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『ウォンテッド』

2008年09月18日
ウォンテッド1

ウォンテッド2

ウォンテッド3
※追記:その後の追跡調査の結果、ジョリ姐さんとアガサはX染色体の数もくりそつだったそうです。


もしもあたいがアンジェリーナ・ジョリーみたいなナイスバディだったなら
この世の男どもを全員まとめて悩殺地獄
もしもあたいがアンジェリーナ・ジョリーみたいな殺傷能力つきの瞳だったなら
その眼差しで、この世の男どもを全員まとめて悩殺地獄
もしもあたいがアンジェリーナ・ジョリーみたいな悪魔的な唇だったなら
その吐息とその言の葉で、この世の男どもを全員まとめて悩殺地獄

もしもあたいがアンジェリーナ・ジョリーみたいだったなら・・・

もしもあたいが、アンジェリーナ・ジョリーみたいだったなら・・・

絶対に天下獲ったるのになぁ!!


※以下、例の如くネタバレですので、くれぐれもご注意下さい。※





あらすじ・・・
と、言う訳で、君には是非ともうちの仲間になって貰いたいんだよ。
なあに、返事は今でなくとも構わないとも。一晩ゆっくり考えてくれれば・・ ん? うちの仕組みが今ひとつ判り辛い?
・・ええと、だからさっき・・ ・・話聞いてた? 
(ゲ゙ホンゴホン)だからだねぇ、1000年前に、当時の織物職人達が偶然織物に入った織りミスを「実は暗号であるに違いない」って事に気付いたのが、そもそもの始まりでだねぇ、
・・って、そこが納得いかない?
「それってただの思い込みなんじゃないの?」ってバカ言っちゃいかんよ君!「既知外なんじゃね?」ってもうバカバカ!
そういうんじゃないの!我々のは、所謂そういうアレなヤツとは全然違うから!

ほら、フォックスくんも何か言ってあげなさい。
「深く考えなくても要はただの人殺しよ」ってそうそう、僕等ただの鬼畜集団だよ☆ってオイ!違うでしょ?!

いいかい?君の父上はだねぇ、組織の掟に背いた一人の裏切り者によって、その命を奪われたのだよ!そこは判ったよね?
で、優秀な暗殺者だった父上の血を引き継いだ君こそ、世界で数人と言われる“驚異の動体視力”を持つ暗殺界のサラブレットなのだよ。
さっきも言ったよね?ここ、さっきも言ったよね?判るよね?
今までも君の身に頻繁に起きていたパニック障害は、実はその驚異の身体能力が垣間見られていただけだったんだよ!
そんな素晴らしい資質を持ちながら、冴えない会社で嫌味な上司に媚び諂い、不実な恋人に義理をたて・・・それで一生を終えるなんて人生の無駄だと思わんかね?
ならば今こそ我らの組織に入って、その能力を最大限に活かし、父上の仇を討つべきではないだろうか? 違うか?
そうそう、その眼だよ! 今いい眼をした!まさに羊を狩る狼の眼だな!ようし!ノってきたぞー!

うん、じゃ、とりあえず明日からうちの工場に住み込みで・・  え?なに? やっぱり組織の取り決めが今ひとつ納得出来ない?
え~~~・・・ もっかい最初っから~?
・・・ ・・・じゃアレか、紙芝居かなんかで説明するか?いやウソウソウソ!! バカにしてる訳ないじゃないの~!
「こちとら一生モンの選択なんだ」って判ってますって!!当たり前ですよねぇそりゃそうだ!納得行くまでトコトン話し合いましょ!夜を徹する覚悟で!

・・・ ええと、つまり1000年前の・・ え?そこは判ったって?
じゃあ何がそんなに・・ ・・「暗号の読み解き方」について?
・・いやいやいや・・それはだからつまり、まぁ最近で言えば、僕が主に担当して解いてますよ・・?
・・・いや、だから・・他のメンバーは?って言われても・・・、 ・・まぁ僕だけが解いてますねぇ、正確に言うと。
「だったら不正が起きてても判らない」? ・・・うわあ言ったね!それ言っちゃいましたね!これはちょっといくら温厚な僕でも聞き捨てならn
「だいたい父の写真と僕は似てなさ杉」? ・・それはその(ゲホンゴホン)ほら、よく言うではないかね、息子は母親によく似るって!僕の母なんてそらもう、“女装した僕だ”なんて友達からもよく言われてt
「そもそも、その裏切り者って奴は、どうして組織の掟を破ったんだ」「動機は何なんだ?」 って・・・ あのねぇ、・・だからそれはその、多分金絡みの・・いや・・・だからきっと・・
ちょっと! ねえ! フォックスくん!! 君からも何か言ってやってくれ給えよ!

って居ねぇのかよ!


※初登場シーンのモーガン・フリーマンがこんな感じにgdgdではないので、非常に面白い作品でした。
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ちくしょう・・・! 天下獲りてぇなあ!!(←まだ続いてた)

まぁ、そんなアガサの世迷言はさておき。

今年は本当に、映画の当たり年だったと云わざるを得ませんね。
『28週後・・・』 『ゾンビーノ』 『ホットファズ』 『ランボー』 『屋敷女』 『片腕マシンガール』 『ミスト』 『ノーカントリー』 『ダークナイト』 『ポニョ』 そして 『ウォンテッド』 てか!
もううちほんまによう言わんわ!(何をだ)

ストーリーはとてもシンプル。
1000年以上の歴史を持つ暗殺組織にスカウトされた平凡な青年が、眠っていた本能に目覚め、組織の裏事情を暴き、後はもう、とにかく死体の山を築きまくる。
という本作。
この手のアクションモノではすっかりお馴染みの光景となった、一般人を巻き込んでの銃撃戦から、悲惨極まりない玉突き事故。
そして過去の作品では類を見ない程の未曾有の大列車事故から、仕事熱心な織物職人が虫けらの様に死んで行くクライマックスまでノンストップで、痛快アクションのつるべ打ち!

いやぁ、やっぱりアクション映画は、主人公以外の人間が思い切りよく死んでナンボですね!(←鬼畜発言)

ストーリーに巻き込まれて死んで行った一般人には何も感じず、自分が暗殺を受け持つ事になった相手にだけ良心の呵責を感じる主人公が、とても人間臭くて素敵です。
何故ならそんな彼の姿は、よく知らない離れた場所で死に顔を見る事も無くカウントだけされて行く死者には、一通りの同情だけを抱き、目の前で自分がその死に直接関わる時には、ヒステリーとも言える剥き出しの感情を露にする私たちそのものではありませんか。
しかも、一度殺し(暗殺依頼)を遂行してからと言うもの、心の何かが完全にぶっ壊れて、「おれこそが最終兵器なんだ」とばかりに人を殺しまくる主人公もまた、人間が持つ理性(自制心)の儚さを見事に表していて素晴らしい。
スゴイ人間洞察力だなぁ! ティムール・ベクマンベトフ(監督)は天才に違いない!!

しかしまぁ、こんな捻くれた観方をしなくても、充分ストレートに楽しめる娯楽作かもしれませんイヤごめんなさいむしろそうすべきです。
過去に何度味わった「映像改革」と評される表現の数々が霞んでしまう様な、これまたド偉い斬新な映像美に文字通り酔いしれ、
時々「んなアホな!」と突っ込み、
家に帰るとジョリ姐が裸エプロンで待ち構えてくれる(←個人的妄想)ブラピの果報者さ加減に思いを馳せては溜息をつく。
もう、それでいいじゃない!

そんな裸エプロンでお馴染み(※あくまで妄想です)のフェロモン核弾頭・ジョリ姐さんは言うまでも無いのですが、本作の見所はとにかく主役のタムナスさん(ジェームズ・マカヴォイ)!
惰性で生きていただけのダメ社員・タムナスさんウェズリーが、ジョリ姐さんに猛烈にシバかれる事により、自分の中の漢(おとこ)に目覚めて行く様のかっこよい事と言ったら・・・。
ドロリとした腐った眼差しが、獣を狩るハンターの眼になるのを観た瞬間、久しぶりに男の魅力みたいなものを感じました。(最近おにゃのこが逞しい映画が多かったので)
タムナスさんが、無駄にマッチョではないトコロもまた素敵ポイント☆アップ。
変態と罵られるのを覚悟で言いますが、アガサの理想の胸板がそこにありましたね!
本作が3Dじゃなかったのが残念です。 
(←3Dだったらどうするつもりなのか)

それと、アガサが面白いなぁと感じたのは、本作に仄かに漂うカンフー映画臭。
ヘタレな若者が個性的な師匠の特訓により、人間兵器並に成長し見事復讐を果たす
という黄金パターンは古今東西よく見かける光景で、なにもジャッキー・チェンだけに限った話ではない。
の、ですが、タムナスさんが挑戦する 「機織り機のシャトルを掴む訓練」 とか 「肉切り包丁を持ったエプロン男相手の訓練」 シーンを観ていると、どこか懐かしきカンフー魂みたいなモノを感じてしまったのですよねぇ。
そのうちお猪口で水汲みとかさせられるんじゃないかとワクワクハラハラしてしまいました。
・・・そうか!
そうなって来ると、ホントはアンジェリーナ・ジョリーも鼻を赤色に塗らなあかんよな!

なんというエロ蘇化子・*゜ ヽ(゚∀゚)ノ.・。*(←飛躍しすぎ)

さて、今までの話を要約しますとつまり
面白いからみんな観るといいよ!
という一点に尽きる訳ですが、如何でしたでしょうか。(←あろうことかここまで来て丸投げ)

『ダークナイト』 の不条理悪にノレなかった方も、『ホットファズ』 の後半の畳み掛けにノレなかった方も、この 『ウォンテッド』 ならきっとご満足頂けるはず。
と言うか、本作にすら“ストーリーの破綻”や“リアリティの欠如”だとかを持ち出して「つまらない」とかぬかす様なヤツは、一度ジョリ姐さんにナックルパンチをお見舞いして貰えばいいんですよ。
・・いや・・ うん・・、もしかしたらそれ、お仕置きにならないかもな・・・(寧ろどんとこい?)

あとは、
手首のスナップを利かせて、鞭を操るかのように弾道を操る技
や、
驚異の動体視力のお陰で、運転中に何通りもの動作を同時進行出来る技
が、あまりに魅力的に描かれていた為、感化されたどこかのアホが真似をして大事故を起こさないよう祈るばかりですね。
ちなみにアガサは帰りの車中、ジョリ姐ばりにギアチェンジをしながら缶コーヒーを飲みながら携帯メールを打とうとして、改めて人間の限界を知りました。(←ここに居たアホ)

よいこのみんなは、絶対真似しちゃだめだよ! 
(※運転中の携帯メールは道路交通法により禁止されています)

強い女が男をフルボッコに致す。という爽快な画が楽しめて、尚且つスタイリッシュな銃撃戦や、斬新なカーチェイスも観られるというお得な本作。
「おれは自分のあるべき道に目覚めたんだ」と主人公が覚醒した(悟りを開いた)ラストが、一見自分探しの答えを見つけた様で結局「骨の髄まで殺し屋稼業」になっただけ、と、根限り救いの無いオチだったトコロも、アガサとしては高評価です。
そういえば、続編製作の噂を聞きましたが、これ以上覚醒しようがないのに一体どうするつもりなのでしょうね。
あ! そうか! そういや今回はまだ、空を飛んでなかったぞ!

と言う訳で次回、『ウォンテッド2 / タムナスさん宇宙へ・・・』 乞うご期待!




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