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『ダークナイト』

2008年08月16日
ダークナ
不謹慎ですが、恋に落ちました。


突然ですが、アガサには無意識のうちに息を止めるというクセがあります。

それは、映画に集中している時に特に顕著にみられる症状でして、面白ければ面白いほど酸欠になると言う、一種作品の出来不出来に対する目安とも言える癖だったりします。

・・・危険な事この上ないクセですねよ!(わかってるんだぜベイベー!)

で、結論から言うと本作 『ダークナイト』 は、自分が今息を止めてしまっているという事自体を忘れてしまうくらい無意識に息をするのを忘れt(めんどくさいので省略)結論・ジョーカーSUGEEEEEE!!

あらすじ・・・
「悪党が居ない、健やかな街づくり」を目指し、今日も昼は会社経営、夜はコスプレ姿で街を飛び回るバットマン。
しかし、街の悪党どもはそんな彼の志を知ってか知らずでか、昼間を狙って悪事に奔走。
そして、街の住民たちは一向に減る気配のない犯罪率に辟易。
バットマンの正体を知る国家権力の犬刑事・ゴードンは、市民から上がる「バットマンうざい」の声に心を痛めながらも、彼と二人三脚で悪を淘汰しようと奮闘中。

そんな腐りきった街に、新たな正義の人・デントが現れる。
夜の闇に紛れてしか活動できないバットマンとは違い、白昼堂々悪と対峙する事が出来る若き検事デント。
法曹界のニューウェーブにして、バットマンの元カノ・レイチェルの今カレだ。
たとえ相手が街を牛耳るマフィアであろうと、怯むことなく公明正大に立ち向かうその姿に、市民はすっかり心酔。
そしてバットマンもまた、「本当に街の為に必要なヒーローとは、影に隠れてコソコソとしか正義を執り行えない自分の様なコスプレイヤーではなく、デントの様な判りやすいアメリカンな男前なのではないか」と自問。

しかし、そんな悩み多き街の全てを嘲笑っている男の存在が明らかになった時、彼らの自問も正義も何もかもが踏みにじられ、破壊される事になる。
男の目的は唯一つ。
面白い事がしたい。
“無慈悲な犯罪行為”という最高のジョークで、心の底から笑いたい。という目的の為に、男は恐るべきゲームを仕掛ける。
バットマンもデントも、男にとってはゲームの駒でしかなかったのだ。
かくして街が火焔に包まれる中、一体誰が男のゲームを止める事が出来るのと言うのだろうか。

男の名は、ジョーカー。
最悪にして最凶のエンターテインメントの幕が、今切って落されようとしている・・・。


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とにかくもう、右を向いても左を向いても絶賛の声しか聞こえません。
「ジョーカーすげぇ」 とか 「映像美がすげぇ」 とか 「ジョーカーSUGEEE」 とか 「展開がすげぇ」 とか 、あとは 「ジョーカー凄ぇ」 とか 「すげぇよジョーカー」 とか
ジョーカーばっかかよ。(※ばっかなんですよ)

今更書くまでもないのですが、このジョーカー役を(完成された作品としては)最後にこの世を去ったヒース・レジャー。
引き合いに出すのもアレなのですが、『ブラックレイン』で伝説となった松田優作のように、ヒースも本作で伝説の人と言われる事になるのでしょうね。
しかし、『ブラックレイン』での「伝説の演技うんぬん」に対して、いつもなんとなく釈然としない感じを受けてしまうアガサとしては、もう、今はいなくなってしまった人に対して“鬼気迫る演技”とか“渾身の演技”とか評されてしまう事は、ご本人にとって凄く失礼な事なのではないかと思うのです。

もしも今もまだ、ヒースが元気いっぱいだったとしても、本作のジョーカー役は世界滅亡の日まで映画ファンの間で語り継がれるに相応しい名演でした。
これまた引き合いに出すのもアレなのですが、バートン版でジョーカーを演じたジャック・ニコルソンよりも、完璧なジョーカーだったと思います。(何が完璧の目安なんだ?とかは聞かないで下さい)
勿論、オスカー3度受賞の方よりも完璧な演技でしたので、来年のオスカー受賞は避けられないと思います。

・・・そうだよな、ケン?
(ぼくらのケン・ワタナベは、米映画芸術科学アカデミー会員です。 ・・つまり投票権があります)

子供のような純粋さで、“悪いコト”に夢中になるジョーカー。
人が困る顔が大好きで、助け合いの心や善意が退屈で仕方ないジョーカー。
最低の人間ですが、何故かとても惹かれてしまいます。
確かに彼がやってしまう事は、どれも鬼畜もいいトコで、到底赦されるべき事ではありません。
しかしそんな極悪非道な犯罪行為も、彼が行うとどこかゾクゾクしてしまうのは何故なんでしょう・・・。
躊躇無く人の命を奪える悪魔だと言うのに・・・。
でも、彼は殺害が目的なのではなく、その先にある破滅が楽しみなだけなんですよね!
だから、別に殺す事に失敗してもクヨクヨなんてしない! そこがしゅてき!

・・・「しゅてき」って言っちゃった・・・((( ;゚Д゚)))アワワワ

先生・・・、「悪の方が魅力的」って本当だったんですね・・・
あと、ナース姿は反則です。


これが・・・ これが“萌え”というものなのか・・・
・・くそう・・  テラモエス!!
(←アホ丸出し)


とにかく本作のジョーカーは、アガサの中では 『羊たちの沈黙』 のあの博士を越えて、映画史上最高の悪役に認定されました。
ま、あのおぢさんよりも格段に若くて男前ですしね!(そこか)


さて、真面目なレビューの方はもう色んなブログ様でされていますし、くどくど書くのは止めておこうと思いますので、とにかくつべこべ言わずに観に行けばいいじゃない!
この夏は、劇場に行かないと一生後悔する作品が2本あり、その片方が『ホットファズ』で、もう片方が『ダークナイト』だという、ただそれだけの事なのだから!

人が人を想う気持ちが、正義を生み、悪をも生む。
そんな皮肉で哀しい愛の塊と、稀代の無垢な悪意の塊が織り成す、重く陰惨な物語。
2時間半の悪夢に酔いしれ、絶望し、しかし確かに胸に残る微かな希望を握り締めて、劇場を後にして下さい。
1800円の価値があるとすれば、それがこの映画です。


・・・では、折角なので、いくつか思い出に残った点などを挙げてみますね (´∀`*)

・ モーガン・フリーマンの驚異の動体視力
・ マイケル・ケインが“元祖・アルフィー”の実力を発揮
・ こんなトコにウィリアム・フィ(モゴモゴ)ナーさんが! ああ勿体無い!
・ ゲイリー・オールドマンは良メガネ。 白飯おかわり!
・ 『ビギンズ』のニンジャうんぬんは、早くも黒歴史となったらしい
・ 山焼いたのかよ! 意外と鬼畜な過去を持つのな!ケインってばもう!
・ エッカーたん結婚してくれ
・ でも恋人にするならジョーカー
・ 恋愛と結婚は別ですか?
・ マギー・ギレンホールが、ときどきマーゴット・キダーに見えます(元祖スーパーマンのあの人)
・ というか、トムの嫁と印象が違いすぎます
・ もう、別人って設定でもいいと思います
・ なるほど! 確かにスカイにフックだな!
・ クリスチャン・ベールは、やっぱり異常犯罪者顔でつね☆
・ ラウ社長が鴻上尚史
・ パンフレットに使用されているスチール、ピンボケばっかなのな!


以上です! 編集長!!
ネタバレ・・・してませんよね・・?!(ドキドキ)


最後に。
もう2度と、映画史に残る完璧なジョーカーの更なる悪事を観る事が出来ないのが、本当に残念でなりません。
最も魅力的で、最もおぞましい“純粋悪”を、私たちの魂に焼き付けて逝ってしまったヒース・レジャーさんに、心からお悔やみ申し上げます。
『ダークナイト』 は、あなたの映画です。

DVDが発売される暁には、是非「ジョーカー増量バージョン」も出して頂きたいものですね。


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