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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 その中途半端な読感

2008年09月03日
最初は「3部作くらい作れりゃ御の字かな?」思っていたが、毎回の手堅い興収と、予想外に成長と役とが違和感なくシンクロしていた主役トリオに気をよくしてか、その後もきっちり製作される事となった「ハリポタ・シリーズ」。
気が付けば全7巻の原作中、既に5作までが映画化されており、待望の6作目も来年あたり公開されるそうな・・・。

つまり何が言いたいのかというと、まだまだ終わった感じがしないんですよね。原作は終わりましたけど。
来年観られる筈の「謎のプリンス」と、その何年後かに観られる筈の「死の秘宝」とを観終わらないと、ハリーの物語は終わらない・・・。
それくらい、アガサの中では完全に、映画版の役者さんと本の中の登場人物が同化しているのです。

特にスネイプ先生がね!


あらすじ(前作のネタバレ部分は反転)・・・
前作のラストで、頼れる親方・ダンブルドア校長を喪ったハリー。
もはや完全に復活したと言っていい、蛇面・ヴォルデモート卿とそのワル仲間たち。
そしていよいよ、ハリーにかかっていた守護魔法の効力が切れる17歳の誕生日が、すぐそこまで迫っていた。
魔法界の希望の光・ハリーを、なんとか守ろうと奔走する“不死鳥の騎士団”。
そんな中、当のハリーはヴォルデモート卿を倒すただ一つの作戦を遂行する為に、親友のロンとハーマイオニーと共にさすらいの旅に出るのでした。
使える男・ダンブルドア亡き今、完全に統制を失った魔法省はヴォルデモート卿の意のままに牛耳られ、日に日に凄惨さを増してゆく魔法界。
ハリーたちもまた、行く先々で死喰い人や賞金稼ぎに狙われ、その作戦は行き詰まってしまっていた。
やっぱ大人がいないと何ともなんねぇよな・・・
と、やさぐれ、亀裂が入り始める3人の友情。
果たしてハリーたちは、ヴォルデモート卿の野望を阻止する事が出来るのでしょうか?
そして、スネイプ先生の本領発揮タイムは、いつになったら訪れるのでしょうか?


最終巻ですので、ネタバレなしで書くのは難しいのですが・・おら頑張るぞ><。

とにかく、読み終わって感じたのは
セブルス・・・ オレじゃ駄目か・・?
に尽きます。
2次元に恋するだなんて、中学校の段階で卒業したとばかり思っていましたが、完全に恋に落ちました。
しかも、とても苦しい恋です。
おかしいなぁ・・・  スネイプ先生にクルーシオ!って言われちゃったカナ・・・
でもいいの・・ セブルスにならあたし・・・ 喜んで「武装解除」しちゃうんだから・・.。゚+.(*´∀`*)゚+.゚。

ああ、なんとでも言え。(←どうせアガサはアホですよ、アホでいいですよ)

ちなみにここでの脳内スネイプ先生は、当然ですがアラン・リックマンですので。そりゃもうバッチリとね!

痛い話はこれくらいにして、本題に。
毎回このシリーズを読む度に思いますが、ローリングさんはホントに読ませ上手ですね。(世界的ベストセラー作家さんに言う事じゃないですが)
今回も上巻は一気読み、下巻に突入した時点で翌朝に差し支えそうだったので泣く泣く中断、翌日はおさんどんを完全放棄して読みふけってしまいました。
今までも重要な人物がサクっと死んでいっていましたので、少々の犠牲者は予想していましたが、まさかこんなに死体の山が築かれようとは・・・。
ローリング・・・ この雌豚野郎め!(←いくらなんでも言い過ぎ)

ハリーはいつも、周りに居る沢山の人々に助けられてきました。
「賢者の石」で華々しく登場した当初こそ、
世界を滅ぼすほどの魔力を持つヴォルデモート卿の攻撃から生き残ったハリーは、きっとみんなビックリのスーパーウルトラパワーを隠し持っていて、最後は強力魔法でヴォルデモートをビリビリ☆ドカーン!なオチ
なのかと思っていましたが、巻が進むにつれ、そんな浅はかな考えは吹き飛んでしまいました。
ハリーを深く愛していた両親、固い信頼で結ばれた友人、ハリーの両親と親しかった人々、聡明で誇り高きホグワーツの教師たち・・・
ハリーを取り囲む多くの人々が、ハリーの運命を信じて、未熟なハリーを必死に支えようとする。

ハリーは、時にそんなみんなに暴言を吐きつつ、時にツンツンしつつ、時にデレデレしつつ、自らも成長してきたのです。
読み続けてきた私たちもまた、余りに都合よく劇的に展開する物語にヤキモキ・ハラハラさせられながらも、過酷で壮大な宿命を見届ける覚悟を固めていった様な気がします。
最初から6~7巻クラスのテンション来られたら、きっとちゃぶ台をひっくり返していたでしょう。(当たり前か)

で、シリーズ最後の本作は、今までで一番哀しく、一番残酷で、一番苦しい物語が用意されています。
ハリーが17歳の若さで悟らなければならなかった自らの運命。
信頼していた人の裏切り(と言うか若気の至り)。
世界は闇に包まれ、希望の光も弱々しいばかりの展開が、過去の作品と全く違ってとても静かに語られていきます。
ホントに児童文学なのですか・・? コレ・・。
最近のお子さんは、こんな現実的なファンタジーまで理解しないといけないとは・・・うーん><。

まぁ、それはそておき、そんな過酷な本作では、今まで以上に多くの力がハリーの為に終結します。
圧巻だったのはクライマックスの、シリーズ最終巻の名に相応しい様な血まみれの死闘。
個々の力は小さいけれど、とても大きな勇気を持った人々が、想像を絶するような巨大な力に立ち向かう。
ハリーは確かに特別な男の子だったのでしょう。
しかし、ハリーを支え、自分達の尊厳を守る為に命懸けの闘いに挑む“その他大勢”の人々もまた、特別な男の子であり、女の子に違いありません。
私たちはいつでも、特別になれるのです。 “そうであろう”という勇気さえあれば。

勿論、最後の最後に過酷過ぎる運命を受け入れ、ヴォルデモート卿に対峙するハリーもまた、言うまでもなく、底知れない勇気を持った男の子でしたよ。
サシであいつ(※ヴォルデモート)に説教くれようなんて、そうそう出来るもんじゃありません。

それから、全作を読み終わってアガサが強く思ったのは、このシリーズはハリーの物語であると同時に、セブルス・スネイプの物語でもあったのだ、と言う事。
最初からその生い立ちの多くが闇に包まれていたセブルス。
とことんハリー厳しく、決して本音を表に出さなかったが為に、6作目のラストまで、彼の真意は掴みきれませんでした。
本作でついに、全て明らかになるセブルスの過去は、きっと読者の魂を絞る事でしょう。
ハリーとヴォルデモートの闘いは、セブルス無しでは有り得なかった。
ハリーの17年の人生を護っていたのは、母・リリーの保護魔法ではなくセブルスだったと言っても過言ではない。
そんな想いで胸がいっぱいになり、涙が止まりませんでした。



兎にも角にも、今まではこのシリーズにイライラした事もありましたが、今はこの壮大な愛の物語に胸いっぱいで、もう一度最初から読み直したくてムラムラしているアガサです。
出来れば全巻揃えたいものですがねぇ・・。

そうさのう・・・ クリスマス商戦まで、あと3ヶ月を切った様な気がするのう・・なぁ、じいさんや・・(←特定人物へのメッセージ)

映画化されるのが、ホントにほんとに楽しみです。
ま、いっぱい枝葉のエピソードはヘつられる(※削られる)でしょうけどね!


では、今回は最後ですので、おまけとして第7巻の登場人物をレッツ補足!(ネタバレを含むので続きを読むに続く)


さすがに久しぶりのハリポタでしたので、出てくる人名がさっぱり判らず混乱したアガサ。
だって、出てくる度に違う名前(あだ名とか)で呼ばれたりするんですもの><
と言う訳で、またの機会の為の簡易人物説明スタート☆


ハリー・ポッター別名(生き残った男の子or選ばれし者)
 ・・・問答無用の主人公。 我慢出来ない男の子。 いや、人生そのものは我慢の連続なんですけどね。 ダンブルドア依存症。

ハーマイオニー(穢れた血orマグル)
 ・・・完全な人間にして優秀な魔女。 正論で言い負かす性格。 嫁にすると苦労しそう。 証明できないモノは信じない大槻教授タイプ。

ロン・ウィーズリー(ロナルド)
 ・・・ウィーズリー家の6男。 優柔不断。 でもってイザと言う時はノリで決断する性格。 意外とキレやすい。 夫にすると苦労しそう。 新製品の家電を嫁の断りもなく大量購入して怒られてフテるタイプ。

アルバス・ダンブルドア(校長)
 ・・・メガネの校長。 不死鳥大好き。 博識だけどひけらかさないタイプ。 と言うか秘密主義。

セブルス・スネイプ(スニベルスorプリンス←自称)
 ・・・ハリーの母・リリーを生涯に渡って愛し続ける一途な男。 見方はおろか敵までも欺き、たった一人でハリーを助ける為に暗躍し続けた男の中の漢(おとこ)。 けっこんしてください。

ジェームズ・ポッター
 ・・・ハリーの父。 成績優秀だけど高慢ちきで陰険。 ある意味シリーズ中一番の悪党。 何故リリーに選ばれたのか不思議でたまらない。 リリー!目を覚ますんだ!リリー!!

リリー・ポッター
 ・・・ハリーの母。 セブルスの幼馴染にして最愛の人。 陰気なセブルスにどうしても同調できず、長年の友人関係に終止符を打つ。 何故か結婚相手に腹黒ジェームスを選ぶ。

シリウス・ブラック(パッドフットorスナッフルズ)
 ・・・ハリーの父のマブダチ。 ハリーの名付け親。 時々デカイ犬。 学生時代はセブルスを苛め倒す。

リーマス・ルーピン
 ・・・ハリーの父の友人。 狼人間。 20歳以上離れた(←推測)トンクスと結婚。 結構根暗。

ニンファドーラ・トンクス(ドーラ)
 ・・・ハーマイオニーの友人。 変身機能つき。 オヤジキラー。 何を隠そうシリウスの親戚。

ジニー・ウィーズリー
 ・・・ロンの末妹。 出会った時からハリーに首っ丈。 虎視眈々とハリーの貞操を狙い、ついに大人のキスをゲットする。 ロンの制止がなかったら、そのまま大人の関係にまで縺れ込みs・・(ゲフンゲフン) 姉さん女房タイプ。

フラー・デラクール(ヌラー) 
 ・・・フランス産魔女。 ハリーとは三大魔法学校対抗試合で闘った仲。 ロンの兄ビルと結婚。 訛りが抜け切れず「ハリ」を「アリー」を呼ぶ。 他にも「いーずれにしても」「○○○でーす!」と言ったフザケた独特の翻訳を適用されるちょっと気の毒な人。

ルーナ・ラブグッド
 ・・・天然の電波を発する系。 ファッションも超個性的。 ハリーの友人。 空想上の生き物ヲタク。 「~なんだもン」と言ったアホっぽい独自の翻訳を適用されるちょっと気の毒な人。

べラトリックス・レストレンジ(ベラ)
 ・・・ヴォルデモートに心酔する最凶魔女。 シリウスの従姉。 ドラコ・マルフォイの伯母。 ビッチの中のビッチ。

ピーター・ペティグリュー(ワームテール)
 ・・・ハリーの父の友人だったが、小心者ゆえに裏切る。 ポッター夫妻の死の原因とも言える。 現在は細々と、ヴォルデモートの手下やってます。

ヴォルデモート卿(例のあの人or名前を呼んではいけないあの人or闇の帝王orわが君orご主人たまorトム・リドル←本名)
 ・・・問答無用の最強魔法使い。 マグル(人間)を殲滅し、純血種(生粋の魔法使い)だけの世の中にする事が夢。 ハリーとは一心同体。 蛇は友達。 最強の筈だけど案外ツメが甘い。 常に後手後手。 キレ易い。 カルシウム不足か?

ナギニ
 ・・・大蛇。 ヴォルデモートのマブダチ。 人が好き、地球が好き(←意味不明)。

うん・・・  ・・人多すぎ。
何かの参考になれば幸いです。



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