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『恋愛睡眠のすすめ』

2008年02月11日
れんあい
“オサレな変態” はフランスにあり。

みんな寄っといで! バレンタイン祭りが始まるよ~!

普段はマッドなアガサが、珍しく正気を取り戻すイヴェント、それがバレンタイン。
 「血飛沫だ!」 「臓物だ!」 「切株だ!」 「目がぁ目がぁぁぁぁ!」 ともっぱら、つり橋効果的ドキドキが専門のアガサですが、やっぱり人間もっと純粋なトキメキも大切ですよね!

と言う事で、胸キュン映画の傑作 『エターナル・サンシャイン』 のミシェル・ゴンドリー監督作品、 『恋愛睡眠のすすめ』 を鑑賞してみました。

あらすじ・・・
幼少の砌から夢見がちだったステファン
父親の死をきっかけに、メキシコから母の住むフランスへとやって来たステファンは、早速コネをフル稼働して、小さな印刷会社に就職します。
しかし、その仕事内容は自分の思い描いたものと全く違い、ストレスばかりが蓄積されて行く日々。

そんなある日、ステファンは隣に引っ越してきたステファニーと知り合います。
はじめは、ステファニーの友人・ゾーイの方に関心を抱いていたステファンでしたが、意外と趣味嗜好が似ていた事でステファニーに気持ちが傾き始めます。
不器用なステファンの想いは、無事ステファニーに届くのでしょうか・・?


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伝えたい言葉がある。
けど、現実世界では上手く伝えられない。
そんな想い、皆さん誰もが一度はした事ありますよね?ね?

で、現実世界で無理ならば妄想世界にシフトチェンジ!
告白? オッケー!
手だって堂々と繋げちゃうぜ!
極上の恋愛体験を楽しもうではないか。 ・・・妄想の中でな!!(byステファン)


ステファンよ・・・お前はオレか?

学生時代に世の中の辛酸を嘗め尽くしたアガサには、痛いほどわかるステファンの妄想トリップ。
しかし、そんな妄想が、ステファンの場合は仮想世界を超えて現実世界をも侵食してしまったからさあ大変。
夢の中でやったハズの行動が、無意識下に於いて実際に行われていたり、
夢の続きをみているつもりでホントにプロポーズしてしまったり、
窓伝えに彼女の部屋に忍び込んだりと、
ステファニーから見ると、完全に変質者な所業が止められないステファン。
アッパレなほどの変態行為の数々は、思わずステファンを師と仰ぎたくなる程強烈です。

当然の如く、そんな美形の変質者・ステファンに
「・・・お前キモ!」
とまっとうな評価を下していたステファニーだったのですが、実は徐々にステファンに心惹かれていたと言うのですから、映画ってミラクルですよね。
現実だったら通報されてますよ。
たのんますよ。

「この人ホントは不器用なだけで、根は優しいピュアな人なのかも・・」
と、デート詐欺とかに引っ掛かるのではないかと心配になりそうな寛容さで、ステファンと向き合おうとするステファニー。
しかし、基本的に変質者の属性を持つステファンは、現実と見ようともせず、目に入る風景をことごとく捻じ曲げて解釈。
ステファニーに彼氏がいると勝手に思い込み、怒るわ泣くわキレるわの大騒ぎです。

うん・・、なんかちょっとホントにウザくなってきましたね。

落ち込むステファンを励ます為、必死の説得にトライするステファニー。
その言葉の中に、自分が夢の中で書いたハズの一節が出て来た事から、ステファンは一挙にテンション・アップ。
会社の同僚相手に熱弁を揮います。
信じられない話なんだよ!僕が夢の中で書いた手紙の内容を彼女が知っていたんだ。これはつまり僕らの脳がループ状に繋がったって事で、つまり平行同時発生的無原則と言う非常に珍しい現象が起こったってこ
ゴメン、その話長い?

とにかく、恋におちて想いが伝えられなくてドギー&マギーなんて感じのコジャレたラブストーリーを期待して観たら、ドえらい目に遭わされますのでご注意を。
アメリ以上の絡みづらさとエリカ様を越える理不尽な逆ギレが、ホラ、あなたのすぐ後ろまで・・・。(←何故かホラー調)

頭の中が異常な才能に満ち溢れているミシェル・ゴンドリーならではの、ファンタジックな夢世界。
ダンボールとフェルトとセロファン紙で装飾された世界は、美しく、可愛らしく、どこか棘を隠している様な危うさもあり、それでいて程よい甘さ。
観ているだけで自分がオサレになったような錯覚を感じる事請け合いでしょうとも。(もしくは眠気に殺られるか)
ステファンの妄想(暴走)っぷりがひどいので、登場人物に感情移入とまではいかなかったのは残念でしたが、全体的に観るとなかなか面白い作品だったと思います。

中でも、1シーンだけ物凄くツボにはまったシーンがあったので、ちょっとご紹介。
暴走を繰り返しては自己嫌悪に暮れるステファン。
慰める為に電話を掛けてきてくれたステファニーに、涙声で訊ねます。
「僕と、70歳になったら結婚してくれる?」
「・・・いいわ。」
「・・もう少し話しててくれる?」
「・・・いいわよ。」

電話で好きな人の声を聞きながら眠りに落ちるシュチュエーションキタ━━━(>▽<)o━━━!!!!

それは反則!
もいっかい言っとこ。
それは反則!!!

そして、
「○○歳まで(もしくは○年後まで)お互い独身だったら結婚しよっか?」的なセリフはよくあるものの、それが 「70歳」 というトコがまた何とも言えずトキメキング!(※意味不明)
なんかもうコレだけで、向こう1週間分のトキメキは確保出来たような気がしますねぇ・・。
ご馳走様でした!

そんな訳(どんな訳?)で、更なるトキメキゲットの為、バレンタイン祭りはまだまだ続きます!(予定)
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