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『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』

2008年06月07日
インディ


アレですねぇ、最近“昔一世を風靡した作品の久方ぶりの最新作”を、多く見かけますねぇ。
去年の 『ロッキー』 とか、先日の 『ランボー』 とか、『カンバック・スタローン』とか『インタビュー時の皮膚の違和感がスクリーンでは感じられない、不思議の国のスタローン』とか『どっこいおいらはスタローン』とか・・・。

・・・すみません、ちょっとふざけすぎました。

で、これまた随分前から「やってやんよ!やってやんよ!」という声が挙がっていたものの、いつまで経っても具体案が決まらなかった 『インディ・ジョーンズ』 の最新作が、ついに来週お目見えする事になったそうな。

「インディ・ジョーンズ」・・・、  なんと甘美なその響き・・・
アガサがアニメ道から映画道へと、方向性を定めたきっかけともなった思い出の作品が、ついにスクリーンに帰ってくる・・・!

19年の時が過ぎ、変態性に磨きがかかったスピルバーグや、アゴの辺りが実写版ジャバ・ザ・ハットと化したルーカス、アリー・マイラブに養分を抜き取られたようなハリソン・フォードたちは、一体どんな冒険活劇を魅せてくれるのか?
そんな期待を胸に、過去3部作を時系列順にレッツおさらい!


あらすじ (長いので、アレだったら斜め読みして下さい)・・・
はい!どーもこんにちは!考古学博士のインディアナ・ジョーンズでーす!
言う事でねぇ、今日も考古学の授業なんかを頑張っていこかなんて言うてるんですけどねぇ。

えー今回は、始皇帝の遺骨をチャイニーズマフィアが持つダイアモンドと取引する事になりまして、上海の方に来てるんですけど。
なんとこれがきったない奴らでねぇ。
あろうことかぼくに一服盛って、ダイアも遺骨も取り込んだろって算段だったらしいんですよ。
なんぼぼくでも、毒はあきませんよね、毒は!

まぁ何とかその場は凌いだんですけど、逃走用に手配してた飛行機が、なんと奴らの手のものでして、ぼくらを乗せたままインドの上空で大破。
慌てて機内にあったゴムボートに乗り込んで緊急着陸したんですけど、今度はそのボートが滑りに滑って滝つぼに転落。
流れに流れて辿り着いた先は、なんや怪しげな村やったんですわ。

で、その村っちゅーのはなんや、最近カルト宗教の一派によって、子供たちをガッサー浚われたりしてたらしいんですよ。
で、たまたま神様に「子供を助けてくれ」ってお願いしたら、空からぼくらが降ってきたからっちゅーて、ぼくらに救世主の白羽の矢を刺しよったんですわ。
まぁねぇ・・・、ぼくも鬼やないですし、出来る事ならお手伝いもしたいですけど、ほら、大学の授業も滞ってるやないですか?
なんと言っても、学生の本分は勉強な訳ですし、そもそもぼくにとってもそれが人生を懸けるに値する天職でもありますから。って事で。
おい、そこの村民。 ハイヤーを手配しろ。

・・え? なんですか?
そのカルト集団は、サンカラストーンて言われてる不思議な石も持っていったらしい、と?
サ・サ・サ・サンカラストーンちゅうたら、あの「手にした者に富と栄誉がもたらされる」と噂される秘宝中の秘宝ですよねぇ! たしか!
おい、ショーティ。 鞄と鞭を用意しろ。

いやいやいや、ちゃいますよ?
せやから最初っからぼく言うてましたやん!
子供と石は人類の宝や! てね!

そんなこんなでぼくらは、石・・・じゃなかった子供たちを助けるため、そのカルト教団が身を隠しているらしい宮殿にやってきたんですけど、コレがまた、どっからどうみても痛々しい人の集まりなんですわ。
待ちに待った夕食も、大蛇の鰻詰めとか、カブト虫の蒸し物とか、サルの脳みそのシャーベットとか、シェフの強い独創性が感じられる料理だらけやし。

姉さん事件です!レシピが自由すぎて手が出せません!
・ ・ てな!!
(←勢いだけで乗り切る手法)

国籍の枠を超えた自由な料理を,気持ちの上でのみ堪能したぼくやったんですけど、食後になんか足らん事に気付きました。
なんて言うか・・・ 若干のエロス? みたいな!
そこで、成り行き上、上海から同行していたウィリーというクラブ歌手の部屋に、新鮮な果物を携えてレッツ色仕掛け!
ま、セクシー教授として、普段から大学構内でブイブイ言わせてるぼくですから、本気を出せばそこらへんの女の一人や二人・・・
って言うてる間にインド人が襲ってきたよコレ!
なんや、独身の健全な男子には、束の間のエロスも味あわさへんてか?!
サルのシャーベット残す様な不届き者には、もったいないおばけが出るんやで~ってか?!
おばちゃんか?!
おまえら、親戚のおばちゃんか?!
夜中にこっそり、大人だけで美味しいモン食べるんか?!
とっておきのレディボーデン食べるか?!


すみません、取り乱しました。

で、ぼくの頼れる相棒・ショーティ少年に助けられ、何とかインド人を首つりの刑に処してやったんですけど、エロスを中断されたぼくの怒りはどうにもこうにも収まりません。
じゃ~な~し~に~、子供ですよ子供。
なにしに来たんやって、ぼくは子供を助けに来たんですやんか。あと、石ね。
そこでぼくとショーティとウィリーは、宮殿の隠し扉から蟲だらけの地下の秘密通路を通り、カルト教団が黒魔術を行っているメイン会場を突き止めたったんですわ。
そこではまさに、宴もたけなわ。
水牛の角の被り物をしたハゲたおっさんが、生きてる人間の心臓を抉り出してる真っ最中で、ウィリーはドン引き。
普段は勝気な事や生意気な事ばっか言うてるくせに・・・やっぱ彼女も普通のおんなのこやったんですね。
ていうか、惚れてまうやろ―――!!Wエンジン)

すみません、使ってみたかっただけなんです。

怪しげな儀式がひとしきり行われた後、会場がガラッガラになるのんを待って、祀られていた石を取り戻しに行ったぼく。
オッケーオッケー。 ミッションコンプリート!
ささっと帰ろ! ささっとな!
いや、何も忘れてなんかないですやんか。 石は持ったし、鞭も持ったし、貴重品はショーティが持ってr・・
そう、子供ね!子供子供!!
当たり前すぎるから、あえて言うてませんでしたね。
忘れてたんとちゃいますよ! あ・え・て・言わへんかっただけですやん!

・・・なんやちょっと、さっきからちょいちょい言葉に棘がありますよね?
ぼくがどんだけ子供たちを助けようと頑張って来たか、ここにいるショーティくんに聞いてもらったら・・
って捕まりよったし! 使えへんわこの子!

そんなこんなで、カルト教団の魔の手に落ちてしまったショーティとウィリーとぼく。
更に、先ほどのハゲたおっさんから一服盛られてしまったぼくは、いい感じにヤクをキメられて超ハイな感じにテンションアゲアゲ?みたいな?
・・・判りやすく言うと、ヤバイ薬で操られちゃいまして。

新たな生贄として祭壇にあげられたウィリー、他の子供たちと共に囚われたショーティ、操りの身となり奴らの手下として活躍するぼく。
果たしてぼくらは無事、サンカラストーンを取り戻す事ができるのでしょうか?
じゃなかった、 子供たちを助け出す事ができるのでしょうか?


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結論から言います。
『魔宮の伝説』 は最高傑作。

インディ・ジョーンズ・シリーズと言いますと、一般的にはやはり 『レイダース』 の評価が一番高いのかもしれませんね。
しかし、あくまでアガサの自己判断で言わせていただくなら、シリーズ中一番面白いのは 『魔宮の伝説』 です!

・・だと思います。 (←ちょっと弱気になった)

アガサが初めて、映画の面白さに目覚めたのは本作でした。
画面の構成、カメラワーク、特殊効果、メイク、音楽、編集・・・。
どのシーンのどのカットも目を凝らして頭に焼付け、授業中はひたすら特殊メイクの事を考えてしまったものでした。
おこづかいを貯めて、初めて買ったサントラも本作なら、初めて買ったビデオソフトも本作。
映画のみが使える魔法に夢中になり、将来の夢は映画監督しかない!と心に誓ったあの頃・・・。

まさか数十年後には、「切株チャットだぜ!イエー☆」なんて言ってる事になろうとは、思ってもみませんでしたけどね!
いやぁ、愉快愉快! ・゚・(ノД`;)・゚・

アガサの妄想夢芝居はさておき、とにかく本作は、隅から隅まで“捨てシーン”が一切無し!
冒頭、上海のクラブ・オビ・ワンでのミュージカルシーンから始まり、バーベキューの心臓串刺しシーンから、インド上空での脱出劇、そして象に跨っての珍道中を経て、宮殿でのグロい晩餐会。
ちょっとしたロマンスシーンを挟んで、一気に蟲地獄&針地獄&心臓抉り出し。
あとはインディの豹変っぷりを楽しみつつ、ショーティの大活躍からトロッコ競争、渓谷に渡された吊橋でのデスマッチまで、息をつかせぬハイテンポなアクションが目白押しです。

これぞまさに、冒険活劇のお手本。
ちょっとくらいのグロ描写のせいで、インディ・シリーズ中の黒歴史みたいに言われるのは、甚だ心外だってんですよ。

腹黒い校長と教頭みたいな、邪教サギーの司祭モラ・ラムとその子分。
正しいツンデレ・ヒロインとも言える、クラブ歌手ウィリー。
薬で彼らの言いなりになっている、若きマハラジャのザリム・シンが可愛いったら!><
これらのキャラが、非常に判りやすく、そして見せ場もきっちりと描かれているトコが素晴らしい。

そして、なんと言っても本作で一番素晴らしいのは、誰がなんと言おうと
ショート・ラウンド役のキー・ホイ・クァン!

好きです! けっこんしてください!


まちがえた。

好きでした! けっこんしてください!

アガサの映画上の初恋は、何を隠そうキー・ホイ・クァン。
『グーニーズ』 でとどめを刺されてからと言うもの、
写真集も買ったさ。
『ドロボーズ』 も観たさ。
『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』 も観たさ。
高校の時の英語スピーチ課題も、テーマはキー・ホイ・クァンだったさ。

ああ、痛い女さ! 望むところさ!
(でも実年齢で言うと私の方が年下だから、ショタコンではない。念の為)

この作品でのショーティの活躍は、もはやインディを超えていると言っても過言ではないでしょう。
友情と愛で、操りの術からインディを救うショーティ。
得意のカンフーで、大人をもばったばったとなぎ倒すショーティ。
同じくらいの年頃のマハラジャとの淡い友情に微笑むショーティ。
『グーニーズ』DVDの特典映像で、変わらぬ男前っぷりが明らかになったショーティ。
けっこんしてくれ、ショーティ。
ショーティ、けっこんしてくれ。

早計すぎるか?
オーケイ、わかった。 
じゃ、とりあえず付き合ってくれ。

・・・誰かそろそろ止めてくれorz

つまり、アガサの盲目的なキー・ホイ・クァン愛によって、 『魔宮の伝説』 の評価は若干水増しされている可能性があると言う事です。

その点は否定しません。

しかし、そんなアガサの淡い(仮想現実内での)初恋を差し引いたとしても、 『魔宮の伝説』 は素晴らしく良く出来た冒険活劇であり、尚且つぼくらの大好きなオカルト要素と可愛らしいグロ映像も織り交ぜてあるという、色んな意味で非の打ち所のない、娯楽映画の最高傑作だと思うのです。

もし、万が一まだこの作品を未見だと言う方がいらしたら、是非一度ご覧頂きたい。
そして、映画と言うものが与えてくれる、ひと時の魔法に、思う存分酔いしれて頂きたいです。

と言う事で、今回も長文でどうもすみません。
次回 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』はもう少し短くなる予定ですので、乞うご期待!
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