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『チーム・バチスタの栄光』

2009年03月04日
バチスタ
むしゃくしゃしてやった。

佐野史郎さまが医者コスプレをしていると聞いて居ても経ってもいられず。
と言う割には劇場にもレンタル屋にも行きませんでしたけどね。

見よ! このツンデレっぷり!(←「ツンデレ」の使い方間違っとる)

で、この度テレビで放送されていたのをありがたく鑑賞。


あらすじ・・・
ぼくらの史郎は手術の真っ最中。
そうです、史郎は優秀な外科医なのです。
マスク越しに聞こえる低音の魅力・・・ フレッシュ!バチスタ!!(←意味なし)
ところがこの手術、開腹して心臓の一部を切り取ったり縫い合わせたりしているうちに、なにやら雲行きが怪しくなって来ましたよ。
バカですねぇ。 史郎に全部任せないからですよまったくバカどもは使えねぇなあ!┐(´ー`)┌

さて、トコロも時間も変わって同病院の不定愁訴外来(患者さんの愚痴を聞いてあげる診療内科的な外来)の美人医師・竹内結子さんが院長に呼び出されました。
なんかねぇ、頼みたいんだってさ!何かを!
もうそんな事いいから史郎出そうよ~。
・・え? 女っ気の少ないお話だから、綺麗ドコロも出しておかないと・・って?
まぁね・・そりゃわかんなくも無いですけどね・・。
と言う事で、竹内結子さんは院長に頼まれた 「院内で起きた医療事故の原因を解明せよ」 という使命を果たす為、単身関係者への尋問を開始しました。

はい、史郎たん出ました~~!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
尋問第1号が史郎とな!! この勝負もらったぞぉぉぉぉぉぉ!!(←何がだよ)
なんと竹内結子さんが捜査に乗り出した医療事故とは、先ほどの“史郎参加型公開オペレーション・バチスタ大作戦”の最中に起きた事故だったのです。
・・うん・・、ちょっとオレふざけすぎた。 すまん。

竹内結子医師の質問に対し、冷静かつ理路整然とした口調で答える史郎。
バチスタ手術という難手術は、もともと成功率も低く、医療ミスだとか事故だとかそういう程度の低い話ではないんだよ、と華麗に説明する史郎。
お米粒に般若心境を書く姿も堂に入ってるよ史郎。
何気なくずれたメガネを持ち上げる姿が吐血モノだね史郎。
かっこいいよ史郎。
もう、このままエンディングでもいいよ史郎。(←さすがにそれはマズい)

と、せっかくノってきた所だったのですが、竹内結子さんは史郎への尋問を切り上げて次のスタッフの元へ。
で、その前に史郎との会話の内容をノートに纏める竹内さん。
そうそう、こういう事は記憶が鮮明なうちに残しておかないとね。
「史郎はかっこよかった」とか「史郎はむしろ白髪くらいがちょうどいい」とか「史郎ならコルテオのトランポリンパフォーマンスだろうと完璧にこなせるだろう」とか書いておかないと・・って「史郎は動物に例えるとモグラ」とか書いてるんですけど!この女!

・・・

・・

(#`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・ドグアッ

  ↑          ↑
 アガサ        結子



で、まぁそんな感じで他のメンバーにも話を聞いて行く結子。
それぞれ「スピッツ」とか「巻貝」とか「カメレオン」とか、色々書かれてました。
書かれてましたけど、正直例えが判りづらいので流す事にします。
あ、ちなみに、臨床工学技士(人工心肺の専門スタッフ)を演じていた田口浩正さん、すごく好きです。一応告白。

一通り話を聞いた竹内結子は、
「しょうがないよね。 手術は生き物だからね。 そりゃ失敗もあるわいな。」
と納得しようとしましたが、納得出来なかった院長は秘密裏に厚生労働省のエリートに捜査を依頼。
やってきたエリート・阿部寛は、ふぬけの竹内結子に「なぜベストを尽くさない?!」と叱咤。
強引な再尋問で佐野史郎を追い詰めます。
・・・なんつーか、困った史郎もステキなんですよね。
で、“困った挙句の激昂”、みたいな?
“上げて上げて落とす”、みたいな?
この静かな怒りを、目線ひとつで表現しちゃうなんてのはそらあなた、そこら辺の若造には出来やせんぜ?
いやぁ、やっぱ史郎は出来る男だわ!

・・・なんでしたっけ? ・・そうそう、阿部寛ね。
史郎に引き続き、下っ端何人かにも尋問をする阿部寛。
キリキリ舞いの竹内結子。
尋問の途中なのに渡米しちゃう阿部寛。
キリキリ舞いの竹内結子。
阿部寛不在の中、再び行われるバチスタ手術。
キリキリ舞いの竹内y(略

さあ、ここからは史郎のターンですよ!
数回の失敗を繰り返し、緊張の走る手術室。
その中に於いても冷静さを失わない史郎。
しつこいようですけどカッコいいですよね、ホント。
今だかつてない様な白衣の着こなしに目が眩みます。 違う違う、無影灯の明るさに眩んだんじゃなくって! あくまで史郎の白衣のせいだかんね!
で、アガサがクラクラしている間に、またもや手術は急転し、患者の心肺が停止したままピクリとも動かなくなります。
だ~か~ら~!(`Д´*)  なんで史郎に任せないかなぁ!
吉川・モニカ・晃司なんかに任せるからダメなんじゃん? 彼はさぁ、なんつーか悪い人じゃなさそうなんだけど、ここ一番って時のキレがないよね。セリフも含め。
難しい医療用語を、まるで母国語の様に操る史郎に太刀打ち出来る訳ないじゃん?

そんなこんなで患者は死亡。
と、その時手術室に慌しく駆け込む阿部寛。
ちなみにその瞬間も史郎のカッコよさは加速中。
阿部寛は患者の遺体をオートプシー・イメージングにかけろと指示を出す。

「説明しよう! オートプシー・イメージングとは遺体を布に包みCTスキャンする事で、解剖する事無く死因を特定出来てしまう夢の病理診断法なのである!」

「あと、“オートプシー”だなんてのは聞きなれない単語だが、アガサは以前『宇宙人の解剖(ALIEN AUTOPSY)』というB級サスペンスを観ていたお陰で、聞いた瞬間「あ~解剖ね!」とピンと来る事が出来たのである! B級好きでよかったNE!!」


さて、なんとかプシーの結果を待つ間、阿部寛と竹内結子は過去のバチスタ手術のビデオを再チェック。
佐野史郎の手元にムラムラしていたアガサはさておき、竹内結子はとある重大なポイントに気付いてしまいます。
ほんでそのポイントを問い質そうと、吉川・モニカ・晃司とその助手を呼び出してみたら、なんとモニカは目の病に罹っていた事が判明。
そっかそっか、それで手術は失敗続きだったのか。・・って一同納得。
なんだ、史郎は関係なかったのか。・・ってアガサ落胆。

チーム・バチスタのリーダであるモニカが第一線から退く代わりに、難手術の責任者に任命された史郎は、モニカ頼りだった仲間たちのビビリっぷりとは反対に、相変わらず冷静沈着なメスさばき。
そう・・ここからは再び史郎のターン!!
オペの全権を与えられた史郎の華麗な指使い。
繊細なタッチを求められる心臓周辺にも、臆する事無く果敢に挑む史郎。
まるで楽器を奏でるかのように、無駄の無い動きで患者の肉体に生の調べを吹き込む史郎。
はい、それではみなさんご唱和下さい!
史 郎 、 け っ こ ん し て く れ ! !ヽ(*´∀`*)ノ


予想通り、無事成功を収めたバチスタ手術。
だから言ったじゃん、史郎に任せればオールオッケーだっつってさ!!
そこに雪崩れ込んできた阿部寛は、大手術を終えた史郎たちに、この一連の医療事故の真犯人の存在を告げます。
そう・・、一連の医療事故は、モニカの視界不良のせいではなく、チームの中の一人の不条理な動機による殺人行為だったのです・・!!
・・・ま、史郎が絡んでいない以上、大して関心も湧きませんけどね。
ていうか、もうどうだっていいじゃない。
史郎が白衣でメガネをキラリと光らせてるんだから、もうそれでいいじゃない。

きっとこれからも、史郎は全国の心臓病で苦しんでいる多くの患者を救い続けることでしょう。
ありがとう・・史郎・・。
あと、けっこんしてくれ・・・.。*゚+.*.。


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はい、ごめんなさい。
もう白旗。  こんなあらすじ書いたオレが悪かった。
ていうか、史郎以外のトコは半分寝ながら書いた。
正直すまんかった。


最近患ってしまった「午後10時になると眠くなる病」のお陰で、映画を一本観ることもままならなくなってきたアガサの日常。
しかし、せっかく史郎の主演作がテレビで放送されるのだから、と鑑賞に臨んだのですが、やっぱり来ましたねぇ睡魔の野郎が。
画面に史郎が映る度に覚醒。 次の瞬間没落。
アガサ主演最新作 『覚醒と惰眠の間に』 。 ただ今絶賛上映中!(※岡山地域限定)

で、なんとか鑑賞を終えてはみたのですが、なんなんですかこの映画。
原作の小説は未読なのですが、あちらこちらのレビューを拝見してみると、小説自体も賛否両論のようですね。
そりゃそうだよ・・ こんなとってつけた様なオチ・・ε-(´д`;)

バチスタ手術という超むずかしい心臓手術に、世界の症例とは比べ物にならない高水準の成功率を誇るチーム・バチスタの面々。
ところがこの手術が27回を迎えた辺りから突然失敗が続くようになり、その原因を執刀医自らが院内調査にかける事を依頼。
本来の担当者が嫁とラブラブ旅行に出掛けた為、外科関係にはズブの素人の竹内さんが調査を担当し、そこに厚生労働省からも調査員が派遣され・・・という本作なのですが、そもそも調査を依頼したのは執刀医自身ですので、彼の過失説は疑いにくくなる。

では誰が怪しいのか? と言う謎解きになるのかと思いきや、竹内さんがあっちゃこっちゃウロウロしているだけで大した調査は行われない。
で、阿部寛が大げさなコミカル演技を繰り広げだすと、そこは一転『トリック』の世界。
どんと来い、医療ミス!な阿部寛に対して、史郎がいつ「ゾ―――ン」と言い出すかワクワクハラハラが止まりません。 (←トリック未見の方にはなんのこっちゃな例えでどうもすみません)

物語の中盤で、モニカの目の病気が明らかになり、医療ミスの原因はそれなんだと思わせておきながら実は真犯人は別にいた! という展開も、ミスリードと言うよりいきなり継ぎ足されたドンデン返しみたいでなんとも消化が悪い思いに。
手術室という密室では、「命を救う」という事が大前提とされているので、仮に患者さんが亡くなってもそれを「殺人」に結びつける事は無い。
その常識を逆手にとってやりたい放題だった真犯人の動機がさっぱり判らないので、真相が究明されてもカタルシスを感じられないのです。
唯一うっすらと語られる「オレにだって手術中の娯楽が必要なんだ」という動機(?)も、いくらその前に“彼(犯人)は超過密スケジュールで過労死寸前だった”と補足されていたとは言え、納得の行く動機とは言いにくいのではないでしょうか。
だって、要するに「むしゃくしゃしてやった」って事でしょ?

またぞろ退屈の虫が騒ぎ出したわい・・っておまw旗本退屈男かよ! (※例えが戦前)

神の手を持つお医者様、というのはテレビなどでもよく見かけますが、もしそのお医者さまが人殺しだったらどうするよ? と言う問いかけにもなっていた本作。
そこに明らかな殺意があったら問題ですが、もし出来心というか、思い余ってみたいな情状酌量の余地のあるモノだったら、そのお医者さまを早めに現場復帰させる方が世のため人の為なのか?
でも、その場合被害者の家族や関係者の気持ちはどうなるのか?
一人(ないしは複数人)の命を償う間に、もっと多くの命が失われて行くのはアリなのか?
戻らない命と救える命を天秤にかけるような事をしなければならないとしたら、どちらを選ぶべきなのか?

もちろん被害者の側に立って考えれば答えは明白。
医者だろうとニートだろうと、誰かを傷つければその償いをしなければならないし、彼らが普通に暮らしていれば救われたかもしれない命を引き合いにだすのはお門違いだと。
きちんと法で定められた償いを済ませてから、また医療現場に復帰するかどうか判断されるべきだと。
それが正論なのでしょうね。
しかし、もし自分が優秀な(その人しか出来ないと認められている様な)医師の処置を待つ身だとしたら、過去の犯罪なんてどうでもいいから、今救える命を出来るだけ救って欲しい。と思うのではないでしょうか。
身勝手で反社会的な考え方かもしれませんが、それだけ医療現場というのは待ったなしの世界なのです。

なんて事を漠然と思いながら、吉川晃司の棒っぷりと竹内結子のやたらときゃぴきゃぴした演技を眺めていました。
そういえば竹内さん、唐突にソフトボールの試合をするシーンがあるのですが、髪型といいユニフォーム姿といい完璧に整っていたのに吹いた。
これもひとつのサービスシーンなのだろうか・・って誰宛てのだよ。

あと、あらすじで散々褒め称えていた佐野史郎部分なのですが、吉川・モニカ・晃司に代わってバチスタの執刀を行った時、無事心拍数が再確認された安堵の瞬間のリアクションが完全にドリフでした。
終始押さえ気味だった“静”の演技が一気に爆発。
手術室で、ドンガラガッシャーンって機材に突撃する史郎。

うん・・・ いくらなんでもコレはやりすぎだよネ・・・

やりすぎ・・ でも・・好き・・・。+゚(゚´Д`゚)゚+。ウワアアン

それにしても、テレビ放送版が公開版に比べてどれくらいカットされていたのかは判りませんが、非常にとっ散らかった印象を受ける作品でしたね。
色んな事(尋問・ソフトボール・阿部寛の推理・真相解明)が唐突すぎて、感情移入出来ないままにエンディングを迎えてしまった感じ。
キャラを魅せる映画なのかと思っても、阿部&竹内コンビが若干『トリック』ぽいだけで、その他のキャラは紹介程度に納まっているし。
これ、劇場で観る映画じゃない様な気がするぞなもし。
史郎に釣られて1800円払わなくてよかったなぁオレ。


とまぁ色々書きましたが、一部のファン待望の続編 『ジェネラル・ルージュの伝言』(←ボケが昭和) がこの度めでたく公開されるそうですね。
どうやら再び竹内さんの汚れ無きユニフォーム姿が拝めるとの事ですので、その筋の専門家のみなさんは足しげく劇場に通われてはいかがでしょうか。

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