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第81回オスカー その予想 (作品賞)

2009年02月19日
1週間に渡ってお送りする予定のオスカー予想特集。
みなさんのリアクションの方もほぼ予想通りで、日々泣き濡れているアガサです。こんにちは。

まぁ、それは毎年の事ですので、もう絶賛放置プレイもドンと来い状態なのですが、そもそもオスカーというモノに懐疑的な映画ファンの方って多いのですよねぇ。
で、かく言うアガサも、“映画”という芸術に対して優劣をつけると言う事には首を傾げてしまわなくもない。

先日R-1ぐらんぷりで、唐突な高得点の末に優勝が決定した瞬間の、あの腑に落ちない感。

映画にせよ、お笑いにせよ、芸術に点を付ける事ほど意味のない行為はないと思います。
受け取る側の体制ひとつで、感動にも怒りにもなりうるのが芸術。
そして、個々の好みがハッキリ分かれているのも芸術。
わたしにはおもしろいものでも、あなたには許せないものがある。
そんなモノに満場一致の採点など存在しないし、必ず異議が発生するのです。

と言う訳で、オスカーの必要性というか、存在意義を考えていると、若干虚しい気持ちにもなるのも判るような気がします。

とかなんとか書いていますが、結局アガサ自身は大好きなので喰らい付いて見ちゃうんですけどね!

だって、単純に面白いじゃないですか。
艶やかなドレス、華やかなレッドカーペット、プライドと意地がぶつかり合う会場、盛大にスベるギャグ、ビル・コンティに圧を掛けられる受賞者たち・・・。
こんな下世話で豪華なショー、他にないですもの。
ああそうさ! オレは俗物さ!! おのぼりさん根性最高!!


と言う事で、オスカー特集、もうしばらく続きます。


作品賞・ノミネート

バトン
■ 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

おじいちゃんの体で生まれたブラピが幼女のケイト・ブランシェットに一目惚れするお話。
ちなみに初恋はティルダ・スウィントンンでしたってお話。
おま・・女の趣味一貫してんなぁ!ってお話。

1994年にオスカーを根こそぎ持ってった『フォレスト・ガンプ』の脚本家が、ガンプと若干被り気味の一代記を書きました。
しかし、メガフォンを執ったのがフィンチャーだったので、痛みも喜びもある、素晴らしく生に満ち溢れた人生絵巻へと仕上がりました。
めでたしめでたし。



ニクソン
■ 『フロスト×ニクソン』

ウォーターゲート事件で全国民の顰蹙をかったニクソン元大統領が、イギリスのTV司会者フロストのインタビュー企画に応じる事になる。
「正直すまんかった」と言わせたいフロストと、一筋縄ではいかないニクソンの、緊張とジョークにまみれた心理戦の行方は・・。というお話。

2006年、オスカー主演女優賞に輝いた『クイーン』で、その忠実な臣下・ブレア首相を演じていたマイケル・シーンが、今度は有名な司会者になりきり大変身☆
ちなみにマイケルは、狼男(ライカン)になる時もある。
あと、『ターミネーター』の人はマイケル・ビーンね。(←最初同一人物だと思ってた)

そんな事はさておき、イギリスで幕を開けブロードウェイでも話題を博した舞台を映画化した本作。
舞台版と同じ役者さんを使っている点が好感度大。
実話ベースながら重くなりすぎず、程よいユーモアもあると大評判です。



ミルク
■ 『ミルク』

70年代のアメリカで、初めてクローゼットから飛び出し(※カミングアウト)公職をゲットしたハーヴェイ・ミルクの伝記映画。

『フロスト×ニクソン』に続き、また実話ベース。
どうでもいいですけど、『フロスト×ニクソン』の「×」って、ちょっとドキっとしますよね!
・・はい。 しませんね。

なんと言っても、ハリウッドでも1、2を争うゲイの監督・サントくん入魂の作品ですから、思い入れと共に完成度もかなり上がっているのではないかと思います。
但し、「1、2を争うゲイ」の意味はよくわかりません。
そもそもなんでそんな事を書いてしまったのか、あとで深く自分を問い詰めたいと思います。



愛を
■ 『愛を読むひと』

15歳の時に、36歳の女性と深い関係になったミヒャエル。
突然姿を消したその女性は、8年後ナチ戦犯として彼の前に現れて・・・。というお話。

オスカー会員大好物のナチス企画。
そして美しいケイト。
可憐だよケイト。
やつれた姿もステキだよケイト。
と言う事で、今年の主演女優賞はケイトで決まり。(←作品賞の話じゃなかったのか)



スラム
■ 『スラムドッグ$ミリオネア』

「クイズ・ミリオネア」に出場したストリートチルドレンの青年が、賞金ゲットに向けた運命の一問を翌日に控えた時、警察に取り押さえられてしまう。
「貧乏な孤児のクセにあんなに答えられる訳ねえだろ!」「吐け!このやろう!」と横暴な取調べを続ける警官に青年は、「じゃあ吐くよ」とばかりに自分の知識の源となった半生を語り始めて・・・ というお話。

とにかく評判がとてもいいですね。
予告を観ましたが、素晴らしい疾走感とキラキラした映像にアガサ完全ノックアウトです。
で、「スラム出身の・・」とか「横暴な警官の・・」とか言われると、そうしても陰惨な展開を思い描いてしまうのですが、鑑賞済みの方のレビューを拝見させて頂く限りではそういう事もなさそうで、実に期待が高まります。





『ベンバト』以外は勿論未見ですので、予告のみでの予想なのですが、今年はやっぱり
『スラムドッグ$ミリオネア』
なのではないでしょうか。

ニクソンのやつといい、ショーン・ペンのやつといい、政治的なモノを題材にしている映画は作品賞から縁遠い。
で、『ベンバト』は長さといい壮大なスケールといい、作品賞に最適なのですが、ちょっと勢いに欠けるかなぁ・・と。(あとオスカー会員の爺さんがブラピの美しさに嫉妬するとみた)
そうなると残るは『愛を読むひと』か『ミリオネア』なのですが、『愛を・・』の方がまた作品賞ウケしそうな内容なんですよね。

と言う事で、基本天邪鬼なアガサの予想なので 『ミリオネア』 と。

まぁ、各ショーレースでも圧勝みたいですしね。
オスカーには魔物が棲んでいるといいますが、果たして前哨戦通りの結果になるのか、それともオスカー独自のハリウッド万歳オチになるのか、非常に楽しみです。


さて、以上で主要6部門は終了。

明日からは残りの技術部門をドタドターっと行きます。



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