望の結晶を、ここまで美しく描く必要はあったのでしょうか?
みんなの努力が無に帰す瞬間を、このように魅力的にあらわすとは、監督がよっぽど性格悪いのか、それとも世の中の無常を表現してみたのか。
その閃光の下で無数と灰になってゆく人類を思うと、胸が苦しくなったアガサだったのでした。

ちょっと前に 「『インディ・ジョーンズ4』の核実験のシーンは不謹慎であり如何なものか」 とかなんとかいちゃもんつけていた人たちは、こっちの方がよっぽど声を上げてもいいシーンだと思うのですが、どうなんでしょうね?


てな訳で、サラとジョンとぽんこつサイボーグの皆さんで色々頑張ってみたものの、核戦争は起こり、人類は滅亡寸前になり、人工知能率いる機械軍団と人類の抵抗軍が血で血を洗う闘いに突入する事になった本シリーズ。
アメリカンサイコな風貌で、時々コスプレに興じる大富豪でもあるクリスチャン・ベイルが、どのような世紀末リーダー像を見せてくれるのか、非常に楽しみですね。
たぶん全員(全機種)まとめてボッコボコにしてくれると思いますよ! あいつ凶暴ですから!!


     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


※当ブログで使用しているイラスト等の著作権は、全てはアガサにありますので、転載、二次加工、再配布の際は一言ご連絡下さいませ。