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『ハウス・オブ・ブラッド』

2008年11月11日
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インチキ邦題臭いけど、実は原題通り。  ま、だからどうだと言われてもアレなんですけどね!

あらすじ・・・
とにかくさぁ、オレは「呪われた一族と神の摂理」について描きたい訳よ。

いや、違うな・・。
「呪われた一族の娘と不幸な少年の悲恋」を描きたい訳よ。

・・・うーん・・、  ・・じゃなくって、「極悪非道な脱獄囚たちの暴挙とそれが招く血の惨劇」を描きた・・

・・・「呪われた一族と血飛沫」・・・?

・・

・・・「ミンチ」?


ま、要するにだ! みんなグチャグチャにミンチになっちゃえばいいんだと思うよ!!


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先日とある方から 
「最近愉快な食人一家のレビューがご無沙汰なんじゃないの? ちんたらやってんじゃないわよ!」 
との叱咤激励を頂きました(そこまでは言ってないか)ので、ちょっと気になっていた 『ハウス・オブ・ブラッド』 を鑑賞してみました。
確かに人は喰っていましたが、見事なまでに訳の判らない内容でした。
でもオレ、こういうのキライじゃないよ!( ゚∀゚)b

神の悪戯か、はたまた悪魔の仕掛けた罠か・・。
囚人を移送中の車と民間人の車がクラッシュして、森に迷い込んだ挙句不審なかっぺどもが住むボロ家に辿り着き、
「おらおら! 言う事きかねぇと全員ミンチにすっぞ!」
と一家を脅してたら逆にミンチにされました。
と言う、一見簡潔な展開が無情にも延々繰り返される物語。
しかしそこに、「これだけじゃあ芸がないなぁ」と思ったイッテンバッハたん(※監督)が、
意味ありげな回想シーンを入れたり、
意味ありげに時間軸をズラしたり、
人喰い一家の娘に意味ありげなエルフの姫っぽいコスプレ着させてみたり、
意味ありげにカラスを殺したりしてくれたお陰で、随分意味ありげな物語になりました。

で、冷静になって考えてみると、やっぱり意味が無さげだった事に気付きました。

イッテンバッハ・・・ このヤンチャ野郎め!!

本作の主人公であるおじいちゃんは、幼い頃に交通事故で両親を亡くし、その際にどうやら問題の人喰い一家との間に交流があったらしいのですね。(※正確に言うと一家の娘と)
で、まだ少年(推定10歳)だったその当時、彼女(推定23歳)とはいい線まで行っていて、あわよくば結ばれたかったのだけれど、年齢差種族の違いから泣く泣く別れを選んだ。
その時に彼女は、「私が一生あなたを守るわ」と十字架をプレゼントし、少年は彼女になんか“サルがシンバルをジャンジャン鳴らす的な”アホっぽいおもちゃをプレゼント。
tk003800_d21.jpg (←推定2980円)

う、うん・・まぁね・・ たしかに子供の頃は、こういうの好きだったりするけどね・・・

成長しておじいちゃん(推定68歳)になった少年は、期せずして脱獄囚の騒動に巻き込まれ、数十年ぶりに彼女(推定23歳・だって魔族なんだもん)と再会。
彼女の方は、おじいちゃんが胸に十字架を架けていたお陰で、彼=あの時の少年だと直ぐに気付くのですが、おじいちゃんは彼女が誰なのかさっぱり判っていません。

そりゃそうだよ! だってあんなシンバルジャンジャン人形、身につけて歩けないもんね!

てな訳で、物語がクライマックスに差し掛かった頃、やっとタンスの上に置いてあった人形を見てハッΣ(・ω・ノ)ノとなるのですが、正直モノがモノなだけに感慨が湧きにくいったらありません。
いや、シンバルがどうとか言うつもりはないのですが・・・ほら・・もっとなんか・・ ミニ四駆とかビックリマンシールとかハイパーヨーヨーとかさぁ・・・ あるじゃないですか?少年たちが好きそうなシロモノが! (どっちみちミニ四駆は身につけにくそうだ)

そもそも彼女とおじいちゃんの関係がどの程度重要なのかもよく判らない。
多分、恋や愛に似た感情があった(だから記念品を交換した)のでしょうが、2人のその感情と、延々続く「交通事故→囚人脱走→一日中山道→かっぺ記念館到着→ミンチ」という無限のリピート☆の間に、何らかの因果関係はあるのか?
そこに何らかの関係性があるのなら、2人の悲恋にも意味はある!と思うのですが、どうやら無いっぽいんですよねぇ。
何故なら、物語の始まりは、必ず山の斜面でカラスが急死し、落っこちてきたカラスが石にぶつかり、ぶつかった石が転がり、その石が原因で交通事故が起こりますから。
悲恋とかシンバルジャンジャン人形とか、全く関係ありませんよね・・・ 恐らくね。

まぁ、アレですね・・・。
きっとイッテンバッハたんは
愛や信仰心などと言うものの、かくも儚く脆い存在である事か
みたいな事が伝えたかったのでしょうね。
もしくは
悪魔TUEEEEE!
とかね。
もしかしたら
今夜のご飯はハンバーグで決まり☆
とかも思ってたかもしれませんけどね。
ていうか、もうなんだっていいや。(←投げた)

とにかく、よく言えば作り手のやる気が感じられるスーパー破壊タイム、悪く言えば汚そう、臭そう、切株である事には間違いないけどな!、の3K描写がてんこ盛りですので、受け入れられない方も多いかもしれません。
中でもイッテンハッバたんは顔面破壊が大好きらしく、眼球がポロリとなるまでとことん破壊します。
たとえそのシーンでは眼球が必要なくでも、です。
そういう姿勢って、一般的にはどうか知らないけれど、こういう世界では結構大事なのではないかしらってアガサ思うの。(←キャラ変わってきた)
ですので、もしも
ホラーは好きだけど、汚い系のゴアは好きくない。
という方はやめとけ! いや、やめてあげて今夜だけは!(えー)

・・・でも、人間って、苦手な事や避けていた事でもとりあえず挑戦しよう!っていう姿勢が大切なんじゃないかってアガサ思うの。(←だからどんなキャラなんだよ)


余談ですが、本作で使われている血糊はかなりドス黒く粘度も高そうなのですが、最近多く見かける真っ赤でサラサラとした血糊よりも、アガサは好きですねぇ・・こういう方が。
なんというか、ヘモグロビンが多そうと言うか・・・ま、これも好き嫌いが分かれるトコロでしょうね。
と言う訳で、ホントに冗談抜きで小汚いホラーですので、もしご覧になる際はそれなりの覚悟の上でお願いします。

ちなみにアガサは、イッテンバッハたんのさらなるイミフワールドが堪能出来ると評判の 『新・ゾンビ』 の発掘に、全精力を傾けたいと思います!(←はまってしまったらしい)

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