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『片腕マシンガール』

2008年08月29日
片腕
本編に負けないくらい抱腹絶倒(色んな意味で)の前説は必見ですよ!(つまりトイレはお早めにネ☆)

緊急連絡。
岡山在住の切株ファンは今すぐ
娯楽の殿堂☆シネマ・クレール
に行かないと一生後悔する事になりますので、残業要請に「NO!」を叩きつけてでも行って下さい。
(ただし、その後に起こりうる最悪の事態には、アガサは一切責任を持てませんのであしからず)

では早速本題に。

あらすじ・・・
冤罪を苦にし自ら命を絶った両親を、今でも深く尊敬し愛するアミ。
しかし、ささやかで慎ましい生活を送る彼女を、一転地獄の底に突き落とす様な事件が襲う。
たった一人の家族であり、何よりも大切な存在である弟・ユウが、ヤクザ兼ニンジャの息子にイジメられて死んでしまったのだ。

一度は何とか滾る血を抑え、話し合いでイジメの真相を究明しようとしたアミ。
しかし、ユウの遺影を胸に聞き込みに行ったクラスメイトの家で、その両親からの理不尽な返り討ちに遭ったアミは、早々に悟ったのである。
流された血は、新たな血で洗い流すしかないのだ、と。

セーラー服を血に染めて、アミは立ち上がる。
一人の平凡な女子高生は今、復讐の鬼神と化したのである・・・。


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こ れ は ヒ ド イ !ヾ(゚∀゚)ノ(←アガサ最大級の褒め言葉)

魂のこもった台詞まわし。
出演者の情念溢れる表情。
キッチリ纏められた脚本。
不謹慎極まりないギャグ。
大人から子供まで、平等にミンチにされてゆく!
そして、それらがノンストップで続くのだ!!

・・・アレ? なんか最近似たような文章を書いた様な気が・・
うん・・ 気のせいか・・ 気のせいだよね! 

忘ちゃお!忘れちゃお! 『The 遺失物』の事なんてキレイさっぱりネ!

と・に・か・く、 『片腕マシンガール』 こそは日本映画の希望の光であり、本物の娯楽作である。
映像の粒子の粗さだとか、役者の無名さ加減や、画面のここそこから漂ってくる低予算臭から、
えー、所詮B級スプラッターなんでしょ?
だなんて高を括ってはいけない!
荒唐無稽な血みどろアクションの形こそ採ってはいるものの、本作は暴力の虚しさ、復讐の無意味さ、人間が持つ良心の儚さを滔々と説いた、社会派ドラマと言えなくもないコトも無いかもしれないのだ、違う可能性も捨てがたいけど。

ごめん、全部適当。

いや、適当じゃないんですけど。(どっちだよ)

結局、暴力と言うのは、何も解決してくれないんですよね。
復讐もまた然り。
身内を喪った哀しみや怒りは、大いなる負の力を生み出します。
その力に飲まれて、たとえ相手を討ったとしても、その相手にも親(身内)というものがあります。
ありきたりな言葉ですが、憎しみは憎しみしか生まないし、暴力の連鎖はよっぽどの強固な意志の元でないと断ち切れません。
何がしかの理不尽な暴力に遭った人は、延々と仕返し合戦を続けるか、我慢するしかない。
残念ながら、それが人間という生き物なのだと思います。

本作の主人公・アミは、最初こそ冷静に痛みと向き合おうとしますが、イジメっ子の両親が完全体のキチガイだった為に、不毛な方の対処法を選んでしまう。
つまり、血で血を洗う方ですね。
で、そんなアミの復讐相手となるキチガイ中学生の親も、キチガイなれど親は親。
我が子を愛する気持ちは(多少の歪みは否めませんが)アミの弟に対するそれと、なんら変わりないのです。
て事で、目には目を!切株には切株を!の弔い合戦がスタート。
・・・楽しい虚しいなぁ・・(´・ω・`)ムウ

しかしやっぱり、もしも自分の大切な人に何か起きたら、じっと我慢なんてしていられないでしょうし、たとえその先にあるのが地獄だと判っていても、きっとアミの様に鎌を持って討ち入りしたくなるのでしょうね。
人は、自分の中の痛みを昇華するだけの強さを持っていないからこそ、他の形での強さを求めてしまうのかもしれません。・・直接的な強さを。

うあなんだコレ (;´・ω・)
やぁですねぇ>< オヤジの説教みたいで!

まぁ、この作品はそんな陰気臭い事は考えずに頭を空っぽにして、ただただ感じればいいのかもしれませんね。
画面から溢れかえらんばかりの“情熱”・・・。
・・すなわちパッションを! (←何故か英訳)
ほらほら、心を研ぎ澄ましてご覧なさいな。
野に放たれた獣のように、熱い想いを撒き散らしながら縦横無尽に駆け回るスタッフの姿が目に浮かぶ様ではないですか。
俺たち、こういうのがやりたかったんだピョン!
ってな。

・・・ウサギなのかよ!!(かわええ獣じゃねぇか)

今まで多くのメジャー系映画で目にしては、大いなる失望でもって迎えられてきた“ヘンなニッポン描写”の数々。
本作でもバッチリ(と言うか全編に渡って)登場するそれらの描写が、こんなに好印象を与えてくれるなんて、おら、なんだかワクワクしてきちゃったぞ!
残酷描写も、時代(国籍?)考証も、何事も思い切ってやり尽くす事が肝要なのだという事を、改めて思い知らされました。
日本の食文化を代表するトップ3、「寿司」「天ぷら」「豆乳鍋」をテーマにしたお下劣料理は、あなたを最高にゲンナリさせてくれる事でしょう☆

変態とキチガイがわんさか出てきて、終盤までに8割方がミンチになる
というとっても爽快な本格切株劇だった本作。
そしてそこに、きゃわいい女子高生と、勝気なタンクトップ姉ちゃんが加わり、「肉片ときどきキャットファイト」状態と言う酒池肉林状態。
一体これ以上、何が必要だと言うのか? いや、何もあるものか!

あとはもうひたすら、
『キルビル』 だあ? あんなもん手ヌルいわ!
復讐ってもんはよう、
復讐てのはこうやるもんなんじゃい!!゜*。・*゜ ヽ(*゚∀゚)ノ.・。*゜。ドリャアアアア

と言う、監督以下スタッフの皆さんの気骨溢れるメッセージをしかと受け取り、心のワイパーで画面に浴びせられた血飛沫を拭いながら、思う存分切株プレイを堪能して下さい。
アガサにはただ、それくらいの事しか言えません・・・。 (充分過ぎるか)

あと、はっきり申し上げておきますが、コレは堂々たるB級映画です。
バカな大人たちが大はしゃぎしながら作ったであろう、趣味と実益を兼ね備えた低予算映画です。
そして近年稀に見る程の、ガイガーカウンターぶっちぎり☆大ゴア大会となっております。
まともな神経の持ち主(人が刺されたり轢かれたりしても血の出ない映画に慣れた方々)にとっては、本作の上映時間は苦痛と胸焼け生産マシーン以外の何物でもありませんで、決してご覧になるべきではありません。
ていうか、絶対観んな。(←珍しく強気発言)

他の映画でしたら・・、アガサが好きになった他の映画でしたら、大絶賛の上是が非でもの鑑賞をゴリ押しするトコロなのですが、本作に限ってはノーマルな方にオススメするつもりは毛頭ありません。
それは、もしオススメした所で、B級スプラッターの良さ(味わい方)をそういうのが嫌いな方に納得頂けるとは思えないから。
納豆が嫌いな人に、いくら口角泡を飛ばして“その豊富な栄養分”やら“意外な調理法”を説明した所で
ヤだよ。 だって臭いし腐ってるし。
と門前払いを喰らうのと同じで、心の底からゴアに嫌悪感を抱く人に本作の魅力を説明しても、きっといい結果は見られないから・・・。 うん・・もう判ったんだ・・おれ・・。

た だ し 、切株関係がイケル口の方は話が別ですよ。
「スプラッター? いいねぇ☆」 「スプラッターかぁ・・まぁ、嫌いじゃないけどなぁ」
くらいの方は、絶対観に行って下さい。

で、出来ればカポーで鑑賞されると、鑑賞中や鑑賞後に必要以上に親密度が上がるのではないかと・・・。
もしくは、単独の方は、劇場入り口付近でかわええおにゃのこを物色しておいてですねぇ、席に着いたらすかさずその子の近くの席をゲット!
そうすれば、まず間違いなく鑑賞後には、一体となっていないにも関わらず凄まじい濃度の一体感を味わう事が出来る筈です!(←珍しく下ネタ発言)

そういう威力を持った、素晴らしい変態映画なんですよ!コレは!
(ああもう>< 直にお伝えできないのがもどかしい!)

「主人公×その相棒」、「主人公×親友」が画面に映った時にほのかに香る百合色もイイ。
戦隊モノみたいな「中学生ニンジャ」や「スーパー遺族」の決めポーズは、思わず真似したくなる大人が急増だ。
それに、いかにも悪の組織の親分みたいな戦闘形態をした、フェロモン爆発の極妻はどうだ!
・・・もうアレですね。
いっその事、日曜朝7時半からレギュラー放送でやっちゃえばいいのに。(先程のノーマルうんぬん発言をスゴイ勢いで撤回)

ええと、今回もこんな感じでまとまりの無い内容になってしまいましたが、いかがでしょうか?
とにかくヒドイから観て! という一行だけでもよかったんじゃないかと、今更になって自責の念に駆られています。 (ま、書いちゃったので載せますけどネ☆)

本作が初主演とは思えない、腰の据わった演技が素晴らしかったヒロイン・八代みなせ。
獣のような鋭い眼差しと凛とした美しさは、今後も注目せざるを得ませんね。
マシンガンやチェーンソーを正しく振り回し、血の海で見得を切ってみせる姿は、ホント「これぞ日本の美」と言う感じでした。
ていうか、踏まれてみたいよね。(←珍しく変態発言)(←いつもか)

と言う訳で、お近くに上映館がある方でスプラッターに抵抗がない方は、絶対ぜっっっったいオススメですので、是非大画面でこのパンチの効いた流血沙汰をお楽しみ下さい。
岡山のみんなは、シネマ・クレールに直行だお!

・・・

・・

と思ったら、シネマ・クレールでの上映は今日迄でした・・・。

・・・なんかゴメン・・色々ゴメン・・・゚・(ノД`;)・゚・

ええと、DVDが出たら必見なのら!(←ヒドイ)


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