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『L change the WorLd』

2009年01月17日
l_change_the_world.jpg
よし、わかった。 とりあえず責任者表出ろ。


観なくても判るように詳しいあらすじ・・・
みんな知ってるとは思うが、世界的天才探偵Lは23日後に死ぬ事にした。
で、そんな最中Lの仲間の一人Fが、タイで死んだ。
Fはウィルステロについて捜査中だったのだが、ウィルス発生に気づいたアメリカ軍はサンプルを採るだけとると村全体を焼き討ちにしたのだ。
どうでもいいけどアメリカ軍の司令官はジェンキンスさんだった。(たぶん偽者)

Fは死ぬ間際、村で唯一感染せずに元気いっぱいで数学問題を解いていた天才少年にワタリの連絡先とSDカードを渡していた。
少年はなにせ天才なので、Fがスルっと言い残した暗号も電話番号も一発暗証なのだ。
その頃Lはキラ(夜神月)との最後の対決に挑んでいた。
で、知らない間に勝っていたんだけど、まさか例の前後編を知らない人は居ないだろうから割愛。

実はタイの農村にウィルスをばら撒いたのは、環境保護団体・ブルーシップだった。
ブルーシップのリーダー・加賀見が、登場早々親切に説明してくれたから間違いない。
この映画こういうパターンばっかや。>説明
加賀見曰く、「世界の環境破壊が進んだのは、人間が生態系を壊したからだ。ウィルスによる人類浄化作戦で、人の数を削減しよう!」
何を言っているのかサッパリわからない。(たぶんキチガイなのだろう)
しかし、加賀見のピュアな野望とは裏腹に、側近である的場の目的はウィルス売買による金儲けでしかない。
「この銭ゲバめ!」と加賀見に罵倒された的場は、加賀見をランボーナイフで刺し殺すのだった。

一方その頃、アジア感染症センターの二階堂所長は、娘にとある注射を施していた。
それをじっと見つめるのは、センターの美人研究員・久條。
二階堂と久條は、アメリカから委託されたタイのウィルスを分析中だった。
何かに気づいた二階堂は、娘に注射器が入ったケースを託し、久條を呼び出す。
久條は電話で的場を呼び出す。
この様に、何の出し惜しみも無い映画なのである。

的場とそのたった3人の仲間たちは、国家規模の研究所にマシンガンとナイフ片手に侵入。
警備員も他の研究員たちも大胆に血祭りにあげるのだが、奇跡的な事に外部にはバレない。
二階堂の篭る研究室の前に集結したブルーシップのメンバー4人。(と久條)
「実はあたしが黒幕なのよ」と告白する久條。
な! また説明しただろ?

ウィルスには散布に欠かせない抗ウィルス剤を作る為には、二階堂の頭脳が必要なブルーシップス。
ところが驚くべき事に、抗ウィルス剤は既に完成していた!
二階堂が一晩でやってくれました。

ブルーシップをテロ呼ばわりして薬を渡そうとしない二階堂に対し、的場は「娘を誘拐するぞ」と恫喝。
追い込まれた二階堂は自らウィルスを接種し、メンバーに「己の死に様見さらせや!!」と一世一代の啖呵をきる。
本作唯一一番の見せ場である、クドイ程長い二階堂の悶死シーン。 ただ残念な事に、熱演のあまり何を言っているのかサッパリ判らない。
奇遇にも父親の研究室前まで忍び込んでいた娘は、無残に散り行く父の姿を目撃。
悲しかったけどとりあえず生前の指令に従い、Lの住処をタクシーで探す。
警察行けよ。

頼みの綱の二階堂に死なれ、抗ウィルス剤の在り処を知っているらしい娘も取り逃したブルーシップス。
いきり立つメンバーを尻目に、久條はとあるネットワークに接続する。
その相手はL。
なんと久條もまた、Lが世界に放っている精鋭軍団の一人だったのである。
世界的組織なんだと思っていたら、ここまでみんな日本人でやんの。 ブルーシップのメンバーもだけど。
久條の推理では、二階堂は娘をワタリの元へ行かせた筈。ワタリと言えばL。て事は、Lの家にいんじゃね?娘。
その頃、当の娘を乗せたタクシーは無事Lの住居にたどり着いていた。
ドアホンでタクシー運ちゃんから「ワタリを探している少女を乗せて来たんですけど」と言われ、即座にキーを解除するL。
違うから。 「少女」に反応したんじゃないから。そういうんじゃないから。もっと純粋なアレだから。

ところで忘れていたけど、ちょっと前にタイからは例の天才少年が来日していた。
少年は「ウィルスパニックから無傷で生き延びた少年」と言うことで盛大に精密検査されていたが、何の異常もみつからなかった為、Lの元でやっかいになる事になった。
Lは甘いお菓子で少年の気持ちを解そうとしたが、少年はしょっぱい党だった。
高いトコロに置いてあったポテチをとってくれたLに、少年は心を開くのであった。 ってバカなの?これ書いた人バカなの?

と言うわけで、託児所の様相を呈してきたLの高級マンション。
そこにKこと久條率いるブルーシップ軍団が侵入。
天才Lのマンションは、とってもセキュリティが甘甘です。 お菓子好きなだけにな! 違うか!
父親を殺された娘は、久條の顔を見て逆上。
ホントのところ、父親は殺されたんじゃなく自爆なんですけどね。
父親に託されていたウィルス入りの注射を自らの体に刺し、人間兵器へと変貌を遂げた娘は久條に迫る。
「お前もお父さんみたいに、血まみれになって死ね!」と。
カミカゼ親子による突然の展開に、絶句してしまうブルーシップス。
その隙をつき、Lは娘とタイ人少年を連れて逃亡。
ポカーンと見ていただけのブルーシップスも、慌てて追跡を開始。
建物の外に出ようとしたLたちの前に、突然スーツ姿の男が立ちはだかる。
なんとFBIがLの身辺警備に立候補したのだ。
ナンちゃん来ちゃったよ・・・。 

カモフラージュの為、ど派手なピンクのクレープ販売車で逃げるLご一行。
それを追うブルーシップス。
なんでこの車に乗ってるって判ったんでしょうね。 超能力か? ダウジングか? ひょっとしてこっくりさんか?
途中、ナンちゃんに囮になって貰い、Lたちは電車でとある有名教授のもとを目指す。
しかし、久條がテレビに出演し、「この娘は危険な道のウィルスの保菌者である」と実名報道させた為に、主な交通機関が使えなくなってしまった。
仕方ないのでLは自転車で鎌倉を目指す。
天才探偵Lは、顔写真が出回った娘も念の為着替えさせる。
逃亡中なのに真っ赤なサマードレスに着替えさせる天才探偵L。 バカになっちゃったの?そうなの?

ネットカフェで漂いながらも、なんとか鎌倉の教授宅にたどり着いたご一行は、早速教授に抗ウィルス剤の開発を依頼する。
しかし教授は、患者を亡くしたトラウマから開発を渋る。
でもやっぱ開発する事にした。
アガサなんかちょっと泣きたくなってきた。

Lは薬の鍵は娘の体内にあると推理。
噂によると、二階堂から定期的になにかの注射をされ、毎日の体温チェックも義務付けられていたという娘。
と言うことは、ウィルスを接種しても発症する気配のない彼女そのものこそ、二階堂がLに託した人類の希望なのではないか?
実の娘を使って生体実験する父。 どんだけマッドサイエンティストやねん。
ところが娘の血を調べた結果、特に抗体などを持っている訳ではなく、ただ娘が低血糖だった事だけが判明。
人間の体内の糖がウィルスの活動を促進する仕組みだった為、低血糖の娘はウィルスが活発化しないらしいのだ。
もうヤダこの脚本。 すごいヤダ。

行き詰るLたち。
刻々と迫る、Lの命のリミット。
ま、あと何日だったかは覚えてませんけどね!

そんな時、タイ人少年が暇つぶしに解いていた数学の問題が、思わぬヒントを導き出してくれた。
二階堂が娘のノートに書き残したその問題は、MKという二文字を指し示しており、その記号こそはウィルスに打ち勝つ秘密の素材名だったのだ。
しかし、素材の名前はわかっても、それを作り出すには膨大な研究費と設備が必要・・・。
いやまてよ! そういえばこのタイ人少年って、感染しない特異体質だったんだっけ!
それだ! ごめん少年、ちょっとチクっと採血させて!
つまり、15分で済む話を2時間近く引っ張っていたと?

少年の得意体質のお陰で無事完成しそうな勢いの抗ウィルス剤。
Lたちはお祝いのパーティを開く。
猫背もちょっと直してみる。
しかし、喜びもつかの間、娘の姿が消えてしまう。
娘はどうしても父の仇を討ちたくて、久條と待ち合わせをしていたのだが、普通に待ち伏せしていたブルーシップスに捕まっていたのだ。
FBIのナンちゃんの推理では、ブルーシップスは娘をアメリカに連れて行こうとしている。
「緊急手術を控えててなんたらなんたら」と言えば、日本の空港は簡単に飛行手続きをとってくれるらしいのだ。
で、次のシーンで本当に手続き中だったメンバーたち。 ヤル気(観る気)も失せるっちゅうねん。

久條はブルーシップスに抗ウィルス剤を完成させたとウソをついていた。
何故かは判らないけどそうねぇ、・・・勢いってやつ?
的場はアメリカにウィルスと抗ウィルス剤をセットで売りつけようと言う算段だったので、久條のウソを知って呆然とする。
しかも、どうやって調べたのか判らないけど、一味が搭乗する便を知っていたLがクレープのバカ車で追いかけて来るのを見た久條は逆ギレ。
娘の手に傷をつけ、機内に撒き散らし始める。
当然瞬く間に広まる危険なウィルス。
他には低血糖の人居なかったらしい。

娘自身も体力の低下でついにウィルスを発症し始める。
的場はいの一番で感染・死亡。
他のメンバーたちも感染を免れないが、もうなんていうかヤケクソになっているので少々の事はへっちゃららしい。
そんな中、決死のがんばりで飛行機に追いついたLは、終末論を唱える久條に「ぼくはほら、デスノートに書いたから死んじゃうけど、キミはなんとか生きててよ。」と説得し、完成され増産されていた抗ウィルス剤を搭乗客に投与する事に成功したのだった。
どうみても死んでいた人まで何事も無かったかのように生き返りましたので、もしかしたらこいつらゾンビなのかもしれませんよ。

かくして的場や久條たちは逮捕され、死に瀕していた(というかほぼ死んでいた)娘も無事回復。
すべての難事件を解決したLは、見所のありそうなタイ人少年をワイミーズハウスに送り届け、彼をニアと名づける。
メ・・メロは・・・?

そして23日目。 Lは人知れず安らかに、その最期を迎えるのであった。



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ナ ン ち ゃ ん な ん だ よ !
知ってたよ。ああ知ってたよ。
ナンちゃんこと南原清隆が出る事は知ってたよ。
でも、途中まで忘れてたんだよ。
そしたら突然「やあ! おれFBI!」って出てきたから、もう死ぬしかないと思ったよ。
ていうか、なんだその自己紹介。

いやしかし、この映画における問題は、なにもナンちゃんだけにあるのではない。
むしろ問題しかないくらいの充実っぷり。
高嶋弟は何の為に出てきたの?
工藤夕貴はなんで滑舌に関して異常に慎重なの?
その頭は何なの?
娘役の福田麻由子は、貞子みたいに睨むか天使みたいに微笑むか、どっちかしかないの?
みんな、目を剥いたら迫力が出ると思ってるの?
ニアはタイ人じゃないと思うんだけど、でもこの子役自体もタイ人じゃなくて日本人で、ちなみにニアは日本人でもないと思うってもう訳がわからない。

何なの? 結局何がしたかったの?
どうして作っちゃったの?
とにかくLを愛でろ! それだけでいいのだ!と言う脳内指令は受け取ったものの、そして努力はしたものの、いくら心を無にしても視界に飛び込んでくる棒人間のテンポの悪いしゃべりを妨げる効果は得られず、ただただ早送りボタンの誘惑との闘いに終始する2時間強となったのであった。

とりあえずこんなもん撮った中田秀夫は、当分の間岡山出入り禁止。

それにしても、冒頭の瀬戸朝香のシーン。
クサすぎる台詞まわしもさることながら、指で鉄砲作って「バーン」ってそれいつの時代だよ。

もう何もかもが酷すぎて、でも早送りだけはしたくなかったので、ストレッチとか鉛筆回しとかしながら観てました。
お陰で鉛筆がこんなにスムーズに回せるようになりました。
ありがとう松ケン!
ありがとうナンちゃん!!


ちなみに、鶴見辰吾の死に様だけは一度観ておいて損はありませんので、もし次回テレビ放送される事がありましたらチャプターで飛ばしながらご覧になってみては如何でしょうか。
ただし間違って全編ご覧になってしまわれても、アガサは一切責任が取れませんのでご了承ください。

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