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『テキサス・チェーンキラー・ビギニング』

2008年07月27日
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ビギニングどころか、これ一本でファイナルまで網羅致しております。

年甲斐も無く全力ではしゃいだ海水浴のせいなのか、はたまた悪戯な真夏の太陽のせいなのか、久しぶりに体調を崩してしまったアガサです。ご無沙汰しております。
励まして下さったみなさま、どうもありがとうございました(泣)
お陰様でなんとか体調も戻り、無事おさんどんに精を出す日々でございます。

で、本当はそんな気分でもなかったのですが、返却期限が翌日に迫っていた為、頑張ってスプラッターを鑑賞してみました。(←頑張らないと観れない辺りに、病み上がり感が垣間見える)

ちまたでは、その紛らわしいタイトルが災いしてか、辛辣な口調で語られる事の多い本作 『テキサス・チェーンソウ・ビギニ』 ・・えっ?違いましたっけ?ああ、 『テキサス・キラーチェーンソウ・マサカ』 ・・じゃなくって、 『テキサスいチェーン店はファミリー層にビキニを売りつけ』 ・・・違いますよ、わかってますよ、わざとですよ。 ・・・ええと、ええとですねぇ、たしか 『テキサス・チェーンソーキラー・オブ・ザ・ビギニンg』

あらすじ・・・
テキサスでヒッチハイクしちゃ、ダメ! 絶対!!

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B級だったよ! ねぇお母さん!これB級だったよ!!


デニス・ホッパーさんは名優だと、出演作は1級品だと、そう言われていたのはもはや遠い日々なのでしょうか。
(いや、名優でしょうよ? 判ってますともさ!やだなぁ!!)
意味ありそうで結局無さそうだった怪優マイケル・マドセンと共に、カメオと友情の瀬戸際くらいの出演時間を果たしたホッパーさん。
勿論、出演時間に反比例した存在感は見事としか言いようが無いのですが、それにしてもなんで出ちゃったの?ねぇねぇ?なんかヤな事でもあった?もしくは“所詮血塗られた道”とかそういうクシャナ的なやつ?

メイキングで監督さんが仰るには、
「悪魔のいけにえは所詮フィクションだろ? その点こっちは、正真正銘実話を基に作ってっからよお!」
だそうなのですが、実話を基にしている方が緊張感に欠けているというのは、色んな意味で問題なのではないでしょうか。
「実際の事件の資料をかき集め、実際に押収された拷問の様子を収めたカセットテープを聞き、配慮を重ねて作ったんだぜ!」
と言いながら、同じ口で
「ブラック・ジョークも交えてな!」
と言っちゃうのはどうなのでしょうか。
黒でも白でもどっちにせよジョークにしたらあかんやろ!
と、叫びそうになりつつも、そもそもそんな拷問ジャンルの映画を借りてきている自分にどうこう言う資格などないのかも・・と思ったり・・・。
・・・うーん・・。 アガサ、弱気になってるのかもネ☆ (←不謹慎ですね、はいはい)

で、もうとにかく、どこからどう手をつければいいのか途方に暮れたくなるくらい、ツッコミどころが満載な本作は、
テキサスの僻地の牧場に屯っている、非常にアレな感じの一家が、ヒッチハイクを試みている不法労働者や、身寄りの無さそうな流れ者ばかりを拾って来ては、馬車馬のようにこき使い、牛追い棒でビリビリってやって、「やーいやーい」って小突いて、最終的にはジャーキーにして小間物屋で売る。
という身の毛がよだつ様な実話を、一体どのように表現したかったのでしょうか?

冒頭から鬱陶しいくらいに状況を説明してくれるナレーションが、途中からパタっと無くなって、時々思い出したように復活するのには、どんな意味があるのか?
主役っぽく登場する男子が、いつの間にか闇夜に紛れて殺されているのは、何かの手違いなのかそれとも計算づくなのか?
もう一人の主役っぽく登場するおっさんが、トラウマを抱えたイラクの帰還兵だったのには、どんな意図が隠されていたのか?
マドセンさんって犯人面だから、いっその事“犯人はマド”ってオチにしちゃえばいいんじゃないのか?(←問題発言)
いや、もうこれぶっちゃけ、早送りしちゃってもいいですか?(←さらに問題発言)

などと、浮かんでは消える心の声。
確かにこれらは、本作をB級に貶めるに値する問題点と言えるでしょう。
しかし、私たちは忘れてはいけないのです。
本作が実話を基にしている、という事を。
・・・そう、これはよくよく考えると
ヒックスプロイテーションと言う現代のグリム童話的な形式を採りながらも、同時にイラク戦争とベトナム戦争に共通する現代アメリカが抱える病巣をも鋭く浮き彫りにした、シニカルでリリカルなポリティカルメッセージ性の強いサッパリわからんわボケエヾ(*`Д´*)ノ"(←典型的な逆ギレ)

ええと、上記は、難しい事を書こうとしたら逆に自分の白痴っぷりを露呈してしまったと言う、非常にわかり易い例ですね。
やはり人間、慣れない事には手を出すべきじゃないだわさ☆ (*ノェノ)イヤン

まぁ要するに、
行き当たりばったりな設定が裏目に出た、非常にまとまりの無い穴だらけの脚本による、緊張感に欠けた演出の、無駄に豪華なキャスト陣も物哀しいB級ホラー(※あくまでアガサの感想ですが)
ですので、レンタル店ではくれぐれもそのタイトルとパッケージに釣られない様心がけて頂きたいと思います。
熱狂的なホッパーさんファンの方ですら、ちょっとキツイ作品のような気がしますゆえ・・・(だってチョットしか出ないんだもん><)

あと、一つ補足させて頂きますと、 『チェーンキラー』 と名づけられている本作ですが、実際チェーンソーが凶器な訳ではありませんでしたのであしからず。
・・いや、出てきますよ? 
出て来るのですが、専ら木を切る為に全力で使用されていました。

母さん・・・、自信はありませんが、もしかしたら本来はコレが正しい使用法なんじゃないかと言う気がします・・・。

・・ま、納得は出来かねますがね・・・ヾ(`ε´)ノプンスカプン
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