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『P2』

2008年12月08日
P2
今回のまとめ・・・つまり“クリスマス”が全部悪いのだと。

大変です!
今日アガサはとんでもない事に気付きました!
皆さんはもしかするとご存知ないかもしれないので、ちょっとお知らせしておきますね。

なんともう、12月に突入してましたよ!!Σ(゚Д゚lll)

・ ・ ・

・ ・ ・ ・


(皆さんからのツッコミ待ち状態)


と、言う訳で、寒さにも一段と磨きがかかってきた今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

12月と言う事は、年賀状の製作に着手しないといけませんねぇ。
あとおせちね!
おせちは大事!

なんか知りませんが、最近街や住宅街で意味不明な飾りつけをよく見かけるのですが、あんなモノに惑わされてはいけませんよ?
やたらと赤い服のクリーチャーだとか、雄雄しい角を蓄えた獣だとか、星だの雪印のマークだのの電飾がチカチカとぶら下げてありますが、アガサはあんなモノ認めません。
異常に値段が高騰するケーキとか、FMからヤケクソの様に流れてくるワム!のあの曲とかもね!

だいたい、あれら一連の総攻撃のせいで、言いようの無い焦燥感に駆られるってどういう事なんですか?
何の陰謀ですか?
「一人ぼっち=可哀想な人」みたいな洗脳活動の先にあるのは、巨大な組織的犯罪の陰なんですか?

なんや、またフリーメイソンの仕業か? そうなんか?
みんな、騙されるな! サンタクロースなんてただのコスプレ好きなメタボおやじだぞ!!


と言う感じに、アガサの屈折した半生が窺い知れたトコロで今回のレビューへ。

あらすじ・・・
クリスマスイブの夜、孤独な残業を終えて帰宅しようとしていたアンジェラは、突然の車の故障で足止めを喰らってしまう。
「あんたが来ないとパーティが始められない」
と、姉一家からは矢のような催促。
焦るアンジェラ。
直らない車。
仕方なくタクシーを呼ぶものの、何故か社屋の玄関が施錠されていて外に出られないアンジェラ。
アンジェラ。 可愛いよアンジェラ。

途方に暮れていたその時、アンジェラの背後には不吉な陰が忍び寄っていた。
明かりも無い、閉ざされた地下駐車場で、アンジェラを待ち受けていたサンタクロースの正体とは・・・


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恋人はサンタクロース とか言うけれど、サンタクロースは恋人なんかじゃなくてストーカーなんだよ。 と、力強く宣言してくれた本作。
そうですよね、よく考えてみたらアイツって、世界中の児童の住所や嗜好を全て掌握しているんですものね。
史上最強のストーカーです。 しかも脅威的な守備範囲の広さ。

なんちて。←暴言を誤魔化そうとしてみた


めっぽう美人で仕事も出来るアンジェラは何故かシングル。
羽目を外した上司にセクハラされたりするけれど、気立てがいいので「ゴメン」と言われれば水に流してあげる懐の広さも兼ね備えています。

で、そんなアンジェラの姿を以前から熱心に追いかけていたのが、地下駐車場の警備員をしているトム。
警備員なので、社内の監視カメラも見放題。
モニターの中のアンジェラを見ているうちに、他人とは思えなくなってきて、友達の様な気分になってきて、付き合いたい、ていうかむしろ、俺たちもう付き合ってんじゃね? と判りやすい脳内変換を行ってしまった、いわゆる一つの典型的なストーカーです。

こんな“天と地”程も違う2人共が、揃って「恋人が居ない」状態という不条理さ加減。
トムはともかくアンジェラなんて、スタイルも抜群だし気配りも出来るしおよそ欠点と言える欠点が見当たらない程の好物件ですよ?
売れ残る意味が判らない。
ホント、出来る事ならアンジェラと一緒に、神社の階段をゴロゴロ転がりたいくらいです。(転校生)


さてさて、舞台は照明を切られた駐車場。
トムによってセクシードレスに着替えさせられていたアンジェラは、極寒のコンクリート地獄を半裸で逃げ回る事に。
気持ち悪い独身男が、訳のわからない理屈を捏ねながら追い掛けて来る恐怖。
全ての鍵がロックされ、外の景色は見えるのに出る事が出来ない閉塞感。
夜が深まるにつれ、厳しさを増してゆく寒さとの過酷な闘い。
その上猛犬まで放たれて、アンジェラはまさに絶体絶命の危機!
これらがピリピリと張り詰めた緊張感の中、いい塩梅のテンポで繰り広げられて行きます。

さすがは切株界屈指のイケメン監督、アレクサンドル・アジャがプロデュースしているだけの事はありますね!
アジャ! かっこいいよアジャ!! (※作品の内容とは関係ない)

まぁアジャはさておくとして、この作品の一番の立役者は、その名の通り2人の主演俳優さんなのではないかと思います。

アンジェラを演じるレイチェル・ニコルズは、その“怯え”の演技が素晴らしい。
アガサが思うに(皆さんもそうでしょうが)、ホラーの成否というのはひとえに「主演女優の怯え方」にかかっているのではないでしょうか。
どんなにサイコな変態男が迫ってきても、どんなに不死身な巨漢が襲ってきても、そこで
きゃーこわーい(←棒読み)」 なんて言われた日にゃあ、それだけでもうリモコンの停止ボタン(もしくは早送りボタン)が愛しくてたまらなくなりますよ。

ベイビー・・、押してもいいのかい?
ダメなのかい?
この茶番に、最後までつきあわないといけないのかい?
それにしても、今日の君は一段とセクシーだね? セクシー・アマゾネスだね・・?
この早送りボタンの曲線美と言ったらなんだい?なんなんだい? 
ウレタンかい?シリコンかい? シリコンゴムなのかい?

みたいな妄想まで始まって、気付いたら5分くらい見逃してていやんばかん☆みたいな! (←ダメじゃん)

とまぁとにかく、肝心要のヒロインが最高のガクブル演技を魅せてくれますので、まずは第一関門クリア!

で、もう一人の主役・トムを演じるウェス・ベントリーがまた素晴らしい。
ニコラス刑事が居た堪れないドクロ姿を披露していた『ゴーストライダー』で、弱いんだか強いんだか判らないと思っていたら結局めっさ弱かった悪魔の息子役を、やっつけ仕事的にこなしていたベントリー。
あの時とは打って変わって、佇まいの段階でもう
「すみませんすみません後生だから勘弁してください」
と誤りたくなる様な、不気味な警備員に華麗な変身を遂げています。
自分に向って監禁理由を問うアンジェラに
「(∩゚д゚) アーアーアー 聞こえないー」
ストーカーの伝家の宝刀・都合の悪い話は聞かない戦法で応酬するシーンなんか、おにゃのこでなくても鳥肌モノなのではないでしょうか。
いるんですよねぇ・・実際にこういう人。

アガサが思うに(皆さんもそうでしょうが)、サスペンスの成否というのはひとえに「悪役の神演技」にかかっているのではないでしょうか。
もしもレクター博士がサー・ホプキンスではなく小林稔侍だったら・・・。
もしジョーカーがヒースではなく木村拓哉だったら・・・。
それだけでもうリモコンの停止ボタン(もしくは早送りボタン)が愛しくてたまらなくなりまs(以下省略)

とまぁそう言う訳で、肝心要のヴィランも最高のキチガイ演技を魅せてくれますので、これで第二関門もクリア!

後は適度な運動と高たんぱく低カロリー・・じゃなかった、適度なショックシーンや国家権力(警察)との行き違い、そして胸が躍る様な反撃があれば申し分ないのですが、さてどうだったのでしょう。

・ トムに折檻されたセクハラ上司の、弾け開いたハラミの隙間からさりげなく零れ落ちるモツ。
・ アンジェラの通報で駆けつけた警官と、知らぬ顔の半兵衛でやり過ごそうとするトムのナイスな駆け引き。
・ 話し合いは何の役にも立たない事に気付き、実力行使に踏み切ったアンジェラの怒涛の攻撃。


・・・うん! 大丈夫みたいだね!!ヽ(´∀`)ノ

残りの関門もクリアした本作は、見事アガサのお気に入り映画となりましたとさ。
めでたしめでたし。

それにしても、このストーカー男のキチガイっぷりは、度を越えたキチガイではなく、リアルにそこら辺に潜伏していそうな怖さを感じさせますねぇ。
いやぁ、おいら非モテでよかったなぁ!!

アレ・・なんだ・・これ・・目から水が・・゚(つД`゚)゚。

てな感じで、クリスマスイブの夜に美人とキモ男がわいのわいのと追いかけっこする、とても愉快な映画だった訳ですが、そもそもトムがアンジェラを監禁しようと思った動機というのは、

クリスマスに一人だなんて寂しいじゃないか・・・

という事だったらしいのが若干ショック。

こ・・こんなトコにも、フリーメイソンの陰謀に巻き込まれた、憐れな被害者が一人・・・Σ(Д`|||)

なんというか、トムの言動を理解なんて出来ないけれど、ちょっぴり同情したくなるのはアガサだけでしょうか。
ていうか、トムはアレだ。 よかったら仏教徒に改宗しちゃいなYO?
仏教はいいよ~ 仏教は! 
キンキラ電飾も甘ったるいケーキもノーサンキューだぜ?

どうだ? 来年の12月下旬は、比叡山に篭ってオレと一緒に精進料理を食べないか!

・・ええと・・・、 これ以上話してると、アガサ泣いちゃうかもしれないので、今日のトコロはこの辺で勘弁な!

それでは皆さん! よい年越しを!! (※年内最後の更新ではありません)

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