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『ジェイン・オースティンの読書会』

2008年11月22日
ジェイン
と、この様に、人妻の浮気心は肌の露出度から推し量る事が出来る訳ですな。 ご用心ご用心。


ちょっとホラー色の強い映画が続いたので、久しぶりに恋愛映画でも観てみましょうか。

って、「久しぶり」とか言ってていいのか?おにゃのことして。
「続いた」っていつもの事だよね?おにゃのこだけど。

自称“おにゃのこ”アガサ、もうすぐ30代後半戦突入です。 
死 ぬ 気 で 頑 張 り ま す 。
(何をだ)

あらすじ・・・
20年間連れ添った夫から、ある日突然別れを切り出されたシルヴィア。

長年大切に育ててきた愛犬を亡くし、失意に暮れるジョスリン。

6回の結婚で、人生の酸いも甘いも完全に噛み分けた感のあるバーナデッド。

粗野で趣味も噛み合わない夫に、いい加減うんざり気味のプルーディ。

恋に臆せずまっしぐらに突き進む、レズのアレグラ。

年上の姉2人に揉まれて育った為、女性に対して受動的なグリッグ。

奇妙な運命に導かれて出会った6人の男女が、ジェイン・オースティンの長編6冊を通して気付く、本当の自分。

本当の生き方。

本当の幸せ。


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ほんまに死んでまうわ―――! アホ―――!!

いやぁ、それにしても恋愛映画は心拍数の上昇が半端無いですね。
どこのどいつですか? ホラー映画が心臓に悪いだなんて抜かしたすっとこどっこいは。
アガサに言わせりゃ、切株よりも恋愛映画の方がよっぽどかタチが悪い刺激が強いですことよ。

それはともかくも、とにかく最近のアガサは、映画の中で心惹かれあう男女が視線を絡ませただけで泡を吹きそうになってしまって困ります。
ヘタすると血反吐です。
素直になれない、イイ年した男女が、互いの気持ちを探るように言葉と目線の応酬なんかした日にゃあ、バアッってこたつ一面に血のシャワーが(以下自粛)

ええと、「これだから欲求不満のmisojiは・・」とかなんとか思ったそこの君、後で校舎裏に来い。

本作のキモとなっているのは、
「読書会」「ジェイン・オースティン」の2つです。
この2つが何の事かさっぱり判らないと、映画の内容もさっぱり判らない・・とまでは言いませんが、魅力が半減される事も事実。
そこで今回は、このキーワードをザクっとご紹介いたしましょう。(なんか最近そんなの多いなぁ)

「読書会」・・・
アメリカのプチセレブの間で絶賛大流行中。
数人のグループが、作者やテーマやジャンルで括った小説を毎月1冊ずつ読み、その本について語り合う。
持ち回りでメンバーを自宅に招く。
ワインは常備。
気の利いた小料理も用意。
“ごめん、リッツしかなかったわ”などと言う戯言、到底許される筈もない。
リッツならリッツで、上にはクリームチーズのみならず最悪の場合キャビアも乗せなければならない。
あくまで本が主役なので、あまりかさばる料理は関心致しかねます。
ローストチキンなんかは手が汚れるので言語道断。
お腹に溜まるヘヴィーな料理ではなく、かといってカジュアル過ぎる料理という訳でもなく、招待者側のセンスが問われるフィンガーフードがってめんどくさいわ!
さきいかでも食っとけ!!
(←理不尽な逆ギレ)


「ジェイン・オースティン」・・・
映像化される事のとても多いイギリス女流作家。
結婚未遂は果たしたものの、結局生涯独身を貫く。
代表作は『エマ』(ケロヨン主演)、 『分別と多感』(エマ・トンプソンが脚色してオスカーゲット)、 『高慢と偏見』(つるぺたナイトレイ主演) など。
世に遺したとされるのは、6つの長編と数本の短編等。
往々にして「素直になれない気の強い女性が、恋に振り回されて泣いたり笑ったりラジバ(ry」という展開。
つまりツンデレ萌え小説。(←超訳)


どうでしょうか。
だいたいの感じは伝わったでしょうか。
まぁ今日のトコロは名前だけでも覚えて帰って頂ければ。(次があるのか)


アガサはジェイン・オースティンの作品を読んだ事は無く、映像化されたモノを観ただけなのですが、彼女の作品はどれも普遍的な恋愛事情を扱っている様に感じます。
古今東西、永遠不滅に続く感情たち。
「好きなのに好きと言えない」 「ごめんなさいの一言が出てこない」 「なりふり構わず愛したいのにプライドが邪魔をする」 ・・・。
純粋だからこその不器用さが立ちはだかって、登場人物の恋はいつも前途多難。
そして、数々の誤解やすれ違いで傷つき、そこから立ち上がって一歩を踏み出す勇気を持てた時、彼らを覆っていた暗い雲は晴れ、やがて訪れる大団円。

オースティンの作品で描かれる恋愛感情は実にリアルで、多種多様で、ここに描かれていないパターンは無いのではないかと思うほど。
本作の登場人物たちが迷い惑わされる 「夫の浮気」 「別居」 「妻の不倫」 「年下との恋」 「不実な恋人」 「マンネリ夫婦の危機」 なども、似た様な状況がバッチリ小説に出てくる為、彼らはそれぞれの境遇を小説に重ね合わせて、時には大胆になったり、時には思い止まったりと日々精進するのですね。

ちょっとこの辺りのくだりは都合がよすぎかなぁ・・とも思いましたが、ジェイン・オースティンの小説は、それくらい懐が深いという事なのでしょう、きっとそうだ!そうに違いない!
全ての“恋や人生に行き詰った”人に贈る愛の指南書。 それがジェイン・オースティンなのだ!

やばい! 買ってこないと!!Σ(`Д´;)(←行き詰ってんのかよ)

どの登場人物のエピソードも、共感度100%の実にいいトキメキ体験が出来るのですが、中でも
生徒に恋心を奪われて、どんどん色っぽくなるフランス語教師のプルーディ
のエピソードは本当に可愛らしくて、じれったくて、“恋”とは最高の魔法なんだなぁ・・と思いました。
お化粧もどんどんノリがよくなってねぇ・・ 肌つやもよくなって・・ 露出も増えて・・。ええのう。
ただ、そんな彼女の最後の選択は、ちょっと無難すぎてガッカリでしたが。
彼女に限らず、本作に出てくる夫婦は、危機を迎えるものの結構あっさりそれを回避します。
もちろん、それがまっとうな形なんでしょうけど・・・
・・なんかねぇ・・
正当すぎると言うか・・ そんな簡単じゃないと思うんですけどね・・。

ま、そんな正当さも含めたものが、ジェイン・オースティンが描く幸せな結末なのでしょう。
もしかすると非現実的かもしれないけれど、小説の中でくらいメガハッピーエンドになってもいいじゃないですか。こんな世知辛い世の中なんだから。

と言う訳で、今度図書館に行ったらジェイン・オースティンを借りてこようと思いました。(←どんな訳だ)
胸を擽る大人の恋愛がたっぷり堪能出来て、且つとても心地よい作品ですので、女性のみなさんは是非ご覧になってはいかがでしょうか♪



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