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『ペネロピ』

2008年10月02日
peneropi2.jpg
只今アガサスタジアムで、大マカヴォイコールが巻き起こっております!


その時、アガサの目の前には、2本のDVDがありました。
『ストリッパーVSゾンビ』 と 『ペネロピ』 。
アガサの中で鬩ぎ会う、2つの心。
「御大の新作も観たばっかだし、お前の魂は今、ゾンビを求めてるんだろ?」
「何を言ってるの?そんな形はしていても、あなたの魂は清い乙女の筈よ?」
「バカだねぇ!こいつの魂は、いつだって血にまみれて死肉を喰らう屍に夢中なのさ!」
「惑わされちゃダメよ!さあ!勇気を出して魂の声に耳を澄ましてみれば、答えは自ずと見えてくる筈!!」

・ ・ ・ 魂の声に、心から感謝したいと思います。(いや、ゾンビも勿論好きなんですけどね)

あらすじ・・・
アタシ
ペネロピ
歳?
20歳とちょっと
まぁ前半?
顔がちょっと
アレ
豚っぽい
みたいな

んで早いトコ
けっこん
しちゃえば
ってさ
呪いも解けるし
みたいな

でまぁ今の彼氏
マックスに
出会ってさ
逆プロポーズ
なんだけど
やっぱ豚だし
みたいな
ヤバイ

どうしよ
みたいな

(※参考資料→ 「こんな小説読んだことない!」と絶賛の声” 日本ケータイ小説大賞、「あたし彼女」に決定
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・・・そうだな、これはないな。
『恋空』の余韻も抜け切らぬ中、今をときめくケータイ小説風にあらすじを書いてみたのですが、これはないですね。
自分で書いていて、灰色の脳細胞から大切な成分が流れ出して行くのを感じてしまいました。

と言う訳で、もう少しまともに解説すると、
先祖の火遊びが原因で魔女に呪いを掛けられた、とある名門一家。
その呪いを見事に受けてしまったペネロピは、豚の鼻と耳を持って生まれてしまいました。
呪いを解く方法は、「彼女の“仲間”が永遠を愛を誓う事」。
そこで両親は、同じ名門一家の子息と次々にお見合いさせるのですが、どの青年も豚の鼻を見た途端恐れをなして逃げ出してしまいます。
ペネロピ自身もすっかり諦め果ててしまっていた中、ある日お見合いに来た一人の青年に、何故か心惹かれてしまい・・・。

という、とても甘く切ない大人のファンタジーだった本作。

今年度ナンバー1映画、決定です。(アガサ調べ)

良くも悪くも、頭の先からしっぽの先まで、おにゃのこが心ときめく要素がギッシリと詰まった、まさしく現代のお伽噺。
なにせ、
「醜い外見を持つ為お城に閉じ篭りっぱなしだったお姫様が、見た目で判断しない王子様に出会い、彼との出会いで新たな一歩を踏み出す勇気を得るものの、ちょっとしたボタンの掛け違いから離れ離れになってしまい、傷付きながらも自分探しの旅に出たお姫様は、様々な出会いを経験する事でアイデンティティーを確立し、その後再会した王子様と結ばれたのでした。めでたしめでたし。」
ですよ!
ヘタしたら絵本にして売り出せる可能性すら秘めているのではないでしょうか。

そんな来春書籍化決定ファンタジー(←あくまで脳内)ですので、
そもそも主役のクリスティーナ・リッチの基本が圧倒的に可愛いので、少々鼻がブタになってようと、依然可愛いことには変わりない
とか
親の庇護を離れ、たった一人で見ず知らずの世界に飛び込んで行くリッチたんだけど、そもそも親が大金持ちなので生活には苦労しない
みたいな野暮な突っ込みは不要です。
元ミュージシャンでギャンブルに溺れてしまっている王子さまが、リッチたんとの出会いで改心し、音楽活動に復帰してまっとうな人生を歩もうとしますが、
これが現実世界だったら一旦は堅気に戻る決心をしてリッチたんと結ばれるものの、仕事が思うように回らず、気がつけば再びギャンブル道に逆戻りして、リッチたんの財産を食いつぶすのが関の山じゃね?
だなんて論外です。
で、
そんなギャンブル狂の王子さまに愛想が尽きて別れを切り出すリッチたんなんですけど、ダメな王子さまをやっぱり放っておけず、そんな矢先に子供まで出来てしまった為に、結局女手一つで一家を切り盛りするオチ
とか母さん・・・ ぼくはどうしてこんな汚い大人になってしまったのでしょうか゚(ノД`゚)゚。

違うんですよ!
こんな心の汚れたツッコミを曝け出したかったんじゃないんですよ!


まぁたしかに、いくつかのご都合主義的なポイントも見えなくは無いですし、全てはリッチたんの可愛さが成せる業だとも思うのですが、全体的には本当によく出来ている作品なんです。
御伽噺の形式をとっていながら、物語の舵を切るのが全て主人公(ヒロイン)自身だというもの今風で爽快。
というか、影で糸を引いているリース・ウィザースプーン(今回プロデューサー)がいかにも好きそうな展開で、微笑ましいですよね。
多分ホントは自分でやりたかったんでしょうね! 
現場の物陰で、こっそり豚っ鼻をつけてみているリースが脳裏に浮かび、ちょっぴり目頭が熱くなりました。

リッチたんの豚鼻は、ファンタジーであり、リアルにも受けとれます。
もしも魔法ではなく、実際に障害として持って生まれてきていたら・・・。
よく、「障害は個性の一つだ」なんて言いますが、それは自分自身が障害を持っていないから言える事なのではないかと思わずにはいられません。
周りが完全に偏見の眼差しを無くすのは不可能だと思うし、本人は常に他人との違いを感じながら生きて行かなければならない。
だからこそ、その保護者(ここで言うペネロピの母)は誰よりもその障害を認め、その上で、本人に自信を持たせてあげられる様、支え励まして行かないといけないと思うのです。
それこそ毎日の様に、
「あなたは何も負い目を感じることは無い。 いやむしろ超かわいい!よっ世界一!ペネロペたん最高!」
と言い続けるとか。
一番身近な保護者がそれを認める事が、なにより本人の自信に繋がるのではないでしょうか。

勿論、もしその障害をなんとか健常者レベルまで戻してやれる方法があるのなら、と、なりふり構わず突っ走ってしまう様な母の気持ちも痛いほど判りますが。
しかし、「戻そう」とする行為が一番「障害」を否定してしまうのも事実ですし・・ね。
本作のペネロピ母がそうだったように・・・。

本作では、もうひとり“障害を持つ”登場人物が出てきます。
冒頭からペネロピ一家の敵役としてミスリードされていたその人物が、初めてペネロピの写真を見た時に浮かべる表情がとても素敵で、思わず彼のそれまでの人生まで想像してしまいました。
同じように“周りと違う”事で様々な痛みを味わってきた彼だからこそ、瞬時にペネロピ本来の魅力をキャッチしたのでしょうね。
もしかしたら彼は、ちょっとペネロピに恋してしまっていたのかもしれません。
ま、如何せんアイツは面食いだからなぁ・・・。(*´∀`*)(←あろう事か主人公をアイツ呼ばわり)

さて、ではいよいよ本題に。(←まだ前フリだった)

魅力たっぷりな登場人物や、現代仕立てなお伽噺もさることながら、アガサがなにより本作で夢中になってしまった点。
今年度ナンバー1とまで言い切ってしまった、その要因とは。

そうですよ! マカヴォイさんですよ!

先日鑑賞した 『ウォンテッド』 での、ヘタレ会社員とは全く印象も見た目も異なる優男役のマカヴォイさん。
サラサラ前髪、節目がちな眼差し、ミュージシャン、で、ダメ人間。
って、男子の萌え要素を全て兼ね備えているでわないですか―――!!
キュンするわ!
キュン死してまうわ!


もうねぇ、常々“楽器を弾ける男子”に並々ならぬトキメキを抱いてしまっていたアガサですが、まさかその中でも一番好きな
ピアノ男子
にマカヴォイさんが扮するだなんてねぇ・・・
最近こればっかですが、敢えて言わせて頂こう。
マカヴォイたんけっこんしてくれ。(ホントこればっかorz)

今まで「メガネメガネ」と言って来ましたが、本当にカッコいい男子にはメガネは必要ないんだ、と言う事に気付かされてしまいました。
いや、違うな。 メガネはあるに越した事は無い。
ただ、シャツとサラサラ前髪とピアノがあれば、それだけで白飯5杯はいけるという事なんですね。

おら、また一つ学習させて貰ったぞ! サンキューな!!

とにかく、全国の女子は必ず観るべし。
あと、男子も観るべし。(全てのモテ要素がここにあります!)

いやぁ、これはマカヴォイさんの他の出演作も観ないといけませんね。
と言う訳で、近々“秋のマカヴォイ祭り”開催決定です!
あと、やっぱり気になって仕方ないので 『ストリッパーVSゾンビ』 も借りに行って来ます!(←ダメ人間)


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