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『JUNO/ジュノ』

2008年06月22日
ジュノ
第80回アカデミー賞・脚本賞受賞

こんにちは、アガサです。
何を隠そう、当ブログでは“アクセス解析”という機能をつけさせて頂いておりまして、お越し下さる皆様がどんなネタを求めてここに辿り着かれたのかだとか、どこのサイト様を経由して来られたのかだとかを、イッシッシとほくそえみながら拝見させて頂いているのですが、その中に都道府県別アクセスランキングというのも表示されるのですね。
ちょっと今月の例を挙げさせて頂きますと、

1位・・・東京都
さすがは首都! キング・オブ・ジャパン! 東京最高!!

2位・・・大阪府
よっ!天下の台所!! キッチン・オブ・ジャパン! 浪速ばんざい!!

3位・・・福岡県
ビバ!北九州! 観覧車の大きさ世界第2位は伊達じゃないぜ! けっこんしてくれ!福岡!!

以下、神奈川県、愛知県・・・と続くのですが、ちなみに我が岡山は・・・

・ ・ ・

・・じゅ・17位とな・・・orz

・・まぁ・・ね・・  やっぱなんて言うの・・? 田舎だもんね・・ 地下鉄も無いしね・・ アハ・ハ・・ハ・・゚・(ノД`;)・゚・

で、本題に入りますが、
こちらにお越しくださった、希少な岡山在住のみなさんにお願いします。

岡山唯一のミニシアター・シネマクレールに行って下さい。
(※詳細は後ほど。)

あらすじ・・・ ※完全ネタバレですのでご注意ください※
ジュノは16歳。
気の合う男友達とちょっと活発な運動をしてみたら、なんとたった一回で大当たりが出ました。
しかしジュノは、くどいようですが16歳。
当たりを秘密裏に無かった事にする事を決めました。
ところがジュノ(16歳)は、自分の体内に潜む生命体には既に、爪が生えている事を知ってしまいます。
他のパーツならまだしも、爪があるんじゃあしょうがない。と、産む方向に路線変更しました。
そんな16歳のジュノは、産むはいいけど育てるつもりなど毛頭ありませんでした。
そこで、とある裕福な夫婦と里親契約をしました。
ジュノの年齢言いましたっけ?そうそう、16歳ね。
日ごと大きくなってゆくお腹に、同級生たちは興味津々。
しかし、肝心の父親である男友達とは、なんとなく気まずい関係。
なぜならジュノは、若干16歳。
若さゆえに自分の本音を、男友達にぶつける事が出来ません。
そんな訳もあり、なんとなく里親候補の家に入り浸ります。
仕事で殆ど家にいない奥さんと、自宅で仕事をする商業作曲家の旦那さん。
しつこいようですがまだたったの16歳であるジュノは、趣味が合った事も相成り、その旦那さんと親密さを増してゆきます。
ジュノの純粋な感情が、旦那さんにとある感情を抱かせた事に、なんら不思議はありませんでした。

齢16のジュノの行動は、周りの人間に様々な影響を与えてゆく・・・。
そして、ジュノ自身も、大きく成長してゆく事に・・・。


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アガサの中では “師匠” として大いに崇められているエレン・ペイジが、今年のアカデミー賞・主演女優賞ノミネートをゲットした事でもおなじみ、 『ジュノ』 を鑑賞しました。
ええと、何故 “師匠” なのかは『ハードキャンディ』レビューを参照の方向で。

いやぁ、噂に違わぬ素晴らしい演技でした!
さすがは師匠!!
タマを刈ること以外もお得意なんですね!!


物語は上記の通り、16歳で妊娠してしまったジュノの出産までの1年を、パンチの効いたトークと溢れるユーモア、隠し切れない親子愛を交えつつ、結構な駆け足で描いてゆきます。
ジュノの“妊娠”に対する周りのリアクションは、とてもじゃないけど“16歳の母”に対するものとは思えないくらい呑気なモノ。
はちきれんばかりのお腹で元気に登校するジュノに対して、学校も同級生もほぼノーリアクション。
親友は明らかにこの事態を楽しんでいますし、里親との契約も非常にスムーズかつフレンドリー。

もしもコレが日本の話だったなら、
まず、妊娠を打ち明けた時に両親の激高エピソードがあり、
彼氏の両親の猛反対があり、
学校からは退学をちらつかせられ、
同級生からはイジメられ、
ご近所のおばさんからはイヤミを浴びせられ、
PTA会長夫人が介入し、
教育委員会も「由々しき問題ですぞ」と嘯き、
尚且つ妊娠中に流産の危機にさらされる
などなど、鬼ばっかりの世間を渡る破目になる事は確実でしょう。

なぜなら日本では、若すぎる(“学生の分際で”というアレ)妊娠には、“マズイ事になってもうた”という負のイメージがあまりに強く付きまとうからです。
そこから言えば、本作のジュノの1年間は非常に穏やかで、協力的な周囲に見守られながら、ジュノ自身もなんの困難もなく出産を迎える様に見受けられます。(あえて描かなかったのかもしれませんが)

しかし、実際の妊娠というのは、そんな甘っちょろいモノではない。
つわりもあれば、足も攣る。 過激に動き回ればお腹が張って「ヤバいぜモード」に突入するし、
「あ♪ 今、お腹蹴った♪」
みたいな心温まるシーンも、実際に蹴られると完全なるDVに認定出来る程の激痛が走るんだぜコンチキショー!!(誰の体験談だとは言いませんよ)
 
・・・、話を戻しまして (´▽`;)

しかし、この “16歳の妊娠” というテーマが、(日本から見たら)非現実とも思えるくらい、非常に明るく描かれているのが素晴らしいトコロなのではないかと、アガサは思う訳です。
何故なら本来 “妊娠” と言うのは、きっと祝福されるべき結果だと思うからです。
もちろん、それが望まれていたかそうでないかは重要なポイントであり、望まれていなかった場合は不幸な行末が待ち受けている事も多々あるのですが。
ですから、あまりに誰からも望まれていなかった場合は、産むべきではないと言うのがアガサの持論です。
ただ、たとえ親近者でなくて望む人がいるのなら、その命は生まれるべきだと思います。
本作の様に。 (ただし、アメリカと日本の養子制度はかなり異なる様ですので一概には言えませんが)

さてさて、そんなこんなで、赤ちゃんも行くべきところに行き、ジュノも真実の恋人をゲット出来まして、とても幸せな気持ちに包まれる “青春出産ファンタジー” に仕上がっている本作ですが、数々の魅力溢れる登場人物の中でもアガサがもっとも気になったのは、嫁に言われるがまま里親に立候補した売れっ子作曲家の夫・マーク(30歳)。

妻が妊娠してる間によそで浮気をする と言うのはよくある話ですが、なんとこのマークの浮気相手は他ならぬ妊娠相手(ジュノ)。
好きな音楽やホラー映画の話題で意気投合した事から、14歳も年下の女子高生にマジもんの恋愛感情を抱いてしまうマーク。
昔からくすぶっていた“ミュージシャンになる夢”まで再加熱してきて、「こりゃもう人生やり直すっきゃないZE!」とばかりに離婚を決意してしまう、とんでもない浮かれ野郎です。
趣味が合って信頼できる年上の友達 として、純粋になついていたジュノに対して、しまいには
オレ・・・妻とは別れるから! ・・な!! わかるだろう?
などと、勘違いも甚だしい交際宣言を高らかに謳いあげるマーク。

そんなマークを前に呆然と佇む師匠に、
師匠! この際コイツのタマも切り取ってやりますか?
と、心の中で大声援を送ったのはナイショです。(←言っちゃてるし)

今回の師匠が自重できる女でよかったな! マーク!

ま、ちなみにホラー映画が共通の趣味とは言っても
マーク=H・G・ルイス至上主義  ジュノ=ダリオ・アルジェント至上主義
と、かなり嗜好に開きがありますので、最初から上手くいきっこなかったのではないかとは思いますが。


“世紀に残る大傑作” とまでは言いませんが、色んな愛の形をバランスよく描いた、とても穏やかな気持ちになれる良作だったと思います。
まぁ、最後に一言でまとめるとするならば、
とりあえず避妊しろ。という事でしょうか。 (←ヒドイまとめ方)


※おまけの詳細コーナー※  
そうでなくても減少傾向にある劇場鑑賞者数が、シネマクレールに於いては特に顕著であり、みんなで通わないと岡山から良質な映画を上映する場所が無くなってしまうから。
てな訳で、アガサも行くのでみなさんも行きましょう。
なんと只今 「シネマ・クレールの【夏割】キャンペーン」 を実施中!
期間中に 『JUNO/ジュノ』 『DIVE!!』 『西の魔女が死んだ』 のどれかを観ると、それ以降は残りの2作品が1000円ポッキリで鑑賞出来るんですよ!お客さん!!


・ ・ ・

・ ・

どっちも観ねぇな・・・多分・・。 (特に『DIVE!!』の方)

シネマクレールで 『REC』 か 『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』 を上映してくれる事を、アガサは心から願ってやみません。
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