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『ゾンビ・ストリッパーズ』

2009年05月01日
ストリッパーズ
★★★☆
「裸になって何が悪い。」 「ごめんなさい。悪くないです。」

あらすじ・・・
わし、ストリッパー。 
もっぱら裸。
服? 持ってない持ってない! 何しろ脱ぐし!

あのさ、ブッシュって知ってる? 大統領の方。
かれこれ4期目に突入したらしいんだけどさ、まぁ相変わらずやる事なす事えげつないっていうか。
中東のみならず色んな国に手当たりしだい武力介入して、かなり嫌われたりね。
「アメリカうぜえ」って、ちょっとした祭りになったりして。
わし? わしは脱いでたんだけどさ、如何せん仕事だから。 でもブッシュの野郎がストリップ禁止条例を出しちゃったのさ。
このタイミングでの禁止条例。
人々が荒んだ生活を送っている今だからこそ、必要とされる癒しの空間を禁止。
ブッシュは完全にすべっちゃってるよね。
ストリップなだけにスリップ。 
このギャグは何が面白いかと言うと(略)

でも娯楽は決して死なないのさ。
わしの脱いでるストリップ小屋にも、夜な夜な刺激を求める童貞どもが押し寄せる訳さ。
でも、ある日その中に、政府の生物研究所の秘密ミッションから逃げ出してきた新兵が混じっていたんだと。
秘密ミッションだかなんだか知らないけど、せっかく来てくれたんだからってわしも頑張って踊ったよね。
当然脱いだよね。
そしたら興奮したのか錯乱したのか、その新兵がわしに噛み付いた訳。
しかも喉元。
もうねぇ、鳴ったの鳴らなかったのって。
壊れちゃったわしの喉笛、ドとレとミとファとソとラとシの音が~出な~い! みたいな。
全部かよ! みたいな。

ま、当然死ぬと思った訳。
ところがどっこい、わし生きてんのさ。
むしろ元気100倍的に。
だもんで、同僚とかは、わしを完全にゾンビ扱いな訳さ。
あれかな。 ひょっとしてこれが女の嫉妬ってものなのかな。
ほら、わしトップダンサーだったし。
「噛まれてやんのww ざまあww」みたいな空気も感じたしね、正直。
ただ、わし自身には全然そういう、なんての?オワタ感?みたいなものが無かったのさ。
逆に、ダンスに対する貪欲な程の情熱を感じたっていうか。
あかん!守りに入っとったらあかん! これからは攻めの姿勢でいかな!
って、今まで以上に乳丸出しで踊ったわし。
そしたら客は食いついたね。
だからわしも客に喰いついたね。

いやいやいや、ほら、踊ったらお腹減るし。
そこはほら、ちゃんと舞台裏に連れて行ってから喰いついたし。
最低限の配慮はする辺りが、トップダンサーたる所以?みたいな?
わしの鬼気迫る裸踊りのお陰で、日に日に動員数を増すストリップ小屋。
わしに憧れてゾンビになる後輩ダンサー。
わしに嫉妬してゾンビになる同僚ダンサー。
わしらに喰い付かれてゾンビになるお客さん方。
生死率はともかく、満員御礼の室内。
確かな手ごたえを感じるわし。

ところがある日、そんな盛況っぷりを聞きつけた政府の特殊工作員が、ストリップ小屋に突入してきた。
果たしてわしらの運命やいかに!
一応小屋の中だから、公然わいせつじゃあないと思うけどな!


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たぶん、既にこのネタ(「裸で何が悪い」)の鮮度も古くなってしまっているんでしょうね。
時の流れについて行けないんだぜ。


と言う訳で、先週鑑賞済みだったのですが、なんだかバタバタしていて、その後発熱とかしていてすっかり鮮度を失ってしまった 『ゾンビ・ストリッパーズ』 のレビューです。

いやぁ、やっぱいいですね! アメリカ産は!ヽ(´∀`)ノ

最近、アガサの中でのヒットと言えば、陰惨で、どことなくノワールで、無駄に洗練された映像美で、救いの無いオチがそこそこ楽しいヨーロッパ産ホラーだった訳なのですが、久々に観るアメリカ産も実に素晴らしくて癒されました。

「あたし、心も体もB級ですけどなにか?!」みたいな、潔い宣誓のようにも受け取れる、アホ丸出しタイトル。
てことは、さぞかしやる気の無い切株映画なのかと思いきや、冒頭からゾンビに埋め尽くされた研究所での掃討作戦で、その前向きな方向性を高らかに掲げてくれます。
プレイメイトからスカウトされてきたような巨乳兵士に、いかにも胡散臭そうなイケメン兵士、男勝りなバスケス(※エイリアンズ)的ポジション兵士などなど、どうみても寄せ集めにしか見えない特殊工作員が、ゾンビと化した民間人を蜂の巣にして行くのですが、これがなかなかどうして気持ちのいい皆殺しっぷり。

あっちでスキャナーズ、こっちでランボー、マトリックスでおばけくらげをやっつけてたみたいな電磁波攻撃まで飛び出し、一人の兵士が感染したまま恐れをなして逃げ出すトコロで第1部完。

で、期待に胸を膨らませつつ続く第2部では裸。
もう、そこいらじゅう裸。
堰を切ったように溢れ出す裸。
なんかねぇ、去年間違って先走って借りてしまった 『ストリッパーVSゾンビ』 なんていうパクリ映画では、そのタイトルとは裏腹にほとんど裸らしい裸が出てこなかったものでしたが、正規品であるこちらはむしろそれを全面に押し出す気前のよさ。

なにせ主役の看板ダンサーを演じるのは、アメリカAV界の女王と呼ばれるジェナ・ジェイムソン。
もちろんアガサはその存在を知る由も無かったのですが、健全な男子の皆さんはもしかするとご存知だったりするのでしょうか?
今度世帯主くんにでも聞いてみたいと思います。
ま、「知ってるよ」と言われたらそれはそれで怖いんですけど。

そうそう。 ジェナさんの話なんですよ。
本業の方を主役に持ってきている点で、もう本作がどこに向かおうとしているかは推して知るべしですよね。
すなわち、おっぱいってコト!

ここから先の本作をチャートにして表すならば、

おっぱい

ポールダンス

おっぱい

ゾンビ

おっぱい

腐れかけのおっぱい

花電車

壊れかけのおっぱい

とでも言いましょうか。

もうねぇ、なんでもいいんですよ。
ゾンビがストリップなのか、ストリップがゾンビなのか、裸がアナログなのかハイレグがデジタルなのか。そんな些末事どうだっていいじゃないですか。

本場のちゃんねーがおっぱい踊りしてくれるって言うんだから、もうそれ以上何を望むと言うのですか否何も無い筈だ。

とにかく、疑惑の物質で見事に成形されたAV女王のおっぱいが、所狭しと乱れ飛びます。
その合間に、下っ端連中も大奮闘。
ビギナーあり、ゴスっ娘あり、おばはんあり、可愛い系あり、ビッチ系あり、なんでもありのおっぱいバトル。
で、忘れない程度にゾンビ感染しつつ、豪快なアゴ割りや○○○噛み千切りシーンなんかも挟んでお買い得感アップ。
男子なら、これを見ずして何を見るというのか?
女子であるなら、この挑発ダンスをマスターせずして何をマスターすると言うのか? アレか?例のなんとかリズムか? 
杉本彩に惑わされんな!
あれは元々遺伝子レベルで我々一般人とは作りが違うんだ!
ていうか、アガサは女子なんだけど、ここまでおっぱいを連呼しちゃって大丈夫なのか?

様々な疑問を朗らかに笑い飛ばすような、爽快なB級ゾンビ映画。
それが 『ゾンビ・ストリッパーズ』 。
あなたの期待に、そこそこ応えます。

あと、もはやB級ホラーの守り神ともいえるロバート・イングランドの怪演も見逃す事なかれ。
歳を重ねるごとに、益々胡散臭さと適当さを増してゆく伝説のロリコン・スラッシャーことイングランド氏に、理想の親父像を見た。
こういう中年になりたいものですね。

ゾンビ好きなら、おっぱい好きなら、B級好きなら素通りするべきではない娯楽作。
未見の方は是非一度手にとってみては如何でしょうか。

と、無難にまとめて今回のレビューはお開きに。


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